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JP2010126206A - 媒体結束装置 - Google Patents

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JP2010126206A JP2008304009A JP2008304009A JP2010126206A JP 2010126206 A JP2010126206 A JP 2010126206A JP 2008304009 A JP2008304009 A JP 2008304009A JP 2008304009 A JP2008304009 A JP 2008304009A JP 2010126206 A JP2010126206 A JP 2010126206A
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Abstract

【課題】精密な動作制御を要することなく挟持部材により確実にテープを挟持することができ、かつ簡単な構成でかつ安価な媒体結束装置を実現する。
【解決手段】こし付け部31cを備えた挟持部材12の基部に形成した支持板12aの中心部を支持軸14に固定し、挟持部材13の基部に形成した支持板13aの中心部を支持軸14に回転自在に取付けて、こし付け部31a、31bを備えた挟持部材13が挟持部材12に密着するようにバネで付勢すると共に、支持板13aに形成した突起13bをストッパ15を係合させた状態で支持軸14と共に挟持部材12を回転させることで挟持部材12と13を開き、紙幣結束用のテープの先端部が両挟持部材12、13間に進入すると、支持軸14と共に挟持部材12を逆回転させ挟持部材12、13によりテープを挟持し、こし付け部31aないし31cによりテープ2によりこしを付けてスライドしないようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、現金処理機等で計数された一定枚数の紙幣等の媒体をテープで結束する媒体結束装置に関するものである。
銀行等の金融機関の営業店内には出納機と呼ばれる大型の現金処理機が配置され、金融機関の係員の操作により現金の入出金処理が行われるが、この現金処理機は処理機内部で計数された金種毎の一定枚数の紙幣をテープで結束する媒体結束装置、例えば紙幣結束装置を有している。
従来の紙幣結束装置として、ドライブローラの回転により収納部から繰出された紙帯であるテープをキャッチで保持して、その保持したテープをキャッチにより紙幣束を搬送するための搬送手段を遮るように上方へ引き上げ、引き上げられたテープの先端を上スプーンの下方への移動により紙幣束の後端面に沿って下方に折り曲げた後、下方に折り曲げられたテープを下スプーンの水平方向の移動により更に紙幣束の下面に沿って折り曲げることでテープを紙幣束に巻付け、そしてドライブローラを逆転することでテープの弛みを取り、カッターでテープを切断して、テープの両端部を加熱接着するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−190913
しかしながら、上述した従来の技術においては、収納部から繰出されたテープを小さな部品であるキャッチで確実に保持するために精密な動作制御が必要となり、またキャッチ、上スプーン、下スプーンという複数の部材にテープの巻き付け動作を分担させているので、部品点数が増え、装置が複雑化すると共に高価になるという問題を有している。
