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JP2014159063A - 歯車研削装置 - Google Patents

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JP2014159063A
JP2014159063A JP2013031013A JP2013031013A JP2014159063A JP 2014159063 A JP2014159063 A JP 2014159063A JP 2013031013 A JP2013031013 A JP 2013031013A JP 2013031013 A JP2013031013 A JP 2013031013A JP 2014159063 A JP2014159063 A JP 2014159063A
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Abstract

【課題】サイクロイド歯車の外周を、機械熱変位等の外乱要因を考慮に入れて高い精度にて研削加工することができる歯車研削装置を提供する。
【解決手段】歯車研削装置(1)は、床面に設置されるベッド(2)と、ベッドに支持され、サイクロイド歯車(4)の加工位置においてこのサイクロイド歯車を回転可能に保持するワーク保持部(6)と、ワーク保持部に対向する位置においてベッドに支持され、砥石(32)を保持し、且つ、この砥石を、ワーク保持部に保持されたサイクロイド歯車に向かって移動させる砥石保持部(22)と、砥石保持部に支持された測定子(42)をサイクロイド歯車の外周に接触させ、この接触時の測定子の位置を検出することにより、サイクロイド歯車の外径を測定する外径測定器(34)と、外径測定器によって測定されたサイクロイド歯車の外径に基づき、サイクロイド歯車に対する砥石の切込み量を補正する制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯車研削装置に係わり、特に、回転する砥石を使用してサイクロイド歯車に研削加工を行う歯車研削装置に関する。
従来より、粗加工した歯車を砥石によって研削して仕上げ加工を行う歯車研削装置が使用されている。
例えば、特許文献1には、ねじ状砥石と歯車とを噛み合わせた状態で、これらを相対的に回転させることにより歯車を研削する歯車研削装置が開示されている。この従来の歯車研削装置は、ベッドを有しており、このベッドには、コラムが水平方向に移動可能に支持されている。コラムには、サドルが垂直方向に昇降可能に支持されており、このサドルに、ねじ状砥石が回転可能に取り付けられる。また、ベッドには、円筒状のテーブルが、ねじ状砥石と対向するように設けられている。このテーブル内には、円筒状のワーク加工用回転軸が、垂直方向の回転軸線を中心に回転可能に支持されている。ワーク加工用回転軸には、被加工歯車が取り付けられる。
この従来の歯車研削装置によって歯車の研削加工を行う場合、被加工歯車が取り付けられたワーク加工用回転軸を回転させることにより、被加工歯車を回転させる。さらに、ねじ状砥石を回転させながらコラム及びサドルを駆動し、ねじ状砥石を被加工歯車に噛み合わせる。そして、ねじ状砥石を被加工歯車に向かって前進させることにより、被加工歯車を所定の寸法に仕上げる。
特開2011−212762号公報
上述した特許文献1に示された歯車研削装置は、主にインボリュート歯車の研削加工に使用される。インボリュート歯車は、相手歯車との噛み合い状態において、歯先面が相手歯車の歯底面と接触することがない。従って、インボリュート歯車の外周の加工については、それほど高い加工精度は要求されていない。
一方、サイクロイド歯車の研削加工を行うために、歯車研削装置を使用したいという要望もある。サイクロイド歯車は、その歯先の歯形が、基礎円に外接して滑りなく転がる外転円の軌跡である外転サイクロイド曲線に基づき形成され、歯底の歯形が、基礎円に内接して滑りなく転がる内転円の軌跡である内転サイクロイド曲線に基づき形成されている。このサイクロイド歯車では、相手歯車との噛み合い状態において、歯先の頂部を含む歯車の外周が相手歯車の歯底と接触する。従って、歯車間の摩擦や振動の低減のためには、従来よりも高い寸法精度にて歯車の外周を加工することが要求される。
歯車の外周の加工精度に影響を及ぼす要因として、機械熱変位が考えられる。例えば、歯車研削装置が設置されている周囲環境の温度変化、あるいは、研削加工時の冷却や潤滑に使用されるクーラントの温度変化に起因して、ベッドが熱変形し、砥石とワーク加工用回転軸との芯間距離が変化する。
