JPH04115108U - 紙葉類結束装置における結束用テープセツト装置 - Google Patents
紙葉類結束装置における結束用テープセツト装置Info
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- JPH04115108U JPH04115108U JP2572791U JP2572791U JPH04115108U JP H04115108 U JPH04115108 U JP H04115108U JP 2572791 U JP2572791 U JP 2572791U JP 2572791 U JP2572791 U JP 2572791U JP H04115108 U JPH04115108 U JP H04115108U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙葉類結束装置への結束用テープのセットを
自動的に行なうことを可能とする。 【構成】 装置本体1の下方部にあって装置内へのセッ
ト位置とテープリールTa の交換位置とにわたりスライ
ド可能に設けられた支持部材11にリール状の結束用テ
ープを載置するテープ載置台14を回転自由に設け、こ
の結束用テープ載置台14に回転を与えてテープを送り
出すテープ送出手段23と、送出されるテープTを結束
位置近傍のテープ供給端部9にテープTを案内するテー
プガイド16,18,22と、このテープガイドの適所
にあって前記テープ送出手段23により送出されたテー
プをテープ供給端部9へ向けて繰出すテープ搬送手段2
4とを設け、テープ送出手段23により送出されたテー
プをテープ搬送手段24によりテープ供給端部9へ至ら
しめたとき前記テープ送出手段23およびテープ搬送手
段24をフリーにするようにしたものである。
自動的に行なうことを可能とする。 【構成】 装置本体1の下方部にあって装置内へのセッ
ト位置とテープリールTa の交換位置とにわたりスライ
ド可能に設けられた支持部材11にリール状の結束用テ
ープを載置するテープ載置台14を回転自由に設け、こ
の結束用テープ載置台14に回転を与えてテープを送り
出すテープ送出手段23と、送出されるテープTを結束
位置近傍のテープ供給端部9にテープTを案内するテー
プガイド16,18,22と、このテープガイドの適所
にあって前記テープ送出手段23により送出されたテー
プをテープ供給端部9へ向けて繰出すテープ搬送手段2
4とを設け、テープ送出手段23により送出されたテー
プをテープ搬送手段24によりテープ供給端部9へ至ら
しめたとき前記テープ送出手段23およびテープ搬送手
段24をフリーにするようにしたものである。
Description
【0001】
本考案は、重ね合わされた同一形状大きさの紙葉類の外周に結束用テープを巻
回して束ねる紙葉類結束装置にかゝり、特に結束用テープの結束装置へのセット
を自動的に行なわせることを可能とする結束用テープセット装置に関する。
【0002】
従来、紙幣のように同一形状大きさの紙葉類を所定枚数重ね合せて結束用テー
プにより結束する結束装置として例えば特開昭60−58312号公報に示され
るものがある。
【0003】
この公報に記載の結束装置は、装置本体の前面の挿入口から挿入されて位置決
めされる紙葉類の結束位置に対応して円環状の回転輪が紙葉類をとり囲むように
配設され、この回転輪に結束用テープを紙葉類に巻回するためのローラが設けら
れていて、回転輪の回転により紙葉類の外周に結束用テープを巻回するとともに
テープに緊張を与え、その後切断装置によりテープを切断し、その切断端をこて
より接着させるようになされたものである。
【0004】
上記従来の結束装置では、結束用テープを装置にセットするとき、結束用テー
プの先端をテープ結束位置近傍のテープ送り手段の箇所まで手で送り込むことに
よりセットし、以後テープ送り手段により所定位置まで送り出すようになってい
る。
【0005】
しかるに上記従来の装置によれば、稼働に先立って結束用テープを装置にセッ
トする作業が容易でなく、テープセットに多くの時間を要するばかりでなく、人
手によりテープをセットする際に装置の各部に手が触れ、場合によっては手を怪
我したりすることがある。
【0006】
本考案はこれに鑑み、紙葉類結束装置への結束用テープのセットを容易とし、
安全にテープセットを行なうことができる紙葉類結束装置の結束用テープセット
装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
上記従来の技術が有する問題点を解決するため、本考案は、多数枚重ねられて
外部から挿入される紙葉類を結束手段により結束する紙葉類結束装置において、
装置本体の下方にあって装置本体内のセット位置と交換可能な位置とにわたりス
ライド自在に設けられた支持部材と、この支持部材に回転自由に設けられリール
状の結束用テープを載置する結束用テープ載置台と、この結束用テープ載置台に
回転を与えテープを送り出すテープ送出手段と、送出されるテープを結束位置近
傍のテープ供給端部にテープを案内するテープガイドと、このテープガイドの適
所に設けられ前記テープ送出手段により送出されたテープを前記テープ供給端部
へ向けて繰出すテープ搬送手段とを具備し、前記送出手段により送出されたテー
プをテープ搬送手段により前記テープ供給端部へ至らしめたとき前記テープ送出
