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JP2010122936A - センシング回路、表示装置および電子機器 - Google Patents

センシング回路、表示装置および電子機器 Download PDF

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JP2010122936A
JP2010122936A JP2008296388A JP2008296388A JP2010122936A JP 2010122936 A JP2010122936 A JP 2010122936A JP 2008296388 A JP2008296388 A JP 2008296388A JP 2008296388 A JP2008296388 A JP 2008296388A JP 2010122936 A JP2010122936 A JP 2010122936A
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period
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Withdrawn
Application number
JP2008296388A
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English (en)
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Yasutoku Hiyoshi
泰徳 日吉
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Priority to US12/563,665 priority patent/US8144134B2/en
Priority to CN200910221069A priority patent/CN101739180A/zh
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/042Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means

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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

【課題】単位期間の時間長に拘わらず物体の接近を適切に検出する。
【解決手段】検出領域100内に設けられた複数の光検出回路Pの各々から出力される検
出電流Itに基づいて、複数の光検出回路Pの各々の受光量を示すセンシングデータSD
を単位期間T毎に生成するデータ生成部110と、差分単位期間数Nを可変に設定する設
定部140と、各単位期間Tにおいて、当該単位期間TにおけるセンシングデータSDと
、当該単位期間よりも差分単位期間数Nだけ前の単位期間におけるセンシングデータSD
との差分データを順次に生成する差分データ生成部130と、差分データ生成部130に
よって生成された差分データに基づいて、物体が検出領域100に接近したか否かを検出
する接近検出部150と、を備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は、物体の接近を検出する技術に関する。
従来、指やペンなどの物体が画面に接近したことを検出する機能を有する表示装置が知
られている。例えば特許文献1に開示された表示装置は、表示画面内に内蔵された複数の
光センサの各々の受光量を示すデータを多階調画像に変換し、任意の時刻における多階調
画像と、それよりも1フレームまたは2フレーム前の多階調画像との差分データに基づい
て、物体が画面に接近したか否かを検出している。
特開2006−244446号公報
特許文献1の技術では、差分データのうち物体の移動分を示す領域と画面上のセンシン
グ領域とが重なる領域の面積が所定値以上の場合に、物体がセンシング領域に接近したこ
とを検出できる。しかしながら、特許文献1の技術では、差分を取るべき2つのフレーム
間に挟まれたフレームの数は初期値に固定されるため、例えば各フレームの時間長が短い
場合は、差分を取るべき2つのフレームの各々の多階調画像の差分データのうち物体の移
動分を示す領域の面積を、物体とセンシング領域との接近を検出するのに十分な値に設定
することができず、物体とセンシング領域との接近を精度良く検出することができないと
いう問題があった。
以上の事情に鑑みて、本発明は、単位期間の時間長に拘わらず物体の接近を適切に検出
するという課題の解決を目的としている。
以上の課題を解決するために、本発明に係るセンシング回路は、検出領域内に設けられ
た複数の光検出回路の各々から出力される検出信号に基づいて、複数の光検出回路の各々