また、砥石をドレッシングする場合、砥石とドレッシング用工具との摩擦熱により砥石温度が上昇し、砥石が膨張する。即ち、ドレッシング直後とそうでない場合とでは、砥石径が変化するため、砥石の外周面と被加工歯車の外周面との距離が変化する。
サイクロイド歯車の外周加工に要求される精度を達成するためには、これらの外乱要因を考慮して、被加工歯車であるサイクロイド歯車に対する砥石の切込み量を補正しなければならない。
しかしながら、上述した特許文献1に示された歯車研削装置は、サイクロイド歯車の研削加工を想定していない。即ち、特許文献1の装置は、歯車の外周の加工について従来以上に高い加工精度が要求されないインボリュート歯車の研削加工を前提としており、従来よりも高い加工精度にてサイクロイド歯車の外周を研削加工することは想定されていないため、ベッドの機械熱変位や砥石の変形を考慮に入れて、被加工歯車であるサイクロイド歯車に対する砥石の切込み量をどのように補正するかについては何ら考慮されていない。
従って、従来の装置をサイクロイド歯車の研削加工に適用することができず、新たな研究等が必要となる。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、サイクロイド歯車の外周を、機械熱変位等の外乱要因を考慮に入れて高い精度にて研削加工することができる歯車研削装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の歯車研削装置は、回転する砥石を使用してサイクロイド歯車に研削加工を行う歯車研削装置において、床面に設置されるベッドと、ベッドに支持され、サイクロイド歯車の加工位置においてこのサイクロイド歯車を回転可能に保持する歯車保持部と、歯車保持部に対向する位置においてベッドに支持された砥石保持部であって、砥石を保持し、且つ、この砥石を、歯車保持部に保持されたサイクロイド歯車に向かって移動させる砥石保持部と、砥石保持部に支持された測定子をサイクロイド歯車の外周に接触させ、この接触時の測定子の位置を検出することにより、サイクロイド歯車の外径を測定する外径測定器と、外径測定器によって測定されたサイクロイド歯車の外径に基づき、サイクロイド歯車に対する砥石の切込み量を補正する制御部と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、外径測定器がサイクロイド歯車の外径を測定し、この測定結果に基づいて、制御部がサイクロイド歯車に対する砥石の切込み量を補正するので、機械熱変位等の外乱要因により、目標寸法に対してサイクロイド歯車の外径に誤差が生じたとしても、その誤差を反映したサイクロイド歯車の外径の測定結果に応じて砥石の切込み量を補正することができる。従って、サイクロイド歯車の外周を、機械熱変位等の外乱要因を考慮に入れて高い精度にて研削加工することができる。
また、本発明において、好ましくは、歯車保持部は、加工位置において、サイクロイド歯車の外径の基準となるマスターワークを回転可能に保持し、外径測定器は、歯車保持部に保持されたマスターワークの外径を測定し、制御部は、マスターワークの外径と、外径測定器によって測定されたサイクロイド歯車の外径との差分を算出し、この差分に基づき、サイクロイド歯車に対する砥石の切込み量を補正する。
このように構成された本発明においては、外径測定器により共通の条件において測定されたマスターワークの外径とサイクロイド歯車の外径との差分に基づき、制御部がサイクロイド歯車に対する砥石の切込み量を補正するので、目標寸法に対するサイクロイド歯車の外径の誤差を正確に反映して砥石の切込み量を補正することができる。従って、サイクロイド歯車の外周を、一層高い精度にて研削加工することができる。
また、本発明において、好ましくは、歯車保持部は、加工位置においてサイクロイド歯車を回転させる主軸を備え、外径測定器は、測定子を主軸の外周に接触させた時の測定子の位置と、測定子をサイクロイド歯車の外周に接触させた時の測定子の位置とに基づき、サイクロイド歯車の外径を測定する。
このように構成された本発明においては、測定子を主軸の外周に接触させた時の測定子の位置には、砥石保持部と主軸との距離変化が反映されており、測定子をサイクロイド歯車の外周に接触させた時の測定子の位置には、砥石保持部と主軸との距離変化に加えてサイクロイド歯車の外径が反映されていることから、外径測定部は、砥石保持部と主軸との距離変化の影響を除外し、サイクロイド歯車の外径のみを抽出することができる。従って、サイクロイド歯車の外径を一層正確に測定することができ、サイクロイド歯車の外周を、一層高い精度にて研削加工することができる。