そのため、本発明は、定型の複数枚の媒体の外周にテープを巻付けて結束する媒体結束装置において、テープを供給するテープ供給手段と、テープ供給手段から供給されるテープの先端部を挟持する一対の挟持部材を有するテープ巻付け手段を備え、前記一対の挟持部材の各々の基部に支持板を起立形成して、第1の挟持部材の支持板の中心部を支持軸に固定し、第2の挟持部材の支持板の中心部を前記支持軸に回転自在に取付けて、第2の挟持部材が前記第1の挟持部材に密着するようにバネで付勢すると共に、第2の挟持部材の支持板に突起を形成して、この突起と対応するストッパを配置し、前記第1または第2の挟持部材の中央近傍に第1のこし付け部を備え、他方の挟持部材に第1のこし付け部を挟むように第2のこし付け部を備え、前記突起とストッパを係合させた状態で回転手段により支持軸と共に前記第1の挟持部材を回転させることで両挟持部材を開き、前記テープ供給手段から供給されるテープの先端部が前記両挟持部材間に進入すると、前記回転手段により支持軸と共に前記第1の挟持部材を逆方向に回転させることにより両挟持部材を閉じて前記第1、第2のこし付け部によりテープにこしを付けて前記テープを挟持し、前記媒体の外周にテープを巻付けるようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、テープを供給するテープ供給手段と、テープ供給手段から供給されるテープの先端部を挟持する一対の挟持部材を有するテープ巻付け手段を備え、前記一対の挟持部材の各々の基部に支持板を起立形成して、第1の挟持部材の支持板の中心部を支持軸に固定し、第2の挟持部材の支持板の中心部を前記支持軸に回転自在に取付けて、第2の挟持部材が前記第1の挟持部材に密着するようにバネで付勢すると共に、第2の挟持部材の支持板に突起を形成して、この突起と対応するストッパを配置し、前記第1または第2の挟持部材の両端近傍に第1のこし付け部を備え、他方の挟持部材に第1のこし付け部を挟むように第2のこし付け部を備え、前記突起とストッパを係合させた状態で回転手段により支持軸と共に前記第1の挟持部材を回転させることで両挟持部材を開き、前記テープ供給手段から供給されるテープの先端部が前記両挟持部材間に進入すると、前記回転手段により支持軸と共に前記第1の挟持部材を逆方向に回転させることにより両挟持部材を閉じて前記第1、第2のこし付け部によりテープにこしを付けて前記テープを挟持し、前記媒体の外周にテープを巻付けるようにしたので、簡単な構成でかつ安価な媒体結束装置を実現でき、さらに、スライドすることなく安定してテープを挟持することができる。
以下、図面を参照して本発明による媒体結束装置の実施例を説明する。なお、以下の実施例の説明では、一般的な現金処理機における紙幣の結束を一例として説明する。
(構成)
図1は、媒体結束装置を備えた現金処理機の構成図である。同図に示したように、現金処理機100は、認証や取引種類の指定等の操作を行う表示操作部22、入金部24より入金された紙幣を認識する認識部23、認識された紙幣を表裏反転部21により適宜反転し集積する束集積部25、集積された束を帯封部26に搬送する束キャリア部20、搬送された束を帯封処理する帯封部26を同図に示したように配置し、入金された紙幣を顧客の操作により、所望の枚数の紙幣を束ねて帯封し、図示しない帯封部26の紙面奥行き側等に配置した出金口より排出するように構成されている。
図2は媒体結束装置の概略側面図、図3は実施例1の媒体結束装置におけるテープ巻付け手段を示す斜視図、図4は図3のa部拡大図であり、図5はテープ巻付け手段のこし付け部の側面図である。
図2において、1は、紙等を素材としたテープ2のロールで、このロール1は直径方向が水平になるように寝かせて配置されている。
3a〜3cはテープ2の送り経路に沿って配置されたテープ供給ローラ(テープ供給手段)で、ロール1から引出されたテープ2は図示しないガイドにより上方に導かれてテープ面が水平になるようにテープ供給ローラ3a、3b間に保持され、テープ供給ローラ3b、3c間で斜め上方に供給されるようになっている。
4はテープ供給ローラ3a、3b間でテープ2に印字を行うように設けられた印字部(印字手段)、5はテープを後述するテープ巻付け手段に案内するガイドローラ、6はテープ供給ローラ3aとガイドローラ5との間でテープ2を切断するように配置されたカッター(切断手段)、7はテープ2に塗布してある糊を溶着させるためのヒータ(溶着手段)である。
8は下部搬送ベルト、9は上部搬送ベルトで、それぞれ複数のローラにより支持されており、後述する紙幣束の搬送経路に沿って配置されている。
この下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9は紙幣束を挟持して搬送する搬送手段を構成し、上部搬送ベルト9は図示しない回動手段によってローラ10を中心に上下方向に回動できるようになっている。
