[go: up one dir, main page]

JP2010263189A - 窒化物半導体発光ダイオード - Google Patents

窒化物半導体発光ダイオード Download PDF

Info

Publication number
JP2010263189A
JP2010263189A JP2010053475A JP2010053475A JP2010263189A JP 2010263189 A JP2010263189 A JP 2010263189A JP 2010053475 A JP2010053475 A JP 2010053475A JP 2010053475 A JP2010053475 A JP 2010053475A JP 2010263189 A JP2010263189 A JP 2010263189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nitride semiconductor
layer
semiconductor layer
emitting diode
ingan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010053475A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Komada
聡 駒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2010053475A priority Critical patent/JP2010263189A/ja
Priority to CN201010158575.8A priority patent/CN101859853B/zh
Priority to US12/755,926 priority patent/US8659041B2/en
Publication of JP2010263189A publication Critical patent/JP2010263189A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10HINORGANIC LIGHT-EMITTING SEMICONDUCTOR DEVICES HAVING POTENTIAL BARRIERS
    • H10H20/00Individual inorganic light-emitting semiconductor devices having potential barriers, e.g. light-emitting diodes [LED]
    • H10H20/80Constructional details
    • H10H20/81Bodies
    • H10H20/822Materials of the light-emitting regions
    • H10H20/824Materials of the light-emitting regions comprising only Group III-V materials, e.g. GaP
    • H10H20/825Materials of the light-emitting regions comprising only Group III-V materials, e.g. GaP containing nitrogen, e.g. GaN
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10HINORGANIC LIGHT-EMITTING SEMICONDUCTOR DEVICES HAVING POTENTIAL BARRIERS
    • H10H20/00Individual inorganic light-emitting semiconductor devices having potential barriers, e.g. light-emitting diodes [LED]
    • H10H20/80Constructional details
    • H10H20/81Bodies
    • H10H20/811Bodies having quantum effect structures or superlattices, e.g. tunnel junctions
    • H10H20/812Bodies having quantum effect structures or superlattices, e.g. tunnel junctions within the light-emitting regions, e.g. having quantum confinement structures

Landscapes

  • Led Devices (AREA)

Abstract

【課題】多重量子井戸構造および単一量子井戸構造の両者のデメリットを鑑みて、発光効率の高いLEDを提供すること。
【解決手段】少なくともn型窒化物半導体層、活性層、p型窒化物半導体層からなる発光ダイオードにおいて、前記活性層は、発光ダイオード中、最もIn混晶比の大きい1層の第1の窒化物半導体層からなり、前記活性層と前記n型窒化物半導体層の間に存在するInGaN層を含む第2の窒化物半導体層、および前記活性層と前記p型窒化物半導体層の間に存在するInGaN層を含む第3の窒化物半導体層の少なくともいずれかを有し、
前記第2の窒化物半導体層に含まれるInGaN層および前記第3の窒化物半導体層に含まれるInGaN層の少なくともいずれかのIn混晶比は、前記活性層を構成する第1の窒化物半導体層のIn混晶比より小さい、窒化物半導体発光ダイオードに関する。
【選択図】図1