また、本発明において、好ましくは、外径測定器は、サイクロイド歯車の研削加工に含まれる複数工程の中の何れかの工程の後、次工程の開始前にサイクロイド歯車の外径を測定し、制御部は、外径測定器によって測定されたサイクロイド歯車の外径に基づき、次工程以降の工程における砥石の切込み量を補正する。
このように構成された本発明においては、外径測定器は、研削加工に含まれる工程の一部を経たサイクロイド歯車の外径を測定し、この測定結果に基づいて、制御部が次工程以降の工程における砥石の切込み量を補正するので、研削加工中の外乱要因により、目標寸法に対してサイクロイド歯車の外径に誤差が生じたとしても、その誤差を反映したサイクロイド歯車の外径の測定結果に応じて、次工程以降の砥石の切込み量を補正することができる。従って、サイクロイド歯車の外周を、機械熱変位等の外乱要因を考慮に入れて高い精度にて研削加工することができる。
本発明による歯車研削装置によれば、サイクロイド歯車の外周を、機械熱変位等の外乱要因を考慮に入れて高い精度にて研削加工することができる。
本発明の実施形態による歯車研削装置の斜視図である。 本発明の実施形態による歯車研削装置の側面図である。 本発明の実施形態による歯車研削装置の平面図である。 本発明の実施形態による歯車研削装置のワーク保持部及び外径測定器の部分拡大平面図であり、図4(a)は外径測定器がワークの外径を測定しない状態を示す図、図4(b)は外径測定器がワークの外径を測定する状態を示す図である。 本発明の実施形態による歯車研削装置のワーク保持部及び外径測定器の部分拡大側面図であり、図5(a)は外径測定器がワークアーバの外径を測定する状態を示す図、図5(b)は外径測定器がワークの外径を測定する状態を示す図である。 本発明の実施形態による歯車研削装置が行うマスターワーク測定処理のフローチャートである。 本発明の実施形態による歯車研削装置が行う切込み量補正処理のフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による歯車研削装置を説明する。
まず、図1乃至図3により、本発明の実施形態による歯車研削装置の構成を説明する。図1は、本発明の実施形態による歯車研削装置の斜視図である。図2は、本発明の実施形態による歯車研削装置の側面図である。図3は、本発明の実施形態による歯車研削装置の平面図である。
図1乃至図3に示すように、歯車研削装置1は、床面に設置されるベッド2を有している。このベッド2は、ほぼ直方体の外形を有している。以下の説明においては、ベッド2の上面における長手方向をx軸方向、短手方向をy軸方向、ベッド2の上面と直交する方向をz軸方向と呼ぶ。
ベッド2の上面には、被加工歯車であるサイクロイド歯車4(以下「ワーク」と呼ぶ)を保持するためのワーク保持部6が設けられている。
ワーク保持部6は、ベッド2の上面に取り付けられた円筒形のテーブル8を有する。テーブル8は、その円筒形の中心軸線がz軸方向に沿って延びるように配置されている。
また、ワーク保持部6は、テーブル8の内周に挿通された円筒形のワーク加工用回転軸10を有する。このワーク加工用回転軸10は、テーブル8の内周に設けられた軸受により支持されており、z軸方向に延びる軸線C1を中心に回転可能となっている。
さらに、ワーク保持部6は、未加工のワーク4をワーク保持部6に取り付けるためのワーク交換位置と、ワーク4を加工するワーク加工位置との間において、ワーク4を移動させるためのワーク旋回装置12を有する。
ワーク旋回装置12は、ベッド2の上面に固定された角柱形の固定部14と、この固定部14により回転可能に支持された角柱形の回転部16とを備えている。
回転部16は、z軸方向に延びる軸線C2を中心に回転可能となっている。回転部16の側面には、一対のテールストック18が設けられている。これらの一対のテールストック18は、軸線C2に対して相互に線対称の位置に配置されている。また、テールストック18は、回転部16の側面において、z軸方向に摺動可能に支持されている。
各テールストック18には、ワーク4を支持して回転させるためのワークアーバ20が取り付けられている。ワークアーバ20は、丸棒形状を有し、テールストック18の下端からz軸方向に沿って下方に延設されている。このワークアーバ20は、テールストック18の内部に設けられた軸受により、ワークアーバ20の長手方向軸線C3を中心に回転可能に支持されている。
ワークアーバ20の先端部分には、ワーク4が保持される。ワーク加工位置においては、何れかテールストック18のワークアーバ20の軸線C3がワーク加工用回転軸10の軸線C1と合致し、ワークアーバ20の先端部分とワーク加工用回転軸10の先端部分とによってワーク4がクランプされる。このように、一方のテールストック18のワークアーバ20がワーク加工位置にある場合、他方のテールストック18のワークアーバ20は、ワーク交換位置にある。また、ワークアーバ20の先端部分の外周面は研磨加工されており、ワーク4の外径を測定する際の基準となる測定基準面となる。