11はテープ2の先端部を挟持して紙幣束に巻付けるテープ巻付け手段で、下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9から成る搬送手段の上流側一側に配置され、その下方にヒータ7が所定の方向に移動するように設けられている。
このテープ巻付け手段11は、図3に示したように挟持部材12と13より成り、挟持部材12と13の各々の基部には円板状等の支持板12aと13aがほぼ直角に起立するように形成されている。そして、挟持部材12の中央近傍には図3、図4および図5に示したように、こし付け部31cが備えられており、一方の挟持部材13には、前記こし付け部31cを挟むように、こし付け部31a、31bが備えられている。
この支持板12aと13aの中心部には取付け孔が設けられていて、支持板12aはその取付け孔を支持軸14と嵌合させて支持軸14に固定され、一方、支持板13aは取付け孔により支持軸14に回転自在に取付けられると共に、図示しないトーションバネ等により矢印A方向に付勢されている。
これにより挟持部材13が挟持部材12と密着するようにしており、その状態で支持軸14がモータやギア等による図示しない回転手段により回転することで挟持部材12と13は支持軸14を中心に矢印A、B方向に回転するものとなっている。
また、支持軸14は図示しないフレームに設けた支持穴に挿通されていて、モータやギアあるいはソレノイド等による図示しない前後動手段により矢印C、Dで示したように前後方向に移動可能となっており、挟持部材12と13も支持軸14と一体に矢印C、D方向に移動するものとなっている。
更に、挟持部材13の支持板13aの外周部所定個所に突起13bが設けられており、この突起13bと対応するストッパ15が前記フレームから突出するように形成されていて、例えば挟持部材12と13を支持軸14と共に矢印C方向に移動させて回転させたときは突起13bはストッパ15に係合せず、挟持部材12と13を支持軸14と共に矢印D方向に移動させて回転させたときは突起13bがストッパ15に係合するものとなっている。
そして、挟持部材13の突起13bをストッパ15に係合させた状態で、支持軸14を図示しない回転手段により回転させると、挟持部材12のみが支持軸14と共に矢印A、B方向に回転し、これにより挟持部材12が挟持部材13に対して開閉するものとなっている。
再び図2に戻って、このような構成によるテープ巻付け手段11は挟持部材12と13が下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9に干渉しないように配置されており、下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9により搬送される紙幣束の下側(片面側)となる位置を初期位置としている。
(動作)
以上の構成により実施例1の媒体結束装置は、以下のように動作する。この動作を、図6のテープのこし付けの例示図、図7の実施例1の媒体結束装置の動作を示すテープ送り時の側面図、図8のテープ巻付け手段11の開閉工程を示す斜視図、図9のテープ巻付け手段11の反転動作時の側面図、図10のテープ巻付け手段11が反転した状態を示す斜視図、図11のテープ巻付け動作時の側面図、図12のテープ巻付け手段11によるテープ巻付け工程を示す側面図、図13のテープ巻付け終了時の側面図、図14のテープ溶着時の状態を示す側面図を用いて以下説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたソフトウェア等の制御プログラムに基づいて図示しない制御部により制御される。
まず、図7に示すようにロール1から引出されたテープ2がテープ供給ローラ3a〜3cにより挟持され、テープ2の先端がカッター6による切断位置に停止している状態において、テープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2が送り経路に沿って供給される。
