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JP2012179823A - 印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム Download PDF

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JP2012179823A JP2011044790A JP2011044790A JP2012179823A JP 2012179823 A JP2012179823 A JP 2012179823A JP 2011044790 A JP2011044790 A JP 2011044790A JP 2011044790 A JP2011044790 A JP 2011044790A JP 2012179823 A JP2012179823 A JP 2012179823A
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Hirofumi Kukino
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Abstract

【課題】複数の画像のそれぞれに対して、誤差拡散法によるハーフトーン処理を連続して行って印刷する場合、先に印刷した画像の誤差が後に印刷する画像に影響を及ぼすことがある。
【解決手段】複数の画像を長尺状の印刷媒体へ印刷する印刷装置を制御する印刷制御装置であって、ハーフトーン処理の手法を、ディザ法又は誤差拡散法のいずれかに切り換えるハーフトーン切換部57と、第1と第2の画像データのそれぞれに対してハーフトーン処理を行うハーフトーン処理部56を有する。ハーフトーン処理部56は、第1と第2の画像データのそれぞれに対して行うハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、第2の画像データに対してのハーフトーン処理における初期化処理を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラムに関する。
従来、インクジェットプリンターは、コンピューター等のプリンターホストが処理した画像を多色多階調で印刷するのに広く用いられている。このインクジェットプリンターでは、原画像データの有する階調をドットの分散性によって表現するための画像処理、所謂ハーフトーン処理を施した上で画像を印刷する。例えば、特許文献1に記載されている画像処理方法では、印刷対象について高画質で印刷する必要があると判断した場合には、誤差拡散法を用いた高画質が得られるハーフトーン処理を行う。一方、高画質で印刷する必要がないと判断した場合には、ディザ法を用いた簡易なハーフトーン処理を行い、印刷時間を短縮するようにしている。
特開2002−283620号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている画像処理方法では、ロール状に巻かれた長尺状の印刷媒体(所謂ロール紙)に複数の画像を連続して印刷するケースについては想定されていない。例えば、複数の画像のそれぞれに対して、誤差拡散法によるハーフトーン処理を連続して行って印刷する場合、先に印刷した画像の誤差が後に印刷する画像に対して影響を及ぼすことがある。これを避けるために、各画像間において誤差の初期化を都度行う方法が考えられるが、この初期化処理のために、印刷処理全体のスループットが低下してしまう問題が生じる可能性がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]複数の画像を長尺状の印刷媒体へ印刷する印刷装置を制御する印刷制御装置であって、第1と第2の画像データを取得する画像取得部と、ハーフトーン処理の手法を、ディザ法又は誤差拡散法のいずれかに切り換えるハーフトーン切換部と、前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して前記ハーフトーン処理を行うハーフトーン処理部と、前記ハーフトーン処理を行った前記第1の画像データに基づく第1の画像に続けて、前記ハーフトーン処理を行った前記第2の画像データに基づく第2の画像を、前記印刷媒体の搬送方向に前記第1の画像と隣り合わせて前記印刷装置に印刷させる出力部と、を有し、前記ハーフトーン処理部は、前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して行う前記ハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、前記第2の画像データに対しての前記ハーフトーン処理における初期化処理を制御することを特徴とする印刷制御装置。
上記した印刷制御装置によれば、長尺状の印刷媒体への印刷において、ハーフトーン切換部が、ハーフトーン処理の手法を、ディザ法又は誤差拡散法のいずれかに切り換える。そして、ハーフトーン処理部が、先に印刷した画像データと、後に隣り合わせに印刷する画像データとに対してのハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、後に印刷する画像データに対してのハーフトーン処理における初期化処理を制御する。
ハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、ハーフトーン処理における初期化処理を制御することにより、例えば、初期化処理を行うことにより処理速度が遅くなるハーフトーン処理の手法の組み合わせの場合は、初期化処理を行わないようにすることで、印刷処理全体のスループットの低下を抑えることができる。
[適用例2]前記ハーフトーン処理部は、前記第1と第2の画像データの両方に対して誤差拡散法による前記ハーフトーン処理を行うときに、前記第2の画像データに対しての前記ハーフトーン処理において、拡散される誤差の初期化を行なわないことを特徴とする上記印刷制御装置。
上記した印刷制御装置によれば、誤差拡散法によるハーフトーン処理が連続する場合は、初期化処理を行わないようにすることで、印刷処理全体のスループットの低下を抑えることができる。
[適用例3]前記印刷媒体を、前記搬送方向と交差する方向に前記印刷装置に裁断させるカット制御部を更に有し、前記カット制御部は、前記第1と第2の画像のうちの前記第1と第2の画像とが隣り合う部分を、前記搬送方向に所定の間隔を設けて2回裁断させることができ、前記所定の間隔は、前記ハーフトーン処理部が、前記第1と第2の画像データのいずれかに対して誤差拡散法による前記ハーフトーン処理を行わないときの間隔よりも大きいことを特徴とする上記印刷制御装置。
上記した印刷制御装置によれば、誤差拡散法によるハーフトーン処理が連続する場合に、対象となる画像の裁断の間隔を、ハーフトーン処理が連続しない場合の裁断の間隔よりも大きくする。これにより、誤差拡散法によるハーフトーン処理が連続する場合に、先に印刷した画像の誤差が後に印刷する画像に対して影響を及ぼす問題に対処することができる。
[適用例4]前記ハーフトーン切換部は、前記ハーフトーン処理を行う画像データに高画質で印刷すべきデータが含まれている場合に誤差拡散法の手法に切り換え、前記画像データに高画質で印刷すべきデータが含まれていない場合にディザ法の手法に切り換えることを特徴とする上記印刷制御装置。
上記した印刷制御装置によれば、長尺状の印刷媒体への印刷において、印刷対象が高画質で印刷する必要があると判断した場合には、誤差拡散法を用いた高画質が得られるハーフトーン処理を行う。一方、高画質で印刷する必要がないと判断した場合には、ディザ法を用いた簡易なハーフトーン処理を行い、印刷時間を短縮することができる。
[適用例5]複数の画像を長尺状の印刷媒体へ印刷する印刷装置を制御する印刷制御方法であって、第1と第2の画像データを取得する画像取得工程と、ハーフトーン処理の手法を、ディザ法又は誤差拡散法のいずれかに切り換えるハーフトーン切換工程と、前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して前記ハーフトーン処理を行うハーフトーン処理工程と、前記ハーフトーン処理を行った前記第1の画像データに基づく第1の画像に続けて、前記ハーフトーン処理を行った前記第2の画像データに基づく第2の画像を、前記印刷媒体の搬送方向に前記第1の画像と隣り合わせて前記印刷装置に印刷させる出力工程と、を有し、前記ハーフトーン処理工程において、前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して行う前記ハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、前記第2の画像データに対しての前記ハーフトーン処理における初期化処理を制御することを特徴とする印刷制御方法。
上記した印刷制御方法によれば、長尺状の印刷媒体への印刷において、ハーフトーン切換工程において、ハーフトーン処理の手法を、ディザ法又は誤差拡散法のいずれかに切り換える。そして、ハーフトーン処理工程において、先に印刷した画像データと、後に隣り合わせに印刷する画像データとに対してのハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、後に印刷する画像データに対してのハーフトーン処理における初期化処理を制御する。
ハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、ハーフトーン処理における初期化処理を制御することにより、例えば、初期化処理を行うことにより処理速度が遅くなるハーフトーン処理の手法の組み合わせの場合は、初期化処理を行わないようにすることで、印刷処理全体のスループットの低下を抑えることができる。
[適用例6]複数の画像を長尺状の印刷媒体へ印刷する印刷装置を制御する印刷制御プログラムであって、第1と第2の画像データを取得する画像取得機能と、ハーフトーン処理の手法を、ディザ法又は誤差拡散法のいずれかに切り換えるハーフトーン切換機能と、前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して前記ハーフトーン処理を行うハーフトーン処理機能と、前記ハーフトーン処理を行った前記第1の画像データに基づく第1の画像に続けて、前記ハーフトーン処理を行った前記第2の画像データに基づく第2の画像を、前記印刷媒体の搬送方向に前記第1の画像と隣り合わせて前記印刷装置に印刷させる出力機能と、を有し、前記ハーフトーン処理機能において、前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して行う前記ハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、前記第2の画像データに対しての前記ハーフトーン処理における初期化処理を制御することをコンピューターに実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。
