JP2013147600A - 熱伝導性シリコーン組成物及びその硬化物 - Google Patents
熱伝導性シリコーン組成物及びその硬化物 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】(A)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン、
(B)ケイ素原子に直接結合した水素原子を少なくとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)熱伝導性充填材、
(D)白金族金属系硬化触媒
を含み、
(C)成分の熱伝導性充填材が、
(C−i)平均粒径10〜30μmである不定形アルミナ、
(C−ii)平均粒径30〜85μmである球状アルミナ、
(C−iii)平均粒径0.1〜6μmである絶縁性無機フィラー
の特定量からなることを特徴とする熱伝導性シリコーン組成物。
【選択図】なし
Description
シートはグリースに比べ、取り扱い性に優れており、熱伝導性シリコーンゴム等で形成された熱伝導シート(熱伝導性シリコーンゴムシート)は様々な分野に用いられている。
また、絶縁性を必要としない場所に用いられる放熱材料として、特開昭56−100849号公報(特許文献2)には、付加硬化型シリコーンゴム組成物にシリカ及び銀、金、ケイ素等の熱伝導性粉末を60〜500質量部配合した組成物が開示されている。
特にノート型のパーソナルコンピューターで用いられているBGAタイプのCPUは、高さが他の素子に比べて低く発熱量が大きいため、冷却方式を十分考慮する必要がある。
〔1〕
(A)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B)ケイ素原子に直接結合した水素原子を少なくとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:ケイ素原子に直接結合した水素原子のモル数が(A)成分由来のアルケニル基のモル数の0.1〜5.0倍となる量、
(C)熱伝導性充填材:1,200〜6,500質量部、
(D)白金族金属系硬化触媒:(A)成分に対して白金族金属元素質量換算で0.1〜2,000ppm
を含み、
(C)成分の熱伝導性充填材が、
(C−i)平均粒径10〜30μmである不定形アルミナを500〜1,500質量部、
(C−ii)平均粒径30〜85μmである球状アルミナを150〜4,000質量部、
(C−iii)平均粒径0.1〜6μmである絶縁性無機フィラー500〜2,000質量部
からなることを特徴とする熱伝導性シリコーン組成物。
〔2〕
更に、(F)成分として、
(F−1)下記一般式(1)
R1 aR2 bSi(OR3)4-a-b (1)
(式中、R1は独立に炭素原子数6〜15のアルキル基であり、R2は独立に非置換又は置換の炭素原子数1〜12の1価炭化水素基であり、R3は独立に炭素原子数1〜6のアルキル基であり、aは1〜3の整数、bは0〜2の整数であり、但しa+bは1〜3の整数である。)
で表されるアルコキシシラン化合物、及び
(F−2)下記一般式(2)
で表される分子鎖片末端がトリアルコキシシリル基で封鎖されたジメチルポリシロキサン
からなる群から選ばれる少なくとも1種:(A)成分100質量部に対し0.01〜300質量部を含有する〔1〕記載の熱伝導性シリコーン組成物。
〔3〕
更に、(G)成分として、下記一般式(3)
で表される23℃における動粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサンを(A)成分100質量部に対し0.1〜100質量部含有する〔1〕又は〔2〕に記載の熱伝導性シリコーン組成物。
〔4〕
23℃における粘度が800Pa・s以下である〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の熱伝導性シリコーン組成物。
〔5〕
〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の熱伝導性シリコーン組成物を硬化させてなる熱伝導性シリコーン硬化物。
〔6〕
熱伝導率が3.0W/mK以上である〔5〕記載の熱伝導性シリコーン硬化物。
〔7〕
硬度がアスカーC硬度計で60以下である〔5〕又は〔6〕記載の熱伝導性シリコーン硬化物。
〔8〕
絶縁破壊電圧が10kV/mm以上である〔5〕〜〔7〕のいずれかに記載の熱伝導性シリコーン硬化物。
(A)アルケニル基含有オルガノポリシロキサン、
(B)オルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)熱伝導性充填材、
(D)白金族金属系硬化触媒
を必須成分として含有する。
(A)成分であるアルケニル基含有オルガノポリシロキサンは、ケイ素原子に結合したアルケニル基を1分子中に2個以上有するオルガノポリシロキサンであり、本発明の熱伝導性シリコーン硬化物の主剤となるものである。通常は主鎖部分が基本的にジオルガノシロキサン単位の繰り返しからなるのが一般的であるが、これは分子構造の一部に分枝状の構造を含んだものであってもよく、また環状体であってもよいが、硬化物の機械的強度等、物性の点から直鎖状のジオルガノポリシロキサンが好ましい。