このテープ供給に伴ってテープ供給ローラ3a、3b間で印字部4によりテープ2に日付や当該現金処理機が設置されている支店名等が印字される。
また、テープ2が供給されることで、テープ2の先端部は図示しないガイドに導かれてガイドローラ5に挟持され、更にこのガイドローラ5の回転によりテープ2の先端部はテープ巻付け手段11に向かって送られる。
このとき、搬送手段の上部搬送ベルト9はローラ10を中心に所定角度上方に回動して開いた状態で待機しており、またテープ巻付け手段11は、挟持部材12、13が図8(a)に示すように開いた状態で初期位置に待機している。
次に、挟持部材12、13を開く動作について説明する。今、図示しない前後動手段により支持軸14と共に挟持部材12および13を図3に示す矢印C方向に移動させ、その後図示しない回転手段により支持軸14を図3に示す矢印B方向、すなわち時計回り方向に回転させることで、挟持部材12と13を矢印B方向、すなわち時計回り方向に回転させる。
そして、挟持部材13の突起13bがストッパ15を過ぎた位置で支持軸14及び挟持部材12と13の回転が停止され、図示しない前後動手段により挟持部材12と13を支持軸14と共に矢印D方向に移動させた後、図示しない回転手段により支持軸14と共に挟持部材12と13を図3に示す矢印A方向、すなわち反時計回り方向に回転させると、挟持部材13の突起13bがストッパ15に突き当たって係合する。
これにより挟持部材13の回転が停止され、挟持部材12のみが支持軸14と共に矢印A方向に回転するため、挟持部材12が挟持部材13から離れて、挟持部材12と13が開かれる。
この状態でテープ2の先端部が挟持部材12、13間に進入すると、図示しない回転手段により支持軸14と共に挟持部材12が矢印B方向に回転して挟持部材12、13が図8(b)に示すように閉じ、テープ2の先端部を挟持する。このとき、挟持部材13に備えたこし付け部31a、31bと、挟持部材12に設けたこし部材31cによりテープ2が挟まれ、テープ2の中央部分に図4の破線部として示したようなこし32が付き、図6に示したようなテープ形状となり、挟持部材12、13により挟んだテープ2はスライドすることなく安定して挟持される。
続いて前後動手段により支持軸14と共に挟持部材12および13を図3に示す矢印C方向に移動させて挟持部材13の突起13bをストッパ15から外した後、テープ供給ローラ3a〜3cによりテープ2を供給しながら、図示しない回転手段により支持軸14を中心に挟持部材12、13を図8(b)に示す矢印B方向に略半回転(約180度回転)させ、これにより図9に示すようにテープ巻付け手段11を紙幣束20の搬送経路を横切らせて前記テープ2を前記紙幣束20の搬送経路を遮るように伸ばすと共に、図10に示したようにテープ巻付け手段11を上下に反転させる。
そして、図示しない手段により外形を揃えて上下に積層された複数枚の紙幣からなる紙幣束20が図示しない手段により搬送手段の下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9の間に送り込まれてくると、上部搬送ベルト9はローラ10を中心に下方に回動して下部搬送ベルト8との間に紙幣束20を挟持する。
その後、上下の搬送ベルト8、9が図示しないベルト駆動手段により駆動されて回転し、これにより紙幣束20が図10に示した矢印X方向に搬送されるが、その際、紙幣束20は前端面でテープ2を押込み、このときのテープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2の供給が行われることで、テープ2は図11に示したように紙幣束20の上下を覆うように引出される。
搬送ベルト8、9は紙幣束20を所定距離だけ搬送した後停止されるが、このときの紙幣束20の停止は、その停止位置付近に設けた図示しない位置確認センサが紙幣束20を検知したときの信号に基づいて制御される。
続いてテープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2を供給しながら、支持軸14を中心に挟持部材12、13を回転手段により矢印B方向にもう半回転(180度回転)させ、これによりテープ巻付け手段11を図12(a)に示したように紙幣束20の後端上方から搬送経路を横切って図12(b)に示したように紙幣束20の後端下方に回り込むように移動させて初期位置に戻すと共にテープ巻付け手段11を再び上下に反転させる。
