JP2010047911A - 屋根補修工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】老朽化した既設の波形スレート板屋根材の上に、これを覆う新しい金属板屋根材を、作業性よく、かつスレート板屋根材を傷付けることなく設置すること。
【解決手段】スレート板屋根材1の山部11に、該山部11から突出する既設のフックボルト5を利用してクランプ金具2を取り付け、取付けられた複数のクランプ金具2に長尺の金属板屋根下地材7を架け渡し、下地材7上に金属板屋根材4を設置する。クランプ金具2としては山部11を跨ぐ断面台形で、頂面中央部を低頂面部211、前後の端部を高頂面部212とする段付きとし、低頂面部211に設けた貫通穴3に既設のフックボルト5の先端を貫通させ、該先端に板ばねナット8を締め込んでクランプ金具2を固定し、下地材7をクランプ金具2の高頂面部212にドリルタッピングねじ9aで固定し、下地材7上に金属板屋根材4を設置する。
【選択図】 図1
【解決手段】スレート板屋根材1の山部11に、該山部11から突出する既設のフックボルト5を利用してクランプ金具2を取り付け、取付けられた複数のクランプ金具2に長尺の金属板屋根下地材7を架け渡し、下地材7上に金属板屋根材4を設置する。クランプ金具2としては山部11を跨ぐ断面台形で、頂面中央部を低頂面部211、前後の端部を高頂面部212とする段付きとし、低頂面部211に設けた貫通穴3に既設のフックボルト5の先端を貫通させ、該先端に板ばねナット8を締め込んでクランプ金具2を固定し、下地材7をクランプ金具2の高頂面部212にドリルタッピングねじ9aで固定し、下地材7上に金属板屋根材4を設置する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、工場等の老朽化した既設の波形スレート板屋根材をとり壊し撤去することなく、その上に新しい金属板屋根材を設置して補修する屋根補修工法に関するものである。
大型工場、倉庫、体育館等のスレート板屋根材が古くなったとき、これを撤去して新しい屋根材を設置すると、工事期間中、工場での操業や、倉庫等の使用が不可能となる。そこで既設のスレート板屋根材を撤去することなく、その上に新しい屋根材を重ねて設置することが行われている。
この場合、既設のスレート板屋根材の上に新しい金属板屋根材を重ね合せ、上から長いドリルタッピングねじを金属板屋根材およびスレート板屋根材を貫通させ、スレート板屋根材を支持している母屋に締付けて固定すると、建物内に施工くず、ごみ、ちり等が落下する。従って、操業中の工場や使用中の倉庫、体育館などに落下物防止用のテントを張るなど、大がかりな養生が必要となる。しかも、ドリルタッピングねじによる穴あけや締付けで、老朽化した既設のスレート板屋根材に割れ、ひび、欠けなどが生じることがある。
そこで、既設のスレート板屋根材に穴あけを行うことなく新しい金属板屋根材を設置することができる屋根補修工法として、波形のスレート板屋根材の山部に、該山部から上方へ突出する既設のフックボルトの余長部を利用してクランプ金具を設置し、このクランプ金具を介してスレート板屋根材を覆う新しい金属板屋根材を設置する屋根補修工法が提案されている。
例えば特許文献1に記載の工法では、クランプ金具として、スレート板屋根材の山部に沿いこれを覆う平板状の座面部と、座面部の前後両端に脚端が山部の湾曲断面形状に合致させた脚部とからなり、座面部の前後中間位置に、座面部を切り起して同心方向かつ斜め上方に向けて突出する複数の爪状突起を設けた板ばねナットを形成したクランプ金具を用いる。