上記した印刷制御プログラムによれば、長尺状の印刷媒体への印刷において、ハーフトーン切換機能により、ハーフトーン処理の手法を、ディザ法又は誤差拡散法のいずれかに切り換える。そして、ハーフトーン処理機能により、先に印刷した画像データと、後に隣り合わせに印刷する画像データとに対してのハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、後に印刷する画像データに対してのハーフトーン処理における初期化処理を制御する。
ハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、ハーフトーン処理における初期化処理を制御することにより、例えば、初期化処理を行うことにより処理速度が遅くなるハーフトーン処理の手法の組み合わせの場合は、初期化処理を行わないようにすることで、印刷処理全体のスループットの低下を抑えることができる。
印刷制御装置を有する印刷システムの構成を示すブロック図。 プリンターの内部構成の概略を示す概略構成図。 印刷システムのソフトウェア構成を示すブロック図。 シートに印刷された印刷画像の例を示す説明図。 コンピューターにおける印刷データ生成処理を示すフローチャート。 ハーフトーン処理の詳細を示すフローチャート。 標準画質及び高画質の各画像に対してハーフトーン処理を行う例を示す説明図。 カット制御処理の詳細を示すフローチャート。 シートに印刷した各画像のカット間隔の例を示す説明図。
以下、本実施形態に係る印刷制御装置について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
本実施形態に係る印刷制御装置を有する印刷システムの構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る印刷制御装置を有する印刷システムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、印刷システム10は、複数台のクライアントパーソナルコンピューター310、320(以下、「クライアントPC」と略称する。)と、印刷用のコンピューター50と、クライアントPC310,320とコンピューター50とを接続するローカルエリアネットワーク330(以下、「LAN」と略称する。)と、コンピューター50に接続されるカラープリンター100(以下、「プリンター」と略称する。)と、を備える。
クライアントPC310,320は、例えば、プリントラボステーションと呼ばれる店舗等に設置され、写真印刷を希望する利用者により操作されて写真印刷の発注を行う端末装置である。なお、クライアントPC310,320は、一般的なパーソナルコンピューターであっても良いし、写真画像の入力を容易とした専用端末装置であっても良い。クライアントPC310,320から入力された写真印刷の発注は、LAN330を介して、コンピューター50に送信される。なお、クライアントPC310,320は、2台に換えて他の複数の台数とすることもでき、また、複数台に換えて1台とすることもできる。また、LAN330は有線であっても良いし、無線であっても良い。
コンピューター50は、所定のプログラムがロードされ実行されることによりプリンター100を制御する印刷制御装置として機能する。このコンピューター50は、プログラムに従って各種演算処理を実行するCPU81、ROM82、RAM83を中心に、バス80により相互に接続された次の各部を備える。入力インターフェイス84は、キーボード14等からの信号の入力を司る。出力インターフェイス85は、プリンター100へのデータの出力を司る。CRTC86は、カラー表示可能なCRT21への信号出力を制御する。ディスクコントローラー(DDC)87は、ハードディスク16やCD−ROMドライブ15あるいは図示しないフレキシブルディスクドライブとの間のデータの授受を制御する。ハードディスク16には、RAM83にロードされて実行される各種プログラムやデバイスドライバーの形式で提供される各種プログラム等が記憶されている。
このほか、バス80には、LANインターフェイス(LANI/F)88が接続されている。LANI/F88は、LAN330と接続するためのインターフェイスである。
プリンター100は、ここではロール紙専用のインクジェットプリンターである。プリンター100は、インクを吐出するためのノズルを複数備えたヘッドを、ロール紙の長尺方向(搬送方向)と直交する方向に往復動する主走査を行うと共に、長尺方向にヘッドとロール紙とを相対的に移動する副走査を行うことにより画像を印刷する。コンピューター50からプリンター100には、主走査中に各ノズルでいずれの画素にドットを形成するかを特定するラスターデータ等が印刷データとして出力される。プリンター100は、この印刷データに基づいて主走査及び副走査を実行することで、ロール紙に写真画像を順に印刷する。また、プリンター100は、カッター装置(後述する)を備えており、ロール紙に印刷された写真画像等を個別に裁断することができる。
<プリンターの内部構成>
次に、プリンター100の内部構成について説明する。
図2は、プリンター100の内部構成の概略を示す概略構成図である。同図に示すように、プリンター100は、プリンター本体110の後方側に給紙装置120を、プリンター本体110の前方側に排紙装置170を備え、ロール紙であるシートS1を、給紙装置120により後方側から給紙し、前方側の排紙装置170に向けて排出する構成を有している。