この動作により紙幣束20の後端がテープ2で囲い込まれ、その後、テープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2を送出しながら上下の搬送ベルト8、9が図示しないベルト駆動手段により逆方向に駆動されて回転する。
これにより紙幣束20が逆方向に搬送されることで、図13に示したようにテープ2が紙幣束20を一周するように巻付けられるので、その後、カッター6を動作させてテープ2をその両端部が重なり合う長さに切断し、更に図14に示したようにヒータ7を図示しないヒータ駆動手段により動作させてテープ2の重なり合った部分を下方から矢印Eのように押圧しながらテープ2に塗布されている糊を熱溶着させてテープ2の重なり合った部分を接着する。
このようにして紙幣束20をテープ2で結束した後、前記と同様の動作で挟持部材12を挟持部材13から離れるように図3に示した矢印A方向に少し移動してテープ2を挟持力から開放し、テープ巻付け手段11を図3に示した矢印C方向に移動させてテープ2から引抜く。このとき、テープ2がこし付け部31cに引っ掛からないように、面取りをしたり、図示しない機構等を設け、挟持部材12の下方向に移動したりするようにするとなおよい。
そして、搬送ベルト8、9をベルト駆動手段により駆動して紙幣束20を搬送し、図示しない排出口から排出する。
なお、以上の説明では、こし付け部31a〜31cを図4のように配置した例を示したが、図15に示したように挟持部材13の中央近傍にこし付け部31dを備え、挟持部材12に当該こし付け部31dを挟むようにこし付け部31e、31fを備えるような構成としてもよい。
上記のような構成とした場合は、図16に示したように、図5に示したテープ2のこしの方向と逆の方向にこしが形成されることになり、挟持部材12、13により挟んだテープ2はスライドすることなく安定して挟持される。
(実施例1の効果)
以上説明した実施例1の媒体結束装置によれば、テープを供給するテープ供給手段と、テープ供給手段から供給されるテープの先端部を挟持する一対の挟持部材を有するテープ巻付け手段を備え、前記一対の挟持部材の各々の基部に支持板を起立形成して、第1の挟持部材の支持板の中心部を支持軸に固定し、第2の挟持部材の支持板の中心部を前記支持軸に回転自在に取付けて、第2の挟持部材が前記第1の挟持部材に密着するようにバネで付勢すると共に、第2の挟持部材の支持板に突起を形成して、この突起と対応するストッパを配置し、前記第1または第2の挟持部材の両端近傍に第1のこし付け部を備え、他方の挟持部材に第1のこし付け部を挟むように第2のこし付け部を備え、前記突起とストッパを係合させた状態で回転手段により支持軸と共に前記第1の挟持部材を回転させることで両挟持部材を開き、前記テープ供給手段から供給されるテープの先端部が前記両挟持部材間に進入すると、前記回転手段により支持軸と共に前記第1の挟持部材を逆方向に回転させることにより両挟持部材を閉じて前記第1、第2のこし付け部によりテープにこしを付けて前記テープを挟持して、前記媒体の外周にテープを巻付けるようにしたので、簡単な構成でかつ安価な媒体結束装置を実現でき、さらに、スライドすることなく安定してテープを挟持することができる。
(構成)
実施例2の媒体結束装置では、図17のテープ巻着付け手段の斜視図、図18の挟持部材周辺の拡大図、図19のテープ巻着付け手段の側面図に示したように、実施例1のようなテープ巻付け手段11の挟持部材12に備えられたこし付け部31cが備えられておらず、挟持部材13に備えられたこし付け部31a、31bの中央側の端部に面取り31x、31yがそれぞれ設けられた構成となっている。その他の構成は、実施例1と同様であるので、簡略化のためにその詳細な説明を省略する。
(作用)