手段およびテープ搬送手段をフリーにするようにしたことを特徴とする紙葉類結
束装置における結束用テープセット装置を請求項1とし、前記テープ送出手段ま
たはテープ搬送手段に駆動力の伝達を選択的に切換え、かつ両手段を非作動状態
に切換え可能とする駆動力伝達手段を有する駆動機構と、前記テープ搬送手段お
よびテープ供給端部近傍に配設された第1および第2のテープ検知手段と、前記
結束用テープ載置台上に結束用テープを載置して装置本体内にセットしたとき前
記駆動機構の駆動および前記駆動力伝達手段を前記テープ送出手段側への切換え
を行ない、前記第1のテープ検知手段によるテープの存在検知時に前記駆動力伝
達手段をテープ搬送手段側へ切換え、前記第2のテープ検知手段によるテープの
存在検知時に前記駆動力伝達手段を非作動状態に切換える駆動制御手段とを有す
る紙葉類結束装置における結束用テープセット装置を請求項2とするものである
。
【0008】
結束用テープをセットするときは、装置本体から支持部材を交換位置にスライ
ドさせ、結束用テープ載置台上にリール状の結束用テープを同心的にセットし、
支持部材を装置本体内のセット位置にセットする。ついでテープ送出手段を駆動
すると結束用テープ載置台が回転して結束用テープが送り出され、そのテープを
ガイドするテープガイドの途中にあるテープ搬送手段に受渡される。この時点に
テープ搬送手段が駆動され、結束用テープをテープ供給端部にまで至らしめる。
このテープ供給端部に結束用テープが到達し、そのテープの先端がテープ供給端
部の先端から突出した時点で前記テープ送出手段およびテープ搬送手段がフリー
となり、以後の結束用テープの給送の障害とはならない。
【0009】
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。
【0010】
本考案が適用される紙葉類結束装置は、図3に示すように角箱状の装置本体1
を有し、その前面1aから上面1bにかけてスリット状の紙葉類挿入開口部2が
形成されており、この開口部2から多数枚重ねられた紙葉類P(例えば紙幣)が
符号P1 で示すように装置本体1の前方から立位姿勢で水平方向に、また符号P 2
で示すように装置本体1の上方から立位姿勢で垂直方向にいずれからも挿入す
ることができるように断面逆L字状に開口されている。
【0011】
上記紙葉類挿入開口部2の両側縁は、紙葉類Pの挿入を円滑にするため外方に
向けて拡開する誘導縁3,3が形成されており、この誘導縁3,3に続く装置本
体1内には図4に正面を示すように紙面側を案内する側面ガイド4,4が装置本
体1に固定して設けられている。
【0012】
前記紙葉類挿入開口部2の端部2aに近い位置の装置本体1内に、上方から挿
入される際の紙葉類P2 の内端Pa の案内、および前方から挿入される際の紙葉
類P1 の内端Pa の挿入深さを規定する後部ガイド5が略垂直姿勢に設けられて
いる。この後部ガイド5は、図5および図6にみられるように所定の面積を有す
る縦長矩形状の平坦な面部5aの上下方向両側が紙葉類挿入側に立曲げられ、こ
の立曲げ片5b,5bの外端および面部5aの上端がそれぞれ外方へ屈曲されて
いて紙葉類Pの挿入を円滑にガイドするようになっている。
【0013】
紙葉類挿入開口部2の下端2bに近い位置の装置本体1内には、前方から挿入
される際の紙葉類P1 の下端Pb の位置を規制して案内する矩形板状の下部ガイ
ド6が略水平姿勢に設けられている。
【0014】
この下部ガイド6の手前側は、紙葉類Pの周囲にテープTを巻付けるために紙
葉類Pを挟持する部材(後述)の進路を妨げないよう図5に示すように中断され
ている。
【0015】
したがって上方あるいは前方のいずれの方向から紙葉類Pが挿入された場合で
あっても、その紙葉類Pの紙面側、内端Pa 、および下端Pb が各ガイド4,5
,6により案内または規制されて姿勢を乱すことなく所定の結束位置に位置づけ
られるようになる。
【0016】
結束用テープセット装置7は、装置本体1の下底部に設けられるもので、図1
に装置本体1内の台板8を除去した斜視図を、図2に同平面図を、そして図5、
図14にテープ供給端部9の斜視図を示している。
【0017】
装置本体1の底板10上に平板上の支持部材11がレール12,12にそって
矢印Bのように手前側にスライド自在に設けられ、この支持部材11の上面には
テープリールTa を同心的に嵌合保持する円筒部13が上面中心に突設された円
板状の結束用テープ載置台14が軸15を中心に回転自由に設けられている。
【0018】
前記支持部材11を装置本体1内に挿入してセット位置(上記各図の状態)に
置いたときテープ載置台14の引出し側の略半周にそって位置する円弧状のテー
プガイド16が支持部材11に取付具17により取付けられており、他の半周に
そって位置する奥側のテープガイド18は装置本体1の底板10上に固設されて
いて、このテープガイド18の末端はテープ載置台14の回転方向(図において
は反時計方向)にそってテープ載置台14の外周から次第に離間されている。
【0019】
このテープガイド18の末端の内面側にはテープTが通れる間隙をおいて補助
ガイド19がそわされておかれ、またこの補助ガイド19の始端に続くように前
記テープ載置台14の上面に延びその中心の円筒部13の周面近くまで旋回し得
る補助ガイド20が軸21により底板10上に枢支されている。
【0020】
