JP2013168836A - 投射型画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コントラストを向上させる際に、画質の劣化を抑制できる投射型画像表示装置を提供する。
【解決手段】第1絞り機構8、及び第2絞り機構20を制御するダイナミックアイリス制御部30を備え、該ダイナミックアイリス制御部30は、映像信号を分析する映像分析部31と、映像分析部31で分析された分析データに基づいて、第1絞り機構8の絞り量、第2絞り機構20の絞り量、及び色バランス補正値を設定する絞り・映像設定部32と、絞り・映像設定部32で設定された絞り量となるように第1絞り機構8、及び第2絞り機構20に駆動信号を出力する絞り駆動部33,34を有する。従って、画像のコントラストを向上させることができ、且つ鮮明な画像を表示させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】第1絞り機構8、及び第2絞り機構20を制御するダイナミックアイリス制御部30を備え、該ダイナミックアイリス制御部30は、映像信号を分析する映像分析部31と、映像分析部31で分析された分析データに基づいて、第1絞り機構8の絞り量、第2絞り機構20の絞り量、及び色バランス補正値を設定する絞り・映像設定部32と、絞り・映像設定部32で設定された絞り量となるように第1絞り機構8、及び第2絞り機構20に駆動信号を出力する絞り駆動部33,34を有する。従って、画像のコントラストを向上させることができ、且つ鮮明な画像を表示させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、スクリーン等に画像を投影する投射型画像表示装置に係り、特に、画質を向上させる技術に関する。
スクリーン等に画像を投影する投射型画像表示装置は、周囲の明るさに応じてコントラストを調整するために、スクリーンに投影する映像信号の光量を変化させる必要がある。光量を変化させる手法として、光源ランプの光量を調整すること知られているが、光源ランプの光量を調整すると、光源ランプの寿命が短くなるという弊害が発生する。そこで、この問題を解決するため、従来より例えば特開2003−241311号公報(特許文献1)に記載されたものが提案されている。前記特許文献1では、光路、及び投写部の少なくとも一方に光量調整部を設けることにより、光量を調整してスクリーンに投影する画像の明るさを調整することが開示されている。
しかしながら、上述した特許文献1に開示された従来例では、光量調整部の設置位置を適宜設定して光量を調整することにより色バランスが崩れることを防止しているものの、実際には波長によって光の広がり方が異なることがあり、このような場合には光量調整部を制御することにより、色バランスが崩れてしまうことがあり、鮮明な映像を表示することができない場合がある。
また、特許文献1には、入力される映像信号に対する動的な駆動や、2つの光量調整部の連動についての具体的な制御について記載されていない。即ち、入力映像に応じて絞りを動的に制御する場合には、シーンによって色バランスが動的に変動する場合があり、画質が劣化してしまうという問題が発生するが、特許文献1ではこの問題を解決することについて言及されていない。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、コントラストを向上させる際に、画質の劣化を抑制できる投射型画像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、光源より照射される光の光量を第1絞り機構(8)により制御し、更に、投射レンズを通過する光の光量を第2絞り機構(20)により制御して、投影レンズより射出映像をスクリーンに投射する投射型画像表示装置において、第1絞り機構、及び第2絞り機構を制御する制御部(30)を備え、制御部は、映像信号を分析する映像分析部(31)と、映像分析部で分析された分析データに基づいて、第1絞り機構の絞り量、第2絞り機構の絞り量、及び色バランス補正値を設定する設定部(32)と、設定部で設定された絞り量となるように第1絞り機構、及び第2絞り機構に駆動信号を出力する絞り駆動部(33,34)と、設定部で設定された色バランス補正値を用いて、映像信号の色バランスを補正する映像処理部(35)と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、設定部は、分析