(B)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、1分子中に平均で2個以上、好ましくは2〜100個のケイ素原子に直接結合する水素原子(Si−H基)を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンであり、(A)成分の架橋剤として作用する成分である。即ち、(B)成分中のSi−H基と(A)成分中のアルケニル基とが、後述する(D)成分の白金族金属系硬化触媒により促進されるヒドロシリル化反応により付加して、架橋構造を有する3次元網目構造を与える。なお、Si−H基の数が2個未満の場合、硬化しない。
(C)成分である熱伝導性充填材は、主にアルミナを含有するもので、下記(C−i)〜(C−iii)成分からなるものである。
(C−i)平均粒径10〜30μmである不定形アルミナ、
(C−ii)平均粒径30〜85μmである球状アルミナ、
(C−iii)平均粒径0.1〜6μmである絶縁性無機フィラー
なお、本発明において、上記平均粒径は、日機装(株)製の粒度分析計であるマイクロトラックMT3300EXにより測定した体積基準の累積平均粒径(メディアン径)の値である。
上記配合割合で(C)成分を用いることで、上記した本発明の効果がより有利にかつ確実に達成できる。
(D)成分の白金族金属系硬化触媒は、(A)成分由来のアルケニル基と、(B)成分由来のSi−H基の付加反応を促進するための触媒であり、ヒドロシリル化反応に用いられる触媒として周知の触媒が挙げられる。その具体例としては、例えば、白金(白金黒を含む)、ロジウム、パラジウム等の白金族金属単体、H2PtCl4・nH2O、H2PtCl6・nH2O、NaHPtCl6・nH2O、KaHPtCl6・nH2O、Na2PtCl6・nH2O、K2PtCl4・nH2O、PtCl4・nH2O、PtCl2、Na2HPtCl4・nH2O(但し、式中、nは0〜6の整数であり、好ましくは0又は6である。)等の塩化白金、塩化白金酸及び塩化白金酸塩、アルコール変性塩化白金酸(米国特許第3,220,972号明細書参照)、塩化白金酸とオレフィンとのコンプレックス(米国特許第3,159,601号明細書、同第3,159,662号明細書、同第3,775,452号明細書参照)、白金黒、パラジウム等の白金族金属をアルミナ、シリカ、カーボン等の担体に担持させたもの、ロジウム−オレフィンコンプレックス、クロロトリス(トリフェニルフォスフィン)ロジウム(ウィルキンソン触媒)、塩化白金、塩化白金酸又は塩化白金酸塩とビニル基含有シロキサン、特にビニル基含有環状シロキサンとのコンプレックス等が挙げられる。
本発明の熱伝導性シリコーン組成物には、更に(E)成分として付加反応制御剤を使用することができる。付加反応制御剤は、通常の付加反応硬化型シリコーン組成物に用いられる公知の付加反応制御剤を全て用いることができる。例えば、1−エチニル−1−ヘキサノール、3−ブチン−1−オール、エチニルメチリデンカルビノール等のアセチレン化合物や各種窒素化合物、有機リン化合物、オキシム化合物、有機クロロ化合物等が挙げられる。
(E)成分を配合する場合の使用量としては、(A)成分100質量部に対して0.01〜1質量部、特に0.1〜0.8質量部程度が望ましい。配合量が多すぎると硬化反応が進まず、成形効率が損なわれる場合がある。
本発明の熱伝導性シリコーン組成物には、組成物調製時に(C)成分である熱伝導性充填材を疎水化処理し、(A)成分であるオルガノポリシロキサンとの濡れ性を向上させ、(C)成分である熱伝導性充填材を(A)成分からなるマトリックス中に均一に分散させることを目的として、(F)成分の表面処理剤を配合することができる。該(F)成分としては、特に下記に示す(F−1)成分及び(F−2)成分が好ましい。
R1 aR2 bSi(OR3)4-a-b (1)
(式中、R1は独立に炭素原子数6〜15のアルキル基であり、R2は独立に非置換又は置換の炭素原子数1〜12の1価炭化水素基であり、R3は独立に炭素原子数1〜6のアルキル基であり、aは1〜3の整数、bは0〜2の整数であり、但しa+bは1〜3の整数である。)
R2で表される非置換又は置換の1価炭化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等のシクロアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、ビフェニリル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基、メチルベンジル基等のアラルキル基、並びにこれらの基の炭素原子が結合している水素原子の一部又は全部が、フッ素、塩素、臭素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換された基、例えば、クロロメチル基、2−ブロモエチル基、3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、クロロフェニル基、フルオロフェニル基、シアノエチル基、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシル基等が挙げられ、代表的なものは炭素原子数が1〜10、特に代表的なものは炭素原子数が1〜6のものであり、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、クロロメチル基、ブロモエチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、シアノエチル基等の炭素原子数1〜3の非置換又は置換のアルキル基、及びフェニル基、クロロフェニル基、フルオロフェニル基等の非置換又は置換のフェニル基が挙げられる。R3としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基等が挙げられる。
