JP2010016284A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 半導体装置に内在する寄生バイポーラトランジスタをオンし難くすることによって、半導体装置のESD(Electro-Static Discharge)耐量を高くする技術を提供する。
【解決手段】 半導体装置1を半導体基板2の表面2aに沿って伸びているトレンチゲート電極12を横断する断面で観測すると、トレンチゲート電極12とn+型ソース領域20とp型ボディコンタクト領域30と埋込絶縁体50とn+型ドレイン領域60がその順序で配置されている。ボディ領域40は、前記の断面視した状態で、少なくともソース領域20とボディコンタクト領域30が配置されている範囲における半導体基板2の浅層に形成されている。ボディコンタクト領域30は、ボディ領域40の表面に露出しており、その不純物濃度がp型ボディ領域40の不純物濃度よりも濃く、その最深部L1がソース領域20の最深部L2よりも深い。
【選択図】 図1
【解決手段】 半導体装置1を半導体基板2の表面2aに沿って伸びているトレンチゲート電極12を横断する断面で観測すると、トレンチゲート電極12とn+型ソース領域20とp型ボディコンタクト領域30と埋込絶縁体50とn+型ドレイン領域60がその順序で配置されている。ボディ領域40は、前記の断面視した状態で、少なくともソース領域20とボディコンタクト領域30が配置されている範囲における半導体基板2の浅層に形成されている。ボディコンタクト領域30は、ボディ領域40の表面に露出しており、その不純物濃度がp型ボディ領域40の不純物濃度よりも濃く、その最深部L1がソース領域20の最深部L2よりも深い。
【選択図】 図1
Description
本発明は、トレンチゲート電極を備えている横型の半導体装置に関する。
トレンチゲート電極を備えている横型の半導体装置が知られている。
例えば、特許文献1に、トレンチゲート電極を備えている横型のパワーMOSFETが開示されている。図21に示すように、横型のMOSFET100は、半導体基板102を用いて形成されている。半導体基板102は、p型ベース基板180とn型ドリフト領域170とp-型ボディ領域140の積層構造を備えている。MOSFET100は、また、トレンチゲート電極112とn+型ソース領域120とp+型ボディコンタクト領域130と埋込絶縁体150とn+型ドレイン領域160を備えている。トレンチゲート電極112を横断する断面(図21に示す断面)で観測すると、トレンチゲート電極112とソース領域120とボディコンタクト領域130と埋込絶縁体150とドレイン領域160がその順序で配置されている。ボディ領域140は半導体基板102の浅層に形成されており、ボディ領域140内にソース領域120とボディコンタクト領域130が配置されている。ドリフト領域170はボディ領域140に接しており、ボディ領域140の深層側に形成されている。
例えば、特許文献1に、トレンチゲート電極を備えている横型のパワーMOSFETが開示されている。図21に示すように、横型のMOSFET100は、半導体基板102を用いて形成されている。半導体基板102は、p型ベース基板180とn型ドリフト領域170とp-型ボディ領域140の積層構造を備えている。MOSFET100は、また、トレンチゲート電極112とn+型ソース領域120とp+型ボディコンタクト領域130と埋込絶縁体150とn+型ドレイン領域160を備えている。トレンチゲート電極112を横断する断面(図21に示す断面)で観測すると、トレンチゲート電極112とソース領域120とボディコンタクト領域130と埋込絶縁体150とドレイン領域160がその順序で配置されている。ボディ領域140は半導体基板102の浅層に形成されており、ボディ領域140内にソース領域120とボディコンタクト領域130が配置されている。ドリフト領域170はボディ領域140に接しており、ボディ領域140の深層側に形成されている。
トレンチゲート電極112は、前記の断面視した状態で、半導体基板102の表面からボディ領域140を貫通してドリフト領域170に達するトレンチ内に、ゲート絶縁膜114で取り囲まれた状態で収容されている。ソース領域120は、ボディ領域140の表面に露出しており、ボディ領域140内においてゲート絶縁膜114を介してトレンチゲート電極112と対向する範囲に形成されている。ボディコンタクト領域130は、ボディ領域140の表面に露出している。ボディコンタクト領域130の最深部は、ソース領域120の最深部とほぼ同じ深さにある。埋込絶縁体150は、ボディ領域140の表面に露出している。ドレイン領域160は、半導体基板102の表面からドリフト領域170に至るまで伸びている。
ソース領域120とボディコンタクト領域130に接続されているソース電極Sを接地し、ドレイン領域160に接続されているドレイン電極Dに正電圧を印加している状態で、トレンチゲート電極112に閾値以上の正電圧を印加すると、p-型ボディ領域140のうち、ゲート絶縁膜114を介してトレンチゲート電極112に対向する範囲に、n型チャネルが形成される。すると、n+型ソース領域120からn型チャネルを介してn型ドリフト領域170に電子が注入される。注入された電子は、n型ドリフト領域170からn+型ドレイン領域160に流れる。これにより、MOSFET100がオン状態となる。
MOSFET100では、オン状態のときの電流がドリフト領域170を流れる。従来のように、半導体基板102の表層部のみに電流が流れる横型のMOSFETと比較すると電流が流れる経路が広い。MOSFET100によると、オン抵抗を低減化することができる。また、MOSFET100は、ソース領域120とドレイン領域160の間に形成されている埋込絶縁体150を備えている。MOSFET100によると、埋込絶縁体150を挿入しておらず同じセルピッチの場合と比較してソース・ドレイン間を高耐圧化することができる。
MOSFET100のソース・ドレイン間に、ESD(Electro-Static Discharge:静電気放電)のような高いサージ電圧が印加すると、MOSFET100の半導体構造にブレークダウンが発生する。ブレークダウンによって半導体基板102にインパクトイオン化現象が発生する。インパクトイオン化現象は、埋込絶縁体150の底部のエッジP1近傍で発生することが多い。インパクトイオン化現象によって発生した電子は、ドレイン領域160に流れる。インパクトイオン化現象によって発生した正孔は、ボディ領域140を介してボディコンタクト領域130に流れる。