給紙装置120は、シートS1をロール状に巻き重ねたロール体R1を収容可能なロール体収容部122を備える。ロール体R1が軸芯を中心に回転することにより、シートS1が巻き解かれてロール体収容部122から搬送方向の下流側に向かつて搬送されるようになっている。
また、プリンター本体110の下方の外側には、開閉扉(図示略)が設けられており、この開閉扉の内側には、ロール体収容部122と同様に、長尺状の印刷媒体としてのシートS2をロール状に巻き重ねたロール体R2を収容可能なトレイ112が配置されている。このトレイ112に収容されたロール体R2が軸芯を中心に回転することにより、ロール紙であるシートS2が巻き解かれてトレイ112から搬送方向の下流側に向かつて搬送されるようになっている。
ロール体R1,R2 (これらをまとめて「ロール体R」と略称する。)から巻き解かれて搬送されるシートS1,S2 (これらをまとめて「シートS」と略称する。)は、搬送機構140に送られる。
搬送機構140は、ロール体収容部122のロール体R1から巻き解かれたシートS1をその搬送経路に沿って受ける第1受板141と、トレイ112のロール体R2から巻き解かれたシートS2をその搬送経路に沿って受ける第2受板142とを備えている。また、搬送機構140は、シートS1及びシートS2のそれぞれの搬送経路に沿って配設されると共に、シートS1及びシートS2を支持板143側へ搬送する複数の搬送ローラー145と搬送ローラー対146,147とを備えている。搬送機構140は、シートS1の搬送経路及びシートS2の搬送経路を切り替えて、どちらか一方のシートSを支持板143側に搬送するようになっている。
支持板143は、搬送機構140により送られてきたシートSを支持可能な平板状のものである。支持板143の上方であって支持板143と対向する位置には、駆動手段(図示略)によりシートSの搬送方向と交差する方向(左右方向)に往復移動可能なキャリッジ150が設けられている。このキャリッジ150の下面には、ヘッド151が支持されている。
ヘッド151の下面は、インクを噴射する複数のノズル(図示略)が開口する水平なノズル形成面になっている。ヘッド151は、支持板143との聞を通って搬送されるシートSに対してインクを噴射することにより印刷するようになっている。
ヘッド151により印刷されたシートSは、カッター装置160に送られる。カッター装置160は、ロータリーカッター161(以下「カッター刃」と略称する。)を備えたカッターキャリッジ162と、カッター刃161へシートSを案内するシート案内164と、カッター刃161との間でシートSを裁断するための裁断板165と、裁断時にシートSを押さえる紙押さえ166と、紙押さえ166に対向する受圧板167と、排出ローラー対168と、を有している。カッター刃161、紙押さえ166、及び排出ローラー対168は、シートSの搬送方向において下流側に向かってこの順に並んでいる。
<ソフトウェア構成>
次に、印刷システム10のソフトウェア構成について説明する。
図3は、印刷システム10のソフトウェア構成を示すブロック図である。コンピューター50では、所定のオペレーティングシステムの下で、アプリケーションプログラム51が動作している。アプリケーションプログラム51は、クライアントPC310,320から送られてくる画像データを受信する。オペレーティングシステムには、ビデオドライバー52やプリンタードライバー53が組み込まれており、アプリケーションプログラム51からは、これらのドライバーを介してプリンター100に転送するための画像データが出力される。アプリケーションプログラム51は、キーボード14等からの指示に従って、シートSに印刷するための画像を生成すると共に、ビデオドライバー52を介してCRTディスプレイ21に画像を表示している。アプリケーションプログラム51で生成される画像データは、レッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の3色の色成分からなるデータにより構成される。
プリンタードライバー53の内部には、画像取得部54、色変換部55、ハーフトーン処理部56、カット制御部58、出力部59等が備えられている。アプリケーションプログラム51が、印刷命令を発すると、画像取得部54が、アプリケーションプログラム51から画像データを受け取る。色変換部55は、予め用意された色変換テーブルLUTに従って、受け取った画像データの色成分をR,G,Bからプリンター100が表現可能な色成分(ここでは、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラックの各色)に補正する。
ハーフトーン処理部56は、ハーフトーン切換部57を有する。ハーフトーン切換部57は、画像データの内容に基づいて、ハーフトーン処理の手法をディザ法又は誤差拡散法のいずれかに切り換える。
ハーフトーン処理部56は、補正された画像データの階調値を表現できるように、ハーフトーン切換部57において切り換えたディザ法又は誤差拡散法のハーフトーン手法を用いて各画素のドットのオン・オフを設定する。また、ハーフトーン処理部56は、誤差拡散法によるハーフトーン処理を実行する際には、各画素で生じた誤差を誤差バッファーEBに記憶する。
カット制御部58は、プリンター100のカッター装置60によってシートSを搬送方向と交差する幅方向に裁断するためのコマンドを生成する。このとき、カット制御部58では、各画像データに対してのハーフトーン処理の手法に基づいて、搬送方向のカット位置を設定する。
