JP2014073495A - 希釈制御用の装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】定量供与を利用して所望の希釈率で濃縮物と希釈剤流体とを吐出するための希釈制御装置、及びこの希釈制御装置を動作させる方法を提供する。
【解決手段】希釈剤流体は、希釈剤流体に対する所望の割合で濃縮物を吐出するために、ホイールを駆動するか又は柔軟な濃縮物袋を圧縮する。幾つかの実施の形態では、1つ又は複数のフロートを使用して、ポンプを駆動するか又はバルブを作動させ、希釈剤流体の流量に比例する特定の割合で濃縮物を吐出することができる。濃縮物を圧送するために、振り子が希釈剤流体の流れに反応する。希釈制御装置は、所定の希釈率を維持するために、希釈剤流体の流量が変化したときに濃縮物の吐出割合を自動的に調節するように動作可能とすることができる。
【選択図】図11
【解決手段】希釈剤流体は、希釈剤流体に対する所望の割合で濃縮物を吐出するために、ホイールを駆動するか又は柔軟な濃縮物袋を圧縮する。幾つかの実施の形態では、1つ又は複数のフロートを使用して、ポンプを駆動するか又はバルブを作動させ、希釈剤流体の流量に比例する特定の割合で濃縮物を吐出することができる。濃縮物を圧送するために、振り子が希釈剤流体の流れに反応する。希釈制御装置は、所定の希釈率を維持するために、希釈剤流体の流量が変化したときに濃縮物の吐出割合を自動的に調節するように動作可能とすることができる。
【選択図】図11
Description
濃縮洗浄化学薬品と他のタイプの化学薬品とを最終用途溶液(final use solution)内に所定の希釈率で供与するために、多くの異なるタイプの供与装置が使用される。幾つかのタイプの設備は水源に直接配管される(すなわち定量エゼクタ(volumetric eductor)ベースの吐出)。しかし、このタイプの設備の設置は費用が非常にかかる可能性がある。他のタイプの装置は部分的制御を利用し、所定量の濃縮化学薬品が混合容器内に吐出され、濃縮化学薬品を希釈するために、別の液体がその容器に別個に加えられる。このタイプの装置では、ユーザは、適切な混合比に必要とされる化学薬品及び希釈剤の量を正確に知る必要がある。したがって、このタイプの装置では、ユーザは、満たされる容器のサイズ又は容積を知ると共に、その容器を適切なレベルまで満たす必要がある場合がある。しかし、これは、シンク、床洗浄機内のリザーバ、バケット、及び他の様々な容器を満たすか又は部分的にのみ満たす場合に困難である可能性がある。
したがって、高い設置コストを必要としない定量供与原理を利用する希釈制御システムが必要とされている。
幾つかの実施の形態では、希釈される流体を受け取る装置が提供され、当該装置は、所定の希釈率で希釈剤と混合された液体を制御して吐出する機構を含むことができる。この装置は、所定の希釈率を維持するために、流体の流量が変化すると、濃縮物の吐出割合を自動的に調整する機構を含むことができる。
本発明の幾つかの実施の形態は、所定の希釈率に希釈された流体を吐出する方法を提供し、この希釈率は、流体の流量の変化に応じて維持される。
本発明は希釈制御システムに関し、この希釈制御システムは、定量供与を利用するが、高い設置コストを必ずしも必要としない。つまり、本発明の幾つかの実施の形態は、希釈剤の流量に比例して濃縮化学薬品を引き出すか又は他の様態で供給する吐出装置又は吐出方法を提供する。本発明の幾つかの実施の形態は、水平軸と、その周縁においてバケット、フロート、又は他の容器とを有するホイールを利用し、バケット内に又はバケット上に流れる希釈剤又は水は、濃縮化学薬品を、ホイール内又はホイール上に流れる希釈剤に対する適切な希釈率で吐出するための力を提供する。詳細には、ホイールは、希釈剤の力を利用し、濃縮化学薬品を吐出するために他の構造体又は要素に力を提供する。
本発明の特定の一実施の形態は、希釈制御システムの一部として自由流れのホイール又は重力送りのホイールを利用する。希釈剤は、供給源からエアギャップを介してホイール内に自由に流れることができる。希釈剤は、ホイールのスクープ又は容器内に捕捉され、これによってホイールが回転する。ホイールには、このホイールと共に回転するシャフトが取り付けられる。そして、濃縮化学薬品を吐出するためにシャフトの回転が使用される。幾つかの実施の形態では、シャフトが直接濃縮化学薬品を吐出する。他の実施の形態では、シャフトは、歯車、シャフト、ポンプ等のような他の装置を作動させることによって濃縮化学薬品を間接的に吐出する。
別の実施の形態は、希釈剤の供給源、例えば蛇口に直接接続されるホイールを希釈制御システムの一部として利用する。ホイールに供給されるときの希釈剤の圧力及び速度は、化学製品の希釈剤内への吐出に機械的利益を提供することができる。希釈剤はホイールのスクープ又は容器内で捕捉され、これによってホイールが回転する。ホイールは、このホイールと共に回転するシャフトに結合される。そして、濃縮化学薬品を吐出するためにシャフトの回転が使用される。幾つかの実施の形態では、シャフトが直接濃縮化学薬品を吐出する。他の実施の形態では、シャフトは、歯車、シャフト、ポンプ等のような他の装置を作動させることによって濃縮化学薬品を間接的に吐出する。幾つかの実施の形態では、ホイールは発電機に結合される。そして、発電機から生成される電力が利用されて、ポンプに電力を供給することができる。
本発明の幾つかの特定の実施の形態は、希釈剤源から希釈剤を受け取るようになっている流路又は流体通路を少なくとも部分的に画定するハウジングと、ハウジングに結合されると共に流体通路と流体連通する回転力ホイールとを備える化学薬品吐出装置を提供する。回転力ホイールは、流体通路を貫流する希釈剤の衝突又は重みによって駆動される。シャフトがハウジング及びホイールに結合され、このシャフトはホイールと共に回転するようになっている。ポンプがハウジング及びシャフトに結合される。ポンプは、濃縮化学薬品を含むリザーバと流体連通し、シャフトの回転によって作動して、流体通路を貫流する希釈剤に濃縮化学薬品を供給する。
本発明の幾つかの他の実施の形態は、希釈剤源から希釈剤を受け取るようになっている流路又は流体通路を少なくとも部分的に画定するハウジングを備える化学薬品吐出装置を提供し、ハウジングは濃縮化学薬品リザーバに結合される。回転力ホイールは、ハウジングに結合されると共に、流体通路と流体連通する。回転力ホイールは、流体通路を貫流する希釈剤の衝突又は重みによって駆動される。シャフトはハウジング及びホイールに結合され、ホイールの回転に応じて回転するようになっている。シャフトは濃縮化学薬品リザーバの開口又は流路内に位置決めされ、シャフトの回転によってリザーバから濃縮化学薬品を選択的に吐出するようになっている。幾つかの実施の形態では、シャフトは、濃縮化学薬品リザーバの開口又は流路と流体連通する回転計量装置を備える。シャフトの回転によって、回転計量装置がリザーバから濃縮化学薬品を吐出する。幾つかの実施の形態の回転計量装置は、濃縮化学薬品と選択的に連通する、シャフトの平らな部分を備える。開口に隣接する平らな部分の回転は、化学薬品リザーバ内の濃縮化学薬品の計量吐出を提供する。他の実施の形態の回転計量装置は円盤を備え、この円盤は、シャフトに結合され、濃縮化学薬品と流体連通するときに濃縮化学薬品を受け取る少なくとも1つの開口を有する。また、幾つかの実施の形態では、シャフトは第1のシャフトであり、化学薬品吐出装置は、第2のシャフトと一組の歯車とをさらに備える。第2のシャフトはホイールに直接結合し、ホイールと共に回転するようになっており、一組の歯車は、第2のシャフトから第1のシャフトに力を提供するように位置決めされる。
本発明の幾つかの実施の形態は、希釈剤源から希釈剤を受け取るようになっている流体通路を少なくとも部分的に画定するハウジングと、ハウジングに結合されると共に流体通路と流体連通するホイールとを備える化学薬品吐出装置を提供する。ホイールは、流体通路を貫流する希釈剤の衝突又は重みによって駆動される。シャフトがハウジング及びホイールに結合され、このシャフトはホイールと共に回転するようになっている。発電機がシャフトに結合され、シャフトの回転に応じて回転するようになっている。発電機の回転は電気を生成する。ポンプは、発電機と電気的に通じており、濃縮化学薬品を含むリザーバと流体連通している。ポンプはホイールの回転中に作動可能であり、流体通路を貫流する希釈剤に濃縮化学薬品を供給する。
上記の実施の形態の幾つかの構成は他の特徴を含むことができる。例えば、幾つかの実施の形態は、ポンプから、流体通路を通過する希釈剤に濃縮洗浄化学薬品を供給するように、少なくとも部分的にハウジング内に位置決めされる導管を備える。導管は、濃縮洗浄化学薬品をホイールに供給して濃縮化学薬品がホイールにおいて希釈剤と混合されるのを可能にするように位置決めされる。また、幾つかの実施の形態では、濃縮化学薬品を含むリザーバはハウジング内に収容される。他の実施の形態では、濃縮化学薬品を含むリザーバは、ハウジングに対して離れて配置され、ポンプとリザーバとの間に延在する導管を介してハウジングと流体連通する。幾つかの実施の形態は、ハウジングに結合される一組の歯車も備え、この一組の歯車は、シャフトからポンプに動力を提供するように位置決めされる。この一組の歯車は、所定の希釈率を提供するように選択される歯車比を含むことができる。幾つかの実施の形態では、ポンプは、所定量の濃縮化学薬品をホイールが回転する毎に希釈剤に供給するように寸法決め及び構成されている。幾つかの実施の形態は、ホイールの上流において流体通路に沿って漏斗も備え、この漏斗は、希釈剤の供給源に直接接続することなく水を集め、希釈剤をホイールへと導く。しかし、他の実施の形態は、ハウジングに結合される逆流防止装置を備え、逆流防止装置は希釈剤の供給源に直接接続される。
他の実施の形態は、濃縮化学薬品と希釈剤とを比例して混合する方法を対象とする。1つの特定の方法は、希釈剤をハウジングの流体通路に供給すること、ハウジングに結合されると共に、流体通路と流体連通するホイールを、ホイールに対する希釈剤の衝突によって回転させることを含む。ハウジングに結合されるポンプは、ホイールの回転によって動作する。ポンプは、濃縮化学薬品を含むリザーバと流体連通し、ポンプの動作はホイールの回転に比例する。濃縮化学薬品は、ポンプの動作に応じてリザーバから引き出され、希釈剤に供給される。幾つかの実施の形態はまた、ホイールによって発電機を動作させるステップと、発電機によって電気を生成するステップとを含む。そして、この電気が使用されてポンプに電力が供給される。
別の方法は、希釈剤をハウジングの流体通路に供給すること、及び、ハウジングに結合されると共に、流体通路と流体連通するホイールを、ホイールに対する希釈剤の衝突によって回転させることを含む。これによって、ホイールに結合されているシャフトが回転する。シャフトは、このシャフトに結合される回転計量装置を備え、この回転計量装置は、濃縮化学薬品リザーバ内に位置決めされる開口の選択的遮断位置に位置決めされる。濃縮化学薬品は、シャフト及び回転計量装置の回転に応じてリザーバから選択的に吐出され、希釈剤に供給される。
本発明のさらなる態様は、本発明の構成及び動作と共に、本発明の以下の詳細な説明が添付図面と共に考慮される場合に、その説明から明らかになるであろう。