インパクトイオン化現象によって発生した正孔が流れることによってボディ領域140内に正孔電流が流れると、ボディ領域140の抵抗成分によって電圧降下が生じる。この電圧降下によってソース領域120下のボディ領域140の電位が上昇する。上昇した電位によってn型ドリフト領域170とp-型ボディ領域140とn+型ソース領域120で構成される寄生npnバイポーラトランジスタがオンする。寄生npnバイポーラトランジスタがオンすると、ソース領域120から寄生npnバイポーラトランジスタを介してドリフト領域170に大量の電子が注入される。注入された電子は、ドリフト領域170を介してドレイン領域160に流れる。これにより、局所に電流が集中して局所的発熱が生じ、パワーMOSFET100が熱破壊することがある。寄生npnバイポーラトランジスタがオンし易いと、ESD耐量が低い。
本発明は、半導体装置に内在する寄生バイポーラトランジスタをオンし難くすることによって、半導体装置のESD耐量を高くする技術を提供する。
本発明は、半導体装置に内在する寄生バイポーラトランジスタをオンし難くすることによって、半導体装置のESD耐量を高くする技術を提供する。
本発明の半導体装置では、半導体基板に、ドレイン領域とドリフト領域とボディ領域とボディコンタクト領域とソース領域とトレンチゲート電極と埋込絶縁体が形成されている。ドレイン領域とドリフト領域とソース領域は第1導電型である。ボディ領域とボディコンタクト領域は第2導電型である。
半導体基板の表面に沿って伸びているトレンチゲート電極を横断する断面で観測すると、トレンチゲート電極とソース領域とボディコンタクト領域と埋込絶縁体とドレイン領域がその順序で配置されている。ボディ領域は、前記の断面視した状態で、少なくともソース領域とボディコンタクト領域が配置されている範囲における半導体基板の浅層に形成されている。ドリフト領域は、ボディ領域に接しており、ボディ領域の深層側に形成されている。トレンチゲート電極は、前記の断面視した状態で、半導体基板の表面からボディ領域を貫通してドリフト領域に達するトレンチ内にゲート絶縁膜で取り囲まれた状態で収容されている。ソース領域は、ボディ領域の表面に露出しており、ボディ領域内においてゲート絶縁膜を介してトレンチゲート電極と対向する範囲に形成されている。ボディコンタクト領域も、ボディ領域の表面に露出しており、その不純物濃度がボディ領域の不純物濃度よりも濃い。ボディコンタクト領域の最深部は、ソース領域の最深部よりも深い。埋込絶縁体は、半導体基板の表面からドリフト領域に至るまで伸びており、その最深部は、トレンチゲート電極の最深部よりも浅い。ドレイン領域は、半導体基板の表面からドリフト領域に至るまで伸びており、その最深部は埋込絶縁体の最深部よりも深い。
半導体基板の表面に沿って伸びているトレンチゲート電極を横断する断面で観測すると、トレンチゲート電極とソース領域とボディコンタクト領域と埋込絶縁体とドレイン領域がその順序で配置されている。ボディ領域は、前記の断面視した状態で、少なくともソース領域とボディコンタクト領域が配置されている範囲における半導体基板の浅層に形成されている。ドリフト領域は、ボディ領域に接しており、ボディ領域の深層側に形成されている。トレンチゲート電極は、前記の断面視した状態で、半導体基板の表面からボディ領域を貫通してドリフト領域に達するトレンチ内にゲート絶縁膜で取り囲まれた状態で収容されている。ソース領域は、ボディ領域の表面に露出しており、ボディ領域内においてゲート絶縁膜を介してトレンチゲート電極と対向する範囲に形成されている。ボディコンタクト領域も、ボディ領域の表面に露出しており、その不純物濃度がボディ領域の不純物濃度よりも濃い。ボディコンタクト領域の最深部は、ソース領域の最深部よりも深い。埋込絶縁体は、半導体基板の表面からドリフト領域に至るまで伸びており、その最深部は、トレンチゲート電極の最深部よりも浅い。ドレイン領域は、半導体基板の表面からドリフト領域に至るまで伸びており、その最深部は埋込絶縁体の最深部よりも深い。
本発明の半導体装置では、ボディコンタクト領域の最深部がソース領域の最深部よりも深い。ESDのような高いサージ電圧がソース・ドレイン間に印加すると、埋込絶縁体の底部エッジ近傍でインパクトイオン化現象が発生し易い。
ボディコンタクト領域の最深部とソース領域の最深部が同じレベルにあると(図21に示す従来の技術では、ボディコンタクト領域の最深部とソース領域の最深部と同じレベルにある)、インパクトイオン化現象によって発生した少数キャリア(第1導電型がn型の場合には正孔)が、ソース領域の直下のボディ領域を通ってボディコンタクト領域に流入しやすい。このために、ソース領域の直下に位置するボディ領域の電位が上昇し、ソース領域とボディ領域とドリフト領域で構成される寄生バイポーラトランジスタがオンし易い。
それに対してボディコンタクト領域の最深部がソース領域の最深部よりも深いと、インパクトイオン化現象によって発生した少数キャリア(第1導電型がn型の場合には正孔)が、ソース領域の直下に位置するボディ領域を通過する割合が減少し、ボディコンタクト領域に直接的に流入し易くなる。このために、ソース領域の直下に位置するボディ領域の電位が上昇しづらく、ソース領域とボディ領域とドリフト領域で構成される寄生バイポーラトランジスタがオンし難い。
ボディコンタクト領域の最深部をソース領域の最深部よりも深くすることによって、ESD耐量を高くすることができる。
ボディコンタクト領域の最深部とソース領域の最深部が同じレベルにあると(図21に示す従来の技術では、ボディコンタクト領域の最深部とソース領域の最深部と同じレベルにある)、インパクトイオン化現象によって発生した少数キャリア(第1導電型がn型の場合には正孔)が、ソース領域の直下のボディ領域を通ってボディコンタクト領域に流入しやすい。このために、ソース領域の直下に位置するボディ領域の電位が上昇し、ソース領域とボディ領域とドリフト領域で構成される寄生バイポーラトランジスタがオンし易い。
