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JP2013062079A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Kenji Suzuki
謙志 鈴木
Miki Muramatsu
美希 村松
Kohei Wachi
鉱平 和知
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Yazaki Corp
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Abstract

【課題】レバー支持用の複数のボス部が対向する一対の側壁のそれぞれの外表面に突設されるコネクタ本体に対する嵌合操作レバーの組み付けを容易にすることができるレバー式コネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ本体10の対向する一対の側壁の外表面12Fに、レバー支持用の複数のボス部14,15が突設されるレバー式コネクタ1において、それぞれのボス部14,15に、嵌合操作レバー20におけるレバー本体21の外縁部210をボス部14,15上に乗り上げさせるテーパ面141,151を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
図10は、下記特許文献1に開示されたレバー式コネクタを示したものである。
このレバー式コネクタ100は、相手のコネクタ(不図示)に嵌合接続されるコネクタ本体110と、該コネクタ本体110に回動可能に組み付けられる嵌合操作レバー120と、を備える。
コネクタ本体110は、相手のコネクタに嵌合接続されるハウジングで、中央部に、端子金具を収容する端子収容孔111を有している。また、コネクタ本体110は、対向する一対の側壁113の外表面に、レバー支持用のボス部114が備えられている。ボス部114は、円柱状である。
また、コネクタ本体110は、一側の端壁115に、引っ掛け受け部116を有している。引っ掛け受け部116は、端壁115を貫通するスリット状の穴で、嵌合操作レバー120の組み付け時に利用される。
嵌合操作レバー120は、対向配置される一対のレバー本体121と、これらの一対のレバー本体121相互の一端側を連結する本体連結部122と、を備える。
一対のレバー本体121は、コネクタ本体110のボス部114に嵌合させるボス嵌合穴121aと、コネクタ本体110への組み付け時に引っ掛け受け部116に挿入される引っ掛け突起121bと、ボス誘導斜面121cと、を有している。
引っ掛け突起121bは、レバー本体121の自由端に突設されている。この引っ掛け突起121bは、嵌合操作レバー120をコネクタ本体110に組み付ける際に、引っ掛け受け部116に挿入される。引っ掛け突起121bが引っ掛け受け部116に挿入された状態では、嵌合操作レバー120は、引っ掛け受け部116の上縁部116aを支点として回動可能になり、上縁部116aを支点として下方(図10の矢印Y1方向)に回動操作することで、レバー本体121を側壁113上に送る(被せる)ことができる。
ボス誘導斜面121cは、レバー本体121の内面で、上述の上縁部116aを支点とした回動操作時にボス部114に当接するレバー本体121の外縁部に形成されている。このボス誘導斜面121cは、レバー本体121の外縁部をボス部114に乗り上げ易くして、ボス部114とボス嵌合穴121aとの嵌合を容易にする。
特開平11−297408号公報
ところが、特許文献1のレバー式コネクタ100の場合、嵌合操作レバー120をコネクタ本体110に組み付ける際に、引っ掛け突起121bの引っ掛け受け部116に対する挿入長が浅い場合(即ち、コネクタ本体110とレバー本体121との初期の位置合わせが正規の突き合わせ位置からずれている場合)には、上縁部116aを支点とした嵌合操作レバー120の回動操作時に、レバー本体121上のボス嵌合穴121aの移動軌道がボス部114の位置からずれてしまい、ボス誘導斜面121cの位置がボス部114の位置から外れてしまう。その結果、レバー本体121の外縁部をボス部114に乗り上げさせることができず、嵌合操作レバー120の組付け性が悪いという問題を招く。