そして、フックボルトの余長部を板ばねナットの中心に挿通させつつクランプ金具をスレート板屋根材の山部に押し込み、板ばねナットの爪状突起をフックボルトの余長部のねじ溝に係止せしめることによりクランプ金具を山部に設置する。そして、複数の山部に設置されて山部と直交する直線方向に配列する複数のクランプ金具の座面部に断面ハット形で長尺の金属板屋根下地材を載置し、金属板屋根下地材の両側のフランジ部をクランプ金具の座面部の前後の部分に上からドリルタッピングねじなどにより締め付け固定し、このようにして固定された複数本の金属板屋根下地材に新しい金属板屋根材を設置する補修がなされる。なお特許文献1の工法では、板ばねナットはクランプ金具と一体に形成されているが、別体のナット部材を用いることも可能である。
特許第4091949号公報
そして、フックボルトの余長部を板ばねナットの中心に挿通させつつクランプ金具をスレート板屋根材の山部に押し込み、板ばねナットの爪状突起をフックボルトの余長部のねじ溝に係止せしめることによりクランプ金具を山部に設置する。そして、複数の山部に設置されて山部と直交する直線方向に配列する複数のクランプ金具の座面部に断面ハット形で長尺の金属板屋根下地材を載置し、金属板屋根下地材の両側のフランジ部をクランプ金具の座面部の前後の部分に上からドリルタッピングねじなどにより締め付け固定し、このようにして固定された複数本の金属板屋根下地材に新しい金属板屋根材を設置する補修がなされる。なお特許文献1の工法では、板ばねナットはクランプ金具と一体に形成されているが、別体のナット部材を用いることも可能である。
ところで、かかる工法によればスレート板屋根材に穴、割れ、ひびなどを発生させることなくクランプ金具をスレート板屋根材に取付けることができる。しかしながら次のような問題がある。
スレート板屋根材の山部から上方へ突出するフックボルトの余長部の長さは各建築物によって相違する。余長部が短い建築物の屋根においては、脚部の短い、即ち座面部の高さの低いものでないとフックボルトに係止することができない。そこで座面部の低いクランプ金具を用いると、スレート板屋根材への取付状態で座面部とスレート板屋根材の山部との間の間隙が狭いから、金属板屋根下地材のフランジ部をクランプ金具の座面部にドリルタッピングねじなどのねじ部材で締結するときに座面部をつき抜けたねじ部材の先端がスレート板屋根材に当ってこれを傷付けたり破損したりするおそれがある。
かかる問題は、相隣れるスレート板屋根材が重ね合わされた山部にフックボルトを貫通させた屋根においても起こり得る。
スレート板屋根材の山部から上方へ突出するフックボルトの余長部の長さは各建築物によって相違する。余長部が短い建築物の屋根においては、脚部の短い、即ち座面部の高さの低いものでないとフックボルトに係止することができない。そこで座面部の低いクランプ金具を用いると、スレート板屋根材への取付状態で座面部とスレート板屋根材の山部との間の間隙が狭いから、金属板屋根下地材のフランジ部をクランプ金具の座面部にドリルタッピングねじなどのねじ部材で締結するときに座面部をつき抜けたねじ部材の先端がスレート板屋根材に当ってこれを傷付けたり破損したりするおそれがある。
かかる問題は、相隣れるスレート板屋根材が重ね合わされた山部にフックボルトを貫通させた屋根においても起こり得る。
次の問題は、クランプ金具をフックボルトの余長部を利用し、板ばねナットを用いてスレート板屋根材に設置した補修屋根において、大型台風になどに襲われて金属板屋根材に大きな持上力が作用すると、金属板屋根下地材を介してクランプ金具の前後の部分にも大きな持上力が作用し、これによりクランプ金具の中間位置で先端がフックボルトの軸部に掛止している板ばねナットの爪状突起が斜め下向きに反転し、板ばねナットが引き抜き状に上方へずれ動いてクランプ金具がスレート板屋根材から離れるおそれがある。
