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JP2013214616A - 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法及び電子機器 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法及び電子機器 Download PDF

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JP2013214616A
JP2013214616A JP2012084014A JP2012084014A JP2013214616A JP 2013214616 A JP2013214616 A JP 2013214616A JP 2012084014 A JP2012084014 A JP 2012084014A JP 2012084014 A JP2012084014 A JP 2012084014A JP 2013214616 A JP2013214616 A JP 2013214616A
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Kyohei Mizuta
恭平 水田
Osamu Oka
治 岡
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Sony Corp
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Abstract

【課題】光電変換部を有するセンサ基板と、駆動回路を有する回路基板とが積層した3次元構造の固体撮像装置において、受光特性の向上を図ることを目的とする。また、その固体撮像装置の製造方法を提供する。さらには、その固体撮像装置を用いた電子機器を提供する。
【解決手段】センサ基板2と、回路基板9とを電気的に接続する接続部50をセンサ基板2の受光面S側に設け、その接続部50を被覆する絶縁層14の少なくとも画素領域4における膜厚を薄くする。そして、この絶縁層14の段差部38の断面形状、又は、段差部14によって形成される絶縁層14の凸部の平面形状を、絶縁層14上部に塗布する有機材料の流体圧力を低減し得る形状とする。
【選択図】図2

Description

本技術は、固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、および電子機器に関し、特には半導体基板の受光面とは逆の表面側に駆動回路が設けられた固体撮像装置と、この固体撮像装置の製造方法と、この固体撮像装置を用いた電子機器とに関する。
従来、固体撮像装置において、感度の向上を図るため、光入射面と基板に形成された受光部との距離を短くする技術が提案されている。特許文献1に記載の発明では、基板の光入射面側に配線層が設けられた表面照射型の固体撮像装置において、撮像領域上部の配線層の厚みを、撮像領域の周辺に形成された周辺回路部上部の配線層よりも薄くする技術が記載されている。特許文献1では、撮像領域上部の配線層が周辺回路部上部の配線層よりも薄いため、光入射面から基板の撮像領域に設けられた受光部までの距離が短くなり、これにより、感度の向上が図られている。
また、近年、入射光に対する光電変換効率や感度の向上を図ることを目的とし、半導体基板の表面側に駆動回路を形成し裏面側を受光面とする、いわゆる裏面照射型の固体撮像装置が提案されている。裏面照射型の固体撮像装置では、基板の受光面とは反対側に配線層が設けられるため、基板に設けられた受光部と、基板の光入射側に設けられたオンチップレンズ表面との距離が近くなり、これにより、感度の向上が図られる。
さらに、光電変換部が形成された半導体基板(センサ基板)とは別に、駆動回路を形成した回路基板を用意し、半導体基板における受光面と反対側の面に、回路基板を貼り合わせた、3次元構造の裏面照射型の固体撮像装置も提案されている(特許文献2)。この3次元構造を有する裏面照射型の固体撮像装置では、半導体基板の配線層側の面と、回路基板の配線層側の面とを接続することで、3次元構造を構成している。
ところで、このような3次元構造の固体撮像装置では、光電変換部が形成された半導体基板と、駆動回路を形成した回路基板とを電気的に接続するための接続部が設けられる。接続部では、半導体基板を貫通し、半導体基板に設けられた配線層に接続する貫通ビアと、半導体基板を貫通し、回路基板に設けられた配線層に接続する貫通する貫通ビアとが半導体基板の受光面側で接続部の接続電極によって接続されている。さらに、半導体基板の受光面側において、絶縁膜や、接続電極を覆う保護膜が設けられ、この上部に各光電変換部に対応してカラーフィルタ及びオンチップレンズが設けられている。
特開2010−267675号公報 特開2011−096851号公報
以上のように、3次元構造の固体撮像装置では、光電変換部を有するセンサ基板と回路基板とを電気的に接続する接続電極や、種々の材料膜が半導体基板の受光面側に設けられる。このため、センサ基板の受光面からオンチップレンズまでの距離が大きく、光電変換部における受光特性が劣化するおそれがある。
上述の点に鑑み、本開示は、光電変換部を有するセンサ基板と、駆動回路を有する回路基板とを積層した3次元構造の固体撮像装置において、受光特性の向上を図ることを目的とする。また、本開示は、その固体撮像装置の製造方法を提供する。さらに、本開示は、その固体撮像装置を用いた電子機器を提供する。
本開示の第1の側面に係る固体撮像装置は、センサ基板と、回路基板と、接続ユニット領域と、絶縁層とを備える。センサ基板は、光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層と、センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有する。回路基板は、回路側半導体層及び回路側配線層を有し、センサ基板のセンサ側配線層側に設けられている。接続ユニット領域は、センサ側半導体層の受光面側からセンサ側配線層に達して設けられた第1貫通電極と、センサ側半導体層の受光面側から回路側配線層に達して設けられた第2貫通電極とを有する。また、接続ユニット領域は、センサ側半導体層の受光面側の表面に設けられ、かつ第1貫通電極及び第2貫通電極を接続する接続電極を有する。これらの第1貫通電極、第2貫通電極及び接続電極により、接続部が構成される。絶縁層は、接続電極を埋め込み、接続ユニット領域から画素領域にかけて膜厚が徐々に薄くなることによって形成された段差部を有する。
上述の第1の側面に係る固体撮像装置では、絶縁層が、接続ユニット領域から画素領域にかけて膜厚が徐々に薄くなることによって形成された段差部を有する。このため、絶縁層上部に有機材料を塗布する際、絶縁層の段差部にかかる有機材料の流体圧力が低減される。これにより、有機材料の塗布ムラが抑制される。
また、本開示の第2の側面に係る固体撮像装置は、センサ基板と、回路基板と、接続ユニット領域と、絶縁層とを備える。センサ基板は、光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層と、センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有する。回路基板は、回路側半導体層及び回路側配線層を有し、センサ基板のセンサ側配線層側に設けられている。接続ユニット領域は、センサ側半導体層の受光面側からセンサ側配線層に達して設けられた第1貫通電極と、センサ側半導体層の受光面側から回路側配線層に達して設けられた第2貫通電極とを有する。また、接続ユニット領域は、センサ側半導体層の受光面側の表面に設けられ、かつ第1貫通電極及び第2貫通電極を接続する接続電極を有する。これらの第1貫通電極、第2貫通電極及び接続電極により、接続部が構成される。絶縁層は、接続電極を埋め込み、接続ユニット領域に隣接する領域の厚さが、接続ユニット領域における厚さよりも薄く形成されている。また、絶縁層は、接続ユニット領域を含む領域における断面形状が凸状の凸部を有し、凸部の平面形状は画素領域の対応する辺に沿う方向に延在した角丸長方形状である。ここで、角丸長方形状とは、長軸方向の両端部がそれぞれ円弧状、楕円弧状、三角形以上の多角形状、弧状を含む形状である長方形状を指すものとする。
本開示の第2の側面に係る固体撮像装置では、絶縁層は、接続ユニット領域を含む領域における断面形状が凸状の凸部を有し、凸部の平面形状は、画素領域の対応する辺に沿う方向に延在した角丸長方形状である。このため、絶縁層上部に有機材料を塗布する際、凸部の画素領域の辺に沿う方向の両端にかかる有機材料の流体圧力が低減される。これにより、有機材料の塗布ムラが抑制される。