出力部59は、プリンター100のヘッド151の主走査方向に合わせて、各ラスターの印刷データをヘッド151に出力させる順序に並べ替える。出力部59は、ハーフトーン処理を行った各画像が、シートS上で搬送方向に隣り合う形式となるように印刷データを生成する。そして、出力部59は、印刷の際の副走査量のデータ、シートSの裁断を指定するコマンド等を含む印刷データをプリンター100に出力する。
一方、プリンター100には、入力部101、バッファー102、主走査部103、副走査部104、カット部105等が備えられている。入力部101は、コンピューター50から出力された印刷データを受け取り、バッファー102に一時的に蓄える。バッファー102のデータは主走査部103に出力される。
主走査部103は、ヘッド151の主走査を行いながら、印刷データに基づいてインクを吐出する。副走査部104は、主走査部103によってラスターが形成された後、印刷データに含まれる副走査量のデータに基づいてシートSを搬送する。
カット部105は、副走査部104によりシートSが搬送された後に、印刷データに含まれる裁断を指定するコマンドに基づいてシートSを裁断する。このとき、シートSは、印刷データに含まれるカット位置の設定内容に基づいて幅方向に裁断される。
図4は、シートSに印刷された印刷画像の例を示す説明図である。本実施形態では、ヘッド151の主走査を行いながらインクを吐出してシートSを搬送することにより、図4に示すように、シートSに、画像A、画像B、画像C、画像D、画像Eの順で、各画像が搬送方向に余白なしで隣り合う形式で印刷されている。また、シートSは、プリンター100のカッター装置60により、画像A、画像B、画像C、画像D、画像Eの順で、各画像の境界近辺の部分が搬送方向に所定の間隔を設けて2回裁断される。この結果、各画像A〜Eが個別の画像シートに分離される。
ここで、先に印刷した画像を第1画像とし、後に搬送方向に隣り合わせて印刷した画像を第2画像とした場合、図4の例では、画像A,Bの組合せについては、画像Aが第1画像、画像Bが第2画像となる。また、画像B,Cの組合せについては、画像Bが第1画像、画像Cが第2画像となる。以下の画像C,D、画像D,Eのそれぞれの組合せについても同様である。なお、第1画像を表す画像データは第1画像データ、第2画像を表す画像データは第2画像データとなる。
<印刷データ生成処理>
次に、コンピューター50における印刷データ生成処理について説明する。
図5は、コンピューター50における印刷データ生成処理を示すフローチャートである。同図に示す各処理は、コンピューター50に備えたCPU81により実行される。
最初に、CPU81は、画像取得部54により、アプリケーションプログラム51から出力された画像データを取得する(ステップS10)。この画像データは、シートSに印刷すべき1つの画像を表しており、R,G,Bの各階調値により表現されたデータである。
次に、CPU81は、色変換部55により、ステップS10において取得した画像データに対して、色変換処理を行う(ステップS20)。色変換処理では、画像データを特定するR,G,Bの色成分について、画素毎にプリンター100で使用可能なC,M,Y,Kの色成分に補正する。この処理は、R,G,Bの色系で表された色相に対して、C,M,Y,Kの色成分を与えるための色変換テーブルLUTを用いて行われる。
次に、CPU81は、ハーフトーン処理部56により、ステップS20において色変換を行った画像データに対して、ディザ法又は誤差拡散法の手法を用いてハーフトーン処理を行う(ステップS30)。
図6は、ハーフトーン処理の詳細を示すフローチャートである。
最初に、CPU81は、ハーフトーン処理の対象となる画像データ、即ち色変換処理を行った画像データが、高画質モードであるか否かを判定する(ステップS110)。
高画質モードの場合(ステップS110:YES)は、次のステップS120へ進み、誤差拡散法の処理を行う。他方、高画質モードでない場合(ステップS110:NO)は、ステップS200へ進み、ディザ法の処理を行う。
ここで、高画質モードであるか否かの判定は、例えば、ユーザーが所定のインターフェイスを用いて設定する印刷設定のデータにおいて、印刷品質が「高品質」と設定された場合に高画質モードとして、「標準」と設定されていた場合に高画質モードではないとすることができる。なお、高画質モードの判定方法は、これに限られず、例えば、画像データに写真描画に関するデータが含まれている場合に高画質モードとしても良い。
ステップS120では、CPU81は、前回の画像データに対して誤差拡散法によるハーフトーン処理を行ったか否かを判定する。ここで、前回の画像データとは、プリンター100からシートSに印刷される画像では、直前に印刷される画像を表す画像データとなる。例えば、図4に示す印刷画像の例では、画像Bの画像データに対してハーフトーン処理を行う際には、画像Aの画像データが前回の画像データとなり、この画像データに対して誤差拡散法によるハーフトーン処理を行ったか否かを判定することになる。
前回の画像データに対して誤差拡散法によるハーフトーン処理を行った場合(ステップS120:YES)は、誤差バッファーEBを初期化しないでステップS140へ進む。他方、前回の画像データに対して誤差拡散法によるハーフトーン処理を行っていない場合(ステップS120:NO)、即ちディザ法によるハーフトーン処理を行った場合は、誤差バッファーEBを初期化(ステップS130)した後に、ステップS140へ進む。
