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JP2010021287A - Iii族窒化物系半導体発光素子、及びエピタキシャルウエハ - Google Patents

Iii族窒化物系半導体発光素子、及びエピタキシャルウエハ Download PDF

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Abstract

【課題】活性層からの正孔のオーバーフローを低減して量子効率を向上できるIII族窒化物系半導体発光素子を提供する。
【解決手段】活性層19は、p型GaN系半導体領域15と正孔ブロック層17との間に位置するので、正孔Hはp型GaN系半導体領域15から活性層19に供給される。正孔ブロック層17の厚さD17がGaN系半導体層13の厚さD13よりも薄い。正孔ブロック層17のバンドギャップG17がGaN系半導体領域23のバンドギャップの最大値よりも大きいので、正孔ブロック層17は、活性層19をオーバーフローしようとする正孔に対して障壁△Gとして作用する。故に、正孔ブロック層17は、活性層19をオーバーフローしてGaN系半導体領域23に到達する正孔の量を低減する。
【選択図】図2

Description

本発明はIII族窒化物系半導体発光素子及びエピタキシャルウエハに関する。
特許文献1には、ダブルヘテロ構造の青色発光素子が記載されている。サファイア基板、SiC基板やZnO基板といった異種基板上に、GaNからなる低温バッファ層が設けられている。このバッファ層上には、n型GaN層(第一のクラッド層)、ZnドープのInGaN層(発光層)、Mgドープのp型GaN層(第二のクラッド層)が順に成長される。
特開平6−260683号公報
特許文献1の青色発光素子は、c面サファイア基板上に成長されたInGaN発光層を含む。また、青色発光素子といったIII族窒化物系半導体発光素子は、c面GaN基板上に作製されることができる。最近、極性のc面とは異なる半極性や非極性のGaN基板を用いて、III族窒化物系半導体発光素子が作製されている。発明者らの実験によれば、半極性面上に成長された窒化ガリウム系半導体における正孔の振る舞いは、極性面上に成長された窒化ガリウム系半導体における正孔の振る舞いと異なっている。発明者らの具体的な検討によれば、半極性面上の窒化ガリウム系半導体における正孔の拡散長が、c面上の窒化ガリウム系半導体における正孔の拡散長がよりも大きい。これ故に、半極性基板上に作製された発光素子では、活性層に注入された正孔がこの活性層からオーバーフローしている。したがって、発光の量子効率が悪い。
本発明は、このような事情を鑑みて為されたものであり、活性層からの正孔のオーバーフローを低減して量子効率を向上できるIII族窒化物系半導体発光素子を提供することを目的とし、またこのIII族窒化物系半導体発光素子のためのエピタキシャルウエハを提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るIII族窒化物系半導体発光素子は、(a)所定の平面に沿って延びる主面を有するn型の窒化ガリウム系半導体領域と、(b)p型窒化ガリウム系半導体領域と、(c)第1の窒化ガリウム系半導体からなる正孔ブロック層と、(d)前記p型窒化ガリウム系半導体領域と前記正孔ブロック層との間に設けられ、窒化ガリウム系半導体からなる活性層とを備える。前記正孔ブロック層及び前記活性層は、前記窒化ガリウム系半導体領域の前記主面と前記p型窒化ガリウム系半導体領域との間に配置されており、前記窒化ガリウム系半導体領域のc軸は前記所定の平面の法線に対して傾斜しており、前記正孔ブロック層のバンドギャップは前記活性層におけるバンドギャップの最大値よりも大きく、前記正孔ブロック層の厚さは前記窒化ガリウム系半導体領域の厚さよりも薄い。
このIII族窒化物系半導体発光素子によれば、活性層は、p型窒化ガリウム系半導体領域と正孔ブロック層との間に設けられているので、p型窒化ガリウム系半導体領域は活性層に正孔を供給する。正孔ブロック層のバンドギャップが窒化ガリウム系半導体領域のバンドギャップよりも大きいので、正孔ブロック層は、活性層内の正孔に対して障壁として作用する。故に、正孔ブロック層は、活性層内をオーバーフローして窒化ガリウム系半導体領域に到達する正孔の量を低減できる。また、正孔ブロック層の厚さが窒化ガリウム系半導体領域の厚さよりも薄いので、正孔ブロック層は、窒化ガリウム系半導体領域から活性層に供給される電子に対して大きな抵抗を示さない。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記窒化ガリウム系半導体領域のc軸と前記所定の平面の法線との成す傾斜角は、10度以上であり、80度以下であることができる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記正孔ブロック層の厚さは5nm以上であることが好ましい。このIII族窒化物系半導体発光素子によれば、正孔のトンネリングが生じない。