Description

本発明は窒化物半導体発光ダイオードに関する。
特許文献1によれば、活性層としてIn混晶比の異なるInGaN層の多層膜からなる構造が提案されている。
特許文献2によれば、活性層は量子井戸層、バリア層からなる超格子構造が提案されている。
特許文献3によれば、n型不純物のドーピング濃度が高いIII族窒化物半導体の層である高濃度ドープ層とn型不純物のドーピング濃度がこれよりも低いIII族窒化物半導体の層である低濃度ドープ層を交互に積層された構成を含むIII族窒化物半導体積層体が提案されている。
このように従来の発光ダイオードの活性層の構造は多重量子井戸構造が一般的な技術として報告されている。
発光ダイオードにおける発光効率の低下の要因として、活性層の自己吸収による光取り出し効率の低下が挙げられる。活性層は多重量子井戸構造、単一量子井戸構造があげられるが、多重量子井戸構造は上述のとおり活性層の各井戸層の混晶比揺らぎなどにより自己吸収の影響を受けやすい。単一量子井戸構造は層厚にもよるが自己吸収の影響は小さいが多重量子井戸構造に比べ高い発光効率を実現するのが難しい。
特許第2932467号公報 特許第3304782号公報 特開2006−60197号公報
本発明は多重量子井戸構造および単一量子井戸構造の両者のデメリットを鑑みて、発光効率の高いLEDを提供することを目的とする。
本発明は、少なくともn型窒化物半導体層、活性層、p型窒化物半導体層からなる発光ダイオードにおいて、前記活性層と前記n型窒化物半導体層の間に存在するInGaN層を含む第2の窒化物半導体層、および前記活性層と前記p型窒化物半導体層の間に存在するInGaN層を含む第3の窒化物半導体層の少なくともいずれかを有し、前記第2の窒化物半導体層に含まれるInGaN層および前記第3の窒化物半導体層に含まれるInGaN層の少なくともいずれかのIn混晶比は、前記活性層を構成する第1の窒化物半導体層のIn混晶比より小さい、窒化物半導体発光ダイオードである。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記第2の窒化物半導体層および前記第3の窒化物半導体層の少なくともいずれかにおいて、2以上の窒化物半導体層が周期構造を構成し、前記2以上の窒化物半導体層のそれぞれのIn混晶比は、活性層を構成する第1の窒化物半導体層のIn混晶比より小さいことが好ましい。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記第2の窒化物半導体層および前記第3の窒化物半導体層は、活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比の小さいInGaN層を含むことが好ましい。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記第2の窒化物半導体層および前記第3の窒化物半導体層において、2以上の窒化物半導体層が周期構造を構成し、前記2以上の窒化物半導体層のそれぞれは、活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比小さいInGaN層を有することが好ましい。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比の小さいInGaN層のIn混晶比は5%以上であることが好ましい。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記第2の窒化物半導体層および前記第3の窒化物半導体層において、2以上の窒化物半導体層が周期構造を構成し、前記周期構造を構成する2以上の窒化物半導体層は、GaN層およびInGaN層であることが好ましい。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記第2の窒化物半導体層、および第3の窒化物半導体層に含まれる、活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比の小さいInGaN層は、いずれもアンドープであることが好ましい。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記第2の窒化物半導体層に含まれる、活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比の小さいInGaN層は、SiおよびGeがドーピングされていることが好ましい。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記周期構造を構成するGaN層およびInGaN層は、いずれもアンドープであることが好ましい。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記第2の窒化物半導体層の周期構造を構成するGaN層またはInGaN層は、SiおよびGeの少なくともいずれかがドーピングされていることが好ましい。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記第3の窒化物半導体層の周期構造を構成するGaN層またはInGaN層はアンドープであることが好ましい。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記活性層に接する第2の窒化物半導体層中の層は、GaN層であることが好ましい。
本発明に係る窒化物半導体発光ダイオードは、前記p型窒化物半導体層に接する第3の窒化物半導体層中の層は、GaN層であることが好ましい。
