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JP2009187769A - コネクタ - Google Patents

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JP2009187769A JP2008026009A JP2008026009A JP2009187769A JP 2009187769 A JP2009187769 A JP 2009187769A JP 2008026009 A JP2008026009 A JP 2008026009A JP 2008026009 A JP2008026009 A JP 2008026009A JP 2009187769 A JP2009187769 A JP 2009187769A
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Abstract

【課題】シール部材が電線との間を確実に防水することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、コネクタハウジングとシール部材3とリアホルダ4を備えている。コネクタハウジングは、互いに重ねられる複数のプレート状ハウジング14を備えている。プレート状ハウジング14は、端子金具を収容する端子収容溝17を備えている。シール部材3は、内側に電線16が貫通するように形成され且つシール本体20と該シール本体20から電線16の長手方向に突設された筒部21とを備えている。リアホルダ4は、シール部材3の筒部21を挟む複数のホルダ24,25を備えている。複数のホルダ24,25は、互いの間に筒部21を挟んだ際に、当該筒部21を圧縮して該筒部21の内径を縮小させる溝27を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、電線の接続等に使用されるとともに、該電線との間を水密に保つコネクタに関する。
移動体としての自動車には、多種多様な電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器に電力や制御信号などを伝えるために、ワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタとを備えている。電線は、導電性の芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部と、を備えた所謂被覆電線である。
前述したコネクタとして、例えば、コネクタ内に水などの液体が浸入することを防止するために、従来から種々のコネクタが提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に示されたコネクタは、コネクタハウジングと、防水体としてのシール部材などを備えている。コネクタハウジングは、電線が取り付けられた端子金具を収容する端子収容溝が設けられた箱状の第1ハウジングと、内側に第1ハウジングを収容する筒状の第2ハウジングとを備えている。
シール部材は、ゴムなどの弾性材料で構成され且つ板状に形成されている。シール部材には、前述した端子金具に取り付けられる電線を通す貫通孔が複数設けられている。シール部材は、内側に第1ハウジングを収容した第2ハウジング内に圧入されて、第1ハウジングの端子収容部内に収容された端子金具に取り付けられた電線との間を水密に保つ。
前述した構成のコネクタは、以下のように組み立てられる。シールド部材の各貫通孔に電線を通して、この電線の端末に端子金具を取り付ける。そして、第1ハウジングの端子収容部内に電線付きの端子金具を収容して、この第1ハウジングを第2ハウジング内に収容するとともに、該第2ハウジング内にシール部材を圧入する。こうして前述した構成のコネクタが組み付けられて、相手方のコネクタと嵌合する。
前述したように組み立てられたコネクタは、シール部材が電線との間を水密に保って、電線を伝わって第1ハウジングの端子収容部内に水などの液体が浸入することを規制する。
特開平5−152028号公報
しかしながら、前述した特許文献1に示されたコネクタは、シール部材に電線を通すための貫通孔を複数設けているため、電線が引張られたり曲げられたりした場合に、シール部材が弾性変形して貫通孔と電線との間に隙間ができてしまい、この隙間から水などの液体が浸入する虞があった。
また、電線との間を確実に水密に保つために、シール部材の弾性変形量(つぶれ量)を大きくすることが考えられるが、この場合、作業員がシール部材の弾性復元力に抗して、当該シール部材を第2ハウジング内に圧入するため、圧入する際の荷重が大きく、コネクタを組み立てる作業性が低下する傾向であった。
