JPH0642611U - 紙葉類結束装置におけるテープガイド機構 - Google Patents
紙葉類結束装置におけるテープガイド機構Info
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- JPH0642611U JPH0642611U JP7736892U JP7736892U JPH0642611U JP H0642611 U JPH0642611 U JP H0642611U JP 7736892 U JP7736892 U JP 7736892U JP 7736892 U JP7736892 U JP 7736892U JP H0642611 U JPH0642611 U JP H0642611U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 紙葉類にテープを巻付けるときテープに横ず
れを生じることがなく、見栄えのよい結束を可能とす
る。 【構成】 紙葉類結束装置において、テープ巻付け手段
30のアーム31が待機する側の挟持手段にその挟持方
向に揺動可能でかつ挟持面側に重力またはバネにより付
勢されアーム31がテープTの先端を挟持して旋回した
ときそのアームにより押されて揺動退避するとともにア
ームの待機時および紙葉類へのテープ巻付け時にはテー
プの両側を規制するテープガイド部材4を具有する。
れを生じることがなく、見栄えのよい結束を可能とす
る。 【構成】 紙葉類結束装置において、テープ巻付け手段
30のアーム31が待機する側の挟持手段にその挟持方
向に揺動可能でかつ挟持面側に重力またはバネにより付
勢されアーム31がテープTの先端を挟持して旋回した
ときそのアームにより押されて揺動退避するとともにア
ームの待機時および紙葉類へのテープ巻付け時にはテー
プの両側を規制するテープガイド部材4を具有する。
Description
【0001】
本考案は多数枚重ねられた同大同形状の紙葉類の外周にテープを巻付けて束ね るための紙葉類結束装置にかゝり、特にそのテープ巻付け時にテープの横ずれを 防止するテープガイド機構に関する。
【0002】
従来、紙幣のような同一形状大きさの紙葉類を所定枚数重ね合わせてテープに より結束する結束装置として例えば特開昭60−58312号公報に示されるも のがある。この公報に記載の結束装置は、装置本体の前面に紙葉類挿入口が開口 されており、この挿入口から挿入されて位置決めされる紙葉類の結束位置に対応 して円環状の回転輪が紙葉類をとり囲むように配設され、この回転輪には結束用 テープを紙葉類に巻回させるための巻回部材(ローラ)が設けられていて、回転 輪の回転により紙葉類の外周に結束用テープを巻回するとともにテープに緊張を 与え、その後切断装置でテープを切断し、その切断端を接着用のこてにより接着 するようになされている。
【0003】 しかるに上記従来の装置では、紙葉類の結束位置にテープを巻付けるための回 転輪が結束位置に設けられていてその内部に紙葉類が挿入されるので、必然的に 回転輪の内径が大きくなり、それにつれて外径も大きくなるため装置全体が大型 化し、装置を小型に構成することができなかった。
【0004】 そこで出願人は、テープ供給手段から送られてくるテープの先端を旋回可能な アームの先端で挟持し、このアームを旋回させてテープ供給手段の設置位置とは 反対側上方の待機位置で待機させ、紙葉類が挿入されたのちさらに旋回させてテ ープを紙葉類の周囲に巻付けた後、そのテープ巻付部両側の紙葉類を圧縮挟持し てからテープの締付け、切断、接着を行って紙葉類を結束するアーム旋回式テー プ巻付け手段を有する紙葉類結束装置(特開平3−124516号)を提案した 。
【0005】
しかしながら上記のようにテープ巻付け手段により紙葉類の外周にテープを巻 付けるとき、テープの巻付き箇所は何ら規制されていないためテープを巻締める までの間はテープがその幅方向に遊び、巻締め終えたとき図7のようにテープT 、特に紙葉類Pへの巻始め端Taや巻終り端Tbが横ずれして見苦しい形態に結 束されてしまうという不具合があった。
【0006】 本考案はこれに鑑み、テープの巻付け時に横ずれを生じることがなく、見栄え のよい結束ができる紙葉類結束装置におけるテープガイド機構を提供することを 目的とするものである。
【0007】