それに対してボディコンタクト領域の最深部がソース領域の最深部よりも深いと、インパクトイオン化現象によって発生した少数キャリア(第1導電型がn型の場合には正孔)が、ソース領域の直下に位置するボディ領域を通過する割合が減少し、ボディコンタクト領域に直接的に流入し易くなる。このために、ソース領域の直下に位置するボディ領域の電位が上昇しづらく、ソース領域とボディ領域とドリフト領域で構成される寄生バイポーラトランジスタがオンし難い。
ボディコンタクト領域の最深部をソース領域の最深部よりも深くすることによって、ESD耐量を高くすることができる。
ソース領域は底面を備えている。その底面は、ゲート絶縁膜に近接する範囲と、ゲート絶縁膜から離反している範囲に分けられる。
上記した半導体装置では、ボディコンタクト領域が、ゲート絶縁膜に近接する範囲外におけるソース領域の底面を覆っていることが好ましい。
この構成によると、インパクトイオン化現象によって発生した正孔が、ボディコンタクト領域に阻まれるために、ソース領域の直下に位置するボディ領域に流入し難い。ソース領域とボディ領域とドリフト領域で構成される寄生バイポーラトランジスタが一層にオンし難い。
上記した半導体装置では、ボディコンタクト領域が、ゲート絶縁膜に近接する範囲外におけるソース領域の底面を覆っていることが好ましい。
この構成によると、インパクトイオン化現象によって発生した正孔が、ボディコンタクト領域に阻まれるために、ソース領域の直下に位置するボディ領域に流入し難い。ソース領域とボディ領域とドリフト領域で構成される寄生バイポーラトランジスタが一層にオンし難い。
本発明の半導体装置によると、半導体装置に内在する寄生バイポーラトランジスタがオンし難くなり、ESD耐量を高耐量化することができる。
(1)本発明の半導体装置のボディ領域は、半導体基板の表面に沿って伸びているトレンチゲート電極を横断する断面で観測したときに、少なくともソース領域とボディコンタクト領域が配置されている範囲における半導体基板の浅層に形成されていればよい。ボディ領域は、ソース領域をドリフト領域から分離していればよい。ボディ領域は、ドリフト領域上に積層されていてもよいし、ソース領域とボディコンタクト領域を取り囲んでいる状態で、半導体基板の浅層の一部に形成されていてもよい。
(2)ボディコンタクト領域は、その不純物濃度がボディ領域の不純物濃度よりも濃く、ボディ領域の表面に露出しており、その最深部がソース領域の最深部よりも深ければよい。ボディコンタクト領域は、前記の断面視した状態で、ソース領域と埋込絶縁体の間に形成されていればよく、ソース領域と接していてもよいし、埋込絶縁体と接していてもよいし、両者と接していなくてもよい。
(3)埋込絶縁体は、半導体基板の表面からドリフト領域に至るまで伸びており、その最深部がトレンチゲート電極の最深部よりも浅ければよい。
(4)ドレイン領域は、半導体基板の表面からドリフト領域に至るまで伸びており、その最深部が埋込絶縁体の最深部よりも深ければよい。
(5)本発明の半導体基板は、種々の半導体材料を用いて構成することができる。例えば、半導体材料として、シリコン、炭化シリコン、ガリウムヒ素、窒化ガリウムを用いることができる。
(6)本発明の半導体装置を構成している半導体構造の導電型は、第1導電型がn型であり第2導電型がp型であってもよいし、第1導電型がp型であり第2導電型がn型であってもよい。
(7)本発明は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)に適用することができるが、MOSFET以外の半導体装置に適用することもできる。
(2)ボディコンタクト領域は、その不純物濃度がボディ領域の不純物濃度よりも濃く、ボディ領域の表面に露出しており、その最深部がソース領域の最深部よりも深ければよい。ボディコンタクト領域は、前記の断面視した状態で、ソース領域と埋込絶縁体の間に形成されていればよく、ソース領域と接していてもよいし、埋込絶縁体と接していてもよいし、両者と接していなくてもよい。
(3)埋込絶縁体は、半導体基板の表面からドリフト領域に至るまで伸びており、その最深部がトレンチゲート電極の最深部よりも浅ければよい。
(4)ドレイン領域は、半導体基板の表面からドリフト領域に至るまで伸びており、その最深部が埋込絶縁体の最深部よりも深ければよい。
(5)本発明の半導体基板は、種々の半導体材料を用いて構成することができる。例えば、半導体材料として、シリコン、炭化シリコン、ガリウムヒ素、窒化ガリウムを用いることができる。
(6)本発明の半導体装置を構成している半導体構造の導電型は、第1導電型がn型であり第2導電型がp型であってもよいし、第1導電型がp型であり第2導電型がn型であってもよい。
(7)本発明は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)に適用することができるが、MOSFET以外の半導体装置に適用することもできる。
以下に説明する実施例の特徴を整理しておく。
(第1特徴)半導体装置は、トレンチゲート電極(ディープトレンチ電極)とディープドレイン領域を備えている。半導体装置がオン状態のときには、ゲート絶縁膜を介してトレンチゲート電極と対向している範囲のボディ領域に、第1導電型のチャネルが形成される。キャリアが、ソース領域から、チャネルとドリフト領域を介してディープドレイン領域に流れる。
(第2特徴)本発明の半導体装置では、ソース・ドレイン間にサージが印加したときに、ソース領域とボディ領域とドリフト領域で構成される寄生バイポーラトランジスタがオンし難い。半導体装置に内在する寄生バイポーラトランジスタがオンし難いので、スナップバック現象が発生するドレイン電流値が高い。
(第1特徴)半導体装置は、トレンチゲート電極(ディープトレンチ電極)とディープドレイン領域を備えている。半導体装置がオン状態のときには、ゲート絶縁膜を介してトレンチゲート電極と対向している範囲のボディ領域に、第1導電型のチャネルが形成される。キャリアが、ソース領域から、チャネルとドリフト領域を介してディープドレイン領域に流れる。
(第2特徴)本発明の半導体装置では、ソース・ドレイン間にサージが印加したときに、ソース領域とボディ領域とドリフト領域で構成される寄生バイポーラトランジスタがオンし難い。半導体装置に内在する寄生バイポーラトランジスタがオンし難いので、スナップバック現象が発生するドレイン電流値が高い。
(第1実施例)
