JP2013043512A - 車両のセキュリティシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の盗難を未然に防止する上で有効な車両のセキュリティシステムを提供する。
【解決手段】この車両のセキュリティシステムでは、セキュリティ機能が有効状態に設定されている期間に、パーキングブレーキスイッチ32を通じて車両のパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作が検知されたとき、あるいはシフトセンサ33を通じてシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作が検知されたとき、車両に設けられたスピーカ34から警報を発する。
【選択図】図2
【解決手段】この車両のセキュリティシステムでは、セキュリティ機能が有効状態に設定されている期間に、パーキングブレーキスイッチ32を通じて車両のパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作が検知されたとき、あるいはシフトセンサ33を通じてシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作が検知されたとき、車両に設けられたスピーカ34から警報を発する。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両の盗難防止等に用いられる車両のセキュリティシステムに関する。
携帯機(電子キー)を所持したユーザが車両ドアに接近したり、ドアノブに手を触れたりすることにより車両ドアが自動的に解錠される、いわゆる電子キーシステムが周知である。この電子キーシステムでは、例えば車両ドアに設けられた送信装置から車両ドアの周辺に設定された通信エリアにリクエスト信号が送信される。また、リクエスト信号の受信に基づき識別コード(IDコード)を含む応答信号を送信する携帯機をユーザが所持する。すなわち、携帯機を所持したユーザが通信エリアに進入することによって携帯機から応答信号が送信される。そして、この携帯機から送信された応答信号は、車両に設けられた受信装置によって受信されて、携帯機の認証を行う照合制御装置(照合ECU)に伝達される。この照合ECUは、受信した応答信号に含まれるIDコードと、内蔵するメモリに予め記憶されているIDコードとを照合し、互いのIDコードが一致している場合には携帯機の認証が成立したと判断する。そして、携帯機の認証が成立した場合には、車両ドアが解錠される。
一方、このような電子キーシステムが搭載された車両には、例えば特許文献1に見られるようなセキュリティシステムを併せて搭載することが有効である。この特許文献1に記載のセキュリティシステムでは、携帯機の認証が成立していない状況で車両ドアが開状態となったときに、車両に設けられたスピーカから警報を発するようにしている。これにより、例えば第三者が車両の窓ガラスを割って車両ドアを解錠した後にこれを開けた場合には、スピーカから警報が発せられるため、車内に不正侵入しようとする第三者を威嚇することができるようになる。
このように、携帯機の認証が成立していない状況で車両ドアが開状態となったときにスピーカから警報を発するようにすることで、確かに車内に不正侵入しようとする第三者を威嚇することができるようにはなる。ただし、第三者が車両ドアの窓ガラスを割った後、車両ドアを開けずに窓ガラスの割れた部分から車内に侵入したような場合には、スピーカから警報が発せられることなく、第三者が車内に不正侵入してしまうおそれがある。また、車両がオープンカーである場合には、風雨や砂埃などの車内への侵入を防ぐための幌が第三者により破られたような場合にも、同じくスピーカから警告音が発せられることなく、第三者が車内に侵入するおそれがある。このような場合、例えば第三者が車両を動かそうとしてパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作や、シフトレバーの操作位置を「P(パーキング)レンジ」から「N(ニュートラル)レンジ」に切り替える操作などを行うと、車両が不正に動かされる可能性があるため、セキュリティの面で好ましくない。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の盗難を未然に防止する上で有効な車両のセキュリティシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両に対する特定の操作を検知する検知手段を有して、セキュリティ機能が有効状態に設定されている期間に前記検知手段を通じて前記車両に対する特定の操作が検知されることを条件に、車両に設けられた警報手段を通じて警報を発する車両のセキュリティシステムにおいて、前記検知手段は、前記特定の操作として、前記車両の走行規制を解除する操作を検知することを要旨とする。
