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JP2011231682A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置 Download PDF

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JP2011231682A JP2010102398A JP2010102398A JP2011231682A JP 2011231682 A JP2011231682 A JP 2011231682A JP 2010102398 A JP2010102398 A JP 2010102398A JP 2010102398 A JP2010102398 A JP 2010102398A JP 2011231682 A JP2011231682 A JP 2011231682A
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Yasushi Iwasaki
靖志 岩崎
Hiroshi Miyamoto
寛史 宮本
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Toyota Motor Corp
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】アルコール含有燃料を使用した内燃機関において、排気ガスセンサに非対称異常が発生した場合であっても、エミッション特性の悪化を抑制する。
【解決手段】排気ガスの空燃比をリッチからリーンへ変化させた場合のA/Fセンサ12の出力特性とリーンからリッチへ変化させた場合のそれとの非対称度を算出する手段と、アルコール濃度を検出する手段と、Oセンサ14の出力値Vrと理論空燃比に対応する基準値Vrefrとの出力偏差の積算値ΔVfに基づいて燃料噴射量に反映させる補正量Krを学習する手段と、補正量Krを所定のガード幅で制限する手段と、アルコール濃度および非対称度に応じた補正量Krの変化に対応して、ガード幅を可変に設定する手段と、を備える。好ましくは、アルコール濃度および非対称度に応じた補正量Krの変化に対応して、補正量Krの更新速度を可変に設定する手段を更に備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に係り、特に、アルコールを含む燃料を使用可能な内燃機関の制御装置に関する。
空燃比センサに発生する異常の一形態として非対称異常が知られている。非対称異常とは、空燃比センサの出力特性がリーンからリッチへ変化するときとリッチからリーンへ変化するときとで非対称となる異常である。図8は、空燃比センサの非対称異常を説明するための図である。尚、この図中(A)は正常な空燃比センサの出力特性を、図中(B)は、非対称異常が発生した場合の出力特性を、それぞれ示している。この図中(A)に示すとおり、正常な空燃比センサでは、空燃比が理論空燃比(ストイキ)を跨いでリッチからリーンへ変化したときの出力特性と反対にリーンからリッチへ変化した場合の出力特性とが対照になっている。一方、図中(B)に示すとおり、非対称異常が発生している空燃比センサでは、リッチからリーンへ変化したときの出力特性が、リーンからリッチへ変化したときの出力特性と異なる特性になっている。このような非対称異常が発生すると、空燃比の定常ズレが発生するため、エミッション特性が悪化してしまう。
上記のような空燃比センサの非対称異常に関連する技術として、特開2009−299545号公報に開示されたものが知られている。この従来技術では、より具体的には、燃料リッチ状態から燃料リーン状態への変化した場合に、噴射した燃料量と吸気量とに基づいて推定した燃料リーン状態への変化値と空燃比センサからの信号により判定する燃料リーン状態への変化値との差分を算出し、また、逆に燃料リーン状態から燃料リッチ状態への変化した場合に、噴射した燃料量と吸気量とに基づいて推定した燃料リッチ状態への変化値と空燃比センサからの信号により判定する燃料リッチ状態への変化値との差分を算出する。そして、各処理において算出される差分の絶対値の差分が異常判定しきい値以上の場合に、空燃比センサが非対称異常であることを判定する。
特開2009−299545号公報 特開2000−54895号公報 特開2009−74388号公報
ところで、内燃機関の空燃比制御では、触媒上流に配置された空燃比センサの出力値に基づくフィードバック制御(いわゆるメインフィードバック制御)と、触媒下流に配置された酸素センサの出力値に基づくフィードバック制御(いわゆるサブフィードバック制御)とが行われている。サブフィードバック制御では、酸素センサの出力値と理論空燃比に対応する基準値との出力偏差が求められ、そのPID制御(或いはPI制御)によって算出されたフィードバック値が燃料噴射量に反映されている。