の受光量を示すデータを単位期間毎に生成するデータ生成部と、差分をとるべき2つの単
位期間に挟まれた単位期間の数である差分単位期間数を可変に設定する設定部と、複数の
単位期間の各々において、当該単位期間にてデータ生成部が生成したデータと、当該単位
期間よりも差分単位期間数だけ前の単位期間にてデータ生成部が生成したデータとの差分
データを順次に生成する差分データ生成部と、差分データ生成部によって生成された差分
データに基づいて、物体が検出領域に接近したか否かを検出する接近検出部と、を備える
この態様によれば、差分を取るべき2つの単位期間の間の差分データのうち物体の移動
分を示す領域の面積が、物体と検出領域との接近を検出できる程度の値になるように、差
分単位期間数(差分を取るべき2つの単位期間の間に挟まれた単位期間の数)を可変に設
定することができる。したがって、物体と検出領域との接近を精度良く検出できるという
利点がある。なお、接近検出部は、物体と検出領域との接近を検出するだけでなく、物体
と検出領域との接触を検出することもできる。要するに、ここでいう「接近」は、物体と
検出領域との「接触」も含む概念である。
本発明に係るセンシング回路の態様として、設定部は、単位期間の時間長に応じて差分
単位期間数を可変に設定する。より具体的には、設定部は、単位期間の時間長が短いほど
差分単位期間数を大きい値に設定する。この態様によれば、単位期間の時間長が短い場合
は、差分単位期間数を大きい値に設定することで、差分を取るべき2つの単位期間の間の
差分データのうち物体の移動分を示す領域の面積を、物体と検出領域との接近を検出でき
る程度の値に設定することができる。また、単位期間の時間長が長い場合は、差分単位期
間数を小さい値に設定することで、電源投入直後から最初に接近検出が行われるまでのデ
ッドタイムを短縮することができる。すなわち、この態様によれば、単位期間の時間長に
拘わらず、接近検出の迅速化および高精度化が両立される。
本発明に係るセンシング回路の具体的な態様として、接近検出部は、差分データ生成部
にて生成された差分データのうち物体の移動分を示す領域(例えば図8に示す領域df1)
と、検出領域の少なくとも一部の領域であるセンシング領域(例えば図8に示す領域S)
とが重なり合う領域の面積が所定値以上の場合に、物体がセンシング領域に接近したこと
を検出する。
本発明に係るセンシング回路の他の態様として、データ生成部によって生成されたデー
タに基づいて環境照度の変化を検出する照度変化検出部をさらに備え、接近検出部は、照
度変化検出部によって環境照度の変化が検出された場合は、当該単位期間よりも差分単位
期間数だけ後の単位期間に至るまでの期間、物体と検出領域との接近の検出を停止する。
例えば、環境照度が変化することによって、変化後の単位期間と変化前の単位期間との
間の差分データのうち物体の移動分を示す領域と周辺領域とを区別できない場合は、環境
照度が変化した後の単位期間から差分単位期間数だけ後の単位期間に至るまでの期間にお
いて、物体と検出領域とが接近したか否かを正確に検出することは不可能である。そうす
ると、環境照度の変化に拘わらず、各単位期間毎に物体と検出領域との接近の検出を実行
する態様においては、環境照度の変化が検出された単位期間から差分単位期間数だけ後の
単位期間に至るまでの期間にわたって誤検出が継続することになる。これに対して、本発
明の態様においては、環境照度の変化が検出された場合は、当該単位期間から差分単位期
間数だけ後の単位期間に至るまでの期間、物体と検出領域との接近の検出を停止するから
、当該期間にわたって誤検出が継続することはないという利点がある。
また、本発明に係るセンシング回路は、表示装置に利用することもできる。さらに、本
発明の表示装置は各種の電子機器に利用することができる。この種の機器としては、パー
ソナルコンピュータや携帯電話機などがある。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示装置10の構成を示すブロック図である。表
示装置10は、検出領域100と、複数の光検出回路Pと、垂直シフトレジスタ20と、
水平シフトレジスタ30と、タイミング発生回路40と、AD変換器50と、センシング
回路60とを備える。詳細な図示は省略するが、図1に示す検出領域100には、複数の
走査線と複数のデータ線とが配線され、各交差部に画素回路が配置される。本実施形態の
表示装置10は、画像を表示する機能と物体の接近を検出する機能とを兼ね備えている。
図1に示すように、検出領域100には、X方向に延在するm本の制御線70と、X方
向に直交するY方向に延在するn本の信号線80とが設けられる(mおよびnは2以上の
自然数)。各光検出回路Pは、制御線70と信号線80との交差に対応する位置に配置さ
れる。したがって、これらの光検出回路Pは縦m行×横n列のマトリクス状に配列する。
図1に示す垂直シフトレジスタ20は、タイミング発生回路40から供給される信号V
