JP2010098804A - 昇圧回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】昇圧回路で発生するピーク電流を抑制することで、電源配線やGND配線における電源電圧の変動を少なくする。
【解決手段】本発明による昇圧回路は、チャージポンプ回路3と、チャージポンプ回路3に電源電圧を供給する電源回路1とを具備する。電源回路1は、チャージポンプ回路3の電源端子2に接続されたNチャネル型トランジスタMN1と、電源端子2を介してNチャネル型トランジスタMN1とチャージポンプ回路3との間に流れる電流を制御する電流制御回路12とを備える。
【選択図】図4
【解決手段】本発明による昇圧回路は、チャージポンプ回路3と、チャージポンプ回路3に電源電圧を供給する電源回路1とを具備する。電源回路1は、チャージポンプ回路3の電源端子2に接続されたNチャネル型トランジスタMN1と、電源端子2を介してNチャネル型トランジスタMN1とチャージポンプ回路3との間に流れる電流を制御する電流制御回路12とを備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、チャージポンプ回路を有する昇圧回路に関する。
図1を参照して、従来技術による昇圧回路の詳細を説明する。一例として、米国特許番号US6577514(特許文献1参照)に記載の昇圧回路について説明する。
従来技術による昇圧回路は、チャージポンプ回路202、比較回路206、補助チャージポンプ回路208、及びNチャネル型トランジスタ214を具備する。比較回路206は、チャージポンプ回路202の出力電圧200の分圧電圧204と、Vbias電圧(1.3V)とを比較し、比較結果212をNチャネル型トランジスタ214のゲートに出力する。Nチャネル型トランジスタ214のドレインは電源VDDに接続され、ソースは、電源216としてチャージポンプ回路202に接続される。又、比較回路208は、補助チャージポンプ回路208の出力210(Va)を電源として駆動する。
次に、従来技術による昇圧回路の動作を説明する。
(1)チャージポンプ回路202の動作の開始時、出力電圧200は0V近傍、分圧電圧204は比較回路206のVbias=1.3Vより低い電圧である。このため、比較回路206の出力電圧(比較結果212)はVaとなる。すなわち、Nチャネル型トランジスタ214のゲート電圧はVaとなり、Nチャネル型トランジスタ214のゲート〜ソース間の電位差は、(Va)−(Va−Vt)=Vt(Nチャネル型トランジスタ214の閾値電圧)となる。これにより、Nチャネル型トランジスタ214はオン状態となり、チャージポンプ回路202へ電流が供給され、チャージポンプ回路202は昇圧動作をつづける。
(2)チャージポンプ回路202の昇圧動作時、分圧電圧204が、比較回路206に供給されるVbias=1.3Vより高い電圧になると、比較結果212はVaより低い電圧Vbとなる。この場合、Nチャネル型トランジスタ214のゲート〜ソース間の電位差は、Vb−(Va−Vt)となり、閾値電圧Vtより小さくなる。このため、Nチャネル型トランジスタ214は、オフ状態又は、オフ状態に近似し、チャージポンプ回路202への電流供給量が減少する。この場合、チャージポンプ回路202は昇圧動作を続けることができず、出力電圧200は低下する。
(3)チャージポンプ回路202の出力電圧200が低下すると、分圧電圧204も低下する。分圧電圧204が比較回路206へのVbias=1.3Vを下回ると、比較結果212の電圧レベルはVaに復帰する。すなわち、Nチャネル型トランジスタ214のゲート電圧はVaとなり、Nチャネル型トランジスタ214のゲート〜ソース間の電位差は、(Va)−(Va−Vt)=Vt(Nチャネル型トランジスタ214の閾値電圧)となる。これにより、Nチャネル型トランジスタ214はオン状態となり、チャージポンプ回路202へ電流が供給され、チャージポンプ回路202は昇圧動作を再び始める。
(4)チャージポンプ回路202が昇圧を続け(2)の状態になると再び(3)の状態となる。この動作が繰り返されチャージポンプ回路202の出力電圧はほぼ一定レベルとなる。
米国特許番号US6577514