ここで、誤差バッファーEBとは、誤差拡散法によるハーフトーン処理を実行する際に、各画素から未処理の画素に拡散される濃度誤差を記憶しておくバッファーである。誤差バッファーEBの初期化では、この拡散される濃度誤差(拡散誤差)の値をクリアーすることになる。
ステップS140では、CPU81は、各画素についてドットのオン・オフを判定するために、画像データに拡散誤差を反映した誤差拡散補正データを生成する。反映されるべき拡散誤差は、誤差バッファーEBに記憶されている。
次に、CPU81は、ステップS140において生成された誤差拡散補正データが所定の閾値以上であるか否かの判定を行う(ステップS150)。
誤差拡散補正データが閾値以上である場合(ステップS150:YES)は、ドットを形成すべきと判定し、判定結果を記憶する結果値に、ドットの形成を意味する値「1」を入力する(ステップS160)。他方、誤差拡散補正データが閾値よりも小さい場合(ステップS150:NO)は、ドットを形成すべきでないと判定し、結果値にドットの非形成を意味する値「0」を入力する(ステップS170)。ここで、所定の閾値はドットのオン・オフを判定する基準となる値であり、いずれの値に設定しても良い。
次に、CPU81は、ステップS160又はステップS170における結果値に基づいて、誤差計算及び誤差拡散処理を行う(ステップS180)。ここでの誤差とは、多値化結果に応じて着目画素にドットがオン又はオフされた場合に表現される濃度と、誤差拡散補正データに基づいて表現されるべき濃度との誤差である。着目画素にドットが形成された場合に表現される濃度は、それぞれの画素に対して予め設定された濃度評価値に基づいて求められる。
誤差拡散とは、こうして求められた誤差に所定の重みをつけて、着目画素周辺の未処理の画素に拡散する処理をいう。この誤差は、一旦誤差バッファーEBに記憶され、次に画素を処理する際に、ステップS140における誤差拡散補正データを生成する処理において反映される。
次に、CPU81は、以上の誤差拡散法の処理を全画素について終了したか否かを判定する(ステップS190)。全画素について終了した場合(ステップS190:YES)は、ハーフトーン処理を終了する。他方、未処理の画素が残っている場合(ステップS190:NO)は、ステップS140以降の処理を繰り返す。
ステップS200以降の処理では、ディザ法によるハーフトーン処理を行う。
ステップS200では、CPU81は、画像データの階調値と所定の閾値との大小関係を判定する。画像データの階調値が閾値以上である場合(ステップS200:YES)は、ドットを形成すべきと判定し、判定結果を記憶する結果値に、ドットの形成を意味する値「1」を入力する(ステップS210)。他方、画像データの階調値が閾値よりも小さい場合(ステップS200:NO)は、ドットを形成すべきでないと判定し、結果値にドットの非形成を意味する値「0」を入力する(ステップS220)。
ここで、閾値は、所定の配置で画素と対応付けたディザマトリックスにより与えられる。ディザ法では、画像データの階調値と各画素に対応するディザマトリックスの閾値とを比較し、その大小関係に応じてドットのオン・オフを決定する。
次に、CPU81は、以上のディザ法の処理を全画素について終了したか否かを判定する(ステップS240)。全画素について終了した場合(ステップS240:YES)は、ハーフトーン処理を終了する。他方、未処理の画素が残っている場合(ステップS200:NO)は、ステップS200以降の処理を繰り返す。
図7は、標準画質及び高画質の各画像に対してハーフトーン処理を行う例を示す説明図である。同図は、図4に示す画像A〜Eの印刷画像の例と同様の構成となっている。図7に示すように、画像B,Cは高画質の画像であることから、それぞれが誤差拡散法によるハーフトーン処理が行われている。また、画像A,D,Eは標準画質の画像であることから、それぞれがディザ法によるハーフトーン処理が行われている。
ここで、画像B,Cについては、誤差拡散法によるハーフトーン処理が連続して行われている。つまり、画像Cにおける誤差拡散法処理の前には、画像Cの直前に印刷される画像Bにおいて誤差拡散法処理が行われていることになる。このため、画像Cにおいては、誤差拡散法処理の前に誤差バッファーEBの初期化が行われない。
一方、画像Bの場合、直前に画像Aが印刷される。この画像Aではディザ法によるハーフトーン処理が行われていることから、画像Bにおいては、誤差拡散法処理の前に誤差バッファーEBの初期化が行われる。
図5に戻って、CPU81は、カット制御部58により、ステップS30においてハーフトーン処理を行った画像データについて、プリンター100のカッター装置60によるカット位置を設定して、シートSを裁断するためのコマンドを生成する。
図8は、カット制御処理の詳細を示すフローチャートである。
カット制御処理では、シートSを各画像の境界近辺を所定の間隔を設けて1箇所ずつ裁断するときのカット位置を設定して、裁断するためのコマンドを生成する。このとき、これらの2箇所の間隔を大きくとるケースと、小さくとるケースとがある。
なお、シートSに印刷される最初の画像、即ち先に印刷する画像が存在しない場合、及びシートSに印刷される最後の画像、即ち後に印刷する画像が存在しない場合は、先又は後に印刷する画像が存在しない側の画像の境界近辺を1箇所のみ裁断するようにしても良い。
