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JP2011247304A - レンジ切換制御装置 - Google Patents

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JP2011247304A
JP2011247304A JP2010118820A JP2010118820A JP2011247304A JP 2011247304 A JP2011247304 A JP 2011247304A JP 2010118820 A JP2010118820 A JP 2010118820A JP 2010118820 A JP2010118820 A JP 2010118820A JP 2011247304 A JP2011247304 A JP 2011247304A
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Masaaki Shinojima
政明 篠島
Shigeru Kamio
神尾  茂
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Denso Corp
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Abstract

【課題】モータで駆動するレンジ切換機構の可動範囲の限界位置(基準位置)等を精度良く学習できるようにする。
【解決手段】電源投入後に、所定の学習実行条件が成立しているときに、モータ14をレンジ切換機構15のディテント機構38で規制された可動範囲のPレンジ側の限界位置に突き当たるまで回転させる突き当て制御を実施してPレンジ側の限界位置を基準位置として学習する。電源電圧(バッテリ23の電圧)を検出する電圧センサ等の電圧検出手段を設け、バッテリ23からモータ14に供給する電源電圧を監視して、電源電圧が所定値以上変動している状態が検出されたときに、電源電圧が安定するまで学習を禁止する。これにより、常に電源電圧が安定した状態で基準位置等の学習を行うことができ、基準位置等の学習精度を向上できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、運転者のレンジ切換操作に応じてモータでレンジ切換機構を駆動して自動変速機のシフトレンジを切り換えるレンジ切換制御装置に関する発明である。
近年の車両は、電子制御化が進み、特許文献1(特開2004−308752号公報)、特許文献2(特開2004−23932号公報)に示すように、運転者のレンジ切換操作(シフトレバーの操作)をスイッチ等で検出して、その検出信号に基づいてモータを駆動制御してレンジ切換機構のシフトレンジを目標のレンジに切り換える、いわゆるシフトバイワイヤ方式のレンジ切換制御システムが開発されている。
このものは、モータの回転軸に減速機構を介して出力軸を連結し、この出力軸によってレンジ切換機構を駆動して自動変速機のシフトレンジを切り換えるようにしている。この場合、モータには、回転位置を検出するエンコーダを搭載し、レンジ切換時には、このエンコーダの出力パルスのカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に基づいてモータを目標のレンジに相当する目標回転位置(目標カウント値)まで回転させることで、レンジ切換機構を目標のレンジに切り換えるようにしている。
しかし、この種のエンコーダ付きのモータは、起動後のエンコーダカウント値に基づいてロータの起動位置からの回転量(回転角度)を検出できるだけであるので、電源投入後に、何等かの方法で、ロータの絶対的な回転位置を検出して、ロータの回転位置と通電相との対応関係をとらないと、モータを正常に駆動することができない。
そこで、特許文献1では、電源投入後に、モータをレンジ切換機構のディテント機構で規制された可動範囲のPレンジ側の限界位置に突き当たるまで回転させる突き当て制御を実施してPレンジ側の限界位置を基準位置として学習するようにしている。
また、モータの回転量(回転角度)は、減速機構等の回転伝達系を介してレンジ切換機構の操作量に変換されるが、回転伝達系を構成する部品間には、遊び(ガタ)が存在する。例えば、減速機構の歯車間に遊び(バックラッシ)があり、また、減速機構の回転軸の先端部に形成した断面非円形(角形、Dカット形状等)の連結部を出力軸の嵌合穴に嵌め込んで連結する構成では、両者の嵌め込み作業を容易にするためのクリアランスが必要となる。このように、モータの回転量(回転角度)を制御対象の操作量に変換する回転伝達系には、遊び(ガタ)が存在するため、エンコーダカウント値に基づいてモータの回転量を正確に制御しても、レンジ切換機構の操作量には回転伝達系の遊び(ガタ)分の誤差が生じてしまい、レンジ切換機構の操作量を精度良く制御することができない。