SYNCに基づいて、各光検出回路Pを駆動するためのリセット信号RESおよび選択信
号SELを各制御線70に出力する。図2に示すように、制御線70は、各々がX方向に
延在するリセット線72と選択線74とからなる。第i行(1≦i≦m)の制御線70の
リセット線72にはリセット信号RES[i]が供給され、第i行の制御線70の選択線7
4には選択信号SEL[i]が供給される。
図3は、物体の接近を検出するのに利用される各信号の具体的な波形を示す図である。
図3に示すように、信号VSYNCは、単位期間Tを規定する信号である。図3に示すよ
うに、各単位期間T内において、リセット信号RES[1]〜RES[m]および選択信号S
EL[1]〜SEL[m]は順次アクティブレベル(ハイレベル)に遷移する。
図3に示すように、各単位期間T内において、m行の各々について動作期間Tdが設定
される。各動作期間Tdは、リセット期間Trとセンシング期間Tsと読出期間T0とからな
る。第i行の動作期間Tdのリセット期間Trにおいて、リセット信号RES[i]はハイレ
ベルに設定される。リセット期間Trの後のセンシング期間Tsにおいて、リセット信号R
ES[i]および選択信号SEL[i]はローレベルに設定される。センシング期間Tsの後の
読出期間Toにおいて、選択信号SEL[i]はハイレベルに設定される。他の行の動作期
間Tdについても同様である。
図2は、光検出回路Pを示す回路図である。図2においては、第i行に属するひとつの
光検出回路Pが示されている。光検出回路Pは、Nチャネル型のリセットトランジスタ6
1と、Nチャネル型の増幅トランジスタ62と、Nチャネル型の選択トランジスタ63と
、受光量に応じた大きさの受光信号を出力する受光素子(例えばフォトダイオード)Qと
を備える。受光素子Qの陰極は固定電位に接続されている。
図2に示すように、リセットトランジスタ61は、電源電位VDDが供給される電源線
90と増幅トランジスタ62のゲートとの間に介在する。リセットトランジスタ61のゲ
ートはリセット線72に接続される。増幅トランジスタ62は、電源線90と選択トラン
ジスタ63との間に介在する。増幅トランジスタ62のゲートには受光素子Qの陽極が接
続される。図2に示すように、選択トランジスタ63は、増幅トランジスタ62と信号線
80との間に介在する。選択トランジスタ63のゲートは選択線74に接続される。
次に、光検出回路Pの動作を図3〜図6を参照しながら説明する。図3に示すように、
リセット期間Trにおいては、リセット信号RES[i]はハイレベルに設定されるから、
リセットトランジスタ61はオン状態になる。これにより、図4に示すように、増幅トラ
ンジスタ62のゲートの電位VAは電源電位VDDに設定(リセット)される。
図3に示すように、センシング期間Tsにおいては、リセット信号RES[i]および選
択信号SEL[i]はローレベルに遷移するから、図5に示すように、リセットトランジス
タ61および選択トランジスタ63はオフ状態に遷移する。このとき、増幅トランジスタ
62のゲートの電位VAは、受光素子Qの光導電電流Ipに応じた値に設定される。受光
素子Qの光導電電流Ipは、受光素子Qに対して入射される光量に応じて決まる。
図3に示すように、読出期間Toにおいては、選択信号SEL[i]がハイレベルに遷移
するから、図6に示すように、選択トランジスタ63がオン状態になる。このとき、増幅
トランジスタ62のゲートの電位VAに応じた大きさの検出電流Itが信号線80を流れ
る。
センシング期間Tsにおいて指などの物体が検出領域100に影を落としながら接触ま
たは接近すると、影になった領域に対応して設けられた受光素子Qの受光量が変化して受
光素子Qの光導電電流Ipが変化する。これに応じて増幅トランジスタ62のゲートの電
位VAも変化する。そして、読出期間Toにおいて、受光量に応じた検出電流Itが信号
線80に出力される。
図1に示すように、n本の信号線80の各々とAD変換器50との間にはスイッチSW
が設けられる。n個のスイッチSWの各々は、水平シフトレジスタ30から供給される動
作信号Gがアクティブレベルに遷移するとオン状態になる。図1に示す水平シフトレジス
タ30は、タイミング発生回路40から供給される信号HSYNCに基づいて、動作信号
G[1]〜G[n]を各スイッチSWに出力する。図3に示すように、信号HSYNCで規定
される各読出期間To内において、動作信号G[1]〜G[n]は順次アクティブレベル(ハ
イレベル)に遷移する。したがって、各読出期間To内において、n個のスイッチSWの
各々は順次にオン状態に遷移するから、各読出期間To内において各信号線80に出力さ
れる検出電流It(アナログ値)は、スイッチSWを介してAD変換器50に順次出力さ
れ、AD変換器50にて検出値d(デジタル値)に変換されたうえでセンシング回路60
に供給される。本実施形態では、光検出回路Pの受光量が少ないほど検出値dが小さい値
に設定される。