本発明によれば、窒化物半導体発光ダイオード素子などの発光効率を向上させることができる。
本発明の窒化物半導体発光素子の一例である窒化物半導体層構成の好ましい一例の模式的な断面図である。 本発明の実施の形態における窒化物半導体層構成の好ましい一例の模式的な断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
図1に、本発明の窒化物半導体発光ダイオードの一例である窒化物半導体層構成の好ましい一例の模式的な断面図を示す。この窒化物半導体発光ダイオードは、基板1上にn型窒化物半導体層2、第2の窒化物半導体層3、活性層4、第3の窒化物半導体層5、p型窒化物半導体層6を少なくとも形成させる。
<基板>
基板1はサファイア、SiC、GaN基板など選択できる。
<n型窒化物半導体層>
n型窒化物半導体層2はAlxInyGa1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1)から形成され、低温バッファ層、アンドープ層を形成してもよく、ドーパントはSi、Geなどが選択される。
<第2の窒化物半導体層>
n型窒化物半導体層2上にInGaN層を含む第2の窒化物半導体層3を積層させ、その次に活性層4を形成する。
活性層4の内部量子効率を保障するためには、前記第2の窒化物半導体層3において、活性層4に接する第2の窒化物半導体層中の層はGaN層であることがより好ましい。
第2の窒化物半導体層3中に形成されるInGaN層のIn混晶比は、活性層を構成するInを含む第1の窒化物半導体層のIn混晶比よりも小さいことが光取り出し効率確保の点で必須である。ただし例外として第2の窒化物半導体層3中に形成されるInGaN層のIn混晶比が活性層を構成する第1の窒化物半導体層より大きい場合でも、層厚が活性層に比べて小さく、伝導帯及び価電子帯の基底準位間のバンドギャップが活性層よりも大きければよい。なお、本明細書においてIn混晶比とは他の13族元素の総モル原子数に対するInのモル原子数の比を意味する。
さらに第2の窒化物半導体層3は、2以上の窒化物半導体層が周期構造を構成し、前記2以上の窒化物半導体層は、それぞれ活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比が小さく、異なるIn混晶比を有することが好ましい。なお、前記2以上の窒化物半導体層は、それぞれの窒化物半導体層のIn混晶比が、段階的に異なるものであってもよい。具体的にはGaN層とInGaN層の周期構造であることが活性層4の内部量子効率確保の点で好ましい。このときもInGaN層は、活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりもIn混晶比が小さいことが光取り出し効率確保の点で必須である。ただし例外として第2の窒化物半導体層3中に形成されるInGaN層のIn混晶比が活性層を構成する第1の窒化物半導体層より大きい場合でも、層厚が活性層に比べて小さく、伝導帯及び価電子帯の基底準位間のバンドギャップが活性層よりも大きければよい。
第2の窒化物半導体層3はアンドープであってもn型ドープであってもよい。このときn型ドーパントはSi、Geなどが考えられる。
第2の窒化物半導体層3のInGaN層のIn混晶比は5%以上であることが活性層4の内部量子効率確保の点で好ましく、さらに5〜15%であることが好ましい。なお、前記In混晶比が15%を超えると、InGaN層の結晶性が悪化するため好ましくない。
n型ドーパントは第2の窒化物半導体層3と活性層4のそれぞれのIn混晶比によるが、第2の窒化物半導体層3をn型ドーピングすることにより、より活性層4の1層で光らせることができ、キャリアのリークを防げる点、光取り出し効率向上の点で好ましい。
<活性層>
活性層4は第1の窒化物半導体層から構成される。具体的にはInGaN層より形成されることが好ましく、In混晶比、層厚を変化させることにより所望の波長に設計することができる。
第1の窒化物半導体層のIn混晶比は任意の波長を得るために設計される。内部量子効率を保障するためには、第1の窒化物半導体層を構成するInGaN層はアンドープであることが好ましい。
<第3の窒化物半導体層>
第3の窒化物半導体層5はInGaN層を含む。さらに第3の窒化物半導体層5はInGaN層およびGaN層より形成されることがp型窒化物半導体層6成長時の活性層への熱ダメージを軽減する上で好ましい。
p型窒化物半導体層に接する第3の窒化物半導体層中の層は、GaN層より形成されることが活性層への注入効率の保障のため好ましい。
第3の窒化物半導体層5は2以上の窒化物半導体層が周期構造を構成し、前記2以上の窒化物半導体層は、それぞれ活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比が小さく、異なるIn混晶比を有する窒化物半導体層であってもよい。なお、前記2以上の窒化物半導体層は、それぞれの窒化物半導体層のIn混晶比が、段階的に異なるものであってもよい。また第3の窒化物半導体層5はアンドープであることが、キャリアの注入効率確保の点、活性層への不純物の拡散を防ぐ点で好ましい。
第3の窒化物半導体層3のInGaN層のIn混晶比は5%以上であることが活性層4の内部量子効率確保の点で好ましく、さらに5〜15%であることが好ましい。なお、前記In混晶比が15%を超えると、InGaN層の結晶性が悪化するため好ましくない。
<p型窒化物半導体層>
次にp型窒化物半導体層6はp型ドーパントとしてMg、Znが選択される。p型窒化物半導体層6はAlGaInN層を含む。
<電極>