また、砥石を保持するための砥石保持部22が、ベッド2の上面においてワーク保持部6に対向する位置に設けられている。
砥石保持部22は、ベッド2の上面においてワーク保持部6に対向する位置に設けられた角柱形のコラム24を備えている。このコラム24は、x軸方向に沿ってベッド2の上面を移動可能に設置されている。
コラム24の各側面の内、ワーク保持部6に対向する側面には、サドル26が設けられている。このサドル26は、z軸方向に摺動可能に、且つ、x軸方向に延びる軸線C4を中心に回転可能に、コラム24の側面に取り付けられている。
サドル26には、砥石を支持して回転させるための砥石ヘッド28が設けられている。この砥石ヘッド28は、サドル26の側面において、x軸と直交する軸線C5に沿って摺動可能に支持されている。また、砥石ヘッド28は、軸線C5に沿って延びる砥石回転軸30を備えている。砥石回転軸30は、砥石ヘッド28に設けられたモータの動力により、軸線C5を中心に回転する。この砥石回転軸30の先端に、外周面に螺旋状のねじ山が形成された円筒形の砥石32が着脱可能に取り付けられる。砥石32を砥石ヘッド28の砥石回転軸30に取り付けた状態において、砥石32の回転軸線は、軸線C5と一致している。
また、砥石ヘッド28の上面には、ワーク4の外径を測定する外径測定器34が設けられている。
さらに、歯車研削装置1は、ワーク保持部6及び砥石保持部22を制御する制御部を有する。この制御部は、ワーク加工用回転軸10、ワーク旋回装置12、テールストック18、コラム24、サドル26、砥石ヘッド28に電気的に接続されており、入力された加工条件や外径測定器34から出力されたワーク4の外径に基づき、砥石32によるワーク4の研削加工を制御する。
次に、図4及び図5により、本発明の実施形態による外径測定器34の構成を説明する。
図4は、本発明の実施形態による歯車研削装置1のワーク保持部6及び外径測定器34の部分拡大平面図である。
図4に示すように、外径測定器34は、砥石ヘッド28の上面に固定されたシリンダ36と、このシリンダ36の長手方向に沿って直動するピストンロッド38と、ブラケット40を介してピストンロッド38の先端に取り付けられた測定子42とを有する。シリンダ36は、その長手軸線が、x軸及び軸線C5(即ち、砥石32の回転軸線)に平行な平面内において、軸線C5に対して55°の角度を成すように配置されている。
外径測定器34によってワーク4の外径を測定しない場合には、図4(a)に示すように、ピストンロッド38がシリンダ36の内部に収納され、測定子42の先端がワーク4やワークアーバ20に接触しないようになっている。
一方、外径測定器34によってワーク4の外径を測定する場合には、図4(b)に示すように、ピストンロッド38がシリンダ36から突出した測定状態となる。この測定状態において、コラム24、サドル26、及び、砥石ヘッド28を移動させることによって、測定子42をワーク4に向かって移動させ、測定子42の先端を測定対象(図4(b)においてはワーク4)に接触させる。この時、測定子42の先端を通り、且つ、シリンダ36の長手方向と平行な軸線C6上にワーク4の中心軸線が位置するように、コラム24、サドル26、及び、砥石ヘッド28の位置が調整される。
このように、測定子42の先端を測定対象に接触させた状態において、外径測定器34は、測定子42の先端の位置を示す信号(具体的には、軸線C6上における測定子42の基準位置からの後退量)を制御部に出力する。
図5は、本発明の実施形態による歯車研削装置1のワーク保持部6及び外径測定器34の部分拡大側面図であり、図5(a)は外径測定器34がワークアーバ20の外径を測定する状態を示す図、図5(b)は外径測定器34がワーク4の外径を測定する状態を示す図である。
ここで、図5に示すように、ワーク4は、2枚の円板形のプリセット治具44によって、両端面から挟持されている。ワーク加工用回転軸10の先端部分が、ワーク4の下面側のプリセット治具44を下方から支持し、ワークアーバ20の先端部分が、ワーク4の上面側のプリセット治具44を上方から保持することにより、プリセット治具44を介してワーク4が保持される。
図5に示すように、外径測定器34による測定を行う場合には、z軸方向に沿ってサドル26を移動させることにより、測定子42の高さ位置(z軸方向における位置)と測定対象の高さ位置とを一致させる。即ち、外径測定器34によってワークアーバ20の外径を測定する場合には、図5(a)に示すように、測定子42の高さ位置とワークアーバ20の外周における測定基準面46の高さ位置とを一致させる。また、外径測定器34によりワーク4の外径を測定する場合には、図5(b)に示すように、測定子42の高さ位置とワーク4の高さ位置とを一致させる。このように、測定子42の高さ位置と測定対象の高さ位置とを一致させた状態において、図4(b)に示したように、測定子42の先端を測定対象に接触させ、測定子42の先端の位置を検出する。
