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JP2014504181A - 遠心力による飲料の調製のためのカプセルおよび方法 - Google Patents

遠心力による飲料の調製のためのカプセルおよび方法 Download PDF

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JP2014504181A JP2013541307A JP2013541307A JP2014504181A JP 2014504181 A JP2014504181 A JP 2014504181A JP 2013541307 A JP2013541307 A JP 2013541307A JP 2013541307 A JP2013541307 A JP 2013541307A JP 2014504181 A JP2014504181 A JP 2014504181A
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ダニエル アベグレン,
アーノード ガボーレット,
ジャン‐フランソワ ティンバート,
アレクサンドレ ペレンテス,
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ネステク ソシエテ アノニム
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Abstract

特に遠心式淹出装置内で飲料を調製するように設計されるカプセル(1A)であって、液体をカプセル内に供給するとともに、カプセルを中心軸線(I)に沿って回転させて、カプセルを横切る液体に作用する遠心力を生み出し、それにより、そのような遠心力により飲料をカプセルから押し出すことによって飲料を調製するように設計されるカプセルであり、該カプセルは、格納壁(3,4)を備える本体(2)と、飲料原材料を収容する区画室(7)を形成する閉鎖壁(8)により閉じられる中心軸線(I)の主開口(6)と、前記開口(6)の外周を境界付けるフランジ(5)とを備え、カプセルは、閉鎖壁(8)に近い位置に配置される穿孔壁(9)を備え、穿孔壁は、横断する閉鎖壁(8)または穿孔壁(9)に対して圧力を加えるときに閉鎖壁(8)を穿孔するための穿孔手段(10〜15)を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、飲料淹出装置内で飲料を調製するためにカプセルを使用する小分け飲料の分野に関する。本発明は、特に、飲料を調製するための改良型のカプセルおよび方法に関する。
飲料原材料を収容するカプセルによる飲料の調製が知られている。一般に、カプセルがコーヒーマシンなどの飲料生成装置内に挿入されて、液体がカプセル内に供給され、液体が飲料原材料と相互に作用して、飲料が圧力下でまたは重力によってカプセルから抽出される。
遠心力の使用による飲料の調製が知られている。原理は、主に、カプセルの容器内に飲料原材料を設け、容器内に液体を供給し、容器を高速で回転させて、容器内に液体の圧力勾配を形成しつつ液体と原材料との相互作用を確保することにあり、そのような圧力は、容器の中心から外周へ向けて徐々に増大する。原材料、例えば挽いたコーヒーを液体が横切るにつれて、飲料複合物の抽出が行なわれ、容器の外周で流出する液体抽出物が得られる。
用語“カプセル”とは、飲料原材料を収容する任意の柔軟な、硬質の、あるいは、半硬質の容器のことである。カプセルの他の同義語は、“ポッド”、“パッド”、“カートリッジ”、または、“袋”である。カプセルは使い捨てであってもよい。カプセルを使用直前に形成するためにユーザによって容器に原材料を充填することもできる。
