JP2558489Y2 - 紙葉類結束装置における結束用テープセット装置 - Google Patents
紙葉類結束装置における結束用テープセット装置Info
- Publication number
- JP2558489Y2 JP2558489Y2 JP1991025727U JP2572791U JP2558489Y2 JP 2558489 Y2 JP2558489 Y2 JP 2558489Y2 JP 1991025727 U JP1991025727 U JP 1991025727U JP 2572791 U JP2572791 U JP 2572791U JP 2558489 Y2 JP2558489 Y2 JP 2558489Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- binding
- mounting table
- guide
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 19
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 17
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 17
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 6
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 10,10-dioxo-2-[4-(N-phenylanilino)phenyl]thioxanthen-9-one Chemical compound O=C1c2ccccc2S(=O)(=O)c2ccc(cc12)-c1ccc(cc1)N(c1ccccc1)c1ccccc1 FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000008275 binding mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、重ね合わされた同一形
状大きさの紙葉類の外周に結束用テープを巻回して束ね
る紙葉類結束装置にかゝり、特に結束用テープの結束装
置へのセットを自動的に行なわせることを可能とする結
束用テープセット装置に関する。
状大きさの紙葉類の外周に結束用テープを巻回して束ね
る紙葉類結束装置にかゝり、特に結束用テープの結束装
置へのセットを自動的に行なわせることを可能とする結
束用テープセット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙幣のように同一形状大きさの紙
葉類を所定枚数重ね合せて結束用テープにより結束する
結束装置として例えば特開昭60−58312号公報に
示されるものがある。
葉類を所定枚数重ね合せて結束用テープにより結束する
結束装置として例えば特開昭60−58312号公報に
示されるものがある。
【0003】この公報に記載の結束装置は、装置本体の
前面の挿入口から挿入されて位置決めされる紙葉類の結
束位置に対応して円環状の回転輪が紙葉類をとり囲むよ
うに配設され、この回転輪に結束用テープを紙葉類に巻
回するためのローラが設けられていて、回転輪の回転に
より紙葉類の外周に結束用テープを巻回するとともにテ
ープに緊張を与え、その後切断装置によりテープを切断
し、その切断端をこてより接着させるようになされたも
のである。
前面の挿入口から挿入されて位置決めされる紙葉類の結
束位置に対応して円環状の回転輪が紙葉類をとり囲むよ
うに配設され、この回転輪に結束用テープを紙葉類に巻
回するためのローラが設けられていて、回転輪の回転に
より紙葉類の外周に結束用テープを巻回するとともにテ
ープに緊張を与え、その後切断装置によりテープを切断
し、その切断端をこてより接着させるようになされたも
のである。
【0004】上記従来の結束装置では、結束用テープを
装置にセットするとき、結束用テープの先端をテープ結
束位置近傍のテープ送り手段の箇所まで手で送り込むこ
とによりセットし、以後テープ送り手段により所定位置
まで送り出すようになっている。
装置にセットするとき、結束用テープの先端をテープ結
束位置近傍のテープ送り手段の箇所まで手で送り込むこ
とによりセットし、以後テープ送り手段により所定位置
まで送り出すようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかるに上記従来の装
置によれば、稼働に先立って結束用テープを装置にセッ
トする作業が容易でなく、テープセットに多くの時間を
要するばかりでなく、人手によりテープをセットする際
に装置の各部に手が触れ、場合によっては手を怪我した
りすることがある。
置によれば、稼働に先立って結束用テープを装置にセッ
トする作業が容易でなく、テープセットに多くの時間を
要するばかりでなく、人手によりテープをセットする際
に装置の各部に手が触れ、場合によっては手を怪我した
りすることがある。
【0006】本考案はこれに鑑み、紙葉類結束装置への
結束用テープのセットを容易とし、安全にテープセット
を行なうことができる紙葉類結束装置の結束用テープセ
ット装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
結束用テープのセットを容易とし、安全にテープセット
を行なうことができる紙葉類結束装置の結束用テープセ
ット装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0007】上記従来の技術が有する問題点を解決する
ため、本考案は、多数枚重ねられて外部から挿入される
紙葉類を結束手段により結束する紙葉類結束装置におい
て、装置本体の下方にあって装置本体内のセット位置と
交換可能な位置とにわたりスライド自在に設けられた支
持部材と、この支持部材に回転自由に設けられリール状
の結束用テープを載置する結束用テープ載置台と、この
結束用テープ載置台の円筒部の周面に離接し接触時に該
載置台に回転を与えテープを送り出すテープ送出手段
と、送出されるテープを結束位置近傍のテープ供給端部
にテープを案内するテープガイドと、このテープガイド
の適所に設けられ前記テープ送出手段により送出された
テープを前記テープ供給端部へ向けて繰出す一対のロー
ラを有するテープ搬送手段と、前記送出手段により送出
されたテープをテープ搬送手段により前記テープ供給端
部へ至らしめたとき前記テープ送出手段をテープ載置台
の円筒部周面から離間させるとともに、テープ搬送手段
のローラを離間させてこれらをフリー状態に切換える駆
動力伝達手段を有する駆動機構とを具備することを特徴
とする紙葉類結束装置における結束用テープセット装置
を請求項1とし、前記テープ搬送手段およびテープ供給
端部近傍に配設された第1および第2のテープ検知手段
と、前記結束用テープ載置台上に結束用テープを載置し
て装置本体内にセットしたとき前記駆動機構の駆動およ
び前記駆動力伝達手段を前記テープ送出手段側への切換
えを行ない、前記第1のテープ検知手段によるテープの
存在検知時に前記駆動力伝達手段をテープ搬送手段側へ
切換え、前記第2のテープ検知手段によるテープの存在
検知時に前記駆動力伝達手段を非作動状態に切換える駆
動制御手段とを有する請求項1記載の紙葉類結束装置に
おける結束用テープセット装置を請求項2とするもので
ある。
ため、本考案は、多数枚重ねられて外部から挿入される
紙葉類を結束手段により結束する紙葉類結束装置におい
て、装置本体の下方にあって装置本体内のセット位置と
交換可能な位置とにわたりスライド自在に設けられた支
持部材と、この支持部材に回転自由に設けられリール状
の結束用テープを載置する結束用テープ載置台と、この
結束用テープ載置台の円筒部の周面に離接し接触時に該
載置台に回転を与えテープを送り出すテープ送出手段
と、送出されるテープを結束位置近傍のテープ供給端部
にテープを案内するテープガイドと、このテープガイド
の適所に設けられ前記テープ送出手段により送出された
テープを前記テープ供給端部へ向けて繰出す一対のロー
ラを有するテープ搬送手段と、前記送出手段により送出
されたテープをテープ搬送手段により前記テープ供給端
部へ至らしめたとき前記テープ送出手段をテープ載置台
の円筒部周面から離間させるとともに、テープ搬送手段
のローラを離間させてこれらをフリー状態に切換える駆
動力伝達手段を有する駆動機構とを具備することを特徴
とする紙葉類結束装置における結束用テープセット装置
を請求項1とし、前記テープ搬送手段およびテープ供給
端部近傍に配設された第1および第2のテープ検知手段
と、前記結束用テープ載置台上に結束用テープを載置し
て装置本体内にセットしたとき前記駆動機構の駆動およ
び前記駆動力伝達手段を前記テープ送出手段側への切換
えを行ない、前記第1のテープ検知手段によるテープの
存在検知時に前記駆動力伝達手段をテープ搬送手段側へ
切換え、前記第2のテープ検知手段によるテープの存在
検知時に前記駆動力伝達手段を非作動状態に切換える駆