次に、本発明の実施形態による歯車研削装置1が行う研削加工の基本的な流れを説明する。
本発明の実施形態による歯車研削装置1によってワーク4の研削加工を行う場合、まず、プリセット治具44を取り付けたワーク4を、ワーク交換位置にあるテールストック18のワークアーバ20の先端部分に固定する。
次に、制御部は、ワーク交換位置にあるテールストック18を上昇させ、ワーク4を保持したワークアーバ20がワーク加工位置に位置するまで、ワーク旋回装置12の回転部16を軸線C2に対して回転させる。
次に、制御部は、ワーク加工位置に位置したテールストック18を下降させ、ワークアーバ20に保持されたワーク4をワーク加工用回転軸10の上に配置する。この時、制御部は、ワークアーバ20及びワーク加工用回転軸10を同一の加工用回転速度にて回転させる。これにより、ワーク4は、プリセット治具44を介してワーク加工用回転軸10とワークアーバ20とによって保持され、加工用回転速度にて回転する。
次に、制御部は、コラム24、サドル26、砥石ヘッド28、及び、主軸を駆動し、砥石32を回転させながらワーク加工位置のワーク4に噛み合わせる。そして、コラム24をワーク4に向かってx軸方向に前進させ、砥石32をワーク4に切り込ませることにより、ワーク4の外周を所定の寸法に仕上げる。この時、制御部は、外径測定器34によって測定されたワーク4の外径に基づき、予め加工条件として入力されたワーク4に対する砥石32の切込み量を補正し、補正後の切込み量に対応する移動量にてコラム24を移動させる。
次に、図6及び図7により、本発明の実施形態による歯車研削装置1が研削加工に関して行う各処理について説明する。
図6は、本発明の実施形態による歯車研削装置1が行うマスターワーク測定処理のフローチャートである。このマスターワーク測定処理は、ワーク4の外径の基準となるマスターワークの外径を測定するための処理である。マスターワークは、ワーク4の研削加工の目標となる外径寸法により形成されている。
マスターワーク測定処理は、マスターワークがワーク加工位置においてプリセット治具44を介してワーク加工用回転軸10とワークアーバ20とによって保持された状態において、マスターワーク測定処理の実行が指示された場合に実行される。
図6に示すように、マスターワーク測定処理が開始されると、ステップS1において、制御部は、ワークアーバ20及びワーク加工用回転軸10を測定用回転速度にて回転させ、マスターワークを測定用回転速度にて回転させる。
次に、ステップS2において、制御部は、外径測定器34を測定状態に移行させる。即ち、制御部は、外径測定器34のピストンロッド38をシリンダ36から突出させ、測定子42による測定が可能な状態とする。
次に、ステップS3において、制御部は、コラム24、サドル26、及び、砥石ヘッド28を駆動することにより、砥石ヘッド28を、ワークアーバ20の外周における測定基準面46の外径を測定するための測定基準面測定座標(x1,y1,z1)に移動させる。この測定基準面測定座標は、歯車研削装置1が理想寸法にて組み立てられている場合に、測定子42の先端が基準位置にて測定基準面46に接触する(即ち外径測定器34の出力値が0になる)ような位置座標として、予め設定されている。
次に、ステップS4において、制御部は、外径測定器34により、ワークアーバ20の外周における測定基準面46の外径最大値Amax及び振れ量rを取得する。
具体的には、制御部は、ステップS3において測定子42の先端を測定基準面46に接触させた状態において、ワークアーバ20を1回転させ、測定子42の先端位置を示す信号を取得する。制御部は、取得した信号の最大値(即ち、測定子42が基準位置から最も大きく後退した時の後退量)を、測定基準面46の外径最大値Amaxとして取得する。また、制御部は、取得した信号の最大値と最小値との差分を、振れ量rとして取得する。
次に、ステップS5において、制御部は、ワークアーバ20の外周における測定基準面46の外径に対応する外径値A0=Amax−r/2を算出する。即ち、制御部は、測定基準面46の外径最大値Amaxからワークアーバ20の振れ量rの2分の1を減算することにより、ワークアーバ20の振れの影響を除外した外径値A0を算出する。