同システムによれば、車両ドアを解錠することなく車内に不正侵入した第三者が、車両を動かそうとして、例えば車両のパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作や、車両のシフトレンジをパーキングレンジからニュートラルレンジに切り替える操作など、車両の走行規制を解除する操作を行ったとすると、車両に設けられた警報手段を通じて警報が発せられる。これにより、車内に不正侵入した第三者を威嚇することができるため、車両の盗難を未然に防止することができるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両のセキュリティシステムにおいて、前記検知手段を通じて前記車両の走行規制を解除する操作が行われたか否かを検知する直前あるいは直後に、車両に設けられた車載機と携帯機との間の無線通信を通じて前記携帯機の認証を行い、同携帯機の認証が成立した場合には、前記警報手段による警報を禁止することを要旨とする。
同システムによれば、正規の車両ユーザが車両の走行規制を解除する操作を行ったような場合、正規の車両ユーザが所持する携帯機と車両に設けられた車載機との間の無線通信を通じて携帯機の認証が行われるとともに、この認証が成立すれば、警報手段からの警報が禁止される。これにより、正規の車両ユーザが車両の走行規制を解除する操作を行っているときに警報手段から警報が誤って発せられるような状況を回避することができるため、正規の車両ユーザにとって扱いやすいシステムを実現することができるようになる。
そしてこの場合、前記車両の走行規制を解除する操作として、請求項3に記載の発明によるように、
・前記車両のパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える、
といった操作、あるいは、請求項4に記載の発明によるように、
・前記車両のシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える、
といった操作、あるいは、請求項5に記載の発明によるように、
・前記車両のパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替えて且つ、前記車両のシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える、
といった操作を採用することが有効であり、これにより車内に侵入した第三者が車両を不正に動かそうとする状況を的確に捉えて警報を発することができるため、高いセキュリティ性を確保することができるようになる。
・前記車両のパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える、
といった操作、あるいは、請求項4に記載の発明によるように、
・前記車両のシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える、
といった操作、あるいは、請求項5に記載の発明によるように、
・前記車両のパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替えて且つ、前記車両のシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える、
といった操作を採用することが有効であり、これにより車内に侵入した第三者が車両を不正に動かそうとする状況を的確に捉えて警報を発することができるため、高いセキュリティ性を確保することができるようになる。
本発明にかかる車両のセキュリティシステムによれば、車両の盗難を未然に防止することができるようになる。
以下、本発明にかかる車両のセキュリティシステムを車両の電子キーシステムに適用した一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。はじめに、図1を参照して、本実施形態にかかる車両の電子キーシステムの概要について説明する。
図1に示すように、この電子キーシステムは、ユーザが所持する携帯機1と車両に搭載された車載機2との間で双方向の無線通信(スマート通信)を行うことにより、車両のドアの施錠及び解錠を自動的に行うものである。すなわち、この電子キーシステムでは、携帯機1を所持したユーザが車両に乗車しようとしてドアノブ3に手を触れると、携帯機1と車載機2との間でリクエスト信号及び応答信号が授受されて、携帯機1の認証が行われる。そして、この携帯機1の車外スマート認証が成立した場合には、車両の全てのドアが解錠される。一方、ユーザが車両から降車してドアノブ3に設けられたロックスイッチ4をプッシュ操作すると、同様に携帯機1と車載機2との間でスマート通信が行われて、携帯機1の認証が行われる。そして、この携帯機1の車外スマート認証が成立した場合には、車両の全てのドアが施錠される。