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記正孔ブロック層の厚さは50nm以下であることが好ましい。このIII族窒化物系半導体発光素子によれば、n型の窒化ガリウム系半導体領域から活性層へ供給される電子に対して、正孔ブロック層が大きな抵抗を示すことがない。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記正孔ブロック層には、n型ドーパントが添加されていることが好ましい。このIII族窒化物系半導体発光素子によれば、n型ドーパントの添加により正孔ブロック層の抵抗が低減される。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記正孔ブロック層の前記第1の窒化ガリウム系半導体は、III族元素としてガリウム、インジウム及びアルミニウムを含むことが好ましい。このIII族窒化物系半導体発光素子によれば、四元混晶を用いることにより、正孔ブロック層は正孔に対する障壁だけでなく、所望の格子定数を提供できる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記正孔ブロック層の前記第1の窒化ガリウム系半導体は、III族としてインジウムを含み、前記正孔ブロック層のインジウム組成は0より大きく0.3以下であることができる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記正孔ブロック層はAlGaN層を含むことができる。正孔ブロック層の材料として、InAlGaNだけでなく、AlGaNも用いることができる。AlGaNによれば、大きなバンドギャップを有する正孔ブロック層を提供できる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記正孔ブロック層の前記第1の窒化ガリウム系半導体は、III族としてアルミニウムを含むことができる前記正孔ブロック層のアルミニウム組成は0以上であり0.5以下であることが好ましい。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子は、前記活性層と前記p型窒化ガリウム系半導体領域との間に設けられ、第2の窒化ガリウム系半導体からなる電子ブロック層を更に備えることができる。前記正孔ブロック層の厚さは前記電子ブロック層の厚さより薄い。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、当該III族窒化物系半導体発光素子は発光ダイオードであることができる。発光ダイオードは、半導体レーザと異なって、光学的なクラッド層を含まないので、正孔ブロック層が正孔のオーバーフローの低減に有効である。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子は、窒化ガリウム系半導体からなる主面を有する基板を更に備えることができる。前記主面が半極性を示す。前記窒化ガリウム系半導体領域は前記基板と前記正孔ブロック層との間に設けられている。このIII族窒化物系半導体発光素子は、半極性GaN主面上に作製されると共に、半極性に特有の正孔の振る舞いの影響をIII族窒化物系半導体発光素子において低減できる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記基板はGaNからなることができる。このIII族窒化物系半導体発光素子は、大口径の半極性GaNウエハを用いて作製可能であると共に、半極性に特有の正孔の振る舞いの影響をIII族窒化物系半導体発光素子において低減できる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子は、前記活性層は井戸層及び障壁層を含む量子井戸構造を有し、前記井戸層の数は4以下であることが好ましい。
このIII族窒化物系半導体発光素子によれば、井戸層の数を増やすことは、逆に井戸層の結晶品質を低下させる可能性がある。一方、井戸層の数が少ないとき、正孔のオーバーフローの影響を受けやすい。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子は、前記井戸層は、III族としてInを含む窒化ガリウム系半導体からなることが好ましい。このIII族窒化物系半導体発光素子によれば、幅広い波長範囲の発光を提供できる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子では、前記井戸層はInGa1−XNからなり、前記井戸層のインジウム組成Xは0.15以上であることが好ましい。このIII族窒化物系半導体発光素子によれば、長波長の発光を実現できる。4元混晶を用いた正孔ブロック層と組み合わせることによって、高インジウム組成でありながら良好な結晶品質の井戸層を実現できる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子は、前記正孔ブロック層と前記窒化ガリウム系半導体領域との間に設けられ、III族元素としてインジウムを含む窒化ガリウム系半導体層を更に備えることができる。前記窒化ガリウム系半導体層のバンドギャップは前記正孔ブロック層のバンドギャップよりも小さく、前記窒化ガリウム系半導体層のバンドギャップは前記窒化ガリウム系半導体領域のバンドギャップより小さい。このIII族窒化物系半導体発光素子によれば、高インジウム組成の井戸層を含む活性層へ印加される応力を低減できる。