また、サブフィードバック制御では、PID制御にかかる積分項を平滑化したものを学習値として学習することも行われている。この処理をサブフィードバック学習という。積分項には酸素センサの出力信号の振動が反映されているが、積分項を平滑化することによってその振動成分を減衰させることができ、積分項に含まれる定常成分のみを抽出することができる。この定常成分は、触媒に流入する排気ガスの空燃比の中心値と理論空燃比との定常的なズレに対応している。メインフィードバック制御が行われているのであれば、このズレは空燃比センサの恒常的な信号誤差に対応する。したがって、上記の定常成分を学習値として記憶しておくことで、サブフィードバック制御の開始直後でも、また、サブフィードバック制御が停止している場合でも、空燃比センサの恒常的な信号誤差を補償して触媒に流入する排気ガスの空燃比を理論空燃比に近づけることが可能になる。
したがって、上記サブフィードバック学習を行うことによって、空燃比センサに非対称異常が発生した場合であってもエミッションの悪化を抑制することができる。しかしながら、学習値には誤補正を防止する目的で所定のガードが設定されている。このため、非対称異常の度合が大きい場合においては、学習値がかかるガード幅に制限されてしまうことが想定される。特に、使用燃料がアルコール燃料を含む場合においては、水素の排出量が増大するため、空燃比の定常ズレがより大きなものとなる。このため、上記従来の技術では、学習値が所定のガード幅で制限されてしまい、所望のサブフィードバック学習を行うことができないおそれがあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、アルコールを含む燃料を使用した内燃機関において、排気ガスセンサに非対称異常が発生した場合であっても、エミッション特性の悪化を抑制することが可能な内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記目的を達成するため、内燃機関の制御装置であって、
アルコールを含む燃料を使用可能な内燃機関の制御装置であって、
排気通路に配置された触媒と、
前記触媒の上流に配置され、該触媒上流の排気ガスの空燃比に応じた出力を発するメイン排気ガスセンサと、
排気ガスの空燃比をリッチからリーンへ変化させた場合の前記メイン排気ガスセンサの出力特性とリーンからリッチへ変化させた場合のそれとの非対称度を算出する非対称度算出手段と、
前記触媒の下流に配置され、該触媒下流の排気ガスの空燃比に応じた出力を発するサブ排気ガスセンサと、
前記サブ排気ガスセンサの出力値と理論空燃比に対応する基準値との出力偏差の積算値に基づいて燃料噴射量に反映させる補正量を学習するサブフィードバック学習手段と、
前記補正量を所定のガード幅で制限するガード手段と、
燃料のアルコール濃度を検出する燃料性状検出手段と、
前記アルコール濃度および前記非対称度に応じた前記補正量の変化に対応して、前記ガード幅を可変に設定するガード幅制御手段と、
を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記非対称度算出手段は、
排気ガスの空燃比を所定のリッチ空燃比からリーン空燃比へ変化させた場合の前記メイン排気ガスセンサの出力応答性の相関値(以下、第1相関値)を検出する手段と、
排気ガスの空燃比を前記リーン空燃比から前記リッチ空燃比へ変化させた場合の前記メイン排気ガスセンサの出力応答性の相関値(以下、第2相関値)を検出する手段と、
前記第1相関値を前記第2相関値で除算した値を前記非対称度として算出する手段と、
を含むことを特徴とする。
第2の発明は、第1または第2の発明において、
前記ガード幅制御手段は、前記アルコール濃度が高いほど前記ガード幅を拡大させることを特徴とする。
第4の発明は、第1乃至第3の何れか1つの発明において、
前記ガード幅制御手段は、前記非対称度が大きいほど前記ガード幅を拡大させることを特徴とする。
第5の発明は、第1乃至第4の何れか1つの発明において、
前記サブフィードバック学習手段は、
前記補正量を所定の更新速度で学習する更新手段と、
前記アルコール濃度および前記非対称度に応じた前記補正量の変化に対応して、前記更新速度を可変に設定する更新速度制御手段と、
を含むことを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、
前記更新速度制御手段は、前記アルコール濃度が高いほど前記更新速度を速めることを特徴とする。
第7の発明は、第5または第6の発明において、