また、この電子キーシステムでは、ユーザが携帯機1に設けられた施錠スイッチ10あるいは解錠スイッチ11をオン操作すると、携帯機1から車載機2に施錠要求信号あるいは解錠要求信号が送信される。そして、このような単方向の無線通信(ワイヤレス通信)を通じて車両の全てのドアが施錠あるいは解錠される。
次に、図2を参照して、この車両の電子キーシステムの構成、動作について詳述する。
携帯機1は、上述したスマート通信に際して車載機2から送信されるリクエスト信号を受信するための受信装置12、及び車載機2に各種無線信号を送信するための送信装置13を備えている。そして、受信装置12を介して受信されるリクエスト信号の処理、並びに送信装置13からの各種無線信号の送信制御が、携帯機1に設けられた携帯機制御装置(携帯機ECU)14を通じて統括的に行われる。すなわち、携帯機ECU14は、受信装置12を介してリクエスト信号を受信すると、内蔵する不揮発性のメモリ14aに予め記憶されている識別コード(IDコード)を含む応答信号を生成してこれを送信装置13から送信する。また、この携帯機ECU14には、上記施錠スイッチ10及び解錠スイッチ11の出力が取り込まれている。携帯機ECU14は、施錠スイッチ10の出力に基づいて同スイッチ10がオン操作されたことを検知すると、送信装置13から施錠要求信号を送信する。また、解錠スイッチ11の出力に基づいて同スイッチ11がオン操作されたことを検知すると、送信装置13から解錠要求信号を送信する。
携帯機1は、上述したスマート通信に際して車載機2から送信されるリクエスト信号を受信するための受信装置12、及び車載機2に各種無線信号を送信するための送信装置13を備えている。そして、受信装置12を介して受信されるリクエスト信号の処理、並びに送信装置13からの各種無線信号の送信制御が、携帯機1に設けられた携帯機制御装置(携帯機ECU)14を通じて統括的に行われる。すなわち、携帯機ECU14は、受信装置12を介してリクエスト信号を受信すると、内蔵する不揮発性のメモリ14aに予め記憶されている識別コード(IDコード)を含む応答信号を生成してこれを送信装置13から送信する。また、この携帯機ECU14には、上記施錠スイッチ10及び解錠スイッチ11の出力が取り込まれている。携帯機ECU14は、施錠スイッチ10の出力に基づいて同スイッチ10がオン操作されたことを検知すると、送信装置13から施錠要求信号を送信する。また、解錠スイッチ11の出力に基づいて同スイッチ11がオン操作されたことを検知すると、送信装置13から解錠要求信号を送信する。
一方、車載機2は、先の図1に示す車両の運転席のドア及び助手席のドアの周辺に設定された車外通信エリアAにリクエスト信号を送信するための車外送信装置20、及び先の図1に示す車内に設定された車内通信エリアBにリクエスト信号を送信するための車内送信装置21を備えている。また、車載機2は、携帯機1から送信される各種無線信号を受信するための受信装置22、及びユーザの手がドアノブ3に接触したか否かを例えば静電容量の変化を通じて検出するタッチセンサ5を備えている。そして、このタッチセンサ5の出力、及び上記ロックスイッチ4の出力が、車載機2に設けられた照合制御装置(照合ECU)23に取り込まれている。この照合ECU23は、車外送信装置20及び車内送信装置21からのリクエスト信号の送信を制御するとともに、受信装置22を介して受信される各種信号に基づいて携帯機1の認証を行う部分である。
具体的には、照合ECU23は、携帯機1から送信される施錠要求信号あるいは解錠要求信号を受信装置22を介して受信すると、受信した信号に含まれる識別コードと、内蔵する不揮発性のメモリ23aに予め記憶されている識別コードとを照合する。そして、互いの識別コードが一致している場合には、携帯機1のワイヤレス認証が成立したと判断して、施錠要求あるいは解錠要求をCAN(Controller Area Network)などの車載ネットワーク6を介して車両に設けられたメインボディ制御装置(メインボディECU)30に対して行う。これにより、メインボディECU30は、照合ECU23からの施錠要求あるいは解錠要求に基づいてドアロック機構35を駆動させ、車両の全てのドアを施錠あるいは解錠する。
また、照合ECU23は、例えば車両の全てのドアが施錠状態であるときに車外送信装置20から車外通信エリアAに所定の周期でリクエスト信号を送信する。これにより、携帯機1を所持したユーザが車外通信エリアAに進入すると、車外送信装置20から送信されたリクエスト信号が携帯機1によって受信されて、携帯機1から応答信号が送信される。このとき、照合ECU23は、携帯機1から送信された応答信号を受信装置22を介して受信すると、同応答信号に含まれる識別コードと、メモリ23aに記憶されている識別コードとを照合する。そして、互いの識別コードが一致している場合には、携帯機1の車外スマート認証が成立したと判断して、次いでユーザの手がドアノブ3に触れたか否かをタッチセンサ5を通じて監視する。ここで、ユーザの手がドアノブ3に触れたことを検知した場合には、車両ドアの解錠要求を車載ネットワーク6を介してメインボディECU30に対して行う。これにより、メインボディECU30は、照合ECU23からの解錠要求に基づきドアロック機構35を駆動させ、車両の全てのドアを解錠させる。