(F)成分を配合する場合の配合量としては、(A)成分100質量部に対して0.01〜300質量部、特に0.1〜200質量部であることが好ましい。本成分の割合が多くなるとオイル分離を誘発する可能性がある。
本発明の熱伝導性シリコーン組成物には、熱伝導性シリコーン組成物の粘度調整等の特性付与を目的として、(G)成分として、下記一般式(3)
で表される23℃における動粘度が10〜100,000mm2/sのオルガノポリシロキサンを添加することができる。(G)成分は、1種単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
上記dは要求される粘度の観点から、好ましくは5〜2,000の整数で、特に好ましくは10〜1,000の整数である。
本発明の熱伝導性シリコーン組成物には、本発明の目的及び作用効果を損なわない範囲で、更に他の成分を配合しても差し支えない。例えば、酸化鉄、酸化セリウム等の耐熱性向上剤;シリカ等の粘度調整剤;着色剤;離型剤等の任意成分を配合することができる。
本発明の熱伝導性シリコーン組成物は、上述した各成分を常法に準じて均一に混合することにより調製することができる。
本発明の熱伝導性シリコーン組成物の粘度は、23℃において800Pa・s以下、好ましくは700Pa・s以下である。粘度が高すぎると成形性が損なわれる場合がある。なお、本発明において、この粘度はB型粘度計による測定に基づく。
熱伝導性シリコーン組成物を成形する硬化条件としては、公知の付加反応硬化型シリコーンゴム組成物と同様でよく、例えば、常温でも十分硬化するが、必要に応じて加熱してもよい。好ましくは100〜120℃で8〜12分で付加硬化させるのがよい。このような本発明のシリコーン硬化物は熱伝導性に優れる。
本発明における成形体(熱伝導性シリコーン硬化物)の熱伝導率は、ホットディスク法により測定した25℃における測定値が3.0W/mK以上、特に4.0W/mK以上であることが望ましい。熱伝導率が3.0W/mK未満であると、発熱量の大きい発熱体への適用が不可となることがある。なお、このような熱伝導率は、熱伝導性充填材の種類や粒径の組み合わせを調整することにより、調整することができる。
本発明における成形体の絶縁破壊電圧は、1mm厚の成形体の絶縁破壊電圧をJIS K 6249に準拠して測定したときの測定値が、10kV以上、より好ましくは13kV以上であることが好ましい。絶縁破壊電圧が10kV/mm以下のシートの場合、使用時に安定的に絶縁を確保することが困難となる。なお、このような絶縁破壊電圧は、フィラーの種類や純度を調整することにより、調整することができる。
本発明における成形体の硬度は、アスカーC硬度計で測定した25℃における測定値が60以下、好ましくは40以下、より好ましくは30以下であることが好ましく、また5以上であることが好ましい。硬度が60を超える場合、被放熱体の形状に沿うように変形し、被放熱体に応力をかけることなく良好な放熱特性を示すことが困難になる場合がある。なお、このような硬度は、(A)成分と(B)成分の比率を変えて、架橋密度を調整することにより、調整することができる。
(A)成分:
下記式(5)で示されるオルガノポリシロキサン。
(A−1)動粘度:600mm2/s
(A−2)動粘度:30,000mm2/s
平均粒径が下記の通りである不定形アルミナ、球状アルミナ、不定形水酸化アルミニウム。
(C−1)平均粒径が1μmの不定形水酸化アルミニウム
(C−2)平均粒径が1.5μmの不定形アルミナ
(C−3)平均粒径が1.5μmの球状アルミナ
(C−4)平均粒径が3.6μmの不定形アルミナ
(C−5)平均粒径が18μmの不定形アルミナ
(C−6)平均粒径が50μmの不定形アルミナ
(C−7)平均粒径が17μmの球状アルミナ
(C−8)平均粒径が45μmの球状アルミナ
(C−9)平均粒径が70μmの球状アルミナ
5質量%塩化白金酸2−エチルヘキサノール溶液。
付加反応制御剤として、エチニルメチリデンカルビノール。
実施例1〜3及び比較例1〜3において、上記(A)〜(G)成分を下記表1に示す所定の量を用いて下記のように組成物を調製し、成形硬化させ、下記方法に従って組成物の粘度、硬化物の熱伝導率、硬度、絶縁破壊電圧、比重、反応釜の磨耗を測定又は観察した。結果を表1に併記する。
(A)、(C)、(F)、(G)成分を下記表1の実施例1〜3及び比較例1〜3に示す所定の量で加え、プラネタリーミキサーで60分間混練した。