次に、ステップS6において、制御部は、コラム24、サドル26、及び、砥石ヘッド28を駆動することにより、砥石ヘッド28を、ワーク4及びマスターワークの外径を測定するためのワーク測定座標(x2,y2,z2)に移動させる。このワーク測定座標は、歯車研削装置1と、ワーク4又はマスターワークとが、それぞれ理想寸法にて製造されている場合に、測定子42の先端が基準位置にてワーク4又はマスターワークの外周に接触する(即ち外径測定器34の出力値が0になる)ような位置座標として、予め設定されている。
次に、ステップS7において、制御部は、外径測定器34により、マスターワークの外径最大値B0を取得する。
具体的には、制御部は、ステップS6において測定子42の先端をマスターワークの外周に接触させた状態において、ワークアーバ20を1回転させ、測定子42の先端位置を示す信号を取得する。制御部は、取得した信号の最大値(即ち、測定子42が基準位置から最も大きく後退した時の後退量)を、マスターワークの外径最大値B0として取得する。
次に、ステップS8において、制御部は、マスターワークの外径に対応するワーク外径基準値C0=B0−A0を算出し、メモリに記憶する。測定基準面46の外径値A0には、歯車研削装置1の機械熱変位に起因する砥石ヘッド28とワークアーバ20との距離変化が反映される。一方、マスターワークの外径最大値B0には、マスターワークの外径、及び、歯車研削装置1の機械熱変位に起因する砥石ヘッド28とマスターワークとの距離変化(即ち、砥石ヘッド28とワークアーバ20との距離変化)が反映される。即ち、制御部は、マスターワークの外径最大値B0から測定基準面46の外径値A0を減算することによって、歯車研削装置1の機械熱変位の影響を除外し、マスターワークの外径のみを反映したワーク外径基準値C0を算出する。
次に、ステップS9において、制御部は、コラム24、サドル26、及び、砥石ヘッド28を駆動することにより、砥石ヘッド28を原点に復帰させると共に、外径測定器34のピストンロッド38をシリンダ36内に収納させる。
ステップS9の処理の後、制御部は、マスターワーク測定処理を終了する。
図7は、本発明の実施形態による歯車研削装置1が行う切込み量補正処理のフローチャートである。この切込み量補正処理は、マスターワーク測定処理が実行された後、ワーク4がワーク加工位置においてプリセット治具44を介してワーク加工用回転軸10とワークアーバ20とによって保持され、且つ、ワーク4の研削加工の開始が指示された場合に実行される。制御部は、ワーク4の研削加工と並行して、あるいは必要に応じて研削加工に割り込んで、この切込み量補正処理を実行する。
図7に示すように、切込み量補正処理が開始されると、ステップS11において、制御部は、研削加工における工程が砥石32の切込み量の補正を行う段階であるか否かを判定する。本実施形態の制御部は、ワーク4の研削加工の全8工程の内、最終仕上げ前の6工程が終了した場合に、砥石32の切込み量の補正を行う段階であると判定する。
最終仕上げ前の6工程が終了していない場合、制御部はステップS11を繰り返し、最終仕上げ前の6工程が終了するまで待機する。
ステップS11において、研削加工における工程が砥石32の切込み量の補正を行う段階であると判定した場合、ステップS12に進み、制御部は、ワークアーバ20及びワーク加工用回転軸10を測定用回転速度にて回転させ、ワーク4を測定用回転速度にて回転させる。
次に、ステップS13において、制御部は、外径測定器34を測定状態に移行させる。即ち、制御部は、外径測定器34のピストンロッド38をシリンダ36から突出させ、測定子42による測定が可能な状態とする。
次に、ステップS14において、制御部は、コラム24、サドル26、及び、砥石ヘッド28を駆動することにより、砥石ヘッド28を、ワークアーバ20の外周における測定基準面46の外径を測定するための測定基準面測定座標(x1,y1,z1)に移動させる。
次に、ステップS15において、制御部は、外径測定器34により、ワークアーバ20の外周における測定基準面46の外径最大値Amax及び振れ量rを取得する。
次に、ステップS16において、制御部は、ワークアーバ20の外周における測定基準面46の外径に対応する外径値A1=Amax−r/2を算出する。
次に、ステップS17において、制御部は、コラム24、サドル26、及び、砥石ヘッド28を駆動することにより、砥石ヘッド28を、ワーク測定座標(x2,y2,z2)に移動させる。
次に、ステップS18において、制御部は、外径測定器34により、ワーク4の外径最大値B1を取得する。
具体的には、制御部は、ステップS17において測定子42の先端をマスターワークの外周に接触させた状態において、ワークアーバ20を1回転させ、測定子42の先端位置を示す信号を取得する。制御部は、取得した信号の最大値(即ち、測定子42が基準位置から最も大きく後退した時の後退量)を、ワーク4の外径最大値B1として取得する。
