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JP2010030183A - ラベルプリンタの紙幅検出方法およびラベルプリンタの印刷制御方法、並びにラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタの紙幅検出方法およびラベルプリンタの印刷制御方法、並びにラベルプリンタ Download PDF

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JP2010030183A
JP2010030183A JP2008195870A JP2008195870A JP2010030183A JP 2010030183 A JP2010030183 A JP 2010030183A JP 2008195870 A JP2008195870 A JP 2008195870A JP 2008195870 A JP2008195870 A JP 2008195870A JP 2010030183 A JP2010030183 A JP 2010030183A
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Takashi Saikawa
隆史 齋川
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】透明台紙にラベルを貼り付けたダイカットラベル用紙などの記録紙の紙幅を、光
学方式の紙幅検出器を用いてより正確に検出すること。
【解決手段】ラベルプリンタ1の紙幅検出を行う際には、記録紙12aの左端よりも更に
左側にある第1位置P1から記録紙12aの右端よりも更に右側にある第2位置P2まで
の範囲を走査して、当該走査範囲における反射率または透過率の変化点を検出し、当該検
出された変化点のうち、最も左側すなわち第1位置P1に最も近い変化点を記録紙12a
の左端位置と判定し、最も右側すなわち第2位置P2に最も近い変化点を記録紙12aの
右端位置として記録紙の紙幅を判定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、長尺の台紙上にラベルを貼り付けた記録紙の紙幅を精度よく検出するための
ラベルプリンタの紙幅検出方法、および、当該紙幅検出方法により紙幅を検出して記録紙
に印刷するラベルプリンタの印刷制御方法、並びにラベルプリンタに関する。
従来から、長尺の台紙上に一定間隔でラベルを貼り付けたラベル紙などの記録紙をセッ
トして印刷を行うプリンタが知られている。この種のプリンタでは、記録紙やラベルを搬
送する搬送路上で紙幅検出器による検出動作を行って記録紙の台紙部分あるいはラベル部
分の紙幅を検出し、検出結果に基づいてプリンタの各部を制御して印刷を行っている。紙
幅検出器には光学センサなどが用いられ、記録紙の台紙部分やラベル部分に向けて検査光
を照射して、これらの部分に反射されて戻ってくる光を検出することにより、記録紙の台
紙部分やラベル部分の幅を検出している。
特許文献1には、光学素子を300dpiの密度で並べたイメージセンサヘッドと反射
部材をラベル幅よりも幅広に形成してラベルの上下に配置した印刷装置が記載されている
。この印刷装置では、イメージセンサヘッドから検査光を照射して、反射部材またはラベ
ルに反射して戻ってきた反射光をイメージセンサヘッドの各光学素子で検出することによ
り、幅の異なる種々のラベルを検出することができる。
特開2007−216515号公報
ここで、紙幅検出器で記録紙の上を走査して記録紙の端部における反射率や透過率の変
化を検出し、所定の閾値以上の反射率や透過率の変化があった部分を記録紙の端部とする
検出方法では、記録紙上の汚れや傷、パンチ穴などによる反射率や透過率の変化を記録紙
の端部における反射率や透過率の変化と区別できず、誤検出が発生するという問題点があ
った。
また、透明台紙や黒い台紙などのような反射率の低い台紙を用いた記録紙の場合には、
そもそも台紙部分の反射率が低いために台紙部分で戻ってくる反射光のレベルが低く、台
紙の端部を検出できない可能性があった。
また、透明台紙や黒い台紙などのような反射率の低い台紙の上にダイカット加工により
型抜きされたラベルを貼り付けたダイカットラベル用紙の場合、透明台紙のラベルの外周
に沿って、ダイカッター(抜き型)の加工痕であるスリット状の切り込みが型抜き時に形
成されている。そのため、この切り込みの部分において反射率が急激に変化し、切り込み
が台紙の端部であると誤認識されてしまう可能性があった。そのため、ラベルの左右の台
紙のみの部分(いわゆる、カス取り部)の幅を記録紙の幅であると判定してしまったり、
ラベルの右側または左側、あるいは両側の台紙のみの部分を除いた部分の幅を記録紙の幅
であると判定してしまうなどの誤検出が発生するおそれがあり、記録紙の幅を正確に検出
できないという問題点があった。
そして、このような問題点は、透明台紙のような透過率の高い素材を台紙として使用し