上述の(3)の状態において、チャージポンプ回路202が昇圧動作を再び始める時、電源配線から昇圧容量のドライブ回路に対して瞬間的に大きな貫通電流が流れる。又、チャージポンプ回路202内の昇圧容量から充放電電流が流れる。これにより、チャージポンプ回路202の電源216の電圧は低下し、Nチャネル型トランジスタ214のゲート〜ソース間の電位差はNチャネル型トランジスタ214の閾値以上の電位差となる。すなわち、チャージポンプ回路202が昇圧動作を再開する際、Nチャネル型トランジスタ214の電流供給能力が大きくなり、短期間であるが、チャージポンプ回路202の昇圧動作能力が非常に高まる。このため、電源配線からチャージポンプ回路202に対し、Nチャネル型トランジスタ214を介して大きな電流(以下、ピーク電流と称す)が流れることとなる。
図2は、従来技術によるチャージポンプ回路202から電源端子216に対して流れ込む電流値の時間変化を示す図である。図2を参照して、昇圧回路が動作しない時刻T1では、チャージポンプ回路202から電源端子216に流れる電流値は0Aに近い値であるが、動作を開始する時刻T2では約230mAのピーク電流が流れる。このように、チャージポンプ回路202が昇圧動作を開始する際、大きなピーク電流が電源配線やGND配線に流れてしまう。
通常、集積回路では、電源配線、GND配線にはメモリ回路やアナログ回路、ロジック回路など多種多様な回路が接続される。これらの回路と電源配線との間に大きな電流I1が流れると、電源配線抵抗R1により電圧降下(I1×R1の電圧降下)が発生する。あるいは、これらの回路とGND配線との間に大きな電流I2が流れると、GND配線抵抗R2により電圧上昇(I2×R2の電圧上昇)が発生する。ロジック回路が、電圧降下した電源配線と電圧上昇したGND配線に接続されている場合、当該ロジック回路に供給される電源電圧はI1×R1だけ低い電圧、GND電圧はI2×R2だけ高い電圧となり、電源電圧マージンは狭くなる。電源電圧マージンが狭くなると、ロジック回路の動作速度が低下したり、演算結果が反転する場合がある。例えば、電源配線の電圧降下及びGND配線の電圧上昇が発生した箇所にSRAMが接続されている場合、SRAMのメモリセルのデータ保持状態が破壊される可能性がある。
今日の集積回路では微細化が進み、電源配線やGND配線の断面積が小さくなってきていることから配線抵抗は増加傾向にある。このため、昇圧回路に発生した大きなピーク電流によって電源配線の電圧降下やGND配線の電圧上昇は増大し、回路に対する電源電圧マージンは更に狭くなってきている。又、ピーク電流は一時的に発生するため、電源電圧は不安定となる。このような電源電圧マージンの狭小化や、電源電圧の不安定さ(ゆれ)が増大することで、回路の誤動作や機能低下の恐れが一層高くなる。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下に述べられる手段を採用する。その手段を構成する技術的事項の記述には、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号が付加されている。但し、付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲を限定的に解釈するために用いてはならない。
本発明による昇圧回路は、チャージポンプ回路(3)と、チャージポンプ回路(3)に電源電圧を供給する電源回路(1)とを具備する。電源回路(1)は、チャージポンプ回路(3)の電源端子(2)に接続されたNチャネル型トランジスタ(MN1)と、電源端子(2)を介してNチャネル型トランジスタ(MN1)とチャージポンプ回路(3)との間に流れる電流を制御する電流制御回路(12)とを備える。
本発明による昇圧回路によれば、電流制御回路(12)によってNチャネル型トランジスタ(MN1)とチャージポンプ回路(3)との間に流れるピーク電流を抑制することで、電源配線と昇圧回路との間に流れる電流を低減することができる。
本発明によれば、昇圧回路で発生するピーク電流を抑制することで、電源配線及びGND配線における電圧の変動を少なくすることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(昇圧回路の構成)
図3は本発明による昇圧回路の実施の形態における構成を示す図である。本発明による昇圧回路は、電流制御回路を備える電源回路1と、電源回路1から供給される電源電圧に応じて駆動するチャージポンプ回路3とを具備する。
