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JP2015185823A - 固体撮像素子、及び、撮像装置 - Google Patents

固体撮像素子、及び、撮像装置 Download PDF

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JP2015185823A JP2014064007A JP2014064007A JP2015185823A JP 2015185823 A JP2015185823 A JP 2015185823A JP 2014064007 A JP2014064007 A JP 2014064007A JP 2014064007 A JP2014064007 A JP 2014064007A JP 2015185823 A JP2015185823 A JP 2015185823A
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高志 阿部
延幸 嶋村
Nobuyuki Shimamura
延幸 嶋村
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Abstract

【課題】画素信号の読み出し速度の高速化に伴って画質が低下することのない固体撮像素子を提供することができるようにする。
【解決手段】光電変換素子と、光電変換素子からの信号の読み出しに用いる複数のトランジスタと、各トランジスタを駆動するための配線からなる画素を2次元状に複数配列した画素アレイブロックにおいて、2次元状に配列された複数の画素の1列ごとに複数の画素出力線が設けられ、各画素からの複数の画素出力線が複数の配線層に分けて配置されている。本技術は、例えば、CMOSイメージセンサに適用することができる。
【選択図】図7

Description

本技術は、固体撮像素子、及び、撮像装置に関し、特に、画素信号の読み出し速度の高速化に伴って画質が低下することのない固体撮像素子を提供することができるようにした固体撮像素子、及び、撮像装置に関する。
従来より、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの固体撮像素子は、デジタルスチルカメラ等の撮像装置に広く用いられている。固体撮像素子は、光電変換素子としてのフォトダイオード(PD:Photodiode)や複数のトランジスタなどを有する画素が2次元状に複数配列された画素アレイブロックを有しており、それぞれの画素において入射光が光電変換される(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−41915号公報
近年、CMOSイメージセンサなどの固体撮像素子において、各画素からの画素信号の読み出し速度の高速化の要望が強くなっている。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、各画素からの画素信号の読み出し速度の高速化に伴って画質が低下することのない固体撮像素子を提供することができるようにするものである。
本技術の第1の側面の固体撮像素子は、光電変換素子と、前記光電変換素子からの信号の読み出しに用いる複数のトランジスタと、各トランジスタを駆動するための配線からなる画素を2次元状に複数配列した画素アレイブロックを有し、前記画素アレイブロックにおいて、2次元状に配列された複数の画素の1列ごとに複数の画素出力線が設けられ、各画素からの前記複数の画素出力線が複数の配線層に分けて配置されている固体撮像素子である。
前記複数の画素出力線のうち、隣り合う画素出力線を異なる配線層に配置しているようにすることができる。
前記複数の画素出力線のうち、隣り合う画素出力線を、第1の配線層と第2の配線層とを交互に切り替えて配置しているようにすることができる。
前記複数の画素出力線のうち、フローティングディフュージョンの配線に最も近い位置に配置される画素出力線を、前記フローティングディフュージョンの配線層と異なる配線層に配置しているようにすることができる。
前記複数の画素出力線が配置される第1の配線層と第2の配線層の間に、他の配線層が挟まる構造を有しているようにすることができる。
前記他の配線層には、シールド用の配線を配置しているようにすることができる。
電源又はグランド配線と画素出力線を、垂直方向又は水平方向に同一方向となるように第1の配線層に配置するとともに、画素出力線を配置していない第2の配線層に配置された所定の配線と直角となる方向に配置しているようにすることができる。
各画素出力線の負荷容量を揃えるために、異なる配線層に配置された画素出力線の周辺にダミー用の配線を配置しているようにすることができる。
画素出力線を配置している配線層ごとに、画素出力線の間隔が異なっているようにすることができる。
画素出力線を、コンタクトを介して異なる配線層の間を交互に切り替えて配線しているようにすることができる。
前記複数の画素出力線のうち、隣り合う画素出力線の配線層が異なるように、配線の切り替えの周期を変化させるようにすることができる。
前記複数の画素出力線のうち、フローティングディフュージョンの配線に最も近い位置に配置される画素出力線と、前記フローティングディフュージョンの配線との間に、シールド用の配線を配置しているようにすることができる。
本技術の第1の側面の固体撮像素子においては、光電変換素子と、前記光電変換素子からの信号の読み出しに用いる複数のトランジスタと、各トランジスタを駆動するための配線からなる画素を2次元状に複数配列した画素アレイブロックにおいて、2次元状に配列された複数の画素の1列ごとに複数の画素出力線が設けられ、各画素からの前記複数の画素出力線が複数の配線層に分けて配置される。
本技術の第2の側面の撮像装置は、光電変換素子と、前記光電変換素子からの信号の読み出しに用いる複数のトランジスタと、各トランジスタを駆動するための配線からなる画素を2次元状に複数配列した画素アレイブロックを有し、前記画素アレイブロックにおいて、2次元状に配列された複数の画素の1列ごとに複数の画素出力線が設けられ、各画素からの前記複数の画素出力線が複数の配線層に分けて配置されている固体撮像素子を搭載した撮像装置である。