そこで、特許文献2では、電源投入後に、レンジ切換機構のディテント機構で規制された可動範囲の両側の限界位置をそれぞれ突き当て制御により学習してレンジ切換機構の可動範囲の実測値(両側の限界位置間のエンコーダカウント値)を算出し、この可動範囲の実測値と設計値との差分を回転伝達系の遊び量として学習し、その後、目標レンジに相当する目標回転位置(目標カウント値)を設定する際に、Pレンジ側の限界位置の学習値を基準にして回転伝達系の遊び量の学習値を考慮して目標回転位置を設定するようにしている。
特開2004−308752号公報 特開2004−23932号公報
ところで、上記特許文献1,2では、レンジ切換機構のディテント機構で規制された可動範囲の限界位置を突き当て制御により学習するようにしているが、学習期間中にスタータ等の消費電流の大きい電気負荷に通電されると、学習期間中にモータの電源電圧が変動してモータのトルクが変動してしまう。このような状態でディテント機構で規制された可動範囲の限界位置を学習する突き当て制御を実行すると、モータのトルクが加わるディテント機構の部品の撓み量が変動したり、限界位置のストッパ側壁への係合部品の乗り上げ量が変動し、その結果、学習値が変動して学習精度が低下するという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、モータで駆動するレンジ切換機構の可動範囲の限界位置又は回転伝達系の遊び量を精度良く学習できるレンジ切換制御装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、自動変速機のシフトレンジを切り換えるレンジ切換機構と、前記レンジ切換機構を駆動するモータと、運転者のレンジ切換操作に応じて前記モータを駆動制御して前記レンジ切換機構のレンジ切換動作を制御する制御手段と、所定の学習実行条件が成立しているときに前記モータを前記レンジ切換機構の可動範囲の限界位置に突き当たるまで回転させて該モータの基準位置又は該モータの回転伝達系の遊び量を学習する学習手段とを備えたレンジ切換制御装置において、前記学習手段は、前記モータに供給する電源電圧を監視する手段と、電源電圧が所定値以上変動している状態が検出されたときに電源電圧が安定するまで学習を禁止する手段とを備えた構成としたものである。この構成では、電源電圧が所定値以上変動している状態が検出されたときに電源電圧が安定するまで学習が禁止されるため、常に電源電圧が安定した状態で限界位置等の学習を行うことができ、基準位置等の学習精度を向上できる。
この場合、請求項2のように、電源電圧が所定値以下に低下している状態が検出されたときに電源電圧が所定値以上に上昇するまで学習を禁止するようにしても良い。このようにすれば、学習期間中にスタータ等の消費電流の大きい電気負荷に通電されて電源電圧が大きく低下するときには、電源電圧が元の状態に戻るまで学習を延期することができる。
また、請求項3のように、電源から電気負荷に流れる電流を監視して、電源から所定値以上の大電流が流れる状態が検出されたときに当該大電流が流れる状態が終わるまで学習を禁止するようにしても良い。このようにしても、上記請求項2と同様の効果を得ることができる。
また、請求項4のように、エンジン始動用のスタータのオン/オフを監視して、スタータのオンが検出されたときに当該スタータがオフされるまで学習を禁止するようにしても良い。このようにしても、上記請求項2と同様の効果を得ることができる。
また、請求項5のように、運転者によるエンジン始動操作の有無を監視して、エンジン始動操作が検出されたときに所定時間が経過するまで学習を禁止するようにしても良い。ここで、所定時間は、スタータに連続して通電可能な最大時間又はそれ以上の時間に設定すれば良い。このようにしても、学習期間中にエンジン始動操作によりスタータがオンされたときには、少なくともスタータがオフされるまで学習を延期することができる。
また、請求項6のように、エンジン回転速度を監視して、エンジン回転速度が所定値以上変動している状態が検出されたときにエンジン回転速度が所定範囲内に安定するまで学習を禁止するようにしても良い。このようにすれば、例えば、学習期間中にスタータがオンされてエンジン回転速度が大きく上昇したときには、エンジン回転速度が始動完了判定値を越えてスタータがオフされてエンジン回転速度が安定するまで学習を延期することができる。