図7は、センシング回路60のブロック図である。図7に示すように、センシング回路
60は、データ生成部110と、記憶装置120と、差分データ生成部130と、設定部
140と、接触検出部150とを備える。図8は、単位期間T1〜T4にわたって、ユー
ザーの指(物体)が、検出領域100内に表示された操作用ボタンBTに近づいていく様
子を示す図である。
図7に示すデータ生成部110は、AD変換器50からシリアルに出力される検出値d
を、信号VSYNCで規定される単位期間Tごとに区分することでセンシングデータSD
を生成する。したがって、センシングデータSDは、ひとつの単位期間T内における各光
検出回路Pの受光量を示すm×n個の検出値dの集合である。図7に示す記憶装置120
は、データ生成部110にて生成された複数のセンシングデータSDを記憶する。
図8においては、検出値dが小さい(光検出回路Pの受光量が少ない)ほど低階調(黒
に近い階調)になるように、センシングデータSDによって表される画像が示されている
。検出領域100のうち物体の影が投影された領域内の光検出回路Pの受光量は、物体以
外の周辺領域内の光検出回路Pの受光量よりも少ないから、センシングデータSDによっ
て表される画像のうち低階調の領域(図8において黒色で示された領域)は物体の影が投
影された領域を示し、高階調の領域(図8において白色で示された領域)は周辺領域を示
す。
図7に示す差分データ生成部130は、複数の単位期間Tの各々において、当該単位期
間TにおけるセンシングデータSDと、当該単位期間Tよりも差分単位期間数Nだけ前の
単位期間TにおけるセンシングデータSDとを記憶装置120から読み出して、両者の差
分データを順次に生成する。差分単位期間数Nは、差分を取るべき2つの単位期間Tの間
に挟まれた単位期間Tの数を示すものであり、図7に示す設定部140によって設定され
る。差分単位期間数Nが「0」の場合は、ある単位期間Tにて生成されたセンシングデー
タSDと、当該単位期間Tの直前の単位期間Tにて生成されたセンシングデータSDとの
差分データが生成され、差分単位期間数Nが「1」の場合は、当該単位期間Tよりも2個
前の単位期間Tにて生成されたセンシングデータSDとの差分データが生成される。
差分データは、各光検出回路Pの受光量を示す検出値dの差分値の集合である。差分を
取るべき2つの単位期間Tの間で光検出回路Pの受光量が変化しない場合は、差分値は0
となる一方、物体の影が投影されて受光量が変化した場合、差分値は、物体の影に対応す
る階調と周辺領域の階調との差を示す値となる。図8においては、差分値が0に近いほど
低階調(黒に近い階調)になるように、差分データによって表される画像が示されている
。なお、図8においては、差分単位期間数Nは「0」に設定されている。
図7に示す接触検出部150は、差分データ生成部130によって生成された差分デー
タに基づいて、物体が接近したか否かを検出する。接触検出部150は、差分データを構
成する各差分値と閾値Zとを比較し、図8に示すように、閾値Zを上回る差分値に対応す
る領域を、物体の移動分を示す領域df1として抽出する。そして、当該領域df1と操作用ボ
タンBTに対応する領域Sとが重なり合う領域の面積が所定値以上(例えば領域Sの2/
3以上)の場合に、物体が操作用ボタンBTに接触したことを検出する。領域df1の面積
は、物体の移動の速度が高いほど、および差分単位期間数Nや単位期間Tの時間長が長い
ほど大きくなる。なお、差分データを構成する各差分値のうち閾値Zを下回る差分値に対
応する領域は、周辺領域を示す領域df2として抽出される。
図7に示す設定部140は、差分単位期間数Nを可変に設定する。より具体的には、以
下のとおりである。先ず、設定部140は、タイミング発生回路40から出力される信号
VSYNCに基づいて、単位期間Tの時間長を検出する。ここで、単位期間Tの時間長は
変わり得る。例えば、センシング回路60が、単位期間Tの時間長が0.1秒に設定され
たパネルに組み込まれる場合と、単位期間Tの時間長が(1/60)秒に設定されたパネ
ルに組み込まれる場合とでは、設定部140によって検出される単位期間Tの時間長は異
なる。また、例えば、センシング回路60が組み込まれたパネルにおいて、アプリケーシ
ョンの要求などに応じて単位期間Tの時間長が可変に設定される場合にも、設定部140
にて検出される単位期間Tの時間長は変わり得る。そして、設定部140は、検出した単
位期間Tの時間長に応じて差分単位期間数Nを可変に設定する。
本実施形態では、単位期間Tの時間長が短いほど差分単位期間数Nは大きい値に設定さ
れる。例えば、各単位期間Tの時間長が0.1秒(10Hz)の場合、図9に示すように、差
分単位期間数Nは「0」に設定され、各単位期間Tの時間長が(1/60)秒(60Hz)の
場合、図10に示すように、差分単位期間数Nは「5」に設定される。
いま、物体の影が領域Sにかかる直前から、領域Sの2/3に重なるまでの時間を0.
