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JP2005092401A - 電源回路 - Google Patents

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Hiroshi Fujiwara
博史 藤原
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Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 チャージポンプの負荷を構成するレギュレータのオン時にチャージポンプの出力電位が過渡的に降下するのを低減する。
【解決手段】 第1電源ラインVDD1からチャージポンプ10に電源入力し、チャージポンプ10から第2電源ラインVDD2に出力した昇圧電圧VDD2をレギュレータ30を構成するオペアンプ31のMOSトランジスタM6に電源入力し、オペアンプ31からレギュレート電圧Voutを出力する電源回路200において、オペアンプ31が出力端電位の帰還によりMOSトランジスタM6のオン抵抗を制御するオン抵抗制御回路37を有し、オン抵抗制御回路37によりオペアンプ起動時の平滑コンデンサ24への突入電流を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1電源ラインから電源入力して昇圧電圧を第2電源ラインに出力するチャージポンプと、第2電源ラインから電源入力して出力端子にレギュレート電圧を出力するレギュレータとを具備した電源回路に関する。
従来のこの種の電源回路100(例えば、特許文献1を参照)について図4を参照して説明する。電源回路100は、クロック信号CLKに同期して充放電動作して昇圧電圧を出力するチャージポンプ10と、チャージポンプ10の出力電圧を電源入力してレギュレート電圧Voutを出力するレギュレータ20とで構成されている。
チャージポンプ10は、図5に一例を示すように、2倍昇圧型で構成され、昇圧コンデンサ11、平滑コンデンサ12およびスイッチ13,14,15,16を有している。第1電源ラインVDD1と接地ラインGnd間にスイッチ13、昇圧コンデンサ11およびスイッチ14が直列接続されている。第1電源ラインVDD1と昇圧コンデンサ11およびスイッチ14の接続点間にスイッチ15が接続されている。スイッチ13および昇圧コンデンサ11の接続点と接地ラインGnd間にスイッチ16および平滑コンデンサ12が直列接続され、その直列接続点がチャージポンプ10の出力端として第2電源ラインVDD2に接続されている。スイッチ13,14とスイッチ15,16とは、クロック信号CLK入力により相補的にオン/オフ制御される。スイッチ13,14,15,16は、例えば、MOSトランジスタで構成される。
チャージポンプ10の基本的な昇圧動作について説明する。先ず、"H"レベルのクロック信号CLK入力により、スイッチ13,14がオン、スイッチ15,16がオフになり、電源電圧VDD1により昇圧コンデンサ11が充電される。次に、"L"レベルのクロック信号CLK入力により、スイッチ13,14がオフ、スイッチ15,16がオンになり、昇圧コンデンサ11は放電し、昇圧コンデンサ11に充電された電圧に電源電圧VDD1が加算された昇圧電圧が出力端子Voutから出力されるとともに平滑コンデンサ12に充電される。このオン/オフ制御が繰り返されて、チャージポンプ10の出力端から第2電源ラインVDD2に昇圧電圧VDD2が出力される。チャージポンプ10は、クロック信号CLK入力により、コンデンサ11,12の充電電圧が飽和するようにオン/オフ制御され、チャージポンプ10の出力端に第1電源電圧VDD1の2倍の昇圧電圧が出力される。
レギュレータ20は、図4に示すように、第2電源ラインVDD2からの電源電圧VDD2が電源入力され、レギュレート電圧Voutを出力するオペアンプ21と、オペアンプ21の出力端電位を分圧しその分圧電圧をオペアンプ21の反転入力端に供給する分圧抵抗R1,R2からなる分圧回路22と、オペアンプ21の非反転入力端に基準電圧Vrefを供給する基準電圧源23と、オペアンプ21の出力端と接地ラインGnd間に接続された平滑コンデンサ24とを有している。オペアンプ21は、チャージポンプ10が完全に昇圧し終わった後にオンするとともに、出力不要時は低消費電力化のためオフするように、オン/オフ制御端子21aを有している。オン/オフ制御端子21aは制御信号入力端子Vcに接続されている。さらに、レギュレータ20は、オペアンプ21がオフ時にオペアンプ21の出力端電位を接地電位VSSにプルダウンさせるためにオペアンプ21の出力端と接地ラインGnd間に接続されたプルダウンスイッチであるNチャネルMOSトランジスタ25と、制御信号入力端子VcとMOSトランジスタ25のゲート間に接続されたインバータ26とを有している。