図3は本発明による昇圧回路の実施の形態における構成を示す図である。本発明による昇圧回路は、電流制御回路を備える電源回路1と、電源回路1から供給される電源電圧に応じて駆動するチャージポンプ回路3とを具備する。
電源回路1は、電源端子11を介して供給される第1電源電圧VDDに応じた電源電圧をチャージポンプ回路3に供給する。ここで電源端子11は図示しない他の回路に接続される電源配線から第1電源電圧VDDが供給される。
チャージポンプ回路3は、図示しない昇圧容量と、昇圧容量の充放電を制御する駆動回路とを備える。チャージポンプ回路3は、電源端子2を介して電源回路1から電源電圧が供給され、図示しない入力電圧を昇圧して出力端子4に出力する。チャージポンプ回路3は、出力端子4の電圧(以下、出力電圧と称す)が所定値に達した場合、昇圧動作を止め、所定値を下回ると昇圧動作を行う。
チャージポンプ回路3が動作を始めると、昇圧容量の充放電電流及び昇圧容量をドライブする駆動回路の貫通電流が流れる。これにより、チャージポンプ回路3の電源端子2の電圧は降下する。電源端子2における電圧降下の大きさは、電源端子2とチャージポンプ回路3との間に流れる電流量により変化する。電源回路1は、電流抑制機能(電流制御回路)を備え、電源端子2の電圧降下の大きさに応じてチャージポンプ回路3との間に流れる電流量を抑制する。これにより、昇圧動作時に増大する昇圧回路と電源配線との間に流れる電流が抑制され、電源配線における電圧降下が低減される。
以下、本発明による電源回路1の実施の形態の詳細を説明する。
(第1の実施の形態)
図4は、第1の実施の形態における昇圧回路の構成を示す図である。図4を参照して、第1の実施の形態における電源回路1を説明する。
図4は、第1の実施の形態における昇圧回路の構成を示す図である。図4を参照して、第1の実施の形態における電源回路1を説明する。
第1の実施の形態における電源回路1は、第1電源電圧VDDが供給される電源端子11とチャージポンプ回路3の電源端子2との間に直列接続されたNチャネル型トランジスタMN1と、電流制御回路12を備える。NチャネルトランジスタMN1のドレインは第1電源電圧VDDが供給される電源端子11に接続され、ソースは電源端子2に接続される。NチャネルトランジスタMN1のゲート14は、電流制御回路12を介して定電圧が供給される端子13に接続される。
第1の実施の形態における電流制御回路12は、NチャネルトランジスタMN1のゲート14と電源端子2との間に接続された容量C1と、NチャネルトランジスタMN1のゲート14と端子13との間に接続された抵抗R1とを備える。電流制御回路12により、電源端子2には、抵抗R1及び容量C1を介して端子13から定電圧が供給される。抵抗R1の抵抗値は、Nチャネル型トランジスタMN1のオン抵抗に比べて非常に大きい値であることが好ましい。又、容量C1の容量値もNチャネル型トランジスタMN1のゲート容量よりも大きい値であることが好ましい。例えば、本実施の形態における抵抗R1の抵抗値は、Nチャネル型トランジスタMN1のオン抵抗の100倍以上の大きさに設定され、容量C1の容量値は、Nチャネル型トランジスタMN1のゲート容量の2倍以上の大きさに設定される。
次に、第1の実施の形態における電源回路1の動作を説明する。ここでは、端子13に供給される電圧を3.5V、電源端子11に供給される電圧VDDを5.0Vと仮定して説明する。又、Nチャネル型トランジスタMN1の閾値電圧をVtnとして説明する。
(1)当初、端子13が3.5Vであるため、ゲート14の電圧は3.5Vとなる。この際、Nチャネル型トランジスタMN1のソース電圧は“3.5V−Vtn”となる。この状態で、チャージポンプ回路3が動作を開始した場合、出力端子4は0Vから上昇を始める。この時、チャージポンプ回路3の電源端子2には、チャージポンプ回路3の内部の昇圧容量の充放電電流や、昇圧容量をドライブする駆動回路への貫通電流による大電流が流れようとする。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2の電圧は一時的に“3.5V−Vtn”より低下する。又、電源端子2の電圧低下とともに、容量C1を介して、ゲート14の電圧3.5Vも低下する。ここで、抵抗R1の抵抗値は非常に大きく、ゲート14は、容量C1を介して電源端子2に接続されている。このため、ゲート14の電圧は、容量C1の電荷保存の法則に従い、電源端子2の電圧低下量だけ低くなる。従って、Nチャネル型トランジスタMN1のゲート〜ソース間の電位差は常に閾値電圧Vtn(昇圧開始前の状態と同じ状態)を維持し、Nチャネル型トランジスタMN1に流れる電流は一定となる。この状態でチャージポンプ回路3は昇圧動作を行い、出力端子4の電圧は所定値へ向かい上昇を続ける。