データと、第1絞り機構の絞り量、第2絞り機構の絞り量、及び色バランス補正値と、を対応させた対応テーブルを有し、分析データが与えられた際に、この対応テーブルを参照して、第1絞り機構の絞り量、第2絞り機構の絞り量、及び色バランス補正値を設定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、設定部は、分析データに基づいて明度補正値を設定し、映像信号の明度を補正することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、設定部は、分析データと、第1絞り機構の絞り量、第2絞り機構の絞り量、色バランス補正値、及び明度補正値と、を対応させた対応テーブルを有し、分析データが与えられた際に、この対応テーブルを参照して、第1絞り機構の絞り量、第2絞り機構の絞り量、色バランス補正値、及び明度補正値を設定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、映像分析部は、入力信号の明度のヒストグラムに基づいて前記分析データを設定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、映像分析部は、ヒストグラムのピーク値、或いは平均値に基づいて分析データを設定することを特徴とする。
本発明によれば、絞り機構を制御して映像のコントラストを向上させる際に、色バランスを補正することにより画質の劣化を抑制することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る投射型表示装置の構成を模式的に示す説明図である。図示のように、この投射型画像表示装置は、光を照射する放電灯1と、回転放物面をなす反射面を有し放電灯1より照射される光を反射するリフレクタ2と、前記リフレクタ2で反射した光の光路上に設けられるコールドフィルタ3、第1のレンズアレイ4、第1絞り機構8、第2のレンズアレイ5、偏光変換素子6、及び重ね合わせレンズ7を備えている。
コールドフィルタ3は、リフレクタ2で反射した光に含まれる紫外線、赤外線を除去する。第1のレンズアレイ4は、リフレクタ2が光束を出射する開口を空間的に分割するように、後述する空間変調素子である反射型液晶表示素子17b,17g,17rの表示領域と相似である矩形形状の複数のレンズセルを2次元配列して構成されている。
第1のレンズアレイ4は、前記第1のレンズアレイ4の各レンズセルにそれぞれ対応した第2のレンズアレイ5のレンズセルに照明光を集光させ、第2のレンズアレイ5上に第1のレンズアレイ4のレンズセルと同数の2次光源像を形成する。
第1のレンズアレイ4を経た照明光は、第2のレンズアレイ(フライアイレンズ)5に入射される。第2のレンズアレイ5は、前記第2のレンズアレイの各レンズセルごとに、対応する第1のレンズアレイ4のレンズセル開口の像を反射型液晶表示素子17b,17g,17rの表示面上に結像させる。
第1のレンズアレイ4を経た照明光は、第2のレンズアレイ(フライアイレンズ)5に入射される。第2のレンズアレイ5は、前記第2のレンズアレイの各レンズセルごとに、対応する第1のレンズアレイ4のレンズセル開口の像を反射型液晶表示素子17b,17g,17rの表示面上に結像させる。
また、第1のレンズアレイ4と第2のレンズアレイ5との間には、第1絞り機構8が設けられている。前記第1絞り機構8は、ダイナミックアイリス制御部30によりその絞り量が制御され、照明光の光束の一部を遮光することにより、投射型表示装置による表示画像のコントラスト及び輝度を調整することができる。また、第1絞り機構8は、2次光源像が形成される第2のレンズアレイ5の近傍に配置される。
第2のレンズアレイ5から射出される照明光は、偏光変換素子6に入射される。偏光変換素子6は、複数の偏光ビームスプリッタが並列に配列されて平板状に構成されている光学素子であり、ランダムな偏光方向を有する入射光を一定の偏光方向を持つ偏光に変換する。従って、偏光変換素子6からは一定の偏光方向を持つ偏光が射出する。
偏光変換素子6から射出される偏光(P偏光とする)は、重ね合わせレンズ7に入射される。重ね合わせレンズ7は、第1のレンズアレイ4の各レンズセルの像の中心を反射型液晶表示素子17b,17g,17rの中心に一致させ、第1のレンズアレイ4の各レンズセルの像が反射型液晶表示素子17b,17g,17rの表示面上で重なり合うように調整する。