なお、従来のレバー式コネクタの中には、嵌合操作レバーを回動可能に軸支するボス部114とは別に、嵌合操作レバーの回動範囲を規制するためのボス部を、コネクタ本体110の側壁113上に装備する場合がある。この種のレバー式コネクタの場合、嵌合操作レバーの回動範囲を規制するためのボス部は、例えば、嵌合操作レバーのレバー本体に形成された円弧状に延設された溝に係合することで、嵌合操作レバーの回動範囲を規制する。このように、レバー支持用の複数のボス部がハウジング本体の対向する一対の側壁のそれぞれの外表面に突設される構成のレバー式コネクタでは、前述した組付け性の悪化という問題が、更に生じ易くなってしまう。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、レバー支持用の複数のボス部が対向する一対の側壁のそれぞれの外表面に突設されるコネクタ本体に対する嵌合操作レバーの組み付けを容易にすることができるレバー式コネクタを提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)レバー支持用の複数のボス部が対向する一対の側壁のそれぞれの外表面に突設され、相手のコネクタに嵌合接続されるコネクタ本体と、
前記コネクタ本体の一側から前記一対の側壁の外表面に被せられて前記複数のボス部との係合により前記側壁に回動可能に結合される一対のレバー本体と、該一対のレバー本体相互の一端側を連結して前記一対のレバー本体を回動操作する際の操作部となる本体連結部と、を備えて回動操作することによって前記相手のコネクタと前記コネクタ本体とを嵌合させる嵌合操作レバーと、
を備えるレバー式コネクタであって、
前記複数のボス部のそれぞれに、前記嵌合操作レバーの前記コネクタ本体への組み付け時に前記レバー本体の外縁部を前記ボス部に乗り上げさせて、それぞれのボス部に対応する前記レバー本体上のボス嵌合穴を対応する前記ボス部に嵌合させ易くするテーパ面を備えたことを特徴とするレバー式コネクタ。
(2)前記コネクタ本体は、前記一対のレバー本体を前記コネクタ本体の一側から前記一対の側壁上に送り込むために、前記レバー本体の自由端側を回動可能に係止する引っ掛け受け部を備え、
前記引っ掛け受け部を支点とした前記嵌合操作レバーの回動操作によって前記テーパ面に当接する前記レバー本体の外縁部には、それぞれのテーパ面上への乗り上げを容易にする傾斜面を備えたことを特徴とする上記(1)に記載のレバー式コネクタ。
(3)前記レバー本体の外縁部上の複数箇所に形成される前記傾斜面は、タイミングをずらして順に対応するボス部に乗り上げるように、前記レバー本体の外縁部の輪郭を設定したことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のレバー式コネクタ。
上記(1)の構成によれば、コネクタ本体に嵌合操作レバーを組み付ける際に、コネクタ本体とレバー本体との初期の位置合わせが正規の突き合わせ位置からずれている場合でも、レバー本体をコネクタ本体の一対の側壁上に押し込むと、コネクタ本体上の各ボス部に当接するレバー本体の外縁部は、各ボス部に備えられたテーパ面によって、確実に各ボス部に乗り上げさせることができる。
そして、レバー本体の外縁部が各ボス部に乗り上げている状態で、ずれを解消する方向に嵌合操作レバー20を移動操作してコネクタ本体とレバー本体との初期の突き合わせ位置のずれを修正することで、レバー本体上のボス嵌合穴の移動軌道をボス部の位置に整合させることができ、コネクタ本体上の複数のボス部とレバー本体上の複数のボス嵌合穴との嵌合を確実に実現することができる。
従って、レバー支持用の複数のボス部が対向する一対の側壁のそれぞれの外表面に突設されるコネクタ本体に対する嵌合操作レバーの組み付けを容易にすることができる。
上記(2)の構成によれば、コネクタ本体の一対の側壁上に嵌合操作レバーを組み付ける作業工程で、嵌合操作レバーのレバー本体の外縁部が、コネクタ本体の一対の側壁上のボス部に乗り上げる際には、レバー本体の外縁部に形成された傾斜面とボス部に装備されたテーパ面とが衝突することになり、レバー本体の外縁部に前記傾斜面が装備されていない場合と比較すると、レバー本体の外縁部のボス部への乗り上げが更に容易になる。従って、コネクタ本体に対する嵌合操作レバーの組み付けを、更に容易にすることができる。