正負の電極形成は、例えばサファイヤのような絶縁基板の場合は、p型窒化物半導体層6側からn型窒化物半導体層2までエッチングすることで、p型窒化物半導体6上に例えば、ITO(インジウム・スズ酸化物)、IZO(インジウム・亜鉛酸化物)、IGO(インジウム・ガリウム酸化物)、SnO2などの透明電流拡散層を挟んで正電極、露出したn型窒化物半導体層2上に負電極をそれぞれ形成できる。
一方、GaN、SiCのような導電性基板の場合は、p型窒化物半導体6上に例えば、ITO、IZO、IGO、SnO2などの電流拡散層を挟んで正電極、基板1裏面に負電極を形成できる。
以下、本発明の好ましい実施の形態1〜6について、図2を用いて説明する。なお、実施の形態1〜6の構成は表1の通りである。
Figure 2010263189
<実施の形態1>
実施の形態1においては、図2に示す構成を有する窒化物半導体発光ダイオード素子を
作製した。まず、サファイアからなる基板11を用意し、その基板11をMOCVD装置の反応炉内にセットした。そして、その反応炉内に水素を流しながら基板11の温度を1050℃まで上昇させて、基板11の表面(C面)のクリーニングを行なう。
(n型窒化物半導体層の形成)
次に、基板11の温度を510℃まで低下させ、キャリアガスとして水素、原料ガスとしてアンモニアおよびTMG(トリメチルガリウム)を反応炉内に流して、基板11の表面(C面)上にGaNからなるバッファ層をMOCVD法により約20nmの厚さで積層する。
次いで、基板11の温度を1050℃まで上昇させて、キャリアガスとして水素、原料ガスとしてアンモニアおよびTMG、不純物ガスとしてシランを反応炉内に流して、SiがドーピングされたGaNからなるn型窒化物半導体下地層(キャリア濃度:1×1018/cm3)をMOCVD法によりバッファ層上に6μmの厚さで積層する。
続いて、キャリア濃度が5×1018/cm3となるようにSiをドーピングしたこと以外はn型窒化物半導体下地層と同様にして、GaNからなるn型窒化物半導体コンタクト層をMOCVD法によりn型窒化物半導体下地層上に0.5μmの厚さで積層する。
以上、バッファ層、n型窒化物半導体下地層、n型窒化物半導体コンタクト層をn型窒化物半導体層12とする。
(第2の窒化物半導体層の形成)
次に、基板11の温度を730℃に低下し、キャリアガスとして窒素、原料ガスとしてアンモニア、TMGおよびTMI(トリメチルインジウム)を反応炉内に流して、n型窒化物半導体コンタクト層上に2.5nmの厚さのIn0.13Ga0.87Nからなる第2の窒化物半導体第1層13a、続いてTMIの供給を止めることでことで7nmの厚さのGaNからなる第2の窒化物半導体第2層13bを形成し、これを1周期とし、3周期成長し、第2の窒化物半導体層13とする。
(活性層の形成)
続いて、基板11の温度を700℃に下げ、キャリアガスとして窒素、原料ガスとしてアンモニア、TMGおよびTMIを反応炉内に流して、前記第2の窒化物半導体第2層13b上に2.5nmの厚さのIn0.20Ga0.80Nからなる活性層14を成長する。
(蒸発防止層の形成)
続いて、基板11の温度を700℃のままで、TMIの供給を止めることにより厚さ2nmのGaNからなる蒸発防止層15を活性層14上に成長する。
(第3の窒化物半導体層の形成)
続いて、基板11の温度を730℃に上げ、キャリアガスとして窒素、原料ガスとしてアンモニア、TMGを反応炉内に流して、7nmの厚さのGaNからなる第3の窒化物半導体第2層16bを成長させ、その後加えてTMIを供給することにより2.5nmの厚さのIn0.13Ga0.87Nからなる第3の窒化物半導体第1層16aを成長させ、これを1周期とし、2周期、蒸発防止層15上に成長し、さらにその上に7nmの厚さのGaNからなる第3の窒化物半導体第2層16bを成長させ、第3の窒化物半導体層16とする。
(p型窒化物半導体層の形成)
次いで、基板11の温度を950℃に上昇させ、キャリアガスとして水素、原料ガスとしてアンモニア、TMGおよびTMA(トリメチルアルミニウム)、不純物ガスとしてCP2Mgを反応炉内に流して、Mgが1×1020/cm3の濃度でドーピングされたAl0.20Ga0.85Nからなるp型窒化物半導体クラッド層をMOCVD法により第3の窒化物半導体層16上に約20nmの厚さで積層する。
次に、基板11の温度を950℃に保持し、キャリアガスとして水素、原料ガスとしてアンモニアおよびTMG、不純物ガスとしてCP2Mgを反応炉内に流して、Mgが1×1020/cm3の濃度でドーピングされたGaNからなるp型窒化物半導体コンタクト層をMOCVD法によりp型窒化物半導体クラッド層上に80nmの任意の厚さで積層する。
以上、p型窒化物半導体層17はp型窒化物半導体クラッド層、p型窒化物半導体コンタクト層からなる。
次に、基板1の温度を700℃に低下し、キャリアガスとして窒素を反応炉内に流して、アニーリングを行なう。
(電極の形成)
次に、ウェハーを反応炉から取り出し、最上層のp型窒化物半導体層17の表面にEB蒸着によりITOからなる透光性電極18を100nmの厚さで形成する。透光性電極18上に所定の形状にパターニングされたマスクを形成し、RIE(反応性イオンエッチング)装置で透光性電極18側からエッチングを行い、n型窒化物半導体コンタクト層の表面を露出させる。透光性電極18上及び露出したn型窒化物半導体コンタクト層上の所定の位置にTiとAlを含むパット電極19、20をそれぞれ形成する。以上によりLED素子とする。
(性能)