動制御手段とを有する請求項1記載の紙葉類結束装置に
おける結束用テープセット装置を請求項2とするもので
ある。
【0008】
【作用】結束用テープをセットするときは、装置本体か
ら支持部材を交換位置にスライドさせ、結束用テープ載
置台上にリール状の結束用テープを同心的にセットし、
支持部材を装置本体内のセット位置にセットする。つい
でテープ送出手段を駆動すると結束用テープ載置台が回
転して結束用テープが送り出され、そのテープをガイド
するテープガイドの途中にあるテープ搬送手段に受渡さ
れる。この時点にテープ搬送手段が駆動され、結束用テ
ープをテープ供給端部にまで至らしめる。このテープ供
給端部に結束用テープが到達し、そのテープの先端がテ
ープ供給端部の先端から突出した時点で前記テープ送出
手段およびテープ搬送手段がフリーとなり、以後の結束
用テープの給送の障害とはならない。
ら支持部材を交換位置にスライドさせ、結束用テープ載
置台上にリール状の結束用テープを同心的にセットし、
支持部材を装置本体内のセット位置にセットする。つい
でテープ送出手段を駆動すると結束用テープ載置台が回
転して結束用テープが送り出され、そのテープをガイド
するテープガイドの途中にあるテープ搬送手段に受渡さ
れる。この時点にテープ搬送手段が駆動され、結束用テ
ープをテープ供給端部にまで至らしめる。このテープ供
給端部に結束用テープが到達し、そのテープの先端がテ
ープ供給端部の先端から突出した時点で前記テープ送出
手段およびテープ搬送手段がフリーとなり、以後の結束
用テープの給送の障害とはならない。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例を参照して
説明する。
説明する。
【0010】本考案が適用される紙葉類結束装置は、図
3に示すように角箱状の装置本体1を有し、その前面1
aから上面1bにかけてスリット状の紙葉類挿入開口部
2が形成されており、この開口部2から多数枚重ねられ
た紙葉類P(例えば紙幣)が符号P1 で示すように装置
本体1の前方から立位姿勢で水平方向に、また符号P2
で示すように装置本体1の上方から立位姿勢で垂直方向
にいずれからも挿入することができるように断面逆L字
状に開口されている。
3に示すように角箱状の装置本体1を有し、その前面1
aから上面1bにかけてスリット状の紙葉類挿入開口部
2が形成されており、この開口部2から多数枚重ねられ
た紙葉類P(例えば紙幣)が符号P1 で示すように装置
本体1の前方から立位姿勢で水平方向に、また符号P2
で示すように装置本体1の上方から立位姿勢で垂直方向
にいずれからも挿入することができるように断面逆L字
状に開口されている。
【0011】上記紙葉類挿入開口部2の両側縁は、紙葉
類Pの挿入を円滑にするため外方に向けて拡開する誘導
縁3,3が形成されており、この誘導縁3,3に続く装
置本体1内には図4に正面を示すように紙面側を案内す
る側面ガイド4,4が装置本体1に固定して設けられて
いる。
類Pの挿入を円滑にするため外方に向けて拡開する誘導
縁3,3が形成されており、この誘導縁3,3に続く装
置本体1内には図4に正面を示すように紙面側を案内す
る側面ガイド4,4が装置本体1に固定して設けられて
いる。
【0012】前記紙葉類挿入開口部2の端部2aに近い
位置の装置本体1内に、上方から挿入される際の紙葉類
P2 の内端Pa の案内、および前方から挿入される際の
紙葉類P1 の内端Pa の挿入深さを規定する後部ガイド
5が略垂直姿勢に設けられている。この後部ガイド5
は、図5および図6にみられるように所定の面積を有す
る縦長矩形状の平坦な面部5aの上下方向両側が紙葉類
挿入側に立曲げられ、この立曲げ片5b,5bの外端お
よび面部5aの上端がそれぞれ外方へ屈曲されていて紙
葉類Pの挿入を円滑にガイドするようになっている。
位置の装置本体1内に、上方から挿入される際の紙葉類
P2 の内端Pa の案内、および前方から挿入される際の
紙葉類P1 の内端Pa の挿入深さを規定する後部ガイド
5が略垂直姿勢に設けられている。この後部ガイド5
は、図5および図6にみられるように所定の面積を有す
る縦長矩形状の平坦な面部5aの上下方向両側が紙葉類
挿入側に立曲げられ、この立曲げ片5b,5bの外端お
よび面部5aの上端がそれぞれ外方へ屈曲されていて紙
葉類Pの挿入を円滑にガイドするようになっている。
【0013】紙葉類挿入開口部2の下端2bに近い位置
の装置本体1内には、前方から挿入される際の紙葉類P
1 の下端Pb の位置を規制して案内する矩形板状の下部
ガイド6が略水平姿勢に設けられている。
の装置本体1内には、前方から挿入される際の紙葉類P
1 の下端Pb の位置を規制して案内する矩形板状の下部
ガイド6が略水平姿勢に設けられている。
【0014】この下部ガイド6の手前側は、紙葉類Pの
周囲にテープTを巻付けるために紙葉類Pを挟持する部
材(後述)の進路を妨げないよう図5に示すように中断
されている。
周囲にテープTを巻付けるために紙葉類Pを挟持する部
材(後述)の進路を妨げないよう図5に示すように中断
されている。
【0015】したがって上方あるいは前方のいずれの方
向から紙葉類Pが挿入された場合であっても、その紙葉
類Pの紙面側、内端Pa 、および下端Pb が各ガイド
4,5,6により案内または規制されて姿勢を乱すこと
なく所定の結束位置に位置づけられるようになる。
向から紙葉類Pが挿入された場合であっても、その紙葉
類Pの紙面側、内端Pa 、および下端Pb が各ガイド
4,5,6により案内または規制されて姿勢を乱すこと
なく所定の結束位置に位置づけられるようになる。
【0016】結束用テープセット装置7は、装置本体1
の下底部に設けられるもので、図1に装置本体1内の台
板8を除去した斜視図を、図2に同平面図を、そして図
5、図14にテープ供給端部9の斜視図を示している。
の下底部に設けられるもので、図1に装置本体1内の台
板8を除去した斜視図を、図2に同平面図を、そして図
5、図14にテープ供給端部9の斜視図を示している。
【0017】装置本体1の底板10上に平板上の支持部
材11がレール12,12にそって矢印Bのように手前
側にスライド自在に設けられ、この支持部材11の上面
にはテープリールTa を同心的に嵌合保持する円筒部1
3が上面中心に突設された円板状の結束用テープ載置台
14が軸15を中心に回転自由に設けられている。
材11がレール12,12にそって矢印Bのように手前
側にスライド自在に設けられ、この支持部材11の上面
にはテープリールTa を同心的に嵌合保持する円筒部1
3が上面中心に突設された円板状の結束用テープ載置台
14が軸15を中心に回転自由に設けられている。
【0018】前記支持部材11を装置本体1内に挿入し
てセット位置(上記各図の状態)に置いたときテープ載
置台14の引出し側の略半周にそって位置する円弧状の
テープガイド16が支持部材11に取付具17により取
付けられており、他の半周にそって位置する奥側のテー
プガイド18は装置本体1の底板10上に固設されてい
て、このテープガイド18の末端はテープ載置台14の
回転方向(図においては反時計方向)にそってテープ載
置台14の外周から次第に離間されている。
てセット位置(上記各図の状態)に置いたときテープ載
置台14の引出し側の略半周にそって位置する円弧状の
テープガイド16が支持部材11に取付具17により取
付けられており、他の半周にそって位置する奥側のテー
プガイド18は装置本体1の底板10上に固設されてい
て、このテープガイド18の末端はテープ載置台14の
回転方向(図においては反時計方向)にそってテープ載
置台14の外周から次第に離間されている。
【0019】このテープガイド18の末端の内面側には
テープTが通れる間隙をおいて補助ガイド19がそわさ
れておかれ、またこの補助ガイド19の始端に続くよう
に前記テープ載置台14の上面に延びその中心の円筒部
13の周面近くまで旋回し得る補助ガイド20が軸21
により底板10上に枢支されている。
テープTが通れる間隙をおいて補助ガイド19がそわさ
れておかれ、またこの補助ガイド19の始端に続くよう
に前記テープ載置台14の上面に延びその中心の円筒部
13の周面近くまで旋回し得る補助ガイド20が軸21
により底板10上に枢支されている。
【0020】前記テープガイド18および補助ガイド1
9の末端には、図4のように扁平角パイプ状のテープガ
イド22が接続され、このテープガイド22の他端は装
置本体1の台板8より上方に出て前記テープ供給端部9
に導かれている。
9の末端には、図4のように扁平角パイプ状のテープガ
イド22が接続され、このテープガイド22の他端は装
置本体1の台板8より上方に出て前記テープ供給端部9
に導かれている。
【0021】前記テープ載置台14にはこれを回転して
テープTを送出するテープ送出手段23が、またテープ
ガイドの途中部にはテープTを搬送するテープ搬送手段
24がそれぞれ設けられている。これら各手段は各別に
駆動制御するようにしてもよいが、図示の実施例では一
つの駆動系から選択駆動させ、また送出後はフリーとす
る切換え手段を用いた場合を示している。
テープTを送出するテープ送出手段23が、またテープ