上記(3)の構成によれば、コネクタ本体の一対の側壁上に嵌合操作レバーを組み付ける作業工程で、嵌合操作レバーのレバー本体の外縁部上の複数箇所は、タイミングをずらしてそれぞれの対応するボス部に乗り上げるため、レバー本体の外縁部がボス部に乗り上げる際に必要となる組み付け操作力が急激に増加することを防止して、組み付け操作性を向上させることができる。
本発明によるレバー式コネクタによれば、コネクタ本体に嵌合操作レバーを組み付ける際に、コネクタ本体とレバー本体との初期の位置合わせが正規の突き合わせ位置からずれている場合でも、レバー本体をコネクタ本体の一対の側壁上に押し込むと、コネクタ本体上の各ボス部に当接するレバー本体の外縁部は、各ボス部に備えられたテーパ面によって、確実に各ボス部に乗り上げさせることができる。
そして、レバー本体の外縁部が各ボス部に乗り上げている状態で、コネクタ本体とレバー本体との初期の突き合わせ位置のずれを修正することで、レバー本体上のボス嵌合穴の移動軌道をボス部の位置に整合させることができ、コネクタ本体上の複数のボス部とレバー本体上の複数のボス嵌合穴との嵌合を確実に実現することができる。
従って、レバー支持用の複数のボス部が対向する一対の側壁のそれぞれの外表面に突設されるコネクタ本体に対する嵌合操作レバーの組み付けを容易にすることができる。
本発明に係るレバー式コネクタの一実施形態の分解斜視図である。 図1に示したコネクタ本体に嵌合操作レバーを組み付けるために、嵌合操作レバーの自由端側をコネクタ本体の引っ掛け受け部に係止させた状態の側面図である。 図2のA部の拡大図である。 図2のB−B断面図である。 嵌合操作レバーをコネクタ本体に結合させるために嵌合操作レバーの自由端側をコネクタ本体の引っ掛け受け部に係止させた状態の側面図である。 図5のC−C断面図である。 嵌合操作レバーの装着が完了したコネクタ本体に端子金具を装着する工程の説明図である。 コネクタ本体に装着された嵌合操作レバーが本係止位置に位置決めされた状態の側面図である。 コネクタ本体に装着された嵌合操作レバーが仮係止位置に位置決めされた状態の側面図である。 従来のレバー式コネクタの分解斜視図である。
以下、本発明に係るレバー式コネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図9は本発明に係るレバー式コネクタの一実施形態の説明図で、図1は一実施形態のレバー式コネクタの分解斜視図、図2は図1に示したコネクタ本体に嵌合操作レバーを組み付けるために嵌合操作レバーの自由端側をコネクタ本体の引っ掛け受け部に係止させた状態の側面図、図3は図2のA部の拡大図、図4は図2のB−B断面図、図5は嵌合操作レバーをコネクタ本体に結合させるために嵌合操作レバーの自由端側をコネクタ本体の引っ掛け受け部に係止させた状態の側面図、図6は図5のC−C断面図、図7は嵌合操作レバーの装着が完了したコネクタ本体に端子金具を装着する工程の説明図、図8はコネクタ本体に装着された嵌合操作レバーが本係止位置に位置決めされた状態の側面図、図9はコネクタ本体に装着された嵌合操作レバーが仮係止位置に位置決めされた状態の側面図である。
この一実施形態のレバー式コネクタ1は、図1に示すように、不図示の相手のコネクタに嵌合接続されるコネクタ本体10と、該コネクタ本体10の後方からコネクタ本体10に組み付けられる嵌合操作レバー20と、を備える。
コネクタ本体10は、図1に示すように、複数の端子収容孔11aを有した端子収容部11と、端子収容部11の上下に対向配置された一対の側壁12a,12bと、レバー支持用として一対の側壁12a,12bの外表面12Fに突設された第1のボス部14及び第2のボス部15の2つのボス部14,15と、一対の側壁12a,12bの一端側を連結している端部壁12c寄りの位置に装備された引っ掛け受け部16と、を備える。端子収容部11aは、図1に示すように、電線41が圧着接続された端子金具42を収容保持する端子収容孔である。
第1のボス部14は、嵌合操作レバー20を回動自在に支持する軸である。また、第2のボス部15は、嵌合操作レバー20に嵌合して、第1のボス部14を回転中心とする嵌合操作レバー20の回動範囲を規制する突起である。この第2のボス部15は、一対の側壁12a,12bの外表面12F上で、第1のボス部14から所定の離間距離に配置されている。第2のボス部15は、図1に示すように、第1のボス部14と平行に一対の側壁12a,12bから突出した軸部15aと、この軸部15aの先端から径方向に突出した抜け止め片15bと、を備えている。
