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JP2014109749A - 粉体収容器、現像ユニット、プロセスユニット及び画像形成装置 - Google Patents

粉体収容器、現像ユニット、プロセスユニット及び画像形成装置 Download PDF

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JP2014109749A JP2012265337A JP2012265337A JP2014109749A JP 2014109749 A JP2014109749 A JP 2014109749A JP 2012265337 A JP2012265337 A JP 2012265337A JP 2012265337 A JP2012265337 A JP 2012265337A JP 2014109749 A JP2014109749 A JP 2014109749A
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Abstract

【課題】シャッターと容器本体との間からの粉体の漏れを防止することができる粉体収容器を提供する。
【解決手段】画像形成用の粉体を収容する容器本体31と、粉体を排出するために容器本体31に設けられた排出口32と、排出口32を開閉するためのシャッター33とを備えた粉体収容器であって、シャッター33を開放位置に切り換えた状態で、シャッター33と容器本体31との間にシール部材37を配設すると共に、シャッター33の開放方向Bにおける、シール部材37の下流端部37aを、シャッター33の下流端部33aよりも下流側に配設した。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成用の粉体を収容する粉体収容器、粉体収容器を備える現像ユニット、プロセスユニット及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、メンテナンス性の向上や交換品の低コスト化のために、感光体や現像ローラ等を含むプロセスユニットと、画像形成用の粉体としてのトナーを収容したトナーカートリッジとを、別個のユニットとした構成が一般的に用いられている。トナーカートリッジには、トナーを補給する際に内部のトナーを排出するための排出口が設けられており、この排出口は、プロセスユニット等に設けてある補給口に対して着脱可能に構成されている。このため、トナーカートリッジを取り外した際、排出口からのトナー漏れを防止するために、シャッターが設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、シャッターとトナーカートリッジの容器本体との間に隙間があると、そこからトナーが漏れ、装置内を汚染する虞がある。また、トナーがトナーカートリッジ内で撹拌され空気中に浮遊するクラウド状態となった状況では、トナーが装置内で発生する気流などの影響を受けて飛散するため、特にトナー漏れが生じやすい状態となる。
そこで、本発明は、斯かる事情に鑑み、シャッターと容器本体との間からの粉体の漏れを防止することができる粉体収容器、現像ユニット、プロセスユニット及び画像形成装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、本発明は、画像形成用の粉体を収容する容器本体と、前記粉体を排出するために前記容器本体に設けられた排出口と、前記排出口を開閉するためのシャッターとを備えた粉体収容器であって、前記シャッターを開放位置に切り換えた状態で、前記シャッターと前記容器本体との間にシール部材を配設すると共に、シャッターの開放方向における、前記シール部材の下流端部を、前記シャッターの下流端部よりも下流側に配設したことを特徴とする。
本発明によれば、シール部材によって、シャッターと容器本体との間からの粉体漏れを防止することができる。
本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 前記画像形成装置の上部カバーを開いた状態を示す図である。 前記画像形成装置の上部カバーと中間カバーを開いた状態を示す図である。 現像装置とトナーカートリッジの概略断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシャッターが閉鎖位置にある状態を示す図である。 前記第1実施形態に係るシャッターが開放位置にある状態を示す図である。 連結シールが傾き、排出口周縁の外面と連結シールとの間に隙間が生じた状態を示す図である。 本発明に係るトナーカートリッジの第2実施形態の構成を示す図である。 本発明に係るトナーカートリッジの第3実施形態の構成を示す図である。 前記第3実施形態に係るトナーカートリッジを図9の左側から見た図である。 本発明の構成を二重シャッター機構を備えるトナーカートリッジに適用した実施形態を示す図である。 現像ユニットの概略断面図である。 連結シールの平面図である。 連結シールの変形例を示す図である。 本発明の効果を確認するために行った試験結果を示す図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
