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JP2014156685A - ポリ(トリメチレンテレフタラート)の微細デニール糸 - Google Patents

ポリ(トリメチレンテレフタラート)の微細デニール糸 Download PDF

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JP2014156685A JP2014090459A JP2014090459A JP2014156685A JP 2014156685 A JP2014156685 A JP 2014156685A JP 2014090459 A JP2014090459 A JP 2014090459A JP 2014090459 A JP2014090459 A JP 2014090459A JP 2014156685 A JP2014156685 A JP 2014156685A
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エム.ハウエル ジェームズ
Joe Forrest London Jr
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Abstract

【課題】
ポリ(トリメチレンテレフタラート)の微細デニール糸の提供
【解決手段】
本発明は微細デニールポリ(トリメチレンテレフタラート)フィード糸および延伸糸さらにそれらの製造に関する。この糸は、実際の延伸倍率が、[(フィード糸の破断伸び)+115]/[(延伸糸の破断伸び)+115]により求められる予測延伸倍率の10%以内であるように延伸される。
【選択図】 図1

Description

(発明の分野)
本発明はポリ(トリメチレンテレフタラート)繊維から製造される極細デニールポリエステル糸に関する。
(発明の背景)
極細デニールを有するポリエステル糸は、衣料産業で使用されるファブリックの製造にきわめて望ましいものである。このような糸は柔らかさなどの優れた性質をもつ軽量の材料を生み出せるために、望ましい。糸およびファブリックの柔らかさは触れたときに材料がいかに柔らかく感じられるかということの目安である。多くの衣類アパレル品目に使用される糸およびファブリックには高度の柔らかさが必要とされる。
当業界で現在知られている極細デニールポリエステル繊維はポリエチレンテレフタラートを用いて製造されている。このような糸は多くの衣類、例えばドレス、ジャケットおよび他の婦人用アパレルなどに適する柔らかさを提供する。しかし、ポリエチレンテレフタラートはヤング率が大きいので、達成される最高の柔らかさでも極端に柔らかい感触を必要とする衣服には適さない。
このため当業界において、極めて柔らかい性質をもつ極細デニールポリエステル糸が求められている。理論的には、ヤング率が小さいポリマーから製造されるポリエステル糸は望ましい性質を生み出すはずである。しかし、このような微細デニールポリエステル糸をポリ(トリメチレンテレフタラート)から工業的に製造しようとする試みは、様々な製造上の問題により成功しなかった。例えば、ポリ(トリメチレンテレフタラート)から極細デニール糸を製造する試みがなされたとき、繊維に過度の切断が起こった。さらに従来技術では、ポリ(トリメチレンテレフタラート)のテナシティは余りに小さすぎてうまく極細デニール糸を製造できないと考えられた。
(発明の概要)
本発明は延伸糸の製造方法を対象とし、その方法は、(a)少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有し、少なくとも繰返し単位の85モル%がトリメチレン単位からなる少なくとも85モル%のポリ(トリメチレンテレフタラート)を含むポリエステルポリマーから調製される部分配向フィード糸フィラメントを提供する工程と、(b)このフィラメントを1組の供給ロールの間で延伸してフィラメント当たりのデニールを約1.5より小さくし、さらに実際の延伸倍率を[(フィード糸の破断伸び)+115]/[(延伸糸の破断伸び)+115]から求められる予測延伸倍率の10%以内とする工程とを含む。好ましくはこの方法はさらに、フィラメントを延伸する前にフィラメントをフィラメントのガラス転移温度より高い温度であって200℃より低い温度に加熱する工程とを含む。