図1は本発明の実施例1の自動変速機の制御システム全体の構成を概略的に示す図である。 図2は実施例1のレンジ切換機構を示す斜視図である。 図3は実施例1の学習許可/禁止判定プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図4は実施例1の学習許可/禁止判定プログラムの実行例を説明するタイムチャートである。 図5は実施例2の学習許可/禁止判定プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図6は実施例3の学習許可/禁止判定プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図7は実施例4の学習許可/禁止判定プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図8は実施例5の学習許可/禁止判定プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図9は実施例6の学習許可/禁止判定プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した6つの実施例1〜6を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図4に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてシステム全体の概略構成を説明する。
エンジン11の出力軸(クランク軸)には自動変速機12の入力軸が連結されている。この自動変速機12内部の構成は図示しないが、エンジン11の出力軸によって回転駆動されるトルクコンバータと、このトルクコンバータの出力軸(タービン軸)に連結された変速歯車機構と、この変速歯車機構を構成する複数の歯車の中から動力を伝達する歯車の組み合わせ(変速比)を切り換える摩擦係合装置と、この摩擦係合装置の動作状態を油圧で切り換える油圧制御回路等が自動変速機12内に設けられている。また、油圧制御回路には、摩擦係合装置を構成するクラッチ、ブレーキ等の各摩擦係合要素に供給する油圧を制御する油圧制御弁13と、シフトレバーのシフト操作に連動してモータ14によって切り換えられるレンジ切換機構15(図2参照)のスプール弁16が設けられている。このスプール弁16は、シフトレバーのシフト操作に連動して切り換えられるいわゆるマニュアルバルブとして機能する。
自動変速機12の変速動作を制御する変速制御ECU17は、摩擦係合装置に供給する油圧を油圧センサ18で検出して、その検出油圧と車速センサ19の出力信号等に基づいて油圧制御回路の各油圧制御弁13の開閉動作を制御して各摩擦係合要素に供給する油圧を制御することで変速段を目標変速段に切り換える。
一方、レンジ切換ECU20は、シフトレバーの操作位置を検出するシフトレンジ検出装置21の出力信号に基づいてモータ14を駆動制御することで、運転者のレンジ切換操作に応じてレンジ切換機構15のスプール弁16の切換動作を制御する。このレンジ切換ECU20と、変速制御ECU17と、エンジン11の運転状態を制御するエンジンECU22と、表示装置41の表示を制御するメータECU42は、車両に搭載されたバッテリ23(電源)から電源ライン47を介して電力が供給される。また、通信ライン24を通じて、各ECU20,17,22,42は、スロットル開度、点火時期など、必要な情報を相互に送受信する。エンジンECU22には、エンジン11の運転状態を検出する各種センサ(例えばエンジン回転速度を検出するクランク角センサ48等)が接続されている。
エンジン11には、始動時にクランク軸を回転駆動(クランキング)するスタータ43が設けられ、運転者がイグニッションキースイッチ44をON位置(IG位置)からSTART位置に操作すると、エンジンECU22によってスタータリレー45がオンされてバッテリ23からスタータ43に通電され、スタータ43が回転してエンジン11がクランキングされて始動され、その後、運転者がイグニッションキースイッチ44をSTART位置からON位置に戻すと、スタータリレー45がオフされ、スタータ43への通電が停止される。この際、バッテリ23の過放電防止の観点から、スタータ43に連続して通電可能な最大時間が制限されており、スタータ43の連続通電時間が予め設定された最大時間に達した場合は、その時点で、スタータリレー45がオフされて、スタータ43への通電が停止される。
尚、イグニッションキースイッチ44に代えて、始動操作用のスタートスイッチを設けた構成としても良い。この場合は、運転者がスタートスイッチをプッシュ操作すると、スタータ43に通電されてエンジン11が始動され、エンジン回転速度が始動完了判定値を越えた時点で、自動的にスタータリレー45がオフされて、スタータ43への通電が停止される。