、反射光ではなく透過光を検出するセンサを用いた場合にも同様に発生していた。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、透明台紙のような反射率が低く透過率が高い
台紙の上にラベルを剥離可能に貼り付けたダイカットラベル用紙などの記録紙に印刷する
ラベルプリンタにおいて、記録紙の紙幅を、紙幅検出器を用いて正確に検出することが可
能なラベルプリンタの紙幅検出方法およびラベルプリンタの印刷制御方法、並びにラベル
プリンタを提案することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、紙幅検出器により、長尺状の台紙の表面にラベ
ルを剥離可能に貼り付けた記録紙を検出するラベルプリンタの紙幅検出方法であって、
前記記録紙の搬送路上において前記紙幅検出器を紙幅方向に移動させて、前記記録紙の
左端よりも更に左側にある第1位置から、前記記録紙の右端よりも更に右側にある第2位
置まで走査することにより、当該走査範囲における検出値の変化点を検出し、
当該検出された変化点のうち、前記第1位置に最も近い変化点を前記記録紙の左端位置
と判定し、前記第2位置に最も近い変化点を前記記録紙の右端位置と判定することを特徴
としている。
また、当該検出された変化点のうち、走査方向の最初の変化点を前記記録紙の一方の端
位置と判定し、走査方向の最後の変化点を前記記録紙の他方の端位置と判定することを特
徴とする。
本発明は、このように、記録紙の左右の端を越えるように紙幅検出器の走査範囲を設定
して検出値(例えば、反射率)の変化点を検出し、走査範囲の左端(第1位置)と右端(
第2位置)にそれぞれ最も近い検出値の変化点を記録紙の左端および右端としている。言
い換えれば、第1位置から第2位置まで走査する間の最初の検出値の変化点と最後の検出
値の変化点を、記録紙の左端および右端としている。このようにすれば、台紙部分の反射
率が低いために記録紙の上にある汚れや傷、ダイカッターによる切り込みなどによる反射
率の変化点を検出してしまいやすい場合でも、このような変化点よりも更に左側あるいは
右側に、記録紙の端部による反射率の変化点が常に存在するので、汚れや傷、ダイカッタ
ーによる切り込みなどの位置を、記録紙の左端あるいは右端の位置であると誤認識する可
能性が低い。また、このことは、透過率の変化点を検出した場合にも同様である。よって
、記録紙の端部が反射率などの検出値の変化点として検出されている限りは正確に紙幅を
検出することができ、紙幅の検出精度が向上する。
本発明において、前記紙幅検出器は光学方式の反射型検出器で、印刷ヘッドが搭載され
ているキャリッジに搭載されて走査することを特徴とする。これにより、簡単な構成で検
出動作ができる。
本発明において、前記記録紙は、透明台紙にダイカット加工により型抜きされたラベル
が貼り付けられているダイカットラベル用紙であり、前記透明台紙には、前記ラベルの外
周端縁に沿ってダイカット加工による所定深さの加工痕が形成されていてもよい。このよ
うに、ダイカット加工による加工痕があるとその部位で紙幅検出器の検出値が大きく変化
し、この位置が検出値の変化点として検出されてしまうが、本発明では、この部位よりも
さらに走査範囲の端寄りに台紙の端部における検出値の変化点が検出されるので、ダイカ
ット加工による加工痕を記録紙の左端あるいは右端と誤認識する可能性が低い。よって、
ダイカット加工に起因する紙幅の誤検出を防止できる。
次に、本発明のラベルプリンタの印刷制御方法は、
上記のラベルプリンタの紙幅検出方法により前記記録紙の左端位置および右端位置を検
出して、当該左端位置から当該右端位置までの距離を前記記録紙の紙幅とし、
当該判定した紙幅と、外部装置から受信した印刷対象の記録紙の紙幅とを比較し、当該
受信した紙幅が前記判定した紙幅と異なる場合には、用紙サイズエラーであると判定する
ことを特徴としている。
また、本発明のラベルプリンタの印刷制御方法は、
上記のラベルプリンタの紙幅検出方法により前記記録紙の左端位置および右端位置を検
出して、当該左端位置から当該右端位置までの距離を前記記録紙の紙幅とし、
当該判定した紙幅と、外部装置から受信した印刷データの印刷幅とを比較し、当該印刷
幅が前記判定した紙幅よりも大きい場合には、少なくとも前記判定した紙幅からはみ出る
部分の前記印刷データのマスク処理を行うことを特徴としている。
上記の紙幅検出方法によれば、精度良く紙幅検出位置にある記録紙の紙幅を検出するこ
とができるので、検出した紙幅と外部装置から受信した印刷対象の記録紙の紙幅と比較す
ることにより、精度良く用紙サイズエラーを検出できる。また、用紙サイズエラーの際に
は、紙幅からはみ出る部分の印刷データを印刷しないように処理することができる。これ
により印刷の失敗やプラテンのインクによる汚れを防止することができる。
次に、本発明のラベルプリンタは、上記のラベルプリンタの紙幅検出方法による紙幅検
出を行うことを特徴としている。このような構成により、精度良く紙幅を検出することが