前記テープガイド18および補助ガイド19の末端には、図4のように扁平角
パイプ状のテープガイド22が接続され、このテープガイド22の他端は装置本
体1の台板8より上方に出て前記テープ供給端部9に導かれている。
【0021】
前記テープ載置台14にはこれを回転してテープTを送出するテープ送出手段
23が、またテープガイドの途中部にはテープTを搬送するテープ搬送手段24
がそれぞれ設けられている。これら各手段は各別に駆動制御するようにしてもよ
いが、図示の実施例では一つの駆動系から選択駆動させ、また送出後はフリーと
する切換え手段を用いた場合を示している。
【0022】
すなわち前記底板10上にテープ載置台14より下位に位置するレバー25が
軸26を中心に水平面内で回転可能に設けられ、この軸26には図示しないモー
タにより駆動される駆動プーリー27が設けられている。
【0023】
この駆動プーリー27の近傍のレバー25上と前記テープ載置台14の軸15
を超えた位置に延びる位置のレバー25上とにプーリー28,29が軸着され、
これらプーリー28,29間に巻回されたベルト30の周面が前記プーリー28
の位置で駆動プーリー27に常接され、またこの駆動プーリー27に巻回するベ
ルト31は前記補助ガイド19の末端近くに形成された窓孔32に臨むようレバ
ー25上に軸着されたローラ33の軸上のプーリー34に巻回されている。この
ローラ33はテープガイド18の窓孔35から内部に周面の一部が進入した位置
に設けられるローラ36に対向され、両ローラ33,36でテープTを挟持自在
とされている。
【0024】
前記レバー25には、その軸26を間にして両側にソレノイド37,38のプ
ランジャ37a,38aが連結され、ソレノイド37が励磁された場合には、前
記ベルト30がテープ載置台14の下面の回転部39の周面に接し、テープ載置
台14が駆動される。また、このときローラ33はローラ36から離れた位置と
なる。次に、ソレノイド38が励磁された場合は、ローラ33がローラ36に向
け押され、これにより補助ガイド19に送られたテープTの搬送が行なわれる。
また、このときベルト30はテープ載置台14の下面の回転部39の周面から離
れた位置となり、テープ載置台14はフリー状態となる。また、両ソレノイド3
7,38が非励磁の状態では、ローラ33はローラ36から離れた位置となり、
また、ベルト30もテープ載置台14の下面の回転部39の周面から離れた位置
となる。
【0025】
このように、ソレノイド37,38の励磁、非励磁により、テープ載置台14
およびテープ搬送手段の選択的な駆動と、これら両方のフリー状態への切り替え
を行なうようになっている。
【0026】
したがってこの実施例では、一つの駆動手段からの回転力をソレノイド37,
38により駆動力伝達手段を切換えてテープ載置台14の回転、停止を行なわせ
るテープ送出手段23が構成され、またローラ33,36の離接によりテープT
の搬送、停止を行なわせるテープ搬送手段24が構成される。
【0027】
前記テープガイド18および補助ガイド19の末端近くには、テープTの先端
の到来を検知するフォトセンサ等からなる第1のテープ検知手段40が設けられ
ている。
【0028】
テープ供給端部9は、テープ緊張手段を兼ねるもので、図14に取出して示し
ているように前記テープガイド22から導かれるテープTを案内する扁平なテー
プ通路41を有し、このテープ通路41の後部には上下のローラ42,43(ベ
ルトでもよい)が設けられ、一方のローラ43が正逆駆動するパルスモータ44
により回転駆動されるようになっており、テープTを必要量送り出すとともに、
所定時に逆転してテープTに緊張を与え、巻締めるようになっている。
【0029】
上記テープ通路41の上下のローラ42,43の手前位置にはテープTの検知
を行なう第2のテープ検知手段45Aが設けられている。さらにこのテープ通路
41の先端近くにはテープTの検出を行なう第3のテープ検知手段45Bが設け
られている。これらテープ検出手段にはフォトセンサが用いられる。
【0030】
つぎに結束装置としての各部の構成例を図4〜図15を参照して説明する。
【0031】
紙葉類挟持手段50は、前記下部ガイド6の両側に配置されていて、紙葉類挿
入開口部2から挿入されて位置づけされた紙葉類Pを紙面方向左右から挟持する
もので、図4〜図10に示すように装置本体1の前面1a側に近い位置に互いに
離接する方向に平行移動する一対の主挟持部材51,52と、この主挟持部材5
1,52より奥側にあって、一方は起伏し、他方は水平面内で旋回して互いに離
接するよう移動する一対の副挟持部材53,54とを有している。
【0032】
前記主挟持部材51,52は、その下端にL形に屈曲する基部51a,52a
を有し、これら基部51a,52aにそれぞれ2本のリンク55,56および5
7,58の一端が連結されており、内側のリンク55,57の中間部は固定部材
59にピン60,61により水平面内で回動自在に支持され、外側のリンク56
,58の他端は前記固定部材59にピン62,63により同様に取付けられてい
る。
【0033】
前記内側のリンク55,57の他端にはローラ64,65が軸着されていて装
置本体1の前後方向(図7に示す矢印方向)に移動するカム部材66の左右のカ
ム面67,68に図示しないバネ付勢により常時当接されている。
【0034】
上記カム部材66のカム面67,68は段部により傾斜面67a,68aを有