本技術の第2の側面の撮像装置においては、光電変換素子と、前記光電変換素子からの信号の読み出しに用いる複数のトランジスタと、各トランジスタを駆動するための配線からなる画素を2次元状に複数配列した画素アレイブロックにおいて、2次元状に配列された複数の画素の1列ごとに複数の画素出力線が設けられ、各画素からの前記複数の画素出力線が複数の配線層に分けて配置されている固体撮像素子が搭載される。
本技術の第1の側面及び第2の側面によれば、画素信号の読み出し速度の高速化に伴って画質が低下することのない固体撮像素子を提供することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
1列あたりに複数の画素出力線を設けた画素構造において配線密度が増加することで生じる影響を説明する図である。 本技術を適用したCMOSイメージセンサの構成例を示す図である。 画素及び周辺回路部の詳細な構成例を示す図である。 各画素からの読み出し動作を説明するタイミングチャートである。 1列あたりに2本の画素出力線を設けた画素構造を示す図である。 1列あたりに4本の画素出力線を設けた画素構造を示す図である。 第1の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。 第2の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。 第3の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。 第4の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。 第5の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。 第6の実施の形態の画素の配線構造を示す斜視図である。 第7の実施の形態の画素の配線構造を示す斜視図である。 第8の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。 本技術を適用した電子機器の構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本技術の実施の形態について説明する。ただし、説明は以下の順序で行うものとする。
1.配線密度が増加することで生じる影響
2.システム構成
3.画素の配線構造
(1)第1の実施の形態:基本の配線構造
(2)第2の実施の形態:ダミー用配線を用いた配線構造
(3)第3の実施の形態:画素出力線の間隔を調整した配線構造
(4)第4の実施の形態:シールド用配線を用いた配線構造
(5)第5の実施の形態:シールド用の配線層を用いた配線構造
(6)第6の実施の形態:配線層を一定の間隔で交互に切り替える配線構造
(7)第7の実施の形態:配線構造を組み替えてから画素出力線を配置した配線構造
(8)第8の実施の形態:複数の画素出力線を複数の配線層に配置した配線構造
4.電子機器の構成
<1.配線密度が増加することで生じる影響>
図1には、画素アレイブロックにおけるN行目とN+1行目の画素20の構成を図示している。図1Aに示すように、各画素20においては、光電変換素子21において光電変換されて蓄積された電荷は、転送用トランジスタ22を介して浮遊拡散領域であるフローティングディフュージョン(FD:Floating Diffusion)26に転送される。
そして、フローティングディフュージョン26に蓄積されている電荷は、増幅用トランジスタ24によって、そのレベルに応じた画素信号に変換され、選択用トランジスタ25によって選択された画素信号が、画素出力線42を介して出力される。なお、各画素20には、増幅用トランジスタ24のゲート電極電位をリセットするためのリセット用トランジスタ23が設けられている。
ここで、各画素20において、選択用トランジスタ25に接続される画素出力線42の数を増やすことで、画素信号を読み出す速度を高速化することができる。図1Bの構成では、各列の画素20に対して画素出力線42を2本ずつ設け、例えば、N行目の画素20における選択用トランジスタ25は、画素出力線42−1に接続され、N+1行目の画素20における選択用トランジスタ25は、画素出力線42−2に接続されるようにしている。これにより、図1Bの構成では、図1Aの画素出力線42が1本である場合と比べて、画素信号を倍速で読み出すことが可能となる。
また、図1Cの構成では、各列の画素20に対して画素出力線42を4本ずつ設けて、各行の画素20における選択用トランジスタ25を、画素出力線42−1乃至42−4のいずれかに接続されるようにしている。これにより、図1Cの構成では、図1Bの画素出力線42を2本ずつ設けた構成と比べて、さらに高速に画素信号を読み出すことが可能となる。
ところで、図1に示すように、1列あたりに複数の画素出力線42を設けることで、画素信号の読み出し速度を高速化することができるが、1列あたりに複数の画素出力線42を設けることで、配線密度が増加して様々な影響が出てくる。特に、セルの小型化が進んだ場合には、レイアウト的な制限が大きくなる上に、仮にレイアウトは可能であっても特性面での影響が出てきてしまう。
すなわち、各画素出力線42の間の距離が近くなることで、配線の寄生容量が増えて、RC遅延が大きくなってしまう。また、例えば、図1Cに示すように、4本の画素出力線42−1乃至42−4を並べた場合、画素出力線42−2,42−3は、他の画素出力線42に挟まれていることから、画素出力線42−1,42−4に対して寄生容量が大きくなる。さらに、複数の画素出力線42の間で寄生容量の差が生じることで、出力特性に差分が発生し、横筋などの画質低下を引き起こす要因となる。
また、例えば、図1Bの「A」や図1Cの「B」で示すように、配線間がカップリングすることで、電気的混色が発生する場合がある。さらに、配線密度が上がることで、他のノードとのカップリング容量が上がってしまう。また、例えば、図1Bに示すように、複数の画素出力線42を設けることで、配線間の距離を十分に離すことができず、フローティングディフュージョン26と画素出力線42−1のカップリング容量Cが増えてしまい、電気的混色が悪化する要因となる。