次に、図2に基づいてレンジ切換機構15の構成を説明する。
レンジ切換機構15は、自動変速機12のシフトレンジを、例えばパーキングレンジ(P)、リバースレンジ(R)、ニュートラルレンジ(N)、ドライブレンジ(D)に切り換えるためのものである。このレンジ切換機構15の駆動源となるモータ14は、例えばスイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)等の同期モータにより構成され、減速機構(図示せず)を内蔵し、この減速機構の回転軸に嵌合連結された出力軸25の回転位置を検出する出力軸センサ46が設けられ、この出力軸センサ46の出力信号に基づいてシフトレンジが検出される。
このモータ14の出力軸25には、自動変速機12の油圧制御回路のスプール弁16を切り換えるためのディテントレバー28が固定されている。このディテントレバー28にはL字形のパーキングロッド29が固定され、このパーキングロッド29の先端部に設けられた円錐体30がロックレバー31に当接している。このロックレバー31は、円錐体30の位置に応じて軸32を中心にして上下動してパーキングギヤ33をロック/ロック解除するようになっている。このパーキングギヤ33は、自動変速機12の出力軸に設けられ、このパーキングギヤ33がロックレバー31によってロックされると、車両の駆動輪が回り止めされた状態(パーキング状態)に保持される。
また、ディテントレバー28には、スプール弁16のスプール34が連結され、モータ14の出力軸25によってディテントレバー28を回動させることで、スプール弁16の操作量(スプール34の操作位置)を切り換えて、自動変速機12のシフトレンジを、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ等のいずれかに切り換える。ディテントレバー28には、スプール弁16のスプール34を上記各レンジに対応する位置に保持するための複数の凹部35が形成されている。
一方、ディテントレバー28を各レンジに対応する位置に保持するためのディテントバネ36がスプール弁16に固定され、このディテントバネ36の先端に設けられた係合部37がディテントレバー28の目標レンジの凹部35に嵌まり込むことで、ディテントレバー28が目標レンジの回転角で保持されて、スプール弁16のスプール34の位置が目標レンジの位置で保持されるようになっている。これらディテントレバー28とディテントバネ36とからスプール弁16の操作量(スプール34の操作位置)を各レンジの位置に係合保持するためのディテント機構38(節度機構)が構成されている。
Pレンジでは、パーキングロッド29がロックレバー31に接近する方向に移動して、円錐体30の太い部分がロックレバー31を押し上げてロックレバー31の凸部31aがパーキングギヤ33に嵌まり込んでパーキングギヤ33をロックした状態となり、それによって、自動変速機12の出力軸(駆動輪)がロックされた状態(パーキング状態)に保持される。
一方、Pレンジ以外のレンジでは、パーキングロッド29がロックレバー31から離れる方向に移動して、円錐体30の太い部分がロックレバー31から抜け出てロックレバー31が下降し、それによって、ロックレバー31の凸部31aがパーキングギヤ33から外れてパーキングギヤ33のロックが解除され、自動変速機12の出力軸が回転可能な状態(走行可能な状態)に保持される。
モータ14には、回転位置を検出するエンコーダ(図示せず)が設けられている。レンジ切換ECU20は、特許請求の範囲でいう制御手段として機能し、レンジ切換時にエンコーダの出力パルスのカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に基づいてモータ14を目標のレンジに相当する目標回転位置(目標カウント値)まで回転させることで、レンジ切換機構15を目標のレンジに切り換える。
この構成では、起動後のエンコーダカウント値に基づいてロータの起動位置からの回転量(回転角度)を検出できるだけであるので、電源投入後に、何等かの方法で、ロータの絶対的な回転位置を検出して、ロータの回転位置と通電相との対応関係をとらないと、モータ14を正常に駆動することができない。
そこで、本実施例1では、レンジ切換ECU20は、特許請求の範囲でいう学習手段として機能し、電源投入後に、所定の学習実行条件が成立しているときに、モータ14をレンジ切換機構15のディテント機構38で規制された可動範囲のPレンジ側の限界位置に突き当たるまで回転させる突き当て制御を実施してPレンジ側の限界位置を基準位置として学習するようにしている。