し、この傾斜面によりローラ64,65、リンク55,57を介し主挟持部材5
1,52を徐々に接近させて紙葉類Pを押圧挟持するようになっている。
【0035】
挟持部材53,54のうち起伏する副挟持部材53は、この挟持部材53側の
主挟持部材51の基部51aから立上がる軸受51bにピン69により枢支され
ており、この副挟持部材53と上記主挟持部材51との間に位置するよう副挟持
部材53の側面に断面コ字状のテープ保持部70が設けられていて副挟持部材5
3と共に起伏するように構成されている。
【0036】
他方の副挟持部材54は板材をL形に折曲した形状のもので、この副挟持部材
54を一端に有するレバー71の中間部はその側の前記内側のリンク57と同軸
に固定部材59に枢支されており、その他端に軸着されたローラ72が前記カム
部材66の位相の異なるカム面73にバネ付勢により常時当接されている。この
カム面73は、前記リンク57用のカム面68より遅れてレバー71を回動させ
るべくずれた位置に傾斜面73aを有している。
【0037】
前記固定部材59にそってスライド部材74がその長孔75,76と装置本体
1側のピン77,78との嵌合で図7において左右方向にスライド自在に設けら
れている。このスライド部材74は、一端に立上がる突部79を有し、この突部
79が前記内側のリンク57の側面に当接自在とされ、また中間部には隆起部8
0があって、前記の起伏する副挟持部材53の側面に水平方向に突出する軸81
(図10参照)上のローラ82に当ってこれを押し上げ、この副挟持部材53を
垂直位置に起立させるようになっている。このスライド部材74は、リンク57
の退去時に図示しないバネにより追従復帰される。
【0038】
したがって図7の状態からカム部材66が同図において上方に移動すると、そ
のカム面67,68によりローラ64,65を介して内側のリンク55,57が
それぞれ回動し、これにより主挟持部材51,52が互いに接近する。このとき
一方のリンク57がスライド部材74を突部79を介して図において右方へスラ
イドさせる一方、レバー71も回動を開始して副挟持部材54が旋回を開始し、
スライド部材74の隆起部80がローラ82に当ってこれを押し上げ、この側の
副挟持部材53も起動を開始するように作動する。これにより主挟持部材51,
52が紙葉類Pを両面側から挟持したのち所定の時間差をもって副挟持部材53
,54が紙葉類Pの他の箇所を両面から挟持することになる。
【0039】
つぎにテープ巻付け手段90は、図5にその概要を示し、図11に詳細を例示
するように、テープTの繰出し端を挟む固定挟み部材91と可動挟み部材92を
有し、この挟み部材91,92は結束位置において図11に符号Cで示す円軌道
を画いて旋回動されるとともに進退動作されるようになっている。
【0040】
この固定挟み部材91は、可動枠93に軸94により回動自在に支持された旋
回アーム95の先端に固定して設けられ、可動挟み部材92はその基端が前記旋
回アーム95に軸96により支持されていて、固定挟み部材91に対し鋏状に開
閉する構造になっており、その基端と旋回アーム95との間に張装されたバネ9
7により両挟み部材91,92の先端が閉じるように付勢されている。また可動
挟み部材92の基部の屈曲部端にカムフオロワ部材98が軸着され、このカムフ
オロワ部材98は機枠99側に設けられているカム体100のカム部材101に
当接自在に配設されていて、カムフオロワ部材98がカム部材101に乗り上げ
たとき(図11の状態)可動挟み部材92の先端が固定挟み部材91の先端から
離間されるようになっている。
【0041】
前記カム体100は機枠99側に軸102により水平面内で回動可能に支持さ
れ、このカム体100にはカム部材駆動手段としてのソレノイド103のプラン
ジャ104が連結レバー105を介して連結されており、このプランジャ104
が引かれたときカム体100がその円弧状の長孔106とこれに嵌合する機枠9
9側のローラ107とでガイドされて軸102を中心に図11において反時計方
向(矢印方向)に旋回されるようになっている。
【0042】
一方、前記挟み部材91,92を支持している可動枠93は、機枠99に固設
されたガイド軸108,108にそって進退移動自在に支持され、この可動枠9
3にその移動方向を軸方向として従動ギヤ109が軸着されている。
【0043】
この可動枠93を進退移動させる進退機構110は、機枠99に搭載のモータ
111の軸111aに固定された部材112の該軸111aに対し偏心した位置
にレバー113の一端が軸着され、このレバー113の他端が可動枠93に軸1
14により枢支された揺動アーム115の一端に連結され、この揺動アーム11
5の他側の長孔116が可動枠93のピン117に嵌合されていて、モータ11
1の駆動によりレバー113、揺動アーム115を介して可動枠93が所定のス
トロークだけ進退されるようになっている。
【0044】
前記従動ギヤ101は、機枠99側に軸支された歯長の長い駆動ギヤ118に
噛合され、可動枠93が進退してもギヤ101,118の噛合状態が保たれるよ
うになっている。また機枠99側の駆動ギヤ118は、駆動モータ119からタ
イミングベルト120を介して回転が伝達される。なお121は回転検出用セン
サ、122はその検出部123を有する検出板である。
【0045】
カッタ機構124は、図12および図13に示すように、先端に略直角方向に