本開示の第1の側面に係る固体撮像装置の製造方法は、センサ基板と回路基板とを貼り合わせる工程を有する。センサ基板は、光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層、及び、センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するものである。回路基板は、回路側半導体層及び回路側配線層と有するものである。センサ基板と回路基板との貼り合わせは、センサ側配線層の面と回路側配線層の面とを向かい合わせて行う。また、第1貫通電極と、第2貫通電極と、第1貫通電極及び第2貫通電極を接続する接続電極とを有する接続部を形成する工程を有する。第1貫通電極は、画素領域の外側の接続ユニット領域に、センサ側半導体層の受光面側からセンサ側配線層に達して設けられている。第2貫通電極は、センサ側半導体層の受光面側から回路側配線層に達して設けられている。接続電極は、センサ側半導体層の受光面側の表面に設けられている。また、センサ側半導体層の受光面側に前記接続部を埋め込む絶縁層を形成する工程を有する。また、接続ユニット領域から画素領域にかけて膜厚が徐々に薄くなるように、絶縁層を所定の深さまでエッチングする工程を有する。
本開示の第2の側面に係る固体撮像装置の製造方法は、センサ基板と回路基板とを貼り合わせる工程を有する。センサ基板は、光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層、及び、センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するものである。回路基板は、回路側半導体層及び回路側配線層と有するものである。センサ基板と回路基板との貼り合わせは、センサ側配線層の面と回路側配線層の面とを向かい合わせて行う。また、第1貫通電極と、第2貫通電極と、第1貫通電極及び第2貫通電極を接続する接続電極とを有する接続部を形成する工程を有する。第1貫通電極は、画素領域の外側の接続ユニット領域に、センサ側半導体層の受光面側からセンサ側配線層に達して設けられている。第2貫通電極は、センサ側半導体層の受光面側から回路側配線層に達して設けられている。接続電極は、センサ側半導体層の受光面側の表面に設けられている。また、センサ側半導体層の受光面側に前記接続部を埋め込む絶縁層を形成する工程を有する。また、接続ユニット領域の外側の領域において、絶縁層を所定の深さまでエッチングすることにより、平面形状が画素領域の辺に沿う方向の両端において弧状又はほぼ弧状の角丸長方形状である凸部を形成する工程を有する。
本開示の電子機器は、上述の固体撮像装置と、固体撮像装置から出力される出力信号を処理する信号処理回路とを備える。
本開示によれば固体撮像装置において、受光特性の向上が図られる。また、この固体撮像装置を用いることにより、画質の向上が図られた電子機器を得ることができる。
本開示の第1の実施形態に係るCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の固体撮像装置の全体を示す概略構成図である。 図1のA−A線上に沿う断面構成図である。 図3A〜図3Cは、本開示の第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を示す工程図(その1)である。 図4A〜図4Cは、本開示の第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を示す工程図(その2)である。 図5A〜図5Cは、本開示の第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を示す工程図(その3)である。 図6A〜図6Cは、本開示の第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を示す工程図(その4)である。 変形例1−1に係る固体撮像装置のセンサ基板の概略構成図である。 変形例1−2に係る固体撮像装置のセンサ基板の概略構成図である。 本開示の第2の実施形態に係る固体撮像装置のセンサ基板の構成図である。 図9のB−B線上に沿う断面構成図である。 図11Aは、本開示の第3の実施形態に係る固体撮像装置のセンサ基板の概略構成図であり、図11Bは、図11Aの領域aにおける拡大図である。 本開示の第2の実施形態において、絶縁層上部に有機材料を塗布したときの有機材料の流れる様子をシミュレーションした結果を模式的に示す図である。 絶縁層の凸部の平面形状を矩形状とした例(例えば第2の実施形態)において、絶縁層上部に有機材料を塗布したときの有機材料の流れる様子をシミュレーションした結果を模式的に示す図である。 図14Aは、変形例3−1に係る固体撮像装置のセンサ基板の概略構成図であり、図14Bは、図14Aの領域aにおける拡大図である。 変形例3−1の構造を有する絶縁層上部に有機材料を塗布したときの有機材料の流れる様子をシミュレーションした結果を模式的に示す図である。 変形例3−2に係る固体撮像装置のセンサ基板の概略構成図である。 本開示の第4の実施形態に係る電子機器の概略構成図である。
以下に、本開示の実施形態に係る固体撮像装置とその製造方法、及び電子機器の一例を、図1〜図17を参照しながら説明する。本開示の実施形態は以下の順で説明する。なお、本開示は以下の例に限定されるものではない。
1.第1の実施形態:固体撮像装置
1−1.固体撮像装置全体の構成
1−2.要部の構成
1−3.製造方法
2.第2の実施形態:固体撮像装置
3.第3の実施形態:固体撮像装置
4.第4の実施形態:電子機器
《1.第1の実施形態:固体撮像装置》
〈1−1 固体撮像装置全体の構成〉
図1は、本開示の第1の実施形態に係るCMOS型の固体撮像装置の全体を示す概略構成図である。本実施形態の固体撮像装置1は、複数の光電変換部が配列されたセンサ基板2と、このセンサ基板2上に積層した状態でセンサ基板2と貼り合わされた回路基板9とを備えた3次元構造を有する裏面照射型の固体撮像装置である。
センサ基板2は、一方の面を受光面Sとし、光電変換部を含む複数の画素15が受光面S内において2次元的に配列された画素領域4を備えている。画素領域4には、複数の画素駆動線5が行方向に配線され、複数の垂直信号線6が列方向に配線されており、1つの画素15が画素駆動線5と垂直信号線6とに接続される状態で配置されている。これらの各画素15には、光電変換部と、電荷蓄積部と、複数のトランジスタ(いわゆるMOSトランジスタ)および容量素子等で構成された画素回路とが設けられている。尚、画素回路の一部は、センサ基板2の受光面Sとは反対側の表面側に設けられている。また複数の画素15で画素回路の一部を共有していても良い。
また、センサ基板2は、画素領域4の外側に周辺領域7を備えている。この周辺領域7には、接続ユニット領域3が設けられている。この接続ユニット領域3は、センサ基板2に設けられた画素駆動線5、垂直信号線6、又は画素回路と、回路基板9に設けられた駆動回路とを接続する接続部(後述する)を複数有している。また、本実施形態では、接続ユニット領域3は、画素領域4の周辺領域7において、矩形状に区画された画素領域4の3辺に対応して辺毎に設けられ、画素領域4の対応する辺に沿って配置されている。また、接続ユニット領域3と画素領域4との境界部分には、後述する絶縁層の段差部38が形成される(図2参照)。
回路基板9は、センサ基板2側に向かう面側に、センサ基板2に設けられた各画素15を駆動するための垂直駆動回路10、カラム信号処理回路11、水平駆動回路12、およびシステム制御回路13などの駆動回路を備えている。これらの駆動回路は、接続ユニットにおいて、センサ基板2の所望の配線に接続されている。
システム制御回路13は、垂直同期信号、水平同期信号及びマスタクロックに基づいて、垂直駆動回路10、カラム信号処理回路11、及び水平駆動回路12等の動作の基準となるクロック信号や制御信号などを生成する。そして、システム制御回路13で生成されたクロック信号や制御信号などは、垂直駆動回路10、カラム信号処理回路11及び水平駆動回路12等に入力される。
垂直駆動回路10は、例えばシフトレジスタによって構成され、画素駆動線5を介してセンサ基板2に設けられた画素領域4の各画素15を行単位で順次垂直方向に選択走査する。そして、各画素15の光電変換部(フォトダイオード)において受光量に応じて生成した信号電荷に基づく画素信号を、垂直信号線6を通してカラム信号処理回路11に供給する。
カラム信号処理回路11は、垂直信号線6毎に信号の処理を行う複数の単位回路を有する。カラム信号処理回路11では、センサ基板2の画素領域4の画素15列毎に、選択行の各画素15から垂直信号線6を介して出力される画素信号に対して所定の信号処理を行うとともに、信号処理後の画素信号を一時的に保持する。
具体的には、カラム信号処理回路11は、信号処理として少なくとも、例えばCDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)処理等のノイズ除去処理を行う。カラム信号処理回路11におけるCDS処理により、例えば、リセットノイズ、増幅トランジスタの閾値ばらつき等に起因する画素固有の固定パターンノイズを除去することができる。