用語“原材料”は、挽いたコーヒー、水溶きコーヒー、リーフティー、水溶き茶、ハーブティー、乳粉末、料理粉末、ベビーフード、他の飲料栄養原材料、および、これらの任意の組み合わせなどの任意の適した飲料物質を意味する。
遠心力を使用するカプセルシステムは、以下の文献、すなわち、欧州特許出願公開第2210539号明細書、国際特許出願公開第2008/148604号明細書、国際特許出願公開第2008148650号明細書、国際特許出願公開第2008/148646号明細書、国際特許出願公開第2008/148656号明細書、および、国際特許出願公開第2010/026045号明細書に記載される。
遠心力を用いる飲料淹出装置内でカプセルを使用することが知られており、その場合、カプセルの閉鎖壁は、液体注入手段および/または飲料抽出手段を挿入できるように除去もしくは穿孔される。
しかしながら、カプセルを開口するには、穿孔手段を備える特定の淹出装置内にカプセルを挿入する必要がある。したがって、開口のサイズおよび位置は、本質的に、淹出装置の穿孔手段の形態によって決まる。そのため、流れ状態を所望のタイプの飲料に適合させるように開口のサイズおよび位置を変えることができない。
また、そのような手段は経時的に鈍化する場合があり、それにより、開口があまり効果的にならず、あるいは、穿孔を行なうために更に大きな力が装置で必要になる。
本発明は、カプセルの開口を容易にするとともにカプセルの開口に更に多くの自由度を与えることによって、その原理を改良することを目的とする。
また、カプセルのタイプ(例えば、カプセルの容積)および/または飲料原材料(例えば、色々なコーヒーブレンドまたは茶)および/または飲料調製タイプ(例えば、リステロット、エスプレッソ、ルンゴ、アメリカーノ等)に開口を適合させることも必要とされ得る。特に、穿孔手段を備える淹出装置内で、および、そのような穿孔手段を有さないがカプセルを依然として適切に開口できる装置内でカプセルを使用することも有用となり得る。例えば、挿入前に手で穿孔され得るカプセルを有することも有用となり得る。
本発明は、前記目的の解決策および想定し得る更なる利点を提供する。本発明のカプセルは、特に、液体をカプセル内に供給するとともに、カプセルを中心軸線(I)に沿って回転させて、カプセルを横切る液体に作用する遠心力を生み出し、それにより、そのような遠心力により飲料をカプセルから押し出すことによって遠心式淹出装置内で飲料を調製するように設計され、該カプセルは、格納壁を備える本体と、格納壁と共に形成する閉鎖壁により閉じられる中心軸線(I)の主開口と、飲料原材料を収容する区画室と、前記開口の外周を境界付けるフランジとを備える。また、カプセルは、閉鎖壁に近い位置に配置される穿孔壁を備え、該穿孔壁は、横断する閉鎖壁および/または穿孔壁に対して圧力を加えるときに閉鎖壁を穿孔するための穿孔手段を備える。
カプセルは、飲料淹出装置または手動によって及ぼされる圧力などの機械的な圧力によって少なくとも一部が変形されるように構成することができ、そのような変形は、閉鎖壁と穿孔壁との相対的な係合を引き起こす。したがって、閉鎖壁および/または穿孔壁は、閉鎖壁の1つ以上の飲料出口の穿孔を行なうために外部の機械的な圧力によって変形されるように構成され得る。また、カプセルは、カプセル内での流体および/または液体の内圧増大によってそのような穿孔のために変形されるように構成されてもよい。
第1の想定し得る形態では、閉鎖壁が穿孔壁と飲料原材料との間に配置される。この形態では、閉鎖壁を穿孔するために、穿孔壁が内側に変形可能にされてもよい。特に、穿孔壁は、変形前に少なくとも一部が外側に凸状になっている。
第2の想定し得る形態において、穿孔壁は、区画室を前記閉鎖壁から分離するために飲料原材料と閉鎖壁との間に配置される。例えば、穿孔壁は、穿孔前に外側の閉鎖壁と特定の距離を維持するために平行にまたは内側に凸状に配置され得る。