ガイドの途中部にはテープTを搬送するテープ搬送手段
24がそれぞれ設けられている。これら各手段は各別に
駆動制御するようにしてもよいが、図示の実施例では一
つの駆動系から選択駆動させ、また送出後はフリーとす
る切換え手段を用いた場合を示している。
【0022】すなわち前記底板10上にテープ載置台1
4より下位に位置するレバー25が軸26を中心に水平
面内で回転可能に設けられ、この軸26には図示しない
モータにより駆動される駆動プーリー27が設けられて
いる。
4より下位に位置するレバー25が軸26を中心に水平
面内で回転可能に設けられ、この軸26には図示しない
モータにより駆動される駆動プーリー27が設けられて
いる。
【0023】この駆動プーリー27の近傍のレバー25
上と前記テープ載置台14の軸15を超えた位置に延び
る位置のレバー25上とにプーリー28,29が軸着さ
れ、これらプーリー28,29間に巻回されたベルト3
0の周面が前記プーリー28の位置で駆動プーリー27
に常接され、またこの駆動プーリー27に巻回するベル
ト31は前記補助ガイド19の末端近くに形成された窓
孔32に臨むようレバー25上に軸着されたローラ33
の軸上のプーリー34に巻回されている。このローラ3
3はテープガイド18の窓孔35から内部に周面の一部
が進入した位置に設けられるローラ36に対向され、両
ローラ33,36でテープTを挟持自在とされている。
上と前記テープ載置台14の軸15を超えた位置に延び
る位置のレバー25上とにプーリー28,29が軸着さ
れ、これらプーリー28,29間に巻回されたベルト3
0の周面が前記プーリー28の位置で駆動プーリー27
に常接され、またこの駆動プーリー27に巻回するベル
ト31は前記補助ガイド19の末端近くに形成された窓
孔32に臨むようレバー25上に軸着されたローラ33
の軸上のプーリー34に巻回されている。このローラ3
3はテープガイド18の窓孔35から内部に周面の一部
が進入した位置に設けられるローラ36に対向され、両
ローラ33,36でテープTを挟持自在とされている。
【0024】前記レバー25には、その軸26を間にし
て両側にソレノイド37,38のプランジャ37a,3
8aが連結され、ソレノイド37が励磁された場合に
は、前記ベルト30がテープ載置台14の下面の回転部
39の周面に接し、テープ載置台14が駆動される。ま
た、このときローラ33はローラ36から離れた位置と
なる。次に、ソレノイド38が励磁された場合は、ロー
ラ33がローラ36に向け押され、これにより補助ガイ
ド19に送られたテープTの搬送が行なわれる。また、
このときベルト30はテープ載置台14の下面の回転部
39の周面から離れた位置となり、テープ載置台14は
フリー状態となる。また、両ソレノイド37,38が非
励磁の状態では、ローラ33はローラ36から離れた位
置となり、また、ベルト30もテープ載置台14の下面
の回転部39の周面から離れた位置となる。
て両側にソレノイド37,38のプランジャ37a,3
8aが連結され、ソレノイド37が励磁された場合に
は、前記ベルト30がテープ載置台14の下面の回転部
39の周面に接し、テープ載置台14が駆動される。ま
た、このときローラ33はローラ36から離れた位置と
なる。次に、ソレノイド38が励磁された場合は、ロー
ラ33がローラ36に向け押され、これにより補助ガイ
ド19に送られたテープTの搬送が行なわれる。また、
このときベルト30はテープ載置台14の下面の回転部
39の周面から離れた位置となり、テープ載置台14は
フリー状態となる。また、両ソレノイド37,38が非
励磁の状態では、ローラ33はローラ36から離れた位
置となり、また、ベルト30もテープ載置台14の下面
の回転部39の周面から離れた位置となる。
【0025】このように、ソレノイド37,38の励
磁、非励磁により、テープ載置台14およびテープ搬送
手段の選択的な駆動と、これら両方のフリー状態への切
り替えを行なうようになっている。
磁、非励磁により、テープ載置台14およびテープ搬送
手段の選択的な駆動と、これら両方のフリー状態への切
り替えを行なうようになっている。
【0026】したがってこの実施例では、一つの駆動手
段からの回転力をソレノイド37,38により駆動力伝
達手段を切換えてテープ載置台14の回転、停止を行な
わせるテープ送出手段23が構成され、またローラ3
3,36の離接によりテープTの搬送、停止を行なわせ
るテープ搬送手段24が構成される。
段からの回転力をソレノイド37,38により駆動力伝
達手段を切換えてテープ載置台14の回転、停止を行な
わせるテープ送出手段23が構成され、またローラ3
3,36の離接によりテープTの搬送、停止を行なわせ
るテープ搬送手段24が構成される。
【0027】前記テープガイド18および補助ガイド1
9の末端近くには、テープTの先端の到来を検知するフ
ォトセンサ等からなる第1のテープ検知手段40が設け
られている。
9の末端近くには、テープTの先端の到来を検知するフ
ォトセンサ等からなる第1のテープ検知手段40が設け
られている。
【0028】テープ供給端部9は、テープ緊張手段を兼
ねるもので、図14に取出して示しているように前記テ
ープガイド22から導かれるテープTを案内する扁平な
テープ通路41を有し、このテープ通路41の後部には
上下のローラ42,43(ベルトでもよい)が設けら
れ、一方のローラ43が正逆駆動するパルスモータ44
により回転駆動されるようになっており、テープTを必
要量送り出すとともに、所定時に逆転してテープTに緊
張を与え、巻締めるようになっている。
ねるもので、図14に取出して示しているように前記テ
ープガイド22から導かれるテープTを案内する扁平な
テープ通路41を有し、このテープ通路41の後部には
上下のローラ42,43(ベルトでもよい)が設けら
れ、一方のローラ43が正逆駆動するパルスモータ44
により回転駆動されるようになっており、テープTを必
要量送り出すとともに、所定時に逆転してテープTに緊
張を与え、巻締めるようになっている。
【0029】上記テープ通路41の上下のローラ42,
43の手前位置にはテープTの検知を行なう第2のテー
プ検知手段45Aが設けられている。さらにこのテープ
通路41の先端近くにはテープTの検出を行なう第3の
テープ検知手段45Bが設けられている。これらテープ
検出手段にはフォトセンサが用いられる。
43の手前位置にはテープTの検知を行なう第2のテー
プ検知手段45Aが設けられている。さらにこのテープ
通路41の先端近くにはテープTの検出を行なう第3の
テープ検知手段45Bが設けられている。これらテープ
検出手段にはフォトセンサが用いられる。
【0030】つぎに結束装置としての各部の構成例を図
4〜図15を参照して説明する。
4〜図15を参照して説明する。
【0031】紙葉類挟持手段50は、前記下部ガイド6
の両側に配置されていて、紙葉類挿入開口部2から挿入
されて位置づけされた紙葉類Pを紙面方向左右から挟持
するもので、図4〜図10に示すように装置本体1の前
面1a側に近い位置に互いに離接する方向に平行移動す
る一対の主挟持部材51,52と、この主挟持部材5
1,52より奥側にあって、一方は起伏し、他方は水平
面内で旋回して互いに離接するよう移動する一対の副挟
持部材53,54とを有している。
の両側に配置されていて、紙葉類挿入開口部2から挿入
されて位置づけされた紙葉類Pを紙面方向左右から挟持
するもので、図4〜図10に示すように装置本体1の前
面1a側に近い位置に互いに離接する方向に平行移動す
る一対の主挟持部材51,52と、この主挟持部材5
1,52より奥側にあって、一方は起伏し、他方は水平
面内で旋回して互いに離接するよう移動する一対の副挟
持部材53,54とを有している。
【0032】前記主挟持部材51,52は、その下端に
L形に屈曲する基部51a,52aを有し、これら基部
51a,52aにそれぞれ2本のリンク55,56およ
び57,58の一端が連結されており、内側のリンク5
5,57の中間部は固定部材59にピン60,61によ
り水平面内で回動自在に支持され、外側のリンク56,
58の他端は前記固定部材59にピン62,63により
同様に取付けられている。
L形に屈曲する基部51a,52aを有し、これら基部
51a,52aにそれぞれ2本のリンク55,56およ
び57,58の一端が連結されており、内側のリンク5
5,57の中間部は固定部材59にピン60,61によ
り水平面内で回動自在に支持され、外側のリンク56,
58の他端は前記固定部材59にピン62,63により
同様に取付けられている。
【0033】前記内側のリンク55,57の他端にはロ
ーラ64,65が軸着されていて装置本体1の前後方向
(図7に示す矢印方向)に移動するカム部材66の左右
のカム面67,68に図示しないバネ付勢により常時当
接されている。
ーラ64,65が軸着されていて装置本体1の前後方向
(図7に示す矢印方向)に移動するカム部材66の左右
のカム面67,68に図示しないバネ付勢により常時当
接されている。
【0034】上記カム部材66のカム面67,68は段
部により傾斜面67a,68aを有し、この傾斜面によ