昇圧動作中、抵抗R1を介して端子13から供給される定電圧によって容量C1が充電されるため、ゲート14の電圧は3.5Vに向かって上昇する。又、Nチャネル型トランジスタMN1のゲート電圧が3.5Vへ向かうに従い、電源端子2は“3.5V−Vtn”となるため、Nチャネル型トランジスタMN1に流れる電流は一定状態を持続する。
(2)チャージポンプ回路3の出力電圧が所定値に達すると、チャージポンプ回路3は昇圧動作を中止する。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2に対する電流量は減少し、電源端子2は“ゲート14の電圧3.5V−Vtn“近傍で一定となる。
(3)チャージポンプ回路3の出力電圧が所定値を下回ると、再び、チャージポンプ回路3は昇圧動作を開始し、出力端子4の電圧は上昇を始める。この時、チャージポンプ回路3の電源端子2には、チャージポンプ回路3の内部の昇圧容量の充放電電流や、昇圧容量をドライブする駆動回路への貫通電流による大電流が流れようとする。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2の電圧は一時的に“3.5V−Vtn”より低下する。又、電源端子2の電圧低下とともに、容量C1を介して、ゲート14の電圧3.5Vも低下する。ここで、抵抗R1の抵抗値は非常に大きく、ゲート14は、容量C1を介して電源端子2に接続されている。このため、ゲート14の電圧は、容量C1の電荷保存の法則に従い、電源端子2の電圧低下量だけ低くなる。従って、Nチャネル型トランジスタMN1のゲート〜ソース間の電位差は常に閾値電圧Vtn(昇圧開始前の状態と同じ状態)を維持し、Nチャネル型トランジスタMN1に流れる電流は一定となる。この状態でチャージポンプ回路3は昇圧動作を行い、出力端子4の電圧は所定値へ向かい上昇を続ける。
昇圧動作中、抵抗R1を介して端子13から供給される定電圧によって容量C1が充電されるため、ゲート14の電圧は3.5Vに向かって上昇する。又、Nチャネル型トランジスタMN1のゲート電圧が3.5Vへ向かうに従い、電源端子2は“3.5V−Vtn”となるため、Nチャネル型トランジスタMN1に流れる電流は一定状態を持続する。
(4)チャージポンプ回路3の出力電圧が所定値に達すると、チャージポンプ回路3は昇圧動作を中止する。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2に対する電流量は減少し、電源端子2は“ゲート14の電圧3.5V−Vtn“近傍で一定となる。
次に、チャージポンプ回路3の出力端子4は所定値より電圧低下を始め、再び、(3)の状態となり、(3)と(4)の状態を繰り返し、チャージポンプ回路3の出力端子4の電圧は所定値で一定となる。
図5は、本発明によるチャージポンプ回路3から電源端子2に流れ込む電流値の時間変化を示す図である。図5を参照して、チャージポンプ回路3が昇圧動作しない時刻T1では、チャージポンプ回路3から電源端子2に流れる電流値は0Aに近い値である。一方、昇圧動作を開始する時刻T2では、チャージポンプ回路3と電源端子2との間の電流量は瞬間的に増大する(ピーク電流)。しかし、第1の実施の形態における電源回路1では、抵抗R1と容量C1によって、Nチャネル型トランジスタMN1のゲート〜ソース間の電位差が、常にNチャネル型トランジスタMN1の閾値電圧近傍に制御される。このため、電源回路1は、Nチャネル型トランジスタMN1に流れる電流が一定値を維持するように動作し、チャージポンプ回路3との間のピーク電流量は抑制される。例えば、図5に示すように、昇圧動作時(時刻T2)にチャージポンプ回路3から電源端子2に流れ込む電流のピーク値は、約80mAとなり、従来技術の約230mAに比べて大幅に減少する。