本発明に係るIII族窒化物系半導体発光素子は、前記活性層は、450nm以上の波長領域にピーク波長を有するように設けられている。また、前記活性層は、650nm以下の波長領域にピーク波長を有するように設けられている。
本発明の別の側面に係る発明は、III族窒化物系半導体発光素子のためのエピタキシャルウエハである。このエピタキシャルウエハは、(a)所定の平面に沿って延びる主面を有しており、基板の主面上に設けられたn型導電性の窒化ガリウム系半導体領域と、(b)前記窒化ガリウム系半導体領域の前記主面上に設けられ、第1の窒化ガリウム系半導体からなる正孔ブロック層と、(c)前記正孔ブロック層上に設けられた活性層と、(d)前記活性層上に設けられ、第2の窒化ガリウム系半導体からなる電子ブロック層と、(e)前記電子ブロック層上に設けられたp型窒化ガリウム系半導体領域とを備える。前記活性層は前記正孔ブロック層と前記電子ブロック層との間に設けられており、前記窒化ガリウム系半導体領域のc軸は前記所定の平面の法線に対して傾斜しており、前記正孔ブロック層のバンドギャップは前記窒化ガリウム系半導体領域のバンドギャップよりも大きく、前記正孔ブロック層のバンドギャップは前記活性層におけるバンドギャップの最大値よりも大きく、前記正孔ブロック層の厚さは前記窒化ガリウム系半導体領域の厚さよりも薄い。
このエピタキシャルウエハによれば、活性層は、p型窒化ガリウム系半導体領域と正孔ブロック層との間に設けられているので、p型窒化ガリウム系半導体領域は活性層に正孔を供給する。正孔ブロック層のバンドギャップが窒化ガリウム系半導体領域のバンドギャップよりも大きいので、正孔ブロック層は、活性層内の正孔に対して障壁を提供する。故に、正孔ブロック層は、活性層をオーバーフローして窒化ガリウム系半導体領域に到達する正孔の量を低減する。また、正孔ブロック層の厚さが窒化ガリウム系半導体領域の厚さよりも薄いので、正孔ブロック層は、窒化ガリウム系半導体領域から活性層に供給される電子に対して大きな抵抗を示さない。
本発明に係るエピタキシャルウエハでは、前記基板はGaNからなり、前記基板のGaNのc軸と前記基板の前記主面の法線との成す傾斜角は、10度以上であり、80度以下であることが好ましい。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
以上説明したように、本発明の一側面によれば、活性層からの正孔のオーバーフローを低減して量子効率を向上できるIII族窒化物系半導体発光素子が提供される。また、本発明の別の側面によれば、III族窒化物系半導体発光素子のためのエピタキシャルウエハが提供される。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明のII族窒化物系半導体発光素子、及びエピタキシャルウエハに係る実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
図1は、本実施の形態に係るIII族窒化物系半導体発光素子の構造を概略的に示す図面である。図1を参照すると、III族窒化物系半導体発光素子(以下、「発光素子」と記す)11のために直交座標系Sが示されている。図2は、発光素子11のバンドダイアグラムを示す図面である。発光素子11は、例えば発光ダイオードであることができる。発光素子11は、六方晶系のn型窒化ガリウム系半導体層(以下、「GaN系半導体層」と記す)13と、六方晶系のp型窒化ガリウム系半導体領域(以下、「GaN系半導体領域」と記す)15と、正孔ブロック層17と、活性層19とを備える。n型窒化ガリウム系半導体層13は、所定の平面に沿って延びる主面13aを有する。正孔ブロック層17は、窒化ガリウム系半導体からなり、例えばInAlGaN、AlGaN等からなることができる。活性層19は、窒化ガリウム系半導体からなり、またp型GaN系半導体領域15と正孔ブロック層17との間に設けられている。正孔ブロック層17及び活性層19は、n型GaN系半導体層13の主面13aとp型GaN系半導体領域15との間に配置されている。活性層19は、一又は複数の半導体層を含み、正孔ブロック層17上に設けられている。窒化ガリウム系半導体領域(以下、「GaN系半導体領域」と記す)23はn導電性を有しており、六方晶系結晶からなる。また、GaN系半導体領域23は一又は複数の半導体層を含むことができる。例えば、n型GaN系半導体層13はGaN系半導体領域23に含まれる。GaN系半導体領域23は活性層19に電子を供給すると共に、p型GaN系半導体領域15は活性層19に正孔を供給する。n型GaN系半導体層13(同様に、GaN系半導体領域23)のc軸は所定の平面の法線に対して傾斜しており、正孔ブロック層17のバンドギャップG17は活性層19におけるバンドギャップの最大値G19よりも大きい。正孔ブロック層17の厚さD17はGaN系半導体領域23の厚さD23よりも薄い。p型GaN系半導体領域15は、例えばコンタクト層を含むことができる。