上記従来の技術が有する問題点を解決することを課題として、本考案は、テー プ供給手段と、このテープ供給手段から送られるテープの先端を挟持して旋回可 能とされたアームを有しテープ供給手段の設置側とは反対側上方位置を待機位置 として待機し紙葉類が挿入されてその紙葉類が挟持されたのちさらに旋回してテ ープを紙葉類の周囲に巻付けるテープ巻付け手段と、結束位置に挿入される紙葉 類の両側面を挟持する紙葉類挟持手段と、テープ巻付け後にテープ端を切断する カッタと、テープの切断端を熱接着するこてを有する紙葉類結束装置において、 前記テープ巻付け手段のアームが待機する側の挟持手段にその挟持方向に揺動可 能でかつ挟持面側に重力またはバネにより付勢され前記アームがテープの先端を 挟持して旋回したときそのアームにより押されて揺動退避するとともにアームの 待機時および紙葉類へのテープ巻付け時にはテープの両側を規制するテープガイ ド部材を具有することを特徴とする。
【0008】
結束すべき紙葉類を挟持手段間に挿入し、テープ巻付け手段のアームが待機位 置から旋回を開始してテープを紙葉類の外周に巻付けるときアームの先端がテー プガイド部材の内面に当り、その付勢に抗しこれを押しのけて旋回する。その際 にアームにより先導されるテープはテープガイド部材の内面にそい、かつそのガ イド部材により両側が規制されて走り、紙葉類に巻付けられる。
【0009】 アームがテープガイド部材から外れると、テープガイド部材は自己の付勢によ り紙葉類側に変位し、テープの両側のガイド機能を継続してテープの横ずれを防 ぐ。
【0010】 こうしてテープが所定枚数周回したのち挟持手段が互いに接近移動して紙葉類 を挟持し、テープが巻締められたのち巻終り端がカッタにより切断され、こてに より熱接着が行なわれて結束が完了し、挟持手段の開放動作により結束済の紙葉 類束が放出される。
【0011】
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。
【0012】 図は本考案を採用した結束装置の一実施例を示すもので、こゝに示す紙葉類挟 持手段1は上下から紙葉類を挟持するようにした場合を示している。
【0013】 この紙葉類挟持手段1は、挿入される紙葉類の両面から挟む第1挟持部材2と 第2挟持部材3とを有し、第1挟持部材2は紙葉類の紙面短手方向をカバーする 長さの2つの挟持面2a,2aがその間にテープガイド部材4を嵌入し得る間隔 をおいて設けられたもので、その基部2bがガイドレール5,5にそって紙葉類 の紙面に向けて移動自在に支持されている。第2挟持部材3は、前記第1挟持部 材2の挟持面2a,2aと対応する2つの挟持面3a,3aを有する2又状のも のである。
【0014】 上記各挟持部材2,3の作動機構はリンク機構による場合を図2に示しており 、この図では便宜状水平状態として画かれている。すなわち第1挟持部材2は、 中間部が装置本体側に軸6により回動自在に支持されたアーム7の一端の長孔8 が第1挟持部材2の基部のピン9に遊嵌され、このアーム7の基端に軸着された ローラ10が矢印A方向に移動するカム部材11の図において右側のカム面11 aに当接され、そのローラ10はカム面11aと相似のガイド12によりカム面 11aにそって移動するようになっている。このローラ10はバネ付勢によりカ ム面11aに当てるようにしてもよい。
【0015】 第2挟持部材3は、装置本体側に軸13,14により回動自在な2本の平行リ ンク15,16の先端にピン17,18で連結され、一方のリンク15の基端の ローラ19が前記カム部材11の図において左側のカム面11bにバネ20の付 勢を受けて当接されている。
【0016】 前記カム部材11のカム面11a,11bは紙葉類挿入側が幅広となる傾斜面 を有し、カム部材11の後方への移動によりアーム7およびリンク15のローラ 19が外側方へ押されて第1,第2挟持部材2,3が互いに接近動されるように なっている。
【0017】 前記第1挟持部材2に設けられる前述のテープガイド部材4は、断面コ字状を なしてその内側面がガイド面4a,4aとされるもので、第1挟持部材2の挟持 面2a,2aの間に嵌合されてその基部が第1挟持部材2に軸21により枢支さ れ、その自由端4b側が自重またはバネにより紙葉類側へ付勢されている。前記 ガイド面4a,4a間の間隔はテープTの幅より僅かに広い寸法とされ、一方の ガイド面4aの外端には一方の挟持面2aに当り得るフランジ4cを有している 。
【0018】 テープ巻付け手段30は、図3にその一例の斜視図を、図4にアーム31の開 閉機構を示している。すなわちテープTの繰出し端近傍を挟む固定アーム31a と可動アーム31bとを有し、このアーム31は図に符号Bで示す円軌道を画い て結束位置にある紙葉類Pの周りを周回するようになっており、その円軌道Bの 一部は前記テープガイド部材4の位置を通り、アーム31の先端がこのテープガ イド部材4のフランジ4cに接したときこれを付勢に坑し押し上げるようになっ ている。