このように、本発明によれば、チャージポンプ回路3と電源端子2との間に流れるピーク電流が抑制される。これにより、昇圧回路と電源配線(電源端子11)との間に流れる電流の増大を抑制し、電流増大に起因する電源配線の電圧降下量やGND配線の電圧上昇量を低減することができる。この結果、同じ電源配線、GND配線に接続されるロジック回路の動作スピードの低下が緩和されることとなる。あるいは、同じ電源配線にSRAMが接続されている場合でも、SRAMのメモリセルのデータ保持状態が破壊されることがなくなる。
(第2の実施の形態)
図6は、第2の実施の形態における昇圧回路の構成を示す図である。第2の実施の形態における昇圧回路は、電源回路1の構成が第1の実施の形態と異なり、それ以外の構成は、第1の実施の形態における昇圧回路と同様である。図6を参照して、第2の実施の形態における電源回路1を説明する。
図6は、第2の実施の形態における昇圧回路の構成を示す図である。第2の実施の形態における昇圧回路は、電源回路1の構成が第1の実施の形態と異なり、それ以外の構成は、第1の実施の形態における昇圧回路と同様である。図6を参照して、第2の実施の形態における電源回路1を説明する。
第2の実施の形態における電源回路1は、第1電源電圧VDDが供給される電源端子11とチャージポンプ回路3の電源端子2との間に直列接続されたNチャネル型トランジスタMN2と、Pチャネル型トランジスタMP1(電流制御回路15)とを備える。Nチャネル型トランジスタMN2のドレインは、第1電源電圧VDDが供給される電源端子11に接続され、ソースは、Pチャネル型トランジスタMP1のソース及びバックゲートに接続される。又、Nチャネル型トランジスタMN2のゲートは端子13に接続され、端子13から第1定電圧が供給される。Pチャネル型トランジスタMP1のドレインは、チャージポンプ回路3の電源端子2に接続され、ソース及びバックゲートは、Nチャネル型トランジスタMN2のソースに共通接続される。又、Pチャネル型トランジスタMP1のゲートは端子16に接続され、端子16から第2定電圧が供給される。
次に、第2の実施の形態における電源回路1の動作を説明する。ここでは、端子13に供給される電圧を4.5V、電源端子11に供給される電圧VDDを5.0V、端子16に供給される電圧を2.5Vと仮定して説明する。又、Nチャネル型トランジスタMN1の閾値電圧をVtn、Pチャネル型トランジスタMP1の閾値電圧をVtpとして説明する。
(1)当初、端子13が4.5Vであるため、Nチャネル型トランジスタMN2のソース電圧は“4.5V−Vtn”となる。又、端子16が2.5Vであるため、Pチャネル型トランジスタMP11のソース〜ゲート間の電圧は“(4.5V−Vtn)−2.5V”となり、Pチャネル型トランジスタMP2の閾値Vtpより大きい電圧となる。このため、Pチャネル型トランジスタMP1はオン状態となり、チャージポンプ回路3の電源端子2は、“4.5V−Vtn”となる。
この状態で、チャージポンプ回路3が動作を開始した場合、出力端子4の電圧は0Vから上昇を始める。この時、チャージポンプ回路3の電源端子2には、チャージポンプ回路3の内部の昇圧容量の充放電電流や、昇圧容量をドライブする駆動回路への貫通電流による大電流が流れようとする。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2の電圧は一時的に“4.5V−Vtn”より低下する。これに伴い、Pチャネル型トランジスタMP1のソース電圧も“4.5V−Vtn”より低下するため、Pチャネル型トランジスタMP1のゲート〜ソース間の電位差は小さくなり、Pチャネル型トランジスタMP1に流れる電流は減少する。このように、昇圧動作を開始する際、チャージポンプ回路3と電源端子2との間で流れる電流の大きさは抑制され、チャージポンプ回路3の動作開始時に発生するピーク電流は減少する。この状態でチャージポンプ回路3が昇圧動作を行うと、出力電圧は所定値へ向かい上昇を続ける。チャージポンプ回路3の出力電圧が上昇するに従い、電源端子2からチャージポンプ回路3へ流れる電流が減少し始め、Nチャネル型トランジスタMN9のソース電圧は“4.5V−Vtn”となる。
(2)チャージポンプ回路3の出力電圧が所定値に達すると、チャージポンプ回路3は昇圧動作を中止する。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2に電流が流れなくなっていき、Nチャネル型トランジスタMN2及びPチャネル型トランジスタMP1のソースと、電源端子2は“4.5V−Vtn“近傍で一定となる。