この発光素子11によれば、活性層19は、p型GaN系半導体領域15と正孔ブロック層17との間に設けられているので、正孔Hはp型GaN系半導体領域15から活性層19に供給される。正孔ブロック層17のバンドギャップG17がGaN系半導体領域23のバンドギャップの最大値よりも大きいので、正孔ブロック層17は、活性層19をオーバーフローしようとする正孔に対して障壁△Gとして作用する。故に、正孔ブロック層17は、活性層19をオーバーフローしてGaN系半導体領域23に到達する正孔の量を低減する。また、正孔ブロック層17の厚さD17がGaN系半導体領域23の厚さD23よりも薄いので、正孔ブロック層17は、GaN系半導体領域23から活性層19に供給される電子Eに対して大きな抵抗を示さない。
図1を参照すると、発光素子11では、GaN系半導体層13のc軸ベクトルVと所定の平面(又はGaN系半導体領域23の主面)の法線Vとの成す傾斜角は10度以上であることができる。この傾斜角によれば、c面やa面及びm面上よりもキャリア、特に正孔の拡散長が大きく、電流注入した際に、活性層からn型GaN領域へと正孔がオーバーフローしやすい。また、傾斜角は80度以下であることができる。この傾斜角によれば、c面やa面及びm面上よりもキャリア、特に正孔の拡散長が大きく、電流注入した際に、活性層からn型GaN領域へと正孔がオーバーフローしやすい。
発光素子11では、正孔のトンネリングを防止するために、正孔ブロック層17の厚さD17は5nm以上であることが好ましい。また、正孔ブロック層17の厚さD17は50nm以下であることが好ましい。この正孔ブロック層17によれば、GaN系半導体領域23から活性層19へ供給される電子Eに対して、正孔ブロック層17が大きな抵抗を示すことがなく、また、格子不整合に起因して生成され活性層に加えられる応力を低減できる。正孔ブロック層17は、アンドープであることができるが、n型ドーパントが正孔ブロック層17に添加されていることが好ましい。n型ドーパントの添加により正孔ブロック層17の抵抗が低減される。n型ドーパントとしては、例えばシリコン(Si)、炭素(C)等を用いることができる。
発光素子11は、電子ブロック層25を更に備えることができる。GaN系半導体領域23、正孔ブロック層17、活性層19、電子ブロック層25及びp型GaN系半導体領域15は所定の軸Axに沿って配置されている。電子ブロック層25は、活性層19とp型GaN系半導体領域15との間に設けられている。また、電子ブロック層25は、窒化ガリウム系半導体からなり、例えばAlGaN、InAlGaN等からなることができる。例えば、正孔ブロック層17の厚さD17を電子ブロック層25の厚さD25より薄くすることができる。活性層19は正孔ブロック層17と電子ブロック層25との間に設けられている。電子ブロック層25の厚さD25はp型導電性GaN系半導体領域15の厚さよりも薄い。p型GaN系半導体領域15は、電子ブロック層25上に設けられている。電子ブロック層25の厚さは、例えば5nm以上であることができ、30nm以下であることができる。
活性層19は量子井戸構造21を有し、量子井戸構造21は、交互に配列された井戸層21a及び障壁層21bを含む。量子井戸構造21では、井戸層21aの数は1以上であり、井戸層21aの数は4以下であることが好ましい。井戸層21aの数を増やすことは、逆に井戸層21aの結晶品質を低下させる可能性がある。この傾向は、特に、半極性面上に形成される井戸層に見られる。また、井戸数が多い活性層では、必然的に空乏層の厚みが増え、p型領域とn型領域が遠ざかって、キャリアオーバーフローの影響が低減される傾向になる。一方、井戸層21aの数が少ないとき、活性層19の厚さが大きくない。故に、発光特性は、正孔のオーバーフローの影響を受けやすい。したがって、上記の範囲が好適である。井戸層21aの厚さは、例えば2nm以上であることができ、10nm以下であることができる。また障壁層21bの厚さは、例えば10nm以上であることができ、30nm以下であることができる。活性層19の総厚は、100nm以下であることができる。
井戸層21aは、幅広い波長範囲の発光を提供するために、III族としてInを含む窒化ガリウム系半導体からなることが好ましい。具体的には、井戸層21aはInGa1−XNからなり、井戸層21aのインジウム組成Xは0.15以上であることが好ましい。この組成範囲によれば、この発光素子11において、長波長の発光を実現できる。4元混晶を用いた正孔ブロック層を用いることによって、高インジウム組成でありながら良好な結晶品質のInGaN井戸層を実現できる。また、井戸層21aのインジウム組成Xは0.40以下であることが好ましい。障壁層21bとしては、GaN、InGaN、AlGaN等の材料からなることができる。