本実施形態の場合、図3に示すように、第1のボス部14及びレバーガイド突起15のそれぞれに、テーパ面141,151が装備されている。テーパ面141は、第1のボス部14の頂部に形成された傾斜面である。また、テーパ面151は、レバーガイド突起15の抜け止め片15bの頂部に形成された傾斜面である。
それぞれのボス部14,15に装備したテーパ面141,151は、後述する嵌合操作レバー20のコネクタ本体10への組み付け時にレバー本体バー本体21の外縁部210をこれらのボス部14,15上に乗り上げさせて、それぞれのボス部14,15に対応するレバー本体21上のボス嵌合穴21a,21bを対応するボス部14,15に嵌合させ易くする傾斜面である。
引っ掛け受け部16は、後述する嵌合操作レバー20における一対のレバー本体21の自由端側の外面に係合する板状片である。レバー本体21の自由端側の外面には、引っ掛け受け部16に係合する引っ掛け部25が突出形成されている。
引っ掛け受け部16は、後述する一対のレバー本体21をコネクタ本体10の一側(後方側)から一対の側壁12a,12b上に送り込むために、各レバー本体21の自由端側を回動可能に係止する部位である。また、引っ掛け受け部16は、図7に示すように、端子収容部11の一端側に位置する端部壁12c寄りの位置に、一対配置されている。この引っ掛け受け部16は、嵌合操作レバー20の自由端(後述するレバー本体21の自由端)の引っ掛け部25を、図2に矢印R1で示す方向に、回動可能に支持する。
嵌合操作レバー20は、図1に示すように、対向配置される一対のレバー本体21と、これらの一対の一端側を連結した本体連結部22と、を備えており、全体としてコ字状に形成されている。
レバー本体21は、コネクタ本体10の一対の側壁12a,12bに被せられる板状部材で、第1のボス部14に回動可能に嵌合する第1のボス嵌合穴21aと、第2のボス部15と嵌合する第2のボス嵌合穴21bと、コネクタ本体10の引っ掛け受け部16に係合させる引っ掛け部25と、を備えている。
このレバー本体21は、コネクタ本体10の後方から一対の側壁12a,12bの外表面12Fに被せられて、第1のボス嵌合穴21aが第1のボス部14に係合し、且つ、第2のボス嵌合穴21bが第2のボス部15に係合することで、一対の側壁12a,12bに対して、第1のボス部14を回転中心として、所定の角度範囲で回動可能に結合される。
第2のボス嵌合穴21bは、第1のボス嵌合穴21aを中心とする円弧状の溝部213により、第1のボス部14を回動中心としたレバー本体21の回動範囲を規制する。
本体連結部22は、一対のレバー本体21を回動操作する際の操作部となる部位である。
引っ掛け部25は、レバー本体21の自由端側に装備されている。引っ掛け部25は、嵌合操作レバー20をコネクタ本体10に組み付ける際に、図2に示すように、コネクタ本体10の引っ掛け受け部16に引っ掛けることで、レバー本体21の自由端を引っ掛け受け部16に回動可能に結合する。引っ掛け部25を引っ掛け受け部16に引っ掛けることで、嵌合操作レバー20の本体連結部22を図2の矢印R1方向に回動させてレバー本体21を一対の側壁12a,12b上に送り込むことが可能になる。
嵌合操作レバー20は、コネクタ本体10の一対の側壁12a,12bに結合させた状態で所定の回動操作することによって、不図示の相手のコネクタとコネクタ本体10とを嵌合させる。
本実施形態の場合、引っ掛け受け部16を支点とした嵌合操作レバー20の回動操作によって前述のテーパ面141,151に当接するレバー本体21の外縁部210には、図1に示すように、それぞれのテーパ面141,151上への乗り上げを容易にする傾斜面211,212を備えている。
傾斜面211は、図4に示すように、第1のボス部14のテーパ面141への乗り上げを容易にする傾斜面である。傾斜面211の先端部は、図4に示すように、テーパ面141の先端部よりも寸法H1だけ、浮いた位置に設定されている。
傾斜面212は、図6に示すように、第2のボス部15のテーパ面151への乗り上げを容易にする傾斜面である。傾斜面212の先端部は、図6に示すように、テーパ面151の先端部よりも寸法H2だけ、浮いた位置に設定されている。