水平駆動回路12は、例えばシフトレジスタによって構成され、水平走査パルスを順次出力することによって、カラム信号処理回路11の各々の単位回路を順番に選択し、カラム信号処理回路11の各々の単位回路から画素信号を出力する。出力された画素信号は図示を省略する信号処理部によって信号処理され、処理された信号が出力される。
また、図示を省略するが、周辺領域7に設けられた接続ユニット領域3の更に外側の領域には、複数の電極パッドが設けられている。電極パッドは、センサ基板2に設けられた所望の配線や回路基板9に設けられた配線に電気的に接続されている。この電極パッドにより、センサ基板2及び回路基板9のそれぞれの配線は、センサ基板2の受光面側に引き出される。
なお、本実施形態では、垂直駆動回路10、カラム信号処理回路11、水平駆動回路12を回路基板9側に設ける構成としたが、これらの回路を、センサ基板2側に設け、回路基板9側には、システム制御回路13のみを設ける構成としてもよい。すなわち、回路基板9側にどの回路部を形成するかについては種々の選択が可能である。
〈1−2 要部の構成〉
図2に、図1のA−A線上に沿う断面構成を示す。すなわち、図2は、画素領域4と接続ユニット領域3とを含む領域の断面図である。以下、この要部断面図に基づいて本実施形態の固体撮像装置1の構成を説明する。
本実施形態の固体撮像装置1は、センサ基板2と、センサ基板2の受光面Sとは反対側に貼り合わされた回路基板9と、センサ基板2及び回路基板9を電気的に接続する接続部50とを備える。また、本実施形態の固体撮像装置1は、センサ基板2の受光面S側に設けられた段差部38を有する絶縁層14と、絶縁層14上に順に設けられた遮光膜16、透明保護膜17、カラーフィルタ18及びオンチップレンズ19とを備える。
[センサ基板]
センサ基板2は、センサ側半導体層2a及びセンサ側配線層2bを備える。
センサ側半導体層2aは、例えば単結晶シリコンからなる半導体基板を薄膜化したものである。このセンサ側半導体層2aにおける画素領域4には、受光面S(本実施形態では裏面)に沿って複数の光電変換部20が2次元アレイ状に配列形成されている。各光電変換部20は、例えばn型拡散層とp型拡散層との積層構造で構成されている。尚、光電変換部20は画素15毎に設けられており、図2においては1画素分の断面を図示している。
また、センサ側半導体層2aにおいて、受光面Sとは逆の表面側には、n+型不純物層からなるフローティングディフュージョン領域FD、画素トランジスタTrのソース/ドレイン領域21、及び、各画素15を分離する素子分離部22が設けられている。さらに、センサ側半導体層2aの、画素領域4の外側の接続ユニット領域3には、接続部50を構成する第1貫通電極47及び第2貫通電極48が設けられている。
センサ側配線層2bは、センサ側半導体層2a表面にゲート絶縁膜(図示せず)を介して設けられたゲート電極25と、ゲート電極25上層に層間絶縁膜26を介して積層された複数層(図2では3層)の配線27とを備える。配線27は、例えば銅(Cu)で形成されている。また、必要に応じて、積層する配線27間、及び配線27と各画素トランジスタTrとの間は、層間絶縁膜26に設けられるビアを介して相互に接続されている。センサ側配線層2bに設けられた画素トランジスタTr及び配線27によって、各画素15の信号電荷を読み出すための画素回路が構成されている。
また、センサ側配線層2bのセンサ側基板2aとは反対側の面には、最上層の配線27(最も回路基板9側に位置する配線27)を被覆する絶縁性の保護膜45が設けられている。この保護膜45の表面が、センサ基板2と回路基板9との貼り合わせ面となる。
[回路基板]
回路基板9は、回路側半導体層9a及び回路側配線層9bを備える。
回路側半導体層9aは、例えば単結晶シリコンからなる半導体基板を薄膜化したものである。この回路側半導体層9aの、センサ基板2側に向かう表面層には、トランジスタTrのソース/ドレイン領域31、素子分離部32、さらにはここでの図示を省略した不純物層が設けられている。
回路側配線層9bは、回路側半導体層9a表面にゲート絶縁膜(図示せず)を介して設けられたゲート電極35と、ゲート電極35上層に層間絶縁膜36を介して積層された複数層(図2では3層)の配線37とを備える。配線37は、例えば銅(Cu)で形成されている。また必要に応じて、積層する配線37間、及び配線37と各トランジスタTrとの間は、層間絶縁膜36に設けられるビアを介して相互に接続されている。回路側配線層9bに設けられたトランジスタTr及び配線37によって、駆動回路が構成されている。また、回路側配線層9bの接続ユニット領域3には、後述する接続部50を構成する第2貫通電極48の一部が設けられている。
また、回路側配線層9bの回路側基板9aとは反対側の面には、最上層の配線37(最もセンサ基板2側に位置する配線37)を被覆する絶縁性の保護膜46が設けられている。この保護膜46の表面が、センサ基板2と回路基板9との貼り合わせ面となる。
[絶縁層]
絶縁層14は、センサ側半導体層2aの受光面S上に設けられており、センサ側半導体層2aの受光面S側において接続部50を埋め込むように形成されている。また、絶縁層14は、膜厚が、接続ユニット領域3から画素領域4にかけて徐々薄くなる段差部38を有している。本実施形態では、絶縁層14の膜厚が接続ユニット領域3から画素領域4にかけて連続的に薄くなるように形成されており、段差部38には、傾斜角が一定(テーパー状)の傾斜面が形成される。
このような絶縁層14は、例えば互いに異なる絶縁材料を用いた複数の膜を積層して構成されている。本実施形態では、絶縁層14は、センサ基板2の受光面S側から順に形成された反射防止膜40、界面準位抑制膜41、エッチングストップ膜42、上層絶縁膜43、キャップ膜44の5層からなる積層膜で構成されている。
反射防止膜40は、例えば酸化ハフニウム(HfO)、酸化タンタル(Ta)、又は窒化シリコンなど、酸化シリコンよりも高屈折率の絶縁材料で形成される。界面準位抑制膜41は、例えば酸化シリコン(SiO)で形成される。エッチングストップ膜42は、上層の上層絶縁膜43を構成する材料に対してエッチング選択比が低く抑えられる材料で形成され、例えば窒化シリコン(SiN)で形成される。上層絶縁膜43は、例えば酸化シリコン(SiO)で形成される。キャップ膜44は、例えば、炭窒化シリコン(SiCN)、又は窒化シリコン(SiN)で形成される。
以上のような5層からなる積層膜で構成される絶縁層14は、画素領域4において、キャップ膜44、上層絶縁膜43及びエッチングストップ膜42が除去されることにより、段差部38が形成されている。すなわち、接続ユニット領域3を含む周辺領域7では、絶縁層14は5層構造であり、画素領域4では、絶縁層14は2層構造である。
[接続部]
接続部50は、第1貫通電極47と、第2貫通電極48と、接続電極49とを備える。また、接続部50は、図1に示す接続ユニット領域3毎に複数個ずつ設けられている。
第1貫通電極47は、絶縁層14からセンサ側半導体層2aを貫通し、センサ側配線層2bの最下層の配線27(最もセンサ側半導体層2a側に位置する配線27)に達するように設けられている。第1貫通電極47は、センサ側半導体層2aの受光面Sから、センサ側配線層2bの最下層の配線27が露出するように設けられた第1貫通孔47a内に分離絶縁膜28及びバリアメタル膜29を介して埋め込まれた導電性材料によって形成されている。
第2貫通電極48は、第1貫通電極47に隣り合う領域に設けられており、絶縁層14からセンサ側半導体層2a及びセンサ側配線層2bを貫通し、回路側配線層9bの最上層の配線37(最も回路側半導体層9aから遠い配線37)に達するように設けられている。第2貫通電極48は、センサ側半導体層2aの受光面Sから回路側配線層9bの最上層の配線37が露出するように設けられた第2貫通孔48a内に分離絶縁膜28及びバリアメタル膜29を介して埋め込まれた導電性材料によって形成されている。
接続電極49は、センサ側半導体層2aの受光面S側に設けられた絶縁層14内において、第1貫通電極47と第2貫通電極48とを電気的に接続するように設けられている。接続電極49は、第1貫通孔47aと第2貫通孔48aとを接続する接続孔49a内に埋め込まれた導電性材料によって形成されている。
第1貫通電極47、第2貫通電極48及び接続電極49を構成する導電性材料としては銅(Cu)、アルミニウム(Al)又はタングステン(W)等を用いることができる。本実施形態では、第1貫通電極47、第2貫通電極48及び接続電極49を構成する導電材料として銅(Cu)を用いた。
[遮光膜]
遮光膜16は、画素領域4の絶縁層14上、つまり、画素領域4における絶縁層14の最上層の膜である界面準位抑制膜41の上部に設けられている。遮光膜16は、各画素15の光電変換部20の形成領域に設けられた複数の受光開口16aを備え、隣接する画素15間を遮光するように設けられている。