まず、図1を参照して、本発明の実施の一形態であるプリンタの全体構成及び動作について説明する。ただし、これに限定されるものではない。本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置にも適用可能である。
図1に示すように、プリンタの装置本体(画像形成装置本体)100には、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkが着脱可能に装着されている。各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
具体的には、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkは、潜像担持体(像担持体)としての感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2上の潜像を可視画像化する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード5などで構成されている。各感光体2に対向した位置には、それぞれ、感光体2の表面に潜像を形成する潜像形成手段としての露光装置6が設けられている。本実施形態では、露光装置6としてLEDユニットを用いている。
各現像装置4の上方には、それぞれ、画像形成用の粉体であるトナーを収容した粉体収容器としてのトナーカートリッジ30が着脱可能に装着されている。各トナーカートリッジ30は、対応する現像装置4内のトナーと同じ色のトナーが収容されており、現像装置4内のトナーが所定量を下回ると、トナーカートリッジ30からトナーが補給されるようになっている。なお、本実施形態では、画像形成用の粉体としてトナーから成る一成分現像剤を用いているが、これに限らず、トナーとキャリアから成る二成分現像剤を用いる構成にも本発明を適用可能である。
各感光体2の下方には、転写装置7が配設されている。転写装置7は、中間転写体(像担持体)としての無端状のベルトから成る中間転写ベルト8を有する。中間転写ベルト8は、支持部材としての駆動ローラ9と従動ローラ10に張架されており、駆動ローラ9が図の反時計回りに回転することによって、中間転写ベルト8は周回走行(回転)するように構成されている。
各感光体2に対向した位置に、それぞれ、一次転写手段としての一次転写ローラ11が配設されている。各一次転写ローラ11は、それぞれの位置で中間転写ベルト8の内周面を押圧しており、中間転写ベルト8の押圧された部分と各感光体2とが接触する箇所に一次転写ニップが形成されている。各一次転写ローラ11は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が一次転写ローラ11に印加されるようになっている。
また、駆動ローラ9に対向した位置に、二次転写手段としての二次転写ローラ12が配設されている。二次転写ローラ12は、中間転写ベルト8の外周面を押圧しており、二次転写ローラ12と中間転写ベルト8とが接触する箇所に二次転写ニップが形成されている。また、二次転写ローラ12は、一次転写ローラ11と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ12に印加されるようになっている。
また、中間転写ベルト8の図の右端側の外周面には、中間転写ベルト8の表面をクリーニングするベルトクリーニング装置13が配設されている。このベルトクリーニング装置13から伸びた図示しない廃トナー移送ホースは、転写装置7の下方に配設された廃トナー収容器14の入り口部に接続されている。
装置本体100の下部には、記録媒体としての用紙Pを収容した給紙トレイ15や、給紙トレイ15から用紙Pを給送する給紙ローラ16等が設けてある。ここで、用紙Pには、厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等が含まれる。また、記録媒体として、OHPシートやOHPフィルム等を用いることも可能である。
装置本体100の上部には、用紙を外部へ排出するための一対の排紙ローラ17と、排紙ローラ17によって排出された用紙をストックするための排紙トレイ18が設けられている。
また、装置本体100内には、用紙Pを給紙トレイ15から二次転写ニップを通って排紙トレイ18へ搬送するための搬送路Rが配設されている。この搬送路Rにおいて、二次転写ローラ12の位置よりも用紙搬送方向上流側には、搬送タイミングを計って用紙を二次転写ニップへ搬送するタイミングローラとしての一対のレジストローラ19が設けられている。また、二次転写ローラ12の位置よりも用紙搬送方向下流側には、用紙に画像を定着する定着装置20が設けられている。