更に、本実施形態のレバー式コネクタ100の場合、図2及び図5に示すように、レバー本体21の外縁部210上の複数箇所に形成される傾斜面211,212は、タイミングをずらして順に対応するボス部14,15に乗り上げるように、レバー本体21の外縁部210の輪郭を設定している。
次に、本実施形態のレバー式コネクタ1の組み立て手順を説明する。
まず、コネクタ本体10に嵌合操作レバー20を組み付ける。
コネクタ本体10に嵌合操作レバー20を組み付けるときは、最初に、図2に示すように、嵌合操作レバー20の自由端側の引っ掛け部25を、コネクタ本体10の引っ掛け受け部16に引っ掛けた後、本体連結部22を図2の矢印R1方向に回動させて、レバー本体21を、コネクタ本体10の一対のレバー本体21上に被せる。
図2の状態から嵌合操作レバー20を矢印R1方向に回動させると、図4に示すように、まずレバー本体21の外縁部210の傾斜面211が第1のボス部14のテーパ面141に誘導されて、図5に示すように外縁部210が第1のボス部14上に乗り上げた状態になる。そして、更に嵌合操作レバー20を図5に矢印R2で示す方向に回動させると、図6に示すようにレバー本体21の傾斜面211が第2のボス部15のテーパ面151に誘導されて、外縁部210が第2のボス部15にも乗り上げた状態になる。
そして、嵌合操作レバー20の本体連結部22を最大限にコネクタ本体10側に押し込むと、図7に示すように、コネクタ本体10の第1のボス部14及び第2のボス部15が、対応するボス嵌合穴21a,21bに嵌合して、嵌合操作レバー20がコネクタ本体10の一対の一対の側壁12a,12bに結合された状態になる。
図7及び図8に示したように嵌合操作レバー20の本体連結部22が最大限にコネクタ本体10側に押し込まれた状態では、嵌合操作レバー20は、本係止位置に位置している。本係止位置は、嵌合操作レバー20の回動操作によりコネクタ本体10と相手のコネクタとの嵌合接続が完了するときの位置である。
嵌合操作レバー20のコネクタ本体10への組み付けが完了したら、図7に示すように、嵌合操作レバー20を本係止位置に位置させたまま、コネクタ本体10の端子収容孔11aに端子金具42を装着する。図8はコネクタ本体10への端子金具42の装着が完了した状態を示している。コネクタ本体10への端子金具42の装着が完了したら、図9に矢印R3で示すように、嵌合操作レバー20の本体連結部22側を引き上げるように回動させて、嵌合操作レバー20を仮係止位置に位置させる。嵌合操作レバー20を仮係止位置に位置させると、コネクタ本体10に突き合される相手のコネクタが嵌合操作レバー20に係合可能になり、嵌合操作レバー20を矢印R3と逆方向に回動操作することで、コネクタ本体10を相手のコネクタに嵌合接続することが可能になる。
以上に説明した一実施形態のレバー式コネクタ1によれば、コネクタ本体10に嵌合操作レバー20を組み付ける際に、例えば、引っ掛け部25の引っ掛け受け部16に対する挿入が浅く、そのためにコネクタ本体10とレバー本体21との初期の位置合わせが正規の突き合わせ位置からずれている場合でも、レバー本体21をコネクタ本体10の一対の側壁12a,12b上に押し込むと、コネクタ本体10上の各ボス部14,15に当接するレバー本体21の外縁部210は、各ボス部14,15に備えられたテーパ面141,151によって、確実に各ボス部14,15に乗り上げさせることができる。
そして、レバー本体21の外縁部210が各ボス部14,15に乗り上げている状態で、ずれを解消する方向に嵌合操作レバー20を移動操作してコネクタ本体10とレバー本体21との初期の突き合わせ位置のずれを修正することで、レバー本体21上のボス嵌合穴21a,21bの移動軌道をボス部14,15の位置に整合させることができ、コネクタ本体10上の複数のボス部14,15とレバー本体21上の複数のボス嵌合穴21a,21bとの嵌合を確実に実現することができる。
従って、レバー支持用の複数のボス部14,15が対向する一対の側壁12a,12bのそれぞれの外表面12Fに突設されるコネクタ本体10に対する嵌合操作レバー20の組み付けを容易にすることができる。