前記更新速度制御手段は、前記非対称度が大きいほど前記更新速度を速めることを特徴とする。
第8の発明は、第5乃至第7の何れか1つの発明において、
前記サブフィードバック学習手段は、前記出力偏差の積算値に所定のゲインを乗算した値を前記補正量として算出する手段を含み、
前記更新速度制御手段は、
前記補正量の増大に対応して前記ゲインを増大させる手段を含むことを特徴とする。
第9の発明は、第5乃至第8の何れか1つの発明において、
前記更新速度制御手段は、
前記補正量の増大に対応して前記補正量の学習間隔を狭める手段を含むことを特徴とする。
メイン排気ガスセンサの出力特性が非対称になると、空燃比の定常ズレが発生する。また、アルコール濃度が高い燃料が使用されると、排出される水素量の増大によって定常ズレが増大する。サブ排気ガスセンサを用いたサブフィードバック学習では、出力偏差の積算値に基づいて学習された補正量を燃料噴射量に反映させることで、これらの空燃比の定常ズレが補正される。第1の発明によれば、燃料のアルコール濃度および出力特性の非対称度に応じた補正量の変化に対応して、該補正量に設けられているガードのガード幅が可変に制御される。このため、本発明によれば、サブフィードバック学習の補正量に不要な制限が科されることを抑制しつつ誤補正を有効に防止することができる。
第2の発明によれば、排気ガスの空燃比を所定のリッチ空燃比からリーン空燃比へ変化させた場合の出力応答性の相関値(第1相関値)と、逆にリーン空燃比からリッチ空燃比へ変化させた場合の出力応答性の相関値(第2相関値)とが検出され、第1相関値を第2相関値で除算した値が非対称度として算出される。このため、本発明によれば、メイン排気ガスセンサの出力特性の非対称度を有効に算出することができる。
第3の発明によれば、燃料のアルコール濃度が高いほど、すなわち空燃比の定常ズレが大きいほど、サブフィードバック学習の補正量のガード幅が拡大される。このため、本発明によれば、誤補正を有効にガードするとともに、アルコール濃度に起因する空燃比の定常ズレに対応する補正量に不要な制限が科されることを有効に抑止することができる。
第4の発明によれば、メイン排気ガスセンサの出力特性の非対称度が大きいほど、すなわち空燃比の定常ズレが大きいほど、サブフィードバック学習の補正量のガード幅が拡大される。このため、本発明によれば、誤補正を有効にガードするとともに、出力特性の非対称度に起因する空燃比の定常ズレに対応する補正量に不要な制限が科されることを有効に抑止することができる。
第5の発明によれば、燃料のアルコール濃度および出力特性の非対称度に応じた補正量の変化に対応して、補正量の更新速度が可変に制御される。このため、本発明によれば、空燃比の定常ズレの大きさに対応して補正量の更新速度を制御することができるので、エミッションの悪化抑制とバラツキ抑制とを両立することができる。
第6の発明によれば、燃料のアルコール濃度が高いほど、すなわちサブフィードバック学習の補正量が大きいほど、補正量の更新速度が早められる。このため、本発明によれば、空燃比の定常ズレが大きい場合には補正の効果を早期に得ることによりエミッションの悪化を逸早く抑止するとともに、空燃比の定常ズレが大きい場合には確実に補正を行いエミッションのバラツキを有効に抑止することができる。
第7の発明によれば、メイン排気ガスセンサの出力特性の非対称度が大きいほど、すなわちサブフィードバック学習の補正量が大きいほど、補正量の更新速度が早められる。このため、本発明によれば、空燃比の定常ズレが大きい場合には補正の効果を早期に得ることによりエミッションの悪化を逸早く抑止するとともに、空燃比の定常ズレが大きい場合には確実に補正を行いエミッションのバラツキを有効に抑止することができる。
第8の発明によれば、補正量に乗算されているゲインを増大させることにより補正量の更新速度を有効に速めることができる。
第9の発明によれば、補正量の学習間隔を狭めることにより補正量の更新速度を有効に速めることができる。
本発明の実施の形態にかかる空燃比制御装置が適用された内燃機関の全体構成を示す図である。 本実施の形態のシステムにおいて実行されるメインフィードバック制御のルーチンを示すフローチャートである。 本実施の形態のシステムにおいて実行されるサブフィードバック制御のルーチンを示すフローチャートである。 サブF/B補正量Krの算出マップである。 非対称度とアルコール濃度とに応じたサブF/B補正量のガード値を規定するマップである。 非対称度とアルコール濃度とに応じたサブF/B補正値のゲインPrを規定するマップである。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンを示すフローチャートである。 空燃比センサの非対称異常を説明するための図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。また、以下の実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