本発明の任意の実施形態を詳細に説明する前に、本発明はその用途において、以下の説明に記載されているか又は添付図面に示されている構成要素の構成及び配置の詳細に限定されないことを理解されたい。本発明は、他の実施形態が可能であり、様々な方法で実施又は実行することが可能である。また、本明細書で使用される語法及び用語は、説明の目的のためであり、限定するものとみなされるべきではないことを理解されたい。本明細書における「含む」、「備える」、又は「有する」、及びそれらの変形の使用は、その後に列挙される項目とそれらの項目の均等物と追加の項目とを包含するように意図されている。別途指定又は限定されない限り、用語「取り付けられる」、「接続される」、「支持される」、及び「結合される」、並びにそれらの変形は、広範に使用され、直接及び間接の両方の取り付け、接続、支持、及び結合を包含する。さらに、「接続される」及び「結合される」は物理的又は機械的な接続又は結合に限定されない。
図1及び図2を参照すると、本発明の態様を具体化する吐出装置10の特定の一実施形態が示されている。図示されている吐出装置10は、定量供与する希釈制御システムを提供する。つまり、この実施形態の吐出装置10は、吐出装置10を通過して容器内に流れる希釈剤の流量に比例して濃縮化学薬品を引き出すか又は他の場合には供給する。
図示されているように、この実施形態の吐出装置10は、蛇口、ホース、パイプ又は他の導管等のような希釈剤源から希釈剤16を受け取るようになっている流体通路14を少なくとも部分的に画定するハウジング12を有する。水平軸を有するホイール20は、ハウジング12と結合し、流体通路14と流体連通する。ホイール20は、流体通路14を通過する希釈剤16に接触するためにその周縁に配置されるバケット、スクープ、羽根、ブレード、フロート、又は他の容器22を有する。バケット22内又はバケット22上へと流れる希釈剤又は水16は、ホイール20内又はホイール20上へと流れる希釈剤16に対する適切な希釈率で濃縮化学薬品を吐出するための動力を提供する。シャフト26は、ハウジング12及びホイール20に結合され、ホイール20の回転に応じて回転するようになっている。この実施形態では、シャフト26の少なくとも一部は、濃縮化学薬品34の流路30又はリザーバ32内に配置されており、シャフト26の回転によって、希釈剤16又は容器内に濃縮化学薬品34を選択的に吐出するようになっている。
詳細には、図示されているハウジング12は、水のような希釈剤16がハウジング12を通過するための第1の流路14を有する。ハウジング12を通る流路14は概して、入口36と出口38とを含む。図1には示されていないが、希釈剤源からの希釈剤16の流れを収集、蓄積(gather)、又は集中するために、流路14に沿って又は流路14に隣接して漏斗40を配置することができる。概して、希釈剤源は、シンク上の蛇口、栓、ホース、又はホース用水栓等のような配管されている水源であろう。しかし、幾つかの実施形態では、希釈剤源は、希釈剤16のリザーバ若しくは容器、並びに/又は、チューブ、パイプ、水道、若しくは他の導管及びそれらから延在するバルブとすることもできる。
以下でより詳細に説明するように、希釈剤源は、幾つかの実施形態では吐出アセンブリ10に直接結合することができ、他の実施形態では自由流れの流体連通の形態(すなわち直接結合されない)にすることができる。直接結合される実施形態では、ハウジング12は、希釈剤16を受け取るために蛇口又は他の希釈剤源に直接接続又は配管することができる。このような実施形態は、吐出を補助する、希釈剤源から流れる水の力、圧力、及び速度を利用することができる。加えて、このような直接接続される実施形態は、幾つかの給排水設備基準に従うためにバルブ、エアギャップ装置等のような逆流防止装置を利用することができる。自由流れの実施形態では、希釈剤源から自由に流れる希釈剤16を捕捉するために上述した漏斗40を利用することができる。吐出アセンブリ10を貫流する希釈剤16の圧力及び速度が吐出を補助することができるが、概して、漏斗40又は流路14内で蓄積される希釈剤16の重みがホイール20を駆動する。
さらに、図示されていないが、ハウジング12を貫流すると共に出口38から流れ出る希釈剤16は、容器、道管、又は他のタイプのリザーバ内に収容することができる。幾つかの実施形態では、希釈剤16はシンクの一区画内に収容することができる。他の実施形態では、希釈剤16は、バケット、噴霧ボトル、洗浄機のリザーバ等の中に収容することができる。さらに他の実施形態では、希釈剤16を容器内に収集しなくてもよい。むしろ、希釈剤16は、床、又はカウンター甲板、壁、車両、窓、動物の死体等のような他の表面に直接供与することができる。
図示されているように、ハウジング12は、濃縮化学薬品34用の第2の流路30も有する。第2の流路30は、容器、リザーバ、又は、そのような装置からの他の接続、例えば容器から延在しているチューブ若しくは他の導管のような、濃縮化学薬品34の供給源に結合される入口42を有する。この実施形態の第2の流路30の出口44は、第1の流路14の出口38と終端が同じである。つまり、図1に示されているように、第2の流路30は、ハウジング12内で第1の流路14と交差し、この第1の流路14内に流れ込む。しかし、他の実施形態では第2の流路30は自身の別個の出口を有することができる。図示されている実施形態では、共通の終端である出口は、ハウジング12から出る前に濃縮化学薬品と希釈剤16とを混合することによって、吐出器に隣接する人々又は物体が濃縮化学薬品に接触するのを防止するのに役立つ。
図1に示されている実施形態では、化学薬品34のリザーバ32は、第2の通路又は流路の上方に位置決めされ、この第2の通路と流体連通する。この配置に起因して、濃縮化学薬品34は流路30内に重力送りされる。しかし、以下でより詳細に説明するように、幾つかの実施形態では、ポンプ又は他の装置を使用して、化学薬品を流路又は他の場合では希釈剤16内に供給することができる。
上述したように、ホイール20は、ハウジング12に結合され、希釈剤の流路14と流体連通する。ホイール20は、幾つかの図面で例示されるように様々な異なる方法で構成することができる。概して、ホイール20は、中心ハブ、スピンドル、又は、水車、タービン、若しくは外車のように、自身から延在する複数の羽根、バケット、容器、フロート、若しくはブレード22を有するシャフトを有することができる。ホイール20は概して、ホイール20のブレード、バケット、容器、又は羽根22上の流体の流れの衝突、この流体の流れからの重み、又は反応によって駆動される回転力ユニットとして動作する。ホイール20は、流れている希釈剤16の動力を利用して、濃縮化学薬品34を吐出するために他の構造体又は要素に動力を提供する。
この実施形態に示されているように、ホイール20はハウジング20内に完全に収容されている。しかし、他の実施形態では、ホイール20の1つ又は複数の部分をハウジング12の外側にさらすことができる。ホイール20の一部は希釈剤の流路14内に配置される。より詳細には、ホイール20は、流路14内に位置決めされて、流路14を通る希釈剤16の全ての流れを概ね遮断するか又は妨げることができる。したがって、流路14を貫流する概ね全ての希釈剤16が、ホイール20を駆動して最大動力を提供する。加えて、そのような構成では、流路14を通過する希釈剤16の量を、ホイール20上で満たされるスクープ、バケット等22の数又はホイール20の回転数によって測定することができる。ホイール20の回転を、濃縮化学薬品34の吐出に比例的に結合することができる。
図2に最良に示されるように、ホイール20は濃縮化学薬品流路30内の回転計量装置50に結合される。詳細には、ホイール20は、歯車54に結合されるシャフト27に結合される。幾つかの実施形態では、ホイール20は、シャフト27及び/又は歯車54のうちの1つ又は複数と一体的に形成される。この歯車54は第2の歯車56に結合され、この第2の歯車56は第2のシャフト26に結合される。第2のシャフト26は回転計量装置50に結合される。より詳細には、図示されている実施形態では、第2のシャフト26は回転計量装置50と一体的に形成される。幾つかの実施形態では、第2の歯車56、第2のシャフト26、及び回転計量装置50を一体的に形成することができる。さらに、この実施形態に示されているように、ホイール20、シャフト、歯車、及び回転計量装置は全てハウジング12内に収容することができる。
この実施形態の回転計量装置50はシャフト26上に2つの平らな部分52を含む。しかし、他の実施形態では、回転計量装置50は、図3に示されているように、水車、外車、又はタービンのタイプの装置とすることができる。加えて、回転計量装置50は、シャフト26内に又はシャフト26を通じて1つ又は複数の開口も備えることができる。図1に示されている実施形態を参照すると、回転計量装置50は、濃縮化学薬品リザーバ32の底部に位置する開口58内に配置されている。より詳細には、回転計量装置50は、リザーバ32から延在する導管又は通路30内に配置されている。概して、回転計量装置50は少なくとも2つの位置を有することができる。第1の位置では、回転計量装置50は、濃縮化学薬品が通路30を貫流するのを阻止する。もう一つの位置では、回転計量装置50によって、特定量の化学薬品を吐出するか、又はこの化学薬品を吐出することができる位置まで移動させることが可能になる。回転計量装置50のこの実施形態の平らな部分52によって、所定量の濃縮化学薬品34を、シャフト26の回転毎に又はホイール20の回転毎に供与することが可能になる。詳細には、平らな部分52が特定の位置にある場合、濃縮物34は、流路のハウジング12とシャフト26とによって画定される開口60内に流れ込むことができる。シャフト26の回転は結果的に、この開口60とリザーバ32とのさらなる連通を阻止する。シャフト26のさらなる回転によって、開口60(及び捕捉された化学薬品)は流路30の残りの部分と連通するようになり、化学薬品の吐出が可能になる。したがって、ホイール20に結合される計量装置50の使用によって、濃縮化学薬品34を、容量測定的に且つ吐出される希釈剤16の量に比例して吐出することができる。
図1に示されている実施形態では、一単位の希釈剤16当たりに吐出される濃縮化学薬品34の量を多くの方法で制御することができる。吐出される濃縮化学薬品34の量を制御する1つの特定の方法は、回転計量装置50のサイズ及び構成を制御することによる。詳細には、図1を参照すると、これは、第2のシャフト26の平らな部分52のサイズ又は形状を変更することによって制御することができる。加えて、これは、回転計量装置50に隣接する流路を画定するハウジング12の形状を変更することによって制御することができる。また、これは、第1の歯車と第2の歯車との歯車比を調整することによって制御することができる。これは、第1のシャフト26の各回転に対する第2のシャフト26の回転数を変更することができる。これらの特徴を変更することによって、希釈剤16の濃縮化学薬品に対する希釈率は、約1:1以下の比〜約少なくとも3000:1以上の比とすることができる。濃縮化学薬品の粘度も希釈率に対する制御要因とすることができることに留意されたい。
これより、図1に示される実施形態の動作を説明する。濃縮化学薬品34がリザーバ32内に提供され、希釈剤源が吐出アセンブリ10に提供される。さらに、希釈剤16は吐出アセンブリ10に直接接続することができるか、又は吐出アセンブリ10に自由に流れることができる(すなわち希釈剤源と吐出アセンブリ10との間にエアギャップがある)。自由流れの構成では、希釈剤16を、流路14と連通する漏斗40内に捕捉することができる。その後、漏斗40内の蓄積された希釈剤16は、流路14内に流れ込むことができ、この流路においてホイール20と接触するようになり、ホイール20における1つ又は複数のバケット又は容器を満たす。ホイール20に対する希釈剤16の重みによって、ホイール20が回転する。