活性層19は、450nm以上650nm以下の波長領域にフォトルミネッセンス(PL)スペクトル、エレクトロルミネッセンス(EL)スペクトルのピーク波長を有するように設けられている。
発光素子11は、基板27を更に備えることができる。基板27は、窒化ガリウム系半導体からなり、また半極性を示す主面27a及び裏面27bを有する。主面27aは、窒化ガリウム系半導体のc軸に対して傾斜している。傾斜角は10度以上であり、また80度以下であることができる。
GaN系半導体領域23は基板27と正孔ブロック層17との間に設けられている。GaN系半導体領域23は、互いに対向する一対の面を有しており、
GaN系半導体領域23の一方の面は基板27の主面27aに接触しており、また他方の面は正孔ブロック層17に接触している。この発光素子11は、半極性主面27a上へのエピタキシャル成長により作製されると共に、半極性特有の正孔の振る舞いの影響を発光素子11において低減できる。基板はGaN、InGaNからなることができる。基板がGaNからなるとき、この発光素子11は、大口径の半極性GaNウエハを用いて作製可能である。
基板主面がc面からm面方向に傾斜するとき、井戸層と障壁層の格子定数の違いから、井戸層にかかる歪みによって生じるピエゾ電界が小さい。また、基板主面がc面からa面方向に傾斜するとき、井戸層と障壁層の格子定数の違いから、井戸層にかかる歪みによって生じるピエゾ電界が小さい。
発光素子11は、III族元素としてインジウムを含む窒化ガリウム系半導体層(以下、「GaN系半導体層」と記す)29を更に備えることができる。GaN系半導体層29は、正孔ブロック層17とGaN系半導体層13との間に設けられている。GaN系半導体層29は、例えばInGaNであることができる。GaN系半導体層29のバンドギャップG29は正孔ブロック層17のバンドギャップG17よりも小さい。GaN系半導体層29のバンドギャップG29はGaN系半導体層13のバンドギャップG13より小さい。このGaN系半導体層29によれば、高インジウム組成の井戸層を作製する際に、活性層19への歪みを低減できる。
発光素子11は、GaN系半導体層29と正孔ブロック層17との間に設けられた窒化ガリウム系半導体層(以下、「GaN系半導体層」と記す)31を更に備えることができる。GaN系半導体層31は例えばGaN等からなることができる。このGaN系半導体層31によれば、GaN系半導体層29と正孔ブロック層17との格子定数差を緩和できる。GaN系半導体層31の厚さは、GaN系半導体層29の及びn型GaN系半導体層13の厚さより薄い。
図2を参照すると、正孔ブロック層17のバンドギャップG17は、正孔ブロック層17と基板27との間に設けられGaN系半導体領域23に含まれる半導体層のバンドギャップの最大値よりも大きい。
正孔ブロック層17は、III族元素としてガリウム、インジウム及びアルミニウムを含む窒化ガリウム系半導体からなることが好ましい。三元混晶ではなく例えば四元混晶を用いることにより、正孔ブロック層17は正孔に対する障壁だけでなく、活性層への応力を低減できる格子定数を提供できる。例えば、正孔ブロック層17が四元混晶からなるとき、活性層19への応力を低減できる。
InAlGaNからなる正孔ブロック層17は、III族元素としてアルミニウムを含む。正孔ブロック層17が、構成元素としてアルミニウムを含むとき、GaNよりもバンドギャップを大きくでき、正孔に対する障壁となり得る。正孔ブロック層17のアルミニウム組成が0.5以下であるとき、正孔の障壁の効果は十分でありながら、隣接する層との格子定数差が大きくなりすぎず、クラック等が入らない。
InAlGaNからなる正孔ブロック層17はIII族としてインジウムを含み、正孔ブロック層17のインジウム組成は0より大きく0.3以下であることができる。正孔ブロック層17がインジウム元素を含むとき、Inを含まない場合と同じバンドギャップの正孔ブロック層を作製したときに、正孔ブロック層の格子定数を大きくすることができ、障壁層や井戸層との格子定数差を小さくすることができ、全体の歪みを緩和できる。正孔ブロック層17のインジウム組成が0.3以下であるとき、同じバンドギャップの大きさの正孔ブロック層を作製する際に、Al組成を極端に高める必要がなく、成長がしやすい。
正孔ブロック層17はAlGaN層を含むことができる。正孔ブロック層17の材料として、InAlGaNだけでなく、AlGaNも用いることができる。AlGaNによれば、大きなバンドギャップを有する正孔ブロック層17を提供できる。
AlGaNからなる正孔ブロック層17はIII族としてアルミニウムを含むことができる。正孔ブロック層17が構成元素としてアルミニウムを含むとき、GaNよりもバンドギャップを大きくでき、正孔に対する障壁となり得る。正孔ブロック層17のアルミニウム組成が0.5以下であるとき、正孔の障壁の効果は十分でありながら、隣接する層との格子定数差が大きくなりすぎず、クラック等が入らない。
