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JP2013196628A - 端末及び制御方法 - Google Patents

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Akisada Boku
昭貞 朴
Yosuke Nishida
陽介 西田
Akiyuki Takama
亮行 高間
Misaki Hara
美咲 原
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NTT Docomo Inc
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NTT Docomo Inc
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Abstract

【課題】 端末が画面ロック状態などの機能利用不可状態である場合に、他人が容易に当該機能利用不可状態を解除することを防止する。
【解決手段】 携帯端末10は、タッチパネル11と、所定の機能が利用不可能である画面ロック状態においてタッチパネル11に解除用情報の候補を移動させながら表示する表示部12と、タッチパネル11における位置を示す位置情報を入力する位置入力部13と、位置情報によって示される位置、及び当該位置情報が入力されたタイミングでの上記の候補の位置に応じて、解除用情報を入力する解除用情報入力部14と、解除用情報が予め登録された条件を満たすか判断する判断部15と、上記の判断に応じて画面ロック状態を解除する画面ロック制御部16とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置を備える端末、及び当該端末による制御方法に関する。
スマートフォン等のタッチパネルを備える携帯端末では、一定時間操作されなかった場合やユーザが指定ボタンを押下した場合には、セキュリティ確保等の目的のために画面ロック状態となる。画面ロック状態とは、予め設定された操作によってロック解除されなければ、タッチパネルからの入力が禁止される状態である。
ロック解除の方法として、タッチパネル上を指でなぞり、指でなぞった軌跡が事前に決めたパターン(予め登録された軌跡)と一致した場合にロック解除するというものがある(例えば特許文献1参照)。あるいは、暗証番号(PIN:Personal Identification Number)やパスワードを画面に表示された入力候補を指でタッチすることで入力することで、ロック解除するというものがある。
特開2007−257140号公報
しかしながら、上記のタッチパネルを指でなぞる方法では、ロック解除された後にタッチパネル上になぞった指の軌跡が残ってしまう場合がある。また、暗証番号やパスワードを入力する場合も、ロック解除された後にタッチパネル上の入力した情報に対応する特定の位置に指の指紋等の跡が残ってしまう場合がある。その場合、画面上の指の跡を見て、他人が簡単に登録パターンを類推し画面ロックを解除することが可能となってしまう。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、端末が画面ロック状態などの機能利用不可状態である場合に、他人が容易に当該機能利用不可状態を解除することを防止することができる端末及び制御方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る端末は、表示装置を備える端末であって、端末の所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態において、表示装置の表示画面上に解除用情報の候補を移動させながら表示する表示手段と、表示画面における位置を示す位置情報を入力する位置入力手段と、入力手段によって入力された位置情報によって示される位置、及び当該位置情報が入力されたタイミングで表示手段によって表示されている候補の位置に応じて、解除用情報を入力する解除用情報入力手段と、解除用情報入力手段によって入力された解除用情報が予め登録された条件を満たすか判断する判断手段と、判断手段により解除用情報が条件を満たすと判断された場合に所定の機能を利用可能とする利用不可状態解除手段と、を備える。