[実施の形態1の構成]
図1は本発明の実施の形態にかかる空燃比制御装置が適用された内燃機関の全体構成を示す図である。尚、この内燃機関はFFV(Flexible Fuel Vehicle)に搭載される内燃機関であり、ガソリンを燃料として運転可能であるとともに、エタノールあるいはメタノールなどのアルコールと、ガソリンとを混合した燃料によっても運転可能なものである。
この図に示すように、エンジン本体2には排気通路4が接続されている。排気通路4には排気ガス中の有害成分(NOx、CO、HC)を浄化するための三元触媒6,8が2段に配置されている。上流側の三元触媒6は排気マニホールドに接近して配置され、下流側の三元触媒8は車両の床下に配置されている。
三元触媒6の上流にはA/Fセンサ(全域空燃比センサ)12が取り付けられ、三元触媒6の下流にはOセンサ(酸素センサ)14が取り付けられている。A/Fセンサ12は空燃比に対してリニアな出力特性を示すセンサである。Oセンサ14はガス中の酸素濃度に応じた信号を出力するセンサであり、空燃比に対し理論空燃比を基準にして出力値が反転する出力特性を有している。具体的には、三元触媒6の下流の排気ガスが理論空燃比に対してリッチである場合にはリッチ出力(例えば0.8V)を発し、また、その排気ガスがリーンである場合にはリーン出力(例えば0.2V)を発する。
また、本実施の形態のシステムは、燃料のアルコール濃度を検出可能な燃料性状センサ16を備えている。燃料性状センサ16としては、例えば、燃料の誘電率、屈折率などを測定することによってアルコール濃度を検出するものを用いることができる。
また、本実施の形態のシステムエンジンには、システム全体の運転を総合制御する制御装置としてECU(Electronic Control Unit)10が設けられている。前述のA/Fセンサ12、Oセンサ14、および燃料性状センサ16は、ECU10に接続されている。ECU10は、A/Fセンサ12及びOセンサ14の出力値に基づき、三元触媒6に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比になるよう燃料噴射量をフィードバック制御している。
(本実施の形態の空燃比制御)
ECU10により実行される空燃比制御は、メインフィードバック制御とサブフィードバック制御とからなる。メインフィードバック制御では、A/Fセンサ12の出力信号と理論空燃比との偏差に基づき、燃料噴射量の計算に反映させるフィードバック値(メインF/B補正量)が算出される。サブフィードバック制御では、Oセンサ14の出力信号と基準信号との偏差に基づき、燃料噴射量の計算に反映させるフィードバック値(サブF/B補正量)が算出される。以下、本実施の形態にかかるフィードバック制御およびサブフィードバック制御の内容について具体的に説明する。
(メインフィードバック制御)
先ず、メインフィードバック制御の内容について具体的に説明する。図2は、本実施の形態のシステムにおいて実行されるメインフィードバック制御のルーチンを示すフローチャートである。尚、この図に示すルーチンは、例えば、一定のクランク毎などの所定の処理サイクル毎に周期的に実行されるものである。
図2に示すルーチンでは、先ず、燃焼室内混合気の空燃比をストイキとするような基本の噴射量Qbが算出される(ステップ100)。次に、A/Fセンサ12の出力Vfが検出される(ステップ102)。次に、上記ステップ102において検出された出力Vfと、理論空燃比(ストイキ)に対応するセンサ出力Vreffとの出力差ΔVf(=Vf−Vreff)が算出される(ステップ104)。
次に、算出された出力差ΔVfに所定のゲインPfを乗算することにより、メインF/B補正量Kf(=Pf×ΔVf)が算出される(ステップ106)。次に、上記ステップ100において算出された基本噴射量Qb、上記ステップ106において算出されたメインF/B補正量Kf、および後述するサブフィードバック制御において算出されたサブF/B補正量Krを次式(1)に代入することにより、最終燃料噴射量Qfnlが算出される(ステップ108)。
Qfnl=Kf×Qb+Kr ・・・(1)
上述したメインフィードバック制御によれば、センサ出力Vfが理論空燃比に対応するセンサ出力Vreffより大きい(ΔVf>0)ほど、すなわち実際の触媒前空燃比がストイキからリーン側に離れるほど、より大きな補正量Kfが算出されるので、基本噴射量Qbは増量補正される。また、反対にセンサ出力Vfがセンサ出力Vreffより小さい(ΔVf<0)ほど、すなわち実際の触媒前空燃比がストイキからリッチ側に離れるほど、より小さな補正量Kfが算出されるので、基本噴射量Qbは減量補正される。このように、メインフィードバック制御では、A/Fセンサ12によって検出された空燃比が理論空燃比に一致するように燃料噴射量が増減される。