図1は、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1の要部断面図を示している。図2は、半導体装置1の要部平面図を示す。
半導体装置1は、シリコン単結晶の半導体基板2を利用して形成されている。図1に示すように、半導体基板2は、n-型のベース基板80とn型のドリフト領域70とp-型のボディ領域40の積層構造を備えている。半導体装置1は、n+型のドレイン領域60と、n型のドリフト領域70と、p-型のボディ領域40と、n+型のソース領域20と、p+型のボディコンタクト領域30と、トレンチゲート電極12と、埋込絶縁体50を備えている。
図1の奥行き方向(図2の上下方向)に半導体基板2の表面2aに沿って伸びているトレンチゲート電極12を横断する断面(図1に示す断面)で観測すると、トレンチゲート電極12とソース領域20とボディコンタクト領域30と埋込絶縁体50とドレイン領域60がその順序で配置されている。ボディ領域40は半導体基板2の浅層に形成されており、ボディ領域40内にソース領域20とボディコンタクト領域30が配置されている。ドリフト領域70は、ボディ領域40に接しており、ボディ領域40の深層側に形成されている。
図1は、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1の要部断面図を示している。図2は、半導体装置1の要部平面図を示す。
半導体装置1は、シリコン単結晶の半導体基板2を利用して形成されている。図1に示すように、半導体基板2は、n-型のベース基板80とn型のドリフト領域70とp-型のボディ領域40の積層構造を備えている。半導体装置1は、n+型のドレイン領域60と、n型のドリフト領域70と、p-型のボディ領域40と、n+型のソース領域20と、p+型のボディコンタクト領域30と、トレンチゲート電極12と、埋込絶縁体50を備えている。
図1の奥行き方向(図2の上下方向)に半導体基板2の表面2aに沿って伸びているトレンチゲート電極12を横断する断面(図1に示す断面)で観測すると、トレンチゲート電極12とソース領域20とボディコンタクト領域30と埋込絶縁体50とドレイン領域60がその順序で配置されている。ボディ領域40は半導体基板2の浅層に形成されており、ボディ領域40内にソース領域20とボディコンタクト領域30が配置されている。ドリフト領域70は、ボディ領域40に接しており、ボディ領域40の深層側に形成されている。
トレンチゲート電極12は、図1に示す断面で、ボディ領域40を貫通してドリフト領域70に達するトレンチ内に、ゲート絶縁膜14で取り囲まれた状態で収容されている。トレンチゲート電極12は、ポリシリコンによって形成されている。ゲート絶縁膜14は酸化シリコンによって形成されている。トレンチゲート電極12の最深部L4は、ボディ領域40の最深部よりも深く、ドリフト領域70に達している。この実施例では、ドリフト領域70を貫通してn-型のベース基板80内に侵入している。
ソース領域20は、ボディ領域40の表面に露出している。ソース領域20は、ボディ領域40内においてゲート絶縁膜14を介してトレンチゲート電極12と対向する範囲に形成されている。図2に示すように平面視すると、ソース領域20は、トレンチゲート電極12が表面2aに沿って伸びている方向(図2の上下方向)において、連続的に形成されている。ソース領域20は、ボディ領域40によってドリフト領域70から分離されている。
ボディコンタクト領域30は、p型不純物濃度がボディ領域40よりも濃い。ボディコンタクト領域30は、ボディ領域40の表面に露出している。ボディコンタクト領域30は、ソース領域20と接している。ボディコンタクト領域30の最深部L1は、ソース領域20の最深部L2よりも深い。ボディコンタクト領域30は、ゲート絶縁膜14に近接する範囲外においてソース領域20の底面22を覆っている。ボディコンタクト領域30は、ボディ領域40によってドリフト領域70から分離されている。
埋込絶縁体50は、酸化シリコンによって形成されている。埋込絶縁体50は、ボディ領域40の表面(半導体基板2の表面2a)からボディ領域40を貫通してドリフト領域70に至るまで伸びている。埋込絶縁体50の最深部L3は、トレンチゲート電極12の最深部L4よりも浅い。
ドレイン領域60は、ボディ領域40の表面(半導体基板2の表面2a)からボディ領域40を貫通してドリフト領域70に至るまで伸びている。この実施例では、ドレイン領域60がn-型のベース基板80に達している。ドレイン領域60は、埋込絶縁体50と接している。ドレイン領域60の最深部L5は、埋込絶縁体50の最深部L3よりも深い。ドレイン領域60をディープドレイン領域とも言う。
半導体装置1では、上記した各々の構成要素が、ドレイン領域60の深さ方向(図1の上下方向)の中心線について線対称に、図1に示すドレイン領域60の右側にも形成されている。図1に示すトレンチゲート電極12からドレイン領域60までの構造を1個のMOSFETとすると、ドレイン領域60の右側にも別の1個のMOSFETが形成されている。双方のMOSFETでは、ドレイン領域60を共通に用いる。また、上記した各々の構成要素が、トレンチゲート電極12の深さ方向(図1の上下方向)の中心線について線対象に、トレンチゲート電極12の左側にも形成されている。トレンチゲート電極12の左側にも別の1個のMOSFETが形成されている。双方のMOSFETでは、トレンチゲート電極12とゲート絶縁膜14を共通に用いる。半導体装置1では、このように、複数個のMOSFETが、図1に示す断面に繰り返し形成されている。隣接する2個のMOSFETは、ドレイン領域60、あるいはトレンチゲート電極12とゲート絶縁膜14を共有する。
ソース領域20とボディコンタクト領域30は、ソース電極Sに接続される。ドレイン領域60は、ドレイン電極Dに接続される。トレンチゲート電極12は、ゲート電極Gに接続される。
ソース電極Sを接地し、ドレイン電極Dに正電圧を印加している状態で、トレンチゲート電極12に閾値以上の正電圧を印加すると、p-型ボディ領域40のうち、ゲート絶縁膜14を介してトレンチゲート電極12に対向する範囲に、n型チャネルが形成される。すると、n+型ソース領域20からn型チャネルを介してn型ドリフト領域70に電子が注入される。注入された電子は、ドリフト領域70からドレイン領域60に流れる。これにより、ドレイン領域60からソース領域20にソース・ドレイン間電流(ドレイン電流)が流れ、パワーMOSFETの半導体装置1がオン状態となる。