刃125を有するカッタアーム126がソレノイド127により下方に旋回して
テープTを切断するもので、ソレノイド127のプランジャ128のストローク
に対し刃125の旋回角を大きくするためプランジャ128とカッタアーム12
6との間にレバー機構が設けられている。このレバー機構は、機枠99に屈曲部
が軸129により枢支されたL字状のレバー130の一端が短かいレバー131
の一端に連結され、このレバー131の他端がカッタアーム126の枢軸132
に近い位置に連結されており、プランジャ128が引かれるとL字状のレバー1
30が軸129を中心に図において時計方向に回動し、短かいレバー131を引
上げてカッタアーム126を軸132を中心に図において時計方向に大きく旋回
させるようになっている。
【0046】
接着こて機構140は、図4,図5に示してあるように、装置本体1に固設の
相対向するガイドレール部材141の対向壁部に水平方向から円弧状に立上がる
よう形成された長孔142,142にローラ143,143…を係合して移動自
在な移動台144の先端にアーム145を介してこて146が支持されており、
このこて146が前記起伏側の副挟持部材53のテープ保持部70に対向する位
置にせり上がって、紙葉類Pに巻かれたテープTの切断端を下方から上方へこす
り上げるようになっている。このこて146は通常のように内部にヒータ等の加
熱源を内蔵し、テープTを加熱圧着させるものである。
【0047】
装置本体1の紙葉類挿入開口部2から紙葉類Pが挿入されたことを検知する手
段としては、図15に例示するように下部ガイド6上に紙葉類Pが位置したとき
その紙葉類Pで光路を遮断するよう配置されたフォトセンサ147,147のほ
か、後部ガイド5に紙葉類Pが当接してこれが押されたことを検知するようにす
ることができる。
【0048】
すなわち後部ガイド5の背面側に軸148が水平方向に設けられる一方、テー
プ巻付け手段90の旋回アーム95の軸94を中空軸としてその内部に前記の軸
148を貫通させ、この軸148の外端148aの位置にセンサ149を設ける
ようにして、紙葉類Pにより後部ガイド5が押されて軸148が突出したときセ
ンサ149がこれを感知し、前記センサ147,147とこのセンサ149とに
よる検知を条件として動作がスタートされるようにする。なお前記後部ガイド5
が紙葉類Pにより押されないときは図示しないバネにより所定の位置に復帰され
る。
【0049】
図23は制御ブロック図を示し、その制御手段150の機能は作用と併せて説
明する。
【0050】
つぎに上記実施例の作用を説明する。
【0051】
結束を行なう前段階において、装置本体1から支持部材11を交換位置へスラ
イドさせ、これと共に露出するテープ載置台14上に図2のようにテープ端がテ
ープガイド18からテープ搬送手段24へ進む向きとしてテープリールTaを円
筒部13に嵌め、同芯的にセットしたのち支持部材11を押し込む。ついて駆動
手段により駆動プーリー27が駆動するとともにソレノイド37を励磁してプラ
ンジャ37aを引くと、レバー25が軸26を中心に図1,図2において時計方
向に回動し、駆動プーリー27から回転が伝達されて回動しているベルト30が
テープ載置台14の回転部39の周面に接触し、テープ載置台14が矢印方向に
回転する。
【0052】
この回転によりテープTの先端はテープガイド18にそって進出し、その末端
に至るとテープガイド18と補助ガイド19との間に入り、その先端の第1のテ
ープ検知手段40がテープの到来を検知する。この検知手段40のテープ検知信
号により前記ソレノイド37が解磁され、他方のソレノイド38が励磁されてそ
のプランジャ38aが引かれ、レバー25が前記とは逆方向(図において反時計
方向)に回動してベルト30がテープ載置台14の回転部39から離間する一方
、ローラ33がローラ36側に偏位し、これらローラ間にテープTが挟まれて繰
出される。したがってテープ載置台14上のテープリールTaからテープ端がテ
ープ搬送手段24に至るまではテープ送出手段23(ベルト30)が司り、テー
プ端がテープ搬送手段24(ローラ33,36)に受渡されたのちはテープ送出
手段23が解除されてテープ載置台14はテープTの引出しに応じて空転し、テ
ープTの給送はテープ搬送手段24が司ることになる。
【0053】
テープ搬送手段24により繰出されるテープTは、テープガイド22内を通っ
て、その先端がテープ供給端部9のテープ通路41に送られ、その先端がテープ
通路41の上下のローラ42,43の近傍位置に設けられた第2のテープ検知手
段45Aにより検知されると前記ソレノイド38が解磁される。このソレノイド
38の解磁によりレバー25が戻され、ローラ33がローラ36から離間してテ
ープTの繰出し機能が喪失するとともにベルト30もテープ載置台14の回転部
39の周面に接触しない中立の位置におかれる。そしてこのテープTは、テープ
供給端部9のテープ通路41の先端部近傍に待機したテープ巻付け手段90の固
定挟み部材91と可動挟み部材92との間に送られる。その後、テープTがテー
プ通路41の第3のテープ検知手段45Bによりテープが検知されてから所定量
のテープTの送出しが行なわれた時点で、テープ巻付け手段90が反時計方向に
回転される。このとき、テープ巻付け手段90の可動挟み部材92の基部のカム
フオロワ部材98が機枠99に設けられているカム体100のカム部材101か
