JP2015024018A - 家具類の転倒防止構造、及びその製造方法 - Google Patents
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Description
その室内側の表面(6a,16a)が前記内壁(3)の表面(3a)と略一致するように前記凹部(4)内に配置されると共に、家具又は電化製品(符号10参照。以下、“家具類”とする)に連結される連結部材(5)を係止可能な係止部材(6,16)と、
該係止部材(6,16)を前記内壁(3)に固定する固定部材(7A,7B)と、
を備え、
前記家具類(10)と前記係止部材(6,16)とを前記連結部材(5)により連結することにより家具類(10)の転倒を防止するように構成された家具類の転倒防止構造(1,11)であることを特徴とする。
略水平方向(x)に延設された前記凹部(4)の上縁部(4a)及び/又は下縁部(4b)に沿って空隙部(8)を形成するように空隙部形成部材(9)が前記凹部(4)内に配置され、
該空隙部(8)には、前記連結部材(5)のフック(5a)の挿脱を許容するための開口部(8a)を前記凹部(4)の上縁部(4a)及び/又は下縁部(4b)との間に形成するように前記係止部材(6)が配置されたことを特徴とする。
前記固定部材(7A,7B)は、前記係止部材(6)を前記空隙部形成部材(9)に固定する第1固定部材(7A)と、該空隙部形成部材(9)を前記内壁(3)に固定する第2固定部材(7B)と、からなり、
前記係止部材(6)は、前記第1固定部材(7A)、前記空隙部形成部材(9)及び前記第2固定部材(7B)を介して前記内壁(3)に固定されてなることを特徴とする。
表裏のそれぞれの凹部(4)には、前記空隙部形成部材(9)及び前記係止部材(6)がそれぞれ配置され、
前記第2固定部材(7B)は前記内壁(3)を貫通するように配置されて、前記内壁(3)の表裏にそれぞれ配置された前記空隙部形成部材(9)を連結してなることを特徴とする。
その室内側の表面(9a)が前記内壁(3)の表面(3a)と略一致すると共に前記凹部(4)の上縁部(4a)及び/又は下縁部(4b)に沿って空隙部(8)を形成するように第2固定部材(7B)により前記内壁(3)に固定された状態で前記凹部(4)内に配置されてなる空隙部形成部材(9)と、
家具類(10)に連結される連結部材(5)のフック(5a)を引っ掛け可能な引っ掛け部(6b)を有すると共に、該フック(5a)の挿脱を許容するための開口部(8a)を前記凹部(4)の上縁部(4a)及び/又は下縁部(4b)との間に形成するように第1固定部材(7A)により前記空隙部形成部材(9)に固定された状態で前記空隙部(8)に配置されてなる金属製の形鋼からなる係止部材(6)と、
を備えた家具類の転倒防止構造の製造方法において、
前記凹部(4)を建物(2)の内壁(3)に形成する工程と、
前記空隙部形成部材(9)の表面であって前記空隙部(8)の側に配置される側の表面に前記第1固定部材(7A)により前記係止部材(6)を固定する工程と、
該係止部材(6)が固定されてなる前記空隙部形成部材(9)を前記凹部(4)内に配置すると共に該空隙部形成部材(9)を前記第2固定部材(7B)により前記内壁(3)に固定する工程と、を備えたことを特徴とする。
・ 建物2の内壁3に形成された凹部4と、
・ その室内側の表面(家具や電化製品が配置される側の表面)6a,16aが前記内壁3の表面3aと略一致するように前記凹部4内に配置されると共に、家具類10に連結される連結部材5を係止可能な係止部材6,16と、
・ 該係止部材6,16を前記内壁3に固定する固定部材7A,7Bと、
を備えており、前記家具類10と前記係止部材6,16とを前記連結部材5により連結することにより家具類10の転倒を防止するように構成されている。
・ 前記係止部材6を前記空隙部形成部材9に固定する第1固定部材7Aと、