穿孔手段は、中心軸線(I)の方よりも本体の外周フランジに近い位置に配置されるのが好ましい。これらの穿孔手段は、特に、閉鎖壁を貫通する飲料出口を穿孔するための手段を形成し、そのような出口は、カプセルに遠心力が加えられたときにカプセルからの飲料の送出を可能にするように配置される。穿孔手段は、フランジから0.5〜12mm、最も好ましくは1〜8mmの距離を隔てた領域内に配置されるのが好ましい。そのような距離は、結果として生じる出口が遠心作用中に全ての原材料塊を通過する液体の流路をもたらすようにする。
これらの穿孔手段は、穿孔壁から閉鎖壁の方向に突出する複数の起伏状の(穿孔)要素によって形成されるのが好ましい。穿孔要素は、区画室内の飲料の上側および外側への両方の流れを促進させる領域で閉鎖壁に飲料出口を穿孔するために、区画室よりも軸線方向上側であるが中心軸線に対して外周にオフセットして配置されるのが好ましい。また、これらの穿孔要素は少なくとも1つの円形の経路に沿って配設されるのが好ましい。これらの穿孔要素は、均等に配設される複数の出口を出口壁に設けるべく前記経路に沿って均等に配設され得る。少なくとも3つの要素、好ましくは少なくとも4つの要素が設けられるのが好ましい。最も好ましくは、穿孔要素の数は5〜30個である。穿孔手段は、針、ブレード、または、錐体あるいはピラミッドから形成することができる。
また、穿孔壁は該穿孔壁の外周に飲料出口も備え、前記出口は、区画室よりも上側に配置されるようになり、飲料を穿孔壁を通じて解放するために閉鎖壁の穿孔中に区画室と連通する。一形態では、穿孔出口が穿孔手段を貫通して設けられる。穿孔出口を穿孔手段の基部またはその周囲に配設することもできる。
これらの特徴は、カプセル内の液体の原材料塊にわたる分配をより均一にして、原材料塊を通じた液体の近道を回避し、それにより、原材料の淹出、例えばコーヒー抽出を改善する。
また、想定し得る形態では、更なる穿孔要素が、カプセルを貫通する中心開口を形成するように構成される。この穿孔要素は、液体注入器の挿入のためおよび/またはカプセルの区画室内に液体を供給するための液体入口を設けるように更に構成されるのが好ましい。飲料出口を形成するための穿孔手段および液体入口を形成するための更なる穿孔手段は、同じ穿孔壁に存在することが好ましい。結果として、飲料出口および液体入口の穿孔が同じ閉鎖壁でもたらされる。
代替案では、第1の閉鎖壁とは異なる第2の閉鎖壁を穿孔するために、更なる穿孔手段における穿孔要素または起伏状要素が、カプセルの本体に、例えば本体の底壁または側壁に存在し得る。例えば、第2の閉鎖壁を第1の閉鎖壁の反対側に配置できる。
一般に、起伏状の前記穿孔要素のうちの少なくとも1つが穿孔壁を横切る貫通穴を備える。想定し得る形態では、各穿孔要素が穿孔壁を横切る貫通穴を備える。
少なくとも1つの閉鎖壁が気密膜から形成されるのが好ましい。より好ましくは、カプセルの使用(すなわち、穿孔)前のこれらの原材料の鮮度に影響を及ぼす著しいガス移動がカプセルの区画室と外部環境との間で確実に存在しないようにするために、閉鎖壁とカプセルの本体とが気密である。より好ましくは、区画室は、窒素および/または二酸化炭素などの不活性ガスを更に収容するとともに、残存量の酸素を収容しないまたは収容する。
1または複数の気密膜がアルミニウムおよび/または高分子から形成される。
カプセルは、飲料を濾過するためのフィルタを更に備えてもよい。フィルタは、穿孔壁とは別個の要素であることが好ましい。フィルタは、横断方向(すなわち、軸線Iに対して略垂直)に区画室よりも上側で延びることが好ましい。フィルタは、例えば、穿孔壁に隣接して配置されてもよい。フィルタは、前記壁の外側であってもよくまたは内側であってもよい。フィルタは、柔軟なおよび/または弾力性のある布(織布または不織布)または濾紙などの穿孔力に耐えるもしくは穿孔力下で変形する材料から形成されるのが好ましい。