遮光膜16は、遮光性に優れた導電性材料を用いて形成され、例えば、タングステン(W)、アルミニウム(Al)、Ti(チタン)、TiN(窒化チタン)、Cu(銅)又はTa(タンタル)を用いて形成されている。また、遮光膜16は、これらの材料膜からなる積層膜で構成することができる。
[透明保護膜]
透明保護膜17は、遮光膜16及び絶縁層14の上部を覆う状態で設けられている。この透明保護膜17は、例えばアクリル樹脂などを用いて形成されている。
[カラーフィルタ]
カラーフィルタ18は、透明保護膜17上部において、各光電変換部20に対応して設けられており、例えば、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の光を選択的に透過するフィルタ層が画素15毎に配置されている。また、これらのフィルタ層は、例えばベイヤー配列で画素15毎に配置されている。
カラーフィルタ18では、所望の波長の光が透過され、透過した光がセンサ側半導体層2a内の光電変換部20に入射する。なお、本実施形態では、各画素15がR、G、Bのいずれかの光を透過する構成としたが、これに限られるものではない。カラーフィルタ18を構成する材料としては、その他、シアン、黄色、マゼンダなどの光を透過するような有機材料を使用してもよく、仕様により種々の選択が可能である。
[オンチップレンズ]
オンチップレンズ19は、カラーフィルタ18上部に形成されており、画素15毎に形成されている。オンチップレンズ19では、入射した光が集光され、集光された光はカラーフィルタ18を介して各光電変換部20に効率良く入射される。なお、本実施形態では、オンチップレンズ19は、遮光膜16で開口された光電変換部20の中心位置に、入射した光を集光させる構成とされている。
〈1−3 製造方法〉
図3〜図6は、本実施形態の固体撮像装置1の製造方法を示す工程図である。図3〜図6を用いて、本実施形態の固体撮像装置の製造方法について説明する。
まず、図3Aに示すように、センサ側半導体層2aにおける画素領域4に複数の光電変換部20を形成すると共に、センサ側半導体層2aの所望の領域にフローティングディフュージョン領域FD、ソース/ドレイン領域21、素子分離部22を形成する。その他、センサ側半導体層2aには、図示しない不純物領域を形成する。センサ側半導体層2aに形成される光電変換部20、フローティングディフュージョン領域FD、ソース/ドレイン領域21及び素子分離部22等の不純物層は、センサ側半導体層2aの表面(受光面Sとは反対側の面)側からのイオン注入によって形成することができる。
次に、センサ側半導体層2aの表面上に、ゲート絶縁膜(図示せず)を介して各画素トランジスタTrを構成するゲート電極25を形成し、そのゲート電極25上部に層間絶縁膜26を介して複数層(図3Aでは3層)の配線27を形成する。このとき、必要に応じて、層間絶縁膜26に縦孔を形成し、その縦孔を導電性材料で埋め込むことにより、配線27と画素トランジスタTrとを接続するビアや、積層する方向に隣り合う2つの配線27を接続するビアを形成する。その後、最上層の配線27を含む層間絶縁膜26上部に保護膜45を形成する。
一方、センサ側半導体層2aとは別に、回路側半導体層9aを準備し、回路側半導体層9aの一方の表面上に、ソース/ドレイン領域31、素子分離部32、及び、その他の不純物層(図示せず)を形成する。これらの回路側半導体層9aに形成されるソース/ドレイン領域31、素子分離部32等の不純物層は、回路側半導体層9aの表面側からのイオン注入によって形成することができる。
次に、回路側半導体層9aの一方の表面上に、ゲート絶縁膜(図示せず)を介して各トランジスタTrを構成するゲート電極35を形成し、そのゲート電極35上部に、層間絶縁膜36を介して複数層(図3Aでは3層)の配線37を形成する。このとき、必要に応じて、層間絶縁膜36に縦孔を形成し、その縦孔を導電性材料で埋め込むことにより、配線37とトランジスタTrとを接続するビアや、積層する方向に隣り合う2つの配線37を接続するビアを形成する。その後、最上層の配線37を含む層間絶縁膜36上部に保護膜46を形成する。
その後、センサ基板2の保護膜45が形成された面と、回路基板9の保護膜46が形成された面とを向かい合わせて、センサ基板2と回路基板9とを貼り合わせる。貼り合わせた後に、必要に応じて、センサ側半導体層2aの受光面S側(裏面側)を薄膜化する。以上までの工程は、特に手順が限定されることはなく、通常の貼り合わせ技術を適用して行うことができる。
次に、図3Bに示すように、センサ側半導体層2aの受光面S上に、反射防止膜40、界面準位抑制膜41、エッチングストップ膜42、及び上層絶縁膜43をこの順に積層成膜する。反射防止膜40は、例えば、酸化ハフニウムからなり、原子層蒸着法によって、膜厚10nm〜300nm(例えば60nm)で成膜される。界面準位抑制膜41は、SiO2からなり、例えばP−CVD(Plasma-Chemical Vapor Deposition)法によって、膜厚200nmで成膜される。エッチングストップ膜42は、例えば窒化シリコン(SiN)からなり、P−CVD法によって膜厚50〜200nmで成膜される。上層絶縁膜43は、例えば酸化シリコンからなり、P−CVD法によって、膜厚200nmで成膜される。
次に、図3Cに示すように、接続ユニット領域3において、上層絶縁膜43表面から、センサ側半導体層2aを貫通し、センサ側配線層2bに達する第1貫通孔47a及び第2貫通孔48aを形成する。第1貫通孔47aは、例えば、層間絶縁膜26内において、センサ側配線層2bの最下層(センサ側半導体層2aに一番近い層)の配線27に達しない深さで形成され、配線27を露出しない深さで形成される。また、第2貫通孔48aは、例えば、センサ側配線層2bの最上層(回路基板9に一番近い層)の配線27に達しない深さで形成され、配線37を露出しない深さで形成される。
第1貫通孔47a及び第2貫通孔48aを形成する際は、それぞれ、上層絶縁膜43の上部に図示しないレジストパターンを形成し、そのレジストパターンをマスクにして複数回のエッチングを行う。第1貫通孔47a及び第2貫通孔48aのそれぞれのエッチング工程が終了した後は、それぞれのレジストパターンを上層絶縁膜43上部から除去する。
次に、図4Aに示すように、第1貫通孔47a及び第2貫通孔48aを含む領域に接続孔49aを形成する。この接続孔49aは、上層絶縁膜43表面からエッチングストップ膜42に達しない深さで形成される。接続孔49aを形成する際は、接続孔49aを形成する領域が開口した図示しないレジストパターンを上層絶縁膜43の上部に形成し、そのレジストパターンをマスクにして上層絶縁膜43をエッチングする。
次に、図4Bに示すように、第1貫通孔47a、第2貫通孔48a及び接続孔49aの内壁を覆う状態で分離絶縁膜28を成膜する。分離絶縁膜28は、例えば酸化シリコンからなり、P−CVD法によって膜厚100〜1000nmの厚さで形成する。分離絶縁膜28により、第1貫通孔47aに形成される第1貫通電極47、及び、第2貫通孔48aに形成される第2貫通電極48と、センサ側半導体層2aとの間が電気的に分離される。
次に、図4Cに示すように、異方性の高いエッチング条件により、分離絶縁膜28をエッチング除去することにより、第1貫通孔47a及び第2貫通孔48aの底部の分離絶縁膜28を除去する。引き続き、異方性の高いエッチング条件により、第1貫通孔47a及び第2貫通孔48aのそれぞれの底部を掘り進める。これにより、第1貫通孔47aの底部にセンサ側配線層2bの最下層の配線27を露出させ、第2貫通孔48aの底部に回路側配線層9bの最上層の配線37を露出させる。
次に、図5Aに示すように、第1貫通孔47a、第2貫通孔48a及び接続孔49aの内壁を覆う状態で、バリアメタル膜29を成膜する。バリアメタル膜29は、例えば窒化タンタル(TaN)からなり、PVD法によって膜厚5〜100nmの厚さで形成する。続いて、バリアメタル膜29上に銅(Cu)からなる導電材料をめっき法によって形成する。これにより、第1貫通孔47a、第2貫通孔48a及び接続孔49aには銅(Cu)が埋め込まれる。
次に、図5Bに示すように、CMP(ChemicalMechanical Polishing)法を用いて導電材料層を研磨し、上層絶縁膜43が露出するまで表面を平坦化する。これにより、第1貫通電極47、第2貫通電極48、及び、これらを電気的に接続する接続電極49が形成される。このように、本実施形態では、いわゆるデュアルダマシン法によって接続部50が形成される。
次に、接続電極49を含む上層絶縁膜43表面にキャップ膜44を形成する。キャップ膜44は、例えば窒化シリコン(SiN)からなり、P−CVD法によって膜厚5〜100nmの厚さで形成する。そして、本実施形態では、反射防止膜40、界面準位抑制膜41、エッチングストップ膜42、上層絶縁膜43、キャップ膜44の5層の積層膜により、センサ側半導体層2aの受光面S側の絶縁層14が構成されている。