トレンチゲート電極12に印加される電圧が閾値未満となると、ボディ領域40にn型チャネルが形成されなくなる。半導体装置1がオフ状態となる。
トレンチゲート電極12に印加される電圧が閾値未満となると、ボディ領域40にn型チャネルが形成されなくなる。半導体装置1がオフ状態となる。
図3に示すように、半導体装置1では、ESDのような高いサージ電圧がソース・ドレイン間に入力すると、インパクトイオン化現象が発生する。インパクトイオン化現象は、埋込絶縁体50の底部のエッジP1近傍で発生することが多い。インパクトイオン化現象によって発生した電子(図3ではマイナス印で模式的に示している。)は、ドリフト領域70を介してドレイン領域60に流れる。インパクトイオン化現象によって発生した正孔(図3ではプラス印で模式的に示している。)はドリフト領域70とボディ領域40を介してボディコンタクト領域30に流れる。
本実施例の半導体装置1では、ボディコンタクト領域30の最深部L1がソース領域20の最深部L2よりも深い。また、ボディコンタクト領域30が、ゲート絶縁膜14に近接する範囲P2(図3参照)以外では、ソース領域20の底面22を覆っている。
ボディコンタクト領域30の最深部L1がソース領域20の最深部L2と同じレベルにある従来の構成(図21参照)と比較すると、インパクトイオン化現象によって発生した正孔が、ボディコンタクト領域30に流入し易い。正孔が、ソース領域20直下に位置するボディ領域40を通ってボディコンタクト領域30に流入する経路(例えば、図3に点線で示す経路)を流れ難い。インパクトイオン化現象によって発生した正孔によって、n+型ソース領域20の直下に位置するボディ領域40の電位が上昇し難く、n+型ソース領域20とp型ボディ領域40とn型ドリフト領域70で構成される寄生npnバイポーラトランジスタがオンし難い。本実施例の半導体装置1を用いると、ESD耐量を高くすることができる。
ボディコンタクト領域30の最深部L1がソース領域20の最深部L2と同じレベルにある従来の構成(図21参照)と比較すると、インパクトイオン化現象によって発生した正孔が、ボディコンタクト領域30に流入し易い。正孔が、ソース領域20直下に位置するボディ領域40を通ってボディコンタクト領域30に流入する経路(例えば、図3に点線で示す経路)を流れ難い。インパクトイオン化現象によって発生した正孔によって、n+型ソース領域20の直下に位置するボディ領域40の電位が上昇し難く、n+型ソース領域20とp型ボディ領域40とn型ドリフト領域70で構成される寄生npnバイポーラトランジスタがオンし難い。本実施例の半導体装置1を用いると、ESD耐量を高くすることができる。
図4を参照して半導体装置1と従来のMOSFET100(図21参照)のソース・ドレイン間耐圧を比較する。半導体装置1のソース・ドレイン間耐圧を、図4に実線のグラフで示す。図4では、ゲート電圧を印加していない状態において、半導体装置1のソース・ドレイン間電圧(ドレイン電圧VD)を増加していったときに、ソース・ドレイン間に流れる電流(ドレイン電流ID)が増加する様子を示している。ドレイン電圧VDが半導体装置1のブレークダウン電圧Vb未満の場合にはドレイン電流IDは流れない。ドレイン電圧VDがブレークダウン電圧Vbを超えると、ソース・ドレイン間にブレークダウンが発生してドレイン電流IDが流れる。ドレイン電流IDがIb(A)に至るまでは、ドレイン電圧VDが増加するほどに、ドレイン電流IDが増加している。ドレイン電流IDがIb(A)以上になると、ドレイン電流IDが増加し続けてもドレイン電圧VDが減少している。半導体装置1では、ドレイン電流IDがIb(A)の時に、前述した寄生npnバイポーラトランジスタがオンしてスナップバック現象が発生していることがわかる。
一方、従来のMOSFET100のソース・ドレイン間耐圧を、図4に点線のグラフで示す。ドレイン電圧VDがMOSFET100のブレークダウン電圧Va未満の場合にはドレイン電流IDは流れない。ドレイン電圧VDがブレークダウン電圧Vaを超えると、ソース・ドレイン間にブレークダウンが発生してドレイン電流IDが流れる。ドレイン電流IDがIa(A)に至るまでは、ドレイン電圧VDが増加するほどに、ドレイン電流IDが増加している。ドレイン電流IDがIa(A)以上になると、ドレイン電流IDが増加し続けてもドレイン電圧VDが減少している。MOSFET100では、ドレイン電流IDがIa(A)の時に、前述した寄生npnバイポーラトランジスタがオンしてスナップバック現象が発生していることがわかる。
本実施例の半導体装置1でスナップバック現象が発生するドレイン電流値Ib(A)は、MOSFET100でスナップバック現象が発生するドレイン電流値Ia(A)よりも高い。スナップバック現象が発生する時のドレイン電流IDの値が大きいと、寄生npnバイポーラトランジスタがオンし難い。本実施例の半導体装置1は、従来のMOSFET100と比較してESD耐量が高い。
図5から図12を参照して半導体装置1の製造方法を説明する。
図5に示すように、n-型のベース基板80にn型半導体層(一部がドリフト領域70となる。)の積層基板を準備する。
図5に示すように、n-型のベース基板80にn型半導体層(一部がドリフト領域70となる。)の積層基板を準備する。
次に、図6に示すように、表面からn型半導体層の浅部に、p型不純物であるボロンをイオン注入する。熱処理を施すことによってp-型のボディ領域40を形成する。ベース基板80とドリフト領域70とボディ領域40の積層構造を備えている半導体基板2が形成される。次に、トレンチを形成し、トレンチ内にn型不純物を有するポリシリコンまたは単結晶シリコンを埋込み、ボディ領域40の表面からボディ領域40を貫通してドリフト領域70とベース基板80の界面に至るまで伸びているn+型のドレイン領域60を形成する。
次に、図7に示すように、ボディ領域40の表面にマスクM1を形成する。マスクM1は、埋込絶縁体50(図1参照)を形成する部分(ドレイン領域60に隣接する部分)に開口を備えている。マスクM1の開口から、エッチング技術を用いてドリフト領域70に至るトレンチを形成する。