また、以上に説明した一実施形態のレバー式コネクタ1によれば、コネクタ本体10の一対の側壁12a,12b上に嵌合操作レバー20を組み付ける作業工程で、嵌合操作レバー20のレバー本体21の外縁部210が、コネクタ本体10の一対の側壁12a,12b上のボス部14,15に乗り上げる際には、レバー本体21の外縁部210に形成された傾斜面211,212とボス部14,15に装備されたテーパ面141,151とが衝突することになり、レバー本体21の外縁部210に傾斜面211,212が装備されていない場合と比較すると、レバー本体21の外縁部210のボス部14,15への乗り上げが更に容易になる。従って、コネクタ本体10に対する嵌合操作レバー20の組み付けを、更に容易にすることができる。
また、以上に説明した一実施形態のレバー式コネクタ1によれば、コネクタ本体10の一対の側壁12a,12b上に嵌合操作レバー20を組み付ける作業工程で、嵌合操作レバー20のレバー本体21の外縁部210上の複数箇所は、タイミングをずらしてそれぞれの対応するボス部14,15に乗り上げるため、レバー本体21の外縁部210がボス部14,15に乗り上げる際に必要となる組み付け操作力が急激に増加することを防止して、組み付け操作性を向上させることができる。
なお、本発明のレバー式コネクタは、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜、変形、改良等が可能である。
1 レバー式コネクタ
10 コネクタ本体
12a,12b 側壁
12F 外表面
14 第1のボス部(ボス部)
15 第2のボス部(ボス部)
20 嵌合操作レバー
21 レバー本体
22 本体連結部
141,151 テーパ面
210 外縁部
211,212 傾斜面

Claims (3)

  1. レバー支持用の複数のボス部が対向する一対の側壁のそれぞれの外表面に突設され、相手のコネクタに嵌合接続されるコネクタ本体と、
    前記コネクタ本体の一側から前記一対の側壁の外表面に被せられて前記複数のボス部との係合により前記側壁に回動可能に結合される一対のレバー本体と、該一対のレバー本体相互の一端側を連結して前記一対のレバー本体を回動操作する際の操作部となる本体連結部と、を備えて回動操作することによって前記相手のコネクタと前記コネクタ本体とを嵌合させる嵌合操作レバーと、
    を備えるレバー式コネクタであって、
    前記複数のボス部のそれぞれに、前記嵌合操作レバーの前記コネクタ本体への組み付け時に前記レバー本体の外縁部を前記ボス部に乗り上げさせて、それぞれのボス部に対応する前記レバー本体上のボス嵌合穴を対応する前記ボス部に嵌合させ易くするテーパ面を備えたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記コネクタ本体は、前記一対のレバー本体を前記コネクタ本体の一側から前記一対の側壁上に送り込むために、前記レバー本体の自由端側を回動可能に係止する引っ掛け受け部を備え、
    前記引っ掛け受け部を支点とした前記嵌合操作レバーの回動操作によって前記テーパ面に当接する前記レバー本体の外縁部には、それぞれのテーパ面上への乗り上げを容易にする傾斜面を備えたことを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記レバー本体の外縁部上の複数箇所に形成される前記傾斜面は、タイミングをずらして順に対応するボス部に乗り上げるように、前記レバー本体の外縁部の輪郭を設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載のレバー式コネクタ。
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JP2019021494A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 住友電装株式会社 レバー式コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017004830A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 矢崎総業株式会社 レバー式コネクタ
JP2019021494A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 住友電装株式会社 レバー式コネクタ

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