好ましくは、方法は約255℃と275℃の間の温度の溶融状態のポリエステルを紡糸口金を通して押出してフィラメントを成形することによって部分配向フィード糸フィラメントを調製する工程とをさらに含む。
1つの実施形態において、この方法はまたフィラメントを延伸する前にそれらをインターレースする工程を含む。
好ましくは、実際の延伸倍率は予測延伸倍率の5%以内であり、より好ましくは予測延伸倍率の3%以内である。
好ましくは、延伸糸のフィラメント当たりのデニールは1.0より小さい。
好ましくは、未延伸フィラメントは約2より小さい、より好ましくは約1.0より小さいフィラメント当たりのデニールを有する。「未延伸」とは延伸工程を実施する前のフィラメントを意味し、当業者には、これらのフィラメントが部分配向糸の調製において部分延伸されていることが理解されよう。
本発明はまた、延伸がワープ延伸またはシングルエンド延伸を含みさらにエアジェットテクスチャリングまたは仮撚りを含む方法に関する。
本発明はさらに、約255℃および約275℃の間の紡糸温度で溶融押出されるポリエステルポリマーから製造される微細デニール部分配向未延伸フィード糸を調製する方法であって、前記ポリマーが、繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位からなる少なくとも85モル%のポリ(トリメチレンテレフタラート)を含み、および前記ポリマーが少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有し、ならびに前記部分配向未延伸微細デニールフィード糸が約2より小さいフィラメント当たりのデニールを有する方法を対象とする。
未延伸フィラメントが約1.5より小さいフィラメント当たりのデニールを有する請求項8または10に記載の方法。
好ましくは、延伸糸のフィラメント当たりのデニールは約1.0より小さい。
好ましくは、未延伸フィラメントは約2より小さい、より好ましくは1.5より小さい、および最も好ましくは、1.0より小さいフィラメント当たりのデニールを有する。
好ましくは、ポリマーは0.90dl/g、より好ましくは1.00dl/gの固有粘度を有する。
好ましくは、紡糸温度は260℃および270℃の間である。
好ましくは、ポリエステルは約0.12から0.38mmの間の直径のオリフィスを有する紡糸口金で溶融押出される。
本発明はまた、前述の請求項のいずれかに記載の方法によって調製される糸に関する。
本発明はさらに、少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有し、繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位である少なくとも85モル%のポリ(トリメチレンテレフタラート)を含むポリエステルポリマーから調製される延伸糸であって、約1.0より小さいフィラメント当たりのデニールを有する延伸糸に関する。
本発明はまた延伸糸に関しており、その延伸糸は、(1)約255℃および275℃の間の温度で、少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有し、繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位からなる少なくとも85モル%のポリ(トリメチレンテレフタラート)を含むポリエステルポリマーを溶融押出することによって好ましくは調製される、そのポリエステルポリマーから紡糸される部分配向フィード糸のフィラメントを製造する工程と、(2)部分配向フィード糸から以下の特性、すなわち(a)約1.0より小さいフィラメント当たりのデニールおよび(b) [(フィード糸の破断伸び)+115]/[(延伸糸の破断伸び)+115]から求められる予測延伸倍率の10%以内の実際の延伸倍率を有する延伸糸を調製する工程とを具える方法によって製造される。
さらに、本発明は以下の方法、すなわち(1)少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有し、繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位からなる少なくとも85モル%のポリ(トリメチレンテレフタラート)を含むポリエステルポリマーを製造する工程と、(2)約255℃および275℃の間の温度でそのポリエステルポリマーを溶融押出することによってポリエステルポリマーを紡糸して部分配向フィード糸を成形する工程と、(3)その部分配向フィード糸から以下の特性、すなわち(a)約1.0より小さいフィラメント当たりのデニールおよび(b)[(フィード糸の破断の伸び)+115]/[(延伸糸の破断伸び)+115]から求められる予測延伸倍率の10%以内の実際の延伸倍率を有する延伸糸を調製する工程とによって製造される延伸糸に関する。