また、照合ECU23は、上記ロックスイッチ4の出力に基づいて同スイッチ4がプッシュ操作されたことを検知した場合にも、車外送信装置20から車外通信エリアAにリクエスト信号を送信する。これにより、ユーザが所持する携帯機1によりリクエスト信号が受信されて、携帯機1から応答信号が送信される。このときにも、照合ECU23は、携帯機1から送信された応答信号を受信装置22を介して受信すると、同応答信号に含まれる識別コードと、メモリ23aに記憶されている識別コードとを照合する。そして、互いの識別コードが一致している場合には、携帯機1の車外スマート認証が成立したと判断して、車両ドアの施錠要求を車載ネットワーク6を介してメインボディECU30に対して行う。これにより、メインボディECU30は、照合ECU23からの施錠要求に基づきドアロック機構35を駆動させ、車両のドアを施錠する。
一方、車両には、特定の操作を検知する検知手段として、ドアカーテシスイッチ31、パーキングブレーキスイッチ32、及びシフトセンサ33が設けられている。ドアカーテシスイッチ31は、車両のドアの開閉状態を検出するものである。パーキングブレーキスイッチ32は、車両のパーキングブレーキが作動状態であるか否かを検知するものである。シフトセンサ33は、車両のシフトレバーの操作位置が、「P(パーキング)レンジ」、「N(ニュートラル)レンジ」、「D(ドライブ)レンジ」、及び「R(リバース)レンジ」のいずれであるかを検出するものである。そして、これらのスイッチ31,32及びセンサ33の出力が、メインボディECU30に取り込まれている。メインボディECU30は、これらのスイッチ31,32及びセンサ33の出力に基づいて車内への第三者の不正な侵入を検知したときに、車両に設けられたスピーカ34から警報を発することで第三者を威嚇するセキュリティ処理を実行する。具体的には、メインボディECU30は、照合ECU23からの施錠要求に基づいて車両の全てのドアを施錠したとき、すなわち携帯機1の車外スマート認証の成立、あるいはワイヤレス認証の成立に基づいて車両の全てのドアを施錠したとき、セキュリティ機能を自動的に有効状態に設定する。そして、セキュリティ機能が有効状態に設定されている期間にドアカーテシスイッチ31の出力に基づいて車両のいずれかのドアが開けられたことを検知した場合には、車両に設けられたスピーカ34から警報を発する。また、メインボディECU30は、セキュリティ機能が有効状態に設定されている期間に車両の走行規制を解除する操作を検知した場合にもスピーカ34から警報を発する。具体的には、パーキングブレーキスイッチ32の出力に基づいてパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作を検知した場合、あるいはシフトセンサ33の出力に基づいてシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作のいずれかの操作を検知した場合には、スピーカ34から警報を発する。なお、メインボディECU30は、セキュリティ機能が有効状態である期間に、車両に搭載されたエンジン制御装置(エンジンECU)40から車載ネットワーク6を介して車両のイグニッションスイッチがオン操作されたことを示す通知があると、スピーカ34からの警報を停止するとともに、セキュリティ機能を自動的に無効状態に設定する。
次に、図3を参照して、メインボディECU30を通じて実行される、こうしたセキュリティ処理について詳述する。なお、図3に示す処理は、セキュリティ機能が有効状態に設定されたときに実行される。また、セキュリティ機能が無効状態に設定されたときに中断される。
図3に示すように、この処理では、はじめに、上記ドアカーテシスイッチ31の出力に基づいて車両のいずれかのドアが開けられたか否かが判断される(ステップS1)。そして、車両のいずれかのドアが開けられた場合には(ステップS1:YES)、スピーカ34から警報が発せられる(ステップS2)。なお、このステップS2の処理は、セキュリティ機能が無効状態に設定されるまで継続される。すなわち、スピーカ34から一旦警報が発せられると、その状態が車両のイグニッションスイッチがオン操作されるまで継続される。