このLED素子特性は、EL発光において活性層14から主要に発光し、その他のInGaN層はいずれも活性層14よりもIn混晶比が小さくバンドギャップが広いことから、同一組成でMQW(multi quantum well:多重量子井戸)を形成した場合よりも、自己吸収が少なく、光取り出し効率をあげることができ、発光効率を向上させることができる。また活性層14よりもn型窒化物半導体層側の第2の窒化物半導体層およびp型窒化物半導体層側の第3の窒化物半導体層中にInGaN層を設けることによりSQW(single quantum well:単一量子井戸)よりも発光効率の高いLED素子とすることができる。p型窒化物半導体層側の第3の窒化物半導体層の周期構造が1周期、2周期いずれのときも、活性層14から主要に発光し、上述の理由で高い発光効率を実現することができる。
<実施の形態2>
実施の形態2は、実施の形態1と比べて、第2の窒化物半導体層13を変更し、第3の窒化物半導体層16を形成しない点以外は同様とする。
n型窒化物半導体層12を成長後、基板11の温度を770℃に低下し、キャリアガスとして窒素、原料ガスとしてアンモニア、TMGおよびTMI(トリメチルインジウム)を反応炉内に流して、n型窒化物半導体コンタクト層上に2.5nmの厚さのIn0.07Ga0.93Nからなる第2の窒化物半導体第1層13a、続いてTMIの供給を止めることでことで7nmの厚さのGaNからなる第2の窒化物半導体第2層13bを形成し、これを1周期とし、3周期成長し、第2の窒化物半導体層13とする。
続いて、基板11の温度を700℃に下げ、キャリアガスとして窒素、原料ガスとしてアンモニア、TMGおよびTMIを反応炉内に流して、前記第2の窒化物半導体層第2層
13b上に2.5nmの厚さのIn0.20Ga0.80Nからなる活性層14を成長する。
続いて、基板11の温度を700℃のままで、TMIの供給を止めることにより厚さ10nmのGaNからなる蒸発防止層15を活性層14上に成長する。その後、p型窒化物半導体層17を形成する。
このLED素子は、活性層14から主要な発光が得られ、実施の形態1同様高い光取り出し効率を実現することができる。
<実施の形態3>
実施の形態3は、実施の形態1に比べて、第2の窒化物半導体層13を形成しないこと以外は同様とした。
このLED素子において、活性層14から主要な発光が得られる。実施の形態1と同様に高い光取り出し効率を実現することができる。
<実施の形態4>
実施の形態4は、実施の形態1に比べて、第2の窒化物半導体層13中の第2の窒化物半導体第2層13bをドーピングする点以外は同様とした。
n型窒化物半導体層12を成長後、基板11の温度を730℃に低下し、キャリアガスとして窒素、原料ガスとしてアンモニア、TMGおよびTMI(トリメチルインジウム)を反応炉内に流して、n型窒化物半導体コンタクト層上に2.5nmの厚さのIn0.13Ga0.87Nからなる第2の窒化物半導体第1層13a、続いてTMIの供給を止め、加えてSiH4(シラン)をSiドーピング濃度が5×1018/cm3となるように供給することで7nmの厚さのGaNからなる第2の窒化物半導体第2層13bを形成し、これを1周期とし、3周期成長し、第2の窒化物半導体層13とする。その後、活性層14、蒸発防止層15、第3の窒化物半導体層16、p型窒化物半導体層17を形成する。
このLED素子において、活性層14から主要な発光が得られる。実施の形態1と同様に高い光取り出し効率を実現することができる。
<実施の形態5>
実施の形態5は、実施の形態1と比べて、第2の窒化物半導体層13の周期構造を1周期に変更する以外は同様とした。
n型窒化物半導体層12を成長後、基板11の温度を730℃に低下し、キャリアガスとして窒素、原料ガスとしてアンモニア、TMGおよびTMI(トリメチルインジウム)を反応炉内に流して、n型窒化物半導体コンタクト層上に2.5nmの厚さのIn0.13Ga0.87Nからなる第2の窒化物半導体第1層13a、続いてTMIの供給を止め、で7nmの厚さのGaNからなる第2の窒化物半導体第2層13bを形成する。その後、活性層14、蒸発防止層15、第3の窒化物半導体層16、p型窒化物半導体層17を形成する。
このLED素子において、活性層14から主要な発光が得られる。実施の形態1と同様に高い光取り出し効率を実現することができる。
<実施の形態6>
実施の形態5に対し、第3の窒化物半導体層16の周期構造の周期を変更する以外は同様とした。
n型窒化物半導体層12、第2の窒化物半導体層13、活性層14および蒸発防止層15を成長後、基板11の温度を730℃に上げ、キャリアガスとして窒素、原料ガスとしてアンモニア、TMGを反応炉内に流して、7nmの厚さのGaNからなる第3の窒化物半導体第2層16bを成長させ、その後加えてTMIを供給することにより2.5nmの厚さのIn0.13Ga0.87Nからなる第3の窒化物半導体第1層16aを成長させ、さらにその上に7nmの厚さのGaNからなる第3の窒化物半導体第2層16bを成長させ、第3の窒化物半導体層16とする。その後、p型窒化物半導体層17を形成する。
このLED素子において、活性層14から主要な発光が得られる。実施の形態1と同様に高い光取り出し効率を実現することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,11 基板、2,12 n型窒化物半導体層、3,13 第2の窒化物半導体層、4,14 活性層、5,16 第3の窒化物半導体層、6 p型窒化物半導体層、13a
第2の窒化物半導体第1層、13b 第2の窒化物半導体第2層、15 蒸発防止層、16a 第3の窒化物半導体第1層、16b 第3の窒化物半導体第2層、17 p型窒化物半導体層、18 透光性電極、19,20 パット電極。

Claims (13)

  1. 少なくともn型窒化物半導体層、活性層、p型窒化物半導体層からなる発光ダイオードにおいて、
    前記活性層は、発光ダイオード中、最もIn混晶比の大きい1層の第1の窒化物半導体層からなり、
    前記活性層と前記n型窒化物半導体層の間に存在するInGaN層を含む第2の窒化物半導体層、および前記活性層と前記p型窒化物半導体層の間に存在するInGaN層を含む第3の窒化物半導体層の少なくともいずれかを有し、
    前記第2の窒化物半導体層に含まれるInGaN層および前記第3の窒化物半導体層に含まれるInGaN層の少なくともいずれかのIn混晶比は、前記活性層を構成する第1の窒化物半導体層のIn混晶比より小さい、
    窒化物半導体発光ダイオード。
  2. 前記第2の窒化物半導体層および前記第3の窒化物半導体層の少なくともいずれかにおいて、2以上の窒化物半導体層が周期構造を構成し、
    前記2以上の窒化物半導体層のそれぞれのIn混晶比は、活性層を構成する第1の窒化物半導体層のIn混晶比より小さい、
    請求項1記載の窒化物半導体発光ダイオード。
  3. 前記第2の窒化物半導体層および前記第3の窒化物半導体層は、活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比の小さいInGaN層を含む、請求項1または2いずれか記載の窒化物半導体発光ダイオード。
  4. 前記第2の窒化物半導体層および前記第3の窒化物半導体層において、2以上の窒化物半導体層が周期構造を構成し、
    前記2以上の窒化物半導体層のそれぞれは、活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比小さいInGaN層を有する、
    請求項2記載の窒化物半導体発光ダイオード。
  5. 前記活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比の小さいInGaN層のIn混晶比は5%以上である、請求項1〜4いずれか記載の窒化物半導体発光ダイオード。
  6. 前記第2の窒化物半導体層および前記第3の窒化物半導体層において、2以上の窒化物半導体層が周期構造を構成し、
    前記周期構造を構成する2以上の窒化物半導体層は、GaN層およびInGaN層である、請求項2〜5いずれか記載の窒化物半導体発光ダイオード。
  7. 前記第2の窒化物半導体層、および第3の窒化物半導体層に含まれる、活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比の小さいInGaN層は、いずれもアンドープである、請求項1〜6いずれか記載の窒化物半導体発光ダイオード。
  8. 前記第2の窒化物半導体層に含まれる、活性層を構成する第1の窒化物半導体層よりIn混晶比の小さいInGaN層は、SiおよびGeがドーピングされている、請求項1〜6いずれか記載の窒化物半導体発光ダイオード。
  9. 前記周期構造を構成するGaN層およびInGaN層は、いずれもアンドープである、請求項6記載の窒化物半導体発光ダイオード。
  10. 前記第2の窒化物半導体層の周期構造を構成するGaN層またはInGaN層は、SiおよびGeの少なくともいずれかがドーピングされている、請求項6記載の窒化物半導体発光ダイオード。
  11. 前記第3の窒化物半導体層の周期構造を構成するGaN層またはInGaN層はアンドープである、請求項6記載の窒化物半導体発光ダイオード。
  12. 前記活性層に接する第2の窒化物半導体層中の層は、GaN層である請求項1〜11いずれか記載の窒化物半導体発光ダイオード。
  13. 前記p型窒化物半導体層に接する第3の窒化物半導体層中の層は、GaN層である請求項1〜12いずれか記載の窒化物半導体発光ダイオード。
JP2010053475A 2009-04-07 2010-03-10 窒化物半導体発光ダイオード Pending JP2010263189A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010053475A JP2010263189A (ja) 2009-04-07 2010-03-10 窒化物半導体発光ダイオード
CN201010158575.8A CN101859853B (zh) 2009-04-07 2010-04-07 氮化物半导体发光二极管
US12/755,926 US8659041B2 (en) 2009-04-07 2010-04-07 Nitride semiconductor light emitting diode