(サブフィードバック制御)
次に、サブフィードバック制御の内容について具体的に説明する。図3は、本実施の形態のシステムにおいて実行されるサブフィードバック制御のルーチンを示すフローチャートである。尚、この図に示すルーチンは、例えば、一定のクランク毎などの所定の処理サイクル毎に周期的に実行されるものである。
図3に示すルーチンでは、先ず、ECU10に装備されたタイマのカウントが開始される(ステップ200)。次に、Oセンサ14のセンサ出力Vrが検出される(ステップ202)。次に、センサ出力Vrと理論空燃比に対応するセンサ出力Vrefrとの出力差ΔVr(=Vrefr−Vr)が算出されて、この出力差ΔVrが前回積算値に積算される(ステップ204)。
次に、タイマ値が所定値tsを超えたか否かが判断される(ステップ206)。その結果、タイマ値が所定値tsを超えていない場合には、本ルーチンは速やかに終了される。一方、本ステップ206において、タイマ値が所定値tsを超えている場合には、次のステップに移行し、この時点での出力差積算値ΣΔVrが、学習値ΔVrgとして更新記憶される(ステップ208)。
次に、記憶された学習値ΔVrgに所定のゲインPrを乗算することにより、サブF/B補正量Kr(=Pr×ΔVrg)が更新される(ステップ210)。次に、出力差積算値ΣΔVrおよびタイマがリセットされる(ステップ212)。更新されたサブF/B補正量Krは、上記ステップ108において上式(1)に代入される。これにより、サブF/B補正量Krを最終燃料噴射量Qfnlに反映させることができる。
尚、センサ出力差ΔVrを所定時間tsの間積算する理由は、センサ出力Vrのセンサ出力Vrefrに対する定常的なズレ量(定常ズレ)を検知するためである。積算時間を規定する所定値tsは1エンジンサイクルより遙かに長い時間に設定されている。したがって、学習値ΔVrgおよびサブF/B補正量Krの更新は1エンジンサイクルより遙かに長い周期で行われる。
また、サブF/B補正量Krは、図4に示すマップから算出することとしてもよい。図4は、サブF/B補正量Krの算出マップである。このマップに示すとおり、センサ出力Vrが時間平均的に理論空燃比に対応するセンサ出力Vrefrより小さい(ΔVrg>0)ほど、すなわち実際の触媒後空燃比がストイキからリーン側に離れるほど、0に対しより大きなサブF/B補正量Krが得られ、最終噴射量算出の際に基本噴射量Qbは増量補正される。反対に、センサ出力Vrが時間平均的にセンサ出力Vrefrより大きい(ΔVrg<0)ほど、すなわち実際の触媒後空燃比がストイキからリッチ側に離れるほど、0に対しより小さな補正量Krが得られ、基本噴射量Qbは減量補正される。
(本実施の形態の特徴)
次に、本実施の形態の特徴について説明する。本実施の形態のサブフィードバック制御では、誤補正が実行されることを防止するために、制御量が所定のガード範囲内に制限されるようになっている。より具体的には、図4に示すように、サブF/B補正量Krは上下のガード値範囲内の値しかとることができない仕組みになっている。このため、例えば、計算上のサブF/B補正量Krが上限のガード値以上になった場合であっても、制御上のサブF/B補正量Krは上限ガード値に固定される。ガード範囲は、誤補正の実行を制限するための学習値の範囲として、予め設定された値が使用される。
ここで、A/Fセンサ12の出力に図8に示すような非対称異常が発生すると、理論空燃比に対応するセンサ出力Vreffが真値からずれてしまう。このため、上述したメインフィードバック制御においてセンサ出力Vfがセンサ出力Vreff近傍に収束したとしても、実際の空燃比には定常的なズレが発生してしまう。
サブフィードバック制御では、上述したとおり、センサ出力Vrのセンサ出力Vrefrに対する定常ズレを検出して補正することができる。したがって、非対称異常が発生しているA/Fセンサ12を用いてメインフィードバック制御を実行し、これにより定常ズレが発生した場合であっても、サブフィードバック制御によってこの定常ズレを有効に補正することができる。
しかしながら、A/Fセンサ12のセンサ出力の非対称度が大きくなるほど、上述した定常ズレは大きくなる。このため、非対称度の程度によっては、計算上のサブF/B補正量Krが上下のガード値の範囲外となってしまい、ガードの効果によって十分なサブフィードバック補正を行うことができないことも想定される。