続いて、図1を参照して、本実施形態に係るプリンタの基本的動作について説明する。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkの感光体2が図1の時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置やコンピュータ等からの画像情報に基づいて、露光装置6からの露光により、各感光体2の帯電面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、中間転写ベルト8を張架する駆動ローラ9が回転駆動することにより、中間転写ベルト8が周回走行される。また、各一次転写ローラ11に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ11と各感光体2との間の一次転写部において転写電界が形成される。
その後、各感光体2の回転に伴い、感光体2上の各色のトナー画像が一次転写部に達したときに、一次転写部において形成された上記転写電界によって、各感光体2上のトナー画像が中間転写ベルト8上に順次重ね合わせて転写される。かくして、中間転写ベルト8の表面にフルカラーのトナー画像が担持される。また、中間転写ベルト8に転写しきれなかった各感光体2上のトナーは、クリーニングブレード5によって除去される。
装置本体100の下部では、給紙ローラ16が回転駆動を開始し、給紙トレイ15から用紙Pが搬送路Rに送り出される。搬送路Rに送り出された用紙Pは、レジストローラ19によって搬送を一旦停止される。
その後、所定のタイミングでレジストローラ19の回転駆動を開始し、中間転写ベルト8上のトナー画像が二次転写部に達するタイミングに合わせて、用紙Pを二次転写部へ搬送する。このとき、二次転写ローラ12には、中間転写ベルト8上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写部に転写電界が形成されている。そして、この転写電界によって、中間転写ベルト8上のトナー画像が用紙P上に一括して転写される。また、用紙Pに転写しきれなかった中間転写ベルト8上の残留トナーは、ベルトクリーニング装置13によって除去され、除去されたトナーは、廃トナー収容器14へ搬送され回収される。
その後、トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置20へと搬送され、定着装置20において用紙P上のトナー画像が当該用紙Pに定着される。そして、用紙Pは、一対の排紙ローラ17によって装置外に排出され、排紙トレイ18上にストックされる。
以上の説明は、用紙にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
また、図1に示すように、本実施形態に係るプリンタは、装置本体100の上部に設けられた第1カバーとしての上部カバー101と、上部カバー101よりも内側(下方)に設けられた第2カバーとしての中間カバー102とを備える。上部カバー101と中間カバー102は、それぞれ、装置本体100に設けられた支軸103,104を中心に回動することで開閉可能に構成されている。図2は、上部カバー101を開いた状態、図3は、さらに、中間カバー102を開いた状態を示す。
中間カバー102には、複数のトナーカートリッジ30を装着可能な容器装着部120が形成されている。また、中間カバー102の内側(下方)に形成されたユニット装着部130には、各色のプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkが収容可能となっている。
図2に示すように、上部カバー101を開いた状態にすると、各トナーカートリッジ30を中間カバー102に対して上方から着脱可能な状態となる。
さらに、図3に示すように、中間カバー102を開いた状態にすると、各トナーカートリッジ30をプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkの上方から一体的に退避させることができる。また、このとき、中間カバー102と一緒に各露光装置6が各感光体2の上方から退避するため、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkを上方から着脱可能な状態となる。このように、本実施形態の場合、トナーカートリッジ30を中間カバー102から取り外さなくても、プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkを着脱することができ、交換作業性に優れる。
図4は、上記現像装置と上記トナーカートリッジの概略断面図である。
図4に示すように、現像装置4は、トナーを収容する現像ハウジング40と、トナーを担持する現像剤担持体としての現像ローラ41と、現像ローラ41にトナーを供給する現像剤供給部材としての供給ローラ42と、現像ローラ41上に担持されたトナー量を規制する規制部材としての現像ブレード43と、トナーを搬送する搬送部材としての2つの搬送スクリュー44,45と、2つの導光部材46,47等を有する。
現像ハウジング40の内部は、孔部48aを有する仕切部材48によって、図の上側の第1の領域E1と、図の下側の第2の領域E2とに分割されている。また、孔部48aは、仕切部材48の両端部(図2の紙面に直交する方向の手前側と奥側)にそれぞれ設けられている。