本発明に係る端末では、端末の所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態において、所定の機能を利用可能とする処理のために表示装置の画面表示上に、解除用情報の候補が移動させながら表示される。所定の機能を利用可能とする処理として、表示画面における位置を示す位置情報が入力され、当該位置、及び当該位置情報が入力されたタイミングでの位置に応じて、解除用情報が入力される。当該解除用情報に応じて上記の所定の機能が利用可能とされる。上記のように本発明に係る端末では、暗証番号やパスワード等の解除用情報の候補が移動させながら表示されているので、解除用情報を入力するために表示画面における特定の位置を指定したとしても、解除用情報が簡単に他人に知られたり類推されたりすることがない。あるいは、機能利用不可状態を解除する毎に異なる位置を指定できるので、解除できる解除用情報が簡単に他人に知られたり類推されたりすることがない。これにより、本発明によれば端末が画面ロック状態等の機能利用不可状態である場合に、他人が容易に当該機能利用不可状態を解除することを防止することができる。
表示手段は、候補を移動させる方向及び速度の少なくとも何れか一つを示す情報を入力して、入力した情報に基づいて候補を移動させることとしてもよい。この構成によれば、ユーザに解除用情報を入力させやすい移動とすることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
表示手段は、解除用情報の候補として、複数の文字を移動させながら表示し、解除用情報入力手段は、1文字以上の文字列を解除用情報として入力し、判断手段は、解除用情報入力手段によって入力された解除用情報と予め登録された1文字以上の登録文字列とが一致しているか否かを判断することで、当該解除用情報が条件を満たすか判断する、こととしてもよい。この構成によれば、より確実に本発明を実施することができる。
表示手段は、解除用情報の候補として、登録文字列に含まれる文字以外の文字も表示することとしてもよい。この構成によれば、解除用情報を他人に知られたり類推されたりしにくくして、機能利用不可状態を解除する際のセキュリティを向上させることができる。
表示手段は、解除用情報の候補として、互いに異なる色の文字を表示することとしてもよい。この構成によれば、解除用情報の文字に色の要素が加わるため、ユーザに暗証番号やパスワード等の解除用情報を記憶させやすくすると共に、解除用情報を他人に知られたり類推されたりしにくくして、機能利用不可状態を解除する際のセキュリティを向上させることができる。
ところで、本発明は、上記のように端末の発明として記述できる他に、以下のように制御方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
即ち、本発明に係る制御方法は、表示装置を備える端末による制御方法であって、端末の所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態において、表示装置の表示画面上に解除用情報の候補を移動させながら表示する表示ステップと、表示画面における位置を示す位置情報を入力する位置入力ステップと、入力ステップにおいて入力された位置情報によって示される位置、及び当該位置情報が入力されたタイミングで表示ステップにおいて表示されている候補の位置に応じて、解除用情報を入力する解除用情報入力ステップと、解除用情報入力ステップにおいて入力された解除用情報が予め登録された条件を満たすか判断する判断ステップと、判断ステップにおいて解除用情報が条件を満たすと判断された場合に所定の機能を利用可能とする利用不可状態解除ステップと、を含む。
本発明によれば、暗証番号やパスワード等の解除用情報が簡単に他人に知られたり類推されたりすることがないため、端末が画面ロック状態等の機能利用不可状態である場合に、他人が容易に当該機能利用不可状態を解除することを防止することができる。
本発明の実施形態に係る端末である携帯端末の機能構成を示す図である。 携帯端末において画面ロックを解除する際のタッチパネルの表示画面の表示例を示す図である。 携帯端末において画面ロックを解除するための登録文字列を登録する際のタッチパネルの表示画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る端末である携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る端末である携帯端末で画面ロックを解除するための登録文字列を登録する時に実行される処理(制御方法)を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る端末である携帯端末で画面ロックを解除する時に実行される処理(制御方法)を示すフローチャート図である。
以下、図面と共に本発明に係る端末及び制御方法の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に本実施形態に係る携帯端末10を示す。携帯端末10は、ユーザによって携帯(所持)される装置であり、例えば、スマートフォン等の携帯電話機である。携帯端末10は、様々な機能を有している。例えば、携帯端末10は後述するようにタッチパネルを有しており、タッチパネルから情報の入力をしたり、タッチパネルから情報を出力したりする機能を有している。
また、携帯端末10は、画面ロック機能を有している。画面ロック機能とは、携帯端末10が一定時間操作されなかった場合、あるいはユーザが携帯端末10に対して特定の操作を行った場合等に携帯端末10を画面ロック状態にする(画面ロックする)機能である。画面ロック状態とは、携帯端末10の所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態である。利用不可能とされる所定の機能とは、例えば、タッチパネルから入出力を行う機能である。即ち、画面ロック状態とは、タッチパネルをタップすることにより利用する各種機能(画面ロック状態を解除する機能を除く)が利用不可能となっている状態である。画面ロック機能は、例えば、ユーザ以外の第三者が勝手に携帯端末10を操作することを防ぐためのものである。本実施形態において利用可否が制御される機能は、上記の画面ロック状態に係る機能である。
なお、携帯端末10が画面ロック状態となった場合には、合わせて、消費電力の低減のため休止モードに入ることとしてもよい。休止モードとは、タッチパネル(液晶ディスプレイ)での画面表示を行わず消費電力を抑えるモードである。なお、休止モードにおいてもメモリには電力が供給されるため、休止中も、休止モードとなる前に実行中であったデータが保持される。また、休止モードは、アプリケーションを休止状態にさせるものであってもよい。
ここで本実施形態に係る携帯端末10の機能について説明する。図1に示すように携帯端末10は、タッチパネル11と、表示部12と、位置入力部13と、解除用情報入力部14と、判断部15と、画面ロック制御部16とを備えて構成される。なお、携帯端末10は、例えば、携帯電話機やスマートフォンとしての機能も備えているがそれらについては、従来の携帯電話機やスマートフォンと同様であるため説明を省略する。
タッチパネル11は、入力された情報を表示画面に表示する表示装置である。また、タッチパネル11は、ユーザからの入力を受け付ける入力装置でもある。タッチパネル11は、表示画面に対してユーザの指等が接触又は近づくことによる静電容量あるいは電圧の変化を検知し、これらの変化に基づく入力を行う。なお、タッチパネル11は、従来と同様の構成のものを用いることができる。
表示部12は、画面ロック状態において、タッチパネル11の表示画面上に解除用情報の候補を表示する表示手段である。解除用情報とは、画面ロック状態を解除するために入力される情報であり、例えば、1文字以上の文字列である。解除用情報として用いられる文字は、例えば、英文字、数字及び絵文字等、タッチパネル11の表示画面上に表示しえる任意の記号を用いることができる。表示部12は、解除用情報の候補として、複数の文字を移動させながら表示する。例えば、図2(a)に示すように、表示画面11a上に各文字20を、図2(a)に示す状態で左側から右側にスクロールさせて(テロップ形式で)表示させる。
また、スクロールする以外にも、各位置の文字20を移動しているかのように変更することとしてもよい。例えば、図2(a)に示す場合には、各位置の文字をA、D、C、B、A…といった順番で順次表示させて、あたかも左側から右側に流れているように見えるようにしてもよい。
後述するようにユーザは、表示された1つ以上解除用情報の候補を順番に選択することで入力して、解除用情報を文字列として入力する。入力された解除用情報が正しい文字列である登録文字列であった場合には、画面ロック状態が解除され、図2(b)に示すように表示画面11aには画面ロック状態となる直前の画面が表示されて、画面ロック機能によって利用不可能とされた機能が利用可能になる。
表示部12は、解除用情報の候補として、登録文字列に含まれる文字以外の文字も表示することとしてもよい。即ち、登録文字列は、解除用情報の候補として表示される文字全てを利用する必要がない。表示部12は、解除用情報の候補として互いに異なる色の文字を表示することとしてもよい。例えば、図2(a)に示すように解除用情報の候補として、A、B、C、Dの各文字を色違いで表示する(図2(a)に示すように上段から赤、黄色、緑、青のそれぞれの色の円上に文字を表示する)こととしてもよい。この場合、色違いの文字は、互いに異なる文字として認識される。
文字の移動方向は、図2(a)に示すように左側から右側への向き(図2(c)の矢印30aに示す向き)に移動させるだけでなく他の方法に移動させてもよい。例えば、右側から左側への向き(図2(c)の矢印30bに示す向き)、上側から下側への向き(図2(c)の矢印30cに示す向き)、及び下側から下側への向き(図2(c)の矢印30dに示す向き)の何れかに向けて移動させることとしてもよい。また、移動の向きは、時間に応じて順次変更されてもよい。
表示部12は、文字を移動させる方向及び速度を示す情報を入力して、入力した情報に基づいて文字を移動させることとしてもよい。この入力は、例えば、ユーザの携帯端末10のタッチパネル11に対する操作によって行われる。移動させる方向については、例えば、図2(c)の各矢印30に示す移動方向を示す情報を入力する(ユーザに何れかの方向を選択させてもよい)。移動させる速度については、「ゆっくり」、「速く」等の速度を示す情報の選択肢をユーザに提示して、選択された速度を示す情報を入力する。表示部12は、上記のように入力された情報で示される方向及び速度で文字を移動させる。また、方向及び速度は、必ずしも両方が入力される必要はなく、何れか一方を入力して、何れか一方は予め設定されたものが用いられてもよい。
表示部12は、携帯端末10が画面ロック状態であるときに、ユーザによって携帯端末10に設けられた特定のキーが押下されるか、あるいはタッチパネル11がタップされる等の画面ロックの解除を開始するための操作を検出する。表示部12は、当該操作を検出すると上記の表示を行う。
位置入力部13は、タッチパネル11の表示画面11aにおける位置を示す位置情報を入力する位置入力手段である。タッチパネル11の表示画面11aに表示部12による文字の表示が行われているとき、ユーザは表示画面11aに表示された文字を入力するためにタッチパネル11の表示画面上11aの当該文字が表示された箇所をタップする。タッチパネル11は、タップした箇所を検出して、当該箇所を示す情報を位置入力部13に出力する。ユーザがタップした箇所を示す情報は、例えば、表示画面上11aの座標である。即ち、位置入力部13は、上記の位置情報として、表示画面上11aの座標の情報を入力する。位置入力部13は、位置情報を解除要情報入力部14に出力する。
解除要情報入力部14は、位置入力部13によって入力された位置情報によって示される位置、及び当該位置情報が入力されたタイミング(タッチパネル11へのタップを検出したタイミング)で表示部12によって表示されている文字の位置に応じて、解除用情報を入力する解除用情報入力手段である。具体的には、解除要情報入力部14は、位置情報が入力されたタイミングで、当該位置情報によって示される位置に表示部12によって表示されている文字を検出して解除用情報として入力する。
位置入力部13による位置情報の入力(即ち、ユーザのタップ)は登録文字列の文字数回、繰り返し行われ、解除要情報入力部14は、位置入力部13による位置情報の入力毎に解除用情報を入力する。即ち、位置入力部13は、登録文字列の文字数分、解除用情報を入力する。なお、登録文字列が何文字であるかは、予め解除要情報入力部14が記憶している。また、登録文字列がユーザの登録によって変動する場合等には、登録文字列の文字数は予め判断部15から通知される。解除要情報入力部14は、入力した登録文字列の文字数分の解除用情報である、入力された順番で並べられた文字列を判断部15に出力する。
判断部15は、解除要情報入力部14から入力した解除用情報が予め登録された条件を満たすか判断する判断手段である。具体的には、判断部15は、解除要情報入力部14から入力された解除用情報である文字列と予め登録された登録文字列とが一致しているか否かを判断することで、当該解除用情報が条件を満たすか判断する。登録文字列は1文字以上の文字列である。判断部15は、解除用情報と登録文字列とが一致していたか否かを画面ロック制御部16に通知する。
判断部15は、ユーザからの入力によって、解除用情報と比較される登録文字列を登録(記憶)することができる。登録は、例えば、以下のように行われる。まず、判断部15は、図3(a)に示すように、タッチパネル11の表示画面11aにロック解除の設定のための表示を行う。そこで、本実施形態に係る機能によってロック解除がなされる「タイミング」が選択されると、選択に係る入力を受け付けて、続いて図3(b)に示すように、タッチパネル11の表示画面11aに登録文字列を登録するための、登録文字列の候補となる文字の表示を行う。この表示は、例えば、携帯端末10本体の設定機能(例えば、画面遷移としては「セキュリティ設定」、「画面ロック」、「タイミングロック画面」)で行われる。ここで表示される文字は、表示部12によってタッチパネル11の表示画面11a上に表示される解除用情報の候補と同様のものである。但し、ここでの表示では、各文字を移動させる必要はない。