次に、図6Aに示すように、絶縁層14の画素領域4に対応する部分を、接続ユニット領域3に対して選択的に薄膜化する。ここでは、図6Aに示すように、絶縁層14上部にレジストパターン51を形成する。このレジストパターン51は、絶縁層14上部全面にレジスト材料層を形成した後、画素領域4に相当する領域に開口を形成し、その後、ポストベイク処理により開口側の端部をリフローさせることで形成する。
そして、このレジストパターン51をマスクにして画素領域4上部の絶縁層14を所定の深さまでエッチング除去する。このエッチング工程では、エッチング条件を変更しながら、キャップ膜44、上層絶縁膜43をエッチングし、下層のエッチングストップ膜42でエッチングをストップさせる。その後、さらにエッチング条件を変更してエッチングストップ膜42をエッチングし、界面準位抑制膜41が露出した時点でエッチングを終了する。
図6Aにおける一連のエッチング工程では、絶縁層14が、接続ユニット領域3(レジストパターン51の端部)から画素領域4にかけて徐々に薄くなるように随時エッチング条件を変更しながらエッチングを行う。これにより、絶縁層14において、接続ユニット領域3と画素領域4との境界部分にテーパ状の段差部38を形成する。
本実施形態では、エッチングストップ膜42を形成することで、上層絶縁膜43のエッチングで起こり得るエッチングばらつきをエッチングストップ膜42の表面で一度リセットすることができる。これにより、画素領域4上層の絶縁層14の表面を平坦に保つことができる。そして、絶縁層14のエッチングにより、画素領域4の上面では、反射防止膜40と界面準位抑制膜41のみが残り、接続ユニット領域3を含む周辺領域7では、5層構造の絶縁層14がそのまま残される。
次に、図6Bに示すように、画素領域4の所定の位置において絶縁層14をエッチングし、センサ側半導体層2aを露出させる開口14aを形成する。この際、ここでの図示を省略したレジストパターンをマスクにして、界面準位抑制膜41と反射防止膜40をエッチングする。なお、この開口14aは光電変換部20の直上領域を避けた位置に形成する。
次に、画素領域4の絶縁層14上に、開口14aを介してセンサ側半導体層2aに接続された遮光膜16をパターン形成する。この遮光膜16は、光電変換部20に対応する受光開口16aを有している。ここでは、スパッタ成膜法によって絶縁層14上に例えばタングステンからなる導電性材料膜を成膜する。その後、ここでの図示を省略したレジストパターンをマスクにして導電性材料膜をパターンエッチングする。これにより、画素領域14の絶縁層14を広く覆うと共に、各光電変換部20に対応する受光開口16aを有し、センサ側半導体層2aに接続された遮光膜16を形成する。
次に、図6Cに示すように、遮光膜16及び絶縁層14の上部を覆う状態で光透過性を有する材料からなる透明保護膜17を成膜する。透明保護膜17の成膜は、スピンコート法のような塗布法によって行う。次に、透明保護膜17上に、光電変換部20に対応する各色のカラーフィルタ18を形成し、さらに、この上部に光電変換部20に対応するオンチップレンズ19を備えたオンチップレンズ膜19aを形成する。以上のようにして、本実施形態の固体撮像装置1が作製される。
本実施形態では、画素領域4において、センサ側半導体層2aの受光面S側に形成される絶縁層14が薄くなることにより、オンチップレンズ19と受光面Sとの間の距離を小さくすることができる。これにより、集光特性の向上や感度特性の向上が図られる。
ところで、有機樹脂材料を塗布する際、塗布面に急峻な段差があると、その段差を有機材料が乗り越えるときに段差部分に流体の圧力が集中し、塗布ムラが発生するおそれがある。それに比較し、本実施形態では、絶縁層14の段差部38はテーパ状に形成されているため、絶縁層14上部に有機材料を塗布する際に、段差部38における流体圧力が低減される。これにより、塗布ムラが低減され、画素領域4の絶縁層14上部に形成される有機材料膜を平坦に形成することができる。
本実施形態では、絶縁層14の段差部38をテーパ状としたが、絶縁層14は、その膜厚が接続ユニット領域3から画素領域4にかけて徐々に薄くなる構成であればよく、連続的に薄くなる構成であっても、段階的に薄くなる構成であってもよい。本実施形態のように、絶縁層14の膜厚を連続的に薄くなるように形成する場合には、絶縁層上部における有機樹脂材料の流れがより滑らかになるため、有機樹脂材料の塗布ムラをより抑制することができる。
また、本実施形態では、エッチングストップ膜42を設け、エッチングストップ膜42までエッチングする例としたが、絶縁層14のエッチング工程はこれに限られるものではない。画素領域4における絶縁層14の膜厚を接続ユニット領域3における絶縁層14の膜厚よりも薄くできる構成であれば種々の構成を採ることができる。
さらに、本実施形態では、接続ユニット領域3が、画素領域4の3つの辺のそれぞれに形成される例としたが、接続ユニット領域3が形成される領域はこれに限定されるものではない。以下に、変形例として、第1の実施形態と接続ユニット領域3の形成位置が異なる例を説明する。
[変形例1−1]
図7は、変形例1−1に係る固体撮像装置60のセンサ基板62の概略構成図である。変形例1−1における固体撮像装置60は、接続ユニット領域61の形成位置のレイアウトのみが図1に示す固体撮像装置1と異なる。すなわち、変形例1−1においても、図1と同様、センサ基板62の受光面とは反対側の面に回路基板9が設けられており、その断面構成は図2と同様である。したがって、回路基板9、及び、固体撮像装置60の断面構成は、図1及び図2と同様であるから説明を省略する。また、図7において、図1に対応する部分には同一符号を付し、重複説明を省略する。
変形例1−1では、図7に示すように、接続ユニット領域61が、画素領域4の外側の周辺領域7の4箇所に設けられており、それぞれ、画素領域4の各辺に沿って配置されている。変形例1−1においても、第1の実施形態と同様、センサ側半導体層上部の絶縁層に段差部38が形成される。そして、変形例1−1における構成においても、第1の実施形態と同様、絶縁層の膜厚を、接続ユニット領域61から画素領域4にかけて徐々に薄くすることにより、段差部38をテーパ状とすることで、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[変形例1−2]
図8は、変形例1−2に係る固体撮像装置70のセンサ基板72の概略構成図である。変形例1−2における固体撮像装置70は、接続ユニット領域71の形成位置のレイアウトのみが図1に示す固体撮像装置1と異なる。すなわち、変形例1−2においても、図1と同様、センサ基板72の受光面とは反対側の面に回路基板9が設けられており、その断面構成は図2と同様である。したがって、回路基板9、及び、固体撮像装置70の断面構成は、図1及び図2と同様であるから説明を省略する。また、図8において、図1に対応する部分には同一符号を付し、重複説明を省略する。
変形例1−2では、図8に示すように、接続ユニット領域71が、画素領域4の外側の周辺領域7に設けられており、画素領域4を囲むように連続して配置されている。変形例1−2においても、第1の実施形態と同様、センサ側半導体層上部の絶縁層に段差部38が形成される。そして、変形例1−2における構成においても、第1の実施形態と同様、絶縁層の膜厚を、接続ユニット領域71から画素領域4にかけて徐々に薄くすることにより、段差部38をテーパ状とすることで、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
ところで、上述の第1の実施形態では、センサ側半導体層2a上部に形成される絶縁層14を、画素領域4上部においてのみ薄膜化し、絶縁層14の段差部38を、接続ユニット領域3と画素領域4との境界部分にのみ設ける例とした。しかしながら、絶縁層14における薄膜部分は、接続部50に影響のない範囲でできるだけ広範囲に設定されてよい。以下に、絶縁層14の段差部を、接続ユニット領域3の周囲を囲むように設ける例について説明する。
《2.第2の実施形態:固体撮像装置》
図9は、本開示の第2の実施形態に係る固体撮像装置80のセンサ基板2の構成図であり、図10は、図9のB−B線上に沿う断面構成である。本実施形態においても、図1と同様、センサ基板2の受光面とは反対側の面に回路基板9が設けられている。本実施形態における回路基板9の構成は、図1と同様であるから説明を省略する。また、図9及び図10において、図1及び図2に対応する部分には同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態の固体撮像装置80では、センサ側半導体層2a上部に設ける絶縁層14の段差部81を、各接続ユニット領域3を囲むように形成する。すなわち、本実施形態では、接続ユニット領域3以外の領域では、センサ側半導体層2a上部の絶縁層14を、画素領域4上部と同様に薄膜化する。
図10に示すように、本実施形態の固体撮像装置80では、センサ側半導体層2a上部に設けられた絶縁層14では、接続ユニット領域3と、その接続ユニット領域3の外側に隣接する領域との境界に段差部81が形成されている。また、絶縁層14の段差部81は、第1の実施形態と同様、接続ユニット領域3から、その接続ユニット領域3に隣接する領域にかけて徐々に薄くなるテーパ状に形成されている。