一方、車両の全てのドアが閉じられている場合には(ステップS1:NO)、パーキングブレーキスイッチ32の出力に基づいてパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作が検知されたか否かが判断される(ステップS3)。また、パーキングブレーキが作動状態に維持されている場合、あるいは非作動状態に維持されている場合には(ステップS3:NO)、シフトセンサ33の出力に基づいてシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作が検知されたか否かが判断される(ステップS4)。ここで、パーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作が検知された場合(ステップS3:YES)、あるいはシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作が検知された場合には(ステップS4:YES)、携帯機1の車内スマート認証が行われる(ステップS5)。
このステップS5の処理では、まず、メインボディECU30が車載ネットワーク6を介して照合ECU23に車内認証要求を行う。照合ECU23は、メインボディECU30から車内認証要求があると、車内送信装置21から車内通信エリアBにリクエスト信号を送信する。これにより、車内通信エリアB内に携帯機1が位置している場合には、携帯機1から応答信号が送信されることとなる。そして、照合ECU23は、携帯機1から送信された応答信号を受信装置22を介して受信すると、同応答信号に含まれる識別コードと、メモリ23aに記憶されている識別コードとを照合する。そして、互いの識別コードが一致している場合には、携帯機1の車内スマート認証が成立したと判断する。この場合、照合ECU23から車載ネットワーク6を介してメインボディECU30に携帯機1の車内スマート認証が成立したことを示す認証成立通知が伝達される。一方、照合ECU23は、応答信号に含まれる識別コードとメモリ23aに記憶されているIDコードとが一致しなかった場合、あるいは車内通信エリアBにリクエスト信号を送信してから一定時間が経過しても応答信号を受信することができなかった場合には、携帯機1の車内スマート認証が不成立であると判断する。この場合、照合ECU23から車載ネットワーク6を介してメインボディECU30に携帯機1の車内スマート認証が不成立であることを示す認証不成立通知が伝達される。そして、メインボディECU30は、照合ECU23からの認証成立通知及び認証不成立通知に基づいて携帯機1の車内スマート認証が成立したか否かを判断する(ステップS6)。
ここで、携帯機1の車内スマート認証が不成立であった場合には(ステップS6:NO)、車両のイグニッションスイッチがオン操作されるまでスピーカ34から警報が発せられる(ステップS2)。一方、シフトレバーの操作位置に変化がない場合(ステップS4:NO)、あるいは携帯機1の車内スマート認証が成立した場合には(ステップS6:YES)、スピーカ34から警報が発せられることなく、再び車両のいずれかのドアが開けられたか否かが判断される(ステップS1)。
次に、本実施形態にかかる車両の電子キーシステムの作用について説明する。
例えば、車両が駐車状態であるときに、第三者が車両ドアの窓ガラスを割った後、車両ドアを開けずに窓ガラスの割れた部分から車内に侵入したとする。このとき、第三者が車両を動かそうとしてパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作、あるいはシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作を行うと、車両では、携帯機1の車内スマート認証が行われる。この場合、第三者は携帯機1を所持していないことから、携帯機1の車内スマート認証が不成立となる。よって、車両のスピーカ34から警報が発せられるため、第三者を威嚇することができる。これにより、車両の盗難を未然に防止することができる。
例えば、車両が駐車状態であるときに、第三者が車両ドアの窓ガラスを割った後、車両ドアを開けずに窓ガラスの割れた部分から車内に侵入したとする。このとき、第三者が車両を動かそうとしてパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作、あるいはシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作を行うと、車両では、携帯機1の車内スマート認証が行われる。この場合、第三者は携帯機1を所持していないことから、携帯機1の車内スマート認証が不成立となる。よって、車両のスピーカ34から警報が発せられるため、第三者を威嚇することができる。これにより、車両の盗難を未然に防止することができる。