本発明はまた、部分配向フィード糸から製造される延伸糸であって、前記フィード糸は約255℃および275℃の間の紡糸温度で溶融押出されるポリエステルポリマーから製造され、前記ポリマーは繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位からなる少なくとも85モル%のポリ(トリメチレンテレフタラート)を含み、および前記ポリマーは少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有し、ならびに前記延伸糸は以下の特性、すなわち(a)約1.5より小さいフィラメント当たりのデニール、および(b)[(フィード糸の破断伸び)+115]/[(延伸糸の破断伸び)+115]から求められる予測延伸倍率の10%以内の実際の延伸倍率を有する延伸糸およびそのような延伸糸を製造する方法を含む。
本発明はさらに、約255℃と約275℃の間の紡糸温度で溶融押出されるポリエステルポリマーから製造される微細デニールフィード糸を含み、前記ポリマーは繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位からなる少なくとも85モル%のポリ(トリメチレンテレフタラート)を含み、および前記ポリマーは少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有し、ならびに前記微細デニールフィード糸は約2より小さいフィラメント当たりのデニールを有する。
本発明の極細デニールポリ(トリメチレンテレフタラート)糸を製造するための例示的紡糸位置の概略図である。
(発明の詳細な説明)
本発明はポリ(トリメチレンテレフタラート)から製造される極細デニールポリエステル延伸糸およびフィード糸さらにそれらの製造方法を提供する。本発明の極細デニールフィード糸は、フィラメント当たりのデニールが約2dpf(2.22dtex/フィラメント)より小さいマルチフィラメント糸である。好ましくは、フィード糸のフィラメント当たりのデニールは1.5dpf(1.67dtex/フィラメント)より小さく、最も好ましくはフィラメント当たりのデニールは1dpf(1.11dtex/フィラメント)より小さい。フィラメント当たりのフィード糸デニールは0.75、またはさらに小さいことも可能である。本発明の極細デニール延伸糸はフィラメント当たりのデニールが約1.5dpf(1.67dtex/フィラメント)より小さいマルチフィラメント糸である。好ましくは、フィラメント当たりのデニールは1dpf(1.11dtex/フィラメント)より小さい。極細延伸糸は、0.65dpfのフィラメント当たりのデニールをもつことが可能で、好ましくは0.5dpfまたはさらに小さいことも可能である。フィード糸(および結果的に、その延伸糸)はポリエステルポリマーから製造され、前記ポリマーは繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位からなる少なくとも85モル%のポリ(トリメチレンテレフタラート)を含み、および前記ポリマーは少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有する。好ましくは、固有粘度は少なくとも0.90dl/gであり、そして最も好ましくは少なくとも1.00dl/gである。好ましくは、ポリマーは1.5dl/g以下、より好ましくは1.2dl/g以下の固有粘度を有する。部分配向フィード糸は慣用の溶融紡糸技術を用いて、約255℃から約275℃の紡糸温度で製造される。溶融ポリマーが約0.12mmから約0.38mmの直径の紡糸口金オリフィスを通して押出される。本発明の糸は実際の延伸倍率が予測延伸倍率の10パーセント以内であるように延伸される。この必要条件は、延伸倍率の差、ΔDRが10パーセントより小さい場合に満たされる。本明細書で定義されるような、延伸倍率の差、ΔDRは式(I)により定義される。
Figure 2014156685
ここで、DRAは実際の延伸倍率であり、DRPは予測延伸倍率である。予測延伸倍率、DRPは式(II)により定義される。