1秒(10Hz)とする。そうすると、差分を取るべき2つの単位期間Tの間隔△t(一方の
単位期間Tの終点から他方の単位期間Tの終点に至るまでの時間長)が0.1秒以上のと
きは、差分を取るべき2つの単位期間Tの間の差分データのうち物体の移動分を示す領域
df1の面積は領域Sの2/3以上の値となる。
各単位期間Tの時間長が0.1秒の場合、図9に示すように、差分単位期間数Nは「0
」に設定されるから、差分を取るべき2つの単位期間T(例えば図9に示す単位期間T1
とT2)の間隔△tは0.1秒であり、領域df1の面積は領域Sの2/3に相当する値と
なる。また、各単位期間Tの時間長が(1/60)秒の場合、図10に示すように、差分
単位期間数Nは「5」に設定されるから、差分を取るべき2つの単位期間T(例えば図1
0に示す単位期間T1とT7)の間隔△tは、0.1秒(1/60秒×6)であり、領域df1の
面積は領域Sの2/3に相当する値となる。すなわち、本実施形態によれば、各単位期間
Tの時間長が0.1秒および(1/60)秒の何れの場合であっても、物体と領域Sとの
接近を検出できる。
次に、差分単位期間数Nが初期値に固定される態様(以下、「対比例」という)を想定
する。先ず、対比例にて差分単位期間数Nが「0」に固定される場合を想定する。各単位
期間Tの時間長が0.1秒のときは、図9に示す本実施形態と同様、差分を取るべき2つ
の単位期間Tの間隔△tは0.1秒であり、領域df1の面積は領域Sの2/3に相当する
値となるから、物体と領域Sとの接近を検出できる。しかしながら、各単位期間Tの時間
長が(1/60)秒のときは、差分を取るべき2つの単位期間Tの間隔△tも(1/60
)秒となって0.1秒を下回ってしまい、領域df1の面積は、物体と領域Sとの接近を検
出できる程度の値(領域Sの2/3)に到達しない。したがって、各単位期間Tの時間長
が(1/60)秒のときは、物体と領域Sとの接近を検出することができないという問題
が発生する。
これに対して、本実施形態では、単位期間Tの時間長が短いほど差分単位期間数Nは大
きい値に設定されるから、上述のとおり、各単位期間Tの時間長が(1/60)秒のとき
は、差分単位期間数Nは「5」に設定される。したがって、領域df1の面積を、物体と領
域Sとの接近を検出できる程度の値に到達させることができるから、物体と領域Sとの接
近を検出できる。すなわち、本実施形態によれば、単位期間Tの時間長に拘わらず、物体
と領域Sとの接近を精度良く検出できるという利点がある。
次に、対比例にて差分単位期間数Nが「5」に固定される場合を想定する。各単位期間
Tの時間長が(1/60)秒のときは、図10に示す本実施形態と同様、差分を取るべき
2つの単位期間Tの間隔△tは0.1秒であり、領域df1の面積は領域Sの2/3に相当
する値となるから、物体と領域Sとの接近を検出できる。
一方、各単位期間Tの時間長が0.1秒のときも、差分を取るべき2つの単位期間Tの
間隔△tは0.1秒以上の値(0.1秒×6)になるために物体と領域Sとの接近を検出
できる。このとき、単位期間T1の始点にてセンシング回路60の電源が投入されるもの
とすると、差分単位期間数Nが「5」に設定されている関係上、物体と領域Sとの接近の
検出(以下、「接近検出」という)が最初に行われるのは単位期間T7の終点となる。す
なわち、電源投入直後から単位期間T7の終点に至るまでの期間、接近検出は実行されな
い。そうすると、単位期間Tの時間長が長いほど、電源投入直後から最初に接近検出が行
われるまでのデッドタイムは大きくなるため、デッドタイム短縮の観点からは、単位期間
Tの時間長が長いほど差分単位期間数Nを小さい値に設定するという本実施形態の構成が
格別に有効である。上述のとおり、本実施形態では、各単位期間Tの時間長が0.1秒の
ときは、差分単位期間数Nは「0」に設定されるため、単位期間T1の始点にて電源が投
入される場合は、図9に示すように、接近検出が最初に行われるのは単位期間T2の終点
となる。したがって、電源投入直後から最初の接近検出が行われるまでのデッドタイムを
対比例に比べて短縮できるという利点がある。
以上に説明したように、本実施形態によれば、単位期間Tの時間長に拘わらず、接近検
出の迅速化および高精度化が両立される。
<B:第2実施形態>