・ 該空隙部形成部材9を前記内壁3に固定する第2固定部材7Bと、
により構成するようにして、前記係止部材6が、前記第1固定部材7A、前記空隙部形成部材9及び前記第2固定部材7Bを介して前記内壁3に固定されるようにすると良い。さらに、前記空隙部形成部材9及び前記係止部材6は、それらの室内側の表面9a,6aが前記内壁3の表面3aと略一致するように構成すると良い。なお、前記空隙部形成部材9は、全体又は少なくとも一部を樹脂製や木製として前記係止具(つまり、くぎ、ねじ、ステープル、ボルト、鋲又はピン等のように該連結部材5を係止するための公知の部品)を打ち込み可能とし、該係止具によっても家具類10を固定できるようにしても良い。また、図1(b) に例示する係止部材6は溝形鋼(コの字形をした形鋼)であるが、フックを引っ掛けることができる形状であれば良く、L形鋼やH形鋼やT形鋼等の他の形状の形鋼を排除する趣旨ではない。
表裏のそれぞれの凹部4には、前記空隙部形成部材9及び前記係止部材6がそれぞれ配置され、
前記第2固定部材7Bは前記内壁3を貫通するように配置されて、前記内壁3の表裏にそれぞれ配置された前記空隙部形成部材9を連結するようにすると良い。そのようにした場合には、該空隙部形成部材9をより堅固に該内壁3に固定することができる。
・ 建物2の内壁3に形成された凹部4であって略水平方向xに延設されてなる凹部4と、
・ その室内側の表面9aが前記内壁3の表面3aと略一致すると共に前記凹部4の上縁部4a及び/又は下縁部4bに沿って空隙部8を形成するように第2固定部材7Bにより前記内壁3に固定された状態で前記凹部4内に配置されてなる空隙部形成部材9と、
・ 家具類10に連結される連結部材5のフック5aを引っ掛け可能な引っ掛け部6bを有すると共に、該フック5aの挿脱を許容するための開口部8aを前記凹部4の上縁部4a及び/又は下縁部4bとの間に形成するように第1固定部材7Aにより前記空隙部形成部材9に固定された状態で前記空隙部8に配置されてなる金属製の形鋼からなる係止部材6と、
を備えた家具類の転倒防止構造を製造する方法であって、
・ 前記凹部4を建物2の内壁3に形成する工程と、
・ 前記空隙部形成部材9の表面であって前記空隙部8の側に配置される側の表面に前記第1固定部材7Aにより前記係止部材6を固定する工程と、
・ 該係止部材6が固定されてなる前記空隙部形成部材9を前記凹部4内に配置すると共に該空隙部形成部材9を前記第2固定部材7Bにより前記内壁3に固定する工程と、
を備えたことを特徴とする。この場合、前記第1固定部材7A及び前記第2固定部材7Bは、くぎ、ねじ、ステープル、ボルト、鋲又はピンにすると良い。また、前記凹部4を建物2の内壁3に形成する方法は、コンクリート打設時に押し型を押し付けるなどの公知の方法で行うようにすると良い。
2 建物
3 内壁
3a 内壁の表面
4 凹部
4a 凹部の上縁部
4b 凹部の下縁部
5 連結部材
5a フック
6 係止部材
6a 係止部材の室内側の表面
6b 引っ掛け部
7A 固定部材(第1固定部材)
7B 固定部材(第2固定部材)
8 空隙部
8a 開口部
9 空隙部形成部材
9a 空隙部形成部材の室内側の表面
10 家具類
11 家具類の転倒防止構造
16 係止部材
16a 係止部材の室内側の表面
16b 引っ掛け部
Claims (10)
- 建物の内壁に形成された凹部と、
その室内側の表面が前記内壁の表面と略一致するように前記凹部内に配置されると共に、家具又は電化製品(以下、“家具類”とする)に連結される連結部材を係止可能な係止部材と、
該係止部材を前記内壁に固定する固定部材と、
を備え、
前記家具類と前記係止部材とを前記連結部材により連結することにより家具類の転倒を防止するように構成された、