できる。
また、本発明のラベルプリンタにおいて、上記のラベルプリンタの印刷制御方法による
印刷制御を行うとよい。このような構成により、従来よりもより正確に用紙サイズエラー
を検出でき、プラテンのインクによる汚れを防止することができる。
本発明によれば、紙幅検出器の走査範囲の左端(第1位置)と右端(第2位置)にそれ
ぞれ最も近い検出値の変化点を記録紙の左端および右端としているので、台紙部分の反射
率が低い、あるいは透過率が高いために記録紙の上にある汚れや傷、ダイカッターによる
加工痕などによる反射率や透過率などの検出値の変化点を検出してしまいやすい場合でも
、このような変化点よりも更に左側あるいは右側に、記録紙の端部による紙幅検出器の検
出値の変化点が常に存在する。従って、汚れや傷、ダイカッターによる加工痕などの位置
を、記録紙の左端あるいは右端の位置であると誤認識する可能性が低い。よって、記録紙
の端部が検出値の変化点として検出されている限りは正確に紙幅を検出することができ、
紙幅の検出精度を向上させることができる。
以下に、図面を参照して、本発明のラベルプリンタの実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は本発明を適用したインクジェット方式のラベルプリンタの外観斜視図であり、図
2はラベルプリンタの開閉蓋を全開にした状態の外観斜視図である。ラベルプリンタ1は
、全体としてほぼ直方体形状をしたプリンタ本体2と、当該プリンタ本体2の前面に取り
付けた開閉蓋3とを有している。プリンタ本体2の外装ケース2aの前面には、所定幅の
排出口4が形成されている。排出口4の下側には排紙ガイド5が前方に突出しており、当
該排紙ガイド5の側方には蓋開閉レバー6が配置されている。外装ケース2aにおける排
紙ガイド5および蓋開閉レバー6の下側には、ロール紙出し入れ用の矩形の開口部2bが
形成されており、この開口部2bが開閉蓋3によって封鎖されている。
蓋開閉レバー6を操作すると開閉蓋3のロックが解除される。ロック解除後、排紙ガイ
ド5を前方に引くと、開閉蓋3はその下端部を中心として前方に旋回し、ほぼ水平となる
まで開く。開閉蓋3が開くと、図2に示すように、プリンタ内部に形成されているロール
紙収納部11が開放状態となり、同時に、ロール紙収納部11から排出口4に到る搬送路
A(図3参照)が開放状態となる。なお、図2では開閉蓋3のカバーケースおよび蓋開閉
レバー6を省略してある。
図3はラベルプリンタ1の内部の概略構成を示す説明図である。ロール紙収納部11に
は、ロール紙12が、プリンタ幅方向に向いた横置き状態で転動可能に収納されている。
ロール紙12は、一定幅の長尺状の記録紙12aをロール状に巻き付けたものである。
ロール紙収納部11の上側には、プリンタ本体フレーム10の上端に水平に取り付けら
れたヘッドユニットフレーム13が配置されている。ヘッドユニットフレーム13には、
インクジェットヘッド14、インクジェットヘッド14を搭載しているキャリッジ15、
キャリッジ15のプリンタ幅方向への移動をガイドするキャリッジガイド軸16が配置さ
れている。キャリッジガイド軸16はプリンタ幅方向に水平に掛け渡されている。インク
ジェットヘッド14は、インクノズル面14aが下向きになるようにキャリッジ15に搭
載されている。また、ヘッドユニットフレーム13には、キャリッジ15をキャリッジガ
イド軸16に沿って往復移動させるためのキャリッジモータ17およびタイミングベルト
18を備えたキャリッジ搬送機構が配置されている。
インクジェットヘッド14の下側には、プリンタ幅方向に水平に延びるプラテン19が
インクノズル面14aと一定のギャップを隔てて対向配置されており、プラテン19によ
ってインクジェットヘッド14による印刷位置が規定されている。プラテン19の後端に
は、下方に湾曲しているテンションガイド20が取り付けられている。テンションガイド
20はバネ力によって上方に付勢されており、ロール紙収納部11に収納されているロー
ル紙12から引き出された記録紙12aは、テンションガイド20によって所定の張力が
付与された状態で印刷位置を経由する搬送路Aに沿って引き出される。
プラテン19の後側(搬送方向の上流側)には、後側紙送りローラ21および後側紙押
えローラ22がプリンタ幅方向に水平に架け渡されている。後側紙送りローラ21には、
記録紙12aを介して後側紙押えローラ22が上側から所定の押圧力で押し付けられてい
る。また、プラテン19の前端側(搬送方向の下流側)には、前側紙送りローラ23およ
び前側紙押えローラ24が配置されている。前側紙送りローラ23には、記録紙12aを
介して前側紙押えローラ24が上側から押し付けられている。後側紙送りローラ21およ
び前側紙送りローラ23は、プリンタ本体フレーム10に搭載されている紙送りモータ2
5によって同期して回転駆動される。
ロール紙収納部11内のロール紙12から繰り出される記録紙12aは、テンションガ
イド20によって所定の張力が付与された状態で、プラテン19上の印刷位置を経由する