ら外れるので、可動挟み部材92がバネ97の付勢により閉じ、テープTはテー
プ巻付け手段90の固定挟み部材91と可動挟み部材92の間に挟まれた状態に
なる。そして、テープ巻付け手段90は、テープ供給端部9とは反対側で停止さ
れ、テープTが、紙葉類Pの結束位置Aを取り囲むループ状になる状態でテープ
通路41の一方のローラ43の駆動が停止され、これがスタート前の定位置とさ
れる(図16)。
【0054】
紙葉類Pの結束動作について簡単に説明すると、紙葉類Pの結束時には、所定
枚数重ね合わせて揃えられた紙葉類Pを装置本体1の紙葉類挿入開口部2へその
前方P1 方向または上方P2 方向から挿入すると、その紙葉類Pは誘導縁3,3
から固定の側面ガイド4,4にならって挿入される。
【0055】
紙葉類Pが前方から挿入されたときは、その紙葉類P1 の下端Pb が下部ガイ
ド6上に載って挿入され、内端Pa が後部ガイド5に衝き当る。また紙葉類Pが
上方から挿入されたときは、その紙葉類P2 の内端Pa が後部ガイド5にそって
挿入され、下端Pb が下部ガイド6に当って止まる。これによりいずれの方向か
ら紙葉類Pが挿入された場合であっても、後部ガイド5および下部ガイド6によ
って所定の位置に位置づけられ、紙葉類Pが所定位置に挿入されたことをセンサ
147,147が検知するとともに、紙葉類Pを押し込むことにより後部ガイド
5が押されてその軸148の先端148aがセンサ149により検知され、これ
らにより結束動作がスタートする。
【0056】
結束動作のスタートにより、まずソレノイド103の励磁によりカム体100
が退避方向に移動され、これによりカム部材101も退避状態となる。この状態
で駆動モータ119が駆動され、駆動ギヤ118、従動ギヤ119を通じて旋回
アーム95が旋回し、固定挟み部材91、可動挟み部材92によりテープTが挟
まれた状態で紙葉類Pのテープ供給端部9側の上下方向略中央位置まで回転され
た状態でモータ111の駆動が停止される。これにより、紙葉類Pの回りにテー
プTが巻かれる。なおカム部材101は退避状態となっているので、旋回アーム
95の旋回時に可動挟み部材92が開かれることはない。
【0057】
つぎにカム部材66が図5において上方に移動し、そのカム面67,68でロ
ーラ64,65を介し内側のリンク55,57をそれぞれ軸60,61を中心に
回動させる。これにより左右が平行リンクを構成しているので主挟持部材51,
52の基部51a,52aが互いに接近する方向に移動し、主挟持部材51,5
2が紙葉類Pの紙面に接触し、カム部材66の移動に伴なうカム面67,68の
傾斜面67a,68aにより締められて所定の締付け力により挟持される。
【0058】
一方、リンク57の回動によりスライド部材74の突部79が押され、このス
ライド部材74が図7において右方へ移動し、その移動途中で隆起部80が副挟
持部材53の下部のローラ82を押し上げるのでこの副挟持部材53は軸69を
中心に起き上がる。このとき紙葉類Pをとり囲んでいるテープTは副挟持部材5
3のテープ保持部70内に納まる(図18)。
【0059】
また前記カム部材66の移動途中で他のカム面73によりローラ72を介しレ
バー71が軸61を中心に図7において反時計方向に回動し、その先端の副挟持
部材54が紙葉類Pの方向へ旋回し、その旋回終端近くで副挟持部材54が紙葉
類Pの紙面に当り、前記の起き上がった副挟持部材53とこの副挟持部材54と
でテープTが巻かれる位置よりやゝ奥側が挟持される。
【0060】
図18のように主、副挟持部材51,52,53,54により紙葉類Pが挟持
されると、テープ供給端部9のローラ43が逆転駆動し、テープTを引戻して緊
張を与え、テープTで紙葉類Pを緊縛する。
【0061】
ついで接着こて機構140の移動台144が前進し、その先端のこて146が
紙葉類Pに巻付いているテープTに接着し、これをこすり上げるようにしてテー
プT同士の重なり部分を熱接着させる(図20)。
【0062】
テープTの接着開始とほぼ同時にカッタ機構124が作動し、その刃125が
テープTに当ってテープTの切断が行なわれる(図21)。
【0063】
このとき、進退機構110のモータ111が作動し、レバー113、揺動アー
ム115を介して可動枠93が後退し、これにより従動ギヤ109が駆動ギヤ1
08に噛み合ったままスライドして軸94を引き、挟み部材91,92を引いて
、この挟み部材91,92の先端部が副挟持部材54と干渉しない位置まで移動
され、テープTは挟み部材91,92による挟持状態から解かれる。同時にソレ
ノイド103の励磁が解かれ、カム体100が進出位置に移動され、カム部材1
01も進出位置に移動する。
【0064】
その後、駆動モータ119が逆転駆動され、駆動ギヤ118、従動ギヤ119
を通じて旋回アーム95が逆方向に旋回する。また、このとき進退機構110の
モータ111が逆回転され、レバー113、揺動アーム115を介して可動枠9
3が進出し、これにより従動ギヤ109が駆動ギヤ108に噛み合ったままスラ
イドして軸94を押し、挟み部材91,92を押し出して停止される。その後、
テープ巻付け手段90の可動挟み部材92の基部に設けられたカムフオロワ部材
98が機枠99側に設けられているカム体100のカム部材111に当り、可動
挟み部材92が開かれる。
【0065】
そして、テープ供給端部9近傍に、テープ巻付け手段90の固定挟み部材91