特に、本実施の形態のエンジンでは、アルコールを含む燃料が使用される。アルコール濃度が高いと排気ガス中の水素量が増加するため、A/Fセンサ12の出力はリッチ側にずれる。このため、この水素の影響も補正する本実施の形態のフィードバック制御では、計算上のサブF/B補正量Krが上下のガード値を超えてしまうことが十分に想定される。一方において、ガード値は誤補正を防止するために設けられているものであるから、闇雲にガードを緩くすることは賢明でない。
そこで、本実施の形態のシステムでは、燃料のアルコール濃度及びA/Fセンサ12の非対称度に応じて、サブフィードバックにおいて設けられるガード値の範囲を可変に制御することとする。図5は、非対称度とアルコール濃度とに応じたサブF/B補正量のガード値を規定するマップである。この図に示すとおり、サブF/B補正値のガード値は、アルコール濃度が高いほどおよびA/Fセンサ12のセンサ出力の非対称度が大きくなるほど大きな値に設定される。これにより、定常ズレが大きくなるほど、サブF/B補正値のガード値を大きな値に設定することができるので、サブフィードバック制御が不要に制限されてしまう事態を有効に抑止することができる。
尚、上述したとおり、サブフィードバック制御では、センサ出力Vrのセンサ出力Vrefrに対する定常的なズレ量(定常ズレ)を検知するために、センサ出力差ΔVrを所定時間tsの間積算することとしている。このため、サブF/B補正値Krは、所定時間ts毎に更新されることとなる。しかしながら、A/Fセンサ12に非対称異常が発生している場合においては、サブフィードバック制御の更新速度を上げてエミッション悪化を逸早く抑制することが好ましい。但し、センサ出力が正常な場合にサブフィードバック制御の更新速度を上げるとエミッションのバラツキを増大させる要因になる。
そこで、本実施の形態のシステムでは、A/Fセンサ12の非対称度および燃料のアルコール濃度に応じて、サブフィードバック制御の更新速度を可変に設定することとする。更新速度を速めるための具体的な方法としては、例えば、センサ出力差ΔVrの積算時間ts、すなわち学習間隔を狭くする方法や、サブF/B補正値KrのゲインPrを大きくする方法等が考えられる。図6は、非対称度とアルコール濃度とに応じたサブF/B補正値のゲインPrを規定するマップである。この図に示すとおり、サブF/B補正値のゲインPrは、アルコール濃度が高いほどおよびA/Fセンサ12のセンサ出力の非対称度が大きくなるほど大きな値に設定される。これにより、A/Fセンサ12のセンサ出力の定常ズレが大きくなるほど、サブF/B補正値KrのゲインPrを大きくすることができるので、センサ出力が正常な場合のバラツキ増加の防止と、センサ出力に非対称異常が発生している場合の迅速なサブフィードバックの反映とを両立することができる。
尚、図6に示すマップでは、非対称度とアルコール濃度とに応じたサブF/B補正値のゲインPrを規定することとしているが、ゲインPrに替えて上述した学習間隔を規定することとしてもよい。この場合、アルコール濃度が高いほどおよびA/Fセンサ12のセンサ出力の非対称度が大きくなるほど学習間隔が狭くなるように規定することで、更新速度を有効に制御することができる。
[実施の形態1の具体的な処理]
次に、図7を参照して、上述した制御を実現するための具体的な処理について説明する。まず、図7は、本発明の実施の形態1において、ECU10により実行されるルーチンを示すフローチャートである。図7に示すルーチンは、エンジンの運転中に繰り返し実行されるものとする。
図7に示すルーチンでは、先ず、フィードバック条件の成立有無が判定される(ステップ300)。ここでは、具体的には、A/Fセンサ12およびO2センサ14が活性したか否かが判断される。その結果、フィードバック条件が成立していないと判断された場合には、本ルーチンは速やかに終了される。一方、上記ステップ100においてフィードバック条件が成立していると判断された場合には、次のステップに移行し、A/Fセンサ12の非対称度が取得される(ステップ302)。ここでは、具体的には、後述するステップ308から318において算出されて学習値として保存されていた非対称度が読み込まれる。
次に、燃料性状センサ16の検出信号に基づいて、燃料のアルコール濃度が検出される(ステップ304)。次に、燃料噴射制御の制御量が変更される(ステップ306)。ここでは、具体的には、先ず、図5に示すマップを用いて、上述した上記ステップ302および304において取得されたA/Fセンサ12の非対称度および燃料のアルコール濃度に対応するサブフィードバック補正量のガード値が算出される。また、上記ステップ306では、図6に示すマップを用いて、上述した上記ステップ302および304において取得されたA/Fセンサ12の非対称度および燃料のアルコール濃度に対応するサブフィードバック制御のゲインPrが算出される。