搬送路A(図3に示す太い一点鎖線)に沿って搬送され、排出口4から引き出された状態
にセットされる。この状態で紙送りモータ25が駆動制御されると、後側紙送りローラ2
1および前側紙送りローラ23が回転し、記録紙12aが一定の搬送量ずつ紙送りされる
。そして、記録紙12aの紙送りと同期してインクジェットヘッド14が駆動され、印刷
位置を通過する記録紙12aの表面に印刷が行われる。その後、印刷済みの記録紙12a
が排出口4から排出された状態で搬送が停止し、排出口4の近傍に配置されたオートカッ
タ28によって記録紙12aの印刷部分が切断され、印刷済みの記録紙片が発行される。
(記録紙の構成)
記録紙12aは、長尺状の剥離紙12b(図5参照)と、この表面に剥離可能な状態で
貼り付けられている、検査光に対し非透過である不透明なラベル12c(図5参照)を備
えている。剥離紙12bは、後述する各検出器の検査光の反射率が低い台紙であり、本実
施形態では、可視光を透過する樹脂製フィルムや合成紙などの素材を一定幅の長尺の連続
紙状に加工した透明台紙を用いている。ラベル12cは白色などの不透明な素材からなる
ラベルシールであり、ラベル12cの表面にはインクジェット印刷に適した表面加工が施
されている。各ラベル12cは、記録紙12aの長手方向(搬送方向)の長さであるラベ
ル長La(図5参照)が一定になるように形成されており、且つ、ラベル間ギャップGの
搬送方向の長さであるギャップ長Lb(図5参照)が一定となるように配置されている。
記録紙12aはダイカットラベル用紙であり、ラベル12cは、剥離紙12bに貼り付
けられた状態でダイカット加工により型抜きされている。そのため、剥離紙12bには、
ラベル12cの縁に沿ってダイカッター(抜き型)によるスリット状に切り込まれた加工
痕が形成されている。ラベル12cは台紙である剥離紙12bの中央に貼り付けられてお
り、ラベル12cの幅が剥離紙12bの幅よりも少し短い。よって、ラベル12cの左右
には、細い幅の剥離紙12bのみの部分(いわゆる、カス取り部)が残されている。
(検出器の構成)
搬送路Aのインクジェットヘッド14よりも上流側の記録紙検出位置には、紙検出器2
6が配置されている。紙検出器26は、反射型フォトセンサあるいは透過型フォトセンサ
により構成されており、搬送路A上に引き出されている記録紙12aからの反射光あるい
は透過光を利用して、記録紙12aの有無あるいは記録紙12aの用紙種類を検出する。
搬送路Aの上方には、キャリッジ15に搭載されたエンコーダセンサ27が配置されて
いる。エンコーダセンサ27は、キャリッジ15の往復移動範囲に沿って延びるリニアス
ケールとの組み合わせでリニアエンコーダとして機能し、キャリッジ15およびインクジ
ェットヘッド14のプリンタ幅方向の位置を検出するための位置検出器として機能する。
なお、エンコーダセンサ27とリニアスケールによりキャリッジ15およびインクジェッ
トヘッド14の移動量を直接検出する代わりに、キャリッジモータ17の回転量の検出値
に基づいてキャリッジ15およびインクジェットヘッド14プリンタ幅方向の移動量を算
出して、キャリッジ15およびインクジェットヘッド14のプリンタ幅方向の位置を把握
することも可能である。
また、キャリッジ15における記録紙12aの記録面に対向する位置には、紙幅検出器
29が搭載されている。紙幅検出器29は反射型フォトセンサにより構成されており、キ
ャリッジ15のプリンタ幅方向(紙幅方向)への移動に連動して検出動作を行う。紙幅検
出器29は、紙幅検出位置29に向かって赤外線や可視光などの検査光を照射し、プラテ
ン19または記録紙12aからの反射光を利用して、プラテン19上の紙幅検出位置Bに
ある記録紙12aにおける剥離紙12bの左端および右端や、記録紙12a上のラベル1
2cの左端および右端を検出する。
(制御系)
図4は、ラベルプリンタ1の制御系を示す概略ブロック図である。ラベルプリンタ1の
制御系は、CPU、ROM、RAMなどを備えた制御部30を中心に構成されている。制
御部30には、図示しない送受信部を介して、ホスト装置32などの上位機器から印刷デ
ータやコマンドなどが供給される。制御部30は、ホスト装置32などからの印刷指令に
基づき、ロール紙を送り出す紙送り機構やキャリッジ搬送機構などの各部の駆動を制御し
て、紙送り動作および印刷動作を実行する。
制御部30の出力側には、ヘッドドライバ14bを介してインクジェットヘッド14が
接続されており、制御部30は、ヘッドドライバ14bを介してインクジェットヘッド1
4を駆動制御する。また、制御部30の出力側には、モータドライバ17aおよびモータ
ドライバ25aを介してキャリッジモータ17および紙送りモータ25が接続されており
、制御部30は、モータドライバ25a,17aを介して紙送りモータ25およびキャリ
ッジモータ17を駆動制御する。制御部30は、紙送りモータ25を送り出し方向に駆動
制御するステップ数あるいは回転量を積算することにより、記録紙12aの所定の搬送量