また、モータ14の回転伝達系の遊び量を次のようにして学習するようにしても良い。例えば、電源投入後に、最初に目標レンジがPレンジになったときに、モータ14をレンジ切換機構15の可動範囲のPレンジ側の限界位置(基準位置)に突き当たるまで回転させるPレンジ側突き当て制御を実施してPレンジ側の限界位置を学習し、更に、最初に目標レンジがDレンジになったときに、モータ14をレンジ切換機構15の可動範囲のDレンジ側の限界位置に突き当たるまで回転させるDレンジ側突き当て制御を実施してDレンジ側の限界位置を学習し、Pレンジ側の限界位置の学習値とDレンジ側の限界位置の学習値とに基づいてレンジ切換機構15の可動範囲の実測値を算出して、この可動範囲の実測値と設計値との差分を回転伝達系の遊び量として学習し、その後、目標レンジに相当する目標回転位置(目標カウント値)を設定する際に、Pレンジ側の限界位置(基準位置)の学習値を基準にして回転伝達系の遊び量の学習値を考慮して目標回転位置を設定する。
このようにしてレンジ切換機構15の可動範囲のPレンジ側の限界位置(基準位置)や回転伝達系の遊び量を突き当て制御により学習する際に、スタータ43等の消費電流の大きい電気負荷に通電されると、モータ14の電源電圧が大きく変動してモータ14のトルクが大きく変動してしまい、モータ14のトルクが加わるディテント機構38のディテントバネ36等の部品の撓み量が変動したり、限界位置のストッパ側壁への係合部37の乗り上げ量が変動し、その結果、学習値が変動して学習精度が低下してしまう。
そこで、本実施例1では、電源電圧(バッテリ23の電圧)を検出する電圧センサ等の電圧検出手段を設け、レンジ切換ECU20は、図3の学習許可/禁止判定プログラムを実行することで、バッテリ23からモータ14に供給する電源電圧を監視して、学習期間中に電源電圧が所定値以上変動している状態が検出されたときに、電源電圧が安定するまで学習を禁止するようにしている。
図3の学習許可/禁止判定プログラムは、レンジ切換ECU20によって電源投入期間中に所定の演算周期で繰り返し実行される。本プログラムが起動されると、まず、ステップ101で、電圧センサ等の電圧検出手段により電源電圧を検出し、次のステップ102で、電源電圧の変動量(単位時間当たりの電圧変動量)が所定値以内であるか否かで電源電圧が安定しているか否かを判定し、電源電圧の変動量が所定値を越えていれば、電源電圧が安定していないと判断して、ステップ105に進み、学習許可フラグをOFFにセットして、学習を禁止する。
一方、上記ステップ102で、電源電圧の変動量が所定値以内であると判定されれば、ステップ103に進み、他の学習実行条件が成立しているか否か(例えば学習完了前であるか否か、モータ制御系が正常であるか否か、目標レンジが突き当て制御の所定レンジであるか否か等)を判定して、他の学習実行条件が成立していなければ、ステップ105に進み、学習許可フラグをOFFにセットして、学習を禁止する。
上記ステップ103で、他の学習実行条件が成立していると判定されれば、ステップ104に進み、学習許可フラグをONにセットして、学習を許可する。
基準位置や回転伝達系の遊び量を学習する期間中も、所定周期で図3の学習許可/禁止判定プログラムでセットされた学習許可フラグを読み込み、学習許可フラグがOFF(学習禁止)にセットされた時点で、直ちに学習を中止して電源電圧が安定するまで学習を延期する。
以上説明した本実施例1の制御例を図4のタイムチャートを用いて説明する。
図4の例では、時刻t1 で、運転者がイグニッションキースイッチ44をOFF位置からON位置に操作して、システムに電源が投入される。その後、時刻t2 で、学習許可フラグがOFF(学習禁止)からON(学習許可)に切り換えられて、基準位置の学習処理が開始されるが、その学習処理の実行中に、時刻t3 で、運転者がイグニッションキースイッチ44をON位置からSTART位置に操作すると、スタータ43に通電されてエンジン11のクランキングが開始される。スタータ43によるエンジン11のクランキング中は、スタータ43の消費電力によって電源電圧の変動量が所定値を越えるため、学習許可フラグがOFF(学習禁止)に切り換えられ、基準位置の学習処理が中止される。
その後、時刻t4 で、運転者が始動完了と判断して、イグニッションキースイッチ44をSTART位置からON位置に戻すと、スタータ43への通電が停止される。その後、電源電圧の変動量が所定値以内になって電源電圧が安定し、且つ、他の学習実行条件が成立した時点t5 で、学習許可フラグがON(学習許可)に切り換えられ、基準位置の学習処理が実行される。基準位置の学習処理が完了した時点t6 で、学習許可フラグがOFF(学習禁止)に切り換えられる。