(3)チャージポンプ回路3の出力電圧が所定値を下回ると、再び、チャージポンプ回路3は動作を開始し、出力端子4の電圧は上昇を始める。この時、チャージポンプ回路3の電源端子2には、チャージポンプ回路3の内部の昇圧容量の充放電電流や、昇圧容量をドライブする駆動回路への貫通電流による大電流が流れようとする。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2の電圧が一時的に“4.5V−Vtn”より低下する。これに伴い、Pチャネル型トランジスタMP1のソース電圧も“4.5v−Vtn”より低下することにより、Pチャネル型トランジスタMP1のゲート〜ソース間の電位差が小さくなり、Pチャネル型トランジスタMP1に流れる電流が減少する。このように、昇圧動作中においてチャージポンプ回路3と電源端子2との間で流れる電流の大きさは抑制され、チャージポンプ回路3の動作開始時に発生するピーク電流は減少する。この状態でチャージポンプ回路3は昇圧動作を行い、出力電圧は所定値へ向かい上昇を続ける。チャージポンプ回路3の出力電圧が上昇するに従い、電源端子2からチャージポンプ回路3へ流れる電流が減少し始め、Nチャネル型トランジスタMN9のソース電圧は“4.5V−Vtn”となる。
(4)チャージポンプ回路3の出力電圧が所定値に達すると、チャージポンプ回路3は昇圧動作を中止する。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2に電流が流れなくなっていき、Nチャネル型トランジスタMN2及びPチャネル型トランジスタMP1のソースと、電源端子2は“4.5V−Vtn“近傍で一定となる。
次に、チャージポンプ回路3の出力端子4は所定値より電圧低下を始め、再び、(3)の状態となり、(3)と(4)の状態を繰り返し、チャージポンプ回路3の出力端子4の電圧は所定値で一定となる。
第1の実施の形態では、電源端子2とチャージポンプ回路3との間に流れる電流を一定値に維持する動作により、チャージポンプ回路3に流れるピーク電流の大きさを抑制している。一方、第2の実施の形態では、電源端子2とチャージポンプ回路3との間に流れる電流が瞬間的に増大する際、当該電流量をPチャネル型トランジスタMP1によって抑制することで、チャージポンプ回路3におけるピーク電流の大きさを抑制している。このため、第2の実施の形態における昇圧回路によれば、電源配線やGND配線の配線抵抗による電圧降下(電圧上昇)に対しても効果的に電流を削減する働きがある。この結果、同じ電源配線、GND配線に接続されるロジック回路の動作スピードの低下が緩和されることとなる。あるいは、同じ電源配線にSRAMが接続されている場合でも、SRAMのメモリセルのデータ保持状態が破壊されることがなくなる。
(第3の実施の形態)
図7は、第3の実施の形態における昇圧回路の構成を示す図である。第3の実施の形態における昇圧回路は、電源回路1の構成が第1の実施の形態と異なり、それ以外の構成は、第1の実施の形態における昇圧回路と同様である。図7を参照して、第3の実施の形態における電源回路1を説明する。
図7は、第3の実施の形態における昇圧回路の構成を示す図である。第3の実施の形態における昇圧回路は、電源回路1の構成が第1の実施の形態と異なり、それ以外の構成は、第1の実施の形態における昇圧回路と同様である。図7を参照して、第3の実施の形態における電源回路1を説明する。
第3の実施の形態における電源回路1は、第1電源電圧VDDが供給される電源端子11とチャージポンプ回路3の電源端子2との間に直列接続されたNチャネル型トランジスタMN3と、電流制御回路18を備える。NチャネルトランジスタMN3のドレインは第1電源電圧VDDが供給される電源端子11に接続され、ソースは電源端子2に接続される。NチャネルトランジスタMN3のゲート14は、電流制御回路18に接続される。
第3の実施の形態における電流制御回路18は、NチャネルトランジスタMN3のゲート14と電源端子2との間に接続された容量C2と、NチャネルトランジスタMN3のゲート14に接続された一定電圧生成回路19とを備える。容量C2の容量値は、第1の実施の形態と同様にNチャネル型トランジスタMN3のゲート容量に比べて大きいことが好ましい。例えば、容量C2の容量値は、Nチャネル型トランジスタMN3のゲート容量の2倍である。一定電圧生成回路19は、一定電圧を生成する第2のチャージポンプ回路である。