次に、アクティブ制御の実行条件が成立しているか否かが判定される(ステップ308)。アクティブ制御を実行条件としては、例えば、吸入空気量が所定量に達しているか否か等が挙げられる。その結果、アクティブ制御の実行条件が成立していないと判断された場合には、本ルーチンは速やかに終了される。一方、上記ステップ308において、アクティブ制御の実行条件が成立していると判断された場合には、次のステップに移行し、制御目標空燃比をストイキに対してリッチ側(またはリーン側)からリーン側(またはリッチ側)に強制的に変化させる噴射量のアクティブ制御が実行される(ステップ310)。
次に、他の制御から非対称度の推定を禁止するフラグが出されていないか否か、およびアクティブ制御が連続的に1回実行されたか否かが判定される(ステップ312)。その結果、この成立が認められない場合には、本ルーチンは速やかに終了される。一方、上記ステップ312において、判定の成立が認められた場合には、次のステップに移行し、判定値が算出される(ステップ314)。ここでは、具体的には、先ず、制御目標空燃比を
所定のリッチ空燃比からリーン空燃比へ変化させた場合のA/Fセンサ12の応答時間、および反対に所定のリーン空燃比からリッチ空燃比へ変化させた場合のA/Fセンサ12の応答時間がそれぞれ算出される。そして、算出された応答時間を次式(2)に代入することにより、非対称度の判定値が算出される。
非対称度判定値=|リッチ→リーン応答時間/リーン→リッチ応答時間|・・・(2)
次に、アクティブ制御の実施回数が所定回数(例えば5回)以上か否かが判定される(ステップ316)。その結果、アクティブ制御の実施回数が未だ所定回数に達していない場合には、本ルーチンは速やかに終了される。一方、本ステップ316において、判定成立が認められた場合には、次のステップに移行し、非対称度の算出および学習処理が実施される(ステップ318)。ここでは、具体的には、上記ステップ314において算出された過去5回分の非対称度判定値の平均値が最新の非対称度として更新される。更新された非対称度は、上記ステップ302において使用される。
以上説明したとおり、本実施の形態1のシステムによれば、A/Fセンサ12の非対称度および燃料のアルコール濃度に応じたサブF/B補正値Krの変化に対応して、当該サブF/B補正値のガード値を可変に設定することができる。これにより、センサ出力の非対称異常に起因する定常ズレの補正が不要に制限されることを抑止することができるので、エミッションの悪化を有効に抑止することができる。
また、本実施の形態1のシステムによれば、A/Fセンサ12の非対称度および燃料のアルコール濃度に応じたサブF/B補正値Krの変化に対応して、当該サブF/B補正値の更新速度を可変に設定することができる。これにより、センサ出力の非対称異常に起因する定常ズレの補正を迅速に行うことができる。
ところで、上述した実施の形態1のシステムでは、図5に示すマップに従いサブF/B補正値のガード値を可変に設定することとしているが、燃料のアルコール濃度及びA/Fセンサ12の非対称度に応じたガード値の関数を規定し、当該関数に基づいてガード値を設定することとしてもよい。また、サブF/B補正値の更新速度についても同様で、図6に示すマップに限らず、燃料のアルコール濃度及びA/Fセンサ12の非対称度に応じた学習間隔或いはゲインPrの関数を規定し、当該関数に基づいて更新速度を設定することとしてもよい。
また、上述した実施の形態1のシステムでは、A/Fセンサ12の応答特性を示す値として、所定のリッチ空燃比からリーン空燃比へ変化させた場合のA/Fセンサ12の応答時間を使用しているが、例えばディレイ時間やセンサの軌跡長或いは面積等に代表される他の応答特性の相関値を使用することとしてもよい。
尚、上述した実施の形態1においては、三元触媒6が前記第1の発明における「触媒」に、A/Fセンサ12が前記第1の発明における「メイン排気ガスセンサ」に、Oセンサ14が前記第1の発明における「サブ排気ガスセンサ」に、Vrefrが前記第1の発明における「基準値」に、ΔVrが前記第1の発明における「出力偏差」に、ΣΔVrが前記第1の発明における「積算値」に、Krが前記第1の発明における「補正量」に、それぞれ相当している。また、ECU10が、上記ステップ302の処理を実行することにより、前記第1の発明における「非対称度算出手段」が、上記ステップ200〜212の処理を実行することにより、前記第1の発明における「サブフィードバック学習手段」が、上記ステップ304の処理を実行することにより、前記第1の発明における「燃料性状検出手段」が、上記ステップ306の処理を実行することにより、前記第1の発明における「ガード幅制御手段」が、それぞれ実現されている。