以上説明した本実施例1によれば、電源電圧が所定値以上変動している状態が検出されたときに電源電圧が安定するまで学習が禁止されるため、常に電源電圧が安定した状態で基準位置等の学習を行うことができ、基準位置等の学習精度を向上できる。
本発明の実施例2では、図5の学習許可/禁止判定プログラムを実行することで、電源電圧が所定値以下に低下している状態が検出されたときに電源電圧が所定値以上に上昇するまで学習を禁止するようにしている。その他の構成は、上記実施例1と同じである。
図5の学習許可/禁止判定プログラムは、上記実施例1で説明した図3の学習許可/禁止判定プログラムのステップ102の処理をステップ102aの処理に変更しただけであり、他のステップの処理は同じである。
図5の学習許可/禁止判定プログラムのステップ102aでは、電源電圧が所定値より高いか否かを判定し、電源電圧が所定値以下に低下していると判定されれば、ステップ105に進み、学習許可フラグをOFFにセットして、学習を禁止する。
一方、ステップ102aで、電源電圧が所定値より高いと判定され、次のステップ103で、他の学習実行条件が成立していると判定されれば、ステップ104に進み、学習許可フラグをONにセットして、学習を許可する。
これにより、学習期間中にスタータ45等の消費電流の大きい電気負荷に通電されて電源電圧が大きく低下するときには、電源電圧が元の状態に戻るまで学習を延期することができる。
尚、上記ステップ102aの判定処理で用いる所定値(判定しきい値)にヒステリシスを持たせるようにしても良い。
上記実施例1,2では、電源電圧(バッテリ23の電圧)を検出するようにしたが、電源(バッテリ23)からスタータ43等の電気負荷に流れる電流が大きくなるほど、電源電圧の低下量が大きくなることを考慮して、本発明の実施例3では、バッテリ23からスタータ43等の電気負荷に流れる電流を検出する電流センサ等の電流検出手段を設け、図6の学習許可/禁止判定プログラムを実行することで、バッテリ23からスタータ43等の電気負荷に流れる電流を監視して、バッテリ23から所定値以上の大電流が流れる状態が検出されたときに、電源電圧が所定電圧以下に低下していると判断して、当該大電流が流れる状態が終わるまで学習を禁止するようにしている。その他の構成は、前記実施例1と同じである。
図6の学習許可/禁止判定プログラムは、前記実施例1で説明した図3の学習許可/禁止判定プログラムのステップ101と102の処理をステップ101aと102bの処理に変更しただけであり、他のステップの処理は同じである。
図6の学習許可/禁止判定プログラムが起動されると、まずステップ101aで、電源(バッテリ23)からスタータ43等の電気負荷に流れる電流を電流センサ等の電流検出手段により検出し、次のステップ102bで、電源から流れる電流が所定値より小さいか否かを判定し、当該電流が所定値以上と判定されれば、電源電圧が所定電圧以下に低下していると判断して、ステップ105に進み、学習許可フラグをOFFにセットして、学習を禁止する。
一方、上記ステップ102bで、電源から流れる電流が所定値より小さいと判定されれば、電源電圧が所定電圧より高いと判断し、次のステップ103で、他の学習実行条件が成立していると判定されれば、ステップ104に進み、学習許可フラグをONにセットして、学習を許可する。
これにより、学習期間中に電源からスタータ45等の電気負荷に所定値以上の大電流が流れて電源電圧が大きく低下するときには、当該大電流が流れる状態が終わって電源電圧が元の状態に戻るまで学習を延期することができる。
尚、上記ステップ102bの判定処理で用いる所定値(判定しきい値)にヒステリシスを持たせるようにしても良い。
本発明の実施例4では、スタータ43がオンされてエンジン11がクランキングされている期間にスタータ43の消費電流によって電源電圧が大きく低下することを考慮して、図7の学習許可/禁止判定プログラムを実行することで、スタータ43のオン/オフを監視して、スタータ43のオンが検出されたときに、電源電圧が所定値以下に低下していると判断して、当該スタータ43がオフされるまで学習を禁止するようにしている。その他の構成は、前記実施例1と同じである。
図7の学習許可/禁止判定プログラムは、前記実施例1で説明した図3の学習許可/禁止判定プログラムのステップ101の処理を省略して、ステップ102の処理をステップ102cの処理に変更しただけであり、他のステップの処理は同じである。
図7の学習許可/禁止判定プログラムが起動されると、まずステップ102cで、スタータ43がオフか否か(スタータリレー45がオフか否か)を判定し、スタータ43がオンと判定されれば、スタータ43の消費電流によって電源電圧が所定値以下に低下していると判断して、ステップ105に進み、学習許可フラグをOFFにセットして、学習を禁止する。