ホイール20の回転によって、測定された量の希釈剤16がホイール20の回転毎に流路14を貫流することが可能になる。詳細には、各バケット22の容積は既知であり、回転毎に満たされると共に中身を放出されるバケット22の数は既知である。したがって、回転毎に流路14を通過する希釈剤16の量は既知である。
ホイール20の回転によって、濃縮化学薬品流路30内の回転計量装置50も回転し、所定の希釈率で化学薬品34を吐出する。詳細には、ホイール20の回転によって、第1のシャフト27が回転し、これによって第1の歯車54が回転する。第1の歯車54は第2の歯車56を駆動し、第2の歯車56は第2のシャフト26を回転させる。第2のシャフト26の回転によって、回転計量装置50が濃縮化学薬品流路30から化学薬品34を吐出する。
図1の図示されている実施形態では、濃縮化学薬品34は、重力によって化学薬品流路30及び回転計量装置50に供給される。回転計量装置50の回転によって、所定量の化学薬品34を希釈剤16内に吐出することができる。図面に示されているように、濃縮化学薬品34は、この実施形態では、ハウジング12内で希釈剤16と混合される。
図示されているように且つ簡潔に上述されたように、図3に示されている実施形態は、図1に示されている実施形態と概ね同じように構成されていると共に動作する。したがって、この装置の構成及び動作は詳細には説明せず、構成の主要な差異のみを説明する。
図3に示されているように、図1に対するこの実施形態の構成の唯一の重要な差異は回転計量装置50に関する。詳細には、この実施形態の回転計量装置50は、水車、外車、又はタービンのタイプの装置であり、図1に示されている平らなシャフトに対向しており、図2に示されているものと同様のシャフト及び歯車の配置によって駆動される。上記の実施形態のように、このホイール20のタイプの装置のサイズ、形状、数、及び構成は、回転毎に吐出される濃縮化学薬品の量を少なくとも部分的に制御することができる。
図4及び図5は、本発明の態様を具体化する吐出アセンブリ10の別の実施形態を示す。この実施形態は、図1に示されている実施形態と同様に構成されると共に動作する。したがって、この装置の構成及び動作は詳細には説明せず、構成の主要な差異のみを説明する。
これらの図に示されているように、この実施形態は、希釈剤流路14を少なくとも部分的に画定すると共に、希釈剤流路14と流体連通するホイール20を少なくとも部分的に含むハウジング12を有する。この実施形態のハウジング12は化学薬品リザーバ32も備える。図示されているように、図示されている実施形態の化学薬品リザーバ32はホイール20に隣接して位置決めされる。図5に最良に示されているように、化学薬品リザーバ32は、化学薬品リザーバ32の底部に位置決めされる開口58を含む。好ましくは、開口58は、リザーバ32内の最低点に配置され、それによって、リザーバ32全体を重力によって空にすることができる。ホイール20に結合されるシャフト26は、開口58に隣接して位置決めされ、リザーバ58から化学薬品34を選択的に吐出する。より詳細には、シャフト26に結合される回転計量装置50は、開口58内又は開口58に隣接して位置決めされ、開口58を選択的に開閉するか、又は他の様態で開口58を通じて化学薬品を吐出することができる。上述したように、シャフト26は、開口58を介してリザーバ32と流体連通する通路内に位置決めすることができる。
この特定の実施形態では、シャフト26はホイール20によって直接駆動される。したがって、希釈制御は、開口58のサイズ並びに/又は回転計量装置50のサイズ及び構成を制御することによって達成される。つまり、一組の歯車又は他の伝達アセンブリはこの実施形態内には含まれない。したがって、希釈率を制御するこの手段は利用可能ではない。しかし、他の実施形態では、開口を介する化学薬品の吐出が可能になる頻度を制御するために追加のシャフトと伝達アセンブリとを利用することができる。
この実施形態の化学薬品リザーバ32はハウジング12と一体的であるように示されているが、他の実施形態では、化学薬品リザーバ32は他の様態でハウジングに結合することができる。例えば、化学薬品リザーバ32は導管を介してハウジング12に結合することができる。加えて、幾つかの実施形態では、ハウジング12は濃縮化学薬品を含むボトルを直接収容することができる。
これより、図4及び図5に示されている実施形態の動作を説明する。濃縮化学薬品34がリザーバ32内に提供され、希釈剤源が吐出アセンブリ10に提供される。さらに、希釈剤16は吐出アセンブリ10に直接接続することができるか、又は吐出アセンブリ10に自由に流れることができる(すなわち希釈剤源と吐出アセンブリ10との間にエアギャップがある)。自由流れの構成では、希釈剤16は、流路14と連通する漏斗40内に捕捉することができる。その後、漏斗40内の蓄積された希釈剤16は、流路14内に流れ込むことができ、この流路においてホイール20と接触するようになり、ホイール20における1つ又は複数のバケット22を満たす。ホイール20に対する希釈剤16の重みによって、ホイール20が回転する。
上記の実施形態において説明されたように、ホイール20の回転によって、測定された量の希釈剤16がホイール20の回転毎に流路14を貫流することが可能になる。ホイール20の回転によって、濃縮化学薬品34と連通する回転計量装置50も回転し、所定の希釈率で化学薬品34を吐出する。詳細には、ホイール20の回転によって、シャフト26が回転し、そしてこれによって、回転計量装置50が回転して、濃縮化学薬品流路30又はリザーバ32から化学薬品を吐出する。
上述した実施形態は、少なくとも部分的に、図6〜図9に示されている実施形態とは異なる原理の下で動作する。図1〜図5に示されている実施形態は概して、重力送りの原理の下で動作する。つまり、濃縮化学薬品34は、濃縮化学薬品34のリザーバ32から希釈剤16に重力によって供給される。さらに、重力は濃縮化学薬品34を回転計量装置50に供給する。その後、回転計量装置50の回転によって、所定量の化学薬品34を吐出することが可能になる。図6〜図9に示されている実施形態は圧送の原理によって動作する。つまり、ポンプ62が利用されて、濃縮化学薬品34のリザーバ34から濃縮化学薬品34が吐出される。幾つかの実施形態におけるポンプは重力を克服することができ、他の実施形態におけるポンプは重力と連携動作することができる。例えば、幾つかの実施形態では、化学薬品リザーバ又はその一部は、ポンプ又は濃縮化学薬品の吐出出口の下方に位置決めしてもよい。したがって、重力をポンプによって克服しなければならない。特定の一例では、ポンプは、リザーバ内に位置決めされる浸漬管から化学薬品を引き出す。しかし、幾つかの実施形態では、濃縮化学薬品が重力送りによってポンプに供給されるようにポンプを位置決めすることができ、ポンプは、濃縮化学薬品を重力に対抗して出口に供給しなければならない。
図6及び図7は、本発明の態様を具体化する吐出アセンブリ10の特定の一実施形態を示す。この実施形態は、上記の実施形態と共通の特徴を多数有する。したがって、共通の特徴の多くは詳細には説明しない。むしろ、共通の特徴のうちの幾つかをより良く理解するためには、上記で提供された説明を参照しなければならない。概して、この実施形態の新しいか又は異なる特徴のみが詳細に説明される。
図6及び図7に示されている実施形態は、流路14と、タービン、水車、又は外車のタイプの装置20とを有するハウジング12、及びハウジング12に結合されるポンプ62を備える。上記の実施形態のように、この実施形態のハウジング12は、水のような希釈剤16を希釈剤源から受け取るようになっている流体通路又は流路14を少なくとも部分的に画定する。ハウジング12を通る流路14は概して、入口36と出口38とを含む。図示されているように、希釈剤源から希釈剤16の流れを収集、蓄積、又は集中するために流路14に沿って又は隣接して漏斗40を配置することができる。
上記で示されたように、ホイール20はハウジング12に結合し、希釈剤流路14と流体連通する。幾つかの図面で例示されると共に上述されたように、ホイール20は様々な異なる様態で構成することができる。ホイール20の一部は希釈剤流路14内に配置される。より詳細には、ホイール20は、流路14内に位置決めされて、流路14を通る希釈剤16の全ての流れを概ね遮断するか又は妨げることができる。ホイール20に接触する希釈剤16は、ポンプ62を駆動又は作動させて濃縮化学薬品34を吐出するために使用される動力をホイール20に与える。
ポンプ62は、濃縮化学薬品34を含むリザーバ32と流体連通する。ポンプ62の作動によって、流体通路又は流路14を貫流する希釈剤16に濃縮化学薬品34が供給される。図7に最良に示されているように、ホイール20は、歯車54に結合されるシャフト27に結合される。この歯車54は第2の歯車56に結合され、第2の歯車56は第2のシャフト26に結合される。第2のシャフト26はポンプ装置62に結合される。幾つかの実施形態では、ポンプ62は、例えばシャフトがホイール20から延在している状態でホイール20に直接結合することができる。したがって、歯車及び第2のシャフトはこのような実施形態では省かれるであろう。さらに他の実施形態では、適切な希釈率を提供するために、追加の歯車、シャフト、及び他の構造体をホイール20とポンプとの間に備えることができる。
(選択された希釈率のために)実質的にいかなるポンプも利用することができるが、好ましくは容積式ポンプが利用される。例えば、幾つかの実施形態では、歯車ポンプ、ピストンポンプ、ダイヤフラムポンプ、回転羽根ポンプ等を使用することができる。さらに、幾つかの実施形態では、渦巻ポンプの利用が可能であり得る。
希釈率を正確に制御するために様々な項目を変更することができる。例えば、歯車を利用してホイール20からポンプ62に動力を伝達する場合、適切な希釈率を提供するために歯車比を選択することができる。さらに、希釈制御を提供するためにポンプ62の構成、容量、及びサイズを選択することができる。濃縮化学薬品の粘度も希釈率に対する制御要因とすることができることに留意されたい。
図7に示されているように、ポンプ62は、ハウジング12から離れて配置される濃縮化学薬品リザーバ32から濃縮化学薬品を引き出すことができる。つまり、リザーバ32はハウジング12に直接接続しない。むしろ、リザーバ32は、ポンプ62とリザーバ32との間に延在するチューブのような導管64を介してハウジング12及びポンプ62に接続する。濃縮化学薬品34は、ポンプ62の動作中に導管64を介してリザーバ32から引き出すことができる。代替的に、図8に示されているように、リザーバ32は、ハウジング12に結合することができるか、又はハウジング12と一体的に形成することができる。さらに、ポンプ62への入口はリザーバと連通させることができる。好ましくは、その入口はリザーバ内の最低位置に配置され、概ね全ての濃縮化学薬品をポンプに重力送りすることが可能になる。
濃縮化学薬品34はハウジング12内の様々な場所に圧送することができる。しかし、図示されている実施形態では、濃縮化学薬品は、ホイール20の上方に又はホイール20に隣接して位置決めされる開口66に圧送される。したがって、濃縮化学薬品34はホイール20上に吐出され、ホイール20において希釈剤16と混合され、その後ハウジング12から出る。加えて、このような構成では、希釈剤16のホイール20内ヘの流れによって幾らかの攪拌が生じ、この攪拌によって希釈剤16内で濃縮化学薬品34が泡立つ。これは状況によっては望ましい場合がある。図示されているように、化学薬品34はポンプ62から導管68を介してホイール20に供給される。しかし、他の実施形態では、ポンプはハウジング12内に位置決めすることができ、それによって導管が不要となる場合がある。さらに、幾つかの実施形態では、化学薬品をホイール20上に吐出するのが望ましくない場合がある。したがって、ポンプの出口(又はこの出口から延在する任意の導管)は他の所に向けられ得る。
上述したように、吐出装置10は化学薬品の発泡を調整するように構成することができる。例えば、吐出装置は、前の段落で説明したように発泡を向上させるように構成することができる。しかし、他の実施形態では、この装置は、攪拌と結果的に生じる発泡とを最小限に抑えるように特定的に構成することができる。発泡が望ましい実施形態では、ホイール20に、追加のフィン、突起、凹部、開口等を設けて、さらなる攪拌を生じるか又は他の様態でさらなる泡を生成することができる。
これより、図7に示されている実施形態の動作を説明する。濃縮化学薬品34がリザーバ32内に提供され、希釈剤源が吐出アセンブリ10に提供される。さらに、希釈剤16は吐出アセンブリ10に直接接続することができるか、又は吐出アセンブリ10に自由に流れることができる(すなわち希釈剤源と吐出アセンブリ10との間にエアギャップがある)。自由流れの構成では、希釈剤16は、流路14と連通する漏斗40内に捕捉することができる。その後、漏斗40内の蓄積された希釈剤16は、流路14内に流れ込むことができ、この流路においてホイール20と接触するようになり、ホイール20における1つ又は複数のバケットを満たす。ホイール20に対する希釈剤16の重みによって、ホイール20が回転する。
ホイール20の回転によって、測定された量の希釈剤16がホイール20の回転毎に流路14を貫流することが可能になる。詳細には、各バケット22の容量は既知であり、回転毎に満たされると共に中身を放出されるバケット22の数は既知である。したがって、回転毎に流路14を通過する希釈剤16の量は既知である。
ホイール20の回転によってまた、上述したようにポンプ62が作動し、濃縮化学薬品が希釈剤16に供給される。詳細には、図示されている実施形態では、ホイール20の回転によって、第1のシャフト27が回転し、これによって第1の歯車54が回転する。第1の歯車56は第2の歯車26を駆動し、第2の歯車は第2のシャフト26を回転させる。第2のシャフト26の回転によって、ポンプ62が濃縮化学薬品リザーバ32から化学薬品を吐出する。濃縮物34はホイール20の最上部に供給され、ホイール20において希釈剤16と混合される。ホイール20における混合は、ホイール20における攪拌によって混合物内に泡を形成することができる。
図9は、本発明の態様を具体化する吐出アセンブリ10のさらに別の実施形態である。上記の実施形態のように、この実施形態は、ポンプ62を利用して濃縮化学薬品34を希釈剤16に供給する。しかし、ポンプ62を動作させるために純粋に機械的な動力を使用した上記の実施形態とは異なり、この実施形態は発電機70を利用してポンプ62に電力を供給する。以下で説明するように、発電機70はタービン又はホイールのタイプの装置20によって駆動される。図面に見られるように、また以下に提供される説明において理解されるように、この実施形態は上述の実施形態と共通の特徴を多数有する。したがって共通の特徴のうちの多くは詳細には説明しない。むしろ、共通の特徴のうちの幾つかをより良く理解するためには、上記で提供された説明を参照しなければならない。概して、この実施形態の新しいか又は異なる特徴のみを詳細に説明する。
図9に示されている実施形態は、流体通路14と、ハウジング12に結合されるタービン又はホイールのタイプの装置20とを有するハウジング12を備える。上記の実施形態のように、この実施形態のハウジング12は、希釈剤源から希釈剤16を受け取るようになっている流体通路14を少なくとも部分的に画定する。ハウジング12を通る流路14は概して、入口と出口とを含む。自由流れの構成において希釈剤源から希釈剤16の流れを収集、蓄積、又は集中するために流路14に沿って又は隣接して漏斗を配置することができる。しかし、希釈剤源は好ましくは吐出アセンブリに直接結合され、希釈剤源から出る希釈剤16の圧力及び粘度を利用することができる。
上述したように、ホイール20はハウジング12に結合し、希釈剤の流路14と流体連通する。幾つかの図面で例示されるように且つ上述されたように、ホイール20は様々な異なる様態で構成することができる。ホイール20の一部は希釈剤流路14内に配置される。より詳細には、ホイール20は、流路14内に位置決めされて、流路14を通る希釈剤16の全ての流れを概ね遮断するか又は妨げることができる。このような構成では、希釈剤源の機械的利点を最大限に利用することができ、流路14を通過する希釈剤16の量は、ホイール20上で満たされるスクープ、バケット等22の数、又はホイール20の回転数によって測定することができる。本明細書でより詳細に説明されるように、ホイール20によって送られる希釈剤16の量を知ることによって、濃縮化学薬品34をホイール20の回転に比例して結合することができる。
発電機70は、ホイール20に結合され、ホイール20によって駆動される。ホイール20の回転によって発電機70(より詳細には固定子に対して回転子)が回転する。発電機70の回転によって電気が生成される。その後、この生成された電気が使用されて、濃縮物を希釈剤16に供給するポンプ62に電力が供給される。
ポンプ62は発電機70と電気的に通じており、濃縮化学薬品34を含むリザーバ32と流体連通している。ポンプ62は、リザーバ32に隣接して位置決めすることができるか、又はリザーバ32に対して離れて置くことができる。幾つかの実施形態では、ポンプ62はハウジング12内に収容され、導管64を介して、ハウジング12に対して離れて配置されるリザーバ32に結合される。他の実施形態では、ポンプ62は、ハウジング12に対して離れて配置されるリザーバ32に結合され、導管68を介して化学薬品をハウジング12に供給する。さらに他の実施形態では、ポンプ62及びリザーバ32は、ハウジング12と一体的に形成することができるか、又はハウジング12に直接結合することができる。
ポンプ62は多くの方法でトリガ及び作動することができる。幾つかの実施形態では、ポンプ62は、電流が発電機70から受け取られたときに作動する。他の実施形態では、ポンプ62は、トリガ信号がホイール20、ハウジング12、又は発電機70から受信されたときに作動する。加えて、ポンプ62は、トリガされて、ホイール20の回転数に基づいて限られた時間期間の間に圧送を行うことができるか、又はホイール20の回転毎に選択された回数だけオン及びオフに調節することができる。
上述したように、ポンプ62は、所定の希釈率を提供するように構成及びサイズ設定することができる。
これより、図9に示されている実施形態の動作を説明する。濃縮化学薬品34がリザーバ32内に提供され、希釈剤源が吐出アセンブリ10に提供される。さらに、希釈剤16は吐出アセンブリ10に直接接続することができるか、又は吐出アセンブリ10に自由に流れることができる(すなわち希釈剤源と吐出アセンブリ10との間にエアギャップがある)。直接接続の構成では、ハウジング12は、蛇口のような希釈剤源に直接結合することができる。例えば、ねじ接続又は迅速接続(quick connect)装置を使用して、ハウジング12を希釈剤16の供給源に接続することができる。希釈剤源が開いていると、希釈剤16は、流路14内に流れ込むことができ、この流路においてホイール20と接触するようになり、ホイール20における1つ又は複数のバケット22を満たす。ホイール20に対する希釈剤16の重みによって、ホイール20が回転する。加えて、希釈剤源の圧力と、希釈剤源からの希釈剤16の速度とがホイール20を駆動することができる。
ホイール20の回転が発電機70を駆動し、これによって電気が生成される。その後、この電気が使用されてポンプ62に電力が供給され、ポンプは濃縮化学薬品34をリザーバ32から希釈剤16に供給する。上述したように、ポンプは、ホイール20を通過する一単位の希釈剤16毎に適切な量の濃縮物を希釈剤16に供給するようにサイズ設定、構成、及び動作することができる。濃縮物34をホイール20の上部に供給して、ホイール20において希釈剤16と混合することができる。ホイール20における混合は、ホイール20における攪拌によって混合物内で泡を形成させることができる。
図10及び図11は、本発明の態様を具体化する吐出アセンブリの代替の構成を示す。これらの図に示されている実施形態は、シンク又は多区画シンクの仕切り上で収容されるように構成されている。したがって、ハウジング12には、ハウジング12をシンクに接続する取り付け機構が設けられる。幾つかの実施形態では、取り付け機構は、シンクの壁をまたぐフック状の構造体である。フック状の構造体は、一定のサイズの開口を有することができるか、又は様々な異なる壁の厚さに適合する調整可能な開口を有することができる。代替的に、他の図に示されているように、ハウジング12に、シンクの端上に載置されると共に平衡を保つレッジを設けることができる。幾つかの実施形態では、接着剤、吸盤、マジックテープ等のような他の取り付け手段を使用することができる。加えて、吐出アセンブリの1つ又は複数の部分を収容及び保持する構造体をシンク上に設けることができる。さらに、上述したように、ハウジング12を蛇口に直接結合することができる。
図10及び図11に示されている実施形態では、吐出アセンブリは、使用時にはシンク内又はシンク上に配置することができ、使用されていないときは保管のための別の場所に移動することができる。この実施形態に関してシンクが説明及び図示されているが、上述したように、吐出アセンブリは他の領域において使用することができる。例えば、吐出アセンブリは、バケットの壁に結合してバケットを満たすことができるか、又は床洗浄機のリザーバに結合してリザーバを満たすことができる。代替的に、吐出アセンブリは、壁に結合して、噴霧ボトルのような小型容器内に吐出するように構成することができる。
図12〜図16は、本発明の態様を具体化する吐出アセンブリの他の構成を示す。これらの実施形態は、濃縮化学薬品リザーバとして使用されるようになっている容器を備える。この容器は吐出器ハウジング12に直接結合する。つまり、ホイール20及びポンプが吐出器ハウジング12内に収容され、浸漬管が、吐出器ハウジング12の下方に配置される化学薬品リザーバ内に延在し、このリザーバから濃縮物を引き出す。幾つかの実施形態では、吐出器ハウジング12及び化学薬品リザーバは、吐出器ハウジング12(又はその大部分)が濃縮化学薬品リザーバとして使用される別個の容器内に収容されるように、異なって構成することができる。
上記では詳細に説明しながったが、幾つかの実施形態は濃縮化学薬品を様々な形態で吐出することができる。例えば、幾つかの実施形態では、濃縮洗浄化学薬品内の濃縮物は液体状である。他の実施形態では、濃縮物は固体状又は粉末状である。後者の実施形態では、様々な計量装置及び計量技法を使用することができる。例えば、固体の場合、水は、重力を活用して希釈剤源から直接固体の上を流れ、重力を活用してハウジングから流出することができる。固体の製品は、正確な希釈率を提供するために、希釈剤の流れに対応する所定の速度で溶解するように選択又は構成することができる。このような状況では、希釈剤の流れは、ホイール、バルブ、制御される開口、曲がった経路等によって制御することができる。さらに、固体の製品は、ホイール上で浸透されるか又は包まれる(encapsulated:分離される)ことができ、所定の速度で溶解するように選択することができる。このような状況では、固体の製品は、濃縮洗浄化学薬品、硬水軟化化学薬品等とすることができる。粉末化学薬品の構成では、その内容全体が参照により本明細書に援用される「計量及び分配用密封装置(Metering and Dispensing Closure)」と題する米国特許出願公開第2005/0247742号に示されているような分配用密封装置を駆動するように外車を構成することができる。代替的に、吐出器内で制御された量の希釈剤を粉末の境界面に対して流して、適切な希釈率を希釈剤の流れに提供することができる。粉末と接触する希釈剤の量は、ホイール、バルブ、制御される開口、曲がった経路、流路内の迂回路等によって制御することができる。
本発明の一実施形態による希釈制御装置21が図17Aに示されている。図示されている希釈制御装置21は剛性又は半剛性の容器24を備える。容器24は望ましい任意の形状を有することができるが、図17Aの容器24はリザーバ28及び水頭室31と共に形成されており、リザーバ28及び水頭室31の両方は或る量の流体を保有するように形成されている。図示されている実施形態における容器24は、水頭室31の上端において通気開口37も含むが、他の実施形態は、必ずしも通気開口37を有する必要はないか、又は容器24の他の場所に通気開口37を有することができる。図17Aの実施形態におけるリザーバ28は、袋41のような柔軟な容器を保有するように成形されている。袋41は、リザーバ28内で少なくとも部分的に維持されることができる任意の形状を有することができ、幾つかの実施形態では、リザーバ28の形状に対応するか又は適合可能な形状を有する。図17Aに示されている容器24は、流体入口43と、多数の流体出口48及び51とも含む。
幾つかの実施形態では、流体出口51は、任意の適切な様態で容器24に永久的に又は着脱可能に取り付けられるオリフィス板53内のオリフィスによって画定される。例えば、オリフィス板53は、超音波溶接、高温溶融、オーバーモールド、接着剤、又は粘着性結合剤等によって容器24に永久的に取り付けることができる。代替的に、オリフィス板53は、1つ又は複数のねじ、ピン、クリップ、締め具、又は他の従来の留め具、オリフィス板53及び容器24上の1つ若しくは複数の内側係合要素等によって、容器24に着脱可能に取り付けることができる。
流体入口43は、図示されている吐出器55のような希釈剤流体導管又は流れ制御装置から希釈剤流体を受け取る。図示されている吐出器55は、吐出器55の流れ制御バルブ63を作動させるためのアクチュエータ61を備える。幾つかの実施形態では、アクチュエータ61及びバルブ63は、閉じた「流れがない」位置までばね付勢される。図17Aでは、容器24は、レバータイプのアクチュエータ61を有する手動で作動可能な吐出器55に接続されているように示されているが、代わりに、容器24を、バルブ63の動作のための任意の他の手動制御装置又は自動制御装置に接続することができることに留意されたい。例えば、他の実施形態ではバルブ63は、1つ又は複数のノブ、ボタン、スライド、回転可能なグリップ、又は他の手動のバルブ制御装置(これらの全ては当業者に既知である)によって開閉可能又は他の様態で調整可能である。別の例として、バルブ63は代わりに、1つ又は複数のソレノイド、圧電作動型駆動装置、磁石又は磁石のセット、玉付きねじアクチュエータ等(これらの全ては当業者に既知である)によって開閉可能又は他の形態で調整可能である。
図17Aに示されている装置21は、容器24の最上部の近くで容器24に接続されている1つのみの流体入口43を有するが、容器24上の任意の場所に配置される流体入口43を任意の数だけ有することができる。2つ以上の流体入口43を有する実施形態では、各流体入口43に対応するバルブ63を設けることができ、このバルブには電力を供給するかことができるか又はこのバルブを手動で動作させることができる。例えば、容器24に、2つ以上の異なる吐出器55を通じて異なる希釈剤を提供することができる。吐出器55のうちの任意の1つ又は複数を、別個に、又は他の1つ又は複数の吐出器55と同時に開閉することができ、それによって、異なるタイプの濃縮物と希釈剤との混合物が生成される。別の例として、容器24は、例えばそれぞれの異なる温度で複数の異なる吐出器55から容器24内に導入される希釈剤のための複数の異なる吐出器55を通じる同じタイプの希釈剤に接続することができる。
リザーバ28内の袋41は、本明細書では「濃縮物」と呼ばれる希釈される流体(例えば洗剤、漂白剤、アンモニア、又は他の洗浄流体、ソーダシロップ、果実濃縮物、又は他の食用流体等)を含むことができる。この点に関して、用語「濃縮物」は、対象となる流体の濃縮度を指示又は暗示するのではなく、この流体が、希釈剤流体との混合によって生成される濃度よりも高い濃度を有することを意味しているに過ぎない。図17Aに示されている袋41は、容器24の流体出口51と連通する濃縮物出口67を含む。容器24の残りの流体出口48によって、希釈剤流体が容器24から流出することが可能になる。
希釈剤流体は、容器24内に吐出されると、容器24の水頭室31を少なくとも部分的に満たし、袋41によって占められていないリザーバ28の部分を部分的に又は完全に満たすことができる。希釈剤流体が容器24内に蓄積すると、静水圧の原理の下で圧力水頭が増大する。水頭が上昇し、希釈剤流体レベルが流体出口48の高さを超えると、希釈剤流体は、水頭に比例する割合で容器24からなくなる。水頭は、袋41内の濃縮物にも作用し、この水頭によって、水頭に比例する割合で袋41から(及びひいては流体出口51から)濃縮物が吐出される。したがって、希釈剤流体の吐出割合と濃縮物の吐出割合との両方が水頭に依存するため、希釈剤流体の吐出割合と濃縮物の吐出割合との間には比例関係が存在する。この比例関係は、希釈剤及び濃縮物の様々な流量を通じて、並びに水頭室31内で希釈剤流体が占める様々な容積を通じて存在することができる。
容器24内に吐出される希釈剤流体の割合が、容器24からの希釈剤流体の排出の割合を超える場合、水頭室31内に入る希釈剤流体のレベルが高くなるにつれて、水頭は上昇し続ける。水頭は、上昇すると、袋41から流体出口51を出る濃縮物の吐出割合の比例的な上昇をもたらし、容器24から開口48を通じて出る希釈剤流体の吐出割合の比例的な上昇ももたらす。幾つかの実施形態では、容器24は、剛性又は半剛性であり、内部流体圧力下の変形又は伸張を回避する。他の実施形態では、容器24が所与の剛性形状を必ずしも維持する必要がない場合があり、容器24の或る程度の伸張、変形、又は垂下は許容可能であり得る。
図17Bは、上述した流体出口48及び51の構成の一例を示す。図示されている実施形態では、濃縮物の流体出口51は円形であり、容器24の幅に沿って中心に配置され、各側に2つのより大きい円形の希釈剤流体出口48が配置されている。希釈剤流体内の濃縮物の希釈率は、少なくとも部分的に流体出口48及び51の位置、サイズ、及び数によって決定される。容器24の底部により近い出口は、(所与の希釈剤流体レベルにおける)流体圧力の上昇に起因して、容器24の最上部により近い出口よりも高い流体流量を受ける。同様に、より大きい断面積を有する出口又は全体でより大きい断面積を有する複数の出口によって、流体の流れを増加させることが可能になる。流体出口のサイズ、形状、及び相対位置の任意の数の組み合わせが可能であり、それらの多くは装置21の動作において異なる希釈率をもたらすことが理解されるであろう。この点に関しては、装置21は、所望の希釈率を生成するために、任意の場所又は場所の組み合わせにおいて任意の数及びサイズの希釈剤流体出口48及び濃縮物流体出口51を有することができる。
図17Bに示されている流体出口48、51は全て円形であり、流体出口48、51のうちの任意の1つ又は複数は異なる形状を有することができる。異なる流体出口形状の選択(例えば、水平又は垂直に延びている出口48、51、三角形状又は他の多角形状を有する出口48、51、不規則な形状を有する出口48、51等)。1つ又は複数の濃縮物流体出口51及び/又は希釈剤出口48の少なくとも1つの特徴(例えばサイズ、形状、数、又は場所)を変更することによって希釈制御装置21が異なる希釈率で動作することができることが意図されている。幾つかの実施形態では、容器24の希釈率は、1つ若しくは複数の出口48及び51を塞ぐか若しくは開けることによって、且つ/又は、上記オリフィス板53の代わりに、異なる特徴を有する1つ若しくは複数の出口48、51を有するオリフィス板53を使用することによって変更することができる。
図示されている実施形態における容器24のリザーバ28は概して長方形であり、水頭室31の少なくとも1つの側壁を越えて横方向に延在している。この容器形状は、袋41を容器24内の所定の位置に保持する。容器24内の袋41の位置は、袋41内の濃縮物に作用する圧力のレベル(並びにひいては、濃縮物の流体圧力及び吐出割合)に影響を与える。幾つかの実施形態では、袋41を容器24の底面72に隣接したままにすることが望ましい。また幾つかの場合では、濃縮物の密度は、袋41が重力によって容器24の底に存在し続けるように希釈剤流体の密度よりも十分に高くすることができる。幾つかの実施形態では、袋41は容器24の底面72の上方に配置され、この場合、濃縮物は依然として、上述した原理と同じ原理に基づいて希釈剤に対する所望の割合で袋41から吐出することができる。袋41が容器24の底面72から離れた場所に配置される場合、容器24に対して袋41を一定の垂直位置に保持する任意の適切な方法を使用することができる(例えば、容器形状、袋41を容器24に対して固定する1つ又は複数の留め具等)。
図18A及び図18Bは、本発明の別の実施形態による希釈制御装置76を示す。希釈制御装置76は、図17A及び図17Bに示されると共に上述された希釈制御装置21と同様である。簡潔にするために、上述したのと概ね類似する特徴及び動作原理は詳細には繰り返さない。同様に、図18A及び図18Bに示されている希釈制御装置76は、図17A及び図17Bの実施形態に関連して上述された変形形態のうちのいずれかを含むことができる。
図18A及び図18Bに示されている希釈制御装置76は、希釈剤流体を容器84内に吐出するための吐出器80を備える。吐出器80はキャップ88とグリップ92とによって形成される。幾つかの実施形態では、キャップ88は、取り外し可能な接続、例えばねじ接続、留め金又は他のタイプの締り嵌め、止め輪等によって容器84に直接取り付けられる。キャップ88には1つ又は複数のグリップ96を設けることができ、このグリップによって、ユーザは、着脱のためにキャップ88をねじるか又は他の方法で操作することができる。また、キャップ88及び/又は容器84に1つ又は複数の通気開口(図示せず)を設け、容器84を通気させることができる。幾つかの実施形態では、袋116とオリフィス板104とを備える容器84の一部100を、事前に組み立てて、その後容器84内にユニットとして設置することができる。図18A及び図18Bの図示されている実施形態は、希釈剤出口108及び濃縮物出口112を配置することができる方法の別の例も提供する。この実施形態では、多数の希釈剤流体出口108が中央の流体濃縮物出口112を囲む。
幾つかの実施形態では、上述した容器24、84は一度使用された後(すなわち濃縮物の1つの袋41、116が使い果たされた後)処分される。他の実施形態では、容器24、84は、濃縮物で満たされた新しい袋41、116を、前の袋41、116が使い果たされた後に毎回挿入することによって繰り返し使用することができる。容器24、84の、取り外すことができるか若しくは開くことができるオリフィス板53、100又は他の点検口若しくは点検用パネルは、吐出器55、80を取り外すことなく容器24、84の内部へのアクセスを提供することによって袋41、116を迅速に取り換えることを可能にすることができる。図18A及び図18Bの図示されている実施形態を再び参照すると、目盛り又は他の視覚的指示118は、容器84の壁上に配置することができ、容器84内の希釈剤流体及び濃縮物流体のレベルのいずれか又は両方を作業者が監視することができるように方向付けることができる。
図19は、本発明の別の実施形態による希釈制御装置120を示す。図19に示されている希釈制御装置120は、図17A〜図18Bに示されていると共に上述された希釈制御装置21、76と同様である。簡潔にするために、上述したのと概ね類似する特徴及び動作原理は詳細には繰り返さない。同様に、図19に示されている希釈制御装置120は、図17A〜図18Bの実施形態に関連して上述された変形形態のうちのいずれかを含むことができる。
図19に示されている希釈制御装置120は、リザーバ128と水頭室132とを有する容器124を備える。リザーバ128は袋136を保有し、この袋は、希釈剤流体に対する所定の割合で吐出される濃縮物を保持する。袋136内の濃縮物は、容器124の流体出口140を介して吐出される。希釈剤流体を吐出するために容器124内に追加の流体出口144が設けられる。容器124は、その上部に開口148を含む。開口148は、希釈剤流体を容器124内に受け入れるための流入場所として機能する。開口148はまた、容器124が希釈剤流体で満たされているときに容器124から空気を逃がすことを可能にする通気開口としても機能する。容器124は、蛇口152のような固定設備から希釈剤流体を受け取るのによく適している。幾つかの実施形態では、容器124は、希釈剤及び濃縮物の吐出先の場所に隣接するシンク、容器、棚、ブラケット、又は他の構造体に接続されるか又は他の様態でそれらの上で支持されるように成形される。例えば、容器124は、縁又はフランジ(図示せず)を有することができ、それらによって、シンク、バケット、又は他の容器の端から垂れ下がることができる。容器124は、任意の他の形状を有することができ、且つ/又は、上述したような容器124を接続若しくは他の様態で支持するのに適した任意の装置を設けることができる。
図20A〜図21Bは、本発明の別の実施形態による希釈制御装置156を示す。図20A〜図21Bに示されている希釈制御装置156は、隔壁172によって隔てられている一対の室164及び168を有する容器160を備える。図20A〜図21Bに示されている室164、168は、概ね同じサイズと形状とを有するが、他の実施形態では異なるサイズ及び/又は形状を有することができる。
容器160は、室164及び168の下方に配置される流体出口176を有する。他の実施形態では、流体出口176は、室164、168に対する異なる位置、例えば室164、168の片側で側面に配置される。
第1の流体通路180は、第1の室164と連通する第1の端180aと、流体を流体出口176の方へ供給するための第2の端180bとを有する。第2の流体通路184は、第2の室168と連通する第1の端184aと、流体を流体出口176の方へ供給するための第2の端184bとを有する。
希釈剤流体は、導管188を介して容器160の内部に供給される。図20A及び図20Bに示されているように、幾つかの実施形態ではバルブ192を使用して容器160内への希釈剤流体の流れを制御することができる。加えて、或る量の濃縮物が容器196内に保持される。濃縮物容器196は、容器160内に、容器160に隣接して、又は容器160から離れて配置される。図20A〜図21Bの図示されている実施形態では、濃縮物供給管路200は、濃縮物容器196とポンプ204とを流体接続する。第2の濃縮物供給管路208は、ポンプ204と濃縮物流体出口212とを流体接続する。図20A及び図20Bは濃縮物流体出口212の1つの適した場所を示しており、一方で図21A及び図21Bは濃縮物流体出口212の代替の場所を示している。濃縮物流体出口212は、装置156を通じる希釈剤の流れの方に(後述するように)ポンプ204によって圧送される濃縮物の供給に適した任意の他の場所に存在することができる。希釈剤流体及び濃縮物は、容器160内で混ぜ合わせられるか、又は代替的に、装置156の下流において混合するために容器160及び196から別個に吐出される。幾つかの実施形態では、装置156によって供給される希釈剤と濃縮物との相対的な体積又は流量を単に制御することが目的である。希釈剤流体及び濃縮物は別個に収集され、シンク、バケット、タブ、機械リザーバ、又は他の容器のような単一の容器内に吐出することができる。幾つかの実施形態では、希釈剤流体と濃縮物とを共に、吐出の前に混合する(「前混合」)か又は吐出の後に混合する(「後混合」)することが目的である。任意の他の方法で希釈剤流体と濃縮物流体とを共に混合するか、かき回すか、かき混ぜるか、又は処理するための設備が、希釈制御装置156内に組み込まれるか又は別個に利用される。
図20A〜図21Bに示されている希釈制御装置156は、希釈剤を容器160の異なる室164、168に導くために異なる位置へと往復運動することができる振り子216も備える。振り子216は、容器160内に部分的に若しくは全体的に配置することができるか、又は容器160の外側に且つ室164、168の一方若しくは両方の上流に配置することができる。図20A〜図21Bに示されている振り子装置216は、少なくとも第1のリンク222及び第2のリンク224を備え、これらのリンクの両方は、以下でより詳細に説明するようにポンプ204に駆動可能に接続する。第1のリンク222は、第1のフロート228に結合するか、又は、第1のフロート228が第1の室164内の希釈剤の上昇レベルに基づいて上昇するときに、第1のフロート228によって動かされるように位置決めされる。一方、第2のリンク224は、第2のフロート232に結合するか、又は、第2のフロート232が第2の室168内の希釈剤の上昇レベルに基づいて上昇するときに、第2のフロート232によって運動可能であるように位置決めされる。第1のリンク222及び第2のリンク224のこの運動は、多くの異なる方法でポンプ204に伝達することができる。例えば、図20A〜図21Bの図示されている実施形態における第1のリンク222及び第2のリンク224は、ポンプ204に駆動可能に接続される共通の第3のリンク220に駆動可能に結合される。第1のリンク222及び第2のリンク224が上下に動くと、この運動によって第3のリンク220が枢動し、これによって、ポンプ204への接続に起因してポンプ204に原動力が与えられる。
図20A〜図21Bの実施形態を引き続き参照すると、第1のリンク222及び第2のリンク224にバッフル236が結合されている。バッフル236は、当該バッフル236の少なくとも1つの位置において、希釈剤が第1の室164に向かって流れるときにわたる表面と、バッフル236の少なくとも1つの別の位置において、希釈剤が第2の室168に向かって流れるときにわたる表面とを有する。幾つかの実施形態では(図20A〜図21Bを参照されたい)、バッフル236は、互いに対して或る角度を成す2つの表面を有する。幾つかの実施形態では、バッフル236は、均等又は不均等な長さの複数の表面を有する幅広い逆「V」字形状である(すなわち、概して室164、168に面する鈍角を有する)。バッフル236は、供給管188からの希釈剤流体を第1の室164及び第2の室168のうちの一方の中に導くように構成されている。他の実施形態では、バッフル236の表面の互いに対する角度が異なることができるが、依然として上述したように希釈剤が導かれる。この機能を実行することができる許容可能な偏向板の形状は、少なくとも部分的に、室164、168の形状、サイズ、及び/又は相対位置、並びにそれらの室に対するバッフル236の位置によって決定することができる。
動作時に、希釈剤流体が容器160に、及びバッフル236上に供給されると、(図20A〜図21Bに見られるように)振り子216が左右に揺動して、ポンプ204が作動し、希釈剤流体の吐出割合に比例する割合で濃縮物が吐出される。第1のフロート228及び第2のフロート232は、振り子216の揺動動作を駆動するように構成されている。図20A及び図21Aに示されている振り子装置216は第1の位置にある(第1のフロート228が第2のフロート232よりも高い)。これは、第2の室168が、第1の室164よりも少ない希釈剤流体を含むためである。振り子装置216が第1の位置にあるときのバッフル236の向きに起因して、供給管188からの希釈剤流体は第2の室168に導かれる。第2の室168内の希釈剤流体レベルが上昇すると、第2のフロート232も上昇する。第2のフロート232に対する浮力は振り子装置216を第2の位置に向かって駆動し(図21Bに示されている)、この第2の位置では、第1のフロート228は第2のフロート232よりも低く位置決めされる。実際に、第2の室168内の希釈剤流体レベルの上昇は、第1のフロート228を第1の室164内に下がるように駆動し、これによって、第1の室164からの希釈剤が第1の流体通路180を通じて流体出口176の方へと押し進められる。
第2のフロート232が十分に上昇すると、バッフル236は、希釈剤流体が第2の室168内にはもはや導かれず、むしろ第1の室164内に導かれるように位置決めされる。第1の室164は希釈剤流体によって再び満たされ、振り子の運動が逆になる。このようにして、第1のフロート228に対する浮力によって第2のフロート232が下方へと動き、これによって希釈剤流体が第2の室168から排出される。希釈剤流体が容器160内に流れ続ける限り、振り子の動きは継続し、第1のリンク220が往復して駆動される。第1のリンク220はポンプ204に結合されており、ポンプ204は第1のリンク220の往復運動によって(例えばポンプ204内のピストンを介して)駆動することができる。ピストン240の往復運動は、容器196から濃縮物を引き出し、この濃縮物を流体出口176又は別の所望の場所の方へ供給する。幾つかの実施形態では、ポンプ204から容器196への、また濃縮物流体出口212からポンプ204への濃縮物の逆流を防止するために第1のチェックバルブ244及び/又は第2のチェックバルブ248を備えることができる。濃縮物のポンプ流量と、ひいては吐出割合とは、希釈剤流体の流量が増加すると増大し、希釈剤流体の流量が低下すると低減する。振り子216及びポンプ204はしたがって、希釈剤流体が容器160内に吐出されるときに濃縮物を所定の希釈率で自動的に提供する。所定の希釈率は、希釈剤流体の吐出割合が変化しても維持される。バッチ型動作では、或る量の希釈剤流体が容器160内に吐出され、対応する量の濃縮物が(所定の希釈率に従って)希釈制御装置156によって吐出される。