カット制御処理では、CPU81は、今回ハーフトーン処理を行った画像が、誤差拡散法による画像であるか否かを判定する(ステップS310)。
誤差拡散法による画像の場合(ステップS310:YES)は、次のステップS320へ進む。他方、誤差拡散法による画像でない、即ちディザ法による画像の場合(ステップS310:NO)は、ステップS340へ進み、カット間隔小に設定された裁断用のコマンドを生成し、カット制御処理を終了する。
ステップS320では、前回ハーフトーン処理を行った画像が、誤差拡散法による画像であるか否かを判定する。
誤差拡散法による画像の場合(ステップS320:YES)は、次のステップS330へ進み、カット間隔大に設定された裁断用のコマンドを生成し、カット制御処理を終了する。他方、誤差拡散法による画像でない、即ちディザ法による画像の場合(ステップS320:NO)は、ステップS340へ進み、カット間隔小に設定された裁断用のコマンドを生成し、カット制御処理を終了する。
図9は、シートSに印刷した各画像のカット間隔の例を示す説明図である。同図は、図7に示すハーフトーン処理を行った画像A〜Eの印刷例と同様の構成となっている。図9に示すように、画像B,Cの境界近辺では、それぞれの画像に対して誤差拡散法によるハーフトーン処理が行われていることから、カット間隔大であるw1の設定となっている。一方、画像A,Bの境界近辺、画像C,Dの境界近辺、及び画像D,Eの境界近辺では、連続する誤差拡散法によるハーフトーン処理を行っていないことから、カット間隔小であるw2の設定となっている。
図5に戻って、CPU81は、出力部59により、ステップS40においてカット制御処理を行った画像データについて、プリンター100に転送する順序に並べ替えてラスタライズする(ステップS50)。そして、CPU81は、出力部59により、ラスタライズした印刷データをプリンター100に出力する(ステップS60)。
次に、CPU81は、以上の処理を全画像について終了したか否かを判定する(ステップS70)。全画像について終了した場合(ステップS70:YES)は、印刷データ生成処理を終了する。他方、未処理の画像が残っている場合(ステップS70:NO)は、ステップS10以降の処理を繰り返す。
なお、画像取得工程及び画像取得機能は、図5におけるステップS10に相当する。また、ハーフトーン切換工程及びハーフトーン切換機能は、図6におけるステップS110に相当する。また、ハーフトーン処理工程及びハーフトーン処理機能は、図5におけるステップS30に相当する。また、出力工程及び出力機能は、図5におけるステップS50,S60に相当する。
上述したように、本実施形態では、ロール紙のような長尺状の印刷媒体への印刷に際して、印刷対象となる画像が高画質モードであるか否かを判定し、図7に示すように、高画質モードである場合は誤差拡散法によるハーフトーン処理、高画質モードでない場合はディザ法によるハーフトーン処理を行う。これにより、高画質で印刷する必要がある場合は、誤差拡散法を用いることで高画質の印刷画像が得られる。一方、高画質で印刷する必要がない場合はディザ法を用いることで印刷速度を速くすることができる。
また、誤差拡散法によるハーフトーン処理を行う画像が、図7に示す画像B,Cのように連続する場合、後に印刷する画像Cのハーフトーン処理において誤差バッファーEBの初期化を行わないようにする。これにより、画像毎に誤差バッファーEBの初期化を行うのと比べて印刷速度を速くすることができ、印刷処理全体のスループットの向上を図ることができる。
また、誤差拡散法による画像が連続する場合、図9に示す画像B,C間の境界近辺に示すように、カット間隔w1として他のカット間隔w2より大きくする。これにより、誤差拡散法による画像が連続する場合において、先に印刷した画像の誤差が後に印刷する画像に影響を及ぼして印刷画像が不正になる問題に対して、画像Bの誤差の影響が裁断後の画像Cにまで及ばないようにして対処することができる。
(変形例1)
上述した実施形態では、コンピューター50におけるカット制御部58において、シートSを裁断するカット位置を設定してコマンドを生成している。しかし、これに限られず、コンピューター50におけるカット制御部58の機能を、プリンター100に備える構成としても良い。これにより、プリンター100において、コンピューター50から入力された印刷データに基づいて、シートSを裁断するカット位置を設定して裁断することができる。
(変形例2)
上述した実施形態では、長尺状の印刷媒体としてのシートSを、ロール状に巻き重ねたロール紙としている。しかし、これに限られず、長尺状の他の紙としても良い。また、紙に限られず、フィルム等の他の印刷媒体にも適用することもできる。
(変形例3)
上述した実施形態では、シートSに、画像A〜Eの各画像が、搬送方向に余白なしで隣り合う形式で連続して印刷している。しかし、これに限られず、各画像間に所定幅の余白を設けて連続して印刷する構成としても良い。この場合には、隣接する画像間の境界位置は、余白の中央部分となる。
10…印刷システム、14…キーボード、15…CD−ROMドライブ、16…ハードディスク、21…CRT、50…コンピューター、51…アプリケーションプログラム、52…ビデオドライバー、53…プリンタードライバー、54…画像取得部、55…色変換部、56…ハーフトーン処理部、57…ハーフトーン切換部、58…カット制御部、59…出力部、60…カッター装置、80…バス、81…CPU、82…ROM、83…RAM、84…入力インターフェイス、85…出力インターフェイス、101…入力部、102…バッファー、103…主走査部、104…副走査部、310,320…クライアントPC、EB…誤差バッファー、LUT…色変換テーブル、R,R1,R2…ロール体、S,S1,S2…シート。