さらに、フローティングディフュージョン26と画素出力線42の間のカップリング容量が、画素出力線42との物理的な距離によって変化することで、画質の低下を招く可能性がある。例えば、図1Bに示すように、N+1行目の画素20におけるフローティングディフュージョン26と画素出力線42−1のカップリング容量Cと、N行目の画素20におけるフローティングディフュージョン26と画素出力線42−2のカップリング容量Dとを比べれば、画素出力線42−1のほうが、物理的に距離が近いので、カップリング容量Cのほうが大きくなって、この混色量の差分が画面上の横筋などの画質低下として表れる可能性がある。
そこで、本技術を適用したCMOSイメージセンサにおいては、上述したような、1列あたりに複数の画素出力線を設けた画素構造において配線密度が増加することで生じる影響を回避することができるようにしている。以下、本技術を適用したCMOSイメージセンサについて説明する。
<2.システム構成>
(CMOSイメージセンサの構成例)
図2は、本技術を適用したCMOSイメージセンサの構成例を示す図である。
図2のCMOSイメージセンサ100は、画素アレイブロック111、垂直駆動回路112、シャッタ駆動回路113、CDS回路114、水平駆動回路115、AGC116、A/D回路117、及び、タイミングジェネレータ118から構成される。
画素アレイブロック111には、光電変換素子や複数のトランジスタを有する画素が2次元状に複数配列されている。また、画素アレイブロック111には、各画素を駆動するための複数の信号配線や各画素からの出力信号線などが接続されている。
垂直駆動回路112は、行制御線141を介して、画素からの読み出し行を選択するための信号を画素アレイブロック111に供給する。
シャッタ駆動回路113は、垂直駆動回路112と同様に画素を行選択するもので、垂直駆動回路112との間隔を調節することにより、光電変換素子への露光時間(蓄積時間)を調節することができる。垂直駆動回路112で選択された行から読み出された信号は、列ごとに設けられた画素出力線142を介して1列又は複数列ごとに配置されたCDS回路114に入力される。
CDS(Correlated Double Sampling)回路114は、画素出力線142を介して各画素からリセットレベルと信号レベルを受け取り、両者の差を取ることにより、画素ごとの固定パターンノイズを除去する。
水平駆動回路115は、CDS処理され、各列に保存されている信号を順番に選択するもので、選択された列の信号は、水平信号線143を介して後段のAGC(Auto Gain Controller)116に受け渡され、適当なゲインをかけた後、A/D(Analog/Digital)回路117でアナログ信号からデジタル信号に変換される。このようにして得られた信号が、CMOSイメージセンサ100の外部に出力される。
なお、垂直駆動回路112、シャッタ駆動回路113、CDS回路114、水平駆動回路115、AGC116、及び、A/D回路117等の各ブロックは、タイミングジェネレータ118の内部で発生された信号によって駆動される。
以上のCMOSイメージセンサ100の構成は、CMOSイメージセンサの一例であり、例えば、A/D回路を外部に有する構成や各列に有する構成、CDS回路を1つだけ有する構成などの他の構成を採用することもできる。
(画素及び周辺回路部の構成例)
図3は、図2のCMOSイメージセンサ100における画素及び周辺回路部の詳細な構成例を示す図である。
図3に示すように、各画素220は、1つの光電変換素子221に対して、転送用トランジスタ222、リセット用トランジスタ223、増幅用トランジスタ224、及び、選択用トランジスタ225の4つのトランジスタを能動素子として有している。
光電変換素子221は、入射光をその光量に応じた量の電荷に光電変換するフォトダイオードである。転送用トランジスタ222は、光電変換素子221で光電変換された信号電荷を、フローティングディフュージョン226を介して増幅用トランジスタ224のゲート電極部に転送する。転送用トランジスタ222のゲートは、そのゲート電位を制御するための転送信号配線251に接続されている。
リセット用トランジスタ223は、増幅用トランジスタ224のゲート電極部をリセットする。リセット用トランジスタ223のゲートは、そのゲート電位を制御するためのリセット信号配線252に接続されている。なお、リセット用トランジスタ223と増幅用トランジスタ224のドレインはともに、電源電位供給線254に接続されている。
選択用トランジスタ225は、画素出力線142に接続され、出力画素を選択する。選択用トランジスタ225のゲートは、そのゲート電位を制御するための選択信号配線253に接続されている。
トランジスタ227は、画素出力線142に定電流を供給するためのトランジスタであり、選択された画素の増幅用トランジスタ224に定電流を供給して、増幅用トランジスタ224をソースフォロアとして動作させ、増幅用トランジスタ224のゲート電位と、ある一定の電圧差を持つ電位が、画素出力線142に表れるようになっている。なお、定電位供給線261は、トランジスタ227がある一定の電流を供給するような飽和領域動作をするように、そのゲートに一定の電位を供給する。
垂直駆動回路112は、垂直選択回路211と、各行ごとに設けられる行選択用AND素子212、行選択用AND素子213、及び、行選択用AND素子214から構成される。
行選択用AND素子212の一方の入力端には、各行の転送信号配線251に転送信号TRGを供給する信号端子241が接続され、他方の入力端には、垂直選択回路211からの出力が接続されている。また、行選択用AND素子212の出力端は、転送信号配線251に接続されている。
行選択用AND素子213の一方の入力端には、各行のリセット信号配線252にリセット信号RSTを供給する信号端子242に接続され、他方の入力端には、垂直選択回路211からの出力が接続されている。また、行選択用AND素子213の出力端は、リセット信号配線252に接続されている
行選択用AND素子214の一方の入力端には、各行の選択信号配線253に選択信号SELを供給する信号端子243に接続され、他方の入力端には、垂直選択回路211からの出力が接続されている。また、行選択用AND素子214の出力端は、選択信号配線253に接続されている。
画素アレイブロック111に2次元状に配列された各画素及びその周辺回路部は、このような構成を有しているため、垂直選択回路211により選択された行の各信号配線にのみ、各駆動信号が供給される。各画素からの読み出し動作は、図4のタイミングチャートに示すようにして行われる。