次に、ステップS19において、制御部は、ステップS18において取得したワーク4の外径最大値B1が、外径測定器34による許容測定値(本実施形態においては0.2mm)未満か否かを判定する。
その結果、ワーク4の外径最大値B1が、外径測定器34による許容測定値未満ではない(許容測定値以上である)場合、外径測定器34はワーク4の外径最大値B1を正確に測定できていない可能性がある。そこで、ステップS20に進み、制御部は、ワーク4の外径最大値B1が許容測定値以上である旨のエラーを出力し、切込み量補正処理を終了する。
一方、ワーク4の外径最大値B1が、外径測定器34による許容測定値未満である場合、ステップS21に進み、制御部は、ワーク4の外径に対応するワーク外径値C1=B1−A1を算出する。測定基準面46の外径値A1には、歯車研削装置1の機械熱変位に起因する砥石ヘッド28とワークアーバ20との距離変化が反映される。一方、ワーク4の外径最大値B1には、研削加工中のワーク4の外径、及び、歯車研削装置1の機械熱変位に起因する砥石ヘッド28とワーク4との距離変化(即ち、砥石ヘッド28とワークアーバ20との距離変化)が反映される。即ち、制御部は、ワーク4の外径最大値B1から測定基準面46の外径値A1を減算することによって、歯車研削装置1の機械熱変位の影響を除外し、ワーク4の外径のみを反映したワーク外径値C1を算出する。
次に、ステップS22において、制御部は、砥石32の切込み量の補正値Δ1=C1−C0を算出する。ワーク外径値C1は、歯車研削装置1の機械熱変位の影響を除外してワーク4の外径のみを反映した値であり、ワーク外径基準値C0は、歯車研削装置1の機械熱変位の影響を除外してマスターワークの外径のみを反映した値である。即ち、制御部は、ワーク外径値C1からワーク外径基準値C0を減算することによって、歯車研削装置1の機械熱変位の影響を受けることなく、マスターワークとワーク4との外径の差分を、砥石32の切込み量の補正値Δ1として算出することになる。
次に、ステップS23において、制御部は、ステップS22において算出した補正値Δ1が、許容補正値(本実施形態においては0.2mm)未満か否かを判定する。
その結果、補正値Δ1が、許容補正値未満ではない(許容補正値以上である)場合、以降の研削加工の工程において砥石32の切込み量を補正しきれない可能性がある。そこで、ステップS24に進み、制御部は、補正値Δ1が許容補正値以上である旨のエラーを出力し、切込み量補正処理を終了する。
一方、補正値Δ1が、許容補正値未満である場合、ステップS25に進み、制御部は、補正値Δ1を、以降の研削加工の工程における砥石32の切込み量に反映する。具体的には、制御部は、以降の研削加工の工程における砥石32の切込み量の合計値が補正値Δ1となるように、各工程における砥石32の切込み量を補正する。
次に、ステップS26において、制御部は、コラム24、サドル26、及び、砥石ヘッド28を駆動することにより、砥石ヘッド28を原点に復帰させると共に、外径測定器34のピストンロッド38をシリンダ36内に収納させる。
次に、ステップS27において、制御部は、ワーク4の研削加工を再開し、切込み量補正処理を終了する。
次に、上述した本実施形態の歯車研削装置1による作用効果を説明する。
まず、外径測定器34は、砥石ヘッド28に支持された測定子42をワーク4の外周に接触させ、この接触時の測定子42の位置を検出することにより、ワーク4の外径を測定し、制御部は、外径測定器34によって測定されたワーク4の外径に基づき、ワーク4に対する砥石32の切込み量を補正する。
即ち、外径測定器34がワーク4の外径を直接測定し、この測定結果に基づいて、制御部がワーク4に対する砥石32の切込み量を補正するので、機械熱変位等の外乱要因により、目標寸法に対してワーク4の外径に誤差が生じたとしても、その誤差を反映したワーク4の外径の測定結果に応じて砥石32の切込み量を補正することができる。従って、ワーク4であるサイクロイド歯車の外周を、機械熱変位等の外乱要因を考慮に入れて高い精度にて研削加工することができる。
特に、外径測定器34は、ワーク保持部6に保持されたマスターワークの外径を測定し、制御部は、外径測定器34によって測定されたマスターワークの外径とワーク4の外径との差分を算出し、この差分に基づき、ワーク4に対する砥石32の切込み量を補正する。
即ち、外径測定器34により共通の条件において測定されたマスターワークの外径とワーク4の外径との差分に基づき、制御部がワーク4に対する砥石32の切込み量を補正するので、目標寸法に対するワーク4の外径の誤差を正確に反映して砥石32の切込み量を補正することができる。従って、ワーク4であるサイクロイド歯車の外周を、一層高い精度にて研削加工することができる。