以上のように、本実施形態では、絶縁層14を接続ユニット領域3以外の領域において薄膜化することにより、絶縁膜14には断面凸形状の凸部82が形成される。そして、この凸部82の内部に、接続ユニット領域3に形成される接続部50が形成されている。
このような本実施形態の固体撮像装置80は、図6Aに示す絶縁層14のエッチング工程に用いるレジストパターンを第1の実施形態と変えることにより形成することができる。例えば、接続ユニット領域3以外の領域を開口するレジストパターンをマスクにしてエッチングすることにより、本実施形態の固体撮像装置80を作製することができる。このような本実施形態の固体撮像装置80においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
《3.第3の実施形態:固体撮像装置》
次に、本開示の第3の実施形態に係る固体撮像装置について説明する。図11Aは、本実施形態の固体撮像装置90のセンサ基板2の概略構成図であり、図11Bは、図11Aの領域aにおける拡大図である。本実施形態においても、図1(第1の実施形態)と同様、センサ基板2の受光面とは反対側の面に回路基板9が設けられており、固体撮像装置90の断面構成は図10と同様である。したがって、回路基板9、及び、固体撮像装置90の断面構成は、図10と同様であるから説明を省略する。図11Aにおいて、図1に対応する部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
本実施形態の固体撮像装置90は、絶縁層14の段差部91のレイアウトが図9と異なる例である。本実施形態では、絶縁層14の段差部91は、接続ユニット領域3を囲む位置に設けられている。また、段差部91によって形成される絶縁層14の凸部92の平面形状が、対応する画素領域4の辺に沿う方向に直交する両端部において、円弧状となる角丸長方形状に形成する。
ここで、図11Bに示すように、凸部92の円弧状の端部における曲率半径Rは0.2μmよりも大きいことが好ましい。また、このような凸部92の形状は、図9に示す平面形状が矩形状の凸部82に対して円弧状の端部を追加することによって形成してもよく、また、図9に示す平面形状が矩形状の凸部82から角部を切り取ることで形成してもよい。
このような本実施形態の固体撮像装置90は、図6Aに示す絶縁層14のエッチング工程に用いるレジストパターンを第1の実施形態と変えることにより形成することができる。例えば、接続ユニット領域3以外の領域を開口するレジストパターンをマスクにしてエッチングすることにより、本実施形態の固体撮像装置90を作製することができる。
図12は、本実施形態の凸部92を有する絶縁層14上部に有機材料を塗布したときの有機材料の流れる様子をシミュレーションした結果を模式的に示す図である。また、図13は、絶縁層14の凸部92の平面形状を矩形状とした例(例えば第2の実施形態)において、絶縁層14上部に有機材料を塗布したときの有機材料の流れる様子をシミュレーションした結果を模式的に示す図である。図12及び図13の矢印は流体ベクトルであり、矢印の向きは、絶縁層14上部に塗布した有機材料の流れる方向を示し、矢印の長さは、矢印方向に流れる有機材料の流速を示す。
図13に示すように、絶縁層14の凸部82の平面形状が矩形状である場合には、凸部82の角部に当たる部分で有機材料の流体圧力が高くなる傾向がある。これにより、凸部82の角部に向かって流れ込む流体は、その角部を起点として、元々の流体の流れ込む方向の成分と、凸部82の側壁に沿う方向の成分とに分かれる。これにより、塗布ムラが発生する。
一方、図12に示すように、絶縁層14の凸部92の平面形状を、画素領域4の対応する辺に沿う方向に直交する両端部が円弧状である角丸長方形状とした場合には、絶縁層14上を流れる有機材料の流体圧力が局所的に大きくなる点が低減される。このため、凸部92の円弧状の端部に向かって流れ込む流体は、凸部92の端部を起点とした分散が緩和される。これにより、有機材料の塗布ムラが低減される。
このように、本実施形態では、凸部92の平面形状を角丸長方形とすることにより、画素領域4の絶縁層14上に塗布する有機材料膜の平坦性をより向上させることができる。
上述の第3の実施形態では、絶縁層14の凸部92の平面形状を角丸長方形状としたが、流体圧力を緩和し得る凸部の平面形状はこれに限られるものではない。以下に、変形例として、第3の実施形態と絶縁層の凸部の平面形状が異なる例を説明する。
[変形例3−1]
図14Aは、変形例3−1の固体撮像装置100のセンサ基板2の概略構成図であり、図14Bは、図14Aの領域aにおける拡大図である。本実施形態においても、図1と同様、センサ基板2の受光面とは反対側の面に回路基板9が設けられており、固体撮像装置100の断面構成は図10(第2の実施形態)と同様である。したがって、回路基板9、及び、固体撮像装置100の断面構成は、図10と同様であるから説明を省略する。図14Aにおいて、図1に対応する部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
変形例3−1に係る固体撮像装置100では、絶縁層の凸部102の平面形状が図11Aに示すそれと異なる例である。変形例3−1では、絶縁層の凸部102の平面形状は、図11Aに示した矩形状の凸部82の4つの角を、斜めに切り取った形状である。図14Aでは、凸部102の、対応する画素領域4の辺に対する傾きが45度又は−45度である面で、図11Aに示す矩形状の凸部82の4つの角を切り取った例を示している。
ここで、図14Bに示すように、凸部102は、凸部102の一方の端部に設けられた4つの頂点を通る外接円の曲率半径Rが0.2μmよりも大きくなるように形成されることが好ましい。また、このような形状は、図11Aに示す平面形状が矩形状の凸部82に対して4つの頂点を有する端部を追加することによって形成してもよく、また、図11Aに示す平面形状が矩形状の凸部82から角部を切り取ることで形成してもよい。
図15は、本実施形態の構造を有する絶縁層上部に有機材料を塗布したときの有機材料の流れる様子をシミュレーションした結果を模式的に示す図である。図15は流体ベクトルであり、矢印の向きは絶縁層上部に塗布した有機材料の流れる方向を示し、矢印の長さは、矢印方向に流れる有機材料の流速を示す。
図15に示すように、変形例3−1においても、絶縁層の凸部102の平面形状を、画素領域4の辺に沿う方向の両端部がほぼ弧状である角丸長方形状とした場合には、絶縁層上を流れる有機材料の流体圧力が局所的に大きくなる点が低減される。このため、凸部102のほぼ弧状の端部に向かって流れ込む流体において、凸部102の端部を起点とした流速ベクトルの分散が緩和される。これにより、有機材料の塗布ムラが低減される。
このように、凸部102の両端部において、各端部の平面形状の頂点を増やし、矩形状から円弧状に近づけることにより、第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。本実施形態では、凸部102の各端部のおける頂点を4つずつ形成したが、3つ以上であればよく、凸部の各端部の形状が3角形以上の多角形状であってもよい。すなわち、本開示では、凸部の各端部における頂点がそれぞれ3つ以上であり、各頂点の内角が90度よりも大きい場合を、「ほぼ(円)弧状」として定義する。
[変形例3−2]
図16は、変形例3−2に係る固体撮像装置110のセンサ基板2の概略構成図である。本実施形態においても、図1(第1の実施形態)と同様、センサ基板2の受光面とは反対側の面に回路基板9が設けられており、固体撮像装置110の断面構成は図10と同様である。したがって、回路基板9、及び、固体撮像装置100の断面構成は、図10と同様であるから説明を省略する。図16において、図1に対応する部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
変形例3−2に係る固体撮像装置110では、絶縁層の凸部112の平面形状が図11Aに示すそれと異なる例である。変形例3−2では、絶縁層の凸部112は、その平面形状が、対応する画素領域4の辺に沿う方向に直交する両端部において、弧状となる角丸長方形状に形成されている。ただし、上述の第3の実施形態では、凸部92の両端部は円弧状であったが、変形例3−2では、対角線上の角部においてのみ、その平面形状が円弧状であり、凸部112の両端部の対向する辺は互いに平行に形成されている。
変形例3−2においても、第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。このように、凸部の平面形状は、その両端部が円弧状である形状のみならず、一部が円弧状であるような角丸四角形状であってもよい。