Figure 2014156685
ここで、EB(FY)は部分配向フィード糸の破断伸びであり、EB(DY)は延伸糸の破断伸びである。好ましくは、実際の延伸倍率は予測延伸倍率の5パーセント以内であり、最も好ましくはそれは3パーセント以内である。
図1に示されるように、ポリ(トリメチレンテレフタラート)ポリマーの溶融流れ20が紡糸口金22のオリフィスを通して下向きに、放射状または交差状に向けられる冷却空気が供給される冷却ゾーン24に向かって押出される。紡糸口金22中のオリフィスの直径および総数は本発明のマルチフィラメント糸の所望のフィラメントサイズおよびフィラメントの数に応じて変えることができる。さらに、溶融流れ20の温度は紡糸ブロックの温度によって制御され、それはまた紡糸温度として知られている。約0.12mmから約0.38mmのオリフィス直径を本発明の極細フィラメント糸を製造するのに使用できることが見出された。さらに、約255℃および275℃の間の紡糸温度が本発明の極細デニール糸を製造するのに必要である。好ましくは、紡糸温度は約260℃および270℃の間であり、最も好ましくは紡糸温度は265℃に保たれる。
流れ20は冷却ゾーン内の紡糸口金の下のある距離で固化してフィラメント26になる。フィラメント26は収束され、マルチフィラメント糸28を形成する。慣用の紡糸仕上げが、計量供給塗布によってまたは仕上げロール32のようなロール塗布によって糸28に塗布される。糸28は次にゴデット34および36の回りに部分的に巻付いて通過しパッケージ38に巻かれる。フィラメントは、望ましい場合は空気式絡めチャンバ40によるなどしてインターレースされてもよい。
部分配向ポリ(トリメチレンテレフタラート)糸は次に慣用の延伸装置、例えばBarmag DW48などを用いて延伸される。本発明によれば、糸は延伸倍率差、ΔDRが前述のように10パーセントより小さくなるように延伸される。
延伸はワープ延伸またはシングルエンド延伸を含むことができる。本発明の極細フィラメント糸は、例えばエアジェットテクスチャリング、仮撚りテクスチャリング、ギアクリンピング、およびスタッファボックスクリンピングに適している。本発明の糸は、米国特許第5,250,245号−この全体を参照によって本明細書に組み込む−などに開示されるような、極細デニールポリエチレンテレフタラート糸から製造されうるどのファブリックをも製造するために用いることができる。望ましい場合、これらのフィラメントから製造されるトウもクリンプさせ、ステープルおよびフロックにカットすることができる。これらの改善された糸から製造されるファブリックはスエード様の触感を与えるために慣用のサンディングおよびブラッシングによって表面処理することができる。フィラメント
表面の摩擦特性は横断面、艶消し剤の選択によって、およびアルカリエッチングのような処理によって変えることができる。フィラメントの強度および均一性の改善された組み合わせは、破断したフィラメント(および糸の切断)がない微細フィラメント糸および扱い難い染料で均一に染色することを必要とする最終用途プロセスに特に適する。
本発明の微細フィラメント糸は、雨着および医療衣服などの高性能の密度防湿ファブリックを製造するのに適している。編物およびファブリックの表面は起毛することができる(ブラッシングまたサンディングによって)。デニールをさらに下げるために、フィラメントに慣用のアルカリ処理をする(好ましくは、ファブリックの形で)ことができる。本発明の微細フィラメント糸は、クロス染色効果および/または混合収縮性後嵩高化の可能性を持たせるために、紡糸ライン中オンラインでまたはオフラインでデニールのより大きいポリエステル(またはナイロン)フィラメントと混ぜ合わせることが可能である。ここで、バルク化は、ビーミング/スラッシングの間に熱の存在下過剰供給などで、または染色バス中などでファブリックの形でオフラインでおこなうことができる。インターレースの程度はテキスタイルプロセスにおける必要性および最終の所望の糸/ファブリックの美的基準に基づいて選択される。ポリ(トリメチレンテレフタラート)の小さいヤング率のために、本発明の極細デニール糸は柔らかさが重要であるファブリックに特に適する。
本発明の繊維は、円形、オーバル、オクタローバル、トリローバル、スカラップドオーバル、および他の形状であることができ、円形が最も一般的である。