を算出する。
制御部30の入力側には、紙検出器26が接続されている。制御部30は、紙検出器2
6の検出出力に基づいて、搬送路A上の紙検出器26が設置された記録紙検出位置におい
て、搬送路A上の記録紙12aの有無の検出動作を行う。あるいは、記録紙検出位置にお
いて、ロール紙収納部11に装填されている用紙の種類を判別する用紙判別動作を行う。
例えば、ロール紙12から引き出されて搬送路A上にセットされた記録紙12aを所定量
搬送して、搬送中の紙検出器26の検出出力に基づき、記録紙12aの用紙の種類を判別
する。制御部30は、判別した用紙の種類に基づいてラベルプリンタ1の各部を制御する
ことにより、各用紙に対する最適な印刷動作を行うことができる。
また、制御部30の入力側には、エンコーダセンサ27および紙幅検出器29が接続さ
れている。制御部30は、キャリッジ搬送機構を駆動制御することにより、搬送路A上に
セットされた記録紙12aの上でインクジェットヘッド14およびキャリッジ15を紙幅
方向に移動させながら、紙幅検出器29による検出動作を行う。制御部30は、紙幅検出
器29の検出出力を所定の閾値と比較することにより、所定の閾値以上の反射率の変化点
を検出する。そして、検出した反射率の変化点の位置をエンコーダセンサ27の出力に基
づいて把握することにより、記録紙12aの紙幅を検出する。あるいは、キャリッジ15
のホームポジションから記録紙12aの左端あるいは右端までの距離を検出する。
(紙幅検出処理)
図5は本実施形態における紙幅検出方法の説明図、図6は紙幅検出処理のフローチャー
トである。ラベルプリンタ1の制御部30は、電源投入時あるいは用紙交換時などに、次
の印刷動作に備えるために、記録紙12aの先端部分をインクジェットヘッド14による
印刷位置に位置合わせする頭出し動作を行う。そして、当該頭出し動作に連動して記録紙
12aの紙幅検出を行い、検出した紙幅に応じてラベルプリンタ1の各部を制御する。
図5(a)に、頭出し動作により、記録紙12aの先端部分に配置されたラベル12c
の前端がプラテン19上の印刷開始位置Cに位置合わせされた状態を示す。なお、ラベル
12cの前端部分を余白にする場合には、余白部分が印刷開始位置Cよりも下流側にはみ
出した状態になるようにラベル12cを位置合わせする。
ラベルプリンタ1では、紙幅検出器29による紙幅検出位置Bは搬送路Aにおける印刷
開始位置Cよりも上流側に設定されている。ここで、図5(a)に示す頭出し完了状態の
ときに紙幅検出位置Bに到達しているのがラベル12cの部分であるか、それとも、ラベ
ル間ギャップGの部分であるかは、各ラベル12cのラベル長Laと、ラベル間ギャップ
Gのギャップ長Lbに応じて決まる。図5(a)には、頭出し完了時にラベル間ギャップ
Gの部分が紙幅検出位置Bに到達している状態を示している。
制御部30は、図5(a)に示す状態で記録紙12aを停止させた後、紙幅検出処理を
開始する。まず、図6のステップS1において、1回目の紙幅検出動作を行う。1回目の
紙幅検出動作では、キャリッジ15をその可動範囲の左端にあるホームポジションからか
ら右側に向かって一定速度で移動開始させながら、紙幅方向に沿って紙幅検出位置Bにあ
るプラテン19の表面あるいは記録紙12aの表面を紙幅検出器29によって走査し、紙
幅方向の各位置における反射率を検出する。そして、各位置において所定の閾値以上の反
射率の変化があったか否かを判定し、キャリッジ15が可動範囲の右端に到達したら1回
目の検出動作を終了する。ここで、制御部30は、所定の閾値以上の反射率の変化点のう
ち、最も左側にある変化点の位置を記録紙12aの左端の位置と判定し、最も右側にある
変化点の位置を記録紙12aの右端の位置と判定する。
この検出動作により、キャリッジ15に搭載された紙幅検出器29は、プラテン19の
左端側の第1位置P1から、プラテン19の右端側の第2位置P2まで移動する。ここで
、第1位置P1は、最大紙幅の記録紙12aの左端よりさらに左側に位置しており、第2
位置P2は、最大紙幅の記録紙12aの右端よりさらに右側に位置するように設定されて
いる。
次に、制御部30は、図6のステップS2に進み、紙送りモータ25を所定量逆回転さ
せることにより、記録紙12aを搬送量Lだけ逆方向に搬送する。ここで、搬送量Lは、
ラベル長Laとギャップ長Lbとの関係で決まる寸法であり、La>L>Lbとなるよう
に決定されている。なお、通常はラベル間ギャップGの方がラベル長よりも短いため上記
のように搬送量Lを決定すればよいが、もしLa≦Lbであった場合には、L>Lb+L
c(Lc<La)となるように決定すればよい。
図5(b)は、ステップS2の搬送処理が完了したときの状態である。このように、L
a>L>Lbとなる搬送量Lだけ記録紙12aを逆方向に紙送りしたことにより、図5(
a)の状態では紙幅検出位置Bよりも下流側にあったラベル12cの所定部分が、紙幅検
出位置Bに到達している。
続いて、制御部30は、図6のステップS3に進み、2回目の紙幅検出動作を行う。す