発光素子11、例えば発光ダイオードでは、発光素子11の上面から光Lが出射される。発光ダイオードは、半導体レーザと異なって、光学的なクラッド層を含まないので、正孔ブロック層が正孔のオーバーフローの低減に有効である。
図3及び図4は、III族窒化物系半導体発光素子を作製する方法における主要な工程を示す図面である。図5は、図3及び図4に示された作製方法の主要な工程における生産物を示す図面である。
有機金属気相成長法により青色発光ダイオード構造を作製した。原料にはトリメチルガリウム(TMG)、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルインジウム(TMI)、アンモニア(NH)を用いた。ドーパントガスとして、シラン(SiH)及びビスシクロペンタジエニルマグネシウム(CPMg)を用いた。
まず、工程フロー100を参照しながら、エピタキシャルウエハを作製する。工程S101では、図5(a)に示されるように、六方晶系半極性窒化ガリウムウエハを準備した。窒化ガリウムウエハの主面はc面からm面方向及びa面方向に10〜80度の角度で傾斜している。窒化ガリウムウエハのサイズは、例えば2インチ以上である。反応炉内にGaNウエハ41を設置した後に、工程S102では、摂氏1100度の温度及び成長炉内圧力27kPaで、NHとHを流しながら、10分間の熱処理を行った。
工程S103では、図5(b)に示されるように、n型の窒化ガリウム系半導体領域43をエピタキシャルに成長した。具体的には、工程S103−1において、摂氏1150度の温度で、SiドープしたGaN層43aを成長した。このGaN層43aの厚さは例えば2μmであった。その後、摂氏780度に基板温度を下げた後に、工程S103−2において、TMG、TMI、SiHを成長炉に供給して、SiドープしたIn0.04Ga0.96N緩衝層43bをエピタキシャルに成長した。In0.04Ga0.96N緩衝層43bの厚さは、100nmであった。必要な場合には、基板温度を摂氏870度に上昇した後に、工程S103−3において、SiドープしたGaN層43cをエピタキシャルに成長した。このGaN層43cの厚さは例えば10nmであった。
工程S104では、基板温度を摂氏870度に上昇した後に、図5(c)に示されるように、正孔ブロック層45をエピタキシャルに成長した。正孔ブロック層45はSiドープしたAl0.06Ga0.94N層であり、その厚さは10nmであった。
工程S105では、図5(d)に示されるように、活性層47をエピタキシャルに成長した。具体的には、工程S105−1において、摂氏870度の基板温度で、厚さ10nmのGaN障壁層47aを成長した。工程S105−2において、摂氏700度まで基板温度を下げた後に、厚さ4nmのIn0.25Ga0.75N井戸層47bを成長した。その後、摂氏870度まで基板温度を上げた後に、工程S105−3において、摂氏870度の基板温度で、厚さ15nmのGaN障壁層47cを成長した。必要な場合には、工程S105−4において、井戸層の成長及び障壁層の成長を繰り返す。
工程S106では、TMGとTMIの供給を停止すると共にアンモニアを供給したながら基板温度を摂氏1100度に上昇した。この後に、TMG、TMA、NH3、CPMgを成長炉に導入して、図5(e)に示されるように、厚さ20nmのMgドープp型Al0.12Ga0.88N層49をエピタキシャルに成長した。この後、工程S107において、TMAの供給を停止して、図5(f)に示されるように、厚さ50nmのp型GaN層51をエピタキシャルに成長した。基板温度を室温まで降温した後に、エピタキシャルウエハEPIを成長炉から取り出した。n層側の正孔ブロック層の働きを実証するために、正孔ブロック層であるn型AlGaN層を作製しないLED構造を作製した。
工程S108において、p型窒化ガリウム系半導体領域上にアノード電極53aを形成してp型コンタクト層51に電気的な接続を成すと共に基板の裏面を研削した後に該裏面にカソード電極53bを形成して、図6に示されるような基板生産物SPを作製した。これらの電極は蒸着により作製された。
基板生産物SPに電流注入による発光測定を行った。図7は、エレクトロルミネッセンススペクトルを示す図面である。図7(a)を参照すると、LED構造へ電流10mA、20mA、30mA、40mA、60mA、100mA、140mA、180mAに対応する特性線C1〜C8が示されており、図7(b)を参照すると、LED構造へ電流10mA、20mA、30mA、40mA、60mA、100mA、140mA、180mAに対応する特性線P1〜P8が示されている。図7を参照すると、正孔ブロック層なしのLED構造では、図7(a)に示されるように、下地緩衝層からの発光が強く観測され、これはn側への正孔のオーバーフローが顕著であることを示している。これに対して、n型AlGaN層からなる正孔ブロック層を有するLED構造では、下地緩衝層からの発光は観測されず、井戸層からの発光が強い。これはn側のブロック層により井戸層からn側領域への正孔オーバーフローが抑制され、井戸層に効率的に正孔が閉じ込めされたことを示している。