図11は、本発明の第2実施形態に係るセンシング回路60の構成を示すブロック図で
ある。本実施形態に係るセンシング回路60は、環境照度の変化を検出する照度変化検出
部160を有する点で第1実施形態の構成と異なる。その他の構成は、第1実施形態と同
じであるから、重複する部分については説明を省略する。なお、環境照度とは、検出領域
100に外部から入射される定常的な光量のことである。
照度変化検出部160は、データ生成部110にて生成されたセンシングデータSDに
基づいて環境照度の変化を検出する。より具体的には、以下のとおりである。照度変化検
出部160は、各単位期間T毎に、当該単位期間Tにて生成されたセンシングデータSD
を記憶装置120から読み出し、その読み出したセンシングデータSDを構成する検出値
dのヒストグラムを生成して最頻値を特定する。本実施形態では、検出領域100の面積
は物体の面積に比べて十分に大きいため、当該最頻値が環境照度を示す環境照度データと
して使用される。そして、照度変化検出部160は、各単位期間T毎に、当該単位期間T
における環境照度データと、当該単位期間Tの直前の単位期間Tにおける環境照度データ
との差分値を求め、当該差分値が所定基準値以上であるときは、環境照度が変化したこと
を接触検出部150に通知する。
接触検出部150は、照度変化検出部160によって環境照度の変化が検出された場合
は、当該単位期間Tから差分単位期間数Nだけ後の単位期間Tに至るまでの期間、接近検
出を停止する。図12は、差分単位期間数Nが「0」に設定されている態様において、単
位期間T3の開始時に環境照度が変化したときの動作を示す図である。この場合、図12
に示すように、接触検出部150は、単位期間T3においてのみ接近検出を停止し、単位
期間T3におけるセンシングデータSDが時間的に先行するデータとして接近検出に用い
られる時点(図12では単位期間T4の終点)から接近検出を再開する。つまり、本実施
形態では、環境照度が変化した後の単位期間TにおけるセンシングデータSDと環境照度
が変化する前の単位期間TにおけるセンシングデータSDとの差分データを用いた接近検
出は行わない。
いま、環境照度の変化に拘わらず、各単位期間T毎に接近検出が実行される態様(以下
、「対比例2という」)を想定する。図13は、差分単位期間数Nが「0」に設定されて
いる対比例2において、単位期間T3の開始時に環境照度が変化(図13では暗い方向に
変化)したときの様子を示す図である。図13では、単位期間T1〜T4にわたって、ユ
ーザーの指(物体)が操作用ボタンBTに近づいていき、単位期間T4にて操作用ボタン
BTに接触する様子が示されている。図13に示すように、対比例2においては、周辺領
域内の各光検出回路Pの受光量が単位期間T2と単位期間T3との間で変化することによ
って、周辺領域内の各光検出回路Pの受光量を示す検出値dの差分値が閾値Zよりも大き
くなる。これにより、単位期間T2と単位期間T3との間の差分データのうち閾値Zを上
回る差分値に対応する領域(図13に示す領域df1および領域df2)と領域Sとが重なり合
う領域の面積は領域Sの2/3以上の値となる。このため、当該差分データのうち物体の
移動分を示す領域df1と領域Sとが重なり合う面積は領域Sの2/3に達していないにも
拘わらず、物体は領域Sに接触したと誤検出されてしまう。
これに対して、本実施形態では、環境照度データの差分値が所定基準値(例えば閾値Z
)以上になって環境照度の変化が検出された場合は、当該単位期間Tから差分単位期間数
Nだけ後の単位期間Tに至るまでの期間、接近検出を停止するから、当該期間にわたって
誤った検出結果が出力され続けることを防止できるという利点がある。
なお、本実施形態では、差分単位期間数Nが「0」に設定されている態様が例示されて
いるが、差分単位期間数Nは、第1実施形態と同様に可変に設定することができる。図1
4は、差分単位期間数Nが「5」に設定される態様において、単位期間T8の開始時に環
境照度が変化した場合の動作を示す図である。この場合、図14に示すように、単位期間
T8から5個だけ後の単位期間T13に至るまでの期間、接近検出が停止される。つまり
、図14に示す態様においても、環境照度の変化の前後のセンシングデータSDの差分デ
ータを用いた接近検出は行われない。
<C:変形例>