なわち、1回目の紙幅検出動作で可動範囲の右端まで移動していたキャリッジ15を左端
のホームポジションまで戻した後、1回目の紙幅検出動作と同様の検出動作を行う。これ
により、紙幅検出器29の走査範囲内にある所定の閾値以上の反射率の変化点を再度検出
する。そして、最も左側にある反射率の変化点の位置を記録紙12aの左端の位置と判定
し、最も右側にある反射率の変化点の位置を記録紙12aの右端の位置と判定する。
2回目の紙幅検出動作の終了後、制御部30は、図6のステップS4に進み、ステップ
S2で逆方向に搬送した記録紙12aを、再び頭出し位置まで戻すための搬送動作を行う
。すなわち、紙送りモータ25を所定量正回転させることにより、記録紙12aを搬送量
Lだけ正方向に搬送する。
そして、最後に、制御部30は、図6のステップS5において、1回目と2回目の紙幅
検出動作による検出結果に基づいて、記録紙12aの紙幅を判定する。具体的には、1回
目と2回目の紙幅検出動作のそれぞれにおいて記録紙12a左端の位置であると判定され
た位置を比較して、より左側にある方、すなわち、より第1位置P1に近い方を採用する
。同様に、1回目と2回目の紙幅検出動作のそれぞれにおいて右端の位置であると判定さ
れた位置を比較して、より右側にある方、すなわち、より第2位置P2に近い方を採用す
る。
以上のように、本実施形態の紙幅検出方法では、搬送路A上を紙幅検出器29によって
紙幅方向に走査する紙幅検出動作を1回だけではなく2回行い、しかも、1回目と2回目
の紙幅検出動作の間に、ラベル間ギャップGのギャップ長Lbより長く、且つ、各ラベル
12cのラベル長Laより短い搬送量Lだけ記録紙12aを搬送するので、少なくとも1
回は、ラベル12cの部分が紙幅検出位置Bにあるときの紙幅検出結果が得られる。これ
により、反射率が低いために反射型フォトセンサからなる紙幅検出器29によって検出さ
れにくい透明の剥離紙12bを台紙として用いたダイカットラベル用紙であっても、少な
くともラベル12cの部分の幅は検出できる可能性が高い。これにより、紙幅検出の失敗
が発生しにくくなる。また、2回のうちどちらか1回でも正確な紙幅が検出できていれば
その値を採用することができるので、記録紙12aの紙幅の検出精度を向上させることが
できる。よって、従来よりも正確に記録紙12aの紙幅を検出することができる。
また、本実施形態の紙幅検出方法では、2回行った各紙幅検出動作において、記録紙1
2aの左端よりも更に左側にある第1位置P1から、記録紙12aの右端よりも更に右側
にある第2位置P2までの範囲を走査して、当該走査範囲における反射率の変化点を検出
し、当該検出された変化点のうち、最も左側すなわち第1位置P1に最も近い変化点を記
録紙12aの左端位置と判定し、最も右側すなわち第2位置P2に最も近い変化点を記録
紙12aの右端位置として記録紙の紙幅を判定している。従って、記録紙12aの端部が
反射率の変化点として検出されている限りは、その間に記録紙12aの汚れや傷などによ
る反射率の変化点が検出されていても記録紙12aの端部ではないと判定することができ
、誤検出を防止することができる。特に、ダイカットラベル用紙である記録紙12aでは
ラベル12cの外周に沿ってダイカッターによるスリット状の加工痕が形成されているた
めに、ラベル12cの縁が反射率の変化点であるとして検出されてしまう可能性が高いが
、このような場合でも、さらに左側あるいは右側に剥離紙12bの端部が検出されている
限りは、正確に紙幅を検出することができる。
なお、上記方法では、まず頭出し完了位置まで記録紙12aを搬送してから1回目の紙
幅検出動作を行い、その後記録紙12aをバックフィードさせて2回目の紙幅検出動作を
行ったが、頭出し完了位置から寸法Lだけ手前で記録紙12aの搬送を止めて1回目の紙
幅検出動作を行い、その後頭出し完了位置まで記録紙12aを搬送してから2回目の検出
動作を行ってもよい。このようにすれば、記録紙12aをバックフィードさせる必要がな
くなる。
(印刷制御)
紙幅検出処理が終了した後、ラベルプリンタ1は印刷待機状態になる。そして、印刷デ
ータを受信すると、受信した印刷データの印刷行うための紙送り動作および印刷動作を行
う。その際には、制御部30は、上記の紙幅検出処理によって検出した紙幅情報を用いて
、ラベルプリンタ1の各部を制御する。以下、検出した紙幅情報に基づく印刷制御につい
て説明する。
まず、制御部30は、受信した印刷データを解析して、印刷対象の記録紙12aの紙幅
情報を取得する。そして、受信した紙幅と、上記の紙幅検出処理によって検出されたセッ
ト済みの記録紙12aの紙幅とを比較して、セット済みの記録紙12aの紙幅が、受信し
た印刷データを印刷可能な紙幅であるか否かを判定する。そして、印刷可能であると判定
した場合には印刷を実行し、印刷可能でないと判定した場合には、用紙サイズエラーであ
ると判定して所定のエラー処理を行う。
印刷可能か否かの判定は、例えば、次のような判定基準に基づいて行う。図7は、ダイ