AlGaN層は格子定数が小さく、格子定数の大きいInGaN活性層との格子定数差は大きい。活性層と基板との間にAlGaN層を設けられることで、活性層に印加される応力が大きくなり。これは、発光効率の低下を引き起こす可能性がある。これを避けるために、正孔ブロック層として4元混晶InAlGaNを用いることが好適である。正孔ブロック層として十分に大きなバンドギャップを実現できる一方で、井戸層と正孔ブロック層との格子定数差を小さくする組成を実現できる。これによって、正孔ブロックの効果を得られると共に、井戸層の歪みを低減できる。4元混晶InAlGaNを用いることは、特にInGaN井戸層のIn組成の高い、たとえば500nm以上の長波長領域の光を出射する発光ダイオード構造に好適である。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
本実施例では、オフ基板上に発光ダイオード構造を成長する際に、n層側にも正孔ブロック層となるn型AlGaN層またはn型InAlGaN層を成長している。オフ基板上のエピタキシャル膜は大きな正孔拡散長を示すので、極性面上に成長されたに発光ダイオード構造では観測されない、正孔オーバーフローが発生する。
オフ基板上でn側に正孔ブロック層を設けることによって、電流注入の際の井戸層からn層側への正孔オーバーフローが抑制され、井戸層へキャリアが効率的に注入され、内部量子効率が向上し、発光強度が向上する
図1は、本実施の形態に係るIII族窒化物系半導体発光素子の構造を概略的に示す図面である。 図2は、図1に示されたIII族窒化物系半導体発光素子のバンドダイアグラムを示す図面である。 図3は、III族窒化物系半導体発光素子を作製する方法における主要な工程を示す図面である。 図4は、III族窒化物系半導体発光素子を作製する方法における主要な工程を示す図面である。 図5は、図3及び図4に示された作製方法の主要な工程における生産物を示す図面である。 図6は、基板生産物の構造を示す図面である。 図7は、エレクトロルミネッセンススペクトルを示す図面である。
符号の説明
11…III族窒化物系半導体発光素子(発光素子)、13…n型窒化ガリウム系半導体層(n型GaN系半導体層)、15…p型窒化ガリウム系半導体領域(p型GaN系半導体領域)、17…正孔ブロック層、19…活性層、21…量子井戸構造、21a…井戸層、21b…障壁層、23…窒化ガリウム系半導体領域(GaN系半導体領域)、25…電子ブロック層、27…基板、29…窒化ガリウム系半導体層(GaN系半導体領域)、31…窒化ガリウム系半導体層(GaN系半導体領域)、41…GaNウエハ、43a…SiドープGaN層、43b…SiドープIn0.04Ga0.96N緩衝層、43c…SiドープGaN層、45…正孔ブロック層、47…活性層、47a…GaN障壁層、47b…In0.25Ga0.75N井戸層、47c…GaN障壁層、49…Mgドープp型AlGaN層、51…p型GaN層

Claims (20)

  1. 所定の平面に沿って延びる主面を有するn型の窒化ガリウム系半導体領域と、
    p型窒化ガリウム系半導体領域と、
    第1の窒化ガリウム系半導体からなる正孔ブロック層と、
    前記p型窒化ガリウム系半導体領域と前記正孔ブロック層との間に設けられ、窒化ガリウム系半導体からなる活性層と
    を備え、
    前記正孔ブロック層及び前記活性層は、前記窒化ガリウム系半導体領域の前記主面と前記p型窒化ガリウム系半導体領域との間に配置されており、
    前記窒化ガリウム系半導体領域のc軸は前記所定の平面の法線に対して傾斜しており、
    前記正孔ブロック層のバンドギャップは前記窒化ガリウム系半導体領域のバンドギャップよりも大きく、
    前記正孔ブロック層のバンドギャップは前記活性層におけるバンドギャップの最大値よりも大きく、
    前記正孔ブロック層の厚さは前記窒化ガリウム系半導体領域の厚さよりも薄い、ことを特徴とするIII族窒化物系半導体発光素子。
  2. 前記窒化ガリウム系半導体領域のc軸と前記所定の平面の法線との成す傾斜角は、10度以上であり、80度以下である、ことを特徴とする請求項1に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  3. 前記正孔ブロック層の厚さは5nm以上である、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  4. 前記正孔ブロック層の厚さは50nm以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  5. 前記正孔ブロック層にn型ドーパントが添加されている、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  6. 前記正孔ブロック層の前記第1の窒化ガリウム系半導体層は、III族元素としてガリウム、インジウム及びアルミニウムを含む、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  7. 前記正孔ブロック層の前記第1の窒化ガリウム系半導体は、III族としてインジウムを含み、