フランジ上には、該フランジに対して直接に、あるいは、本体のフランジに接続される閉鎖壁および/または穿孔壁のフランジの部分に、突出部および/またはチャネルを設けることができる。突出部および/またはチャネルの深さは、好ましくは、0.02〜0.5mm、より好ましくは0.05〜0.3mmである。
カプセルの本体および穿孔壁は、アルミニウムおよび/または高分子、例えばPP,PE,PA,PET,PLA、生体分解性高分子、例えば、澱粉系材料、または、多糖類、および、これらの組み合わせから形成することができる。
閉鎖壁は、アルミニウムまたは高分子、例えば、PE,PET,PP、および、これらの組み合わせ、または、金属化された生体分解性高分子箔、例えば、ポリヒドロキシブチラート−金属−セロファンなどの薄い膜であることが好ましい。膜は、10〜300ミクロン、より好ましくは20〜150ミクロンの厚さを有してもよい。
一形態において、穿孔手段および閉鎖壁は、穿孔されたオリフィスを通じてフィルタリング効果を与えるように、例えば穿孔されたオリフィスの縁部と穿孔手段の表面との間の制限された隙間にフィルタリング効果を与えるように設計される。このため、穿孔手段は、複数の隆起部または角錐台として形成されるのが好ましく、また、閉鎖壁は、20〜120ミクロンの厚さのアルミニウム箔、または、10〜60ミクロンの厚さのPPまたはPEなどの高分子箔、または、全体が20〜120ミクロンの厚さのアルミニウムと高分子(PEまたはPP)との積層体あるいはアルミニウムと濾紙との積層体のうちの中から選択される。この場合、更なるまたは別個のフィルタ層は不要である。
また、本発明は、飲料を調製するための遠心式淹出装置内での前述したカプセルの使用に関する。
本発明は、更に、前述したカプセルの使用によって遠心式淹出装置内で飲料を調製するための方法に関し、前記方法は、
カプセルの区画室内に液体を供給するステップと、
カプセルを該カプセルの中心軸線(I)に沿って回転させて、カプセルを横切る液体に作用する遠心力を生み出し、それにより、そのような遠心力により飲料をカプセルから押し出すステップであって、横断する閉鎖壁および/または穿孔壁に対して圧力を加えることによりカプセルの閉鎖壁を穿孔する工程を備え、そのような圧力が前記穿孔手段によって閉鎖壁を穿孔するのに有効であるステップと、を備える。
本発明の方法において、圧力は、装置内へのカプセルの挿入前または装置内にあるときに、穿孔壁または閉鎖壁に対して相対的に移動して該壁と係合する装置の部分によって機械的に加えられ、前記部分は、遠心力が加えられている間、カプセルと共に回転するべく回転移動もできる。
本発明は、一般に、添付の特許請求の範囲によって規定される
本発明の更なる特徴は、以下の図の詳細な説明において明らかである。
図2のA−A線に沿う本発明のカプセルの断面図である。 第1の形態に係る本発明のカプセルの平面図である。 図1および図2のカプセルの詳細図である。 遠心式飲料淹出装置内の図1〜図3のカプセルを示している。 第2の形態に係る本発明のカプセルの断面図である。 図5のカプセルの詳細図である。 遠心式飲料淹出装置内の図5〜図6のカプセルを示している。 第3の形態に係る本発明のカプセルの断面図である。
カプセルの第1の形態が図1および図2に示されている。この第1の形態に係るカプセル1Aは、格納壁、すなわち、底壁3および側壁4を有する本体2を備える。本体は略カップ形状を成すことができる。外周フランジ5が側壁4の上部から外側へ延びる。開口6がフランジの内側縁部によって規定される。かかる開口は円形であってもよい。しかしながら、開口の断面は、必ずしも円に限定されず、格納壁の形状に応じて楕円または多角形となり得る。したがって、フランジは、開口を取り囲む環状の境界を形成する。これにより、本体は、定量の挽いたコーヒーなどの飲料原材料を受けるための中心軸線”I”を有する区画室7を形成する。区画室7は、フランジ5に対してシールされてもよい閉鎖壁8によって閉じられる。したがって、区画室7は、格納壁3,4と閉鎖壁8とによって画定される。