次に、第3の実施の形態における電源回路1の動作を説明する。ここでは、一定電圧生成回路19の出力電圧を3.5V、電源端子11に供給される電圧VDDを5.0Vと仮定して説明する。又、Nチャネル型トランジスタMN3の閾値電圧をVtnとして説明する。
(1)当初、一定電圧生成回路19の出力電圧が3.5Vであるため、Nチャネル型トランジスタMN2のソース電圧は“3.5V−Vtn”となる。この状態で、チャージポンプ回路3が動作を開始した場合、出力端子4は0Vから上昇を始める。この時、チャージポンプ回路3の電源端子2には、チャージポンプ回路3の内部の昇圧容量の充放電電流や、昇圧容量をドライブする駆動回路への貫通電流による大電流が流れようとする。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2の電圧は一時的に“3.5V−Vtn”より低下する。又、電源端子2の電圧低下とともに、容量C2を介して、ゲート14の電圧3.5Vも低下する。ここで、一定電圧生成回路19の出力インピーダンスは非常に大きく、ゲート14は、容量C2を介して電源端子2に接続されている。このため、ゲート14の電圧は、容量C2の電荷保存の法則に従い、電源端子2の電圧低下量だけ低くなる。従って、Nチャネル型トランジスタMN3のゲート〜ソース間の電位差は常に閾値電圧Vtn(昇圧開始前の状態と同じ状態)を維持し、Nチャネル型トランジスタMN3に流れる電流は一定となる。この状態でチャージポンプ回路3は昇圧動作を行い、出力端子4の電圧は所定値へ向かい上昇を続ける。
昇圧動作中、抵抗R1を介して端子13から供給される定電圧によって容量C2が充電されるため、ゲート14の電圧は3.5Vに向かって上昇する。又、Nチャネル型トランジスタMN3のゲート電圧が3.5Vへ向かうに従い、電源端子2は“3.5V−Vtn”となるため、Nチャネル型トランジスタMN3に流れる電流は一定状態を持続する。
(2)チャージポンプ回路3の出力電圧が所定値に達すると、チャージポンプ回路3は昇圧動作を中止する。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2に対する電流量は減少し、電源端子2は“ゲート14の電圧3.5V−Vtn“近傍で一定となる。
(3)チャージポンプ回路3の出力電圧が所定値を下回ると、再び、チャージポンプ回路3は昇圧動作を開始し、出力端子4の電圧は上昇を始める。この時、チャージポンプ回路3の電源端子2には、チャージポンプ回路3の内部の昇圧容量の充放電電流や、昇圧容量をドライブする駆動回路への貫通電流による大電流が流れようとする。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2の電圧は一時的に“3.5V−Vtn”より低下する。又、電源端子2の電圧低下とともに、容量C2を介して、ゲート14の電圧3.5Vも低下する。ここで、一定電圧生成回路19の出力インピーダンスは非常に大きく、ゲート14は、容量C2を介して電源端子2に接続されている。このため、ゲート14の電圧は、容量C2の電荷保存の法則に従い、電源端子2の電圧低下量だけ低くなる。従って、Nチャネル型トランジスタMN3のゲート〜ソース間の電位差は常に閾値電圧Vtn(昇圧開始前の状態と同じ状態)を維持し、Nチャネル型トランジスタMN3に流れる電流は一定となる。この状態でチャージポンプ回路3は昇圧動作を行い、出力端子4の電圧は所定値へ向かい上昇を続ける。
昇圧動作中、一定電圧生成回路19から供給される定電圧によって容量C2が充電されるため、ゲート14の電圧は3.5Vに向かって上昇する。又、Nチャネル型トランジスタMN3のゲート電圧が3.5Vへ向かうに従い、電源端子2は“3.5V−Vtn”となるため、Nチャネル型トランジスタMN3に流れる電流は一定状態を持続する。
(4)チャージポンプ回路3の出力電圧が所定値に達すると、チャージポンプ回路3は昇圧動作を中止する。このため、チャージポンプ回路3の電源端子2に対する電流量は減少し、電源端子2は“ゲート14の電圧3.5V−Vtn“近傍で一定となる。
次に、チャージポンプ回路3の出力端子4は所定値より電圧低下を始め、再び、(3)の状態となり、(3)と(4)の状態を繰り返し、チャージポンプ回路3の出力端子4の電圧は所定値で一定となる。