図4は、各画素からの読み出し動作を説明するタイミングチャートである。なお、図4のタイミングチャートにおいて、時間の方向は、図中の左側から右側に向かう方向とされる。また、選択信号SELは、選択信号配線253を介して選択用トランジスタ225のゲートに入力されるパルス駆動信号である。リセット信号RSTは、リセット信号配線252を介してリセット用トランジスタ223のゲートに入力されるパルス駆動信号である。転送信号TRGは、転送信号配線251を介して転送用トランジスタ222に入力されるパルス駆動信号である。
図4に示すように、時刻t1乃至t6においては、選択信号SELがHレベルとなって、選択用トランジスタ225が導通状態となる。また、時刻t2において、リセット信号RSTがHレベルとなって、リセット用トランジスタ223が導通状態となる。これにより、増幅用トランジスタ224のゲート電極部をリセットする。その後、時刻t3において、リセット信号RSTをLレベルとして、リセット用トランジスタ223を非導通とした後に、各画素のリセットレベルに対応した電圧を、後段のCDS回路114に読み出しておく。
次に、時刻t4において、転送信号TRGをHレベルとして、転送用トランジスタ222を導通状態として、光電変換素子221に蓄積された電荷を、増幅用トランジスタ224のゲート電極部に転送する。時刻t5において、電荷の転送が終了すると、転送信号TRGをLレベルとして、転送用トランジスタ222を非導通状態とした後に、蓄積されていた電荷量に応じた信号レベルの電圧を、後段のCDS回路114に読み出す。
CDS回路114においては、先に読み出しておいたリセットレベルと、信号レベルとの差をとって、画素ごとの読み出しトランジスタのVthのバラツキ等により発生する固定的なパターンノイズをキャンセルする。CDS回路114に蓄積された信号は、列選択回路281によって選択されると、水平信号線143を介してAGC116等の後段の回路に読み出されて処理される。
(1列あたりに複数の画素出力線を設けた画素構造)
図5は、1列あたりに2本の画素出力線を設けた画素構造を示す図である。
図5の画素構造では、列ごとに2本の画素出力線142−1と画素出力線142−2が設けられている。N行目、N+2行目、N+4行目、・・・に設けられた各画素220の選択用トランジスタ225は、画素出力線142−1に接続されている。一方、N+1行目、N+3行目、N+5行目、・・・に設けられた各画素220の選択用トランジスタ225は、画素出力線142−2に接続されている。
画素出力線142−1は、CDS回路114−1に接続されており、列選択回路281−1によって駆動され、水平信号線143−1を経由して読み出しが行われる。一方、画素出力線142−2は、CDS回路114−2に接続されており、列選択回路281−2によって駆動され、水平信号線143−2を経由して読み出しが行われる。
このように、読み出し経路を分けた構成で、2行からの読み出しを同時並列で行うことで、画素信号の読み出し速度を高速化することができる。
また、図6に示すように、列ごとに4本の画素出力線142−1乃至142−4を設けるようにしてもよい。図6の画素構造では、例えば、N行目、N+4行目、・・・に設けられた各画素220の選択用トランジスタ225を画素出力線142−1に接続し、N+1行目、N+5行目、・・・に設けられた各画素220の選択用トランジスタ225を画素出力線142−2に接続している。
さらに、図6の画素構造では、N+2行目、N+6行目、・・・に設けられた各画素220の選択用トランジスタ225を画素出力線142−3に接続し、N+3行目、N+7行目、・・・に設けられた各画素220の選択用トランジスタ225を画素出力線142−4に接続して、それぞれ別のCDS回路114に接続し、さらにそれぞれ別の列選択回路281によって駆動されるようにしている。これにより、4行からの読み出しが同時並行で行われ、画素信号の読み出し速度をさらに高速化することができる。
<3.画素の配線構造>
ところで、上述したように、1列あたりに複数の画素出力線142を設けることで、例えば画素出力線142を2本設けた場合には倍速で読み出すことができるなど、画素信号の読み出し速度の高速化を実現することができるが、配線密度が増加するため、例えば寄生容量の増加や画面上の横筋などの様々な影響が生じてしまう。そこで、本技術では、複数の画素出力線142が配置される配線層を分けるようにすることで、画素出力線間や他のノードとの距離を離して寄生容量を減らすとともに、ノードごとの微少な容量差による画面上の横筋といった固体撮像素子ならではの影響を回避できるようにする。
以下、複数の画素出力線142が複数の配線層に分けて配置された画素の配線構造について、第1の実施の形態乃至第8の実施の形態により説明する。
(1)第1の実施の形態
図7は、第1の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。なお、図7の断面図においては、並列に配置された4本の画素出力線142−1乃至142−4に対して、その左側にフローティングディフュージョン226の配線(以下、「FD配線226」という。)を示しているが、説明の簡略化のため、その他の配線については省略している。FD配線226以外を省略している点は、後述する他の図でも同様とされる。
図7Aには、4本の画素出力線142−1乃至142−4のすべてが1つの配線層(第1の配線層)に配置されている配線構造を、比較のために図示している。図7Aの配線構造を採用した場合、FD配線226と画素出力線142−1の間隔や、画素出力線142−1乃至142−4ごとの間隔が狭くなることで、配線の寄生容量が増加してRC遅延が大きくなったり、配線間のカップリングの問題が生じたりすることは先に述べたとおりである。
そこで、本技術では、図7Bに示すように、画素出力線142−1乃至142−4が複数の配線層(第1の配線層、第2の配線層)に分けて配置されるようにする。すなわち、図7Bの配線構造では、FD配線226に対して、その右側に4本の画素出力線142が並列に配置される場合において、4本の画素出力線142のうち、画素出力線142−2と画素出力線142−4が第1の配線層に配置され、画素出力線142−1と画素出力線142−3が第2の配線層に配置されるようにする。