したがって、本発明は、シール部材が電線との間を確実に防水することができるコネクタを提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、端子金具を収容するコネクタハウジングと、弾性材料で構成され且つ前記端子金具に取り付けられた電線が貫通するとともに、前記コネクタハウジングに取り付けられて前記電線との間を水密に保つシール部材と、合成樹脂で構成され且つ前記シール部材に取り付けられるリアホルダと、を備えたコネクタにおいて、前記シール部材は、前記コネクタハウジングに取り付けられるシール本体と、該シール本体から前記電線の長手方向に突出し且つ前記電線の外周に沿う筒状に形成された筒部と、を備え、前記リアホルダは、互いの間に前記筒部を挟む複数のホルダを備え、前記複数のホルダは、前記筒部を挟んだ際に、当該筒部を圧縮して該筒部の内径を縮小させる圧縮部を有していることを特徴とするコネクタである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記複数のホルダは、一端部同士が弾性変形可能な連結部を介して回動自在に連結されるとともに、他端部それぞれに設けられた係止部同士が係合することで互いに固定されることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、リアホルダの複数のホルダが、シール部材のコネクタハウジングに取り付けられるシール本体から電線の長手方向に突出し且つ該電線の外周に沿う筒状の筒部を、互いの間に挟んだ際に、当該筒部を圧縮して該筒部の内径を縮小させる圧縮部を有しているので、シール部材の筒部と電線とを確実に密着させることができる。また、シール部材の筒部を複数のホルダの間に挟むことで該筒部が弾性変形し難くなり、電線との間に隙間が生じることを防止することができる。
請求項2に記載された発明によれば、複数のホルダは、一端部同士が弾性変形可能な連結部を介して回動自在に連結されるとともに、他端部それぞれに設けられた係止部同士が係合することで互いに固定されるので、複数のホルダ同士を互いの間にシール部材の筒部を挟んだ状態で簡単に固定することができる。
以上説明したように、請求項1に記載された発明は、シール部材の筒部と電線とを確実に密着させることができる。また、シール部材の筒部を複数のホルダの間に挟むことで該筒部が弾性変形し難くなり、電線との間に隙間が生じることを防止することができる。このため、シール部材が電線との間をより確実に水密に保つことが可能となる。したがって、コネクタ内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
請求項2に記載された発明は、複数のホルダ同士を互いの間にシール部材の筒部を挟んだ状態で簡単に固定することができるので、複数のホルダ即ちリアホルダをシール部材に簡単に取り付けることができる。このため、組み立て作業を容易に行うことができる。
以下、本発明の一実施形態にかかるコネクタを、図1乃至図7を参照して説明する。本発明の一実施形態にかかるコネクタ1は、図1に示すように、コネクタハウジング2と、シール部材3と、リアホルダ4とを備えている。コネクタハウジング2は、ハウジング本体5と、アウタケース6と、コネクタブロック7とを備えている。
ハウジング本体5は、絶縁性の合成樹脂で構成されている。ハウジング本体5は、コネクタ1が嵌合する相手方のコネクタ(図示せず)の雄端子の雄タブを通す孔12が複数設けられた相対壁10と、該相対壁10の外縁から立設した複数の周壁11とを備えて、筒状に形成されている。ハウジング本体5は、内側にコネクタブロック7を収容する。
アウタケース6は、絶縁性の合成樹脂で構成されて、筒状に形成されている。アウタケース6は、内側にハウジング本体5及びコネクタブロック7などを収容した格好で、該ハウジング本体5と固定される。
コネクタブロック7は、図1及び図2に示すように、複数の雌型の端子金具13(以下雌端子と呼ぶ)と、複数のプレート状ハウジング14と、一つのカバー部材15とを備えている。
雌端子13は、導電性の板金などからなり、図示しない電線接続部と電気接触部とを一体に備えている。電線接続部は、電線16の端末に取り付けられて、該電線16と電気的に接続する。電気接触部は、筒状に形成されており、内側に前述した相手方のコネクタの雄端子の雄タブが侵入することにより、この雄端子と電気的に接続する。