りローラ64,65、リンク55,57を介し主挟持部
材51,52を徐々に接近させて紙葉類Pを押圧挟持す
るようになっている。
部により傾斜面67a,68aを有し、この傾斜面によ
りローラ64,65、リンク55,57を介し主挟持部
材51,52を徐々に接近させて紙葉類Pを押圧挟持す
るようになっている。
【0035】挟持部材53,54のうち起伏する副挟持
部材53は、この挟持部材53側の主挟持部材51の基
部51aから立上がる軸受51bにピン69により枢支
されており、この副挟持部材53と上記主挟持部材51
との間に位置するよう副挟持部材53の側面に断面コ字
状のテープ保持部70が設けられていて副挟持部材53
と共に起伏するように構成されている。
部材53は、この挟持部材53側の主挟持部材51の基
部51aから立上がる軸受51bにピン69により枢支
されており、この副挟持部材53と上記主挟持部材51
との間に位置するよう副挟持部材53の側面に断面コ字
状のテープ保持部70が設けられていて副挟持部材53
と共に起伏するように構成されている。
【0036】他方の副挟持部材54は板材をL形に折曲
した形状のもので、この副挟持部材54を一端に有する
レバー71の中間部はその側の前記内側のリンク57と
同軸に固定部材59に枢支されており、その他端に軸着
されたローラ72が前記カム部材66の位相の異なるカ
ム面73にバネ付勢により常時当接されている。このカ
ム面73は、前記リンク57用のカム面68より遅れて
レバー71を回動させるべくずれた位置に傾斜面73a
を有している。
した形状のもので、この副挟持部材54を一端に有する
レバー71の中間部はその側の前記内側のリンク57と
同軸に固定部材59に枢支されており、その他端に軸着
されたローラ72が前記カム部材66の位相の異なるカ
ム面73にバネ付勢により常時当接されている。このカ
ム面73は、前記リンク57用のカム面68より遅れて
レバー71を回動させるべくずれた位置に傾斜面73a
を有している。
【0037】前記固定部材59にそってスライド部材7
4がその長孔75,76と装置本体1側のピン77,7
8との嵌合で図7において左右方向にスライド自在に設
けられている。このスライド部材74は、一端に立上が
る突部79を有し、この突部79が前記内側のリンク5
7の側面に当接自在とされ、また中間部には隆起部80
があって、前記の起伏する副挟持部材53の側面に水平
方向に突出する軸81(図10参照)上のローラ82に
当ってこれを押し上げ、この副挟持部材53を垂直位置
に起立させるようになっている。このスライド部材74
は、リンク57の退去時に図示しないバネにより追従復
帰される。
4がその長孔75,76と装置本体1側のピン77,7
8との嵌合で図7において左右方向にスライド自在に設
けられている。このスライド部材74は、一端に立上が
る突部79を有し、この突部79が前記内側のリンク5
7の側面に当接自在とされ、また中間部には隆起部80
があって、前記の起伏する副挟持部材53の側面に水平
方向に突出する軸81(図10参照)上のローラ82に
当ってこれを押し上げ、この副挟持部材53を垂直位置
に起立させるようになっている。このスライド部材74
は、リンク57の退去時に図示しないバネにより追従復
帰される。
【0038】したがって図7の状態からカム部材66が
同図において上方に移動すると、そのカム面67,68
によりローラ64,65を介して内側のリンク55,5
7がそれぞれ回動し、これにより主挟持部材51,52
が互いに接近する。このとき一方のリンク57がスライ
ド部材74を突部79を介して図において右方へスライ
ドさせる一方、レバー71も回動を開始して副挟持部材
54が旋回を開始し、スライド部材74の隆起部80が
ローラ82に当ってこれを押し上げ、この側の副挟持部
材53も起動を開始するように作動する。これにより主
挟持部材51,52が紙葉類Pを両面側から挟持したの
ち所定の時間差をもって副挟持部材53,54が紙葉類
Pの他の箇所を両面から挟持することになる。
同図において上方に移動すると、そのカム面67,68
によりローラ64,65を介して内側のリンク55,5
7がそれぞれ回動し、これにより主挟持部材51,52
が互いに接近する。このとき一方のリンク57がスライ
ド部材74を突部79を介して図において右方へスライ
ドさせる一方、レバー71も回動を開始して副挟持部材
54が旋回を開始し、スライド部材74の隆起部80が
ローラ82に当ってこれを押し上げ、この側の副挟持部
材53も起動を開始するように作動する。これにより主
挟持部材51,52が紙葉類Pを両面側から挟持したの
ち所定の時間差をもって副挟持部材53,54が紙葉類
Pの他の箇所を両面から挟持することになる。
【0039】つぎにテープ巻付け手段90は、図5にそ
の概要を示し、図11に詳細を例示するように、テープ
Tの繰出し端を挟む固定挟み部材91と可動挟み部材9
2を有し、この挟み部材91,92は結束位置において
図11に符号Cで示す円軌道を画いて旋回動されるとと
もに進退動作されるようになっている。
の概要を示し、図11に詳細を例示するように、テープ
Tの繰出し端を挟む固定挟み部材91と可動挟み部材9
2を有し、この挟み部材91,92は結束位置において
図11に符号Cで示す円軌道を画いて旋回動されるとと
もに進退動作されるようになっている。
【0040】この固定挟み部材91は、可動枠93に軸
94により回動自在に支持された旋回アーム95の先端
に固定して設けられ、可動挟み部材92はその基端が前
記旋回アーム95に軸96により支持されていて、固定
挟み部材91に対し鋏状に開閉する構造になっており、
その基端と旋回アーム95との間に張装されたバネ97
により両挟み部材91,92の先端が閉じるように付勢
されている。また可動挟み部材92の基部の屈曲部端に
カムフオロワ部材98が軸着され、このカムフオロワ部
材98は機枠99側に設けられているカム体100のカ
ム部材101に当接自在に配設されていて、カムフオロ
ワ部材98がカム部材101に乗り上げたとき(図11
の状態)可動挟み部材92の先端が固定挟み部材91の
先端から離間されるようになっている。
94により回動自在に支持された旋回アーム95の先端
に固定して設けられ、可動挟み部材92はその基端が前
記旋回アーム95に軸96により支持されていて、固定
挟み部材91に対し鋏状に開閉する構造になっており、
その基端と旋回アーム95との間に張装されたバネ97
により両挟み部材91,92の先端が閉じるように付勢
されている。また可動挟み部材92の基部の屈曲部端に
カムフオロワ部材98が軸着され、このカムフオロワ部
材98は機枠99側に設けられているカム体100のカ
ム部材101に当接自在に配設されていて、カムフオロ
ワ部材98がカム部材101に乗り上げたとき(図11
の状態)可動挟み部材92の先端が固定挟み部材91の
先端から離間されるようになっている。
【0041】前記カム体100は機枠99側に軸102
により水平面内で回動可能に支持され、このカム体10
0にはカム部材駆動手段としてのソレノイド103のプ
ランジャ104が連結レバー105を介して連結されて
おり、このプランジャ104が引かれたときカム体10
0がその円弧状の長孔106とこれに嵌合する機枠99
側のローラ107とでガイドされて軸102を中心に図
11において反時計方向(矢印方向)に旋回されるよう
になっている。
により水平面内で回動可能に支持され、このカム体10
0にはカム部材駆動手段としてのソレノイド103のプ
ランジャ104が連結レバー105を介して連結されて
おり、このプランジャ104が引かれたときカム体10
0がその円弧状の長孔106とこれに嵌合する機枠99
側のローラ107とでガイドされて軸102を中心に図
11において反時計方向(矢印方向)に旋回されるよう
になっている。
【0042】一方、前記挟み部材91,92を支持して
いる可動枠93は、機枠99に固設されたガイド軸10
8,108にそって進退移動自在に支持され、この可動
枠93にその移動方向を軸方向として従動ギヤ109が
軸着されている。
いる可動枠93は、機枠99に固設されたガイド軸10
8,108にそって進退移動自在に支持され、この可動
枠93にその移動方向を軸方向として従動ギヤ109が
軸着されている。
【0043】この可動枠93を進退移動させる進退機構
110は、機枠99に搭載のモータ111の軸111a
に固定された部材112の該軸111aに対し偏心した
位置にレバー113の一端が軸着され、このレバー11
3の他端が可動枠93に軸114により枢支された揺動
アーム115の一端に連結され、この揺動アーム115
の他側の長孔116が可動枠93のピン117に嵌合さ
れていて、モータ111の駆動によりレバー113、揺
動アーム115を介して可動枠93が所定のストローク
だけ進退されるようになっている。
110は、機枠99に搭載のモータ111の軸111a
に固定された部材112の該軸111aに対し偏心した
位置にレバー113の一端が軸着され、このレバー11
3の他端が可動枠93に軸114により枢支された揺動
アーム115の一端に連結され、この揺動アーム115