そこに(D)、(E)成分を下記表1の実施例1〜3及び比較例1〜3に示す所定の量で加え、更にセパレータとの離型を促す内添離型剤として、信越化学工業(株)製のフェニル変性シリコーンオイルであるKF−54を有効量加え、30分間混練した。
そこに更に(B)成分を下記表1の実施例1〜3及び比較例1〜3に示す所定の量で加え、30分間混練し、組成物を得た。
実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた組成物を60mm×60mm×6mmの金型に流し込み、プレス成形機を用い、120℃,10分間の条件で成形した。
組成物の粘度:
実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた組成物の粘度を、B型粘度計にて、23℃環境下で測定した。
実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた組成物を、プレス成形機を用い、120℃,10分間の条件で6mm厚のシート状に硬化させ、そのシートを2枚用いて、熱伝導率計(商品名:TPA−501、京都電子工業(株)製)により該シートの熱伝導率を測定した。
実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた組成物を上記と同様に6mm厚のシート状に硬化させ、そのシートを2枚重ねてアスカーC硬度計で測定した。
実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた組成物を、プレス成形機を用い、120℃,10分間の条件で1mm厚のシート状に硬化させ、JIS K 6249に準拠して絶縁破壊電圧を測定した。
実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた組成物を、プレス成形機を用い、120℃,10分間の条件で1mm厚のシート状に硬化させ、硬化物の比重を水中置換法により測定した。
上記調製法に従い、組成物を調製する段階で、反応釜が削れて黒色成分の混入が目視にて確認できれば「有り」、確認できなければ「無し」とした。実施例及び比較例に使用しているアルミナと水酸化アルミニウムは白色粉であることから、組成物は本来白色となるため、黒色成分の混入が分かりやすい。
(C−i)平均粒径10〜30μmである不定形アルミナを500〜1,500質量部、
(C−ii)平均粒径30〜85μmである球状アルミナを150〜4,000質量部、
(C−iii)平均粒径0.1〜6μmである絶縁性無機フィラー500〜2,000質量部
からなる場合、組成物の粘度、硬化物の熱伝導率、硬度、比重、絶縁破壊電圧とも良好な結果となり、反応釜の磨耗も観察されなかった。
Claims (8)
- (A)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B)ケイ素原子に直接結合した水素原子を少なくとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:ケイ素原子に直接結合した水素原子のモル数が(A)成分由来のアルケニル基のモル数の0.1〜5.0倍となる量、
(C)熱伝導性充填材:1,200〜6,500質量部、
(D)白金族金属系硬化触媒:(A)成分に対して白金族金属元素質量換算で0.1〜2,000ppm
を含み、
(C)成分の熱伝導性充填材が、
(C−i)平均粒径10〜30μmである不定形アルミナを500〜1,500質量部、
(C−ii)平均粒径30〜85μmである球状アルミナを150〜4,000質量部、
(C−iii)平均粒径0.1〜6μmである絶縁性無機フィラー500〜2,000質量部
からなることを特徴とする熱伝導性シリコーン組成物。 - 更に、(F)成分として、
(F−1)下記一般式(1)
R1 aR2 bSi(OR3)4-a-b (1)
(式中、R1は独立に炭素原子数6〜15のアルキル基であり、R2は独立に非置換又は置換の炭素原子数1〜12の1価炭化水素基であり、R3は独立に炭素原子数1〜6のアルキル基であり、aは1〜3の整数、bは0〜2の整数であり、但しa+bは1〜3の整数である。)
で表されるアルコキシシラン化合物、及び
(F−2)下記一般式(2)
で表される分子鎖片末端がトリアルコキシシリル基で封鎖されたジメチルポリシロキサン
からなる群から選ばれる少なくとも1種:(A)成分100質量部に対し0.01〜300質量部を含有する請求項1記載の熱伝導性シリコーン組成物。 - 23℃における粘度が800Pa・s以下である請求項1乃至3のいずれか1項記載の熱伝導性シリコーン組成物。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の熱伝導性シリコーン組成物を硬化させてなる熱伝導性シリコーン硬化物。
- 熱伝導率が3.0W/mK以上である請求項5記載の熱伝導性シリコーン硬化物。
- 硬度がアスカーC硬度計で60以下である請求項5又は6記載の熱伝導性シリコーン硬化物。
- 絶縁破壊電圧が10kV/mm以上である請求項5乃至7のいずれか1項記載の熱伝導性シリコーン硬化物。
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