プレート状ハウジング14は、図示例では、コネクタブロック7に四つ設けられている。プレート状ハウジング14は、絶縁性の合成樹脂で構成されており、平板状に形成されている。プレート状ハウジング14には、雌端子13を収容する端子収容溝17が複数形成されている。複数の端子収容溝17は、プレート状ハウジング14の外表面から凹に形成されており、互いに平行に配置されている。そして、複数のプレート状ハウジング14は、互いに平行に重ねられる。
カバー部材15は、絶縁性の合成樹脂で構成されており、平坦な天井壁18と、該天井壁18の互いに相対する外縁から立設した一対の立設壁19とを備えて、コ字状に形成されている。カバー部材15は、天井壁18が複数のプレート状ハウジング14のうち最も上方に位置する一つのプレート状ハウジング14の端子収容溝17を塞ぐように、該プレート状ハウジング14に重ねられるとともに、一対の立設壁19間に複数のプレート状ハウジング14を位置付けて、これらのプレート状ハウジング14と固定される。
このように、前述した構成のコネクタブロック7は、電線16が取り付けられた雌端子13を端子収容溝17に収容した複数のプレート状ハウジング14同士が重ねられるとともに、該複数のプレート状ハウジング14をカバー部材15で覆って、複数のプレート状ハウジング14とカバー部材15とが互いに固定されて、組み立てられる。
シール部材3は、ゴムなどの弾性材料で構成されている。シール部材3は、図1に示すように、複数のプレート状ハウジング14に対応して設けられており、図示例では、一つのコネクタブロック7に四つ設けられている。シール部材3は、周知のモールド成形等によって、前述した雌端子13に取り付けられた電線16が貫通した状態で、該電線16と一体となるように形成されている。シール部材3は、図2又は図3に示すように、シール本体20と、筒部21とを一体に備えている。
シール本体20は、平板状に形成されている。シール本体20は、電線16が取り付けられた雌端子13をプレート状ハウジング14の端子収容溝17内に収容した際に、一方の面22がプレート状ハウジング14と当接する。筒部21は、シール本体20の他方の面23から電線16の長手方向に突出し且つ該電線16の外周に沿った筒状に形成されている。
リアホルダ4は、絶縁性で硬質(殆ど弾性変形しない)な合成樹脂で構成されている。リアホルダ4は、図1に示すように、複数のシール部材3に対応して設けられており、図示例では、一つのコネクタブロック7に四つ設けられている。リアホルダ4は、図4又は図5に示すように、互いの間に前述したシール部材3の筒部21を挟む一対のホルダ24,25と、これら一対のホルダ24,25の長手方向の一端部24a,25a同士を連結する連結部26とを備えている。
一対のホルダ24,25は、それぞれ、棒状に形成されている。一対のホルダ24,25は、互いに平行に重ねられる。また、一対のホルダ24,25には、それぞれ、互いに相対する面24c,25cに複数の溝27が設けられている。
複数の溝27は、それぞれ、前述した一対のホルダ24,25の互いに相対する面24c,25cから凹で且つ断面円弧状に形成されている。複数の溝27は、それぞれ、ホルダ24,25の幅方向に沿って直線状に延在している。複数の溝27は、ホルダ24,25の長手方向に沿って並設されている。これら複数の溝27は、特許請求の範囲に記載の圧縮部に相当する。
連結部26は、帯板状に形成されており、一端が一方のホルダ24の一端部24a側の外表面に連結され且つ他端が他方のホルダ25の一端部25a側の外表面に連結されている。そして、連結部26は、一対のホルダ24,25を回動自在に連結している。
また、一方のホルダ24には、他端部24b側の外表面から突出した矩形状の係止突部30が設けられている。この係止突部30には、フック状のロック突起31が他方のホルダに向かって突出して形成されている。そして、係止突部30は、一対のホルダ24,25の各他端部24b,25b同士を当接させた際に、ロック突起31が他方のホルダ25の後述する係止受け部32のロック孔33に嵌合することで、該係止受け部32と係合する。この係止突部30は、特許請求の範囲に記載の係止部を成している。
さらに、他方のホルダ25には、他端部25b側の外表面から突出した矩形状の係止受け部32が設けられている。この係止受け部32には、前述したロック突起31が嵌合するロック孔33が設けられている。このロック孔33は、係止受け部32の前述した係止突部30と相対する面から凹に形成されている。そして、係止受け部32は、一対のホルダ24,25の各他端部24b,25b同士を当接させた際に、ロック孔33に一方のホルダ25の係合突部30のロック突起31が嵌合して、該係合突部30と係合する。この係合受け部32は、特許請求の範囲に記載の係止部を成している。