カットラベル用紙における用紙サイズエラー判定方法の説明図である。上述のように、記
録紙12aは透明な剥離紙12bを台紙として用いたダイカットラベル用紙であるため、
記録紙12aの端部として検出される可能性があるのは、剥離紙12bの端部、あるいは
、ラベル12cの端部である。従って、上記の紙幅検出処理によって検出される紙幅Xは
、剥離紙12bの幅Xa、ラベル12cの左端から剥離紙12bの右端までの幅Xb、剥
離紙12bの左端からラベル12cの右端までの幅Xc、および、ラベル12cの左端か
ら右端までの幅Xdの4パターンである。
ここで、ラベル12cの左右の台紙のみの部分(カス取り部)の幅をYとすると、上記
の4パターンの中で最も狭い幅であるXdが紙幅検出値として測定された場合を想定すれ
ば、この紙幅検出値から想定される紙幅の最大値は、Xd+2Y+Z(Z:紙幅検出器2
9の検出精度)である。従って、受信した紙幅がこの最大値よりも大きいときには、印刷
データが記録紙12aからはみ出してしまうことが予測される。そこで、制御部30は、
受信した紙幅から検出した紙幅Xを減算し、減算後の値が2Y+Zよりも大きいか否かを
判定する。そして、2Y+Zよりも大きい場合には用紙サイズエラーであると判定し、2
Y+Z以下である場合には、受信した印刷データを印刷可能であると判定する。なお、検
出された紙幅と受信した紙幅が一致していない場合にはすべて用紙サイズエラーとする判
定を行っても良い。
用紙サイズエラーであると判定した場合のエラー処理の内容としては、例えば、ラベル
プリンタ1を動作停止状態にして、ホスト装置32側にエラー発生通知を送信したり、ラ
ベルプリンタ1本体のエラーランプを点灯させるなどの処理が考えられる。用紙サイズエ
ラーのときは動作停止状態にすれば、印刷データがレイアウト通りに印刷できないという
不具合を防止でき、無駄な記録紙やインクの消費を抑制することができる。
また、用紙サイズエラーであると判定した場合のエラー処理として、セットされている
記録紙12aの幅からはみ出る部分の印刷データは印刷しないようにするマスク処理を行
っても良い。図8は、印刷データのマスク領域の説明図である。マスク処理を行う場合に
は、上記の4パターンの検出値のうち、最も広い幅である剥離紙12bの幅Xaが検出さ
れた場合を想定する。そして、ラベル12cの左右の余白寸法をLmとした場合のラベル
上の印刷領域の幅を、Xa−2Y−2Lmにより算出する。そして、受信した印刷データ
の印刷幅が、上記の式により算出した印刷領域の幅よりも広いか否かを判定し、広い場合
には、印刷領域からはみ出る部分をマスク領域Mとして判定する。具体的には、印刷デー
タの中央の幅Xa−2Y−2Lmの部分だけを残して、左右の端の部分をマスク領域Mと
する。
このようにマスク領域Mを決定してマスク領域Mの部分ではインクを吐出しないように
インクジェットヘッド14等を制御すれば、ラベル12cの印刷領域からはみ出る印刷デ
ータについては印刷しないように処理することができる。よって、プラテン19上に直接
インクを吐出してしまうことがなく、プラテン19のインクによる汚れを防止することが
できる。なお、ラベル12cに縁無し印刷を行う場合には余白寸法Lmを考慮する必要は
ない。また、プラテン19上へのインクの吐出だけを防止すればよいのであれば、カス取
り部の幅Yについても考慮する必要はなく、検出した記録紙12aの紙幅からはみ出した
部分の印刷データだけを印刷しないようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、透明な剥離紙12bを台紙として用いた例についての紙幅検
出エラーの防止や検出精度の向上について説明したが、黒っぽい台紙などの反射率の低い
台紙を用いたラベル用紙でも同様な効果が得られる。
また、上記実施形態は紙幅検出器29として反射型フォトセンサを用いた例であったが
、紙幅検出器29として、記録紙12aを透過する検査光を検出して記録紙12aの透過
率を検出する透過型フォトセンサや他のセンサを用いても良い。透過型フォトセンサを用
いる場合には、発光素子の走査範囲に沿って受光素子を並べるなどして受光部を形成する
とよい。ダイカットラベル用は、透明な剥離紙12bを台紙に用いているので台紙部分に
おける透過型フォトセンサの検査光(可視光)の透過率が高く、台紙部分の端部が透過型
フォトセンサによって検出されにくいが、上記の紙幅検出方法によれば、反射型フォトセ
ンサを用いた場合と同様に、少なくともラベル12cの部分の幅は検出できる可能性が高
い。よって、紙幅検出の失敗が発生しにくくなる。従来よりも正確に記録紙12aの紙幅
を検出することができる。
本発明を適用したラベルプリンタの外観斜視図である。 ラベルプリンタの開閉蓋を開けた状態を示す外観斜視図である。 ラベルプリンタの内部構造を示す縦断面図である。 ラベルプリンタの制御系を示す概略ブロック図である。 ラベルプリンタにおける紙幅検出方法の説明図である。 ラベルプリンタにおける紙幅検出処理のフローチャートである。 用紙サイズエラーの判定方法の説明図である。 印刷データのマスク領域の説明図である。