続いて、判断部15は、ユーザによりタッチパネル11の表示画面上11aのタップされた箇所を検出して(この検出は位置入力部13の機能と同様のものである)、タップされた箇所に表示された文字を登録文字列とする。登録文字列の入力は、その文字数が予め設定された規定数となるまで繰り返し行われ、入力された順番に並べられた文字列が登録文字列となる。例えば、4文字の文字列が登録文字列とされる。なお、登録文字列は、規定数でなくユーザが設定した数にすることもできる。その場合、判断部15は、登録文字列の文字数を解除要情報入力部14に通知する。判断部15による、登録文字列の登録、及び解除用情報との比較では、色が異なれば異なる文字として認識されることとしてもよい。また、上記の登録の際に、登録文字列及び解除用情報として用いられる文字を英文字(アルファベット)、数字及び絵文字の何れかから選択できるようにしてもよい。この場合、例えば、数字がデフォルトとして設定されている。
なお、上記以外で登録文字列が設定(登録)されてもよい。例えば、携帯端末10に備えられるキーによって登録文字列が入力されてもよい。また、登録文字列の設定の際に、表示部12による文字を移動させる方向及び速度の登録が合わせて行われてもよい。
画面ロック制御部16は、画面ロック機能を制御する手段である。画面ロック制御部16は、携帯端末10が一定時間操作されなかったことを検出して、あるいは、ユーザによるタッチパネル11又は携帯端末10に設けられたキーの画面ロックさせるためのボタンの押下を受け付けて、携帯端末10を画面ロック状態(休止モード)に設定する。
また、画面ロック制御部16は、携帯端末10が画面ロック状態である場合に、判断部15から、解除用情報と登録文字列とが一致していると通知されると、即ち、解除用情報が画面ロックを解除するための条件を満たす旨が通知されると、画面ロック状態を解除する利用不可状態解除手段である。画面ロック状態が解除されると上述したように、画面ロック状態によって利用不可能とされていた機能が利用可能となる。
一方、画面ロック制御部16は、携帯端末10が画面ロック状態である場合に、判断部15から、解除用情報と登録文字列とが一致してないと通知されると、画面ロック状態を解除しない。その場合は、画面ロック制御部16は、画面ロックを解除しない旨の表示をタッチパネル11の表示画面11aに行って、表示部12に再度、画面ロックを解除するための図2(a)に示すような表示をさせてもよい。また、画面ロック制御部16は、画面ロック解除に一定回数失敗した場合には、携帯端末10に登録されたパスワードでの解除モードに移行させたり、一定時間ロック解除にトライすることができないようにされたり等の対処を行い、他人が何度もロック解除を試みることが防止することとしてもよい。
引き続いて、図4に本実施形態に係る携帯端末10のハードウェア構成を示す。図4に示すように、携帯端末10は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(RandomAccess Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、移動体通信モジュール104及びアンテナ105等のハードウェアにより構成されている。また、携帯端末10は上述したようにハードウェアとしてタッチパネル11を備えている。これらの構成要素がプログラム等により動作することにより、上述した機能が発揮される。以上が、携帯端末10の構成である。
引き続いて、図5及び図6のフローチャートを用いて、本実施形態に係る携帯端末10で実行される処理である制御方法を説明する。まず、図5のフローチャートを用いて、画面ロックを解除するための登録文字列を登録する時に実行される処理を説明する。この処理は、ユーザによって上記の登録を行う操作が携帯端末10に対して行われたことをトリガとして行われる。
携帯端末10では、図3(a)に示したようなメニュー画面を経由して、判断部15によって、タッチパネル11の表示画面11aに登録文字列を登録するための、登録文字列の候補となる文字の表示が行われる。続いて、判断部15によって、ユーザのタッチパネル11へのタップが検出されて登録文字列が入力される。例えば、色と英文字との組み合わせである4文字の文字が入力される。このように入力された文字列が、登録文字列として設定されて判断部15に登録(記憶)される(S01)。
続いて、表示部12によって、解除用情報の候補としての、文字を移動させる方向及び速度を示す情報が入力される。これらの情報の入力は、ユーザのタッチパネル11等への操作を検出することによって行われる。このように入力された情報に基づいて、表示部12による文字を移動させる方向及び速度として設定される(S02)。文字の移動方向及び速度は、必ずしも設定される必要はなく、例えば、デフォルトとして、移動方向は「左側から右側への向き」、速度は「ゆっくり」が予め設定されている。以上が、画面ロックを解除するための登録文字列を登録する時に実行される処理である。
引き続いて、図6のフローチャートを用いて、携帯端末10が画面ロック状態にあるときに画面ロック状態を解除する際の処理を説明する。この処理は、表示部12によって、画面ロックの解除を開始するための操作が検出されると行われる。
上記の検出がなされると、表示部12によって、タッチパネル11の表示画面11a上に画面ロックを解除するための表示(タイミングロック画面)が行われる(S11、表示ステップ)。この表示は、例えば、図2(a)に示すように異なる4色の4つの英文字(16個の文字)が表示される。また、この表示では、例えば、表示された解除用情報の候補である文字が移動される。この文字の表示は、以下の処理においても継続して行われている。
続いて、位置入力部13によって、タッチパネル11の表示画面11aにおける位置を示す位置情報が入力される(S12、位置入力ステップ)。位置情報の入力は、ユーザによるタッチパネル11の表示画面11a上へのタップをトリガとして行われる。入力された位置情報は、位置入力部13から解除要情報入力部14に出力される。
続いて、解除要情報入力部14によって、位置情報が入力されたタイミングで、当該位置情報によって示される位置に表示部12によって表示されている文字が検出されて解除用情報として入力(特定)される(S13、解除用情報入力ステップ)。続いて、解除要情報入力部14によって、入力された文字の文字数が登録文字列の文字数となったか判断される(S14)。例えば、登録文字列の文字数が4文字であった場合、解除用情報として4文字の文字が入力されたか判断される。
入力された文字の文字数が登録文字列の文字数でなかった場合(S14でNO)には、再度、位置入力部13による位置情報の入力が行われて、上記の処理(S12〜S14)が繰り返される。入力された文字の文字数が登録文字列の文字数であった場合(S14でYES)には、入力された文字が入力された順番で並べられた文字列が、解除要情報入力部14から判断部15に出力される。
なお、解除要情報入力部14による文字列の入力の終了は、上記のように文字数で判断する以外にユーザからの文字列の入力終了の操作を受け付けることで終了させることとしてもよい。この場合、ユーザは、登録文字列の文字数を記憶していなければならず、よりセキュリティを向上させることができる。
続いて、判断部15によって、解除要情報入力部14から入力された解除用情報である文字列と予め登録された登録文字列とが一致しているか否かが判断される(S15、判断ステップ)。判断結果は、判断部15から画面ロック制御部16に通知される。解除用情報と登録文字列とが一致していると判断されると(S15でYES)、画面ロック制御部16によって、画面ロックが解除されて(S16、利用不可状態解除ステップ)、図2(b)に示すように画面ロックによって利用不可能とされていた機能が利用可能になる。
解除用情報と登録文字列とが一致していないと判断されると(S15でNO)、画面ロック状態は解除されない。その場合、画面ロック制御部16によって、画面ロックを解除しない旨の表示が行われる(S17)。続いて、再度、表示部12によって、画面ロックを解除するための図2(a)に示すような表示がされ(S11)、それ以降の処理が繰り返される。なお、画面ロック解除に一定回数失敗した場合には、画面ロック制御部16によって、携帯端末10に登録されたパスワードでの解除モードに移行させたり、一定時間ロック解除にトライすることができないようにされたり等の対処が行われる。以上が、携帯端末10が画面ロック状態にあるときに画面ロック状態を解除する際の処理である。
上述したように本実施形態では、暗証番号やパスワード等の解除用情報の候補が移動させながら表示されているので、解除用情報を入力するために表示画面における特定の位置を指定したとしても、解除用情報が簡単に他人に知られたり類推されたりすることがない。例えば、タッチパネル11の表示画面11a上の特定の位置に指の跡が残ったとしても、解除用情報の候補が移動させながら表示されているのでその跡から登録文字列を特定することができない。あるいは、ロック解除する毎に異なる位置を指定できるので、登録文字列が簡単に他人に知られたり類推されたりすることがない。これにより、本実施形態によれば携帯端末10が画面ロック状態等の機能利用不可状態である場合に、他人が容易に当該機能利用不可状態を解除することを防止することができる。
また、本実施形態のように解除用情報の候補を移動させる方向や速度を設定できるようにしてもよい。この構成によれば、ユーザに解除用情報を入力させやすい移動とすることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施形態のように解除用情報の候補として、登録文字列に含まれない文字も表示させることとしてもよい。この構成によれば、解除用情報を他人に知られたり類推されたりしにくくして、画面ロック状態を解除する際のセキュリティを向上させることができる。
また、本実施形態のように解除用情報及び登録文字列として、色の付いた文字を利用することとしてもよい。この構成によれば、解除用情報の文字に色の要素が加わるため、ユーザに暗証番号やパスワード等の解除用情報を記憶させやすくすると共に、解除用情報を他人に知られたり類推されたりしにくくして、画面ロック状態を解除する際のセキュリティを向上させることができる。
なお、本実施形態では、スマートフォン等の携帯端末10を例にして説明したが、本発明は必ずしも携帯端末のみに係るものではなく、上記のような画面ロックに類する機能を有する任意の端末で実現することができる。例えば、PC(Personal Computer)で本発明が実現されてもよい。
例えば、表示装置としてタッチパネル11を例示したが、これに限定されるものではなく、解除用情報の候補を移動させながら表示させえるものであれば任意の表示装置を利用することができる。また、位置情報の入力も、タッチパネル11から入力される必要はなく、表示画面上に表示させたカーソルをタッチパネル11以外の操作部等が用いられて行われてもよい。
また、機能利用不可状態として、休止モード中の画面ロックを例示したが、これに限定されるものではなく、特定の機能を利用できる状態とするための前段階の状態全般を含むものであり、例えば特定のアプリケーション利用開始時に入力が必要となる暗証番号入力待ち状態等も当該機能利用不可状態に含まれる。
10…携帯端末、11…タッチパネル、12…表示部、13…位置入力部、14…解除用情報入力部、15…判断部、16…画面ロック制御部、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…移動体通信モジュール、105…アンテナ。

Claims (6)

  1. 表示装置を備える端末であって、
    前記端末の所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態において、前記表示装置の表示画面上に解除用情報の候補を移動させながら表示する表示手段と、
    前記表示画面における位置を示す位置情報を入力する位置入力手段と、
    前記入力手段によって入力された位置情報によって示される位置、及び当該位置情報が入力されたタイミングで前記表示手段によって表示されている前記候補の位置に応じて、前記解除用情報を入力する解除用情報入力手段と、
    前記解除用情報入力手段によって入力された解除用情報が予め登録された条件を満たすか判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記解除用情報が前記条件を満たすと判断された場合に前記所定の機能を利用可能とする利用不可状態解除手段と、
    を備える端末。
  2. 前記表示手段は、前記候補を移動させる方向及び速度の少なくとも何れか一つを示す情報を入力して、入力した情報に基づいて前記候補を移動させる請求項1に記載の端末。
  3. 前記表示手段は、前記解除用情報の候補として、複数の文字を移動させながら表示し、
    前記解除用情報入力手段は、1文字以上の文字列を前記解除用情報として入力し、
    前記判断手段は、前記解除用情報入力手段によって入力された解除用情報と予め登録された1文字以上の登録文字列とが一致しているか否かを判断することで、当該解除用情報が前記条件を満たすか判断する、
    請求項1又は2に記載の端末。
  4. 前記表示手段は、前記解除用情報の候補として、前記登録文字列に含まれる文字以外の文字も表示する請求項3に記載の端末。
  5. 前記表示手段は、前記解除用情報の候補として、互いに異なる色の文字を表示する請求項3又は4に記載の端末。
  6. 表示装置を備える端末による制御方法であって、
    前記端末の所定の機能が利用不可能である機能利用不可状態において、前記表示装置の表示画面上に解除用情報の候補を移動させながら表示する表示ステップと、
    前記表示画面における位置を示す位置情報を入力する位置入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された位置情報によって示される位置、及び当該位置情報が入力されたタイミングで前記表示ステップにおいて表示されている前記候補の位置に応じて、前記解除用情報を入力する解除用情報入力ステップと、
    前記解除用情報入力ステップにおいて入力された解除用情報が予め登録された条件を満たすか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて前記解除用情報が前記条件を満たすと判断された場合に前記所定の機能を利用可能とする利用不可状態解除ステップと、
    を含む制御方法。
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