ところで、このような電子キーシステムでは、正規の車両ユーザが乗車中に携帯機1の施錠スイッチ10を誤ってオン操作して車両の全てのドアを施錠したような場合にもセキュリティ機能が有効状態となる。このような状況において、正規の車両ユーザがパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作や、シフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作を行ったときにスピーカ34から警報が発せられるようなことがあると、正規の車両ユーザに違和感を与えかねない。この点、本実施形態の電子キーシステムでは、このような状況で正規の車両ユーザがパーキングブレーキやシフトレバーを操作したときに、車内通信エリアBに位置する携帯機1の車内スマート認証が行われて、この車内スマート認証が成立すれば、スピーカ34から警報が発せられることはない。これにより、正規の車両ユーザに対して警報が発せられるような状況を回避することができるため、正規の車両ユーザにとって扱い易いシステムを実現することができる。
以上説明したように、本実施形態にかかる車両の電子キーシステムによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)セキュリティ機能が有効状態となっている期間に車両の走行規制を解除する操作を検知したとき、車両のスピーカ34から警報を発することとした。これにより、車内に不正侵入した第三者を威嚇することができるため、車両の盗難を未然に防止することができるようになる。
(1)セキュリティ機能が有効状態となっている期間に車両の走行規制を解除する操作を検知したとき、車両のスピーカ34から警報を発することとした。これにより、車内に不正侵入した第三者を威嚇することができるため、車両の盗難を未然に防止することができるようになる。
(2)車両の走行規制を解除する操作として、パーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作、及びシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作を採用することとした。これにより、車内に侵入した第三者が車両を不正に動かそうとする状況を的確に捉えて警報を発することができるため、高いセキュリティ性を確保することができるようになる。
(3)パーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作、及びシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作のいずれか一方の操作を検知したとき、携帯機1の車内スマート認証が成立することを条件に、スピーカ34からの警報を禁止することとした。これにより、車両の正規のユーザがパーキングブレーキやシフトレバーを操作した際に警報が誤って発せられるような状況を回避することができるため、正規のユーザにとって扱いやすいシステムを実現することができるようになる。
(4)携帯機1の車外スマート認証の成立、あるいはワイヤレス認証の成立に基づいて車両の全てのドアを施錠したときにセキュリティ機能を有効状態に設定することとした。また、車両のイグニッションスイッチがオン操作されたときに、セキュリティ機能を無効状態に設定するとともに、スピーカ34からの警報を停止することとした。これにより、ユーザの直接的な手動操作によることなくセキュリティ機能の有効及び無効の設定や、スピーカ34からの警報の停止が自動的に行われるため、利便性が向上するようになる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・車両の電子キーシステムには、例えば車両のブレーキペダルが踏み込まれた際に携帯機1の車内スマート認証を行うとともに、同認証が成立することを条件にエンジンの始動が可能となるものがある。このような車両の電子キーシステムにおいて先の図3に例示したセキュリティ処理を実行する場合には、同図3に示したステップS5の処理として、ブレーキペダルの踏み込み操作に基づき実行される携帯機1の車内スマート認証を流用することも可能である。
・車両の電子キーシステムには、例えば車両のブレーキペダルが踏み込まれた際に携帯機1の車内スマート認証を行うとともに、同認証が成立することを条件にエンジンの始動が可能となるものがある。このような車両の電子キーシステムにおいて先の図3に例示したセキュリティ処理を実行する場合には、同図3に示したステップS5の処理として、ブレーキペダルの踏み込み操作に基づき実行される携帯機1の車内スマート認証を流用することも可能である。