重ね合わせレンズ7を射出したP偏光は、B/RG分離クロスダイクロイックミラー10で青色光と赤色・緑色光に分離される。青色光は、Bミラー11で光路が曲げられ、青色用フィールドレンズ14b、青色用WG−PBS15b、青色用波長板16bを通過して、青色用液晶表示素子17bに入射する。更に、青色用液晶表示素子17bで反射されて変調されたS偏光成分は青色用WG−PBS15bで反射され、クロスダイクロイックプリズム18に向かう。
一方、B/RG分離クロスダイクロイックミラー10で分離された赤色・緑色光は、RGミラー12で光路が曲げられ、RGダイクロイックミラー13で赤色光と緑色光に分離される。赤色光及び緑色光はそれぞれ、青色光の場合と同様、フィールドレンズ14r,14g,WG−PBS15r,15g、波長板16r,16gを通過し、反射型液晶表示素子11r,11gに入射する。更に、反射型液晶表示素子17r,17gで反射して変調されたS偏光成分は、WG−PBS15r,15gで反射され、クロスダイクロイックプリズム18に向かう。
そして、クロスダイクロイックプリズム18において3色の光が合成され、投射レンズ19でスクリーンに投影される。前記投射レンズ19は、第2絞り機構20を有しており、前記第2絞り機構20の絞り量は、ダイナミックアイリス制御部30により制御される。
そして、上記の構成において、光に種々の波長が存在し、各波長毎に光の広がりが均一でない場合には、第1絞り機構8、及び第2絞り機構20の絞り量を変化させると、投射レンズ19より投射される映像信号の色バランスが崩れることがある。
図2は、絞り量に対する色度座標x,yの変化を示す特性図であり、絞り量の変化に伴って色度座標x、yが変化する。具体的には、絞り量が増加すると、色度座標x、yが共に上昇する傾向にある。従って、映像信号に応じて第1絞り機構8及び第2絞り機構20の絞り量を動的に制御する場合には、これと連動して映像信号の色バランス、及び明度についても動的に補正する必要がある。本実施形態では、ダイナミックアイリス制御部30により、第1絞り機構8、及び第2絞り機構20の絞り量をそれぞれ設定し、更に、色バランス補正値、及び明度補正値を設定することにより、絞り量を変化させたことによる色バランスの変化、及び明度の変化を抑制し、画質の劣化を防止する。
次に、図1に示したダイナミックアイリス制御部30の詳細な構成について説明する。図3は、ダイナミックアイリス制御部30の構成を示すブロック図である。図示のように、ダイナミックアイリス制御部30は、映像分析部31と、絞り・映像設定部32と、第1絞り駆動部33と、第2絞り駆動部34と、映像処理部35と、を備えている。
映像分析部31は、入力される映像信号を分析して分析データを作成する。例えば、映像信号から明度を抽出し、明度に対するヒストグラムを算出し、前記ヒストグラムから明度の最大値を分析データとすることや、明度の平均値を分析データとすることができる。更には、明度の分布の度合いを求めて分析データとすることも可能である。
絞り・映像設定部32は、例えば図3に示すように、分析データに対する第1絞り機構8の絞り量、第2絞り機構20の絞り量、色バランス補正値、及び明度補正値の対応テーブルを備えている。そして、映像分析部31より分析データが出力された際には、この分析データを対応テーブルに当てはめることにより、第1絞り機構8の絞り量、第2絞り機構20の絞り量、及び色バランス補正値、明度補正値を取得し、第1絞り機構8の絞りレベルを第1絞り駆動部33に出力し、第2絞り機構20の絞りレベルを第2絞り駆動部34に出力する。更に、色バランス補正値、及び明度補正値を映像処理部35に出力する。
ここで、「絞り量」とは、第1,第2絞り機構8,20の開口度をどの程度変化させるかの変位量であり、「絞りレベル」とは、第1,第2絞り機構8,20の開口の位置と開口度を示す概念である。従って、絞りレベルは、絞り初期値と絞り量により決定されることになる。即ち、絞り・映像設定部32には、絞り初期値のデータが与えられるので、この絞り初期値と、対応テーブルを参照して求められる絞り量に基づいて絞りレベルが設定され、第1絞り機構8についての絞りレベルを第1絞り駆動部33に出力し、第2絞り機構20についての絞りレベルを第2絞り駆動部34に出力する。
このように、絞り初期値を考慮するのは、絞り機構が2つ存在するため、いずれか一方の絞り機構の開口度の状態によっては、他方の絞り機構の絞りレベルを変化させても光量に影響が発生しない場合があるからである。つまり、各絞り機構において、不感帯を作らないように設定することを考慮している。