オペアンプ21は、基本回路例(オン/オフ制御端子21aへの制御信号によるオン/オフのための回路は図示せず)を図6に示すように、PチャネルMOSトランジスタM1,M2とNチャネルMOSトランジスタM3〜M5とからなる差動増幅段と、PチャネルMOSトランジスタM6とNチャネルMOSトランジスタM7とからなる出力段とで構成されている。MOSトランジスタM6は、第2電源ラインVDD2からの電源電圧VDD2がソースに電源入力され、ドレインからレギュレート電圧Voutが出力される出力用MOSトランジスタとして機能する。
この電源回路100は、1チップの半導体集積回路で構成され、チャージポンプ10を構成する昇圧コンデンサ11および平滑コンデンサ12とレギュレータ20を構成する平滑コンデンサ24とは、半導体集積回路に外付け素子として接続される。チャージポンプ10へのクロック信号CLK入力は、半導体集積回路の外部から供給されるか、または半導体集積回路内部に構成される発振回路から供給される。また、制御信号入力端子Vcへの制御信号入力は、半導体集積回路の外部から供給されるか、または半導体集積回路内部に構成される発振回路の出力が同じく内部に構成されるタイミング発生回路に供給され、そのタイミング発生回路からのタイミング信号が供給される。
上記構成の電源回路100の動作を図7を併用して説明する。第1電源ラインVDD1に、バッテリー等の直流電源から、例えば、第1電源電圧VDD1=3vが供給され、時刻T1にチャージポンプ10がオンし、チャージポンプ10が完全に昇圧し終わった後の時刻T2には、チャージポンプ10から第2電源ラインVDD2に、電源電圧VDD1の2倍の昇圧電圧VDD2=2×VDD1=6vが出力されている。この時刻T2に制御信号入力端子Vcに"H"レベルの制御信号Vcが入力されるとオペアンプ21はオンし、第2電源ラインVDD2からの電源電圧VDD2=6vがオペアンプ21のMOSトランジスタM6に電源入力され、MOSトランジスタM6からの電流により平滑コンデンサ24が充電される。そして、分圧回路22の分圧抵抗R1,R2が、例えばR1/R2=1に設定されて、分圧電圧が基準電圧Vref、例えば、Vref=2.5vに等しくなるようにレギュレートされて、時刻T3に出力端子VoutからVout=Vref(1+R1/R2)=2.5×(1+1)=5vのレギュレート電圧が出力される。
特開2000−100187号公報(図1、図2)
ところで、従来の電源回路100は、レギュレータ20が時刻T2にオンしたとき、出力端子Voutは接地電位VSSであり、分圧回路22からの負帰還により、Vout=5vのレギュレート電圧になるまで、レギュレータ20がフルドライブで、すなわち、オペアンプ21のMOSトランジスタM6がオン抵抗を最小に制御されて平滑コンデンサ24を充電する。そのため、レギュレータ20の起動時に第2電源ラインVDD2からMOSトランジスタM6を介して平滑コンデンサ24に突入電流が流れる。チャージポンプ10出力は一定の出力抵抗を持っており、このとき、図7に示すように、昇圧電圧VDD2は過渡的に降下する。チャージポンプ10は、この降下電圧が大き過ぎると、チャージポンプ10が立ち下がったままになったり、他の電圧との関係でラッチアップが発生したりする虞があり、これを防止するために、チャージポンプの負荷駆動能力を大きくする必要があり、この電源回路を構成する半導体集積回路のチップサイズが大きくなるという問題があった。
従って、本発明の目的は、レギュレータ立ち上がり時のチャージポンプの電圧降下を小さくした電源回路を提供することである。
本発明の電源回路は、チャージポンプからの昇圧電圧をオペアンプを構成する出力用MOSトランジスタに電源入力し、平滑コンデンサが接続された前記オペアンプの出力端にレギュレート電圧を出力する電源回路において、前記オペアンプは出力端電位の帰還により出力用MOSトランジスタのオン抵抗を制御するオン抵抗制御回路を有し、前記オン抵抗制御回路によりオペアンプ起動時の前記平滑コンデンサへの突入電流を抑制するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の電源回路は、上記電源回路において、前記オン抵抗制御回路が、前記出力用MOSトランジスタのゲート電位を制御するゲート電位制御回路と、前記出力端の電位を検出して前記ゲート電位制御回路への制御信号を出力する出力端電位検出回路とを有することを特徴とする。