前述した構成のコネクタ1は、以下のように組み立てられる。まず、コネクタブロック7が組み立てられるとともに、該コネクタブロック7にシール部材3及びリアホルダ4が組み付けられる。予め雌端子13に取り付けられた複数の電線16に、シール部材3を周知のモールド成形等によって、複数の電線16が貫通した状態で且つ複数の電線16と一体となるように形成して、該シール部材3が取り付けられる。
次に、複数の電線16に取り付けられたシール部材3にリアホルダ4を取り付ける。図4に示すように、リアホルダ4の他方のホルダ25の溝27内にシール部材3の筒部21を位置付けた後、図5に示すように、一方のホルダ24の他端部24bを他方のホルダ25の他端部25bに近づけるように該一方のホルダ24を連結部26によって回動させて、該一対のホルダ24,25双方の溝27で筒部21を挟み込むように、これら一対のホルダ24,25の面24c,25c同士を重ね合わせる。
そして、さらに一対のホルダ24,25の他端部24b,25b同士を近づけて、一方のホルダ24の係止突部30のロック突起31が他方のホルダ25の係止受け部32のロック孔33内に侵入して該ロック孔33に嵌合することで、係止突部30と係止受け部32とが互いに係合する。このとき、一対のホルダ24,25双方の溝27が、互いの間に挟んだシール部材3の筒部21を圧縮して、該筒部21の内径を縮小させる。こうして、複数の電線16に取り付けられたシール部材3にリアホルダ4を取り付ける。
続いて、各プレート状ハウジング14の端子収容溝17内に、シール部材3及びリアホルダ4付きの電線16が取り付けられた雌端子13を圧入して、該雌端子13をプレート状ハウジング14に取り付ける。そして、これらのプレート状ハウジング14同士を互いに近づける方向に加圧して、複数のプレート状ハウジング14を互いに組み付けた後、互いに組み付けられた複数のプレート状ハウジング14にカバー部材15を組み付ける。こうして、コネクタブロック7を組み立てるとともに、該コネクタブロック7にシール部材3及びリアホルダ4を組み付ける。
最後に、コネクタブロック7をハウジング本体5内に挿入した後、該ハウジング本体5をコネクタブロック7、シール部材3及びリアホルダ4とともにアウタケース6内に圧入する。そして、アウタケース6とハウジング本体5が互いに係合するなどして、シール部材3のシール本体20の外周面がアウタケース6の内面に密着するとともに、該シール部材3の筒部21が電線16との間を水密に保って、コネクタ1が組み立てられる。
前述したように組み立てられたコネクタ1は、相手方のコネクタと嵌合して、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成する。
本実施形態によれば、リアホルダ4の一対のホルダ24,25が、シール部材3のコネクタハウジング2に取り付けられるシール本体20から電線16の長手方向に突出し且つ該電線16の外周に沿う筒状の筒部21を、互いの間に挟んだ際に、当該筒部21を圧縮して該筒部21の内径を縮小させる溝27を有している。
このため、シール部材3の筒部21と電線16とを確実に密着させることができる。また、シール部材3の筒部21を一対のホルダ24,25の間に挟むことで該筒部21が弾性変形し難くなり、電線16との間に隙間が生じることを防止することができる。したがって、シール部材3が電線16との間をより確実に水密に保つことが可能となり、コネクタ内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
また、一対のホルダ24,25の一端部24a,25a同士が弾性変形可能な連結部26を介して回動自在に連結されるとともに、他端部24b,25bそれぞれに設けられた係止突部30及び係止受け部32同士が係合することで互いに固定されるので、一対のホルダ24,25同士を互いの間にシール部材3の筒部21を挟んだ状態で簡単に固定することができる。このため、一対のホルダ24,25即ちリアホルダ4をシール部材3に簡単に取り付けることができ、組み立て作業を容易に行うことができる。
本実施形態では、図6及び図7に示すように、コネクタブロック7の複数のプレート状ハウジング14に対して一つのシール部材3’及びリアホルダ4’を取り付けるようにしても良い。なお、図6及び図7おいて、前述した実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図6及び図7に示す場合では、シール部材3’は、一つのコネクタブロック7即ち複数のプレート状ハウジング14に対して一つ設けられている。シール部材3’は、複数のプレート状ハウジング14の端子収容溝17内に収容される雌端子13に取り付けられた複数の電線16が貫通した状態で、該複数の電線16と一体となるように形成されている。