しかして本発明は金属板屋根材を支持するクランプ金具をスレート板屋根材に、該屋根材から突出するフックボルトの余長部が短くても取付けることができ、かつ金属板屋根下地材をクランプ金具に、スレート板屋根材を傷付けるおそれなく設置することができる屋根補修工法を提供すること、また台風などに対して強固な補修をおこなう屋根修理工法を提供することを課題としてなされたものである。
本発明の屋根補修工法は、既設の波形のスレート板屋根材にこれを被覆する新しい金属板屋根材を設置する屋根補修工法であって、上記スレート板屋根材の山部にこれを跨ぐように上記金属板屋根材を支持するクランプ金具を設置し、上記クランプ金具として、上記山部を跨ぐ断面台形で、頂面と、その両側縁から下方へ延出する脚部とからなり、上記頂面にはその中央部分と前後部分とで高低差を設けて中央部分を低頂面部、前後部分を高頂面部とし、上記低頂面部には貫通穴を形成したクランプ金具を用い、上記貫通穴に、上記スレート板屋根材の山部から突出する既設のフックボルトの余長部を挿通させ、リング状の外周部の内側縁から複数の爪が中心に向けて斜め上方へ突出する板ばねナットを、その中心に上記フックボルトの余長部を挿通させ上記低頂面部に押し込むとともに上記爪を上記フックボルトの余長部のねじ軸に係止せしめて上記クランプ金具を上記山部に固定し、複数列の上記山部に固定されて山部と直交する直線方向に配列する複数の上記クランプ金具に、断面ハット形で長尺の金属板屋根下地材を、その両側のフランジ部を上記クランプ金具の高頂面部に載置して架設し、上記フランジ部から上記高頂面部にねじ部材を貫入せしめて上記金属板屋根下地材を上記クランプ金具に固定し、固定された上記金属板屋根下地材に上記金属板屋根材を載置固定することを特徴する(請求項1)。
クランプ金具は、スレート板屋根材の山部上に固定する中央頂面部を低く、金属板屋根下地材を支持固定する前後両側の頂面部を高くする高低差を付けたから、スレート板屋根材の山部から突出するフックボルトの余長部が短くても中央の低頂面部をフックボルトに係止することができ、かつ前後の高頂面部に上から金属板屋根下地材をねじ締めするときにねじの先端がスレート板屋根材の山部に当ってこれを破損することがない。
上記クランプ金具は、上記低頂面部とその前後の高頂面部との境界で、頂面を横切り両側の上記脚部の上端部にかけて切り離され、上記境界の段差部を空隙部により形成した(請求項2)。
クランプ金具は、中央の低頂面部と、その前後の高頂面部との境界で一部が切離された空隙があるから、台風などで金属板屋根材から下地材を介してクランプ金具の高頂面部に大きな持上力が作用すると上記空隙が弾性変形し、これにより持上力が吸収されてスレート板屋根材に固定の低頂面部に作用する力は低減されて板ばねナットの爪が反転するには至らない。
本発明の屋根補修工法では更に低頂面部の貫通穴のまわりに沿って上方へ突出するフランジを形成したクランプ金具を用いる(請求項3)。
フランジが斜め上方へ突出する板ばねナットの爪の先端をその下から支えるから、爪の下方への反転は一層確実に防止される。
フランジが斜め上方へ突出する板ばねナットの爪の先端をその下から支えるから、爪の下方への反転は一層確実に防止される。
図1に示すように、既設の波形のスレート板屋根材1は、母屋6に載置され、下端が母屋6に係止し上端がスレート板屋根材1の山部11を貫通して突出するフックボルト5にナット座金51およびパッキン52を介してナット50を締め込むことにより母屋6に固定されている。
新規の金属板屋根材4は、スレート板屋根材1上にクランプ金具2を固定し、クランプ金具2に金属板屋根下地材7を載置し、この金属板屋根下地材7に設置される。
クランプ金具2は、厚さ1.2mm程度のメッキ鋼板、例えば亜鉛メッキ鋼板を加工成形したもので、図1および図2に示すように、スレート板屋根材1の山部11を跨ぐ断面台形状で、山部11の頂上部分に沿いこれを覆う頂面部21と、その両側縁からハ字形に対向して下方へ延びる脚部22を備えた基本構造を有し、頂面部21には高低差を設け、長さ方向中央部分をその前後両側の高頂面部212に対し、これらと切り離され、これらよりも低くした低頂面部211としてあり、低頂面部211には、中央に貫通穴3を設け、貫通穴3の周縁には起立するフランジ31を形成した構造としてある。脚部22の脚端は若干外側へ折り曲げてある。