閉鎖壁8の近傍には穿孔壁9も設けられる。特に、穿孔壁9は、閉鎖壁8上を覆うとともに、閉鎖壁のシール部分と重なり合った状態でフランジ5に対してシールされる。
穿孔壁9は、一連の起伏状の要素10,11,12,13,15などの穿孔手段を備える。これらの要素は、スパイク、ブレード、ニードル、ピラミッドなどの様々な形状を成してもよい。これらの要素は、中心軸線”I”の方よりもフランジに近い位置に配置されるのが好ましい。より好ましくは、これらの要素は、フランジの縁部を始点として開口の半径”R”の最初の1/3、最も好ましくは最初の1/4を示す第1の長さ部分の範囲内に配置される。穿孔要素10〜15の外周位置は、遠心作用によって抽出される、すなわち、カプセルがその中心軸線”I”を中心に高速回転で駆動されるときに抽出される飲料または液体の解放を可能にする飲料出口を閉鎖壁8に与えるのに重要である。
穿孔要素10〜15は円形の経路に沿って配設されるのが好ましい。しかしながら、これらの要素の他の配設が想定し得る。要素の数は3個から50個まで様々であってもよい。好ましい数は4〜20個である。要素の数が多すぎると、穿孔力が過度になるのに対し、要素の数が少なすぎると、原材料内で一貫性のない液体分配を引き起こす場合があるとともに、回転中にカプセルにおいて質量の不均衡をもたらす可能性があり、その結果、装置の振動およびノイズが生じる可能性がある。
一般に、穿孔要素の断面は、好ましくは小さく、特に0.1〜5mmであり、より好ましくは0.5〜2mmである。ここで、断面は、閉鎖壁に開口を与えることができる要素の横方向面内の断面よりも大きい。穿孔要素の軸線方向長さは、2.5〜15mm、より好ましくは3〜8mmとなり得る。穿孔手段は、特に要素の数が多い(例えば、10個を超える)ときに閉鎖壁に関与する穿孔力を減少させるために異なる長さの穿孔要素を備えてもよい。例えば、2つの異なる長さの2組の穿孔要素を使用できる。
穿孔壁は、閉鎖壁に対して、狭い空間16内で要素10〜15の突出を可能にする特定の距離を隔てて配置される。穿孔手段は、フランジ5の縁部から0.5〜12mm、最も好ましくは1〜8mmの距離を隔てた領域内に配置されるのが好ましい。閉鎖壁の穿孔は、ここでは、穿孔壁に対して機械的な圧力を加えて穿孔壁を閉鎖壁の方向に変形させることによって管理される。穿孔壁は、中心隆起領域17と、下側フランジ領域18と、徐々に高さが増大して最初の2つの領域17,18を互いにつなぐ移行領域19とを有する凸状部材として形成される。移行領域19は、2つの他の領域18,21の厚さと比べて薄い厚さを有して形成されてもよい。また、移行領域19は、閉鎖壁の方向への穿孔壁の変形を促進させるべくコンサーティーナ状のものまたはベローズとして形成されてもよい。
穿孔壁は、飲料をカプセルから導出するための貫通穴20を備える。かかる穴は、穿孔要素10〜15のそれぞれまたは一部のみを貫通して設けられてもよく、そのような場合、穿孔要素は中空針のように形成される。これらの穴も接近して配置することができるが、これらの穴を穿孔要素の断面から外すこともできる。穴の数は、穿孔要素の数よりも少なくする、等しくする、あるいは、多くすることができる。開口の断面は、原材料、例えば挽いたコーヒーの平均粒径よりも小さくすることができ、それにより、穿孔壁の内蔵フィルタが形成される。穴の断面が平均粒径より大きくてもよい。
飲料の濾過を確保するために別個のフィルタ21が設けられてもよい。フィルタ21は、図3に示されるように、異なる位置に、例えば穿孔壁に隣接する穿孔壁に対して外側の位置に配置されてもよい。異なる想定し得る形態において、フィルタは、区画室7内または閉鎖壁と穿孔壁との間の空間16内に配置される。フィルタは、紙または織布もしくは不織布(天然および/または合成)またはこれらの組み合わせから形成されてもよい。