リアホルダ4’は、一つのコネクタブロック7即ち複数のプレート状ハウジング14に対して一つ設けられている。リアホルダ4’は、複数のホルダ35を備えており、図示例では、ホルダ35を五つ備えている。
複数のホルダ35のうちの図7中最も上方(一方の端)に位置する一つのホルダ35(以下、符号35aで示す)は、他のホルダ35と相対する面に複数の溝27が設けられている。また、一つのホルダ35aの他端部37aには、係止突部30が外側に向かって突出して設けられている。
複数のホルダ35のうちの図7中最も下方(他方の端)に位置する他の一つのホルダ35(以下、符号35bで示す)は、他のホルダ35と相対する面に複数の溝27が設けられている。また、他の一つのホルダ35bの他端部37bには、係止受け部32が外側に向かって突出して設けられている。
複数のホルダ35のうちの前述したホルダ35a,35bを除く残りのホルダ35(以下、符号35cで示す)は、互いに相対する面と、前記ホルダ35a,35bと相対する面との双方に、複数の溝27が設けられている。また、これら残りのホルダ35cの他端部37cには、一つのホルダ35a寄りに係止受け部32が外側に向かって突出し且つ他の一つのホルダ35b寄りに係止突部30が外側に向かって突出して設けられている。
また、前述した複数のホルダ35a,35b,35cは、それぞれの一端部36a,36b,36c同士が弾性変形可能な連結部26を介して回動自在に連結されている。
このように、図6又は図7に示す場合では、複数のホルダ35a,35b,35cの一端部36a,36b,36c同士が弾性変形可能な連結部26を介して回動自在に連結されるとともに、他端部37a,37b,37cそれぞれに設けられた係止突部30及び係止受け部32同士が係合することで互いに固定されるので、これら複数のホルダ35a,35b,35cを互いの間にシール部材3の筒部21を挟んだ状態で簡単に固定することができ、複数のホルダ35a,35b,35c即ちリアホルダ4’をシール部材3’に簡単に取り付けることができ、組み立て作業を容易に行うことができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるコネクタの分解斜視図である。 図1に示されたコネクタの断面図である。 図1に示されたコネクタのコネクタブロックの一部を示す斜視図である。 図3に示されたリアホルダをシール部材に取り付ける前の状態を示す斜視図である。 図3に示されたリアホルダの正面図である。 図3に示されたシール部材及びリアホルダの変形例を示す斜視図である。 図6に示されたリアホルダの正面図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 コネクタハウジング
3 シール部材
4 リアホルダ
13 雌端子(端子金具)
16 電線
20 シール本体
21 筒部
24,25 ホルダ
24a,25a 一端部
24b,25b 他端部
26 連結部
27 溝(圧縮部)
30 係止突部(係止部)
32 係止受け部(係止部)

Claims (2)

  1. 端子金具を収容するコネクタハウジングと、
    弾性材料で構成され且つ前記端子金具に取り付けられた電線が貫通するとともに、前記コネクタハウジングに取り付けられて前記電線との間を水密に保つシール部材と、
    合成樹脂で構成され且つ前記シール部材に取り付けられるリアホルダと、を備えたコネクタにおいて、
    前記シール部材は、前記コネクタハウジングに取り付けられるシール本体と、該シール本体から前記電線の長手方向に突出し且つ前記電線の外周に沿う筒状に形成された筒部と、を備え、
    前記リアホルダは、互いの間に前記筒部を挟む複数のホルダを備え、
    前記複数のホルダは、前記筒部を挟んだ際に、当該筒部を圧縮して該筒部の内径を縮小させる圧縮部を有していることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記複数のホルダは、一端部同士が弾性変形可能な連結部を介して回動自在に連結されるとともに、他端部それぞれに設けられた係止部同士が係合することで互いに固定されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
JP2008026009A 2008-02-06 2008-02-06 コネクタ Active JP5227599B2 (ja)

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