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093184 2009-04-07
JP2010053475A JP2010263189A (ja) 2009-04-07 2010-03-10 窒化物半導体発光ダイオード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010263189A true JP2010263189A (ja) 2010-11-18

Family

ID=42825456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010053475A Pending JP2010263189A (ja) 2009-04-07 2010-03-10 窒化物半導体発光ダイオード

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8659041B2 (ja)
JP (1) JP2010263189A (ja)
CN (1) CN101859853B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2011363440A1 (en) * 2011-03-21 2013-10-31 Abb Research Ltd Method and system for minimizing energy consumption during reverse osmosis unit operation
JP5744615B2 (ja) * 2011-04-28 2015-07-08 シャープ株式会社 窒化物半導体発光ダイオード素子
JP5545272B2 (ja) * 2011-06-21 2014-07-09 豊田合成株式会社 Iii族窒化物半導体発光素子
CN102332510A (zh) * 2011-09-21 2012-01-25 东莞市中镓半导体科技有限公司 采用金属有机化合物气相外延技术生长高抗静电能力发光二极管的方法
DE102013109031B4 (de) * 2013-08-21 2021-11-04 OSRAM Opto Semiconductors Gesellschaft mit beschränkter Haftung Verfahren zur Herstellung eines optoelektronischen Halbleiterchips

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002185041A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Nobuhiko Sawaki 半導体素子
WO2007052628A1 (ja) * 2005-10-31 2007-05-10 Nichia Corporation 窒化物半導体素子
WO2008087930A1 (ja) * 2007-01-16 2008-07-24 Showa Denko K.K. Iii族窒化物化合物半導体素子及びその製造方法、iii族窒化物化合物半導体発光素子及びその製造方法、並びにランプ