第1の領域E1内には、一方の搬送スクリュー44と、2つの導光部材46,47が設けられている。一方、第2の領域E2内には、他方の搬送スクリュー45と、供給ローラ42が設けられている。また、第2の領域E2の感光体2と対向する開口部には、現像ローラ41及び現像ブレード43が設けてある。
上記2つの搬送スクリュー44,45は、それぞれ回転軸の外周に螺旋状の羽根を設けて構成されている。各搬送スクリュー44,45が回転すると、それぞれの軸方向にトナーを搬送するようになっている。ただし、ここでは、各搬送スクリュー44,45の羽根は互いに逆巻きに形成されており、トナー搬送方向は互いに逆方向となっている。
上記現像ローラ41は、金属製の芯金と、その芯金の外周に配設された導電性ゴムで構成されている。本実施形態では、芯金の外径をφ6、導電性ゴムの外周をφ12、ゴム硬度Hs75に設定している。また、導電性ゴムは、体積抵抗値を約105〜107Ω程度に調整されている。導電性ゴムとしては、例えば、導電性ウレタンゴムやシリコーンゴム等を使用可能である。現像ローラ41は、図2において反時計回りの方向に回転し、表面に保持した現像剤を現像ブレード43及び感光体2との対向位置へと搬送する。
上記供給ローラ42には、一般に、スポンジローラなどが用いられる。スポンジローラとしては、金属製の芯金の外周に、カーボンを混合して半導電化させた発泡ポリウレタンを付着したものが適当である。本実施形態では、芯金の外径をφ6、スポンジ部分の外径をφ12に設定している。供給ローラ42は、現像ローラ41に対して当接している。供給ローラ42と現像ローラ41とが当接して形成されるニップ部は、通常約1mm〜3mm程度に設定されている。本実施形態では、ニップを2mmとしている。また、供給ローラ42は、現像ローラ41に対してカウンター方向(図2において反時計回り)に回転することで、現像ハウジング40内のトナーを現像ローラ41の表層まで効率よく供給できるようにしている。さらに、本実施形態では、現像ローラ41と供給ローラ42の回転数比を1に設定することで、良好なトナー供給機能を確保している。
上記現像ブレード43は、例えば、厚さ0.1mm程度のSUSなどの金属板で構成される。現像ブレード43は、その先端側で現像ローラ41の表面に当接している。現像ブレード43による現像ローラ41上のトナー量の制御は、現像特性を安定させ良好な画質を得るために非常に重要なパラメータである。そのため、通常の製品においては現像ローラ41に対する現像ブレード43の当接圧は20〜60N/m程度、ニップ部の位置は現像ブレード43の先端から0.5±0.5mm程度に厳しく管理されている。また、これらのパラメータは、使用するトナー、現像ローラ、供給ローラなどの特性に合わせて適宜決定される。本実施形態では、現像ブレード43を厚さ0.1mmのSUS材で構成し、当接圧45N/m、ニップ部の位置を現像ブレード43の先端から0.2mm、現像ブレード43の支持端部から自由端(先端)までの長さ(自由長)を14mmに設定することで、現像ローラ41上に安定したトナーの薄層を形成できるようにしている。
上記2つの導光部材46,47は、光透過性の良い材料を用いて形成される。その材料として、例えば、樹脂を用いる場合は、透明度の高いアクリル材やPC材などが好ましい。また、各導光部材46,47の材料として、より良好な光学特性が得られる光学ガラスなどを用いることも可能である。あるいは、各導光部材46,47に光ファイバーを用いてもよい。この場合は、導光部材46,47によって形成される光路の設計自由度が向上する。
各導光部材46,47の一端部は、現像ハウジング40の外側に露出している。プロセスユニットを画像形成装置本体に装着した状態では、これらの露出する各端部に対して、本体側に設けられたトナー量検知手段としての図示しない発光素子と受光素子が対向するようになっている。発光素子と受光素子が各導光部材46,47の露出する端部に対向した状態では、各導光部材46,47を介して、発光素子から受光素子へ光を導く光路が形成される。これにより、発光素子から発せられた光が一方の導光部材46によって現像ハウジング40内に導かれ、さらにその光が他方の導光部材47によって受光素子まで導かれるようになっている。また、現像ハウジング40内において、両導光部材46,47の互いに対向する端部の間には、所定の隙間が設けてある。
トナーカートリッジ30は、トナーを収容する容器本体31と、トナーを排出するために容器本体31に設けられた排出口32と、排出口32を開閉するためのシャッター33と、容器本体31内のトナーを排出口32へ搬送する搬送部材としての搬送スクリュー34と、容器本体31内のトナーを撹拌する撹拌部材としてのアジテータ35等を備える。
搬送スクリュー34は、回転軸の外周に螺旋状の羽根を設けて構成されている。アジテータ35は、搬送スクリュー34の回転軸と平行に配設された回転軸に、平面状の変形可能な羽根を設けて構成されている。アジテータ35の羽根は、例えば、PETフィルム等から成る可撓性の材料で構成される。また、図4に示すように、容器本体31の内面底部31aを、アジテータ35の羽根の回転軌道に沿った円弧状に形成することで、羽根によって移動されずに容器本体31内に残ってしまうトナー量を減らすことができる。