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下の変形が可能であ
る。また、以下に示す変形例のうちの2以上の変形例を組み合わせることもできる。
(1)変形例1
図15は、本発明の変形例に係るセンシング回路60の構成を示すブロック図である。
図15に示す態様では、照度変化検出部160は、相前後する2つの単位期間Tの各々に
おける環境照度データの差分値が所定基準値以上であるときは、環境照度が変化したこと
を差分データ生成部130に通知する点で、上述の第2実施形態と異なる。
照度変化検出部160によって環境照度の変化が検出された場合は、差分データ生成部
130は、当該単位期間Tから差分単位期間数Nだけ後の単位期間Tに至るまでの期間、
差分データの生成を停止する。これにより、接触検出部150は、当該期間において接近
検出を行うことができない(検出停止)。差分データ生成部130は、当該期間において
、差分を取るべき2つの単位期間Tの各々におけるセンシングデータSDの読み出し動作
や差分データの生成処理を行わないから、第2実施形態に比べて、差分データ生成部13
0における消費電力量が低減されるという利点がある。
要するに、照度変化検出部160によって環境照度の変化が検出された場合は、当該単
位期間Tから差分単位期間数Nだけ後の単位期間Tに至るまでの期間、接近検出が停止さ
れる態様であればよい。
(2)変形例2
上述の各実施形態において、差分単位期間数Nは設定部140によって自動的に設定さ
れる態様が例示されているが、例えば、設定部140は差分単位期間数Nの設定を自動的
には行わず、ユーザーが設定部140に対して単位期間数Nを入力することによって差分
単位期間数Nが決定される態様とすることもできる。この態様において、例えば各単位期
間Tの時間長が0.1秒に設定されたパネルにセンシング回路60を組み込む場合は、ユ
ーザーは設定部140に対して差分単位期間数「0」を入力する。また、例えば各単位期
間Tの時間長が(1/60)秒に設定されたパネルにセンシング回路60を組み込む場合
は、ユーザーは設定部140に対して差分単位期間数「5」を入力するという具合である
。要するに、差分単位期間数Nが可変に設定される態様であればよい。
(3)変形例3
上述の各実施形態では、接触検出部150は、検出領域100に表示された操作用ボタ
ンBTに対応する領域Sと物体との接近を検出しているが、検出領域100のうち接近検
出の対象となる領域は任意に設定することができる。例えば、検出領域100全体と物体
との接近を検出する態様とすることもできる。
<D:電子機器>
次に、本発明に係る表示装置10を利用した電子機器について説明する。図16は、以
上に説明した何れかの形態に係る表示装置10を表示装置として採用したモバイル型のパ
ーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピュータ2000は、
表示装置10と本体部2010とを備える。本体部2010には、電源スイッチ2001
およびキーボード2002が設けられている。
図17に、本発明に係る表示装置10を表示装置として適用した携帯電話機の構成を示
す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002
、ならびに電気光学装置(表示装置)Dを備える。スクロールボタン3002を操作する
ことによって、表示装置10に表示される画面がスクロールされる。
図18に、本発明に係る表示装置10を適用した携帯情報端末(PDA:Personal Dig
ital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001
および電源スイッチ4002、ならびに表示装置10を備える。電源スイッチ4002を
操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が表示装置10に表示される。
なお、本発明に係る表示装置が適用される電子機器としては、図16から図18に示し
たもののほか、デジタルスチルカメラ、テレビ、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置