次に、上述にように構成された本実施形態に係る投射型画像表示装置の処理動作を、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
初めに、ステップS11において、映像分析部31は、映像信号を取得する。その後、ステップS12において、映像分析部31は、取得した映像信号を分析して分析データを作成する。本実施形態では、分析データの一例として、明度に対するヒストグラムを作成し、更に、前記ヒストグラムのピーク値となる明度を分析データとする。なお、分析データは、ピーク値に限定されるものではなく、明度の平均値とする等、種々のものを用いることができる。
ステップS13において、絞り・映像設定部32は、映像分析部31で求められた分析データに基づいて、第1絞り機構8の絞り量、及び第2絞り機構20の絞り量を設定する。この処理は、分析データを図4に示した対応テーブルに当てはめることにより決めることができる。具体的には、分析データがA0である場合には、第1絞り機構8の絞り量をS10とし、第2絞り機構20の絞り量をS20とする。
ステップS14において、絞り・映像設定部32は、色バランス補正値、及び明るさ補正値を設定する。この処理は、分析データを図4に示した対応テーブルに当てはめることにより決めることができる。具体的には、分析データがA0である場合には、色バランス補正値をC0とし、明るさ補正値をY0とする。なお、ステップS13,S14の処理では、対応テーブルを用いて各データを取得する例について示したが、演算によって各データを算出するようにしても良い。即ち、分析データが決定した場合に、この分析データを所定の演算式に当てはめることにより、第1絞り機構8の絞り量、第2絞り機構20の絞り量、色バランス補正値、及び明るさ補正値を設定するようにしても良い。
なお、上記ステップS13の処理、及びステップS14の処理はどちらの処理を先に行っても良い。即ち、ステップS14の処理を先に実行し、その後、ステップS13の処理を実行するようにしても良い。
ステップS15において、第1絞り駆動部33は、第1絞り機構8に制御信号を出力して、第1絞り機構8の絞り量がステップS13の処理で設定された絞り量となるように制御する。同様に、第2絞り駆動部34は、第2絞り機構20に制御信号を出力して、第2絞り機構20の絞り量がステップS13の処理で設定された絞り量となるように制御する。 ステップS16において、映像処理部35は、色バランス補正値に基づいて、映像の色バランスを補正し、更に、明度補正値に基づいて映像の明度を補正する。
なお、上記ステップS15の処理、及びステップS16の処理はどちらの処理を先に行っても良い。即ち、ステップS16の処理を先に実行し、その後、ステップS15の処理を実行するようにしても良い。
こうして、分析データに基づいて第1絞り機構8或いは第2絞り機構を制御することにより映像のコントラストを高めることができ、且つ、絞り機構を制御することによって生じる色バランスの崩れを防止できることとなる。
ここで、色バランス補正の例としては、例えば3×3マトリクスの演算により補正することが挙げられる。また、明度補正の例としては、例えば映像信号にオフセットを加えたり、直線的に変化するゲインを乗算することが挙げられる。また、曲線的に変化するガンマカーブを用いて明度を補正することが挙げられる。そして、これらの補正により映像処理された映像信号は、映像処理部35から、後段の処理装置に出力される。
なお、上述したダイナミックアイリス制御部30の処理は、映像信号に連動して行われるものであるため、映像の各フレーム毎に処理されるのが好適である。但し、処理量が多い場合には、複数のフレームに亘って処理されるようにしても良い。
このようにして、本実施形態に係る投射型画像表示装置では、映像信号の明度のヒストグラムを作成し、このヒストグラムの分析データを求め、この分析データに対する第1絞り機構8の絞り量、第2絞り機構20の絞り量、色バランスの補正値、及び明るさ補正値との対応関係を示す対応テーブルを予め作成しておき、映像分析部31で映像信号の分析データが作成された場合には、この分析データを対応テーブルに当てはめることにより、第1絞り機構8の絞り量、第2絞り機構20の絞り量、色バランス補正値、及び明度補正値が設定される。そして、これらに基づいて、第1絞り機構8の絞りレベル、第2絞り機構の絞りレベルを制御し、更に、映像信号の色バランス、及び明度を補正する。