図7Bの配線構造を採用することで、画素出力線142−1乃至142−4が、第1の配線層と第2の配線層とで交互に配置されて、各画素出力線142の間の距離が離れるため、寄生容量を抑えることができる。また、図7Bの配線構造では、FD配線226に対して、最も近い位置に配置される画素出力線142−1を、FD配線226が配置される第1の配線層と異なる第2の配線層に配置しているため、カップリング容量を抑えることができる。これにより、画素出力線142−2乃至142−4とフローティングディフュージョン226とのカップリング容量に対して、画素出力線142−1とフローティングディフュージョン226とのカップリング容量だけが大きくなることによる、画素ごとに信号出力に差が生じることを抑制することができる。
なお、図7Bの配線構造では、FD配線226と、画素出力線142−2と画素出力線142−4が同一の第1の配線層に配置される例を示したが、例えば、画素出力線142−2と画素出力線142−4を第3の配線層(不図示)に配置するなど、FD配線226と、画素出力線142−2,142−4が、別の配線層に配置されるようにしてもよい。
以上のように、第1の実施の形態においては、1列あたりに複数の画素出力線142を設けた画素構造において、複数の画素出力線142を複数の配線層に分けて配置するとともに、FD配線226に最も近い位置に配置される画素出力線142−1を、FD配線226と異なる配線層に配置することで、配線密度が増加することで生じる影響を回避することができる。
(2)第2の実施の形態
図8は、第2の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。
図8の配線構造では、図7Bの配線構造と同様に、複数の画素出力線142のうち、画素出力線142−2と画素出力線142−4が第1の配線層に配置され、画素出力線142−1と画素出力線142−3が第2の配線層に配置されている。また、FD配線226は、第1の配線層に配置されている。
また、図8の配線構造では、4本の画素出力線142に対してダミー用配線311−1乃至311−3が配置されている。すなわち、異なる配線層に配置された画素出力線142−1乃至142−4の周辺に、ダミー用配線311−1乃至311−3を配置することで、各画素出力線142の負荷容量が揃うようにしている。
例えば、画素出力線142−1の左側にダミー用配線311−1、画素出力線142−3の右側にダミー用配線311−2、画素出力線142−4の右側にダミー用配線311−3をそれぞれ配置することで、他の画素出力線142に挟まれている画素出力線142と、両端に配置された画素出力線142との負荷容量が揃うようにしている。なお、ダミー用配線311には、フローティングの配線のほか、例えば、電源やグランド、駆動信号用の配線などを用いることができる。
以上のように、第2の実施の形態においては、1列あたりに複数の画素出力線142を設けた画素構造において、複数の画素出力線142を複数の配線層に分けて配置して、さらに、複数の画素出力線142の周辺にダミー用配線311を配置して各画素出力線142の負荷容量を揃えることで、配線密度が増加することで生じる影響を回避することができる。また、第2の実施の形態では、FD配線226と、それに最も近い位置に配置される画素出力線142−1を異なる配線層に配置することができる。
(3)第3の実施の形態
図9は、第3の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。
図9の配線構造では、図7Bの配線構造と同様に、複数の画素出力線142のうち、画素出力線142−2と画素出力線142−4が第1の配線層に配置され、画素出力線142−1と画素出力線142−3が第2の配線層に配置されている。また、FD配線226は、第1の配線層に配置されている。
ただし、図9の配線構造では、第2の配線層に配置される画素出力線142−1と画素出力線142−3との間隔が、第1の配線層に配置される画素出力線142−2と画素出力線142−4との間隔に比べて狭められている。すなわち、第2の配線層の下位の階層となる第1の配線層では、電源の取り出しなどに用いられる分配線のレイアウトが込み合うことが多く、寄生容量が増えることが知られており、上位の階層となる第2の配線層に配置される画素出力線142−1と画素出力線142−3との間隔を狭くして、それらの画素出力線142に寄与するトータルの寄生容量を、下位の階層となる第1の配線層における寄生容量と揃えられるようにしている。
以上のように、第3の実施の形態においては、1列あたりに複数の画素出力線142を設けた画素構造において、複数の画素出力線142を複数の配線層に分けて配置して、さらに、上位の配線層(第2の配線層)に配置される画素出力線142−1と画素出力線142−3との間隔を狭くして、下位の配線層(第1の配線層)と寄生容量を揃えることで、配線密度が増加することで生じる影響を回避することができる。また、第3の実施の形態においては、FD配線226と、それに最も近い位置に配置される画素出力線142−1を異なる配線層に配置することができる。
(4)第4の実施の形態
図10は、第4の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。
図10の配線構造では、図7Bの配線構造と同様に、複数の画素出力線142が複数の配線層に分けて配置されているが、FD配線226と、FD配線226に最も近い位置に配置される画素出力線142が同一の配線層に配置されている。すなわち、第1の配線層に配置されるFD配線226に対して、画素出力線142−1と画素出力線142−3が第1の配線層に配置され、画素出力線142−2と画素出力線142−4が第2の配線層に配置されている。
また、図10の配線構造では、第1の配線層において、FD配線226と、画素出力線142−1との間に、シールド用配線321が配置されている。すなわち、シールド用配線321を、FD配線226と画素出力線142−1との間に配置することで、フローティングディフュージョン226と画素出力線142−1のカップリングを低減することができる。