、ページャ、電子手帳、電子ペーパー、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、
テレビ電話、POS端末、プリンタ、スキャナ、複写機、ビデオプレーヤ、タッチパネル
を備えた機器等などが挙げられる。
第1実施形態に係る表示装置の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る光検出回路の構成を示す図である。 物体の接近を検出するのに利用される各信号の具体的な波形を示す図である。 リセット期間における光検出回路の動作を示す図である。 センシング期間における光検出回路の動作を示す図である。 読出期間における光検出回路の動作を示す図である。 第1実施形態に係るセンシング回路の構成を示す図である。 物体が検出領域に近づいていく様子を示す図である。 第1実施形態に係るセンシング回路の動作を示す図である。 第1実施形態に係るセンシング回路の動作を示す図である。 第2実施形態に係るセンシング回路の構成を示す図である。 第2実施形態に係るセンシング回路の動作を示す図である。 対比例において環境照度が変化したときの様子を示す図である。 第2実施形態に係るセンシング回路の他の例を示す図である。 本発明の変形例に係るセンシング回路の動作を示す図である。 本発明に係る電子機器の具体例を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の具体例を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の具体例を示す斜視図である。
符号の説明
10……表示装置、20……垂直シフトレジスタ、30……水平シフトレジスタ、40…
…タイミング発生回路、60……センシング回路、70……制御線、80……信号線、1
00……検出領域、P……光検出回路、It……検出電流、d……検出値、T……単位期
間、SD……センシングデータ。

Claims (7)

  1. 検出領域内に設けられた複数の光検出回路の各々から出力される検出信号に基づいて、
    前記複数の光検出回路の各々の受光量を示すデータを単位期間毎に生成するデータ生成部
    と、
    差分をとるべき2つの単位期間に挟まれた単位期間の数である差分単位期間数を可変に
    設定する設定部と、
    複数の前記単位期間の各々において、当該単位期間にて前記データ生成部が生成した前
    記データと、当該単位期間よりも前記差分単位期間数だけ前の単位期間にて前記データ生
    成部が生成した前記データとの差分データを順次に生成する差分データ生成部と、
    前記差分データ生成部によって生成された前記差分データに基づいて、物体が前記検出
    領域に接近したか否かを検出する接近検出部と、を備える、
    センシング回路。
  2. 前記設定部は、前記単位期間の時間長に応じて前記差分単位期間数を可変に設定する、
    請求項1のセンシング回路。
  3. 前記設定部は、前記単位期間の時間長が短いほど前記差分単位期間数を大きい値に設定
    する、
    請求項1または請求項2のセンシング回路。
  4. 前記接近検出部は、前記差分データ生成部にて生成された前記差分データのうち前記物
    体の移動分を示す領域と、前記検出領域の少なくとも一部の領域であるセンシング領域と
    が重なり合う領域の面積が所定値以上の場合に、前記物体が前記センシング領域に接近し
    たことを検出する、
    請求項1から請求項3の何れかのセンシング回路。
  5. 前記データ生成部によって生成された前記データに基づいて環境照度の変化を検出する
    照度変化検出部をさらに備え、
    前記接近検出部は、前記照度変化検出部によって環境照度の変化が検出された場合は、
    当該単位期間から前記差分単位期間数だけ後の単位期間に至るまでの期間、前記物体と前
    記検出領域との接近の検出を停止する、
    請求項1から請求項4の何れかのセンシング回路。
  6. 請求項1から請求項5の何れかのセンシング回路を具備する表示装置。
  7. 請求項6の表示装置を具備する電子機器。
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