濃縮物と希釈剤との所定の希釈率は可変であり、様々な方法で変更することができる。幾つかの実施形態では、濃縮物供給管路200及び208のサイズをこの希釈率を調整するように変更することができる。これらの実施形態及び他の実施形態では、ポンプ204は、異なるサイズを有するポンプ又は異なる動作を行うポンプによって置き換えることができる。また幾つかの実施形態では、ポンプ204の行程は、(ポンプ及び揚水装置の当業者に既知である任意の方法で)ポンプ204の内側又は外側の任意の装置によって制限することができる。振り子216は、異なる運動経路をバッフル236と第3のリンク220とに提供するように変更するか又は置き換えることもでき、これによって、第3のリンク220によって提供される力及び/又は駆動運動が変化する。幾つかの実施形態では、第1のフロート228及び第2のフロート232の形状、サイズ、材料、及び/又は重量を変更してそれらの浮揚特性を変化させることができ、これによって、振り子216がポンプ204に及ぼす速度及び/又は力が変化する。これらの実施形態及び他の実施形態では、第1の室164及び/又は第2の室168の容量を変更して、振り子216の速度と力とに影響を与えることができる。さらに、幾つかの実施形態では、第1の通路180及び第2の通路184の形状及び/又はサイズを変更して、それらの通路を通じての流量に影響を与えることができる。また、幾つかの実施形態では、複数のポンプ204を同じ振り子装置216によって駆動することができる。希釈制御装置156によって生成される流体の希釈率を変更するために、振り子216、フロート228、232、容器196、ポンプ204、通路180、184、供給管路200、208、導管188、及び/又はバルブ244、248のさらなる変更及び変形が可能であり、これらの変更及び変形の全てが本発明の精神及び範囲内に入ることを、当業者は理解するであろう。
図示されていると共に説明された振り子216の代替形態として、幾つかの実施形態では、(ポンプ204の内側又は外側において)ばね、輪ゴム等のような付勢要素から付勢されて戻る単一のフロート及び室が使用される。
代替の実施形態では、(上述したような)第1のリンク222及び第2のリンク224の一方又は両方の運動は、ポンプ204にリンク222及びリンク224の一方又は両方を直接接続することによってポンプ204を動作させることができる。代替的に、ポンプ204は、バッフル236の運動によって、例えばバッフル236がそれを中心にして回転するピボットの回転運動によって駆動することができる。ポンプ204がバッフル236の運動によって駆動される実施形態では、リンク222及び224を必ずしも使用する必要はない。バッフル236の運動を直接的又は間接的にポンプ204の作動に伝達するさらに他の方法が可能であり、本発明の精神及び範囲内に入る。
本発明の別の実施形態による希釈制御装置252が図22A及び図22Bに示されている。図22A及び図22Bに示されている希釈制御装置120は、図20A〜図21Bに示されていると共に上述された希釈制御装置21、76と多くの点で類似している。簡潔にするために、上述したのとほぼ同様の特徴及び動作原理は詳細には繰り返さない。希釈制御装置252の以下の説明は、主に上述した装置との差異に焦点を当てている。また、図22A及び図22Bに示されている希釈制御装置252は、図20A〜図21Bの実施形態に関連して上述された変形形態のうちのいずれかを含むことができることに留意されたい。
図22A及び図22Bに示されている希釈制御装置252は、主容器256と、濃縮物容器260と、振り子264とを備える。希釈剤流体は、導管268を介して容器256に供給され、その後容器256の流体出口272に供給される。ポンプ276は、濃縮物を濃縮物容器260から第1の濃縮物供給管路280及び第2の濃縮物供給管路284に沿って流体出口272に圧送する。
図22A及び図22Bに示されている振り子264は第1のリンク292と第2のリンク296とを備え、これらの両方は、以下でより詳細に説明するようにポンプ276に駆動可能に接続され、受け器300として図22A及び図22Bに示されているバッフルにも接続される。受け器300は、内部に希釈剤を収容することができる少なくとも2つの異なる室312、316を有する。図示されている実施形態では、例えば、受け器300は、第1の室312及び第2の室316を画定する隔壁304と周壁308a及び308bとを備える。図22Aを参照すると、第2の室316からの希釈剤流体が流体出口272に向けて排出されるとき、希釈剤流体は第1の室312に流入する。希釈剤流体が第1の室312を満たし、第2の室316を空にすると、運動可能な受け器300は、運動可能な受け器300内の質量の移動に起因して図22Bに示されている位置の方へ傾き始める。振り子264が図22Bに示されている位置に到達すると、室312、316は、導管268からの希釈剤が第2の室316に流入するように再び位置決めされる。受け器300のこの運動の結果、第1の室312内に以前に吐出された希釈剤流体が流体出口272に向かって放出される。この揺動サイクルは、希釈剤流体が導管268から供給される限り繰り返される。
受け器300が往復して揺動する間、第1のリンク292及び第2のリンク296は、ピストン320のような往復運動要素をポンプ276内で往復して駆動する。この運動は多くの異なる方法で伝達することができる。例としてのみ、第1のリンク292及び第2のリンク296は共通の第3のリンク288によってポンプ276に接続される。第3のリンク288は、ポンプ276に結合され、(上述したように)第1のリンク292及び第2のリンク296が動く間、ポンプ276を作動させるように動く。他の実施形態では、ポンプ276は、第1のリンク292及び第2のリンク296の一方又は両方に直接接続することによって、受け器300がそれを中心にして回転するピボットによって駆動することができるか、又は原動力が受け器300からポンプ276に伝達される任意の他の方法で駆動することができる。
幾つかの実施形態では、逆流の防止を補助するために、第1の濃縮物供給管路280及び/又は第2の濃縮物供給管路284上で1つ又は複数のチェックバルブが使用される。また、複室型受け器300の代替形態として、単室受け器300を使用することができる。このような実施形態では、単室受け器は、希釈剤流体で満たされるように位置決めされ、重力によって傾いて内部に収集された希釈剤流体を放出し、ばね、輪ゴム等のような付勢要素の力の下で元の位置に戻ることができる。
図示されている実施形態における受け器300は、内部に収集された希釈剤を放出するために異なる位置に枢動可能である。しかし、受け器300は、その代わりに、希釈剤の放出を可能にする他の様態で動くことができることに留意されたい。
本発明の別の実施形態による希釈制御装置324が図23に示されている。図示されている希釈制御装置324は、剛性又は半剛性の容器332内に位置決めされる柔軟な濃縮物パッケージ(例えば袋328)を備える。希釈制御装置324はまた、希釈剤流体源に接続可能な希釈剤流体入口336、希釈剤流体入口336と流体結合する希釈剤流体通路340、及び希釈制御装置324の流体出口344を有する。図示されている実施形態における濃縮物袋328は、流れ制御オリフィス352を有する取り付け部品348によって流体出口344に流体結合されている。
図23の図示されている実施形態における希釈制御装置324は流れ分配器356も有し、この流れ分配器を通過する流体は希釈制御装置324の異なる部分に送られる。図示されている流れ分配器356は、入ってきた希釈剤流体を、希釈剤流体通路340に導くための第1の出口360と、容器332の内部室368(すなわち濃縮物袋328と容器332の壁との間)に導くための第2の出口364とを有する。希釈剤流体入口336、流れ分配器356、流体通路340、及び流体出口344は、容器332に対して且つ互いに対する多くの他の位置に配置することができるが、依然として希釈剤の(上述したのと)同じ流れが内部室368に、及び流体出口344の方に提供される。したがって、容器332、内部室368、及び濃縮物袋328は、多くの異なる形状及びサイズを有することができるが、依然として本発明の精神及び範囲内にある。
幾つかの実施形態では、流れ分配器356は、入ってくる希釈剤流体の大部分を希釈剤流体通路340に提供し、希釈剤流体のわずかな残りの部分を内部室368に提供する。希釈剤流体は、希釈制御装置324に供給されると、流れ分配器356の第1の出口360と第2の出口364とに分割される。流れ分配器356の第1の出口360を通じて導かれる希釈剤流体は、希釈剤流体通路340と流体出口344とを通過して所望の供給場所又は収集場所に至る。流れ分配器356の第2の出口364を通じて導かれる希釈剤流体は、内部室368を少なくとも部分的に満たし、濃縮物袋328の中身を圧縮する。希釈剤流体からの圧力によって、濃縮物が開口352を通じて流体出口344の方へ絞り出される。図示されている実施形態では、濃縮物と希釈剤流体通路340からの希釈剤流体とは流体出口344の非常に近くで合流し、所望の場所に共に供給される。他の実施形態では、オリフィス352を出る濃縮物は、流体出口344の下流における希釈剤との混合のために別の場所に供給される。
幾つかの実施形態では、希釈剤出口344及び/又はオリフィス取り付け具348は、容器332に取り付けられるキャップ372内で画定及び/又は位置決めされる。また、幾つかの実施形態では、キャップ372は容器332から取り外し可能であり、これによって、内部室368へのアクセスが容易になり且つ/又は濃縮物袋328の取り外し及び取り替えが可能になる。取り外し可能なキャップ372を有するこれらの実施形態では、キャップ372の取り外しを可能にする場所において希釈剤流体通路340内に着脱可能な取り付け部品376を設けることができる。
希釈剤流体が図23に示されている希釈制御装置324に供給されると、内部室368内の希釈剤流体の体積は増加し、一方濃縮物袋328内の濃縮物の体積は低下する。幾つかの実施形態では、希釈剤流体の流量は所望のレベルに設定することができ、これによって、希釈制御装置324は、所望の希釈率に従って或る流量の濃縮物をオリフィス352を通じて提供する。希釈剤流体の流量の調節によって、希釈剤によって濃縮物袋328に及ぼされる圧力が比例して変化することができ、オリフィス352を通じての濃縮物流体の流れの割合が比例して変化することができる。これによって、希釈率が希釈剤の様々な流量を通じて所望の値に維持される。幾つかの実施形態では、オリフィス352におけるチェックバルブ(図示しないが、図23において場所が指示されている)によって、流体出口344における希釈剤流体が開口352を通じて濃縮物袋328内へ流れることが防止される。