次に、図8に示すように、CVD法によってトレンチ内に酸化シリコンを堆積する。ボディ領域40の表面に堆積した酸化シリコンとマスクM1を除去する。これにより、埋込絶縁体50が形成される。
次に、図9に示すように、ボディ領域40の表面にマスクM2を形成する。マスクM2は、トレンチゲート電極12(図1参照)を形成する部分に開口を備えている。マスクM2の開口から、エッチング技術を用い、ボディ領域40とドリフト領域70を貫通してn-型のベース基板80に至るトレンチを形成する。
次に、図10に示すように、トレンチの内面を熱酸化してゲート絶縁膜14を形成する。次に、トレンチ内にポリシリコンを充填する。表面に堆積したポリシリコンとマスクM2を除去する。これにより、トレンチ内にゲート絶縁膜14で取り囲まれた状態で収容されているトレンチゲート電極12が形成される。
次に、図11に示すように、ボディ領域40の表面にマスクM3を形成する。マスクM3は、ボディコンタクト領域30を形成する部分に開口を備えている。表面側からp型不純物であるボロンBをイオン注入する。マスクM3の開口からボディ領域40の一部に、ボロンBがイオン注入される。熱処理を施すことによってp+型のボディコンタクト領域30が形成される。
次に、図12に示すように、ボディ領域40の表面にマスクM5を形成する。マスクM5は、ソース領域20を形成する部分に開口を備えている。表面側からn型不純物であるヒ素Asをイオン注入する。マスクM5の開口からボディ領域40の一部とボディコンタクト領域30の一部に、ヒ素Asがイオン注入される。熱処理を施すことによってn+型のソース領域20が形成される。
なお、不純物イオン注入後に熱処理を施す工程は、2回以上の不純物イオン注入についてまとめて行ってもよい。
なお、不純物イオン注入後に熱処理を施す工程は、2回以上の不純物イオン注入についてまとめて行ってもよい。
次に、図1に示すように、ソース領域20とボディコンタクト領域30が接続するソース電極Sと、ドレイン領域60が接続するドレイン電極Dと、トレンチゲート電極12が接続するゲート電極Gを形成する。これにより、半導体装置1を製造することができる。
(第2実施例)
図17に、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1bの要部断面図を示す。図17では、図1に示す半導体装置1と同等の構成要素には、同一番号の符号を付して重複説明を省略する。
半導体装置1bのボディコンタクト領域30bは、ソース領域20の側面24に接している。ボディコンタクト領域30bは、ソース領域20の底面22は覆っていない。
半導体装置1bの構成でも、埋込絶縁体50の底部エッジP1の近傍で発生した正孔がボディコンタクト領域30bに流入し易い。n+型ソース領域20とp型ボディ領域40とn型ドリフト領域70で構成される寄生npnバイポーラトランジスタがオンし難い。半導体装置1bを用いると、ESD耐量を高くすることができる。
図17に、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1bの要部断面図を示す。図17では、図1に示す半導体装置1と同等の構成要素には、同一番号の符号を付して重複説明を省略する。
半導体装置1bのボディコンタクト領域30bは、ソース領域20の側面24に接している。ボディコンタクト領域30bは、ソース領域20の底面22は覆っていない。
半導体装置1bの構成でも、埋込絶縁体50の底部エッジP1の近傍で発生した正孔がボディコンタクト領域30bに流入し易い。n+型ソース領域20とp型ボディ領域40とn型ドリフト領域70で構成される寄生npnバイポーラトランジスタがオンし難い。半導体装置1bを用いると、ESD耐量を高くすることができる。
(第3実施例)
図18に、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1cの要部断面図を示す。図18では、図1に示す半導体装置1と同等の構成要素には、同一番号の符号を付して重複説明を省略する。
半導体装置1cのボディコンタクト領域30cは、ソース領域20と接していない。ボディコンタクト領域30cは、埋込絶縁体50と接している。
半導体装置1cの構成でも、埋込絶縁体50の底部エッジP1の近傍で発生した正孔がボディコンタクト領域30cに流入し易い。n+型ソース領域20とp型ボディ領域40とn型ドリフト領域70で構成される寄生npnバイポーラトランジスタがオンし難い。半導体装置1cを用いると、ESD耐量を高くすることができる。
図18に、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1cの要部断面図を示す。図18では、図1に示す半導体装置1と同等の構成要素には、同一番号の符号を付して重複説明を省略する。
半導体装置1cのボディコンタクト領域30cは、ソース領域20と接していない。ボディコンタクト領域30cは、埋込絶縁体50と接している。
半導体装置1cの構成でも、埋込絶縁体50の底部エッジP1の近傍で発生した正孔がボディコンタクト領域30cに流入し易い。n+型ソース領域20とp型ボディ領域40とn型ドリフト領域70で構成される寄生npnバイポーラトランジスタがオンし難い。半導体装置1cを用いると、ESD耐量を高くすることができる。
(第4実施例)
図15に、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1dの要部断面図を示す。図15では、図1に示す半導体装置1と同等の構成要素には、同一番号の符号を付して重複説明を省略する。
半導体装置1dのボディコンタクト領域30dは、ソース領域20と埋込絶縁体50の両者と接していない。半導体装置1dのボディコンタクト領域30dは、浅部ボディコンタクト領域31dと深部ボディコンタクト領域32dを備えている。浅部ボディコンタクト領域31dと深部ボディコンタクト領域32dは連続している。トレンチゲート電極を横断する断面(図15に示す断面)で観測したときに、深部ボディコンタクト領域32dは、浅部ボディコンタクト領域31dと比較して幅が広い。
半導体装置1dの構成でも、埋込絶縁体50の底部エッジP1の近傍で発生した正孔がボディコンタクト領域30dに流入し易い。n+型ソース領域20とp型ボディ領域40とn型ドリフト領域70で構成される寄生npnバイポーラトランジスタがオンし難い。半導体装置1dを用いると、ESD耐量を高くすることができる。