クランプ金具2は、全長にわたり高さが均一で断面台形の基本部材の長手方向中央部分を、その前後の部分との境界に、頂面部を横切り両側の脚部の上端部に至る溝を形成して中央部分と前後の部分とを分離させ、中央部分をプレス成形して前後の部分よりも低く、かつこれらと平行面をなす上記低頂面部211を形成する。この場合、低頂面部211には両側の脚部22に沿うビード214と、前後縁に沿うビード215を形成して低頂面部211の剛性を強化する。低頂面部211の貫通穴3まわりのフランジ31はバーリング加工により形成される。
得られたクランプ金具2は、低頂面部211とその両側の高頂面部212との境界には空隙の段差が形成される。
得られたクランプ金具2は、低頂面部211とその両側の高頂面部212との境界には空隙の段差が形成される。
図1および図4、図5に示すように、クランプ金具2は、スレート板屋根材1の山部11を跨ぐようにして両側の脚部22の脚端を山部11の側面に支持させて設置する。このとき山部11から突出するフックボルト5の余長部を貫通穴3に挿通させる。
クランプ金具2は、板ばねナット8を用い、フックボルト5を介してスレート板屋根材1に固定する。板ばねナット8はばね鋼板からなり、図3に示すように、リング状の外周部81の内周縁から複数の爪82が中心に向け斜め上方へ突出している。外周部81は六角形で外周縁には起立するフランジ83が形成してある。
板ばねナット8は、その中心に、スレート板屋根材1に設置したクランプ金具2から突出するフックボルト5の上端を挿入して押し込んでクランプ金具2の低頂面部211に押し付け、外周に六角レンチを嵌合させて締め込んで爪82をフックボルト5のねじ溝に掛止せしめる。これによりクランプ金具2は低頂面部211の貫通穴周縁のフランジ31が爪82の先端を支えた状態で板ばねナット8により上から押し付けられ、両側の脚部22の脚端がスレート板屋根材1の山部両側面にこれを挟むように圧接し、スレート板屋根材1に確実かつ強固に固定される。
このようにして取付けられたクランプ金具2は、スレート板屋根材1の山部11の複数列おきに、かつ山部11と直交する方向に直線位置に配列する。そして配列するクランプ金具2にはこれらに架け渡すように金属板屋根下地材7を配置する。
金属板屋根下地材7は、断面ほぼハット形の長尺体で、その幅方向両側のフランジ部71を各クランプ金具2の両側の高頂面部212に載置し、その上からドリルタッピングねじ9aをねじ込むことでクランプ金具2に固体する。この場合、クランプ金具2の高頂面部212はスレート板屋根材1の山部11に対して高位置にあるからドリツタッピングねじ9aの先端が山部11に当ってこれを破損させることはない。このようにして、複数本の金属板屋根下地材7を山部11の長手方向に所定の間隔をおいて互いに平行に設置する。
上記金属板屋根下地材7の上に新設の金属板屋根材4を載置固定する。固定は金属板屋根材4の山部41の上方から下地材7へドリルタッピングねじ9bをねじ込むことにより行なう。この場合、ドリルタッピングねじ9bの頭部と上記山部41との間に座金91を介在させる。
しかしてこの屋根補修工法によれば、既設のスレート板屋根材1に穴あけ加工を行なわず、またクランプ金具2の取付け時にスレート板屋根材1に衝撃を加えないから作業が容易であり、かつ工事期間中において建築物の使用が可能である。