Claims (6)

  1. 複数の画像を長尺状の印刷媒体へ印刷する印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
    第1と第2の画像データを取得する画像取得部と、
    ハーフトーン処理の手法を、ディザ法又は誤差拡散法のいずれかに切り換えるハーフトーン切換部と、
    前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して前記ハーフトーン処理を行うハーフトーン処理部と、
    前記ハーフトーン処理を行った前記第1の画像データに基づく第1の画像に続けて、前記ハーフトーン処理を行った前記第2の画像データに基づく第2の画像を、前記印刷媒体の搬送方向に前記第1の画像と隣り合わせて前記印刷装置に印刷させる出力部と、を有し、
    前記ハーフトーン処理部は、
    前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して行う前記ハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、前記第2の画像データに対しての前記ハーフトーン処理における初期化処理を制御することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記ハーフトーン処理部は、前記第1と第2の画像データの両方に対して誤差拡散法による前記ハーフトーン処理を行うときに、
    前記第2の画像データに対しての前記ハーフトーン処理において、拡散される誤差の初期化を行なわないことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記印刷媒体を、前記搬送方向と交差する方向に前記印刷装置に裁断させるカット制御部を更に有し、
    前記カット制御部は、前記第1と第2の画像のうちの前記第1と第2の画像とが隣り合う部分を、前記搬送方向に所定の間隔を設けて2回裁断させることができ、
    前記所定の間隔は、前記ハーフトーン処理部が、前記第1と第2の画像データのいずれかに対して誤差拡散法による前記ハーフトーン処理を行わないときの間隔よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記ハーフトーン切換部は、前記ハーフトーン処理を行う画像データに高画質で印刷すべきデータが含まれている場合に誤差拡散法の手法に切り換え、
    前記画像データに高画質で印刷すべきデータが含まれていない場合にディザ法の手法に切り換えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  5. 複数の画像を長尺状の印刷媒体へ印刷する印刷装置を制御する印刷制御方法であって、
    第1と第2の画像データを取得する画像取得工程と、
    ハーフトーン処理の手法を、ディザ法又は誤差拡散法のいずれかに切り換えるハーフトーン切換工程と、
    前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して前記ハーフトーン処理を行うハーフトーン処理工程と、
    前記ハーフトーン処理を行った前記第1の画像データに基づく第1の画像に続けて、前記ハーフトーン処理を行った前記第2の画像データに基づく第2の画像を、前記印刷媒体の搬送方向に前記第1の画像と隣り合わせて前記印刷装置に印刷させる出力工程と、を有し、
    前記ハーフトーン処理工程において、
    前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して行う前記ハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、前記第2の画像データに対しての前記ハーフトーン処理における初期化処理を制御することを特徴とする印刷制御方法。
  6. 複数の画像を長尺状の印刷媒体へ印刷する印刷装置を制御する印刷制御プログラムであって、
    第1と第2の画像データを取得する画像取得機能と、
    ハーフトーン処理の手法を、ディザ法又は誤差拡散法のいずれかに切り換えるハーフトーン切換機能と、
    前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して前記ハーフトーン処理を行うハーフトーン処理機能と、
    前記ハーフトーン処理を行った前記第1の画像データに基づく第1の画像に続けて、前記ハーフトーン処理を行った前記第2の画像データに基づく第2の画像を、前記印刷媒体の搬送方向に前記第1の画像と隣り合わせて前記印刷装置に印刷させる出力機能と、を有し、
    前記ハーフトーン処理機能において、
    前記第1と第2の画像データのそれぞれに対して行う前記ハーフトーン処理の手法の組み合わせに応じて、前記第2の画像データに対しての前記ハーフトーン処理における初期化処理を制御することをコンピューターに実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。
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