また、外径測定器34は、測定子42をワークアーバ20の測定基準面46の外周に接触させた時の測定子42の位置と、測定子42をワーク4の外周に接触させた時の測定子42の位置とに基づき、ワーク4の外径を測定する。
即ち、測定子42を主軸の外周に接触させた時の測定子42の位置には、砥石保持部22と主軸との距離変化が反映されており、測定子42をサイクロイド歯車の外周に接触させた時の測定子42の位置には、砥石保持部22と主軸との距離変化に加えてサイクロイド歯車の外径が反映されていることから、外径測定部は、砥石保持部22と主軸との距離変化の影響を除外し、ワーク4の外径のみを抽出することができる。従って、ワーク4の外径を一層正確に測定することができ、ワーク4であるサイクロイド歯車の外周を、一層高い精度にて研削加工することができる。
また、外径測定器34は、ワーク4の研削加工に含まれる複数工程の中の何れかの工程の後、次工程の開始前にワーク4の外径を測定し、制御部は、外径測定器34によって測定されたワーク4の外径に基づき、次工程以降の工程における砥石32の切込み量を補正する。
即ち、外径測定器34は、研削加工に含まれる工程の一部を経たワーク4の外径を測定し、この測定結果に基づいて、制御部が次工程以降の工程における砥石32の切込み量を補正するので、研削加工中の外乱要因により、目標寸法に対してワーク4の外径に誤差が生じたとしても、その誤差を反映したワーク4の外径の測定結果に応じて、次工程以降の砥石32の切込み量を補正することができる。従って、ワーク4であるサイクロイド歯車の外周を、機械熱変位等の外乱要因を考慮に入れて高い精度にて研削加工することができる。
1 歯車研削装置
2 ベッド
4 サイクロイド歯車、ワーク
6 ワーク保持部
8 テーブル
10 ワーク加工用回転軸
12 ワーク旋回装置
14 固定部
16 回転部
18 テールストック
20 ワークアーバ
22 砥石保持部
24 コラム
26 サドル
28 砥石ヘッド
30 砥石回転軸
32 砥石
34 外径測定器
36 シリンダ
38 ピストンロッド
40 ブラケット
42 測定子
44 プリセット治具
46 測定基準面

Claims (4)

  1. 回転する砥石を使用してサイクロイド歯車に研削加工を行う歯車研削装置において、
    床面に設置されるベッドと、
    上記ベッドに支持され、上記サイクロイド歯車の加工位置においてこのサイクロイド歯車を回転可能に保持する歯車保持部と、
    上記歯車保持部に対向する位置において上記ベッドに支持された砥石保持部であって、上記砥石を保持し、且つ、この砥石を、上記歯車保持部に保持された上記サイクロイド歯車に向かって移動させる上記砥石保持部と、
    上記砥石保持部に支持された測定子を上記サイクロイド歯車の外周に接触させ、この接触時の測定子の位置を検出することにより、上記サイクロイド歯車の外径を測定する外径測定器と、
    上記外径測定器によって測定された上記サイクロイド歯車の外径に基づき、上記サイクロイド歯車に対する上記砥石の切込み量を補正する制御部と、
    を備えることを特徴とする歯車研削装置。
  2. 上記歯車保持部は、上記加工位置において、上記サイクロイド歯車の外径の基準となるマスターワークを回転可能に保持し、
    上記外径測定器は、上記歯車保持部に保持された上記マスターワークの外径を測定し、
    上記制御部は、上記マスターワークの外径と、上記外径測定器によって測定されたサイクロイド歯車の外径との差分を算出し、この差分に基づき、上記サイクロイド歯車に対する上記砥石の切込み量を補正する、請求項1に記載の歯車研削装置。
  3. 上記歯車保持部は、上記加工位置において上記サイクロイド歯車を回転させる主軸を備え、
    上記外径測定器は、上記測定子を上記主軸の外周に接触させた時の測定子の位置と、上記測定子を上記サイクロイド歯車の外周に接触させた時の測定子の位置とに基づき、上記サイクロイド歯車の外径を測定する、請求項1又は2に記載の歯車研削装置。
  4. 上記外径測定器は、上記サイクロイド歯車の研削加工に含まれる複数工程の中の何れかの工程の後、次工程の開始前に上記サイクロイド歯車の外径を測定し、
    上記制御部は、上記外径測定器によって測定された上記サイクロイド歯車の外径に基づき、上記次工程以降の工程における上記砥石の切込み量を補正する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の歯車研削装置。
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