図15に、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1dの要部断面図を示す。図15では、図1に示す半導体装置1と同等の構成要素には、同一番号の符号を付して重複説明を省略する。
半導体装置1dのボディコンタクト領域30dは、ソース領域20と埋込絶縁体50の両者と接していない。半導体装置1dのボディコンタクト領域30dは、浅部ボディコンタクト領域31dと深部ボディコンタクト領域32dを備えている。浅部ボディコンタクト領域31dと深部ボディコンタクト領域32dは連続している。トレンチゲート電極を横断する断面(図15に示す断面)で観測したときに、深部ボディコンタクト領域32dは、浅部ボディコンタクト領域31dと比較して幅が広い。
半導体装置1dの構成でも、埋込絶縁体50の底部エッジP1の近傍で発生した正孔がボディコンタクト領域30dに流入し易い。n+型ソース領域20とp型ボディ領域40とn型ドリフト領域70で構成される寄生npnバイポーラトランジスタがオンし難い。半導体装置1dを用いると、ESD耐量を高くすることができる。
図16から図18を参照して半導体装置1dの製造方法を説明する。
トレンチゲート電極12を形成する工程までは、図5から図10を参照して説明した第1実施例の半導体装置1と同様の工程を行う。
その後に、図16に示すように、ボディ領域40の表面にマスクM11を形成する。マスクM11は、深部ボディコンタクト領域32dを形成する部分に開口を備えている。表面側からp型不純物であるボロンBをイオン注入する。マスクM11の開口からボディ領域40の一部の中間深さに、ボロンBをイオン注入する。熱処理を施すことによってp+型の深部ボディコンタクト領域32dを形成する。マスクM11を除去する。
次に、図17に示すように、ボディ領域40の表面にマスクM12を形成する。マスクM12は、浅部ボディコンタクト領域31dを形成する部分に開口を備えている。表面側からp型不純物であるボロンBをイオン注入する。マスクM12の開口からボディ領域40の一部に、ボロンBをイオン注入する。熱処理を施すことによってp+型の浅部ボディコンタクト領域31dを形成する。マスクM12を除去する。
次に、図18に示すように、ボディ領域40の表面にマスクM13を形成する。マスクM13は、ソース領域20を形成する部分に開口を備えている。表面側からn型不純物であるヒ素Asをイオン注入する。マスクM13の開口から、ボディ領域40の一部にヒ素Asがイオン注入される。熱処置を施すことによってn+型のソース領域20を形成する。マスクM13を除去する。
不純物イオン注入後に熱処理を施す工程は、2回以上の不純物イオン注入についてまとめて行ってもよい。
図15に示すように、ソース領域20とボディコンタクト領域30dが接続するソース電極Sと、ドレイン領域60が接続するドレイン電極Dと、トレンチゲート電極12が接続するゲート電極Gを形成する。
トレンチゲート電極12を形成する工程までは、図5から図10を参照して説明した第1実施例の半導体装置1と同様の工程を行う。
その後に、図16に示すように、ボディ領域40の表面にマスクM11を形成する。マスクM11は、深部ボディコンタクト領域32dを形成する部分に開口を備えている。表面側からp型不純物であるボロンBをイオン注入する。マスクM11の開口からボディ領域40の一部の中間深さに、ボロンBをイオン注入する。熱処理を施すことによってp+型の深部ボディコンタクト領域32dを形成する。マスクM11を除去する。
次に、図17に示すように、ボディ領域40の表面にマスクM12を形成する。マスクM12は、浅部ボディコンタクト領域31dを形成する部分に開口を備えている。表面側からp型不純物であるボロンBをイオン注入する。マスクM12の開口からボディ領域40の一部に、ボロンBをイオン注入する。熱処理を施すことによってp+型の浅部ボディコンタクト領域31dを形成する。マスクM12を除去する。
次に、図18に示すように、ボディ領域40の表面にマスクM13を形成する。マスクM13は、ソース領域20を形成する部分に開口を備えている。表面側からn型不純物であるヒ素Asをイオン注入する。マスクM13の開口から、ボディ領域40の一部にヒ素Asがイオン注入される。熱処置を施すことによってn+型のソース領域20を形成する。マスクM13を除去する。
不純物イオン注入後に熱処理を施す工程は、2回以上の不純物イオン注入についてまとめて行ってもよい。
図15に示すように、ソース領域20とボディコンタクト領域30dが接続するソース電極Sと、ドレイン領域60が接続するドレイン電極Dと、トレンチゲート電極12が接続するゲート電極Gを形成する。
(第5実施例)
図19に、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1eの要部断面図を示す。図19では、図1に示す半導体装置1と同等の構成要素には、同一番号の符号を付して重複説明を省略する。
半導体装置1eのボディコンタクト領域30eは、ソース領域20と埋込絶縁体50の両者と接していない。半導体装置1eのボディコンタクト領域30eは、浅部ボディコンタクト領域31eと深部ボディコンタクト領域32eを備えている。浅部ボディコンタクト領域31eと深部ボディコンタクト領域32eは連続している。トレンチゲート電極を横断する断面(図19に示す断面)で観測したときに、浅部ボディコンタクト領域31eは、深部ボディコンタクト領域32eと比較して幅が広い。半導体装置1eによっても、ESD耐量を高耐量化することができる。
図19に、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1eの要部断面図を示す。図19では、図1に示す半導体装置1と同等の構成要素には、同一番号の符号を付して重複説明を省略する。
半導体装置1eのボディコンタクト領域30eは、ソース領域20と埋込絶縁体50の両者と接していない。半導体装置1eのボディコンタクト領域30eは、浅部ボディコンタクト領域31eと深部ボディコンタクト領域32eを備えている。浅部ボディコンタクト領域31eと深部ボディコンタクト領域32eは連続している。トレンチゲート電極を横断する断面(図19に示す断面)で観測したときに、浅部ボディコンタクト領域31eは、深部ボディコンタクト領域32eと比較して幅が広い。半導体装置1eによっても、ESD耐量を高耐量化することができる。