以上のように、第4の実施の形態においては、1列あたりに複数の画素出力線142を設けた画素構造において、複数の画素出力線142を複数の配線層に分けて配置するとともに、FD配線226と、それに最も近い位置に配置される画素出力線142−1を同一の配線層に配置し、さらに、FD配線226と画素出力線142−1の間に、シールド用配線321を配置してそれらの配線のカップリングを低減することで、配線密度が増加することで生じる影響を回避することができる。
(5)第5の実施の形態
図11は、第5の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。
図11の配線構造では、図7Bの配線構造と同様に、複数の画素出力線142が複数の配線層に分けて配置されているが、FD配線226と、画素出力線142−2と、画素出力線142−4が配置される第1の配線層と、画素出力線142−1と画素出力線142−3が配置される第3の配線層との間に、他の配線層(第2の配線層)が設けられている。
すなわち、画素出力線142−1と画素出力線142−3を、FD配線226と、画素出力線142−2と、画素出力線142−4が配置される第1の配線層の上位の階層となる第2の配線層に配置せずに、さらに上位の階層となる第3の階層に配置されるようにしている。これにより、図11の配線構造では、他の配線層(第2の配線層)によって物理的に、画素出力線142−1及び画素出力線142−3と、画素出力線142−2及び画素出力線142−4とのカップリングや、画素出力線142−1及び画素出力線142−3と、フローティングディフュージョン226とのカップリングを抑えることができる。
また、図11の配線構造においては、他の配線層(第2の配線層)に、シールド用配線331を配置することができる。
以上のように、第5の実施の形態においては、1列あたりに複数の画素出力線142を設けた画素構造において、複数の画素出力線142を複数の配線層(第1の配線層、第2の配線層)に分けて配置して、さらに、下位の配線層(第1の配線層)と上位の配線層(第3の配線層)との間に、他の配線層(第2の配線層)を設けることで、配線密度が増加することで生じる影響を回避することができる。また、第5の実施の形態においては、FD配線226と、それに最も近い位置に配置される画素出力線142−1を異なる配線層に配置することができる。
(6)第6の実施の形態
図12は、第6の実施の形態の画素の配線構造を示す斜視図である。
図12の配線構造においては、図7Bの配線構造では1本の画素出力線142をそれぞれ異なる配線層を用いて単層で配線していたのに対して、第1の配線層と第2の配線層の2つの配線層を、コンタクト341を介して一定の間隔で交互に切り替えながら配線している。さらに、このような第1の配線層と第2の配線層の切り替えを、隣り合う画素出力線142が反対の周期で行うようにする。
具体的には、図12の配線構造では、画素出力線142−1と画素出力線142−2の切り替え周期の例が示されているが、一方の画素出力線142−1が第1の配線層となっている場合には、他方の画素出力線142−2が第2の配線層となっている。また、一方の画素出力線142−1がコンタクト341−1を介して第2の配線層となった場合には、他方の画素出力線142−2がコンタクト341−2を介して第1の配線層となっている。
このような図12の配線構造によって、隣り合う画素出力線142の配線層が極力同じにならないようにすることで、図7Bの配線構造と同様に、画素出力線142の間の寄生容量を抑えることができる。また、図7Bの配線構造においては1本の画素出力線142をそれぞれ異なる配線層を用いて単層で引いていたため、画素出力線142の間に特性差が生じる恐れがあるのに対し、図12の配線構造では階層間の差による特性差を抑えることができる。
なお、画素出力線142を、コンタクト341を介して異なる配線層の間を交互に切り替える周期は、例えば、1画素単位や2画素単位、4画素単位など、画素のレイアウトや共有単位に応じて最適化な周期を採用することができる。
以上のように、第6の実施の形態においては、1列あたりに複数の画素出力線142を設けた画素構造において、複数の画素出力線142を複数の配線層に分けて配置するに際して、画素出力線142ごとに、配置される配線層を、コンタクト341を介して一定の間隔で交互に切り替えることで、配線密度が増加することで生じる影響を回避することができる。
(7)第7の実施の形態
図13は、第7の実施の形態の画素の配線構造を示す斜視図である。
上述した実施の形態の画素の配線構造では、元々使用していない配線層に画素出力線142を配置するため、その先の配線層に元々余裕があるか、余裕がない場合には新たに配線層自体を追加するなど、配線の構成に工夫を加える必要がある。
図13Aには、4本の画素出力線142−1乃至142−4のすべてが1つの配線層(第1の配線層)に配置されている場合の配線構造が、比較のために図示されている。図13Aの配線構造では、第1の配線層に、垂直方向の画素出力線142−1乃至142−4が配置され、第2の配線層に、例えば水平方向の駆動配線351−1,351−2などが配置され、第3の配線層に、電源用の幅広電源配線352−1,352−2が格子状に配置されている。なお、実際の画素の配線構造では、これらの配線以外にも多数の配線が存在するが、ここでは、説明の簡略化のため、それらの配線は省略している。
これに対して、本技術では、図13Bに示すように、4本の画素出力線142のうち、画素出力線142−2と画素出力線142−4が第1の配線層に配置され、画素出力線142−1と画素出力線142−3が第3の配線層に配置されるようにする。さらに、図13Bの配線構造では、図13Aの配線構造の第3の配線層で格子状に配置されていた電源用の幅広電源配線352のうち、水平方向の幅広電源配線352−1が第2の配線層に、垂直方向の幅広電源配線352−2が第3の配線層に、それぞれ分けて配置されている。
すなわち、図13Bの配線構造では、電源又はグランド配線(例えば幅広電源配線352−2)と画素出力線142(例えば、画素出力線142−1,142−3)を、垂直方向又は水平方向に同一方向となるように第3の配線層に配置するとともに、画素出力線142を配置していない第2の配線層に配置された所定の配線(例えば、駆動配線351−1,351−2,幅広電源配線352−1)と直角となる方向に配置している
このように、配線構造を組み替えることで、新たな配線層を増やすことなく、複数の画素出力線142を、複数の配線層に分けて配置することが可能となる。