・先の図3に例示したセキュリティ処理では、車両の走行規制を解除する操作が行われたか否かを検知するステップS3及びS4の処理と、携帯機1の車内スマート認証が成立するか否かを判断するステップS5及びS6の処理とについて、それらを行う順番を入れ替えてもよい。すなわち、図4に示すように、車両の全てのドアが閉じられているとき(ステップS1:NO)、まず、携帯機1の車内スマート認証を行う(ステップS5)。そして、携帯機1の車内スマート認証が不成立である場合には(ステップS6:NO)、パーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作が行われたか否か(ステップS3)、及びシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作が行われたか否かを判断する(ステップS4)。ここで、パーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作が行われた場合(ステップS3:YES)、あるいはシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作が行われた場合には(ステップS4:YES)、スピーカ34から警報を発する(ステップS2)。このような構成であっても、車両のユーザがパーキングブレーキやシフトレバーを操作した際に警報が誤って発せられるような状況を回避することができるため、ユーザにとって扱いやすいシステムを実現することができる。
・車両の電子キーシステムには、例えば車両のドアが開状態から閉状態となった際に、ユーザが乗車したと判断して、携帯機1の車内スマート認証を行うとともに、同認証が成立することを条件にエンジンの始動が可能となるものがある。このような車両の電子キーシステムにおいて先の図4に示すセキュリティ処理を実行する場合には、ステップS5の処理として、上記車両のドアの開閉操作に基づき実行される携帯機1の車内スマート認証を流用することも可能である。
・先の図3に例示したセキュリティ処理において、ステップS3の処理及びステップS4の処理のいずれか一方を省略してもよい。すなわち、スピーカ34から警報を発するための条件として、パーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作が行われること、及びシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作が行われることのいずれか一方のみを条件としてもよい。このような構成であっても、上記(1)及び(2)の効果に準じた効果を得ることが可能である。
・先の図3に対応する図を図5に示すように、車両の全てのドアが閉じられているとき(ステップS1:NO)、パーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作、及びシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作の2つの操作が行われたか否かを判断するようにしてもよい(ステップS7)。そして、これら2つの操作が行われた場合には(ステップS7:YES)、ステップS5以降の処理を実行する。また、これら2つの操作が行われていない場合には(ステップS7:NO)、ステップS1の処理に戻る。このような構成であっても、上記(1)及び(2)の効果に準じた効果を得ることが可能である。
・先の図3及び図4に例示したセキュリティ処理において、ステップS5及びステップS6の処理を省略してもよい。すなわち、パーキングブレーキを非作動状態とする操作、あるいはシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作を検知したとき、携帯機1の車内スマート認証が成立するか否かに関わらず、スピーカ34から警報を発してもよい。また、先の図5に例示した処理でも、同様に、ステップS5及びステップS6の処理を省略することも可能である。このような構成であれば、例えば車内に不正侵入した第三者が携帯機1を所持しているような場合でも、この第三者をスピーカ34からの警報により威嚇することができるため、車両の盗難を未然に防止する上で有効である。
・上記実施形態では、携帯機1の車外スマート認証の成立、あるいはワイヤレス認証の成立に基づいて車両の全てのドアを施錠したときにセキュリティ機能を自動的に有効状態に設定するとともに、車両のイグニッションスイッチがオン操作されたときにセキュリティ機能を自動的に無効状態に設定することとした。これに代えて、例えば携帯機1に専用のスイッチを設けた上で、同専用のスイッチの手動操作に基づいてセキュリティ機能の有効及び無効を切り替えてもよい。
・上記実施形態では、車両のイグニッションスイッチがオン操作されたときにスピーカ34からの警報を自動的に停止することとした。これに代えて、例えば車両に専用のスイッチを設けた上で、同専用のスイッチの手動操作に基づいてスピーカ34からの警報を停止させてもよい。
・上記実施形態では、車両の走行規制を解除する操作として、パーキングブレーキを非作動状態とする操作、及びシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作を採用することとした。これらの操作に代えて、あるいはこれらの操作に加え、例えばシフトレバーの操作位置をニュートラルレンジに切り替える操作や、車両のステアリングロックを不正に解除する操作などを採用してもよい。