一方、上記ステップ102cで、スタータ43がオフと判定されれば、電源電圧が所定値より高いと判断し、次のステップ103で、他の学習実行条件が成立していると判定されれば、ステップ104に進み、学習許可フラグをONにセットして、学習を許可する。これにより、学習期間中にスタータ45がオンされて電源電圧が大きく低下するときには、当該スタータ43がオフされて電源電圧が元の状態に戻るまで学習を延期することができる。
一般に、バッテリ23の過放電防止の観点から、スタータ43に連続して通電可能な最大時間が制限されているため、運転者のエンジン始動操作によりスタータ43への通電が開始されてからその通電が停止されるまでの時間は、スタータ43に連続して通電可能な最大時間を越えることはない。
この点に着目して、本発明の実施例5では、図8の学習許可/禁止判定プログラムを実行することで、運転者によるエンジン始動操作(イグニッションキースイッチ44、スタートスイッチ等の始動操作スイッチの操作)の有無を監視して、エンジン始動操作が検出されたときに所定時間が経過するまで学習を禁止するようにしている。その他の構成は、前記実施例1と同じである。
図8の学習許可/禁止判定プログラムは、前記実施例1で説明した図3の学習許可/禁止判定プログラムのステップ101と102の処理をステップ101bと102dの処理に変更しただけであり、他のステップの処理は同じである。
図8の学習許可/禁止判定プログラムが起動されると、まずステップ101bで、運転者がエンジン始動操作(イグニッションキースイッチ44、スタートスイッチ等の始動操作スイッチの操作)を行ったか否かを判定して、エンジン始動操作が行われていなければ、ステップ103に進み、他の学習実行条件が成立していると判定されれば、ステップ104に進み、学習許可フラグをONにセットして、学習を許可する。
一方、上記ステップ101bで、エンジン始動操作が行われた判定されれば、ステップ102dに進み、エンジン始動操作から所定時間が経過したか否かを判定する。ここで、所定時間は、スタータ43に連続して通電可能な最大時間又はそれ以上の時間に設定されている。
このステップ102dで、エンジン始動操作から所定時間が経過していないと判定されれば、スタータ43がオンされている可能性があると判断して、ステップ105に進み、学習許可フラグをOFFにセットして、学習を禁止する。
これに対し、上記ステップ102dで、エンジン始動操作から所定時間が経過していると判定されれば、スタータ43がオフされていると判断し、次のステップ103で、他の学習実行条件が成立していると判定されれば、ステップ104に進み、学習許可フラグをONにセットして、学習を許可する。
以上説明した本実施例5でも、前記実施例4と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施例6では、スタータ43によるエンジン11のクランキング中にエンジン回転速度の変動量が大きくなることを考慮して、図9の学習許可/禁止判定プログラムを実行することで、エンジン回転速度を監視して、エンジン回転速度が所定値以上変動している状態が検出されたときにエンジン回転速度が所定範囲内に安定するまで学習を禁止するようにしている。その他の構成は、前記実施例1と同じである。
図9の学習許可/禁止判定プログラムは、前記実施例1で説明した図3の学習許可/禁止判定プログラムのステップ101と102の処理をステップ101cと102eの処理に変更しただけであり、他のステップの処理は同じである。
図9の学習許可/禁止判定プログラムが起動されると、まずステップ101cで、クランク角センサ48の出力パルス間隔に基づいてエンジン回転速度を検出し、次のステップ102eで、エンジン回転速度の変動量(単位時間当たりの回転変動量)が所定値以内であるか否かで電源電圧が安定しているか否かを判定し、エンジン回転速度の変動量が所定値を越えていれば、電源電圧が安定していないと判断して、ステップ105に進み、学習許可フラグをOFFにセットして、学習を禁止する。
一方、上記ステップ102eで、エンジン回転速度の変動量が所定値以内であると判定されれば、電源電圧が安定していると判断して、次のステップ103で、他の学習実行条件が成立していると判定されれば、ステップ104に進み、学習許可フラグをONにセットして、学習を許可する。
以上説明した本実施例6でも、前記実施例4と同様の効果を得ることができる。