カプセルは、そのフランジにある径方向チャネル23および/または突出部22などの飲料流案内構造を更に備えてもよい。そのような飲料流案内構造を穿孔壁の外面に設けることができる。飲料流案内構造は、閉鎖壁8と穿孔壁9との間のフランジまたは閉鎖壁8と本体2との間のフランジに形成することもでき、あるいは、本体のフランジ5の下面にも形成できる。一般に、チャネルおよび/または突出部は、飲料の十分に小さい流れ制限をフランジで確保するために深さ(軸線方向寸法)が浅い。好ましくは、深さは、0.02〜0.5mm、より好ましくは0.05〜0.3mmである。チャネルおよび/または突出部の寸法は、カプセル内に圧力の勾配を形成するように設計され得る。そのような場合、チャネルおよび/または突出部によりもたらされる開口領域を通じた圧力損失は、出口20およびフィルタによってもたらされる圧力損失よりも小さい。
ここで、図4に関連して、遠心式淹出装置内でのカプセルの作用について説明する。カプセルは、装置30内、特に、カプセルの本体を適切に基準付けるように形成されて寸法付けられた回転可能に装着されるカプセルホルダ31内に挿入される。液体仲介部材(liquid interfacing memeber)32がカプセルの穿孔壁9に対して該壁9を内側へ変形させるように係合される。結果として、閉鎖壁が多くの外周位置24で穿孔要素10〜15によって穿孔されるようになる。同時に、穿孔壁および閉鎖壁の両方を貫通する中心注入器33によって中心入口が穿孔される。穿孔壁は、注入器33と液密接触できる比較的柔軟な熱軟化材料および/または液体軟化材料から形成されてもよい。
カプセルホルダ31によって形成される淹出ユニットおよび液体仲介部材32はいずれもカプセルを固定して保持する。特に、液体仲介部材32の外周締め付け部34は、カプセルのフランジと固定態様またはばね付勢態様で係合される。カプセルのフランジは、そのような締め付け部とカプセルホルダの支持部35との間で締め付けられるようになる。突出部および/またはチャネルがフランジに存在するため、遠心力が加えられた飲料を締め付けられたフランジを通じて解放できるようにする隙間を維持することができる。
飲料抽出を行なうため、淹出ユニットが回転モータ51によって高速回転(例えば、500−1000rpmの間)で駆動されるとともに、液体が注入器33を通じてカプセル内に供給される。そのような液体は、重力またはポンプ(図示せず)によりリザーバ36からきて液体ヒータ37(例えば、サーモブロック、カートリッジヒータ、または、ボイラ)内で循環する温水であってもよい。淹出ユニットが回転されると、飲料原材料の塊が格納壁の内周上に凝集されるとともに、液体が結果として生じる凝集塊を横切って原材料と相互に作用し、それにより、飲料または液体抽出物が形成される。そのような飲料は、穿孔壁に設けられる穴20にたどり着いてこれらの穴20を通過して、チャネル23を通じて遠心流”F”の状態で突出され、収集器38の衝突壁にぶつかる。その後、飲料は飲料ダクト39を介して収集される。
図5および図6は、本発明のカプセルの第2の想定し得る形態を示している。
このカプセルにおいて、閉鎖壁8は、カプセルを閉じるためにカプセルの本体2のフランジ5に例えば気密態様で接続される。穿孔壁9は、閉鎖壁8と原材料のためのキャビティ(空洞部)との間に設けられる。そのような壁9は、例えば、本体のキャビティ内にシールされおよび/または圧入される挿入体から形成されてもよい。穿孔壁には、穿孔要素40,41または起伏状の要素が設けられる。これらの要素は、2つの壁の間に存在する隙間空間16内で閉鎖壁8の方へ向けられる。穿孔壁には、例えば穿孔要素を貫通して設けられる貫通穴20が設けられる。また、フィルタ21が貫通穴を覆うように設けられる。フィルタは、穿孔壁と原材料との間に配置されてもよい。