また、クランプ金具2は、頂面部21に段差を設けたからスレート板屋根材1から突出する既設のフックボルト5の先端が短くても容易にスレート板屋根材1に取付けることができ、かつクランプ金具2の上から金属板屋根下地材7をねじ締めするときに、ねじ部材によりスレート板屋根材1が破損されることがない。
また、補修された屋根の金属板屋根材4に台風などにより大きな持上力が作用したときに、クランプ金具2は中央部分と両端部分との境界の段差の空隙が弾性的に変形し、これにより持上力が吸収されてスレート板屋根材1に固定された中央部分に作用する持上力は緩和される。加えて上記中央部分をスレート板屋根材1に押付けている板ばねナット8の爪82はクランプ金具2の貫通穴3まわりのフランジ31で下から支えられているから、クランプ金具2の両端部に大きな持上力が作用しても板ばねナット8の爪82は反転しない。よって板ばねナット8が上方へずれ動きクランプ金具2がスレート板屋根材1から離れるおそれはない。
このように本発明の屋根補修工法によれば、既設のスレート板屋根材を傷付けることなく、作業性容易に新しい金属板屋根材を強固に取付けることができる。
1 スレート板屋根材
2 クランプ金具
21 頂面部
211 低頂面部
212 高頂面部
3 貫通穴
31 フランジ
4 金属板屋根材
5 フックボルト
6 母屋
8 板ばねナット
81 外周部
82 爪
9a,9b ドリルタッピングねじ
2 クランプ金具
21 頂面部
211 低頂面部
212 高頂面部
3 貫通穴
31 フランジ
4 金属板屋根材
5 フックボルト
6 母屋
8 板ばねナット
81 外周部
82 爪
9a,9b ドリルタッピングねじ
Claims (3)
- 既設の波形のスレート板屋根材にこれを被覆する新しい金属板屋根材を設置する屋根補修工法であって、
上記スレート板屋根材の山部にこれを跨ぐように上記金属板屋根材を支持するクランプ金具を設置し、
上記クランプ金具として、上記山部を跨ぐ断面台形で、頂面と、その両側縁から下方へ延出する脚部とからなり、上記頂面にはその中央部分と前後部分とで高低差を設けて中央部分を低頂面部、前後部分を高頂面部とし、上記低頂面部には貫通穴を形成したクランプ金具を用い、
上記貫通穴に、上記スレート板屋根材の山部から突出する既設のフックボルトの余長部を挿通させ、リング状の外周部の内側縁から複数の爪が中心に向けて斜め上方へ突出する板ばねナットを、その中心に上記フックボルトの余長部を挿通させ上記低頂面部に押し込むとともに上記爪を上記フックボルトの余長部のねじ軸に係止せしめて上記クランプ金具を上記山部に固定し、
複数列の上記山部に固定されて山部と直交する直線方向に配列する複数の上記クランプ金具に、断面ハット形で長尺の金属板屋根下地材を、その両側のフランジ部を上記クランプ金具の高頂面部に載置して架設し、上記フランジ部から上記高頂面部にねじ部材を貫入せしめて上記金属板屋根下地材を上記クランプ金具に固定し、
固定された上記金属板屋根下地材に上記金属板屋根材を載置固定することを特徴とする屋根補修工法。 - 上記クランプ金具は、上記低頂面部とその前後の高頂面部との境界で、頂面を横切り両側の上記脚部の上端部にかけて切り離され、上記境界の段差部が空隙部により形成された請求項1に記載の屋根補修工法。
- 上記クランプ金具の低頂面部の貫通穴には、その開口縁に沿い上方へ突出するフランジを形成した請求項1または2に記載の屋根補修工法。
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2008
- 2008-08-19 JP JP2008210900A patent/JP2010047911A/ja active Pending
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Legal Events
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