以上のように、第7の実施の形態においては、1列あたりに複数の画素出力線142を設けた画素構造において、配線構造を組み替えてから、複数の画素出力線142を複数の配線層に分けて配置することで、配線密度が増加することで生じる影響を回避することができる。
(8)第8の実施の形態
図14は、第8の実施の形態の画素の配線構造を示す断面図である。
図14の配線構造では、図7Bの配線構造と同様に、複数の画素出力線142が複数の配線層に分けて配置されている。すなわち、図14の配線構造では、第1の配線層に、FD配線226と、画素出力線142−1乃至142−4が配置され、第2の配線層に、画素出力線142−5乃至142−8が配置されている。この配線構造の場合、各画素出力線142あたりの寄生容量の低減や、フローティングディフュージョン226とのカップリング容量の低減を行うことはできないが、2階層を用いて配線を行っているため、1階層のみを用いた場合と比べて、配置可能な画素出力線142の本数を2倍に増やすことができる。
以上のように、第8の実施の形態においては、1列あたりに複数の画素出力線142を設けた画素構造において、複数の画素出力線142を複数の配線層に分けて配置することで、配置できる画素出力線142の本数を増加させることができる。
なお、上述した第1の実施の形態乃至第8の実施の形態における配線構造は一例であって、例えば、画素出力線142等の配線本数、画素出力線142等の配線間の間隔、配線層の階層数、配線や配線層等の組み合わせ、画素構造などは任意の構成を採用することができる。また、第1の実施の形態乃至第8の実施の形態のうちの少なくとも2つの実施の形態を組み合わせた構成を採用してもよい。
本技術によれば、並列読み出しによる高速化を目的として1列あたりに複数の画素出力線142を有する画素構造において、画素出力線142を複数の配線層に分けて配置することで、配線レイアウトの自由度が上がり、さらに、画素出力線142の本数を増やして画素信号の読み出し速度を高速化することができる。また、本技術によれば、縦方向に距離を離すことで、画素出力線142の1本あたりの寄生容量、カップリング容量を抑え、さらに電気的混色を抑えることもできる。さらに、本技術によれば、フローティングディフュージョン226等の他のノードとの間のカップリング容量が抑えられ、混色制御、さらには画素220ごとにカップリング容量、すなわち、混色量が異なることで発生する画面上で横筋として見られるような画質の劣化を抑制することが可能となる。
<4.電子機器の構成>
図15は、本技術を適用した電子機器としての、撮像装置の構成例を示す図である。
図15の撮像装置500は、レンズ群などからなる光学部501、上述した画素220の各構成が採用される固体撮像素子502、及び、カメラ信号処理回路であるDSP(Digital Signal Processor)回路503を備える。また、撮像装置500は、フレームメモリ504、表示部505、記録部506、操作部507、及び、電源部508も備える。DSP回路503、フレームメモリ504、表示部505、記録部506、操作部507、及び、電源部508は、バスライン509を介して相互に接続されている。
光学部501は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで固体撮像素子502の撮像面上に結像する。固体撮像素子502は、光学部501によって撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。この固体撮像素子502として、上述した実施の形態に係るCMOSイメージセンサ100等の固体撮像素子を用いることができる。
表示部505は、例えば、液晶パネルや有機EL(electro luminescence)パネル等のパネル型表示装置からなり、固体撮像素子502で撮像された動画又は静止画を表示する。記録部506は、固体撮像素子502で撮像された動画又は静止画を、半導体メモリ等の記録媒体に記録する。
操作部507は、ユーザによる操作の下に、撮像装置500が持つ様々な機能について操作指令を発する。電源部508は、DSP回路503、フレームメモリ504、表示部505、記録部506、及び、操作部507の動作電源となる各種の電源を、これら供給対象に対して適宜供給する。
固体撮像素子502として、上述した実施の形態に係るCMOSイメージセンサ100を用いることで、1列あたりに複数の画素出力線142を設けることによって配線密度が増加することで生じる影響を回避しつつ、画素信号の読み出し速度の高速化を実現することができる。
また、上述した実施の形態においては、可視光の光量に応じた信号電荷を物理量として検知する画素が行列状に配置されてなるCMOSイメージセンサに適用した場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本技術はCMOSイメージセンサへの適用に限られるものではなく、画素アレイ部の画素列ごとにカラム処理部を配置してなるカラム方式の固体撮像素子全般に対して適用可能である。
また、本技術は、可視光の入射光量の分布を検知して画像として撮像する固体撮像素子への適用に限らず、赤外線やX線、あるいは粒子等の入射量の分布を画像として撮像する固体撮像素子や、広義の意味として、圧力や静電容量など、他の物理量の分布を検知して画像として撮像する指紋検出センサ等の固体撮像素子(物理量分布検知装置)全般に対して適用可能である。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、本技術は、以下のような構成をとることができる。
(1)
光電変換素子と、前記光電変換素子からの信号の読み出しに用いる複数のトランジスタと、各トランジスタを駆動するための配線からなる画素を2次元状に複数配列した画素アレイブロックを有し、
前記画素アレイブロックにおいて、2次元状に配列された複数の画素の1列ごとに複数の画素出力線が設けられ、各画素からの前記複数の画素出力線が複数の配線層に分けて配置されている
固体撮像素子。
(2)
前記複数の画素出力線のうち、隣り合う画素出力線を異なる配線層に配置している
(1)に記載の固体撮像素子。
(3)
前記複数の画素出力線のうち、隣り合う画素出力線を、第1の配線層と第2の配線層とを交互に切り替えて配置している
(2)に記載の固体撮像素子。
(4)