本明細書に記載される測定は、デニールを含めて慣用の米国テキスタイル単位を用いてなされ、それはメートル法の単位である。デニールに対応するdtex値は実測値の後の括弧内に与えられている。同じように、テナシティおよびモジュラス測定はグラム/デニール(「gpd」)で測定、報告されており、括弧内に対応するdN/tex値がある。
試験方法
以下の実施例で報告される部分配向ポリ(トリメチレンテレフタラート)糸の物理的性質は、Instron Corp.の引張試験機、モデルno.1122を用いて測定された。より具体的には、破断伸び、EB、およびテナシティはASTMD−2256にしたがって測定された。
ボイルオフ収縮(「BOS」)はASTMD2259にしたがって以下のようにして求められた。すなわち、0.2g/d(0.18dN/tex)の荷重が糸にかかるようにある長さの糸に重りを吊り下げ、その長さL1を測定した。次いでその重りを取りその糸を30分間沸騰水に浸漬した。糸を沸騰水から取り出し、約1分間遠心し、約5分間放冷した。次いで冷めた糸に前と同じ重りをかけた。糸の今回の長さ、L2を記録した。収縮パーセントを以下の式(III)により計算した。
Figure 2014156685
乾燥加熱収縮(「DHS」)はASTMD2259にしたがって、本質的にBOSに対する前述と同様にして求められた。L1は前述のようにして測定されたが、沸騰水に浸漬する替りに糸を約160℃のオーブン中に置いた。約30分後、糸をオーブンから取り出し約15分間放冷し、その後L2を測定した。収縮パーセントを前述の式(III)にしたがって計算した。
固有粘度は重量%で50/50の塩化メチレン/トリフルオロ酢酸中でASTMD4603−96にしたがって測定された。
実施例I−ポリマー調製
ポリマー調製1
ポリ(トリメチレンテレフタラート)ポリマーを、テレフタル酸ジメチルおよび1,3−プロパンジオールからバッチ方法を用いて調製した。攪拌機、真空ジェットおよびオートクレーブのクレーブ部の上に位置するモノマー蒸留器を備える40ポンド(18kg)の水平オートクレーブを使用した。モノマー蒸留器に40ポンド(18kg)のテレフタル酸ジメチルおよび33ポンド(15kg)の1,3−プロパンジオールを充填した。ランタンをポリマー中250部/百万部(「ppm」)とするのに十分な量の酢酸ランタン触媒を加えた。部/百万部は本明細書においてマイクログラム/グラムを意味するために使われている。さらに、チタンがポリマー中30ppmとなるように、チタン酸テトライソプロピル重合触媒をモノマーに加えた。蒸留器の温度を徐々に245℃に上げ、約13.5ポンド(6.2kg)のメタノール留出物を回収した。
リンがポリマー中約160ppmとなる量のリン酸の1,3−プロパンジオール溶液をクレーブに加えた。艶消しポリマーが望ましい場合には、1,3−プロパンジオール中20重量%(「wt%」)の二酸化チタン(TiO2)スラリ溶液をポリマー中0.3wt%となる量だけクレーブに加えた。成分を攪拌しよく混合し、温度を245℃に上げ、圧力を水銀柱3ミリメートルより小さくし(400Paより小さい)、4から8時間攪拌することによって重合した。所望のレベルのポリマー分子量で、ポリマーをリボンまたはストランドダイを通して押出し、冷却し、さらに再溶融押出しまたは固相重合に適するフレークまたはペレットサイズにカットした。この方法で0.60dl/gから1.00dl/gの領域のポリマー固有粘度(「IV」)が得られた。
この方法で製造されたポリマー(TiO2を含む)を実施例II−3で使用した。実施例II−5、II−6、II−7、II−8、II−9、III−13およびIII−14で使用したポリマーを、TiO2を加えず同じIVであったという以外は本質的に同じ方法で製造した。実施例II−10およびIII−15のポリマーは同じ方法で製造されたが、IVがわずかに大きくTiO2を含まなかった。
ポリマー調製2
実施例II−2、III−11およびIII−12のより高分子量のポリマー(IV>1.00dl/g)をポリマーチップまたはフレーク(前述と同様にして製造された)を流動床重合器で固相重合することにより製造した。実施例III−11のポリマーはTiO2を含むが、他は含んでいなかった。結晶化し乾燥したポリマーを、連続的に攪拌され乾燥不活性ガスで置換される流動床反応器に充填し、200℃から220℃に10時間まで保持し、IVが1.40までのポリマーを製造した。
ポリマー調製3