と可動挟み部材92の間が位置するところで、駆動モータは停止される。
【0066】
また、テープ供給端部9のテープ通路41の一方のローラ43は、切断された
テープTの先端が第3のテープ検知手段45Bにより検知されるまで逆転駆動さ
れ、この検知手段45Bにより検知されると一旦停止される。
【0067】
これらと同時に、こて146が後退し、カム部材66が図7において下方に移
動してリンク55,57が追従回動し、これにより主挟持部材51,52が離間
して紙葉類Pの挟持を解き、またスライド部材74が図8において左方へスライ
ドするのでその突部79でレバー71を押し戻し、副挟持部材54を旋回させる
とともにスライド部材74の隆起部80からローラ82が落ちるので副挟持部材
53は後方に倒れる。
【0068】
これにより結束済の紙葉類Pの挟持が完全に解かれ、紙葉類Pを手前または上
方へ抜き出せば、結束された紙葉類Pを取出すことができる。
【0069】
そして、紙葉類Pが取り出されると、各センサ147,147,149が紙葉
類無しを検知し、これにより、テープ通路41の一方のローラ43が正転駆動さ
れ、テープTは、テープ供給端部9のテープ通路41の先端部近傍に待機したテ
ープ巻付け手段90の固定挟み部材91と可動挟み部材92の間に送られる。そ
の後、テープTがテープ通路41の第3のテープ検知手段45Bによりテープが
検知されてから所定量のテープTの送出が行なわれた時点でテープ巻付け手段9
0が反時計方向に回転される。このときテープ巻付け手段90の可動挟み部材9
2の基部のカムフオロワ部材98が機枠99側に設けられているカム体100の
カム部材101から外れるので、可動挟み部材92がバネ97の付勢により閉じ
、テープTはテープ巻付け手段90の固定挟み部材91と可動挟み部材92の間
に挟まれた状態になる。そして、テープ巻付け手段90は、テープ供給端部9と
は反対側で停止され、テープTが、紙葉類Pの結束位置Aを取り囲むループ状に
なる状態でテープ通路41の一方のローラ43の駆動が停止され、次の紙葉類P
の挿入の待機状態となる(図16)。
【0070】
なおテープ巻付け手段90をはじめその他の具体的構成に関しては図示の実施
例に限定されるものではなく、本考案の技術思想を逸脱しない範囲内での設計変
更は任意である。
【0071】
以上説明したように本考案によれば、多数枚重ね合わされて外部から挿入され
る紙葉類を結束用テープにより結束する紙葉類結束装置において、結束作業に先
立って結束用テープを結束装置にセットするときテープ載置台をスライドさせて
その上にテープリールを載せるだけで結束用テープの先端をテープ供給端部まで
自動的に送り出すことができ、従来のように装置内に手を差し込んでセットする
必要が全く不要となり、結束用テープのセットに要する時間が大巾に短縮されて
作業能率を著しく向上させることができるとともに、手が装置内の部材に触れて
怪我をするようなことも解消されるなどの種々の効果が得られる。
【図1】本考案による結束用テープセット装置の一実施
例を示す斜視図
例を示す斜視図
【図2】図1の装置に結束用テープをセットした状態を
示す平面図
示す平面図
【図3】図1の装置を組込んだ紙葉類結束装置の一例を
示す外観斜視図
示す外観斜視図
【図4】図3のカバーを外した略示正面図
【図5】図3の装置内の結束機構の一例を示す斜視図
【図6】図5における紙葉類挟持手段の挟持前の状態を
示す斜視図
示す斜視図
【図7】図6の平面図
【図8】紙葉類挟持時の状態を示す平面図
【図9】図7の正面図
【図10】図7の右側面図
【図11】テープ巻付け手段の一例を示す斜視図
【図12】カッタ機構の一例を示す正面図
【図13】図12の平面図
【図14】テープ供給端部の斜視図
【図15】紙葉類挿入検知手段の一例を示す説明的平面
図
図
【図16】紙葉類挿入前の各部の位置関係を示す略示正
面図
面図
【図17】紙葉類挿入時の状態を示す略示正面図
【図18】紙葉類挟持時の状態を示す略示正面図
【図19】テープ緊張時の状態を示す略示正面図
【図20】テープ接着時の状態を示す略示正面図
【図21】テープ切断時の状態を示す略示正面図
【図22】結束終了後紙葉類を抜きとったのちの略示正
面図
面図
【図23】制御ブロック図
1 装置本体
2 紙葉類挿入開口部
4 側面ガイド
5 後部ガイド
6 下部ガイド
7 結束用テープセット装置
9 テープ供給端部
11 支持部材
14 テープ載置台
16 テープガイド
18 テープガイド
19 補助ガイド
20 補助ガイド
22 テープガイド
23 テープ送出手段
24 テープ搬送手段
25 レバー
27 駆動プーリー
30 ベルト
31 ベルト
33 ローラ
36 ローラ
37 ソレノイド
38 ソレノイド
39 回転部
40 第1の検知手段
41 テープ通路
45 第2の検知手段
50 紙葉類挟持手段
51 主挟持部材
52 主挟持部材
53 副挟持部材
54 副挟持部材
66 カム部材
70 テープ保持部
90 テープ巻付け手段
91 固定挟み部材
92 可動挟み部材
95 旋回アーム
110 進退機構
124 カッタ機構
140 接着こて機構
146 こて
Claims (2)
- 【請求項1】多数枚重ねられて外部から挿入される紙葉
類を結束手段により結束する紙葉類結束装置において、
装置本体の下方にあって装置本体内のセット位置と交換
可能な位置とにわたりスライド自在に設けられた支持部