の他側の長孔116が可動枠93のピン117に嵌合さ
れていて、モータ111の駆動によりレバー113、揺
動アーム115を介して可動枠93が所定のストローク
だけ進退されるようになっている。
【0044】前記従動ギヤ101は、機枠99側に軸支
された歯長の長い駆動ギヤ118に噛合され、可動枠9
3が進退してもギヤ101,118の噛合状態が保たれ
るようになっている。また機枠99側の駆動ギヤ118
は、駆動モータ119からタイミングベルト120を介
して回転が伝達される。なお121は回転検出用セン
サ、122はその検出部123を有する検出板である。
された歯長の長い駆動ギヤ118に噛合され、可動枠9
3が進退してもギヤ101,118の噛合状態が保たれ
るようになっている。また機枠99側の駆動ギヤ118
は、駆動モータ119からタイミングベルト120を介
して回転が伝達される。なお121は回転検出用セン
サ、122はその検出部123を有する検出板である。
【0045】カッタ機構124は、図12および図13
に示すように、先端に略直角方向に刃125を有するカ
ッタアーム126がソレノイド127により下方に旋回
してテープTを切断するもので、ソレノイド127のプ
ランジャ128のストロークに対し刃125の旋回角を
大きくするためプランジャ128とカッタアーム126
との間にレバー機構が設けられている。このレバー機構
は、機枠99に屈曲部が軸129により枢支されたL字
状のレバー130の一端が短かいレバー131の一端に
連結され、このレバー131の他端がカッタアーム12
6の枢軸132に近い位置に連結されており、プランジ
ャ128が引かれるとL字状のレバー130が軸129
を中心に図において時計方向に回動し、短かいレバー1
31を引上げてカッタアーム126を軸132を中心に
図において時計方向に大きく旋回させるようになってい
る。
に示すように、先端に略直角方向に刃125を有するカ
ッタアーム126がソレノイド127により下方に旋回
してテープTを切断するもので、ソレノイド127のプ
ランジャ128のストロークに対し刃125の旋回角を
大きくするためプランジャ128とカッタアーム126
との間にレバー機構が設けられている。このレバー機構
は、機枠99に屈曲部が軸129により枢支されたL字
状のレバー130の一端が短かいレバー131の一端に
連結され、このレバー131の他端がカッタアーム12
6の枢軸132に近い位置に連結されており、プランジ
ャ128が引かれるとL字状のレバー130が軸129
を中心に図において時計方向に回動し、短かいレバー1
31を引上げてカッタアーム126を軸132を中心に
図において時計方向に大きく旋回させるようになってい
る。
【0046】接着こて機構140は、図4,図5に示し
てあるように、装置本体1に固設の相対向するガイドレ
ール部材141の対向壁部に水平方向から円弧状に立上
がるよう形成された長孔142,142にローラ14
3,143…を係合して移動自在な移動台144の先端
にアーム145を介してこて146が支持されており、
このこて146が前記起伏側の副挟持部材53のテープ
保持部70に対向する位置にせり上がって、紙葉類Pに
巻かれたテープTの切断端を下方から上方へこすり上げ
るようになっている。このこて146は通常のように内
部にヒータ等の加熱源を内蔵し、テープTを加熱圧着さ
せるものである。
てあるように、装置本体1に固設の相対向するガイドレ
ール部材141の対向壁部に水平方向から円弧状に立上
がるよう形成された長孔142,142にローラ14
3,143…を係合して移動自在な移動台144の先端
にアーム145を介してこて146が支持されており、
このこて146が前記起伏側の副挟持部材53のテープ
保持部70に対向する位置にせり上がって、紙葉類Pに
巻かれたテープTの切断端を下方から上方へこすり上げ
るようになっている。このこて146は通常のように内
部にヒータ等の加熱源を内蔵し、テープTを加熱圧着さ
せるものである。
【0047】装置本体1の紙葉類挿入開口部2から紙葉
類Pが挿入されたことを検知する手段としては、図15
に例示するように下部ガイド6上に紙葉類Pが位置した
ときその紙葉類Pで光路を遮断するよう配置されたフォ
トセンサ147,147のほか、後部ガイド5に紙葉類
Pが当接してこれが押されたことを検知するようにする
ことができる。
類Pが挿入されたことを検知する手段としては、図15
に例示するように下部ガイド6上に紙葉類Pが位置した
ときその紙葉類Pで光路を遮断するよう配置されたフォ
トセンサ147,147のほか、後部ガイド5に紙葉類
Pが当接してこれが押されたことを検知するようにする
ことができる。
【0048】すなわち後部ガイド5の背面側に軸148
が水平方向に設けられる一方、テープ巻付け手段90の
旋回アーム95の軸94を中空軸としてその内部に前記
の軸148を貫通させ、この軸148の外端148aの
位置にセンサ149を設けるようにして、紙葉類Pによ
り後部ガイド5が押されて軸148が突出したときセン
サ149がこれを感知し、前記センサ147,147と
このセンサ149とによる検知を条件として動作がスタ
ートされるようにする。なお前記後部ガイド5が紙葉類
Pにより押されないときは図示しないバネにより所定の
位置に復帰される。
が水平方向に設けられる一方、テープ巻付け手段90の
旋回アーム95の軸94を中空軸としてその内部に前記
の軸148を貫通させ、この軸148の外端148aの
位置にセンサ149を設けるようにして、紙葉類Pによ
り後部ガイド5が押されて軸148が突出したときセン
サ149がこれを感知し、前記センサ147,147と
このセンサ149とによる検知を条件として動作がスタ
ートされるようにする。なお前記後部ガイド5が紙葉類
Pにより押されないときは図示しないバネにより所定の
位置に復帰される。
【0049】図23は制御ブロック図を示し、その制御
手段150の機能は作用と併せて説明する。
手段150の機能は作用と併せて説明する。
【0050】つぎに上記実施例の作用を説明する。
【0051】結束を行なう前段階において、装置本体1
から支持部材11を交換位置へスライドさせ、これと共
に露出するテープ載置台14上に図2のようにテープ端
がテープガイド18からテープ搬送手段24へ進む向き
としてテープリールTaを円筒部13に嵌め、同芯的に
セットしたのち支持部材11を押し込む。ついて駆動手
段により駆動プーリー27が駆動するとともにソレノイ
ド37を励磁してプランジャ37aを引くと、レバー2
5が軸26を中心に図1,図2において時計方向に回動
し、駆動プーリー27から回転が伝達されて回動してい
るベルト30がテープ載置台14の回転部39の周面に
接触し、テープ載置台14が矢印方向に回転する。
から支持部材11を交換位置へスライドさせ、これと共
に露出するテープ載置台14上に図2のようにテープ端
がテープガイド18からテープ搬送手段24へ進む向き
としてテープリールTaを円筒部13に嵌め、同芯的に
セットしたのち支持部材11を押し込む。ついて駆動手
段により駆動プーリー27が駆動するとともにソレノイ
ド37を励磁してプランジャ37aを引くと、レバー2
5が軸26を中心に図1,図2において時計方向に回動
し、駆動プーリー27から回転が伝達されて回動してい
るベルト30がテープ載置台14の回転部39の周面に
接触し、テープ載置台14が矢印方向に回転する。
【0052】この回転によりテープTの先端はテープガ
イド18にそって進出し、その末端に至るとテープガイ
ド18と補助ガイド19との間に入り、その先端の第1
のテープ検知手段40がテープの到来を検知する。この
検知手段40のテープ検知信号により前記ソレノイド3
7が解磁され、他方のソレノイド38が励磁されてその
プランジャ38aが引かれ、レバー25が前記とは逆方
向(図において反時計方向)に回動してベルト30がテ
ープ載置台14の回転部39から離間する一方、ローラ
33がローラ36側に偏位し、これらローラ間にテープ
Tが挟まれて繰出される。したがってテープ載置台14
上のテープリールTaからテープ端がテープ搬送手段2
4に至るまではテープ送出手段23(ベルト30)が司
り、テープ端がテープ搬送手段24(ローラ33,3
6)に受渡されたのちはテープ送出手段23が解除され
てテープ載置台14はテープTの引出しに応じて空転
し、テープTの給送はテープ搬送手段24が司ることに
なる。
イド18にそって進出し、その末端に至るとテープガイ
ド18と補助ガイド19との間に入り、その先端の第1
のテープ検知手段40がテープの到来を検知する。この
検知手段40のテープ検知信号により前記ソレノイド3
7が解磁され、他方のソレノイド38が励磁されてその
プランジャ38aが引かれ、レバー25が前記とは逆方
向(図において反時計方向)に回動してベルト30がテ
ープ載置台14の回転部39から離間する一方、ローラ
33がローラ36側に偏位し、これらローラ間にテープ
Tが挟まれて繰出される。したがってテープ載置台14
上のテープリールTaからテープ端がテープ搬送手段2
4に至るまではテープ送出手段23(ベルト30)が司
り、テープ端がテープ搬送手段24(ローラ33,3