その他、図示を省略するが、凸部の各端部の平面形状が、楕円弧状であってもよい。すなわち、凸部の各端部の形状は、円弧状に限られるものではなく、弧状又はほぼ弧状であれば、第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
ところで、第3の実施形態、変形例3−1及び変形例3−2では、その断面構成が、図10(第2の実施形態)と同様であるとして説明をした。しかしながら、絶縁層の凸部の平面形状を角丸長方形状とする場合には、絶縁層の段差部をテーパ状にしなくても、塗布ムラ緩和の効果をある程度得ることができる。すなわち、絶縁層の段差部の面を、受光面に対して直角に設けた場合でも、絶縁層の凸部の平面形状を角丸長方形状とすることにより、塗布ムラの緩和を図ることができる。
したがって、絶縁層の段差部をテーパ状とする構成、及び、絶縁層の凸部の平面形状を角丸長方形状とする構成の一方を適用してもよい。上記第3の実施形態、変形例3−1及び変形例3−2のように、絶縁層の段差部をテーパ状とし、かつ、絶縁層の凸部の平面形状を角丸長方形状とした場合には、塗布ムラ抑制の効果をよりいっそう高めることができる。
本開示では、可視光の入射光量の分布を検知して画像として撮像する固体撮像装置への適用に限らず、赤外線やX線、あるいは粒子等の入射量の分布を画像として撮像する固体撮像装置にも適用可能である。
さらに、本開示は、画素領域の各単位画素を行単位で順に走査して各単位画素から画素信号を読み出す固体撮像装置に限られるものではない。画素単位で任意の画素を選択して、当該選択画素から画素単位で信号を読み出すX−Yアドレス型の固体撮像装置に対しても適用可能である。なお、固体撮像装置はワンチップとして形成された形態であってもよいし、画素部と、信号処理部または光学系とがまとめてパッケージングされた撮像機能を有するモジュール状の形態であってもよい。
また、本開示は、固体撮像装置への適用に限られるものではなく、撮像装置にも適用可能である。ここで、撮像装置とは、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等のカメラシステムや、携帯電話機などの撮像機能を有する電子機器のことを言う。なお、電子機器に搭載される上記モジュール状の形態、即ちカメラモジュールを撮像装置とする場合もある。
《4.第4の実施形態:電子機器》
次に、本開示の第4の実施形態に係る電子機器について説明する。図17は、本開示の第4の実施形態に係る電子機器200の概略構成図である。
本実施形態に係る電子機器200は、固体撮像装置201と、光学レンズ203と、シャッタ装置204と、駆動回路205と、信号処理回路206とを有する。本実施形態例の電子機器200では、固体撮像装置201として上述した本開示の第1の実施形態における固体撮像装置1を電子機器(デジタルスチルカメラ)に用いた場合の実施形態を示す。
光学レンズ203は、被写体からの像光(入射光)を固体撮像装置201の撮像面上に結像させる。これにより固体撮像装置201内に一定期間当該信号電荷が蓄積される。シャッタ装置204は、固体撮像装置201に対する光照射期間および遮光期間を制御する。駆動回路205は、固体撮像装置201の信号転送動作およびシャッタ装置204のシャッタ動作を制御する駆動信号を供給する。駆動回路205から供給される駆動信号(タイミング信号)により、固体撮像装置201は信号転送を行なう。信号処理回路206は、固体撮像装置201から出力された信号に対して各種の信号処理を行う。信号処理が行われた映像信号は、メモリなどの記憶媒体に記憶され、あるいはモニタに出力される。
本実施形態例の電子機器200では、固体撮像装置201において集光特性及び感度特性の向上が図られるため、画質の向上が図られる。
なお、本開示は、以下のような構成を取ることもできる。
(1)
光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層と、前記センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するセンサ基板と、
回路側半導体層及び回路側配線層を有し、前記センサ基板の前記センサ側配線層側に設けられた回路基板と、
前記センサ側半導体層の受光面側から前記センサ側配線層に達して設けられた第1貫通電極と、前記センサ側半導体層の受光面側から前記回路側配線層に達して設けられた第2貫通電極と、前記センサ側半導体層の受光面側の表面に設けられ、かつ前記第1貫通電極及び前記第2貫通電極を接続する接続電極とを有する接続部が設けられた接続ユニット領域と、
前記接続電極が内部に埋め込まれ、前記接続ユニット領域から前記画素領域にかけて膜厚が徐々に薄くなる段差部を有する絶縁層と
を備える固体撮像装置。
(2)
更に、前記段差部は、前記絶縁膜が、前記接続ユニット領域から前記接続ユニット領域に隣接する領域にかけて徐々に薄くなることによって形成され、前記接続ユニット領域に凸部が形成されている
(1)に記載の固体撮像装置。
(3)
前記接続ユニット領域を複数備え、各接続ユニット領域は、区画された前記画素領域の対応する所定の辺に沿って配置されている
(1)又は(2)に記載の固体撮像装置。
(4)
前記段差部は、前記接続ユニット領域を囲む位置に形成されている
(1)〜(3)のいずれかに記載の固体撮像装置。
(5)
前記凸部の平面形状は、前記画素領域の対応する辺に沿う方向に延在した角丸長方形状である
(1)〜(4)のいずれかに記載の固体撮像装置。
(6)
前記絶縁層は、異なる材料を用いて構成された積層構造であり、
段差部下部では、前記絶縁層において、積層構造の上層部分を構成する膜が除去されている
(1)〜(5)のいずれかに記載の固体撮像装置。
(7)
光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層と、前記センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するセンサ基板と、
回路側半導体層と回路側配線層とを有し、前記センサ基板の前記センサ側配線層側に積層して設けられた回路基板と、
前記センサ側半導体層の受光面側から前記センサ側配線層に達して設けられた第1貫通ビアと、前記センサ側半導体層の受光面側から前記回路側配線層に達して設けられた第2貫通ビアと、前記センサ基板の受光面側の表面に設けられ、かつ前記第1貫通ビアと前記第2貫通ビアとを接続する接続電極とを有する接続部が設けられた接続ユニット領域と、
前記接続電極を埋め込み、前記接続ユニット領域の外側の領域における厚さが、前記接続ユニット領域における厚さよりも薄く形成され、前記接続ユニット領域を含む領域における断面形状が凸状の凸部を有し、前記凸部の平面形状は、画素領域の辺に沿う方向に延在した角丸長方形状である絶縁層と
を備える固体撮像装置。
(8)
光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層、及び、前記センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するセンサ基板と、回路側半導体層及び回路側配線層とを、前記センサ側配線層の面と前記回路側配線層の面とを向かい合わせて貼り合わせる工程と、
前記センサ基板の受光面側に絶縁層を形成する工程と、
前記画素領域の外側の接続ユニット領域に、前記絶縁層の表面から前記センサ側配線層に達して設けられた第1貫通電極と、前記絶縁層の表面から前記回路側配線層に達して設けられた第2貫通電極と、前記絶縁層の表面に設けられ、かつ前記第1貫通電極及び前記第2貫通電極を接続する接続電極とを有する接続部を形成する工程と、
前記接続ユニット領域から前記画素領域にかけて膜厚が徐々に薄くなるように、前記絶縁層を所定の深さまでエッチングする工程と
を含む固体撮像装置の製造方法。
(9)
光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層、及び、前記センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するセンサ基板と、回路側半導体層及び回路側配線層とを、前記センサ側配線層の面と前記回路側配線層の面とを向かい合わせて貼り合わせる工程と、
前記センサ基板の受光面側に絶縁層を形成する工程と、
前記画素領域の外側の接続ユニット領域に、前記絶縁層の表面から前記センサ側配線層に達して設けられた第1貫通電極と、前記絶縁層の表面から前記回路側配線層に達して設けられた第2貫通電極と、前記絶縁層の表面に設けられ、かつ前記第1貫通電極及び前記第2貫通電極を接続する接続電極とを有する接続部を形成する工程と、
前記接続ユニット領域の外側の領域において、前記絶縁層を所定の深さまでエッチングすることにより、平面形状が前記画素領域の辺に沿う方向に延在した角丸長方形状である凸部を形成する工程と
を含む固体撮像装置の製造方法。
(10)