また、本発明の電源回路は、上記電源回路において、前記ゲート電位制御回路が、前記第2電源ラインと前記出力用MOSトランジスタのゲート間に接続された第1のPチャネルMOSトランジスタを有し、前記出力端電位検出回路が、前記第2電源ラインと前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲート間に接続された抵抗と、前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲートと接地間に接続され、ゲートが前記出力端に接続された第2のPチャネルMOSトランジスタとを有することを特徴とする。
また、本発明の電源回路は、第1電源ラインから電源入力して昇圧電圧を第2電源ラインに出力するチャージポンプと、第2電源ラインから電源入力して出力端子にレギュレート電圧を出力するレギュレータとを具備し、レギュレータが、制御信号入力端子と、前記第2電源ラインから出力用MOSトランジスタに電源入力され、出力端から前記レギュレート電圧を出力するオン/オフ制御端子付きオペアンプと、オペアンプの出力端と接地ライン間に接続された平滑コンデンサと、オペアンプ出力端の電位を分圧しその分圧電圧をオペアンプの反転入力端に供給する分圧回路と、オペアンプの非反転入力端に基準電圧を供給する基準電圧源とを有する電源回路において、前記オペアンプに、前記第2電源ラインと前記出力用MOSトランジスタのゲート間に接続された第1のPチャネルMOSトランジスタと、前記第2電源ラインと前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲート間に接続された抵抗と、前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲートと接地間に接続され、前記出力端の電位をゲート入力とする第2のPチャネルMOSトランジスタとを有するオン抵抗制御回路を付設したことを特徴とする。
上記手段によれば、第2電源ラインの電圧VDD2がオペアンプの出力用MOSトランジスタに電源入力され、オペアンプの出力端にレギュレート電圧を出力するとき、オペアンプの起動時に出力用MOSトランジスタのオン抵抗が大きくなり、平滑コンデンサへの突入電流が抑制されるので、そのとき、第2電源ラインVDD2の電圧降下を少なくして、レギュレータを立ち上げることができる。
本発明によれば、従来の電源回路よりもレギュレータ立ち上がり時におけるチャージポンプ出力電位の降下を少なくでき、ラッチアップ等の問題が起きにくくなる。従って、チャージポンプの負荷駆動能力を大きくする必要がなくなり、この電源回路を構成する半導体集積回路のチップサイズを小さくできる。
以下に、本発明の一実施形態の電源回路200について図1を参照して説明する。尚、図4に示すものと基本的な構成が同一のものについては同一符号を付して、その説明を省略する。図4に示す従来の電源回路100と異なる点は、レギュレータ20に替わりレギュレータ30を有し、レギュレータ30は、オペアンプ21に替わりオペアンプ31を有している点である。オペアンプ31は、オペアンプ21のオン/オフ制御端子21aと同一機能のオン/オフ制御端子31aを有している。オン/オフ制御端子31aは制御信号入力端子Vcに接続されている。
オペアンプ31は、基本回路例(オン/オフ制御端子31aへの制御信号によるオン/オフのための回路は図示せず)を図2に示すように、オペアンプ21と同一構成のMOSトランジスタM1〜M7に加え,第2電源ラインVDD2とMOSトランジスタM6のゲート間にオペアンプの出力端の電位を制御信号とするオン抵抗制御回路37を付設している。オン抵抗制御回路37は、MOSトランジスタM6のゲート電位を制御するゲート電位制御回路38と、オペアンプ31の出力端の電位を検出してゲート電位制御回路38への制御信号を出力する出力端電位検出回路39とを有する。ゲート電位制御回路38は、第2電源ラインVDD2とMOSトランジスタM6のゲート間に直列接続されたPチャネルMOSトランジスタM8および抵抗R3を有している。出力端電位検出回路39は、第2電源ラインVDD2と接地Gnd間に直列接続された抵抗R4、抵抗R5、PチャネルMOSトランジスタM9およびNチャネルMOSトランジスタM10を有している。MOSトランジスタM8のゲートは抵抗R4とR5との接続点に接続されている。MOSトランジスタM9のゲートはオペアンプ31の出力端であるMOSトランジスタM6とM7との接続点に接続されている。MOSトランジスタM10のゲートはバイアス端子Vbiasに接続されている。