11…エンジン、12…自動変速機、13…油圧制御弁、14…モータ、15…レンジ切換機構、16…スプール弁、17…変速制御ECU、20…レンジ切換ECU(制御手段,学習手段)、21…シフトレンジ検出装置、22…エンジンECU、23…バッテリ(電源)、28…ディテントレバー、29…パーキングロッド、31…ロックレバー、33…パーキングギヤ、35…凹部、36…ディテントバネ、37…係合部、38…ディテント機構、43…スタータ、44…イグニッションキースイッチ(始動操作スイッチ)、45…スタータリレー

Claims (6)

  1. 自動変速機のシフトレンジを切り換えるレンジ切換機構と、
    前記レンジ切換機構を駆動するモータと、
    運転者のレンジ切換操作に応じて前記モータを駆動制御して前記レンジ切換機構のレンジ切換動作を制御する制御手段と、
    所定の学習実行条件が成立しているときに前記モータを前記レンジ切換機構の可動範囲の限界位置に突き当たるまで回転させて該モータの基準位置又は該モータの回転伝達系の遊び量を学習する学習手段とを備えたレンジ切換制御装置において、
    前記学習手段は、前記モータに供給する電源電圧を監視する手段と、電源電圧が所定値以上変動している状態が検出されたときに電源電圧が安定するまで学習を禁止する手段とを備えていることを特徴とするレンジ切換制御装置。
  2. 前記学習手段は、電源電圧が所定値以下に低下している状態が検出されたときに電源電圧が所定値以上に上昇するまで学習を禁止することを特徴とする請求項1に記載のレンジ切換制御装置。
  3. 自動変速機のシフトレンジを切り換えるレンジ切換機構と、
    前記レンジ切換機構を駆動するモータと、
    運転者のレンジ切換操作に応じて前記モータを駆動制御して前記レンジ切換機構のレンジ切換動作を制御する制御手段と、
    所定の学習実行条件が成立しているときに前記モータを前記レンジ切換機構の可動範囲の限界位置に突き当たるまで回転させて該モータの基準位置又は該モータの回転伝達系の遊び量を学習する学習手段とを備えたレンジ切換制御装置において、
    前記学習手段は、電源から電気負荷に流れる電流を監視する手段と、電源から所定値以上の大電流が流れる状態が検出されたときに当該大電流が流れる状態が終わるまで学習を禁止する手段とを備えていることを特徴とするレンジ切換制御装置。
  4. 自動変速機のシフトレンジを切り換えるレンジ切換機構と、
    前記レンジ切換機構を駆動するモータと、
    運転者のレンジ切換操作に応じて前記モータを駆動制御して前記レンジ切換機構のレンジ切換動作を制御する制御手段と、
    所定の学習実行条件が成立しているときに前記モータを前記レンジ切換機構の可動範囲の限界位置に突き当たるまで回転させて該モータの基準位置又は該モータの回転伝達系の遊び量を学習する学習手段とを備えたレンジ切換制御装置において、
    前記学習手段は、エンジン始動用のスタータのオン/オフを監視する手段と、前記スタータのオンが検出されたときに当該スタータがオフされるまで学習を禁止する手段とを備えていることを特徴とするレンジ切換制御装置。
  5. 自動変速機のシフトレンジを切り換えるレンジ切換機構と、
    前記レンジ切換機構を駆動するモータと、
    運転者のレンジ切換操作に応じて前記モータを駆動制御して前記レンジ切換機構のレンジ切換動作を制御する制御手段と、
    所定の学習実行条件が成立しているときに前記モータを前記レンジ切換機構の可動範囲の限界位置に突き当たるまで回転させて該モータの基準位置又は該モータの回転伝達系の遊び量を学習する学習手段とを備えたレンジ切換制御装置において、
    前記学習手段は、運転者によるエンジン始動操作の有無を監視する手段と、前記学習期間中にエンジン始動操作が検出されたときに所定時間が経過するまで学習を禁止する手段とを備えていることを特徴とするレンジ切換制御装置。
  6. 自動変速機のシフトレンジを切り換えるレンジ切換機構と、
    前記レンジ切換機構を駆動するモータと、
    運転者のレンジ切換操作に応じて前記モータを駆動制御して前記レンジ切換機構のレンジ切換動作を制御する制御手段と、
    所定の学習実行条件が成立しているときに前記モータを前記レンジ切換機構の可動範囲の限界位置に突き当たるまで回転させて該モータの基準位置又は該モータの回転伝達系の遊び量を学習する学習手段とを備えたレンジ切換制御装置において、
    前記学習手段は、エンジン回転速度を監視する手段と、エンジン回転速度が所定値以上変動している状態が検出されたときにエンジン回転速度が所定範囲内に安定するまで学習を禁止する手段とを備えていることを特徴とするレンジ切換制御装置。
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