(第6実施例)
図20に、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1fの要部断面図を示す。図20では、図1に示す半導体装置1と同等の構成要素には、同一番号の符号を付して重複説明を省略する。
半導体装置1fのボディコンタクト領域30fは、ソース領域20と埋込絶縁体50の両者と接していない。半導体装置1fのボディコンタクト領域30fは、トレンチゲート電極を横断する断面(図20に示す断面)で観測したときに、深いほど幅が広くなっている。ボディコンタクト領域30fは、その断面が、下辺が上辺よりも長い台形状に形成されている。半導体装置1fによっても、スナップバック現象が発生する時のドレイン電流値を高くし、ESD耐量を高耐量化することができる。
図20に、トレンチゲート電極12を備えている横型の半導体装置1fの要部断面図を示す。図20では、図1に示す半導体装置1と同等の構成要素には、同一番号の符号を付して重複説明を省略する。
半導体装置1fのボディコンタクト領域30fは、ソース領域20と埋込絶縁体50の両者と接していない。半導体装置1fのボディコンタクト領域30fは、トレンチゲート電極を横断する断面(図20に示す断面)で観測したときに、深いほど幅が広くなっている。ボディコンタクト領域30fは、その断面が、下辺が上辺よりも長い台形状に形成されている。半導体装置1fによっても、スナップバック現象が発生する時のドレイン電流値を高くし、ESD耐量を高耐量化することができる。
なお、第1実施例から第6実施例では、ベース基板80がn型である場合について説明したが、ベース基板80はp型であってもよい。また、半導体基板2がSOI基板であり、SOI基板の活性層にドリフト領域70とボディ領域40の積層構造が形成されていてもよい。
また、第1実施例から第6実施例では、ボディ領域40がドリフト領域70上に積層されている場合について説明したが、ボディ領域40は半導体基板2の浅層に断続的に形成されていてもよい。
また、p型不純物の種類とn型不純物の種類、ゲート絶縁膜14の材料、埋込絶縁体50の材料、トレンチゲート電極12の材料等は、実施例に限定されるものではない。
また、第1実施例から第6実施例では、ボディ領域40がドリフト領域70上に積層されている場合について説明したが、ボディ領域40は半導体基板2の浅層に断続的に形成されていてもよい。
また、p型不純物の種類とn型不純物の種類、ゲート絶縁膜14の材料、埋込絶縁体50の材料、トレンチゲート電極12の材料等は、実施例に限定されるものではない。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1,1b,1c,1d,1e,1f:半導体装置
2:半導体基板
2a:表面
12:トレンチゲート電極
14:ゲート絶縁膜
20:ソース領域
22:底面
24:側面
30,30b,30c,30d,30e,30f:ボディコンタクト領域
31d:浅部ボディコンタクト領域
31e:浅部ボディコンタクト領域
32d:深部ボディコンタクト領域
32e:深部ボディコンタクト領域
40:ボディ領域
50:埋込絶縁体
60:ドレイン領域
70:ドリフト領域
80:ベース基板
D:ドレイン電極
G:ゲート電極
P1:底部エッジ
S:ソース電極
2:半導体基板
2a:表面
12:トレンチゲート電極
14:ゲート絶縁膜
20:ソース領域
22:底面
24:側面
30,30b,30c,30d,30e,30f:ボディコンタクト領域
31d:浅部ボディコンタクト領域
31e:浅部ボディコンタクト領域
32d:深部ボディコンタクト領域
32e:深部ボディコンタクト領域
40:ボディ領域
50:埋込絶縁体
60:ドレイン領域
70:ドリフト領域
80:ベース基板
D:ドレイン電極
G:ゲート電極
P1:底部エッジ
S:ソース電極
Claims (2)
- 半導体基板に、ドレイン領域とドリフト領域とボディ領域とボディコンタクト領域とソース領域とトレンチゲート電極と埋込絶縁体が形成されている半導体装置であり、
ドレイン領域とドリフト領域とソース領域は第1導電型であり、
ボディ領域とボディコンタクト領域は第2導電型であり、
半導体基板の表面に沿って伸びているトレンチゲート電極を横断する断面で観測したときに、トレンチゲート電極とソース領域とボディコンタクト領域と埋込絶縁体とドレイン領域がその順序で配置されており、
ボディ領域は、前記の断面視した状態で、少なくともソース領域とボディコンタクト領域が配置されている範囲における半導体基板の浅層に形成されており、
ドリフト領域は、ボディ領域に接しており、ボディ領域の深層側に形成されており、
トレンチゲート電極は、前記の断面視した状態で、半導体基板の表面からボディ領域を貫通してドリフト領域に達するトレンチ内にゲート絶縁膜で取り囲まれた状態で収容されており、
ソース領域は、ボディ領域の表面に露出しており、ボディ領域内においてゲート絶縁膜を介してトレンチゲート電極と対向する範囲に形成されており、
ボディコンタクト領域は、ボディ領域の表面に露出しており、その不純物濃度がボディ領域の不純物濃度よりも濃く、その最深部がソース領域の最深部よりも深く、
埋込絶縁体は、半導体基板の表面からドリフト領域に至るまで伸びており、その最深部がトレンチゲート電極の最深部よりも浅く、
ドレイン領域は、半導体基板の表面からドリフト領域に至るまで伸びており、その最深部が埋込絶縁体の最深部よりも深いことを特徴とする半導体装置。 - ボディコンタクト領域が、ゲート絶縁膜に近接する範囲外においてソース領域の底面を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
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- 2008-07-07 JP JP2008176806A patent/JP2010016284A/ja active Pending
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