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2932467B2 (ja) 1993-03-12 1999-08-09 日亜化学工業株式会社 窒化ガリウム系化合物半導体発光素子
US5777350A (en) 1994-12-02 1998-07-07 Nichia Chemical Industries, Ltd. Nitride semiconductor light-emitting device
US6900465B2 (en) 1994-12-02 2005-05-31 Nichia Corporation Nitride semiconductor light-emitting device
JP2735057B2 (ja) 1994-12-22 1998-04-02 日亜化学工業株式会社 窒化物半導体発光素子
JP3304782B2 (ja) 1996-09-08 2002-07-22 豊田合成株式会社 半導体発光素子
JP3420028B2 (ja) * 1997-07-29 2003-06-23 株式会社東芝 GaN系化合物半導体素子の製造方法
KR100589621B1 (ko) * 1998-03-12 2006-06-19 니치아 카가쿠 고교 가부시키가이샤 질화물 반도체 소자
US6635901B2 (en) * 2000-12-15 2003-10-21 Nobuhiko Sawaki Semiconductor device including an InGaAIN layer
US6881983B2 (en) * 2002-02-25 2005-04-19 Kopin Corporation Efficient light emitting diodes and lasers
US7112830B2 (en) * 2002-11-25 2006-09-26 Apa Enterprises, Inc. Super lattice modification of overlying transistor
US7115896B2 (en) * 2002-12-04 2006-10-03 Emcore Corporation Semiconductor structures for gallium nitride-based devices
JP4781028B2 (ja) 2004-07-21 2011-09-28 昭和電工株式会社 Iii族窒化物半導体積層体及びiii族窒化物半導体発光素子の製造方法
JP2007214257A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Rohm Co Ltd 半導体発光素子およびその製造方法
JP2007214221A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Sharp Corp 窒化物半導体レーザ素子
US7769066B2 (en) * 2006-11-15 2010-08-03 Cree, Inc. Laser diode and method for fabricating same
US20110104843A1 (en) * 2009-07-31 2011-05-05 Applied Materials, Inc. Method of reducing degradation of multi quantum well (mqw) light emitting diodes

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002185041A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Nobuhiko Sawaki 半導体素子
WO2007052628A1 (ja) * 2005-10-31 2007-05-10 Nichia Corporation 窒化物半導体素子
WO2008087930A1 (ja) * 2007-01-16 2008-07-24 Showa Denko K.K. Iii族窒化物化合物半導体素子及びその製造方法、iii族窒化物化合物半導体発光素子及びその製造方法、並びにランプ

Also Published As

Publication number Publication date
CN101859853A (zh) 2010-10-13
US8659041B2 (en) 2014-02-25
US20100252844A1 (en) 2010-10-07
CN101859853B (zh) 2013-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5953447B1 (ja) Iii族窒化物半導体発光素子およびその製造方法
TWI493753B (zh) Nitride semiconductor light emitting device and manufacturing method thereof
JP5232972B2 (ja) 半導体発光素子及び半導体発光素子の製造方法
TWI447953B (zh) 半導體發光裝置及其製造方法
TWI659547B (zh) Iii族氮化物半導體發光元件的製造方法
JP4954536B2 (ja) 窒化物半導体発光素子
CN103682001B (zh) 第iii族氮化物半导体发光器件
JP7481618B2 (ja) 窒化物半導体素子の製造方法
CN106415860B (zh) 氮化物半导体发光元件
JP5744615B2 (ja) 窒化物半導体発光ダイオード素子
JP5554739B2 (ja) 窒化物半導体発光素子の製造方法
JP5569480B2 (ja) Iii族窒化物半導体発光素子
US8633469B2 (en) Group III nitride semiconductor light-emitting device
JP2010263189A (ja) 窒化物半導体発光ダイオード
TWI585993B (zh) Nitride light emitting device and manufacturing method thereof
JP5306873B2 (ja) 窒化物半導体発光ダイオードおよびその製造方法
JP2011066047A (ja) 窒化物半導体発光素子
TW201528547A (zh) 氮化物半導體發光元件及其製造方法
TWI568022B (zh) 半導體堆疊結構
JP5633154B2 (ja) 半導体発光素子の製造方法および半導体発光素子、ランプ、電子機器、機械装置
JP5942519B2 (ja) 半導体発光素子
JP2016225525A (ja) 窒化物半導体発光素子
TWI508326B (zh) 氮化物半導體結構及半導體發光元件
JP2011029218A (ja) 窒化物半導体発光素子構造とその形成方法
JP2009218235A (ja) 発光ダイオード

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131217