符号の説明
1…ラベルプリンタ、2…プリンタ本体、2a…外装ケース、2b…開口部、3…開閉蓋
、4…排出口、5…排紙ガイド、6…蓋開閉レバー、10…プリンタ本体フレーム、11
…ロール紙収納部、12…ロール紙、12a…記録紙、12b…剥離紙(台紙)、12c
…ラベル、13…ヘッドユニットフレーム、14…インクジェットヘッド、14a…イン
クノズル面、14b…ヘッドドライバ、15…キャリッジ、16…キャリッジガイド軸、
17…キャリッジモータ、17a…モータドライバ、18…タイミングベルト、19…プ
ラテン、20…テンションガイド、21…後側紙送りローラ、22…後側紙押えローラ、
23…前側紙送りローラ、24…前側紙押えローラ、25…紙送りモータ、25a…モー
タドライバ、26…紙検出器、27…エンコーダセンサ、28…オートカッタ、29…紙
幅検出器、30…制御部、32…ホスト装置、A…搬送路、B…紙幅検出位置、C…印刷
開始位置、G…ラベル間ギャップ、L…搬送量、La…ラベル長、Lb…ギャップ長、L
m…余白寸法、M…マスク領域、P1…第1位置、P2…第2位置、X、Xa〜Xd、Y
…幅、Z…検出精度

Claims (8)

  1. 紙幅検出器により、長尺状の台紙の表面にラベルを剥離可能に貼り付けた記録紙を検出
    するラベルプリンタの紙幅検出方法であって、
    前記記録紙の搬送路上において前記紙幅検出器を紙幅方向に移動させて、前記記録紙の
    左端よりも更に左側にある第1位置から、前記記録紙の右端よりも更に右側にある第2位
    置まで走査することにより、当該走査範囲における検出値の変化点を検出し、
    当該検出された変化点のうち、前記第1位置に最も近い変化点を前記記録紙の左端位置
    と判定し、前記第2位置に最も近い変化点を前記記録紙の右端位置と判定することを特徴
    とするラベルプリンタの紙幅検出方法。
  2. 紙幅検出器により、長尺状の台紙の表面にラベルを剥離可能に貼り付けた記録紙を検出
    するラベルプリンタの紙幅検出方法であって、
    前記記録紙の搬送路上において前記紙幅検出器を紙幅方向に移動させて、前記記録紙の
    左端よりも更に左側にある第1位置から、前記記録紙の右端よりも更に右側にある第2位
    置まで走査することにより、当該走査範囲における検出値の変化点を検出し、
    当該検出された変化点のうち、走査方向の最初の変化点を前記記録紙の一方の端位置と
    判定し、走査方向の最後の変化点を前記記録紙の他方の端位置と判定することを特徴とす
    るラベルプリンタの紙幅検出方法。
  3. 請求項1または2に記載のラベルプリンタの紙幅検出方法において、
    前記紙幅検出器は光学方式の反射型検出器で、キャリッジに搭載されて走査することを
    特徴とするラベルプリンタの紙幅検出方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかの項に記載のラベルプリンタの紙幅検出方法において、
    前記記録紙は、透明台紙にダイカット加工により型抜きされたラベルが貼り付けられて
    いるダイカットラベル用紙であり、
    前記透明台紙には、前記ラベルの外周端縁に沿ってダイカット加工による所定深さの加
    工痕が形成されていることを特徴とするラベルプリンタの紙幅検出方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかの項に記載のラベルプリンタの紙幅検出方法により前記記
    録紙の左端位置および右端位置を検出して、当該左端位置から当該右端位置までの距離を
    前記記録紙の紙幅とし、
    当該判定した紙幅と、外部装置から受信した印刷対象の記録紙の紙幅とを比較し、当該
    受信した紙幅が前記判定した紙幅と異なる場合には、用紙サイズエラーであると判定する
    ことを特徴とするラベルプリンタの印刷制御方法。
  6. 請求項1ないし4のいずれかの項に記載のラベルプリンタの紙幅検出方法により前記記
    録紙の左端位置および右端位置を検出して、当該左端位置から当該右端位置までの距離を
    前記記録紙の紙幅とし、
    当該判定した紙幅と、外部装置から受信した印刷データの印刷幅とを比較し、当該印刷
    幅が前記判定した紙幅よりも大きい場合には、少なくとも前記判定した紙幅からはみ出る
    部分の前記印刷データのマスク処理を行うことを特徴とするラベルプリンタの印刷制御方
    法。
  7. 請求項1ないし4のいずれかの項に記載のラベルプリンタの紙幅検出方法による紙幅検
    出を行うことを特徴とするラベルプリンタ。
  8. 請求項7に記載のラベルプリンタであって、
    請求項5または6に記載のラベルプリンタの印刷制御方法による印刷制御を行うことを
    特徴とするラベルプリンタ。
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