この電源回路200は、1チップの半導体集積回路で構成され、チャージポンプ10を構成する昇圧コンデンサ11および平滑コンデンサ12とレギュレータ30を構成する平滑コンデンサ24とは、半導体集積回路に外付け素子として接続される。チャージポンプ10へのクロック信号CLK入力は、半導体集積回路の外部から供給してもよいし、または半導体集積回路内部で発振回路により供給してもよい。また、制御信号入力端子Vcへの制御信号入力は、半導体集積回路の外部から供給してもよいし、または半導体集積回路内部に構成される発振回路の出力を同じく内部に構成されるタイミング発生回路に供給し、そのタイミング発生回路で生成されるタイミング信号を供給してもよい。
上記構成の電源回路200の動作を図3を併用して説明する。第1電源ラインVDD1に、バッテリー等の直流電源から、例えば、第1電源電圧VDD1=3vが供給され、時刻T1にチャージポンプ10がオンし、チャージポンプ10が完全に昇圧し終わった後の時刻T2には、チャージポンプ10から第2電源ラインVDD2に、電源電圧VDD1の2倍の昇圧電圧VDD2=2×VDD1=6vが出力され、第2電源ラインVDD2からの電源電圧VDD2=6vがレギュレータ30に供給された状態となっている。この時刻T2に制御信号入力端子Vcに"H"レベルの制御信号Vcが入力されるとレギュレータ30はオンし、第2電源ラインVDD2からの電源電圧VDD2=6vがオペアンプ31のMOSトランジスタM6に電源入力され、MOSトランジスタM6からの電流により平滑コンデンサ24が充電される。
時刻T2からのレギュレータ30の起動時において、オペアンプ31のオン抵抗制御回路37が次のように動作して、MOSトランジスタM6はオン抵抗制御回路37が接続されていない場合よりもオン抵抗が大きくなるように制御される。時刻T2において、出力端子Voutの電位は接地電位VSSであり、この出力端子Voutの電位が出力端電位検出回路39のMOSトランジスタM9のゲートに入力され、MOSトランジスタM9がオンする。そして、出力端電位検出回路39の抵抗R4とR5の接続点の電位が出力端電位検出回路39からの検出信号としてゲート電位制御回路38に入力され、MOSトランジスタM8がオンする。これにより、MOSトランジスタM6のゲート電位がオン抵抗制御回路37が接続されていない場合より高くなり、MOSトランジスタM6はオン抵抗制御回路37が接続されていない場合よりもオン抵抗が大きくなるように制御される。その結果、時刻T2直後の平滑コンデンサ24への充電が従来の電源回路100に較べて緩慢に行われるため突入電流が抑制され、時刻T2直後の平滑コンデンサ24への充電による第2電源ラインVDD2の電圧降下は、従来の電源回路100に較べて小さく抑えることができる。時刻T2直後の第2電源ラインVDD2の電圧降下の大きさは、主にMOSトランジスタM8のサイズと抵抗R3の抵抗値により決定することができる。
時刻T2からの平滑コンデンサ24への充電により出力端子Voutの電位は、オン抵抗制御回路37が接続されていない場合よりも緩慢に上昇していく。そして、出力端子Voutの電位が所定の電位となる時刻T4になると、オペアンプ31のオン抵抗制御回路37が次のように動作を停止して、MOSトランジスタM6はオン抵抗制御回路37が接続されていない場合と同じオン抵抗に制御される。時刻T4において、出力端子Voutの電位が所定の電位、すなわち、MOSトランジスタM9のゲート・ソース間電圧がMOSトランジスタM9の閾値電圧より小さくなる電位、例えば、Vout=4vとなると、MOSトランジスタM9がオフし、それによりMOSトランジスタM8もオフし、オン抵抗制御回路37が動作を停止する。その結果、時刻T4以降、第2電源ラインVDD2からの電源電圧VDD2=6vがオペアンプ31のオン抵抗制御回路37が接続されていない場合と同じオン抵抗に制御されたMOSトランジスタM6に電源入力され、MOSトランジスタM6からの電流により平滑コンデンサ24が充電される。時刻T4直後の平滑コンデンサ24への充電による第2電源ラインVDD2の電圧降下は、時刻T4における出力端子Voutの電位が既にレギュレート電圧に近い電位まで上昇しており、接地電位VSSから充電する場合に較べて小さく抑えることができる。そして、分圧回路22の分圧抵抗R1,R2が、例えばR1/R2=1に設定されて、分圧電圧が基準電圧Vref、例えば、Vref=2.5vに等しくなるようにレギュレートされて、時刻T5に出力端子VoutからVout=Vref(1+R1/R2)=2.5×(1+1)=5vのレギュレート電圧が出力される。時刻T4直後の第2電源ラインVDD2の電圧降下の大きさは、上記の出力端子Voutの所定の電位により決定することができ、その出力端子Voutの所定の電位は、主にMOSトランジスタM9のサイズと抵抗R4,R5の抵抗値により決定することができる。