また、上述した実施の形態1においては、リッチ→リーン応答時間が前記第2の発明における「第1相関値」に、リーン→リッチ応答時間が前記第2の発明における「第2相関値」に、それぞれ相当している。
また、上述した実施の形態1においては、ECU10が、上記ステップ208の処理を実行することにより、前記第5の発明における「更新手段」が、上記ステップ306の処理を実行することにより、前記第1の発明における「更新速度制御手段」が、それぞれ実現されている。
尚、上述した実施の形態1においては、ゲインPrが前記第8の発明における「ゲイン」に相当している。
2 エンジン(内燃機関)
4 排気通路
6 三元触媒(S/C)
8 三元触媒(U/F)
10 ECU(Electronic Control Unit)
12 A/Fセンサ
14 Oセンサ
16 燃料性状センサ

Claims (9)

  1. アルコールを含む燃料を使用可能な内燃機関の制御装置であって、
    排気通路に配置された触媒と、
    前記触媒の上流に配置され、該触媒上流の排気ガスの空燃比に応じた出力を発するメイン排気ガスセンサと、
    排気ガスの空燃比をリッチからリーンへ変化させた場合の前記メイン排気ガスセンサの出力特性とリーンからリッチへ変化させた場合のそれとの非対称度を算出する非対称度算出手段と、
    前記触媒の下流に配置され、該触媒下流の排気ガスの空燃比に応じた出力を発するサブ排気ガスセンサと、
    前記サブ排気ガスセンサの出力値と理論空燃比に対応する基準値との出力偏差の積算値に基づいて燃料噴射量に反映させる補正量を学習するサブフィードバック学習手段と、
    前記補正量を所定のガード幅で制限するガード手段と、
    燃料のアルコール濃度を検出する燃料性状検出手段と、
    前記アルコール濃度および前記非対称度に応じた前記補正量の変化に対応して、前記ガード幅を可変に設定するガード幅制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記非対称度算出手段は、
    排気ガスの空燃比を所定のリッチ空燃比からリーン空燃比へ変化させた場合の前記メイン排気ガスセンサの出力応答性の相関値(以下、第1相関値)を検出する手段と、
    排気ガスの空燃比を前記リーン空燃比から前記リッチ空燃比へ変化させた場合の前記メイン排気ガスセンサの出力応答性の相関値(以下、第2相関値)を検出する手段と、
    前記第1相関値を前記第2相関値で除算した値を前記非対称度として算出する手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記ガード幅制御手段は、前記アルコール濃度が高いほど前記ガード幅を拡大させることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記ガード幅制御手段は、前記非対称度が大きいほど前記ガード幅を拡大させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記サブフィードバック学習手段は、
    前記補正量を所定の更新速度で学習する更新手段と、
    前記アルコール濃度および前記非対称度に応じた前記補正量の変化に対応して、前記更新速度を可変に設定する更新速度制御手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記更新速度制御手段は、前記アルコール濃度が高いほど前記更新速度を速めることを特徴とする請求項5記載の内燃機関の制御装置。
  7. 前記更新速度制御手段は、前記非対称度が大きいほど前記更新速度を速めることを特徴とする請求項5または6記載の内燃機関の制御装置。
  8. 前記サブフィードバック学習手段は、前記出力偏差の積算値に所定のゲインを乗算した値を前記補正量として算出する手段を含み、
    前記更新速度制御手段は、
    前記補正量の増大に対応して前記ゲインを増大させる手段を含むことを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項記載の内燃機関の制御装置。
  9. 前記更新速度制御手段は、
    前記補正量の増大に対応して前記補正量の学習間隔を狭める手段を含むことを特徴とする請求項5乃至8の何れか1項記載の内燃機関の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102042817B1 (ko) * 2018-09-27 2019-11-08 현대오트론 주식회사 Ffv 차량의 연료시스템 진단방법 및 이를 통해 운용되는 ffv 차량

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