幾つかの実施形態では、希釈制御装置324を、希釈制御装置324から吐出される(所望の希釈率における)流体の量及び/又は流量に対するユーザ制御を可能にするようにすることができる。このような実施形態では、作業者は1つ又は複数の制御装置を作動させて、希釈制御装置324を通る希釈剤の流れを開始、増大、又は停止することができる。このような制御は、手動式又は電動式とすることができ、例えば希釈制御装置324を出入りする流体の流路に沿う1つ又は複数のバルブを制御する1つ若しくは複数のノブ、ソレノイド、ポンプ、又は他の装置によって行うことができる。これらの変形形態は、図23に示されている希釈制御装置324のみに適用可能ではなく、本明細書に記載される本発明の他の実施形態による装置のうちのいずれかにも適用可能である。
上述したような希釈制御装置324に対する変形又は追加として、希釈制御装置324に、希釈剤によって袋328に及ぼされる圧力を調整することができる制御装置を設けることができる。このような制御装置は、内部室368に流入する希釈剤を制御するための1つ若しくは複数のバルブ、及び/又は内部室368から(例えば内部室368の1つ若しくは複数の通気開口又は他の出口(図示せず)を通じて)出る希釈剤を制御するための1つ若しくは複数のバルブを備えることができる。
本発明の別の実施形態による希釈制御装置380が図24A及び図24Bに示されている。図示されている希釈制御装置380は、希釈剤流体入口384と、流れ計量室388と、濃縮物の容器又は室392とを備える。流れ計量室388は希釈剤流体出口396を有し、この希釈剤流体出口を通じて希釈剤が希釈制御装置380の流体出口400に向かって流れる。幾つかの実施形態では、希釈剤流体出口396は(図24Bに詳細に示されている)堰開口(weir opening)である。図24A及び図24Bの実施形態を続けて参照すると、図示されている実施形態における濃縮物室392は、濃縮物流体通路404を介して流体出口400と流体結合している。流れ計量機構412のバルブ408は、濃縮物室392の濃縮物出口416に配置されるか、又はその代わりに、濃縮物室392と流体出口400との間の濃縮物流体通路404に沿う任意の場所に配置することができる。バルブ408に加えて、図示されている実施形態における流れ計量機構412は、フロート420と、フロートリンク424と、バルブリンク428と、ばね432とを備える。図示されている流れ計量機構412のバルブリンク428は、支点436における回転軸Pを中心にして枢動可能である。また、図示されている実施形態のバルブ408及びフロートリンク424はバルブリンク428に枢動可能に結合されている。
希釈剤流体は、流れ計量室388内に流れると、流れ計量室388内に蓄積され、流れ計量室388内の希釈剤流体のレベルが上昇する。流れ計量室388内の希釈剤流体が比較的少ないか又は全くない希釈制御装置380の状態では、フロート420は、フロート420が希釈剤流体出口396をほぼ遮断する位置(図24Aに示されている位置よりも低い)にある。代替的に、フロート420のこの位置では、フロート420に結合されている別の物体が希釈剤流体出口396を遮断することができる。流れ計量室388内の希釈剤流体レベルが上昇すると、フロート420は、フロート420に対する浮力によって持ち上げられる。フロート420が、少なくとも部分的に希釈剤流体出口396を開くレベルまで上昇すると、希釈剤流体は希釈剤流体出口396を通過し、希釈制御装置380の流体出口400に向かう。また、フロート420が上昇すると、バルブリンク428がばね432の下方への付勢に対抗して上方に駆動され、バルブ408と濃縮物出口416との間に開口が形成される。
幾つかの実施形態では、バルブ408によって可能となる濃縮物の流体出口400への流れは、所定の希釈率に従って、流体出口400に向かう希釈剤流体の流れに比例する。また幾つかの実施形態では、流れ計量室388内への(且つ希釈剤流体出口396を通じて出る)希釈剤流体の流量が増加すると、フロート要素420はより高く駆動され、バルブリンク428はばね432の力に対抗してバルブ408をさらに開き、これによって、濃縮物容器392からの濃縮物の流量を増加させることができる。所定の希釈率を維持するために、濃縮物の流量の増加は希釈剤流体の流量の増加に比例することができる。したがって、希釈制御装置380を通る希釈剤流体と濃縮物との流れは、希釈剤流体の様々な流量を通じて比例することができる。特に、フロート420及び流れ計量機構412は、様々な量を通じて希釈剤流体出口396とバルブ408とを開閉することができ、希釈剤流体出口を通る希釈剤流体の流れと、バルブ408を通る濃縮物流体の流れとを比例させることができる。
上述した方法(すなわち、希釈剤流体の流量の比例変化に応じてバルブの開口度を変化させる)と同様の方法で希釈制御を達成するために流れ計量室412に対して変形を行うことができることを、当業者は理解するであろう。幾つかの実施形態では、流れ計量機構412に、流れ計量機構412の電子制御、空気制御、又はコンピュータ制御に適したセンサ、アクチュエータ、及び他の装置のような構成要素が設けられる。幾つかの実施形態では、フロート420の代わりに、検出された希釈剤流体の流量に応答すると共に、これに対応して(例えば任意のタイプのバルブ408の調整によって)自動的に濃縮物の流量を変化させる1つ若しくは複数のセンサ又は他の検知制御装置を使用するように希釈制御装置380に対して変形を行うことができる。希釈剤の流量に反応することができる検知制御装置は、例えば、希釈制御装置380に流入するか、この装置を通じて移動するか、又はこの装置から出る希釈剤と流体連通している羽根又は嚢(bladder:袋)を備えることができる。このような場合、検知制御装置は、濃縮物容器392からの濃縮物の流量を制御する羽根又は他の機構に機械的且つ/又は電気的に結合することができる。
希釈剤の流量に応じて濃縮物容器392からの希釈剤の流れを制御するために、希釈制御装置380内で多数の異なるバルブタイプを利用することができることが理解されるであろう。例としてのみ、バルブ408は、ニードルバルブ、ボールバルブ等とすることができる。使用されるバルブ408のタイプにかかわらず、バルブ408が流れ計量機構及び/又はフロート420の1つ又は複数の他の要素の重量下で自身を閉じることができる場合におけるように、バルブ408は必ずしもばね荷重式である必要はない。フロートの運動をバルブの運動408に伝達するために、フロート420とバルブ408との間に多数の他のタイプの機械接続が可能であり、これらの機械接続の全ては本発明の精神及び範囲内に入ることにも留意されたい。
上述したと共に図面に示されている実施形態は、例としてのみ提示され、本発明の概念及び原理に対する限定として意図されていない。したがって、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、複数の要素と、それらの要素の構成及び配置との様々な変更が可能であることを、当業者は理解するであろう。例えば、幾つかの実施形態において吐出器を通る濃縮物の流れを制御するために回転計量装置が利用される。幾つかの実施形態では、吐出開口を選択的に遮断する往復運動部材のような他の非回転構造体を使用することができる。他の実施形態では、1つ若しくは複数のポンプ又は他の計量装置を利用することができる。例えば、同じ化学薬品の異なる希釈率を提供するために2つのポンプを構成又は駆動することができる。代替的に、追加の化学薬品を吐出するために、追加のポンプを、これらの化学薬品を含む追加の化学薬品リザーバと連通させることができる。追加の化学薬品は、同時に、連続して、又は交互に吐出することができる。
本発明の或る特定の特徴及び要素に対する様々な代替形態が、本発明の特定の実施形態を参照して説明される。相互排他的な又は上述した各実施形態と相反する、特徴、要素、及び動作方法を除いて、特定の一実施形態を参照して説明される代替の特徴、要素、及び動作方法は他の実施形態に適用可能であることに留意されたい。
本発明の様々な特徴が添付の特許請求の範囲内に記載されている。
Claims (10)
- 化学薬品吐出装置であって、
希釈剤源から希釈剤を受け取るようになっている流体通路が内部に延在するハウジングと、
前記ハウジングに結合されると共に、前記流体通路と流体連通するホイールであって、前記流体通路を貫流する希釈剤の衝突又は重みによって駆動される、ホイールと、
前記ハウジングと前記ホイールとに結合されるシャフトであって、該ホイールと共に回転するようになっている、シャフトと、
以下の、
a)前記ハウジングと前記シャフトとに結合されるポンプであって、濃縮化学薬品を含むリザーバと流体連通すると共に、前記シャフトの回転によって作動させられて、前記ホイールに対して直接複数の濃縮化学薬品を供給することで前記流体通路を貫流する前記希釈剤に対して前記複数の濃縮化学薬品を供給する、ポンプ、
b)前記ハウジング内に配置されて、前記ハウジング内に内包されて少なくとも部分的に室を画定して濃縮化学薬品の質を保持する濃縮化学薬品リザーバであって、前記室が前記ハウジングの外部から使用者による前記室内部の前記濃縮化学薬品への直接的接触を妨げ、前記シャフトが前記濃縮化学薬品リザーバの開口内に位置決めされ、前記シャフトの回転によって前記ホイールに対して直接複数の濃縮化学薬品を供給することで前記流体通路を貫流する前記希釈剤に対して前記複数の濃縮化学薬品を選択的に吐出するようになっている、ハウジング、又は
c)前記シャフトに結合され、該シャフトの回転に応じて回転するようになっている発電機であって、該発電機の回転は電気を生成し、前記ポンプと電気的に通じていると共に、前記ホイールの回転によって作動させられて、前記ホイールに対して直接複数の濃縮化学薬品を供給することで前記流体通路を貫流する前記希釈剤に対して前記複数の濃縮化学薬品を供給する、発電機、の3つの内のいずれか1つを備える濃縮化学薬品吐出アセンブリと、
を備え、
前記ホイール、シャフト及び濃縮化学薬品吐出アセンブリは、前記ハウジング内に配置されてこれに内包され、前記ハウジングと共に一体化されたポータブルユニットを画定する化学薬品吐出装置。 - 前記濃縮化学薬品吐出アセンブリから、前記流体通路を通過する前記希釈剤に前記濃縮化学薬品を供給するように、前記ハウジング内に少なくとも部分的に位置決めされる導管をさらに備える、請求項1に記載の化学薬品吐出装置。
- 前記ポンプは前記ハウジングに対して離れて配置される、請求項1に記載の化学薬品吐出装置。
- 前記ハウジングに結合され、前記シャフトから前記濃縮化学薬品吐出アセンブリに動力を提供するように位置決めされる一組の歯車をさらに備える、請求項1に記載の化学薬品吐出装置。
- 前記一組の歯車は、所定の希釈率を提供するように選択される歯車比を含む、請求項4に記載の化学薬品吐出装置。
- 前記ポンプは容積式ポンプである、請求項1に記載の化学薬品吐出装置。
- 前記容積式ポンプは歯車ポンプである、請求項6に記載の化学薬品吐出装置。
- 前記濃縮化学薬品吐出アセンブリは、所定量の濃縮化学薬品を前記ホイールの回転毎に前記希釈剤に供給するように寸法決め及び構成されている、請求項1に記載の化学薬品吐出装置。
- 前記ハウジングは、前記ホイールの上流において前記流体通路に沿って漏斗をさらに備え、該漏斗は、前記希釈剤の供給源に接続することなく水の供給を可能とし、前記希釈剤を前記ホイールへと導く、請求項1に記載の化学薬品吐出装置。
- 前記化学薬品吐出装置は、前記ハウジングに結合される逆流防止装置をさらに備え、該逆流防止装置は前記希釈剤の供給源に直接的に接続可能であり前記希釈剤の前記供給源に対する逆流を防止する、請求項1に記載の化学薬品吐出装置。
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