JP2016028091A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 開放隅角緑内障または高眼圧を患いベースライン眼圧が２１〜３０ｍｍＨｇの患者の眼の眼圧を減らすための持続局所処方製剤であって、
   少なくとも７日間を越えて連続的に涙点インプラントから前記患者の眼に放出されることが可能であり、眼圧がベースラインから少なくとも１０％減らされる、プロスタグランジンを含み、
   前記涙点インプラントが、第１の部分と第２の部分とを備え、更に、近位軸が定義される第１の部分の近位端から遠位軸が定義される第２の部分の遠位端へ延び、埋め込まれたとき、少なくとも一部を小管の曲がりにまたは小管の曲がりよりさらに遠くに配置される涙小管の少なくとも一部に対してバイアスするために、近位軸および遠位軸の間に、少なくとも４５度傾いた交差が存在するように構成される、
   ことを特徴とする持続局所処方製剤。
2. 前記眼圧は、ベースラインから少なくとも１５％、ベースラインから少なくとも２０％、およびベースラインから少なくとも２５％からなる群から選択される量が低下する、請求項１の持続局所処方製剤。
3. 前記プロスタグランジンは、ラタノプロスト、ビマトプロストまたはトラボプロストである、請求項１の持続局所処方製剤。
4. 前記プロスタグランジンは、少なくとも３０日、少なくとも６０日、および少なくとも９０日からなる群から選択される期間にわたり放出される、請求項１の持続局所処方製剤。
5. 前記処方製剤は前記涙点インプラント内に、前記涙点インプラントの少なくとも１つの表面が前記処方製剤によってコーティングされるように含浸される、請求項１の持続局所処方製剤。
6. 前記処方製剤は、前記涙点インプラント中に配置された持続放出コア内に含まれる、請求項１の持続局所処方製剤。
7. 前記涙管インプラントは、前記患者の両方の眼の各々の１つの涙点に挿入可能である、請求項１の持続局所処方製剤。
8. 前記処方製剤は近似的に９０日に一度投与され、前記プロスタグランジンは、近似的に１８０日、近似的に２７０日、近似的に３６０日、近似的に４５０日、近似的に５４０日、近似的に６３０日、近似的に７２０日、近似的に８１０日および近似的に９００日からなる群から選択される期間にわたって前記眼に連続的に放出可能である、請求項１の持続局所処方製剤。
9. 眼圧の前記低下は、高々７日、高々１４日、高々２１日、高々２８日、高々５６日、高々８４日、および高々１０５日からなる群から選択される連続期間にわたり維持される、請求項１の持続局所処方製剤。
10. 前記処方製剤は、前記涙点インプラントの本体にわたって分散される、請求項１の持続局所処方製剤。
11. 前記処方製剤は、前記涙点インプラント中に配置された、シリコンマトリックスとシース体を備える薬物挿入物に含まれる、請求項１の持続局所処方製剤。