前記複数の画素出力線のうち、フローティングディフュージョンの配線に最も近い位置に配置される画素出力線を、前記フローティングディフュージョンの配線層と異なる配線層に配置している
(3)に記載の固体撮像素子。
(5)
前記複数の画素出力線が配置される第1の配線層と第2の配線層の間に、他の配線層が挟まる構造を有している
(1)乃至(4)のいずれか一項に記載の固体撮像素子。
(6)
前記他の配線層には、シールド用の配線を配置している
(5)に記載の固体撮像素子。
(7)
電源又はグランド配線と画素出力線を、垂直方向又は水平方向に同一方向となるように第1の配線層に配置するとともに、画素出力線を配置していない第2の配線層に配置された所定の配線と直角となる方向に配置している
(1)乃至(6)のいずれか一項に記載の固体撮像素子。
(8)
各画素出力線の負荷容量を揃えるために、異なる配線層に配置された画素出力線の周辺にダミー用の配線を配置している
(1)乃至(4)のいずれか一項に記載の固体撮像素子。
(9)
画素出力線を配置している配線層ごとに、画素出力線の間隔が異なっている
(1)乃至(4)のいずれか一項に記載の固体撮像素子。
(10)
画素出力線を、コンタクトを介して異なる配線層の間を交互に切り替えて配線している
(1)に記載の固体撮像素子。
(11)
前記複数の画素出力線のうち、隣り合う画素出力線の配線層が異なるように、配線の切り替えの周期を変化させる
(10)に記載の固体撮像素子。
(12)
前記複数の画素出力線のうち、フローティングディフュージョンの配線に最も近い位置に配置される画素出力線と、前記フローティングディフュージョンの配線との間に、シールド用の配線を配置している
(3)に記載の固体撮像素子。
(13)
光電変換素子と、前記光電変換素子からの信号の読み出しに用いる複数のトランジスタと、各トランジスタを駆動するための配線からなる画素を2次元状に複数配列した画素アレイブロックを有し、
前記画素アレイブロックにおいて、2次元状に配列された複数の画素の1列ごとに複数の画素出力線が設けられ、各画素からの前記複数の画素出力線が複数の配線層に分けて配置されている
固体撮像素子を搭載した撮像装置。
100 CMOSイメージセンサ, 111 画素アレイブロック, 112 垂直駆動回路, 114 CDS回路, 115 水平駆動回路, 142,142−1乃至142−8 画素出力線, 220 画素, 221 光電変換素子, 222 転送用トランジスタ, 223 リセット用トランジスタ, 224 増幅用トランジスタ, 225 選択用トランジスタ, 226 フローティングディフュージョン, 311−1乃至311−3 ダミー用配線, 321 シールド用配線, 331 シールド用配線, 341−1,341−2 コンタクト, 500 撮像装置, 502 固体撮像素子

Claims (13)

  1. 光電変換素子と、前記光電変換素子からの信号の読み出しに用いる複数のトランジスタと、各トランジスタを駆動するための配線からなる画素を2次元状に複数配列した画素アレイブロックを有し、
    前記画素アレイブロックにおいて、2次元状に配列された複数の画素の1列ごとに複数の画素出力線が設けられ、各画素からの前記複数の画素出力線が複数の配線層に分けて配置されている
    固体撮像素子。
  2. 前記複数の画素出力線のうち、隣り合う画素出力線を異なる配線層に配置している
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記複数の画素出力線のうち、隣り合う画素出力線を、第1の配線層と第2の配線層とを交互に切り替えて配置している
    請求項2に記載の固体撮像素子。
  4. 前記複数の画素出力線のうち、フローティングディフュージョンの配線に最も近い位置に配置される画素出力線を、前記フローティングディフュージョンの配線層と異なる配線層に配置している
    請求項3に記載の固体撮像素子。
  5. 前記複数の画素出力線が配置される第1の配線層と第2の配線層の間に、他の配線層が挟まる構造を有している
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  6. 前記他の配線層には、シールド用の配線を配置している
    請求項5に記載の固体撮像素子。
  7. 電源又はグランド配線と画素出力線を、垂直方向又は水平方向に同一方向となるように第1の配線層に配置するとともに、画素出力線を配置していない第2の配線層に配置された所定の配線と直角となる方向に配置している
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  8. 各画素出力線の負荷容量を揃えるために、異なる配線層に配置された画素出力線の周辺にダミー用の配線を配置している
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  9. 画素出力線を配置している配線層ごとに、画素出力線の間隔が異なっている
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  10. 画素出力線を、コンタクトを介して異なる配線層の間を交互に切り替えて配線している
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  11. 前記複数の画素出力線のうち、隣り合う画素出力線の配線層が異なるように、配線の切り替えの周期を変化させる
    請求項10に記載の固体撮像素子。
  12. 前記複数の画素出力線のうち、フローティングディフュージョンの配線に最も近い位置に配置される画素出力線と、前記フローティングディフュージョンの配線との間に、シールド用の配線を配置している
    請求項3に記載の固体撮像素子。
  13. 光電変換素子と、前記光電変換素子からの信号の読み出しに用いる複数のトランジスタと、各トランジスタを駆動するための配線からなる画素を2次元状に複数配列した画素アレイブロックを有し、
    前記画素アレイブロックにおいて、2次元状に配列された複数の画素の1列ごとに複数の画素出力線が設けられ、各画素からの前記複数の画素出力線が複数の配線層に分けて配置されている
    固体撮像素子を搭載した撮像装置。
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