ことを特徴とする家具類の転倒防止構造。 - 前記係止部材は、前記連結部材のフックを引っ掛け可能な引っ掛け部、及び/又は該連結部材を係止するための係止具を打ち込み可能な係止具打ち込み部、を少なくとも一部に有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の家具類の転倒防止構造。 - 前記係止具は、くぎ、ねじ、ステープル、ボルト、鋲又はピンである、
ことを特徴とする請求項2に記載の家具類の転倒防止構造。 - 前記係止具打ち込み部は木製又は樹脂製である、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の家具類の転倒防止構造。 - 前記係止部材は、前記連結部材のフックを引っ掛け可能な引っ掛け部を有し、
略水平方向に延設された前記凹部の上縁部及び/又は下縁部に沿って空隙部を形成するように空隙部形成部材が前記凹部内に配置され、
該空隙部には、前記連結部材のフックの挿脱を許容するための開口部を前記凹部の上縁部及び/又は下縁部との間に形成するように前記係止部材が配置された、
ことを特徴とする請求項1に記載の家具類の転倒防止構造。 - 前記係止部材は金属製の形鋼であり、
前記固定部材は、前記係止部材を前記空隙部形成部材に固定する第1固定部材と、該空隙部形成部材を前記内壁に固定する第2固定部材と、からなり、
前記係止部材は、前記第1固定部材、前記空隙部形成部材及び前記第2固定部材を介して前記内壁に固定されてなる、
ことを特徴とする請求項5に記載の家具類の転倒防止構造。 - 前記空隙部形成部材及び前記係止部材は、それらの室内側の表面が前記内壁の表面と略一致するように構成された、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の家具類の転倒防止構造。 - 前記凹部は前記内壁の表裏の対応する位置にそれぞれ形成され、
表裏のそれぞれの凹部には、前記空隙部形成部材及び前記係止部材がそれぞれ配置され、
前記第2固定部材は前記内壁を貫通するように配置されて、前記内壁の表裏にそれぞれ配置された前記空隙部形成部材を連結してなる、
ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の家具類の転倒防止構造。 - 建物の内壁に形成された凹部であって略水平方向に延設されてなる凹部と、
その室内側の表面が前記内壁の表面と略一致すると共に前記凹部の上縁部及び/又は下縁部に沿って空隙部を形成するように第2固定部材により前記内壁に固定された状態で前記凹部内に配置されてなる空隙部形成部材と、
家具類に連結される連結部材のフックを引っ掛け可能な引っ掛け部を有すると共に、該フックの挿脱を許容するための開口部を前記凹部の上縁部及び/又は下縁部との間に形成するように第1固定部材により前記空隙部形成部材に固定された状態で前記空隙部に配置されてなる金属製の形鋼からなる係止部材と、
を備えた家具類の転倒防止構造の製造方法において、
前記凹部を建物の内壁に形成する工程と、
前記空隙部形成部材の表面であって前記空隙部の側に配置される側の表面に前記第1固定部材により前記係止部材を固定する工程と、
該係止部材が固定されてなる前記空隙部形成部材を前記凹部内に配置すると共に該空隙部形成部材を前記第2固定部材により前記内壁に固定する工程と、
を備えたことを特徴とする家具類の転倒防止構造の製造方法。 - 前記第1固定部材及び前記第2工程部材は、くぎ、ねじ、ステープル、ボルト、鋲又はピンである、
ことを特徴とする請求項9に記載の家具類の転倒防止構造の製造方法。
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JP3020007U (ja) * | 1995-06-29 | 1996-01-19 | 大和ハウス工業株式会社 | 家具の転倒防止構造およびその金具 |
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