光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層と、前記センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するセンサ基板と、回路側半導体層及び回路側配線層を有し、前記センサ基板の前記センサ側配線層側に設けられた回路基板と、前記センサ側半導体層の受光面側から前記センサ側配線層に達して設けられた第1貫通電極と、前記センサ側半導体層の受光面側から前記回路側配線層に達して設けられた第2貫通電極と、前記センサ側半導体層の受光面側の表面に設けられ、かつ前記第1貫通電極及び前記第2貫通電極を接続する接続電極とを有する接続部が設けられた接続ユニット領域と、前記接続電極が内部に埋め込まれ、前記接続ユニット領域から前記画素領域にかけて膜厚が徐々に薄くなる段差部を有する絶縁層とを備える固体撮像装置と、
前記固体撮像装置から出力される出力信号を処理する信号処理回路と、
を含む電子機器。
1,60,70,80,90,100,110・・・固体撮像装置、2,62,72・・・センサ基板、2a・・・センサ側半導体層、2b・・・センサ側配線層、3,61,71・・・接続ユニット領域、4・・・画素領域、5・・・画素駆動線、6・・・垂直信号線、7・・・周辺領域、9・・・回路基板、9a・・・回路側半導体層、9b・・・回路側配線層、10・・・垂直駆動回路、11・・・カラム信号処理回路、12・・・水平駆動回路、13・・・システム制御回路、14・・・絶縁層、14a・・・開口、15・・・画素、16・・・遮光膜、16a・・・・受光開口、17・・・透明保護膜、18・・・カラーフィルタ、19・・・オンチップレンズ、19a・・・オンチップレンズ膜、20・・・光電変換部、21,31・・・ソース/ドレイン領域、22,32・・・素子分離部、25,35・・・ゲート電極、26,36・・・層間絶縁膜、27,37・・配線、28・・・分離絶縁膜、29・・・バリアメタル膜、38,81,91・・・段差部、40・・・反射防止膜、41・・・界面準位抑制膜、42・・・エッチングストップ膜、43・・・上層絶縁膜、44・・・キャップ膜、45,46・・・保護膜、47・・・第1貫通電極、48・・・第2貫通電極、49・・・接続電極、50・・・接続部、51・・・レジストパターン、60・・・固体撮像装置、82,92,102,112・・・凸部、200・・・電子機器、203・・・光学レンズ、204・・・シャッタ装置、205・・・信号処理回路、206・・・駆動回路

Claims (10)

  1. 光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層と、前記センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するセンサ基板と、
    回路側半導体層及び回路側配線層を有し、前記センサ基板の前記センサ側配線層側に設けられた回路基板と、
    前記センサ側半導体層の受光面側から前記センサ側配線層に達して設けられた第1貫通電極と、前記センサ側半導体層の受光面側から前記回路側配線層に達して設けられた第2貫通電極と、前記センサ側半導体層の受光面側の表面に設けられ、かつ前記第1貫通電極及び前記第2貫通電極を接続する接続電極とを有する接続部が設けられた接続ユニット領域と、
    前記接続電極が内部に埋め込まれ、前記接続ユニット領域から前記画素領域にかけて膜厚が徐々に薄くなる段差部を有する絶縁層と
    を備える固体撮像装置。
  2. 更に、前記段差部は、前記絶縁層が、前記接続ユニット領域から前記接続ユニット領域に隣接する領域にかけて徐々に薄くなることによって形成され、前記接続ユニット領域に凸部が形成されている
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記接続ユニット領域を複数備え、各接続ユニット領域は、区画された前記画素領域の対応する所定の辺に沿って配置されている
    請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記段差部は、前記接続ユニット領域を囲む位置に形成されている
    請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記凸部の平面形状は、前記画素領域の対応する辺に沿う方向に延在した角丸長方形状である
    請求項4に記載の固体撮像装置。
  6. 前記絶縁層は、異なる材料を用いて構成された積層構造であり、
    段差部下部では、前記絶縁層において、積層構造の上層部分を構成する膜が除去されている
    請求項5に記載の固体撮像装置。
  7. 光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層と、前記センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するセンサ基板と、
    回路側半導体層と回路側配線層とを有し、前記センサ基板の前記センサ側配線層側に積層して設けられた回路基板と、
    前記センサ側半導体層の受光面側から前記センサ側配線層に達して設けられた第1貫通ビアと、前記センサ側半導体層の受光面側から前記回路側配線層に達して設けられた第2貫通ビアと、前記センサ基板の受光面側の表面に設けられ、かつ前記第1貫通ビアと前記第2貫通ビアとを接続する接続電極とを有する接続部が設けられた接続ユニット領域と、
    前記接続電極を埋め込み、前記接続ユニット領域の外側の領域における厚さが、前記接続ユニット領域における厚さよりも薄く形成され、前記接続ユニット領域を含む領域における断面形状が凸状の凸部を有し、前記凸部の平面形状は、画素領域の辺に沿う方向に延在した角丸長方形状である絶縁層と
    を備える固体撮像装置。
  8. 光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層、及び、前記センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するセンサ基板と、回路側半導体層及び回路側配線層とを、前記センサ側配線層の面と前記回路側配線層の面とを向かい合わせて貼り合わせる工程と、
    前記センサ基板の受光面側に絶縁層を形成する工程と、
    前記画素領域の外側の接続ユニット領域に、前記絶縁層の表面から前記センサ側配線層に達して設けられた第1貫通電極と、前記絶縁層の表面から前記回路側配線層に達して設けられた第2貫通電極と、前記絶縁層の表面に設けられ、かつ前記第1貫通電極及び前記第2貫通電極を接続する接続電極とを有する接続部を形成する工程と、
    前記接続ユニット領域から前記画素領域にかけて膜厚が徐々に薄くなるように、前記絶縁層を所定の深さまでエッチングする工程と
    を含む固体撮像装置の製造方法。
  9. 光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層、及び、前記センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するセンサ基板と、回路側半導体層及び回路側配線層とを、前記センサ側配線層の面と前記回路側配線層の面とを向かい合わせて貼り合わせる工程と、
    前記センサ基板の受光面側に絶縁層を形成する工程と、
    前記画素領域の外側の接続ユニット領域に、前記絶縁層の表面から前記センサ側配線層に達して設けられた第1貫通電極と、前記絶縁層の表面から前記回路側配線層に達して設けられた第2貫通電極と、前記絶縁層の表面に設けられ、かつ前記第1貫通電極及び前記第2貫通電極を接続する接続電極とを有する接続部を形成する工程と、
    前記接続ユニット領域の外側の領域において、前記絶縁層を所定の深さまでエッチングすることにより、平面形状が前記画素領域の辺に沿う方向に延在した角丸長方形状である凸部を形成する工程と
    を含む固体撮像装置の製造方法。
  10. 光電変換部が設けられた画素領域を含むセンサ側半導体層と、前記センサ側半導体層の受光面とは反対側の表面側に設けられたセンサ側配線層とを有するセンサ基板と、回路側半導体層及び回路側配線層を有し、前記センサ基板の前記センサ側配線層側に設けられた回路基板と、前記センサ側半導体層の受光面側から前記センサ側配線層に達して設けられた第1貫通電極と、前記センサ側半導体層の受光面側から前記回路側配線層に達して設けられた第2貫通電極と、前記センサ側半導体層の受光面側の表面に設けられ、かつ前記第1貫通電極及び前記第2貫通電極を接続する接続電極とを有する接続部が設けられた接続ユニット領域と、前記接続電極が内部に埋め込まれ、前記接続ユニット領域から前記画素領域にかけて膜厚が徐々に薄くなる段差部を有する絶縁層とを備える固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置から出力される出力信号を処理する信号処理回路と、
    を含む電子機器。
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