・上記実施形態では、警報手段として、車両に設けられたスピーカ34を用いることとしたが、これに代えて、例えば車両のホーンやハザードランプなどを用いてもよい。すなわち、ホーンの鳴動やハザードランプの点滅などにより第三者を威嚇してもよい。
<付記>
次に、上記実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)請求項1に記載の車両のセキュリティシステムにおいて、前記車両に設けられたドアは、前記車両に搭載された車載機と携帯機との間の無線通信を通じて前記携帯機の認証が成立することを条件に施錠されるものであって、前記セキュリティ機能の有効状態の設定が、前記携帯機の認証の成立に基づき前記車両のドアが施錠された際に行われることを特徴とする車両のセキュリティシステム。同システムによれば、車載機と携帯機との間の無線通信を通じて携帯機の認証が成立して車両のドアが施錠された際にセキュリティ機能が自動的に有効状態に設定されるため、利便性が向上するようになる。
次に、上記実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)請求項1に記載の車両のセキュリティシステムにおいて、前記車両に設けられたドアは、前記車両に搭載された車載機と携帯機との間の無線通信を通じて前記携帯機の認証が成立することを条件に施錠されるものであって、前記セキュリティ機能の有効状態の設定が、前記携帯機の認証の成立に基づき前記車両のドアが施錠された際に行われることを特徴とする車両のセキュリティシステム。同システムによれば、車載機と携帯機との間の無線通信を通じて携帯機の認証が成立して車両のドアが施錠された際にセキュリティ機能が自動的に有効状態に設定されるため、利便性が向上するようになる。
(ロ)請求項1に記載の車両のセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ機能の無効状態の設定、及び前記警報手段からの警報の停止が、前記車両のイグニッションスイッチがオン操作された際に行われることを特徴とする車両のセキュリティシステム。同システムによれば、ユーザが車両のイグニッションスイッチをオン操作すると、セキュリティ機能が自動的に無効状態に設定されるとともに、警報手段からの警報が自動的に停止されるため、利便性が向上するようになる。
1…携帯機、2…車載機、3…ドアノブ、4…ロックスイッチ、5…タッチセンサ、6…車載ネットワーク、10…施錠スイッチ、11…解錠スイッチ、12,22…受信装置、13…送信装置、14…携帯機制御装置(携帯機ECU)、14a,23a…メモリ、20…車外送信装置、21…車内送信装置、23…照合制御装置(照合ECU)、30…メインボディ制御装置(メインボディECU)、31…ドアカーテシスイッチ、32…パーキングブレーキスイッチ、33…シフトセンサ、34…スピーカ、35…ドアロック機構、40…エンジン制御装置(エンジンECU)。
Claims (5)
- 車両に対する特定の操作を検知する検知手段を有して、セキュリティ機能が有効状態に設定されている期間に前記検知手段を通じて前記車両に対する特定の操作が検知されることを条件に、車両に設けられた警報手段を通じて警報を発する車両のセキュリティシステムにおいて、
前記検知手段は、前記特定の操作として、前記車両の走行規制を解除する操作を検知する
ことを特徴とする車両のセキュリティシステム。 - 前記検知手段を通じて前記車両の走行規制を解除する操作が行われたか否かを検知する直前あるいは直後に、車両に設けられた車載機と携帯機との間の無線通信を通じて前記携帯機の認証を行い、同携帯機の認証が成立した場合には、前記警報手段による警報を禁止する
請求項1に記載の車両のセキュリティシステム。 - 前記車両の走行規制を解除する操作が、前記車両のパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替える操作である
請求項1又は2に記載の車両のセキュリティシステム。 - 前記車両の走行規制を解除する操作が、前記車両のシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作である
請求項1又は2に記載の車両のセキュリティシステム。 - 前記車両の走行規制を解除する操作が、前記車両のパーキングブレーキを作動状態から非作動状態に切り替えて且つ、前記車両のシフトレバーの操作位置をパーキングレンジからそれ以外のレンジに切り替える操作である
請求項1又は2に記載の車両のセキュリティシステム。
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