実施例II−4で使用されるポリ(トリメチレンテレフタラート)ポリマーを、いずれもジャケット付き攪拌機付きで深いプールデザインのエステル化容器(「反応器」)および縮重合容器(「クレーブ」)を利用する2容器プロセスを用いて、テレフタル酸および1,3−プロパンジオールから調製した。428ポンド(194kg)の1,3−プロパンジオールおよび550ポンド(250kg)のテレフタル酸を反応器に充填した。望ましい場合にはエステル化を速めるためにエステル化触媒(90ppmのSn(スズ)のレベルでのモノブチルスズオキサイド)を反応器に加えた。反応器スラリを攪拌し、大気圧下で210℃に加熱し、反応水が除去されエステル化が完了する間維持した。この時点で温度を235℃に上げ、少量の1,3−プロパンジオールを除去し反応器の内容物をクレーブに移した。
反応器内容物を移して、クレーブの攪拌機をスタートさせ、91グラムのチタン酸テトライソプロピルを縮重合触媒として加えた。ポリマー中に二酸化チタンを入れたい場合、1,3−プロパンジオール中20%のスラリをポリマー中0.3wt%となる量だけクレーブに加えた。プロセス温度を255℃に上げ圧力を1mmHg(133Pa)に下げた。過剰のグリコールをプロセスが許容する範囲の速度で除去した。攪拌機の回転数および消費電力を分子量の増加を追跡するために用いた。所望の溶融粘度および分子量に達した時に、クレーブの圧力を150psig(1034kPaゲージ)に上げ、クレーブの内容物をペレット化のためのカッタへと押出した。
TiO2をポリマー調製1と同じ量だけ同じ仕方で加えた。
実施例II−1のポリマー
表1に記載される性質をもち0.3重量%のTiO2を含むポリ(トリメチレンテレフタラート)ポリマーのバッチを実施例II−1に用いた。
実施例II
実施例Iに記載されるように調製されたポリ(トリメチレンテレフタラート)ポリマーのいくつかの試料を、図1に示されるように、慣用の再溶融一軸押出方法および慣用のポリエステルファイバー溶融紡糸(S−ラップ)方法を用いて部分配向フィラメントに紡糸した。紡糸条件および得られる部分配向糸の性質は表Iに記載されている。表Iに示されるように、出発ポリマーの固有粘度は様々であった。ポリマーを約0.23mmの直径の紡糸口金オリフィスを通して押出した。紡糸ブロックの温度を表Iに示されるポリマー温度が得られるように変化させた。紡糸口金を出るフィラメントの流れを21℃の空気で冷却しフィラメントの束に集めた。紡糸仕上げを表Iに示される量だけ塗布し、フィラメントをインターレースしマルチフィラメント糸に収束した。
この例で紡糸された部分配向糸の各々は、実施例IVに示されるように、本発明による延伸糸を製造するための極細デニールフィード糸として適していた。糸品目「II−10」はある応用では極細デニール直接使用部分配向糸として適していた。このような微細デニール部分配向ポリ(トリメチレンテレフタラート)糸はさらなる延伸なしで最終用途のファブリックに織るまたは編むことができる。
実施例III
この実施例は、ポリ(トリメチレンテレフタラート)ポリマーの追加の試料を部分配向フィラメントに紡糸するのに用いられた紡糸パラメータを示した。この実施例で用いられたポリマーは実施例Iに記載されるようにして調製された。紡糸条件および得られる部分配向フィード糸の性質は表IIに記載されている。実施例IIのフィード糸と同様に、この例で紡糸された部分配向糸は極細デニール延伸糸を製造するのに適していた。糸品目「III−15」はまた極細デニール直接使用部分配向糸として適していた。
実施例IV
実施例IIの部分配向フィード糸を様々な温度のヒータプレート上で400メートル/分(「mpm」)の速度で様々な延伸倍率で延伸した。延伸パラメータおよび延伸糸の性質は表IIIに与えられている。表IIIに示されるように、本発明の糸はΔDRが10パーセントより小さくなるように延伸された。
本明細書に記載の主な発明につき以下に列記する。
1. 延伸糸の製造方法であって、
(a)少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有し、繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位からなる少なくとも85モル%のポリ(トリメチレンテレフタラート)を含むポリエステルポリマーから調製される部分配向フィード糸フィラメントを提供する工程と、
(b)前記フィラメントを1組の供給ロールの間で延伸してフィラメント当たりのデニールを約1.5より小さくし、さらに実際の延伸倍率を[(フィード糸の破断伸び)+115]/[(延伸糸の破断伸び)+115]により求められる予測延伸倍率の10%以内とする工程と、を含むことを特徴とする方法。
2. フィラメントを延伸する前に、フィラメントをフィラメントのガラス転移温度より高い温度であって200℃より低い温度に加熱する工程をさらに含むことを特徴とする前記1.に記載の方法。
3. 約255℃と275℃の間の温度の溶融状態のポリエステルを紡糸口金を通して押出してフィラメントを成形することによって部分配向フィード糸フィラメントを調製する工程をさらに含むことを特徴とする前記1.または2.に記載の方法。
4. フィラメントを延伸する前にそれらをインターレースする工程をさらに含むことを特徴とする前記1.〜3.のいずれかに記載の方法。
5. 実際の延伸倍率が予測延伸倍率の5%以内であることを特徴とする前記1.〜4.のいずれかに記載の方法。
6. 実際の延伸倍率が予測延伸倍率の3%以内であることを特徴とする前記5.に記載の方法。
7. 延伸糸のフィラメント当たりのデニールが1.0より小さいことを特徴とする前記1.〜6.のいずれかに記載の方法。
8. 未延伸フィラメントが約2より小さいフィラメント当たりのデニールを有することを特徴とする前記1.〜7.のいずれかに記載の方法。
9. 延伸がワープ延伸またはシングルエンド延伸を含みさらにエアジェットテクスチャリングまたは仮撚りを含むことを特徴とする方法。
10. 約255℃と約275℃の間の紡糸温度で溶融押出されるポリエステルポリマーから製造される微細デニール部分配向未延伸フィード糸を調製する方法であって、前記ポリマーが、繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位からなる少なくとも85モル%のポリ(トリメチレンテレフタラート)を含み、および前記ポリマーが少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有し、さらに前記部分配向未延伸微細デニールフィード糸が約2より小さいフィラメント当たりのデニールを有することを特徴とする方法。
11. 未延伸フィラメントが約1.5より小さいフィラメント当たりのデニールを有することを特徴とする前記8.または10.に記載の方法。
12. 未延伸フィラメントが約1.0より小さいフィラメント当たりのデニールを有することを特徴とする前記11.に記載の方法。
13. ポリマーが0.90dl/gの固有粘度を有することを特徴とする前記1.〜12.のいずれかに記載の方法。
14. 紡糸温度が260℃と270℃の間の温度であることを特徴とする前記1.〜13.のいずれかに記載の方法。
15. ポリエステルが約0.12から0.38mmの間の直径のオリフィスを有する紡糸口金で溶融押出されることを特徴とする前記1.〜14.のいずれかに記載の方法。
16. ポリマーが少なくとも1.00dl/gの固有粘度を有することを特徴とする前記1.〜15.のいずれかに記載の方法。
17. 前記1.〜16.のいずれかに記載の方法によって調製されることを特徴とする糸。
18. 少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有し、繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位である少なくとも85モル%のポリ(トリメチレンテレフタラート)を含むポリエステルポリマーから調製される延伸糸であって、約1.0より小さいフィラメント当たりのデニールを有することを特徴とする延伸糸。
Figure 2014156685
Figure 2014156685
Figure 2014156685

Claims (12)

  1. (a)255℃と275℃の間の温度で、ポリエステルポリマーを溶融押出することによって、延伸に供されるべき部分配向フィード糸フィラメントを紡糸する工程であって、
    前記ポリマーは、ポリ(トリメチレンテレフタラート)を含み、そのジオール由来繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位からなり、前記ポリマーが少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有する、工程と、
    (b)前記フィラメントを1組の供給ロールの間で延伸してフィラメント当たりのデニールを1.5より小さくし、さらに実際の延伸倍率DRが、下記式(I):
    Figure 2014156685

    を満たし、
    ここで上記式(I)中、DRは、
    [(延伸に供されるべきフィード糸の破断伸び)+115]/[(延伸糸の破断伸び)+115]
    により求められる予測延伸倍率を示すものである工程と、を含む製造方法により製造された延伸糸。
  2. (a)255℃と275℃の間の温度で、ポリエステルポリマーを溶融押出することによって、延伸に供されるべき微細デニール部分配向フィード糸フィラメントを紡糸する工程であって、
    前記ポリマーは、ポリ(トリメチレンテレフタラート)を含み、そのジオール由来繰返し単位の少なくとも85モル%がトリメチレン単位からなり、前記ポリマーが少なくとも0.80dl/gの固有粘度を有し、さらに前記未延伸微細デニール部分配向フィード糸フィラメントが0.75〜1.5のフィラメント当たりのデニールを有する工程と、
    (b)前記フィラメントを1組の供給ロールの間で延伸してフィラメント当たりのデニールを1.5より小さくし、さらに実際の延伸倍率DRが、下記式(I):、
    Figure 2014156685

    を満たし、
    ここで上記式(I)中、DRは、
    [(延伸に供されるべきフィード糸の破断伸び)+115]/[(延伸糸の破断伸び)+115]
    により求められる予測延伸倍率を示すものである工程と、を含む製造方法により製造された延伸糸。
  3. 前記実際の延伸倍率DRが、
    下記式(II):
    Figure 2014156685

    を満たし、
    ここで上記式(II)中、DRは、請求項1で定義されたものを表し、
    前記ポリマーが少なくとも0.80dl/gで、1.5dl/gまでの固有粘度を有することを特徴とする請求項1または2に記載の延伸糸。
  4. 前記実際の延伸倍率DRが、
    下記式(III):
    Figure 2014156685

    を満たし、
    ここで上記式(III)中、DRは、請求項1で定義されたものを表す、
    ことを特徴とする請求項3に記載の延伸糸。
  5. 前記フィラメントを延伸する前に、前記フィラメントを前記フィラメントのガラス転移温度より高い温度であって200℃より低い温度に加熱する工程をさらに含み、前記ポリマーが少なくとも0.80dl/gで、1.5dl/gまでの固有粘度を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の延伸糸。
  6. 前記フィラメントを延伸する前にそれらをインターレースする工程をさらに含み、前記ポリマーが少なくとも0.80dl/gで、1.2dl/gまでの固有粘度を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の延伸糸。
  7. 前記未延伸フィラメントが少なくとも0.75で、1.0より小さいフィラメント当たりのデニールを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の延伸糸。
  8. 前記延伸がワープ延伸またはシングルエンド延伸を含みさらにエアジェットテクスチャリングまたは仮撚りを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の延伸糸。
  9. 前記延伸糸のフィラメント当たりのデニールが1.0dpfより小さいことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の延伸糸。
  10. 前記延伸糸のフィラメント当たりのデニールが少なくとも0.5dpfであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の延伸糸。
  11. 前記延伸糸のフィラメント当たりのデニールが少なくとも0.65dpfであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の延伸糸。
  12. 前記ポリマーが少なくとも1.00dl/gで、1.2dl/gまでの固有粘度を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の延伸糸。
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