第3の実施の形態における昇圧回路では、一定電圧生成回路19と容量C2により、Nチャネル型トランジスMN3のゲート〜ソース間の電位差が常にNチャネル型トランジスタMN3の閾値近傍となる。このため、第3の実施の形態も、第1の実施の形態と同様に、チャージポンプ回路3と電源端子2との間に流れるピーク電流が抑制される。これにより、昇圧回路と電源配線(電源端子11)との間に流れる電流の増大を抑制し、電流増大に起因する電源配線の電圧降下量やGND配線の電圧上昇量を低減することができる。この結果、同じ電源配線、GND配線に接続されるロジック回路の動作スピードの低下が緩和されることとなる。あるいは、同じ電源配線にSRAMが接続されている場合でも、SRAMのメモリセルのデータ保持状態が破壊されることがなくなる。
本発明による昇圧回路では、電源端子2とチャージポンプ回路3とのピーク電流は小さくなるが、昇圧レベルの電位を保つためチャージポンプ回路3の間欠動作の周期が短くなり、昇圧する回数が増える。これにより、従来の昇圧回路の平均電流が120mAに対し、本発明による昇圧回路の平均電流は116mAとほぼ同じ結果となる。すなわち、昇圧回路の負荷電流に対しては従来と同等の能力を有していることとなる。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。本実施の形態では、昇圧回路を一例に説明したが、第1電源電圧に比べて低い第2電源電圧VSSに降圧する降圧回路にも応用できる。例えば、降圧動作を行なうチャージポンプ回路と電源電圧VSSが供給される電源配線間に、実施の形態で例示した電源回路1と同様な構成の電源回路(電流制御回路を有する電源回路)を備えることで、チャージポンプ回路と電源配線との間に発生するピーク電流の大きさを低減することができる。この場合、Nチャネル型トランジスタMN1、2、3に替えて電源配線に接続されるPチャネル型トランジスタが電源回路に設けられる。又、第2の実施の形態におけるPチャネル型トランジスタMN2に替えてNチャネル型トランジスタが電源回路に設けられる。
1:電源回路
2、11:電源端子
3:チャージポンプ回路
4:出力端子
12、15、18:電流制御回路
13、16:端子
14:ゲート
19:一定電圧生成回路
MN1、MN2、MN3:Nチャネル型トランジスタ
MP1:Pチャネル型トランジスタ
C1、C2:容量
R1:抵抗
2、11:電源端子
3:チャージポンプ回路
4:出力端子
12、15、18:電流制御回路
13、16:端子
14:ゲート
19:一定電圧生成回路
MN1、MN2、MN3:Nチャネル型トランジスタ
MP1:Pチャネル型トランジスタ
C1、C2:容量
R1:抵抗
Claims (4)
- チャージポンプ回路と、
前記チャージポンプ回路に電源電圧を供給する電源回路と、
を具備し、
前記電源回路は、
前記チャージポンプ回路の電源端子に接続されたNチャネル型トランジスタと、
前記電源端子を介して前記Nチャネル型トランジスタと前記チャージポンプ回路との間に流れる電流を制御する電流制御回路と、
を備える
昇圧回路。 - 請求項1に記載の昇圧回路において、
前記電流制御回路は、
ノードを介して前記Nチャネル型トランジスタのゲートに接続される抵抗素子と、
前記ノードと前記電源端子との間に接続される容量素子と、
を備え、
前記抵抗素子の抵抗値は前記Nチャネル型トランジスタのオン抵抗よりも大きい
昇圧回路。 - 請求項1に記載の昇圧回路において、
前記電流制御回路は、
前記Nチャネル型トランジスタと前記電源端子との間に接続されるPチャネル型トランジスタを備える
昇圧回路。 - 請求項1に記載の昇圧回路において、
前記電流制御回路は、
ノードを介して前記Nチャネル型トランジスタのゲートに接続される定電圧生成回路と、
前記ノードと前記電源端子との間に接続される容量素子と、
を備える
昇圧回路。
Priority Applications (2)
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2009
- 2009-10-09 US US12/576,664 patent/US8125266B2/en not_active Expired - Fee Related
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