【0019】 固定アーム31aは、機枠32に一端が軸方向可動に支持されかつ中間部が機 枠32のガイドロッド33,33にそって同方向にスライド可能な移動枠34に 挿通支持された軸35により回動自在な旋回アーム36の先端に該軸35の軸線 と平行する方向に固定的に設けられ、前記移動枠32を挿通する部分の軸35上 には軸長の短いギヤ37が固着され、このギヤ37は機枠32に軸架された軸長 の長いギヤ38に常時噛合されている。このギヤ38には図示しないモータから ベルト39を通じて回転が与えられる。
【0020】 前記軸35の手前側の端部には紙葉類Pの定位置への挿入を検知する検知板4 0が固着され、この軸35の奥端と機枠32側の固定部材41との間には圧縮バ ネ42が介装されて軸35に手前側に突出する習性が与えられている。この軸3 5の奥端近くにはプーリー43が固着されていてこのプーリー43の溝に軸44 を中心に揺動する揺動レバー45の一端が係合され、この揺動レバー45の他端 はセンサ46に関連し、軸35が奥側へ押されたとき揺動レバー45が揺動して センサ46を通じ紙葉類挿入検知信号が得られるようになっている。
【0021】 前記移動枠34の移動機構48は、この移動枠34に連結され屈曲部が装置本 体側に軸49により枢支されたL形状のレバー50と、このレバー50の他端に 一端が連結され屈曲部が装置本体側に軸51により枢支されたレバー52とで構 成され、このレバー52に軸着されたカムフォロワ53,54がカム55に係合 され、このカム55の回転によりレバー52に揺動を与えて前記レバー50を押 し引きするようになっている。
【0022】 可動アーム31bは、その基部が前記旋回アーム36に軸56により回動自在 に支持されていて固定アーム31aに対し鋏状に開閉する構造とされており、そ の基端近くと旋回アーム36との間に介装されたバネ57により常時閉じる方向 に付勢されている。また可動アーム31bの基部の屈曲端部にはカムフォロワ5 8が軸着され、このカムフォロワ58は図4のようにソレノイド59により進退 する移動部材60の側面のカム61に当ったとき可動アーム31bが固定アーム 31aから離れる方向に回動されるようになっており、この移動部材60はこれ に固着されたピン62が位置固定のガイド部材63の平面よりみて傾斜した形状 のガイド孔64に挿通され、移動部材60がソレノイド59の励磁により引かれ たときカム61が引込み、励磁が解かれてバネ64により牽引されたときカム6 1が前記カムフォロワ58に当る位置に進出されるようになっている。
【0023】 テープ供給手段は、図示しないテープリールからテープTが引出され、テープ 巻付け手段30のアーム31に受渡して挟持させるようになされたものであり、 その具体的構成に関しては説明を省略する。またカッタ65およびこて66につ いても概ね公知の機構を採用し得るのでその説明は省略する。
【0024】 図1の実施例では、紙葉類の集積部70から紙葉類を結束部の紙葉類挟持手段 1へ自動的に受渡す機構と組合わせた場合を示している。
【0025】 紙葉類集積部70は、1枚ずつあるいは所定枚数まとめて送入される紙葉類P を受ける水平な集積板71と、この集積板71の長手方向にそって配設される軸 72に固定され前記集積板71と協働して紙葉類集積空間を作る断面L字形の回 動板73とを有し、この回動板73の上面73aから側面73bにかけて挟持用 の窓孔74,74が形成され、この窓孔74,74と対応する位置の集積板71 に切穴75,75が形成されている。また前記軸72の端部にはアーム76が固 着されていてソレノイド77のプランジャ77aにピン78と長孔79とで連結 され、ソレノイド77の励磁、消磁により回動板73が図1の実線図示の閉止状 態と鎖線図示の開放状態とにわたり回動するようになっている。
【0026】 挟持搬送部80は、水平方向に架設されたガイドレール81,81にそって前 記集積部70へ向け移動自在な機枠82を有し、この機枠82はモータ83によ り回動するベルト84に固着されてベルト84の回動に伴ない矢印方向に移動す るようになっている。
【0027】 この機枠82には上下方向にガイドロッド85が固設され、このガイドロッド 85にブロック86が上下動自在に嵌挿支持されており、このブロック86に上 下の挟持片87,88が設けられ、このブロック86は機枠82に搭載のモータ 89により駆動されるベルト90にアーム91を介して取付けられている。
【0028】 下部の挟持片88は、前記集積部70の集積板71の切穴75,75の間隔に 合致し切穴に進入し得る2条の突部88a,88aを有し、その側方に延びるア ーム92により前記ブロック86の下方部に固着されている。