6)に受渡されたのちはテープ送出手段23が解除され
てテープ載置台14はテープTの引出しに応じて空転
し、テープTの給送はテープ搬送手段24が司ることに
なる。
【0053】テープ搬送手段24により繰出されるテー
プTは、テープガイド22内を通って、その先端がテー
プ供給端部9のテープ通路41に送られ、その先端がテ
ープ通路41の上下のローラ42,43の近傍位置に設
けられた第2のテープ検知手段45Aにより検知される
と前記ソレノイド38が解磁される。このソレノイド3
8の解磁によりレバー25が戻され、ローラ33がロー
ラ36から離間してテープTの繰出し機能が喪失すると
ともにベルト30もテープ載置台14の回転部39の周
面に接触しない中立の位置におかれる。そしてこのテー
プTは、テープ供給端部9のテープ通路41の先端部近
傍に待機したテープ巻付け手段90の固定挟み部材91
と可動挟み部材92との間に送られる。その後、テープ
Tがテープ通路41の第3のテープ検知手段45Bによ
りテープが検知されてから所定量のテープTの送出しが
行なわれた時点で、テープ巻付け手段90が反時計方向
に回転される。このとき、テープ巻付け手段90の可動
挟み部材92の基部のカムフオロワ部材98が機枠99
に設けられているカム体100のカム部材101から外
れるので、可動挟み部材92がバネ97の付勢により閉
じ、テープTはテープ巻付け手段90の固定挟み部材9
1と可動挟み部材92の間に挟まれた状態になる。そし
て、テープ巻付け手段90は、テープ供給端部9とは反
対側で停止され、テープTが、紙葉類Pの結束位置Aを
取り囲むループ状になる状態でテープ通路41の一方の
ローラ43の駆動が停止され、これがスタート前の定位
置とされる(図16)。
プTは、テープガイド22内を通って、その先端がテー
プ供給端部9のテープ通路41に送られ、その先端がテ
ープ通路41の上下のローラ42,43の近傍位置に設
けられた第2のテープ検知手段45Aにより検知される
と前記ソレノイド38が解磁される。このソレノイド3
8の解磁によりレバー25が戻され、ローラ33がロー
ラ36から離間してテープTの繰出し機能が喪失すると
ともにベルト30もテープ載置台14の回転部39の周
面に接触しない中立の位置におかれる。そしてこのテー
プTは、テープ供給端部9のテープ通路41の先端部近
傍に待機したテープ巻付け手段90の固定挟み部材91
と可動挟み部材92との間に送られる。その後、テープ
Tがテープ通路41の第3のテープ検知手段45Bによ
りテープが検知されてから所定量のテープTの送出しが
行なわれた時点で、テープ巻付け手段90が反時計方向
に回転される。このとき、テープ巻付け手段90の可動
挟み部材92の基部のカムフオロワ部材98が機枠99
に設けられているカム体100のカム部材101から外
れるので、可動挟み部材92がバネ97の付勢により閉
じ、テープTはテープ巻付け手段90の固定挟み部材9
1と可動挟み部材92の間に挟まれた状態になる。そし
て、テープ巻付け手段90は、テープ供給端部9とは反
対側で停止され、テープTが、紙葉類Pの結束位置Aを
取り囲むループ状になる状態でテープ通路41の一方の
ローラ43の駆動が停止され、これがスタート前の定位
置とされる(図16)。
【0054】紙葉類Pの結束動作について簡単に説明す
ると、紙葉類Pの結束時には、所定枚数重ね合わせて揃
えられた紙葉類Pを装置本体1の紙葉類挿入開口部2へ
その前方P1 方向または上方P2 方向から挿入すると、
その紙葉類Pは誘導縁3,3から固定の側面ガイド4,
4にならって挿入される。
ると、紙葉類Pの結束時には、所定枚数重ね合わせて揃
えられた紙葉類Pを装置本体1の紙葉類挿入開口部2へ
その前方P1 方向または上方P2 方向から挿入すると、
その紙葉類Pは誘導縁3,3から固定の側面ガイド4,
4にならって挿入される。
【0055】紙葉類Pが前方から挿入されたときは、そ
の紙葉類P1 の下端Pb が下部ガイド6上に載って挿入
され、内端Pa が後部ガイド5に衝き当る。また紙葉類
Pが上方から挿入されたときは、その紙葉類P2 の内端
Pa が後部ガイド5にそって挿入され、下端Pb が下部
ガイド6に当って止まる。これによりいずれの方向から
紙葉類Pが挿入された場合であっても、後部ガイド5お
よび下部ガイド6によって所定の位置に位置づけられ、
紙葉類Pが所定位置に挿入されたことをセンサ147,
147が検知するとともに、紙葉類Pを押し込むことに
より後部ガイド5が押されてその軸148の先端148
aがセンサ149により検知され、これらにより結束動
作がスタートする。
の紙葉類P1 の下端Pb が下部ガイド6上に載って挿入
され、内端Pa が後部ガイド5に衝き当る。また紙葉類
Pが上方から挿入されたときは、その紙葉類P2 の内端
Pa が後部ガイド5にそって挿入され、下端Pb が下部
ガイド6に当って止まる。これによりいずれの方向から
紙葉類Pが挿入された場合であっても、後部ガイド5お
よび下部ガイド6によって所定の位置に位置づけられ、
紙葉類Pが所定位置に挿入されたことをセンサ147,
147が検知するとともに、紙葉類Pを押し込むことに
より後部ガイド5が押されてその軸148の先端148
aがセンサ149により検知され、これらにより結束動
作がスタートする。
【0056】結束動作のスタートにより、まずソレノイ
ド103の励磁によりカム体100が退避方向に移動さ
れ、これによりカム部材101も退避状態となる。この
状態で駆動モータ119が駆動され、駆動ギヤ118、
従動ギヤ119を通じて旋回アーム95が旋回し、固定
挟み部材91、可動挟み部材92によりテープTが挟ま
れた状態で紙葉類Pのテープ供給端部9側の上下方向略
中央位置まで回転された状態でモータ111の駆動が停
止される。これにより、紙葉類Pの回りにテープTが巻
かれる。なおカム部材101は退避状態となっているの
で、旋回アーム95の旋回時に可動挟み部材92が開か
れることはない。
ド103の励磁によりカム体100が退避方向に移動さ
れ、これによりカム部材101も退避状態となる。この
状態で駆動モータ119が駆動され、駆動ギヤ118、
従動ギヤ119を通じて旋回アーム95が旋回し、固定
挟み部材91、可動挟み部材92によりテープTが挟ま
れた状態で紙葉類Pのテープ供給端部9側の上下方向略
中央位置まで回転された状態でモータ111の駆動が停
止される。これにより、紙葉類Pの回りにテープTが巻
かれる。なおカム部材101は退避状態となっているの
で、旋回アーム95の旋回時に可動挟み部材92が開か
れることはない。
【0057】つぎにカム部材66が図5において上方に
移動し、そのカム面67,68でローラ64,65を介
し内側のリンク55,57をそれぞれ軸60,61を中
心に回動させる。これにより左右が平行リンクを構成し
ているので主挟持部材51,52の基部51a,52a
が互いに接近する方向に移動し、主挟持部材51,52
が紙葉類Pの紙面に接触し、カム部材66の移動に伴な
うカム面67,68の傾斜面67a,68aにより締め
られて所定の締付け力により挟持される。
移動し、そのカム面67,68でローラ64,65を介
し内側のリンク55,57をそれぞれ軸60,61を中
心に回動させる。これにより左右が平行リンクを構成し
ているので主挟持部材51,52の基部51a,52a
が互いに接近する方向に移動し、主挟持部材51,52
が紙葉類Pの紙面に接触し、カム部材66の移動に伴な
うカム面67,68の傾斜面67a,68aにより締め
られて所定の締付け力により挟持される。
【0058】一方、リンク57の回動によりスライド部
材74の突部79が押され、このスライド部材74が図
7において右方へ移動し、その移動途中で隆起部80が
副挟持部材53の下部のローラ82を押し上げるのでこ
の副挟持部材53は軸69を中心に起き上がる。このと
き紙葉類Pをとり囲んでいるテープTは副挟持部材53
のテープ保持部70内に納まる(図18)。
材74の突部79が押され、このスライド部材74が図
7において右方へ移動し、その移動途中で隆起部80が
副挟持部材53の下部のローラ82を押し上げるのでこ
の副挟持部材53は軸69を中心に起き上がる。このと
き紙葉類Pをとり囲んでいるテープTは副挟持部材53
のテープ保持部70内に納まる(図18)。
【0059】また前記カム部材66の移動途中で他のカ
ム面73によりローラ72を介しレバー71が軸61を
中心に図7において反時計方向に回動し、その先端の副
挟持部材54が紙葉類Pの方向へ旋回し、その旋回終端
近くで副挟持部材54が紙葉類Pの紙面に当り、前記の
起き上がった副挟持部材53とこの副挟持部材54とで
テープTが巻かれる位置よりやゝ奥側が挟持される。
ム面73によりローラ72を介しレバー71が軸61を
中心に図7において反時計方向に回動し、その先端の副
挟持部材54が紙葉類Pの方向へ旋回し、その旋回終端
近くで副挟持部材54が紙葉類Pの紙面に当り、前記の
起き上がった副挟持部材53とこの副挟持部材54とで
テープTが巻かれる位置よりやゝ奥側が挟持される。
【0060】図18のように主、副挟持部材51,5
2,53,54により紙葉類Pが挟持されると、テープ