図4に示すように、トナーカートリッジ30が装着される中間カバー102には、トナーカートリッジ30の排出口32と連結される連通口102aが形成されている。また、現像装置4の上部には、連通口102aと連結される受入口49が形成されている。そして、トナーカートリッジ30を中間カバー102に装着した状態にすると、排出口32が連通口102aを介して現像装置4の受入口49と連結され、トナーカートリッジ30から現像装置4へトナーを補給可能な状態となるように構成されている。
また、トナーカートリッジ30を装着した状態では、排出口32と連通口102aとの間に両者間からのトナー漏れを防止する連結シール50が介在するようになっている。本実施形態では、連結シール50は中間カバー102側に設けられているが、トナーカートリッジ30側に設けることも可能である。連結シール50の中央には、排出口32から受入口49へトナーを通過させる通過孔52が形成されている。また、本実施形態では、連結シール50を軟質のウレタンフォームで構成しているが、これに限定されるものではない。
図4を参照しつつ、上記現像装置の現像動作について説明する。
作像動作開始の指示があり、現像ローラ41と供給ローラ42が回転を開始すると、供給ローラ42によって現像ローラ41の表面にトナーが供給され担持される。現像ローラ41上に担持されたトナーは、現像ローラ41と現像ブレード43とのニップ部を通過することにより、トナー層の厚さが規制されると同時に摩擦荷電させられる。そして、現像ローラ41上のトナーが感光体2との対向位置(現像領域)に搬送されると、トナーが感光体2上の静電潜像へ静電的に転移してトナー画像が形成される。
続いて、現像装置へのトナー補給動作について説明する。
現像装置へのトナーの補給は、現像ハウジング40内のトナー量が所定の基準値以下となった場合に行われる。具体的に、現像ハウジング40内にトナー量が所定の基準値よりも多い場合は、2つの導光部材46,47の互いに対向する端部間にトナーが存在しており、そのトナーによって端部間における光路が遮断されているため、受光素子には光が届かない状態となっている。その後、現像ハウジング40内のトナーが消費されトナー量が所定の基準値以下になると、上記導光部材46,47の互いに対向する端部間にトナーが存在しなくなり、当該端部間において光が透過するようになる。このときの光の透過を検知することによって、トナー補給の指示が発せられる。
トナー補給の指示が発せられると、トナーカートリッジ30内の搬送スクリュー34が回転する。これにより、トナーが排出口32へ向かって搬送され、排出口32から現像ハウジング40の第1の領域E1内にトナーが補給される。また、本実施形態では、トナーカートリッジ30内の搬送スクリュー34が回転を開始すると同時に、アジテータ35も回転を開始する。このアジテータ35の回転によって、トナーカートリッジ30内のトナーが撹拌されると共に搬送スクリュー34の方へ移動させられる。その後、トナーの補給によって、現像ハウジング40内のトナー量が所定の基準値よりも多くなると(トナーによって2つの導光部材46,47間の光路が遮断されると)、搬送スクリュー34とアジテータ35の回転駆動が停止され、トナー補給を終了する。
一方、現像ハウジング40では、トナーの補給があると、第1の領域E1内に設けられた搬送スクリュー44と、第2の領域E2に設けられた搬送スクリュー45が回転し、各領域E1,E2でトナーが互いに反対方向に搬送される。各搬送スクリュー44,45によって各領域E1,E2の搬送方向下流端まで搬送されたトナーは、仕切部材48の両端部に形成された各孔部48aを通って、他方の領域内(領域E1から領域E2、又は領域E2から領域E1)に送り込まれる。そして、他方の領域内に送り込まれたトナーは、それぞれの領域内で搬送スクリュー44,45によって搬送され、上記とは反対側の孔部48aを通って元の領域内に戻される。この動作を繰り返し行うことにより、トナーが第1の領域E1と第2の領域E2との間で循環し、補給された新しいトナーと現像ハウジング40内にあるトナーとが混ざり合う。
このように、本実施形態では、現像ハウジング40内でトナーを循環させることで、トナーの状態(トナー中の新しいトナーの割合)を均一にし、色ムラや地汚れ等の不具合の発生を防止している。
以下、上記トナーカートリッジ30の第1実施形態の構成について説明する。
図5は、本発明の第1実施形態に係るトナーカートリッジのシャッターが閉鎖位置にある状態を示す図、図6は、シャッターが開放位置にある状態を示す図である。
図5及び図6に示すように、シャッター33は、円弧状に形成されており、容器本体31の円弧状の外面に沿って回動することにより、排出口32を閉鎖する閉鎖位置と、排出口32を開放する開放位置との間で切換可能に構成されている。なお、シャッター33は回動する以外の構成であってもよい。例えば、容器本体31の排出口32付近の外面が平面状に形成されている場合は、その平面状の外面に沿ってシャッター33を直線状に移動させてもよい。