【0029】 上部の挟持片87は、前記集積部70の回動板73の窓孔74,74の間隔に 合致する間隔をもち窓孔に進入し得る2本のフィンガ87a,87aを有し、そ の基部87bに平行リンク93,93が枢着され、この平行リンク93,93の 他端は前記ブロック86の上方部に枢支されており、図示しない駆動機構により 上下動するレバー94により平行リンク93,93が揺動して挟持片87が上下 動するようになっている。
【0030】 前記挟持片87,88には押え片95,96が枢支されており、これら押え片 95,96は押え片作動機構により旋回動作されるようになっている。
【0031】 上記押え片95,96は、基部が上部および下部の挟持片87,88の上面お よび下面にピン97,98によりそれぞれ水平面内で旋回可能に軸着され、上部 挟持片87の押え片95はその後端が挟持片87に搭載のソレノイド99のプラ ンジャに連結されていて、ソレノイド99の作動により挟持片87の上面から図 1の鎖線図示位置へ進出されるようになっている。また下部の挟持片88の押え 片96は、その後端にカムフォロワ100が軸着されており、図示しない付勢手 段により図1において実線図示のように挟持片88の側方へ突出され、結束部へ 移行するときカムフォロワ100がカム101に当って図1の鎖線図示位置へ旋 回移動されるようになっている。
【0032】 次に上記実施例の作用を図5(A)〜(C)、図6(A)〜(C)を参照して 説明する。
【0033】 紙葉類集積部70の集積板71上に送入される所定枚数の紙葉類は回動板73 の側面73bにより位置が規制されて集積される。
【0034】 ついでモータ83の回動によりベル84を介して機枠82が前進(図1におい て右行)し、その挟持片87,88が前記集積部70の回動板73の窓孔74, 74および集積板71の切穴75,75に対応する位置に進行する。
【0035】 こゝでモータ89の回動によりベルト90を介して下部の挟持片88が上昇す るとともにレバー94が引下げられて平行リンク93,93を介し上部の挟持片 87が下降する。なおこのとき上部の挟持片87に付帯する押え片95は挟持片 87にそう位置に格納されており、下部の挟持片88の押え片96は側方へ突出 した状態におかれている。
【0036】 上下の挟持片87,88の接近移動により各挟持片87,88は集積部70の 回動板73の窓孔74,74および集積板71の切穴75,75から集積部70 内に進入し、集積部70内に集積されている紙葉類P群の一端寄りの位置を挟持 する。
【0037】 紙葉類P群を挟持し終えるとソレノイド77が作動して回動板73が上方へ回 動退去し、集積部70が開放され、これとともに上部の挟持片87のソレノイド 99が作動して押え片95が側方へ突出する。これにより挟持片87,88によ り挟持された一端寄りの位置とは反対端側の非挟持端側は各押え片95,96に より上下とも支えられる形態となり、非挟持端側の紙葉類Pの垂れ下りおよびは ね上りが押えられる。
【0038】 こうして紙葉類P群を挟持したのち各挟持片87,88は前記とは逆の動作で 後退し、紙葉類P群を集積部70外に取出すとともに紙葉類P群の非挟持端側を 紙葉類挟持手段1の第1,第2挟持部材2,3間に進入させる。こうして上下の 押え片95,96が突出した状態で紙葉類P群の非挟持端を押えたまゝ結束部1 へ搬入され、その直後に挟持片88の押え片96のカムフォロワ100がカム1 01に当り、これにより押されて押え片96が挟持片88にそう位置に退去し、 またソレノイド99により上部の挟持片87の押え片95も退去する。
【0039】 上記各押え片95,96が退去した時期に紙葉類P群の搬送が完了する。
【0040】 一方、テープ供給手段から供給されるテープTはテープ巻付け手段30のアー ム31a,31b間に供給され、こゝでテープ巻付け手段30のソレノイド59 が励磁されて移動部材60が引かれ、カム61が逃げて可動アーム31bがバネ 57の付勢により閉じ、固定アーム31aと可動アーム31bとでテープTを挟 持し、ついでギヤ38が駆動されてこれに噛合うギヤ37が回転し、旋回アーム 36を旋回してアーム31がテープTを挟持したまゝ図5(B)に符号Cで示す 待機位置へ至って停止し、待機する。このときテープ供給手段によるテープTの 送り出しによって、テープTは紙葉類が挿入される位置にたるんだ状態におかれ る。
【0041】 このアーム31のC位置への旋回によりアーム31の先端がテープガイド部材 4のフランジ4cに接触してこれを押し上げ、このアーム31に保持されて導か れるテープTはこのテープガイド部材4のガイド面4a,4a間におかれる(図 5(B))。この状態で前述のように紙葉類P群が送入される。