以上のように、第1電源ラインVDD1からチャージポンプ10に電源入力し、チャージポンプ10から第2電源ラインVDD2に出力した昇圧電圧をレギュレータ30のオペアンプ31を構成するMOSトランジスタM6に電源入力し、制御信号Vcによりオペアンプ31をオンしてオペアンプ31の出力端にレギュレート電圧を出力する電源回路200において、オペアンプ31が出力端電位の帰還によりMOSトランジスタM6のオン抵抗を制御するオン抵抗制御回路37を有し、オン抵抗制御回路37によりオペアンプ起動時の平滑コンデンサ24への突入電流を抑制するようにしたので、オペアンプ31の起動時における第2電源ラインVDD2の電圧降下を少なくできる。
尚、上記実施例では、チャージポンプを2倍昇圧型を例に説明したが、他の整数倍昇圧型のチャージポンプに適用することもできる。また、チャージポンプを正のチャージポンプを例に説明したが、負のチャージポンプに適用することもできる。
本発明の一実施形態の電源回路200の回路図。 図1の電源回路200に用いられるオペアンプ31の一例の回路図。 図1に示す電源回路200の動作を示す電圧波形図。 従来の電源回路100の回路図。 図1および図4の電源回路に用いられるチャージポンプ10の一例の回路図。 図4の電源回路100に用いられるオペアンプ21の一例の回路図。 図4に示す電源回路100の動作を示す電圧波形図。
符号の説明
VDD1 第1電源ライン
VDD2 第2電源ライン
10 チャージポンプ
22 分圧回路
23 基準電圧源
24 平滑コンデンサ
25 NチャネルMOSトランジスタ(プルダウンスイッチ)
26 インバータ
30 レギュレータ
31 オペアンプ
37 オン抵抗制御回路
38 ゲート電位制御回路
39 出力端電位検出回路
M8,M9 PチャネルMOSトランジスタ
M10 NチャネルMOSトランジスタ
R1〜R5 抵抗
200 電源回路

Claims (4)

  1. チャージポンプからの昇圧電圧をオペアンプを構成する出力用MOSトランジスタに電源入力し、平滑コンデンサが接続された前記オペアンプの出力端にレギュレート電圧を出力する電源回路において、
    前記オペアンプは出力端電位の帰還により出力用MOSトランジスタのオン抵抗を制御するオン抵抗制御回路を有し、前記オン抵抗制御回路によりオペアンプ起動時の前記平滑コンデンサへの突入電流を抑制するようにしたことを特徴とする電源回路。
  2. 前記オン抵抗制御回路が、前記出力用MOSトランジスタのゲート電位を制御するゲート電位制御回路と、前記出力端の電位を検出して前記ゲート電位制御回路への制御信号を出力する出力端電位検出回路とを有することを特徴とする請求項1記載の電源回路。
  3. 前記ゲート電位制御回路が、前記第2電源ラインと前記出力用MOSトランジスタのゲート間に接続された第1のPチャネルMOSトランジスタを有し、
    前記出力端電位検出回路が、前記第2電源ラインと前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲート間に接続された抵抗と、前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲートと接地間に接続され、ゲートが前記出力端に接続された第2のPチャネルMOSトランジスタとを有することを特徴とする請求項2記載の電源回路。
  4. 第1電源ラインから電源入力して昇圧電圧を第2電源ラインに出力するチャージポンプと、第2電源ラインから電源入力して出力端子にレギュレート電圧を出力するレギュレータとを具備し、
    レギュレータが、制御信号入力端子と、前記第2電源ラインから出力用MOSトランジスタに電源入力され、出力端から前記レギュレート電圧を出力するオン/オフ制御端子付きオペアンプと、オペアンプの出力端と接地ライン間に接続された平滑コンデンサと、オペアンプ出力端の電位を分圧しその分圧電圧をオペアンプの反転入力端に供給する分圧回路と、オペアンプの非反転入力端に基準電圧を供給する基準電圧源とを有する電源回路において、
    前記オペアンプに、前記第2電源ラインと前記出力用MOSトランジスタのゲート間に接続された第1のPチャネルMOSトランジスタと、前記第2電源ラインと前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲート間に接続された抵抗と、前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲートと接地間に接続され、前記出力端の電位をゲート入力とする第2のPチャネルMOSトランジスタとを有するオン抵抗制御回路を付設したことを特徴とする電源回路。
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