従って、映像のコントラストを向上させることができ、更に、映像の色バランス、及び明度を補正するので、絞りレベルを変更したことによる色バランスの崩れや、明度の変化が発生することを防止でき、第1,第2絞り機構8,20の絞りレベルを変更した場合でも、この絞りレベルの変更に影響されることなく鮮明な映像をスクリーン等に投影することが可能となる。
更に、分析データとして明度のヒストグラムを用いるので、明度のバランスに応じた適切な絞り量の制御が可能となる。
以上、本発明の投射型画像表示装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した実施形態では、分析データに基づいて、色バランス補正値、及び明度補正値を設定し、これらに基づいて、映像信号の色バランス及び明度を補正する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、色バランス補正値のみを補正し、明度については補正しない構成とすることも可能である。
本発明は、映像を劣化させることなく絞り機構を制御して映像のコントラストを向上させることに利用することができる。
1 放電灯
2 リフレクタ
3 コールドフィルタ
4 第1のレンズアレイ
5 第2のレンズアレイ
6 偏光変換素子
7 レンズ
8 第1絞り機構
18 クロスダイクロイックプリズム
19 投射レンズ
20 第2絞り機構
30 ダイナミックアイリス制御部
31 映像分析部
32 絞り・映像設定部
33 第1絞り駆動部
34 第2絞り駆動部
35 映像処理部
2 リフレクタ
3 コールドフィルタ
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5 第2のレンズアレイ
6 偏光変換素子
7 レンズ
8 第1絞り機構
18 クロスダイクロイックプリズム
19 投射レンズ
20 第2絞り機構
30 ダイナミックアイリス制御部
31 映像分析部
32 絞り・映像設定部
33 第1絞り駆動部
34 第2絞り駆動部
35 映像処理部
Claims (6)
- 光源より照射される光の光量を第1絞り機構により制御し、更に、投射レンズを通過する光の光量を第2絞り機構により制御して、前記投影レンズより射出映像をスクリーンに投射する投射型画像表示装置において、
前記第1絞り機構、及び第2絞り機構を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
映像信号を分析する映像分析部と、
前記映像分析部で分析された分析データに基づいて、前記第1絞り機構の絞り量、第2絞り機構の絞り量、及び色バランス補正値を設定する設定部と、
前記設定部で設定された絞り量となるように前記第1絞り機構、及び第2絞り機構に駆動信号を出力する絞り駆動部と、
前記設定部で設定された色バランス補正値を用いて、映像信号の色バランスを補正する映像処理部と、
を備えたことを特徴とする投射型画像表示装置。 - 前記設定部は、前記分析データと、第1絞り機構の絞り量、第2絞り機構の絞り量、及び色バランス補正値と、を対応させた対応テーブルを有し、前記分析データが与えられた際に、この対応テーブルを参照して、前記第1絞り機構の絞り量、前記第2絞り機構の絞り量、及び前記色バランス補正値を設定することを特徴とする請求項1に記載の投射型画像表示装置。
- 前記設定部は、前記分析データに基づいて明度補正値を設定し、前記映像処理部は、前記映像信号の明度を補正することを特徴とする請求項1に記載の投射型画像表示装置。
- 前記設定部は、前記分析データと、前記第1絞り機構の絞り量、前記第2絞り機構の絞り量、前記色バランス補正値、及び前記明度補正値と、を対応させた対応テーブルを有し、前記分析データが与えられた際に、この対応テーブルを参照して、前記第1絞り機構の絞り量、前記第2絞り機構の絞り量、前記色バランス補正値、及び前記明度補正値を設定することを特徴とする請求項3に記載の投射型画像表示装置。
- 前記映像分析部は、入力信号の明度のヒストグラムに基づいて前記分析データを設定することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の投射型画像表示装置。
- 前記映像分析部は、前記ヒストグラムのピーク値、或いは平均値に基づいて分析データを設定することを特徴とする請求項5に記載の投射型画像表示装置。
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