なお、隙間空間16を横切ってフィルタを配置することもできる。先の実施形態と同様の態様で、カプセルのフランジに突出部22および/またはチャネルを設けて、遠心力が加えられた飲料のための隙間を画定することができる。そのような突出部22および/またはチャネルは、閉鎖壁8の表面上または本体のフランジ5の表面上に形成されてもよい。フランジの表面上にある場合、この構造は、閉鎖壁8をフランジで単に変形させる、または横切ることにより上方へ突出することが好ましい。例えば、壁8は、アルミニウム、アルミニム−プラスチックの積層体、または、プラスチックなどの薄い柔軟な箔であってもよい。
図7では、第2の形態に係るカプセル1Bが飲料淹出装置の淹出ユニット内に挿入された状態で示されている。閉鎖壁8は、閉鎖壁8と係合してこれを変形させる液体仲介部材32の作用によって内側壁9の穿孔要素40,41に当接して穿孔される。閉鎖壁8は、それが突出要素の基部に達するまで内側に変形される。遠心力が加えられた液体抽出物は、閉鎖壁と液体仲介部材との間で淹出ユニットから抜け出て、カプセルのフランジに設けられるチャネル23を通過する。
図8は、閉鎖壁8に中心入口開口を設けるために更なる穿孔手段50が穿孔壁に存在する第3の実施形態を示している。したがって、入口開口は、穿孔壁および/または閉鎖壁の相対的な変形によって与えられる。穿孔手段50は、装置の注入器が少なくとも部分的に係合できる管状部を備えてもよい。例えば、注入器および管状部は、注入器および管状部の寸法および形状の緊密な適合によって液密係合を形成できる。
想定し得る変形例(図示せず)において、穿孔手段および閉鎖壁は、穿孔されたオリフィスのフィルタリングを行なうように形成される。フィルタリング効果は、閉鎖壁の穿孔されたオリフィスの縁部と穿孔手段の外面との間で得られる。したがって、穿孔手段は、複数の隆起部および/または角錐台として形成されてもよい。閉鎖壁は、カプセル外への固形物の解放をもたらす過度に大きいオリフィスを形成しないように穿孔手段と緊密に適合する壁であることが好ましい。特に、閉鎖壁は、20〜120ミクロンの厚さのアルミニウム箔、または、10〜60ミクロンの厚さのPPまたはPEなどの高分子箔、または、全体が20〜120ミクロンの厚さのアルミニウムと高分子(PEまたはPP)との積層体もしくはアルミニウムと濾紙との積層体のうちの中から選択される。
なお、遠心力に起因して生じるカプセル内の液体または気体の内圧を使用して、穿孔壁および/または閉鎖壁の相対的な変形を引き起こし、それにより、閉鎖壁の穿孔をもたらす解決策など、カプセルの他の想定し得る変形例が可能である。他の変形例では、圧力下で空気などの気体を閉鎖壁および/または穿孔壁へ向けて押し進めることにより圧力を得ることができる。

Claims (18)

  1. 液体を前記カプセル内に供給するとともに、前記カプセルを中心軸線(I)に沿って回転させて、前記カプセルを横切る液体に作用する遠心力を生み出し、それにより、前記遠心力により飲料を前記カプセルから押し出すことによって、特に遠心式淹出装置(30)内で飲料を調製するように形成されるカプセル(1A,1B)であって、
    格納壁(3,4)を備える本体(2)と、飲料原材料を収容する区画室(7)を形成する閉鎖壁(8)により閉じられる中心軸線(I)の主開口(6)と、前記開口の外周を境界付けるフランジ(5)とを具備するカプセル(1A,1B)において、
    前記閉鎖壁(8)に近い位置に配置される穿孔壁(9)であって、横断する前記閉鎖壁(8)および/または前記穿孔壁(9)に対して圧力を加えるときに前記閉鎖壁を穿孔するための穿孔手段(10〜15,40,41)を備える穿孔壁(9)を具備することを特徴とする、カプセル。
  2. 前記閉鎖壁(8)が、前記区画室(7)を閉じるために前記穿孔壁(9)と飲料原材料との間に配置される、請求項1に記載のカプセル。