材と、この支持部材に回転自由に設けられリール状の結
束用テープを載置する結束用テープ載置台と、この結束
用テープ載置台に回転を与えテープを送り出すテープ送
出手段と、送出されるテープを結束位置近傍のテープ供
給端部にテープを案内するテープガイドと、このテープ
ガイドの適所に設けられ前記テープ送出手段により送出
されたテープを前記テープ供給端部へ向けて繰出すテー
プ搬送手段とを具備し、前記送出手段により送出された
テープをテープ搬送手段により前記テープ供給端部へ至
らしめたとき前記テープ送出手段およびテープ搬送手段
をフリーにするようにしたことを特徴とする紙葉類結束
装置における結束用テープセット装置。 - 【請求項2】前記テープ送出手段またはテープ搬送手段
に駆動力の伝達を選択的に切換え、かつ両手段を非作動
状態に切換え可能とする駆動力伝達手段を有する駆動機
構と、前記テープ搬送手段およびテープ供給端部近傍に
配設された第1および第2のテープ検知手段と、前記結
束用テープ載置台上に結束用テープを載置して装置本体
内にセットしたとき前記駆動機構の駆動および前記駆動
力伝達手段を前記テープ送出手段側への切換えを行な
い、前記第1のテープ検知手段によるテープの存在検知
時に前記駆動力伝達手段をテープ搬送手段側へ切換え、
前記第2のテープ検知手段によるテープの存在検知時に
前記駆動力伝達手段を非作動状態に切換える駆動制御手
段とを有する請求項1記載の紙葉類結束装置における結
束用テープセット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025727U JP2558489Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 紙葉類結束装置における結束用テープセット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025727U JP2558489Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 紙葉類結束装置における結束用テープセット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115108U true JPH04115108U (ja) | 1992-10-12 |
JP2558489Y2 JP2558489Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=31910396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991025727U Expired - Fee Related JP2558489Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 紙葉類結束装置における結束用テープセット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558489Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012192946A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Laurel Precision Machines Co Ltd | 紙葉類結束装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50108455A (ja) * | 1974-02-05 | 1975-08-26 | ||
JPS56161913A (en) * | 1980-04-30 | 1981-12-12 | Laurel Bank Machine Co | Bundling device for paper sheet |
JPS62135122A (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-18 | 日立電子エンジニアリング株式会社 | 紙束帯封装置の帯封テ−プ送り装置 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP1991025727U patent/JP2558489Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS62135122A (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-18 | 日立電子エンジニアリング株式会社 | 紙束帯封装置の帯封テ−プ送り装置 |
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JP2012192946A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Laurel Precision Machines Co Ltd | 紙葉類結束装置 |
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JP2558489Y2 (ja) | 1997-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |