JP2012017522A - ラインパイプ用鋼材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】C、Si、Mn、Cu、Ni、Mo、Nb、TiおよびAlを所定量含有し、残部はFeおよび不純物からなり、不純物中のP、S、NおよびOが所定量以下である化学組成を有する鋼材を用いて、ミクロ組織が5〜30%のフェライト、3〜20%の島状マルテンサイトとベイナイトの複合組織とする。
【選択図】 図1
Description
C:0.06〜0.14%、
Si:0.2〜0.9%、
Mn:1.0〜3.0%、
Cu:0.05〜1.0%、
Ni:0.05〜1.5%、
Mo:0.04〜0.50%、
Nb:0.005〜0.08%、
Ti:0.005〜0.04%および
sol.Al:0.005〜0.100%
を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、不純物としてのP、S、NおよびOがそれぞれ
P:0.02%以下、
S:0.005%以下、
N:0.010%以下および
O:0.005%以下
である化学組成を有する鋼材であり、
ミクロ組織が体積%で5〜30%のフェライトおよび3〜20%の島状マルテンサイトと残部は主としてベイナイトからなり、
時効前のYRが0.72以下で、かつ引張強度が760MPa以上であることを特徴とするラインパイプ用鋼材。
本発明に係るラインパイプ用鋼材は、ミクロ組織をフェライト、MAおよびベイナイトの複合組織とし、しかも組織の構成比を最適化することで、高強度で歪時効後の高い変形性能、すなわち低YRで、かつ高U.Elの鋼板を製造することが可能となる。
フェライト占有体積率の増加は、低YR化および高U.El化に有効である。しかし、フェライト占有体積率の増加は、強度の低下を招くため、フェライト占有体積率は30%以下とした。一方、フェライト占有体積率が、5%未満では上記の特性を達成するには不十分である。よってフェライト占有体積率は、5〜30%とした。好ましい下限は、10%である。
MA占有体積率の増加は、引張強度を増加させ、低YRおよび高U.El化に有効である。MAの占有体積率が3%未満では上記の特性を達成するには不十分である。また20%を超えると変形性能の向上は飽和し、さらに母材靱性を劣化させる。よってMA占有体積率は、3〜20%とした。好ましい下限は5%であり、好ましい上限は15%である。
ベイナイトは、フェライト占有体積率の増加による強度低下を補償するものである。よって、残部組織は主にベイナイトとする。その占有体積率は、50%以上が好ましい。
化学組成における各元素の含有量の「%」は「質量%」を意味する。
Cは、鋼材の強度を高めるために必要な元素である。760MPa以上の引張強度を安定して得るために、Cは0.06%以上の含有量とする必要がある。またCはSiとの相互作用によりMA生成を促進させる効果がある。一方、Cの含有量が大きくなり過ぎると、母材の靭性および溶接性、さらにはその溶接熱影響部(以下、「HAZ」という。)の靭性が低下するだけでなく、耐歪時効特性の劣化が生ずる。したがって、Cの含有量を0.06%以上0.14%以下とした。Cは0.07%を超えて含有させるのが好ましい。また、C含有量の好ましい上限は0.12%である。
Siは、セメンタイトの析出を抑制し、MAの生成を促進させる効果があり、歪時効前後で良好な変形性能、すなわち低YRおよび高U.Elを得るのに効果がある。これらの効果を確実に得るために、Siを0.2%以上含有させる。しかしながら、Siの含有量が大きくなりすぎると、母材およびHAZの靱性の悪化が著しくなる。したがって、Siの含有量を0.2〜0.9%とした。Siは0.3%を超えて含有させるのが好ましく、さらに0.5%を超えて含有させるのが好ましい。また、Si含有量の好ましい上限は0.8%であり、より好ましい上限は0.75%である。
Mnは、鋼材の強度を高める作用を有する。この効果を充分に得るためにMnを1.0%以上含有させる。一方、その含有量が過大となると溶接割れが起こりやすくなる。また、Mn含有量が大きい場合には本発明が狙いとする良好な変形特性、すなわち、低YRおよび高U.Elを得ることが難しくなる。したがって、Mnの含有量を1.0〜3.0%とした。Mn含有量の好ましい下限は1.2%であり、より好ましい下限は1.5%である。また、Mn含有量の好ましい上限は2.5%であり、より好ましい上限は2.0%である。
Cuは、鋼材の強度を向上させる効果を有するので、0.05%以上含有させる。しかしながら、その含有量が大きいと、鋼材の表面性状や靱性が顕著に悪化する。このため、Cuの含有量を0.05〜1.0%とした。Cu含有量の好ましい下限は0.1%である。また、好ましい上限は0.6%である。さらにCuの含有量は下限を0.2%とするのが好ましく、上限を0.5%とすることがより好ましい。
Niは、鋼材の強度を向上させる作用があり、また、靱性を改善する作用もある。これらの効果を発揮させるために、Niを0.05%以上含有させる必要がある。しかしながら、Niの含有量が1.5%を超えると、コストアップに見合う効果が得られない。このため、Niの含有量を0.05〜1.5%とした。Ni含有量の好ましい下限は0.1%である。また、好ましい上限は1.0%である。さらにNiの含有量は下限を0.2%とするのが好ましく、上限を0.6%とすることがより好ましい。
Moは、鋼材の強度を向上させる効果を有し、さらにMA生成を促進するので、0.04%以上含有させる必要がある。しかしながら、その含有量が過大であると、歪時効による降伏強度の増加が大きくなり、変形特性が損なわれる。また、HAZの靱性悪化および溶接割れが発生し易くなる。そのため、Moの含有量を0.04〜0.50%とした。Mo含有量の好ましい下限は0.05%である。また、好ましい上限は0.20%である。さらにMoの含有量は下限を0.07%とするのが好ましく、上限を0.13%とすることがより好ましい。
Nbは、鋼材の強度を向上させる効果を有するとともに、適切な圧延条件と組合せることにより、母材靱性を高める作用もある。このため、Nbは、0.005%以上含有させる必要がある。しかしながら、その含有量が大き過ぎると、母材とHAZの靱性が悪化する。したがって、Nbの含有量を0.005〜0.08%とした。好ましい下限は0.01%である。また、好ましい上限は0.06%である。さらにNbの含有量は下限を0.02%とするのが好ましく、上限を0.05%とすることがより好ましい。
Tiは、耐歪時効特性に有害な元素のNと共に析出物(TiN)を形成し、N原子を安定化させ、耐歪時効特性を大幅に向上させるだけでなく、母材およびHAZの組織を微細化させて高強度鋼の母材とHAZの低温靭性を向上させる効果がある。しかし、その含有量が0.005%未満では前記の効果が得られず、逆に0.04%を超えて含有させると母材およびHAZの靭性が悪化する。よって、Ti含有量は0.005〜0.04%とした。好ましい下限は0.01%であり、好ましい上限は0.03%である。さらにTiとNの含有量の比(Ti/N)を4.0以上とすることが好ましい。
Alは、脱酸作用を有する元素であり、またU.Elの改善にも効果があるため、sol.Al(「酸可溶Al」)として0.005%以上含有させる。しかしながら、sol.Alの含有量が大きくなり過ぎると、HAZの靱性が悪化する。したがって、sol.Alの含有量を0.005〜0.100%とした。なお、sol.Alの含有量は下限を0.010%とし、上限を0.060%とすることが好ましい。
Pは、靱性悪化の原因となる元素で、その含有量が多くなり、特に、0.02%を超えると、靱性の悪化が著しくなり易い。したがって、Pの含有量を0.02%以下とした。なお、Pの含有量は少ないほうがよく、0.01%以下とすることが好ましい。
Sは、含有量が多くなると延性または靱性に有害な介在物を多く生成する。特に、0.005%を超えると、介在物が多くなって延性の低下や靱性の悪化が著しくなる。したがって、Sの含有量を0.005%以下とした。なお、Sの含有量は少ないほうがよく、0.003%以下とすることが好ましい。
Nは、耐歪時効特性に極めて有害な不純物元素であり、その含有量が0.010%を超えると、母材およびその溶接部の靭性低下が著しくなるだけでなく、他の耐歪時効特性向上対策を講じても良好な耐歪時効特性が得られなくなる。よって、N含有量は0.010%以下とした。なお、N含有量は低ければ低いほど望ましく、好ましい上限は0.005%である。
Oは、含有量が微量であればフェライト生成核となる酸化物の生成に有効である場合があるものの、上記のNと同様に、耐歪時効特性に極めて有害な不純物元素であり、その含有量が多くなると母材およびその溶接部の靭性低下が著しくなるだけでなく、他の耐歪時効特性向上対策を講じても良好な耐歪時効特性が得られなくなる。したがって、Oの含有量を0.005%以下とした。なお、O含有量は低ければ低いほど望ましく、好ましい上限は0.0020%、より好ましい上限は0.0015%である。
Crは、鋼材の強度を向上させるのに有効な元素であるので、含有させてもよい。ただし、Cr含有量が過剰な場合、溶接割れが起こりやすくなる。したがって、Crを含有させる場合には、その含有量を1.0%以下とする。Crの含有量は0.5%以下とするのが好ましい。上記の効果が顕著となるのは、Crを0.04%以上含有させた場合である。Crの含有量の好ましい下限は0.08%である。
Vは、鋼材の強度を向上させるのに有効な元素であるので、含有させてもよい。ただし、その含有量が過剰な場合、延性および靱性が悪化するおそれがある。したがって、Vを含有させる場合には、その含有量を0.5%以下とする。上記の効果が顕著となるのは、0.004%以上含有させた場合である。V含有量の好ましい下限は0.008%である。
Bは、鋼材の強度を向上させるのに有効な元素であるので、含有させてもよい。ただし、その含有量が過剰な場合、延性および靱性が悪化するおそれがある。したがって、Bを含有させる場合には、その含有量を0.01%以下とする。B含有量は0.002%以下とするのが好ましい。上記の効果が顕著となるのは、Bを0.0004%以上含有させた場合である。B含有量の好ましい下限は0.0008%である。
REM:0.02%以下
CaおよびREMは、硫化物(特にMnS)の形態を制御し、低温靱性を向上させるのに有効な元素であるので、含有させてもよい。ただし、含有量が過剰な場合、CaおよびREMを含む介在物が粗大化し、クラスター化することがあり、鋼材の清浄度を害し、溶接性にも悪影響を及ぼすことがある。このため、CaおよびREMの1種以上を含有させる場合には、その含有量をそれぞれ、0.01%以下および0.02%以下とする。特に溶接性の観点よりCaの含有量の上限は0.006%にすることが好ましい。上記の効果を得るためには、Caは0.0005%以上、REMは0.001%以上含有させるのが好ましい。なお、REMは、Sc、Yおよびランタノイドの合計17元素の総称であり、これらの元素から選択される1種以上を含有させることができる。REMの含有量は上記元素の合計量を意味する。
Mgは、微細に分散した酸化物を形成し、HAZの粒径の粗大化を抑制して低温靭性を向上させる効果を発揮する。この効果を得るためにMgを含有させてもよい。ただし、Mgを0.008%を超えて含有させると、粗大な酸化物を生成し靭性を劣化させることがある。このため、Mgを含有させる場合には、その含有量を0.008%以下とする。上記の効果を得るためには、Mgを0.0005%以上含有させるのが好ましい。
Snは、Sn2+となって溶解し、酸性塩化物溶液中でのインヒビター作用により腐食を抑制する作用を有する。また、Snは、Fe3+を速やかに還元させ、酸化剤としてのFe3+濃度を低減する作用を有することにより、Fe3+の腐食促進作用を抑制するので、高飛来塩分環境における耐候性を向上させる。さらに、Snには鋼のアノード溶解反応を抑制し耐食性を向上させる作用がある。この効果を得るためにSnを含有させてもよい。ただし、Snを0.50%を超えて含有させても、上記の効果は飽和する。このため、Snを含有させる場合には、その含有量を0.50%以下とする。上記の効果を得るためには、Snを0.03%以上含有させることが好ましい。Snの含有量の好ましい下限は0.05%であり、好ましい上限は0.30%である。
1.0以下とすることが好ましい。
歪時効後の高変形能を実現するためには時効前のYRを低くする必要がある。歪時効によるYRの上昇はミクロ組織に大きく依存し、低YR化は特に耐座屈性能の向上に効果を発揮する。歪時効後のYRは歪時効前のYRが低いほど低くなるため、歪時効前の低YR化を実現することが必要である。具体的には、時効前のYRを0.72以下とする。時効前のYRを0.72以下とすることによって安定的に時効後の高い変形能を確保できる。一方、時効前のYRが0.72を超える場合、成分・製造条件・ミクロ組織によっては、時効後の高い変形能を達成することができなくなる。
本発明に係るラインパイプ用鋼材の製造方法には制約はないが、例えば下記の方法を採用できる。
Claims (4)
- 質量%で、
C:0.06%〜0.14%、
Si:0.2〜0.9%、
Mn:1.0〜3.0%、
Cu:0.05〜1.0%、
Ni:0.05〜1.5%、
Mo:0.04〜0.50%、
Nb:0.005〜0.08%、
Ti:0.005〜0.04%および
sol.Al:0.005〜0.100%
を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、不純物としてのP、S、NおよびOがそれぞれ
P:0.02%以下、
S:0.005%以下、
N:0.010%以下および
O:0.005%以下
である化学組成を有する鋼材であり、
ミクロ組織が体積%で5〜30%のフェライトおよび3〜20%の島状マルテンサイトと残部は主としてベイナイトからなり、
時効前の降伏比が0.72以下で、かつ引張強度が760MPa以上であることを特徴とするラインパイプ用鋼材。 - さらに質量%で、Cr:1.0%以下、V:0.5%以下およびB:0.01%以下から選択される1種以上を含有することを特徴とする、請求項1に記載のラインパイプ用鋼材。
- さらに質量%で、Ca:0.01%以下、REM:0.02%以下およびMg:0.008%以下から選択される1種以上を含有することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のラインパイプ用鋼材。
- さらに質量%で、Sn:0.5%以下を含有することを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載のラインパイプ用鋼材。
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