供給端部9のローラ43が逆転駆動し、テープTを引戻
して緊張を与え、テープTで紙葉類Pを緊縛する。
2,53,54により紙葉類Pが挟持されると、テープ
供給端部9のローラ43が逆転駆動し、テープTを引戻
して緊張を与え、テープTで紙葉類Pを緊縛する。
【0061】ついで接着こて機構140の移動台144
が前進し、その先端のこて146が紙葉類Pに巻付いて
いるテープTに接着し、これをこすり上げるようにして
テープT同士の重なり部分を熱接着させる(図20)。
が前進し、その先端のこて146が紙葉類Pに巻付いて
いるテープTに接着し、これをこすり上げるようにして
テープT同士の重なり部分を熱接着させる(図20)。
【0062】テープTの接着開始とほぼ同時にカッタ機
構124が作動し、その刃125がテープTに当ってテ
ープTの切断が行なわれる(図21)。
構124が作動し、その刃125がテープTに当ってテ
ープTの切断が行なわれる(図21)。
【0063】このとき、進退機構110のモータ111
が作動し、レバー113、揺動アーム115を介して可
動枠93が後退し、これにより従動ギヤ109が駆動ギ
ヤ108に噛み合ったままスライドして軸94を引き、
挟み部材91,92を引いて、この挟み部材91,92
の先端部が副挟持部材54と干渉しない位置まで移動さ
れ、テープTは挟み部材91,92による挟持状態から
解かれる。同時にソレノイド103の励磁が解かれ、カ
ム体100が進出位置に移動され、カム部材101も進
出位置に移動する。
が作動し、レバー113、揺動アーム115を介して可
動枠93が後退し、これにより従動ギヤ109が駆動ギ
ヤ108に噛み合ったままスライドして軸94を引き、
挟み部材91,92を引いて、この挟み部材91,92
の先端部が副挟持部材54と干渉しない位置まで移動さ
れ、テープTは挟み部材91,92による挟持状態から
解かれる。同時にソレノイド103の励磁が解かれ、カ
ム体100が進出位置に移動され、カム部材101も進
出位置に移動する。
【0064】その後、駆動モータ119が逆転駆動さ
れ、駆動ギヤ118、従動ギヤ119を通じて旋回アー
ム95が逆方向に旋回する。また、このとき進退機構1
10のモータ111が逆回転され、レバー113、揺動
アーム115を介して可動枠93が進出し、これにより
従動ギヤ109が駆動ギヤ108に噛み合ったままスラ
イドして軸94を押し、挟み部材91,92を押し出し
て停止される。その後、テープ巻付け手段90の可動挟
み部材92の基部に設けられたカムフオロワ部材98が
機枠99側に設けられているカム体100のカム部材1
11に当り、可動挟み部材92が開かれる。
れ、駆動ギヤ118、従動ギヤ119を通じて旋回アー
ム95が逆方向に旋回する。また、このとき進退機構1
10のモータ111が逆回転され、レバー113、揺動
アーム115を介して可動枠93が進出し、これにより
従動ギヤ109が駆動ギヤ108に噛み合ったままスラ
イドして軸94を押し、挟み部材91,92を押し出し
て停止される。その後、テープ巻付け手段90の可動挟
み部材92の基部に設けられたカムフオロワ部材98が
機枠99側に設けられているカム体100のカム部材1
11に当り、可動挟み部材92が開かれる。
【0065】そして、テープ供給端部9近傍に、テープ
巻付け手段90の固定挟み部材91と可動挟み部材92
の間が位置するところで、駆動モータは停止される。
巻付け手段90の固定挟み部材91と可動挟み部材92
の間が位置するところで、駆動モータは停止される。
【0066】また、テープ供給端部9のテープ通路41
の一方のローラ43は、切断されたテープTの先端が第
3のテープ検知手段45Bにより検知されるまで逆転駆
動され、この検知手段45Bにより検知されると一旦停
止される。
の一方のローラ43は、切断されたテープTの先端が第
3のテープ検知手段45Bにより検知されるまで逆転駆
動され、この検知手段45Bにより検知されると一旦停
止される。
【0067】これらと同時に、こて146が後退し、カ
ム部材66が図7において下方に移動してリンク55,
57が追従回動し、これにより主挟持部材51,52が
離間して紙葉類Pの挟持を解き、またスライド部材74
が図8において左方へスライドするのでその突部79で
レバー71を押し戻し、副挟持部材54を旋回させると
ともにスライド部材74の隆起部80からローラ82が
落ちるので副挟持部材53は後方に倒れる。
ム部材66が図7において下方に移動してリンク55,
57が追従回動し、これにより主挟持部材51,52が
離間して紙葉類Pの挟持を解き、またスライド部材74
が図8において左方へスライドするのでその突部79で
レバー71を押し戻し、副挟持部材54を旋回させると
ともにスライド部材74の隆起部80からローラ82が
落ちるので副挟持部材53は後方に倒れる。
【0068】これにより結束済の紙葉類Pの挟持が完全
に解かれ、紙葉類Pを手前または上方へ抜き出せば、結
束された紙葉類Pを取出すことができる。
に解かれ、紙葉類Pを手前または上方へ抜き出せば、結
束された紙葉類Pを取出すことができる。
【0069】そして、紙葉類Pが取り出されると、各セ
ンサ147,147,149が紙葉類無しを検知し、こ
れにより、テープ通路41の一方のローラ43が正転駆
動され、テープTは、テープ供給端部9のテープ通路4
1の先端部近傍に待機したテープ巻付け手段90の固定
挟み部材91と可動挟み部材92の間に送られる。その
後、テープTがテープ通路41の第3のテープ検知手段
45Bによりテープが検知されてから所定量のテープT
の送出が行なわれた時点でテープ巻付け手段90が反時
計方向に回転される。このときテープ巻付け手段90の
可動挟み部材92の基部のカムフオロワ部材98が機枠
99側に設けられているカム体100のカム部材101
から外れるので、可動挟み部材92がバネ97の付勢に
より閉じ、テープTはテープ巻付け手段90の固定挟み
部材91と可動挟み部材92の間に挟まれた状態にな
る。そして、テープ巻付け手段90は、テープ供給端部
9とは反対側で停止され、テープTが、紙葉類Pの結束
位置Aを取り囲むループ状になる状態でテープ通路41
の一方のローラ43の駆動が停止され、次の紙葉類Pの
挿入の待機状態となる(図16)。
ンサ147,147,149が紙葉類無しを検知し、こ
れにより、テープ通路41の一方のローラ43が正転駆
動され、テープTは、テープ供給端部9のテープ通路4
1の先端部近傍に待機したテープ巻付け手段90の固定
挟み部材91と可動挟み部材92の間に送られる。その
後、テープTがテープ通路41の第3のテープ検知手段
45Bによりテープが検知されてから所定量のテープT
の送出が行なわれた時点でテープ巻付け手段90が反時
計方向に回転される。このときテープ巻付け手段90の
可動挟み部材92の基部のカムフオロワ部材98が機枠
99側に設けられているカム体100のカム部材101
から外れるので、可動挟み部材92がバネ97の付勢に
より閉じ、テープTはテープ巻付け手段90の固定挟み
部材91と可動挟み部材92の間に挟まれた状態にな
る。そして、テープ巻付け手段90は、テープ供給端部
9とは反対側で停止され、テープTが、紙葉類Pの結束
位置Aを取り囲むループ状になる状態でテープ通路41
の一方のローラ43の駆動が停止され、次の紙葉類Pの
挿入の待機状態となる(図16)。
【0070】なおテープ巻付け手段90をはじめその他
の具体的構成に関しては図示の実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の技術思想を逸脱しない範囲内での設
計変更は任意である。
の具体的構成に関しては図示の実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の技術思想を逸脱しない範囲内での設
計変更は任意である。
【0071】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、多
数枚重ね合わされて外部から挿入される紙葉類を結束用
テープにより結束する紙葉類結束装置において、結束作
業に先立って結束用テープを結束装置にセットするとき
テープ載置台をスライドさせて引出し、その上にテープ
リールを載せて押し込むだけで結束用テープの先端をテ
ープ供給端部まで自動的に送り出すことができ、従来の
ように装置内に手を差し込んでセットする必要が全く不
要となり、結束用テープのセットに要する時間が大巾に
短縮されて作業能率を著しく向上させることができると
ともに、手が装置内の部材に触れて怪我をするようなこ
とも解消されるなどの種々の効果が得られる。
数枚重ね合わされて外部から挿入される紙葉類を結束用
テープにより結束する紙葉類結束装置において、結束作
業に先立って結束用テープを結束装置にセットするとき
テープ載置台をスライドさせて引出し、その上にテープ
リールを載せて押し込むだけで結束用テープの先端をテ
ープ供給端部まで自動的に送り出すことができ、従来の
ように装置内に手を差し込んでセットする必要が全く不
要となり、結束用テープのセットに要する時間が大巾に
短縮されて作業能率を著しく向上させることができると