図5に示すように、トナーカートリッジ30を中間カバー102上に装着していない状態では、シャッター33は図示しないバネ等の付勢手段によって閉鎖方向Aに付勢され、排出口32を閉鎖している。一方、図6に示すように、トナーカートリッジ30を中間カバー102上に装着すると、シャッター33に設けられた凸部36に、中間カバー102に設けられた突起51が当接することにより、シャッター33が開放方向Bに回動して排出口32を開放する。
また、図5に示すように、トナーカートリッジ30の容器本体31の外面に、シール部材37が配設されている。このシール部材37は、例えば、軟質のウレタンフォームで構成されているが、シール部材37の材質はこれに限定されるものではない。
図6に示すように、シャッター33を開放位置に切り換えた状態にすると、シール部材37がシャッター33と容器本体31との間に配設されるようになっている。この状態で、シール部材37は、シャッター33の内面と容器本体31の外面とに接触又は圧接しており、シャッター33と容器本体31との間の隙間を密閉している。
また、図6に示す状態で、シャッター33の開放方向Bにおける、シール部材37の下流端部37aは、シャッター33の下流端部33aよりも下流側に配設されている。すなわち、シャッター33が開放位置にある状態で、シール部材37はシャッター33の下流端部33aよりも下流側へ突出するように設けられている。一方、開放方向Bにおける、シール部材37の上流端部37bは、開放位置にあるシャッター33と容器本体31との間に配設されている。
通常、図6に示すように、トナーカートリッジ30を装着すると、連結シール50が排出口32周縁の外面に接触して密閉するため、排出口32周縁の外面と連結シール50との間からトナーが漏れることはない。
ところが、図7に示すように、シャッター33が開放位置に切り換えられる際、シャッター33が連結シール50に対して摺接することで、連結シール50が傾き、排出口32周縁の外面と連結シール50との間に隙間が生じることがある。この場合、図7の破線矢印で示すように、その隙間から、シャッター33と容器本体31との間にトナーが侵入する可能性がある。しかしながら、本実施形態では、シール部材37によってシャッター33と容器本体31との間の隙間が密閉されているので、トナーが外部に漏れるのを防止することができる。特に、開放方向Bにおける、シール部材37の下流端部37aを、シャッター33の下流端部33aよりも下流側に配設することで、シール性を高めている。これにより、例えば、印刷動作中のアジテータ35の撹拌によって、トナーが空気中に浮遊するクラウド状態となっても、外部へのトナー漏れを防止することが可能である。
図8は、本発明に係るトナーカートリッジの第2実施形態の構成を示す図である。
第2実施形態では、上記第1実施形態の構成に加え、さらに、シャッター33を開放位置に切り換えた状態で、シャッター33の開放方向Bにおける、シール部材37の上流端部37bを、シャッター33の上流端部33bよりも上流側に配設している。すなわち、図8に示す状態で、シール部材37はシャッター33の上流端部33bよりも上流側へ突出するように設けられている。
このように構成することで、シャッター33と容器本体31との隙間にトナー、あるいはクラウド状態となったトナーが侵入するのを防止できるので、外部へのトナー漏れをより確実に防止することが可能となる。
図9は、本発明に係るトナーカートリッジの第3実施形態の構成を示す図である。
第3実施形態では、シャッター33の開放方向Bにおける、シール部材37の上流端部37bを、さらに上流側へと延ばし、排出口32よりも上流側に配設している。この場合、シャッター33には、排出口32に対応する位置に、トナーを通過させる貫通孔38が形成されている。
また、図10は、上記第3実施形態に係るトナーカートリッジを図9の左側から見た図である。
図10の破線矢印は、シール部材37が無い場合に、排出口32から漏れたトナーが移動する移動経路である。この場合、排出口32から漏れたトナーは、装置内で生じる気流の影響で図の左側へ移動する。
そこで、図10に示すように、第3実施形態では、シール部材37の図の左側の端部37cを、それに対応するシャッター33の一端部33cよりも図の左側へ配設している。言い換えれば、シャッター33を開放位置に切り換えた状態で、シャッター33の開放方向と交差する方向(又はシャッター33の回動軸方向)における、シール部材37の図の一端部37cを、それに対応するシャッター33の端部33cよりも前記交差する方向の外側に配設している。
これにより、上記気流の影響によって移動するトナーを、シール部材37によって外部へ漏れないようにすることができる。また、図示省略するが、排出口32から漏れたトナーが図10における右側にも移動する場合は、シール部材37の図の右側の端部を、それに対応するシャッター33の端部よりも図の右側に配設すればよい。
図11は、本発明の構成を二重シャッター機構を備えるトナーカートリッジに適用した実施形態を示す図である。
図11に示すトナーカートリッジ30は、排出口32の外側に設けられた外側シャッター53と、排出口32の内側に設けられた内側シャッター54とを備えている。外側シャッター53は、基本的に上記実施形態におけるシャッター33と同様の構成であり、容器本体31の外面に沿って図の矢印A方向又は矢印B方向に移動可能となっている。一方、内側シャッター54は、円筒状の回転シャッターであり、その周方向の一部に径方向に貫通した開口部55が形成されている。内側シャッター54は、その軸心回りに図の矢印C方向又は矢印D方向に回転することにより、開口部55が排出口32と対向する位置に配設された開放位置と、開口部55が開放位置から退避した閉鎖位置とに切換可能となっている。また、内側シャッター54と容器本体31の内面との間には、トナー漏れを防止するための内部シール56が介在している。
上記のような二重シャッター機構を備えるトナーカートリッジ30においても、外側シャッター53を開放位置に切り換えた状態で、外側シャッター53と容器本体31との間にシール部材37を配設し、外側シャッター53の開放方向Bにおける、シール部材37の下流端部37aを、外側シャッター53の下流端部53aよりも下流側に配設することで、上記実施形態と同様に、トナー漏れを防止できる。なお、図11に示す例では、シール部材37の構成を、上記第1実施形態と同様の構成としているが、第2実施形態や第3実施形態と同様の構成とすることも可能である。
また、本発明は、トナーカートリッジ30を現像装置4や感光体2等と一体的に構成し、プロセスユニットとして交換可能な構成にも適用可能である。また、本発明は、図12に示すように、トナーカートリッジ30を中間カバー102を介さずに現像装置4と連結可能に構成し、このトナーカートリッジ30と現像装置4を現像ユニットとして交換可能とした構成にも適用可能である。
図13は、上記連結シールの平面図である。
図13に示すように、本実施形態の連結シール50は、外面が四角形に形成されているが、通過孔52を形成する内面は八角形に形成されている。このように、内面を八角形に形成することで、例えば内面を四角形に形成した場合に比べて、各コーナー部50aにおける応力集中を軽減することができる。すなわち、上記シャッター33の開閉動作時における摺接により、連結シール50には閉鎖方向A又は開放方向Bの剪断力が作用するが、コーナー部50aを90°より大きい開き角を成す面で構成することにより、コーナー部50aへの応力集中を軽減できる。これにより、連結シール50の破損を抑制することができ、長期に亘ってシール性を確保することが可能となる。また、連結シール50の内面形状を、内角が90°より大きい他の多角形状に形成してもよい。
また、図14に示すように、連結シール50の内面の各コーナー部50aを、曲面状に形成することでも、コーナー部50aへの応力集中を軽減することが可能である。
図15は、本発明の効果を確認するために行った試験結果を示す図である。
この試験では、図の(1)〜(5)に示す5種類の構成の画像形成装置を用いた。
具体的に、(1)に示す構成では、トナーカートリッジの容器本体とシャッターとの間にシール部材を設けず、連結シールの内面形状を四角形とした。
(2)に示す構成では、(1)と同様に、シール部材は設けていないが、連結シールの内面形状を八角形とした。
一方、(3)に示す構成では、トナーカートリッジの容器本体とシャッターとの間に上記図6に示す第1実施形態と同様のシール部材を設けた。また、連結シールの内面形状は四角形としている。
(4)に示す構成では、トナーカートリッジの容器本体とシャッターとの間に上記図8に示す第2実施形態と同様のシール部材を設けた。また、連結シールの内面形状は四角形としている。
最後に、(5)に示す構成では、(4)と同様に、上記図8に示す第2実施形態と同様のシール部材を設けた。また、この場合、連結シールの内面形状を八角形とした。なお、(1)〜(5)の各構成において、シール部材及び連結シールの材質にはすべて軟質のウレタンフォームを使用した。
上記各種構成の画像形成装置において、180sec連続で現像装置を駆動させた後、画像形成装置内のトナー汚染状況を調べた。また、現像装置内の搬送スクリューは140rpmで回転させてトナーを撹拌した。トナー汚染状況の評価は、トナー汚染があった場合をバツ印(×)とし、多少のトナー汚染があった場合をマル印(○)、トナー汚染がなかった場合を二重マル印(◎)で表している。
試験結果によれば、(1)に示す構成では、トナー汚染有りという結果になった。これは、トナーカートリッジの容器本体とシャッターとの間にシール部材を設けていなかったため、シャッターと容器本体との間からトナー漏れが生じたものと推察される。また、連結シールの内面形状が応力集中の生じやすい四角形であったことも、トナー漏れの要因となったと考えられる。
一方、(2)に示す構成では、(1)と同様に、シール部材は設けられていなかったものの、トナー汚染は少ないという結果になった。これは、連結シールの内面形状が応力集中の生じにくい八角形であったため、(1)の場合よりもトナー漏れを抑制できたものと考えられる。
また、(3)に示す構成においても、トナー汚染が少ないという結果になった。この場合、連結シールの内面形状は(1)と同様であったが、トナーカートリッジの容器本体とシャッターとの間にシール部材を設けていたことで、(1)の場合よりもトナー漏れを抑制できたものと考えられる。
(4)に示す構成では、トナー漏れは無かった。この場合、(3)の構成に比べて、シール部材がシャッター開放方向の上流側へと延びているため、高いシール性が発揮され、トナー漏れを確実に防止できたものと推察される。また、同様のシール部材を用いた(5)に示す構成においても、トナー漏れは無いとの結果になった。
以上のように、本発明によれば、シャッターを開放位置に切り換えた状態で、シャッターと容器本体との間にシール部材を配設すると共に、シャッターの開放方向における、シール部材の下流端部を、シャッターの下流端部よりも下流側に配設することで、シャッターと容器本体との間からのトナー漏れを防止することができる。これにより、トナーカートリッジの交換作業中、又は印刷動作中などにおけるトナー漏れを防止でき、画像形成装置内がトナーで汚染されるのを回避することが可能となる。
さらに、図8や図9に示すように、シャッターを開放位置に切り換えた状態で、シャッターの開放方向における、シール部材の上流端部を、シャッターの上流端部よりも上流側に配設することで、トナー漏れをより確実に防止することができるようになる。
また、連結シールにおいては、図13や図14に示すように、内面のコーナー部の形状を応力集中しにくい形状に形成することで、連結シールの破損を抑制しつつ長期に亘ってシール性を確保することができるようになる。
1Y,1M,1C,1Bk プロセスユニット
2 感光体(潜像担持体)
4 現像装置
30 トナーカートリッジ(粉体収容器)
31 容器本体
32 排出口
33 シャッター
33a 下流端部
33b 上流端部
37 シール部材
37a 下流端部
37b 上流端部
49 受入口
50 連結シール
50a コーナー部
52 通過孔
100 画像形成装置本体
B 開放方向
特開平11−223990号公報

Claims (9)

  1. 画像形成用の粉体を収容する容器本体と、
    前記粉体を排出するために前記容器本体に設けられた排出口と、
    前記排出口を開閉するためのシャッターとを備えた粉体収容器であって、
    前記シャッターを開放位置に切り換えた状態で、前記シャッターと前記容器本体との間にシール部材を配設すると共に、シャッターの開放方向における、前記シール部材の下流端部を、前記シャッターの下流端部よりも下流側に配設したことを特徴とする粉体収容器。
  2. 前記シャッターを開放位置に切り換えた状態で、シャッターの開放方向における、前記シール部材の上流端部を、前記シャッターの上流端部よりも上流側に配設した請求項1に記載の粉体収容器。
  3. 前記シャッターを開放位置に切り換えた状態で、シャッターの開放方向と交差する方向における、前記シール部材の端部を、それに対応する前記シャッターの端部よりも前記交差する方向の外側に配設した請求項1又は2に記載の粉体収容器。
  4. 前記シャッターを前記容器本体の外面に沿って回動させて、前記排出口を開閉するように構成した請求項1から3のいずれか1項に記載の粉体収容器。
  5. 潜像担持体上の潜像に画像形成用の粉体を供給して現像する現像装置と、
    前記現像装置内へ供給する前記粉体を収容する粉体収容器とを備える現像ユニットであって、
    前記粉体収容器として、請求項1から4のいずれか1項に記載の粉体収容器を備えたことを特徴とする現像ユニット。
  6. 前記粉体収容器の前記排出口を、前記現像装置に設けられた受入口に対して、連結シールを介して着脱可能に構成し、
    前記シャッターが開放位置に切り換えられる際、前記シャッターが前記連結シールに対して摺接する構成である請求項5に記載の現像ユニット。
  7. 前記連結シールの中央に、前記排出口から前記受入口へ粉体を通過させる通過孔を形成し、
    前記通過孔を形成する内面のコーナー部を、90°より大きい開き角を成す面で構成した請求項6に記載の現像ユニット。
  8. 表面に潜像を担持する潜像担持体と、
    前記潜像担持体上の潜像に前記粉体を供給して現像する現像装置と、
    前記現像装置内へ供給する前記粉体を収容する粉体収容器とを備え、
    画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスユニットにおいて、
    前記粉体収容器として、請求項1から4のいずれか1項に記載の粉体収容器を備えたことを特徴とするプロセスユニット。
  9. 請求項1から4のいずれか1項に記載の粉体収容器、請求項5から7のいずれか1項に記載の現像ユニット、又は請求項8に記載のプロセスユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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