  3. 前記穿孔壁(9)が、前記区画室(7)を前記閉鎖壁から分離するために飲料原材料と前記閉鎖壁(8)との間に配置される、請求項1に記載のカプセル。
  4. 前記穿孔手段(10〜15,40,41)が、前記中心軸線(I)の方よりも前記本体(2)の前記外周フランジ(5)に近い位置に配置されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のカプセル。
  5. 前記穿孔手段(10〜15,40,41)が、前記穿孔壁(9)から前記閉鎖壁(8)の方向に突出する複数の起伏状の要素によって形成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のカプセル。
  6. 前記穿孔要素が円形の経路に沿って配設される、請求項5に記載のカプセル。
  7. 少なくとも3つの穿孔要素、好ましくは少なくとも4つの穿孔要素が設けられる、請求項5または6に記載のカプセル。
  8. 前記穿孔壁(9)が前記穿孔壁の外周に飲料出口(20)を備え、前記出口が、前記区画室(7)よりも上側にあって、飲料を前記穿孔壁を通じて解放するために前記閉鎖壁の穿孔中に前記区画室と連通する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のカプセル。
  9. 少なくとも1つの更なる穿孔手段(50)が、前記閉鎖壁の穿孔中に中心開口を前記カプセルに設けるように構成される、請求項1〜8のいずれか1項に記載のカプセル。
  10. 前記更なる穿孔手段(50)が同じ前記穿孔壁(9)に存在する、請求項9に記載のカプセル。
  11. 起伏状の前記穿孔要素のうちの少なくとも1つが前記穿孔壁を横切る貫通穴(20)を備える、請求項5または6に記載のカプセル。
  12. 少なくとも1つの前記閉鎖壁(8)が気密膜から形成される、請求項1〜11のいずれか1項に記載のカプセル。
  13. 前記閉鎖壁(8)がアルミニウムおよび/または高分子から形成される、請求項1〜12のいずれか1項に記載のカプセル。
  14. 飲料を濾過するためのフィルタ(21)を備える、請求項1〜13のいずれか1項に記載のカプセル。
  15. 前記フィルタ(21)が前記穿孔壁に設けられる前記貫通穴(20)の下流側に配置される、請求項14に記載のカプセル。
  16. 前記フランジ(5)上には、前記フランジに対して直接に、または、前記本体の前記フランジ(5)に接続される前記閉鎖壁(9)および/または前記穿孔壁(8)のフランジの部分に、突出部(22)および/またはチャネル(23)が設けられる、請求項1〜15のいずれか1項に記載のカプセル。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項に記載のカプセルの使用によって遠心式淹出装置内で飲料を調製するための方法であって、
    前記カプセルの前記区画室内に液体を供給するステップと、
    前記カプセルを前記カプセルの中心軸線(I)に沿って回転させて、前記カプセルを横切る液体に作用する遠心力を生み出し、それにより、前記遠心力により飲料を前記カプセルから押し出すステップであって、横断する前記閉鎖壁および/または前記穿孔壁に対して圧力を加えることにより前記カプセルの前記閉鎖壁(8)を穿孔する(10〜15,40,41)工程を備えるステップと
    を備える方法。
  18. 前記圧力が、前記装置内への前記カプセルの挿入前または前記装置内にあるときに、前記穿孔壁または前記閉鎖壁に対して相対的に移動して前記壁と係合する前記装置の部分によって機械的に加えられ、前記部分が、遠心力が加えられている間、前記カプセルと共に回転するべく回転移動もできる、請求項14に記載の方法。
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