【0042】 アーム31のさらなる旋回によりアーム31の先端は図5(C)のように紙葉 類Pの下面に接した位置に到達し、テープTは紙葉類Pに1周回余りラフに巻付 いた状態となる。このときアーム31の下方への旋回に追従してテープガイド部 材4もそのガイド面4a,4a間にテープTを納めたまゝ追動し、テープTの横 方向へのずれ動きを防いでいる。
【0043】 この時期に紙葉類挟持手段1のカム部材11が図2において左方へ移動し、そ のカム面11aでアーム7を介し第1挟持部材2を、カム面11bでリンク15 ,16を介し第2挟持部材3を互いに接近移動させ、紙葉類Pを挟持する(図6 (A))。このときテープガイド部材4の自由端4bは紙葉類Pの紙面に当って 次第に押され、第1挟持部材1の挟持面1a,1a間に嵌入するが、その間前記 のテープTのガイド作用を継続し、テープTのずれ動きを阻止している。
【0044】 ついでテープ供給手段側の作用でテープTが引戻されて緊張が与えられ、巻締 めが行なわれたのち、こて66が進出してテープTの重なり目を押え、カッタ6 5が進出してテープTをカットする(図6(B))。
【0045】 テープTの切断後こて66がスライドしてテープTの切断端を熱接着し、カム 部材11が図2において右方へ移行して前記とは逆に第1,第2挟持部材2,3 を離間させ(図6(C))、結束済の紙葉類束を放出して結束を終る。
【0046】
以上説明したように本考案によれば、結束部の紙葉類挟持手段に挟持された紙 葉類に結束用テープを巻付ける際、そのテープの幅方向両側が挟持手段に付設し たテープガイド部材によって規制されるのでテープの横ずれが生じず、テープの 巻始め端や巻終り端が横にはみ出たり、テープに曲りが生じるようなことがなく 、整然とした姿に結束することができ、紙葉類束の見栄えをよくすることができ る。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】本考案における紙葉類挟持手段の作動機構の一
例を示す分解斜視図。
例を示す分解斜視図。
【図3】テープ巻付け手段の一例を示す斜視図。
【図4】テープ巻付け手段のアームの開閉機構の一例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図5】(A)〜(C)は本考案の作用説明図。
【図6】(A)〜(C)は本考案の作用説明図。
【図7】従来技術による不具合を示す説明図。
1 紙葉類挟持手段 2 第1挟持部材 3 第2挟持部材 4 テープガイド部材 4a ガイド面 11 カム部材 30 テープ巻付け手段 31 アーム 31a 固定アーム 31b 可動アーム 65 カッタ 66 こて 70 集積部 80 搬送部 87,88 挟持片
Claims (1)
- 【請求項1】テープ供給手段と、このテープ供給手段か
ら送られるテープの先端を挟持して旋回可能とされたア
ームを有しテープ供給手段の設置側とは反対側上方位置
を待機位置として待機し紙葉類が挿入されてその紙葉類
が挟持されたのちさらに旋回してテープを紙葉類の周囲
に巻付けるテープ巻付け手段と、結束位置に挿入される
紙葉類の両側面を挟持する紙葉類挟持手段と、テープ巻
付け後にテープ端を切断するカッタと、テープの切断端
を熱接着するこてを有する紙葉類結束装置において、前
記テープ巻付け手段のアームが待機する側の挟持手段に
その挟持方向に揺動可能でかつ挟持面側に重力またはバ
ネにより付勢され前記アームがテープの先端を挟持して
旋回したときそのアームにより押されて揺動退避すると
ともにアームの待機時および紙葉類へのテープ巻付け時
にはテープの両側を規制するテープガイド部材を具有す
ることを特徴とする紙葉類結束装置におけるテープガイ
ド機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992077368U JP2597751Y2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 紙葉類結束装置におけるテープガイド機構 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0642611U true JPH0642611U (ja) | 1994-06-07 |
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1992
- 1992-11-10 JP JP1992077368U patent/JP2597751Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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