以上の構成により実施例2の媒体結束装置は、以下のように作用する。すなわち、図18に示したように、実施例2の媒体結束装置のテープ巻付け手段11は、挟持部材13に備えられたこし付け部31a、31bには中央側の端部に面取り31x、31yが施された構成となっており、挟持部材12の中央近傍にはこし付け部がないので、テープ2を挟持部材12、13により挟んで紙幣束20に巻き付けた後に挟持部材12、13を図3に示した矢印C方向に移動しテープ2から引き抜く際にテープ2がこし付け部31a、31bに引っ掛かることがなく、また、実施例1のように挟持部材12の中央近傍のこし付け部31cを退避する機構等を設ける必要もない。
(実施例2の効果)
以上のように、実施例2の媒体結束装置によれば、一方の挟持部材の両端部に面取りをそれぞれ施したこし付け部を備え、両挟持部材を閉じる際にこしを付けてテープを挟持するようにしたので、実施例1の効果に加え、両挟持部材を引き抜く際にテープがこし付け部に引っ掛かることながない。
本発明は、現金処理機等で計数された一定枚数の紙幣等の媒体をテープで結束する媒体結束装置に広く用いることができる。
現金処理機の構成図である。 実施例1の媒体結束装置を示す概略側面図である。 実施例1のテープ巻付け手段を示す斜視図である。 実施例1のテープ巻付け手段の構成図である。 実施例1のテープ巻付け手段のこし付け部の側面図である。 実施例1のテープのこし付けの例示図である。 実施例1の媒体結束装置の動作を示すテープ送り時の側面図である。 実施例1のテープ巻付け手段の開閉動作示す斜視図である。 実施例1のテープ巻付け手段の反転動作時の側面図である。 実施例1のテープ巻付け手段が反転した状態を示す斜視図である。 実施例1のテープ巻付け動作時の側面図である。 実施例1のテープ巻付け手段によるテープ巻付け工程を示す側面図である。 実施例1のテープ巻付け終了時の側面図である。 実施例1のテープ溶着時の状態を示す側面図である。 実施例1の変形例のテープ巻付け手段の構成図である。 実施例2の変形例のテープのこし付けの例示図である。 実施例2のテープ巻付け手段を示す斜視図である。 実施例2のテープ巻付け手段の構成図である。 実施例2のテープ巻付け手段のこし付け部の側面図である。
符号の説明
1 ロール
2 テープ
3a〜3c テープ供給ローラ
4 印字部
5 ガイドローラ
6 カッター
7 ヒータ
8 下部搬送ベルト
9 上部搬送ベルト
10 ローラ
11 テープ巻付け手段
12、13 挟持部材
12a、13a 支持板
13b 突起
14 支持軸
15 ストッパ
20 紙幣束
26 媒体結束装置
31a〜31f こし付け部
32 こし

Claims (2)

  1. 定型の複数枚の媒体の外周にテープを巻付けて結束する媒体結束装置において、
    テープを供給するテープ供給手段と、当該テープ供給手段から供給されるテープの先端部を挟持する一対の挟持部材を有するテープ巻付け手段を備え、
    前記一対の挟持部材の各々の基部に支持板を起立形成して、第1の挟持部材の支持板の中心部を支持軸に固定し、第2の挟持部材の支持板の中心部を前記支持軸に回転自在に取付けて、当該第2の挟持部材が前記第1の挟持部材に密着するようにバネで付勢すると共に、当該第2の挟持部材の支持板に突起を形成して、この突起と対応するストッパを配置し、
    前記第1または第2の挟持部材の中央近傍に第1のこし付け部を備え、他方の挟持部材に第1のこし付け部を挟むように第2のこし付け部を備え、
    前記突起とストッパを係合させた状態で回転手段により支持軸と共に前記第1の挟持部材を回転させることで両挟持部材を開き、前記テープ供給手段から供給されるテープの先端部が前記両挟持部材間に進入すると、前記回転手段により支持軸と共に前記第1の挟持部材を逆方向に回転させることで両挟持部材を閉じて前記第1、第2のこし付け部によりテープにこしを付けて前記テープを挟持し、前記媒体の外周にテープを巻付けるようにしたことを特徴とする媒体結束装置。
  2. 前記一対の挟持部材を前記支持軸と共に前後動手段により前後動させて、前記突起とストッパの係合とその解除を行うことを特徴とする請求項1記載の媒体結束装置。
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