    前記正孔ブロック層のインジウム組成は0より大きく0.3以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  8. 前記正孔ブロック層はAlGaN層を含む、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  9. 前記正孔ブロック層の前記第1の窒化ガリウム系半導体は、III族としてアルミニウムを含み、
    前記正孔ブロック層のアルミニウム組成は0より大きく0.5以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  10. 前記活性層と前記p型窒化ガリウム系半導体領域との間に設けられ、第2の窒化ガリウム系半導体からなる電子ブロック層を更に備え、前記正孔ブロック層の厚さは前記電子ブロック層の厚さより薄い、ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  11. 当該III族窒化物系半導体発光素子は発光ダイオードである、ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  12. 窒化ガリウム系半導体からなる主面を有する基板を更に備え、
    前記主面は半極性を示し、
    前記窒化ガリウム系半導体領域は前記基板と前記正孔ブロック層との間に設けられている、ことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  13. 前記基板はGaNからなる、ことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  14. 前記活性層は、井戸層及び障壁層を含む量子井戸構造を有し、
    前記井戸層の数は4以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項13に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  15. 前記井戸層は、III族としてInを含む窒化ガリウム系半導体からなる、ことを特徴とする請求項14に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  16. 前記井戸層はInGa1−XNからなり、前記井戸層のインジウム組成Xは0.15以上である、ことを特徴とする請求項14または請求項15に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  17. 前記正孔ブロック層と前記窒化ガリウム系半導体領域との間に設けられ、III族元素としてインジウムを含む窒化ガリウム系半導体層を更に備え、
    前記窒化ガリウム系半導体層のバンドギャップは前記正孔ブロック層のバンドギャップよりも小さく、
    前記窒化ガリウム系半導体層のバンドギャップは前記窒化ガリウム系半導体領域のバンドギャップより小さい、ことを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  18. 前記活性層は、450nm以上の波長領域にピーク波長を有するように設けられている、ことを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれか一項に記載されたIII族窒化物系半導体発光素子。
  19. III族窒化物系半導体発光素子のためのエピタキシャルウエハであって、
    所定の平面に沿って延びる主面を有しており、基板の主面上に設けられたn型導電性の窒化ガリウム系半導体領域と、
    前記窒化ガリウム系半導体領域の前記主面上に設けられ、第1の窒化ガリウム系半導体からなる正孔ブロック層と、
    前記正孔ブロック層上に設けられた活性層と、
    前記活性層上に設けられ、第2の窒化ガリウム系半導体からなる電子ブロック層と、
    前記電子ブロック層上に設けられたp型導電性窒化ガリウム系半導体領域と
    を備え、
    前記活性層は前記正孔ブロック層と前記電子ブロック層との間に設けられ、
    前記窒化ガリウム系半導体領域のc軸は前記所定の平面の法線に対して傾斜しており、
    前記正孔ブロック層のバンドギャップは前記窒化ガリウム系半導体領域のバンドギャップよりも大きく、
    前記正孔ブロック層のバンドギャップは前記活性層におけるバンドギャップの最大値よりも大きく
    前記正孔ブロック層の厚さは前記窒化ガリウム系半導体領域の厚さよりも薄い、ことを特徴とするエピタキシャルウエハ。
  20. 前記基板はGaNからなり、
    前記基板のGaNのc軸と前記基板の前記主面の法線との成す傾斜角は、10度以上であり、80度以下である、ことを特徴とする請求項19に記載されたエピタキシャルウエハ。
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