ともに、手が装置内の部材に触れて怪我をするようなこ
とも解消されるなどの種々の効果が得られる。
【図1】本考案による結束用テープセット装置の一実施
例を示す斜視図
例を示す斜視図
【図2】図1の装置に結束用テープをセットした状態を
示す平面図
示す平面図
【図3】図1の装置を組込んだ紙葉類結束装置の一例を
示す外観斜視図
示す外観斜視図
【図4】図3のカバーを外した略示正面図
【図5】図3の装置内の結束機構の一例を示す斜視図
【図6】図5における紙葉類挟持手段の挟持前の状態を
示す斜視図
示す斜視図
【図7】図6の平面図
【図8】紙葉類挟持時の状態を示す平面図
【図9】図7の正面図
【図10】図7の右側面図
【図11】テープ巻付け手段の一例を示す斜視図
【図12】カッタ機構の一例を示す正面図
【図13】図12の平面図
【図14】テープ供給端部の斜視図
【図15】紙葉類挿入検知手段の一例を示す説明的平面
図
図
【図16】紙葉類挿入前の各部の位置関係を示す略示正
面図
面図
【図17】紙葉類挿入時の状態を示す略示正面図
【図18】紙葉類挟持時の状態を示す略示正面図
【図19】テープ緊張時の状態を示す略示正面図
【図20】テープ接着時の状態を示す略示正面図
【図21】テープ切断時の状態を示す略示正面図
【図22】結束終了後紙葉類を抜きとったのちの略示正
面図
面図
【図23】制御ブロック図
1 装置本体 2 紙葉類挿入開口部 4 側面ガイド 5 後部ガイド 6 下部ガイド 7 結束用テープセット装置 9 テープ供給端部 11 支持部材 14 テープ載置台 16 テープガイド 18 テープガイド 19 補助ガイド 20 補助ガイド 22 テープガイド 23 テープ送出手段 24 テープ搬送手段 25 レバー 27 駆動プーリー 30 ベルト 31 ベルト 33 ローラ 36 ローラ 37 ソレノイド 38 ソレノイド 39 回転部 40 第1の検知手段 41 テープ通路 45 第2の検知手段 50 紙葉類挟持手段 51 主挟持部材 52 主挟持部材 53 副挟持部材 54 副挟持部材 66 カム部材 70 テープ保持部 90 テープ巻付け手段 91 固定挟み部材 92 可動挟み部材 95 旋回アーム 110 進退機構 124 カッタ機構 140 接着こて機構 146 こて
Claims (2)
- 【請求項1】多数枚重ねられて外部から挿入される紙葉
類を結束手段により結束する紙葉類結束装置において、
装置本体の下方にあって装置本体内のセット位置と交換
可能な位置とにわたりスライド自在に設けられた支持部
材と、この支持部材に回転自由に設けられリール状の結
束用テープを載置する結束用テープ載置台と、この結束
用テープ載置台の円筒部の周面に離接し接触時に該載置
台に回転を与えテープを送り出すテープ送出手段と、送
出されるテープを結束位置近傍のテープ供給端部にテー
プを案内するテープガイドと、このテープガイドの適所
に設けられ前記テープ送出手段により送出されたテープ
を前記テープ供給端部へ向けて繰出す一対のローラを有
するテープ搬送手段と、前記送出手段により送出された
テープをテープ搬送手段により前記テープ供給端部へ至
らしめたとき前記テープ送出手段をテープ載置台の円筒
部周面から離間させるとともに、テープ搬送手段のロー
ラを離間させてこれらをフリー状態に切換える駆動力伝
達手段を有する駆動機構とを具備することを特徴とする
紙葉類結束装置における結束用テープセット装置。 - 【請求項2】前記テープ搬送手段およびテープ供給端部
近傍に配設された第1および第2のテープ検知手段と、
前記結束用テープ載置台上に結束用テープを載置して装
置本体内にセットしたとき前記駆動機構の駆動および前
記駆動力伝達手段を前記テープ送出手段側への切換えを
行ない、前記第1のテープ検知手段によるテープの存在
検知時に前記駆動力伝達手段をテープ搬送手段側へ切換
え、前記第2のテープ検知手段によるテープの存在検知
時に前記駆動力伝達手段を非作動状態に切換える駆動制
御手段とを有する請求項1記載の紙葉類結束装置におけ
る結束用テープセット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025727U JP2558489Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 紙葉類結束装置における結束用テープセット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025727U JP2558489Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 紙葉類結束装置における結束用テープセット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115108U JPH04115108U (ja) | 1992-10-12 |
JP2558489Y2 true JP2558489Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=31910396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991025727U Expired - Fee Related JP2558489Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 紙葉類結束装置における結束用テープセット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558489Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5572574B2 (ja) * | 2011-03-15 | 2014-08-13 | ローレル精機株式会社 | 紙葉類結束装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741428B2 (ja) * | 1974-02-05 | 1982-09-02 | ||
JPS56161913A (en) * | 1980-04-30 | 1981-12-12 | Laurel Bank Machine Co | Bundling device for paper sheet |
JPH0651496B2 (ja) * | 1985-12-05 | 1994-07-06 | 日立電子エンジニアリング株式会社 | 紙束帯封装置の帯封テ−プ送り装置 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP1991025727U patent/JP2558489Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04115108U (ja) | 1992-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1084824B1 (en) | Laminating apparatus comprising a sheet cassette | |
JP2003020006A (ja) | テープによる結束機 | |
JP2558489Y2 (ja) | 紙葉類結束装置における結束用テープセット装置 | |
KR960000105B1 (ko) | 지엽류(紙葉類) 결속장치 | |
JP2545067Y2 (ja) | 紙葉類結束装置 | |
JP2545068Y2 (ja) | 紙葉類結束装置 | |
JP2597751Y2 (ja) | 紙葉類結束装置におけるテープガイド機構 | |
JP2003095214A (ja) | 集積紙葉類結束装置 | |
JP2551769Y2 (ja) | 紙葉類結束装置 | |
JP3155773B2 (ja) | ラミネート枚葉紙の断裁装置 | |
JPH07309505A (ja) | ネガシート集積装置 | |
JP3207964B2 (ja) | 紙葉類大束結束機 | |
JP2568066Y2 (ja) | 紙葉類結束装置 | |
JP2848863B2 (ja) | 紙葉類結束装置 | |
JP2538373Y2 (ja) | 紙葉類結束装置 | |
JPH0732412Y2 (ja) | ストレッチ包装機のフィルム切換装置 | |
JP2567499Y2 (ja) | 紙葉類結束装置におけるテープガイド装置 | |
JP2553945Y2 (ja) | 紙葉類結束装置 | |
JP3138106B2 (ja) | 紙葉類大束結束機 | |
JP2553270Y2 (ja) | 紙葉類結束装置 | |
JP3115730B2 (ja) | 紙葉類大束結束機における押印装置 | |
JPH0732088Y2 (ja) | 背貼り機の厚さ調整装置 | |
JPH02134297A (ja) | シート綴じ装置 | |
JPH0575104U (ja) | 帯掛機 | |
JPH0369776B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |