JP3691291B2 - 防水コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタハウジングと端子を接続した複数の電線との防水性を向上させた小型で多極の防水コネクタに関する。
【0002】
【先行技術】
この種の防水コネクタを、本出願人は特願平10−60096号において出願した。これを、図6〜図8によって具体的に説明すると、防水コネクタ10のコネクタハウジング11は、複数の端子収容室13を一体形成した合成樹脂製のインナハウジング12と、このインナハウジング12を内部に嵌め込む合成樹脂製のアウタハウジング17と、これらインナハウジング12とアウタハウジング17との間に介在され、該インナハウジング12の各端子収容室13に収容された雌端子14を保持する合成樹脂製のスペーサ28とで構成されている。
【0003】
図6,図7に示すように、インナハウジング12は上下面の後側がそれぞれ開口した箱部12aを有していて、中央の水平壁12bと仕切壁を兼ねた上下の各垂直側壁12cとで形成される空間内に上記各端子収容室13を形成してある。そして、この各端子収容室13内に雌端子14が収容されるようになっている。また、箱部12aの上下面の両側及び中央には係止爪15をそれぞれ一体突出形成してあると共に、その両側中央の前端にはフランジ部16をそれぞれ一体突出形成してある。尚、箱部12aの前壁の各端子収容室13に対向する位置には、図示しない相手側コネクタの雄端子が挿通する矩形の挿通孔12dを形成してある。さらに、雌端子14の箱部14aの後部の両側板部には各一対の圧接刃14b,14bを折り曲げ形成してある。
【0004】
図6,図7に示すように、アウタハウジング17は、略四角筒状の内壁部17aと、この内壁部17aを内包する略四角筒状の外壁部17bと、これら内,外壁部17a,17bの後部を連結した底壁部17cとで正面側が開口した二重の箱状になっている。この底壁部17cの中央は厚肉になっていて、その厚肉部の前側の各端子収容室13に対向する位置には、防水ゴム栓18が圧入等により収容される大径で断面円形のゴム栓収容凹部19をそれぞれ形成してあると共に、該厚肉部の後側には電線20が貫通する小径で断面円形の電線挿通孔21を対応するゴム栓収容凹部19に連通するようにそれぞれ形成してある。この防水ゴム栓18は内,外周面がそれぞれ凹凸状の略円筒状になっていて、内部に電線20が隙間なく貫通されるようになっている。
【0005】
また、アウタハウジング17の内壁部17aの上下壁の前両側には、インナハウジング12の箱部12aの上下面の両側の各係止爪15が係脱される矩形の係止孔22をそれぞれ形成してあると共に、該内壁部17aの上下壁の前側中央には、インナハウジング12の箱部12aの上下面の中央の各係止爪15が係脱される矩形で長尺の係止孔23をそれぞれ形成してある。さらに、アウタハウジング17の内壁部17aの外面側の奥には、環状でゴム製の防水パッキン24を受けるV字状のパッキン受部25を一体突出形成してある。尚、アウタハウジング17の内壁部17aの内面側の前縁の各係止孔22,23に対向する位置にはテーパ面26をそれぞれ形成してある。また、アウタハウジング17の外壁部17bの上下壁の前側には、図示しない相手側コネクタの可撓性係止アームが係脱される係止孔27をそれぞれ形成してある。
【0006】
図6,図7に示すように、スペーサ28は、アウタハウジング17の内壁部17aの内面側に嵌合される略四角筒状の胴体部28aと、この胴体部28aの前端より後方に折れ曲がるように一体形成され、アウタハウジング17の内壁部17aの外面側に嵌合される略四角筒状の鍔部28bと、上記胴体部28aの底壁部28cとで正面側が開口した箱状になっている。
【0007】
そして、スペーサ28の胴体部28aの内部にインナハウジング12の箱部12aが嵌合されるようになっている。このスペーサ28の胴体部28aの上下壁の内面にはインナハウジング12の箱部12aの後端縁及び各端子収容室13に収容された雌端子14の箱部14aの後端縁をそれぞれ係止するリブ状で端子脱落防止用の突起29をそれぞれ一体突出形成してある。
【0008】
また、スペーサ28の胴体部28aと鍔部28bとの連結部の前側のインナハウジング12の各係止爪15とフランジ部16に対向する位置には、切欠部30,31をそれぞれ形成してある。この上下側の各切欠部30,30間のスペーサ28の胴体部28aの上下壁の外面側には、アウタハウジング17の各係止孔23に係脱される係止爪32を一体突出形成してある。さらに、スペーサ28の鍔部28bの先端部は、アウタハウジング17への嵌合完了時に該アウタハウジング17の内壁部17aのパッキン受部25に係止したパッキン24を保持するようになっている。
【0009】
また、スペーサ28の底壁部28cのアウタハウジング17の各電線挿通孔21に対向する位置には電線挿通孔33をそれぞれ形成してある。また、スペーサ28の底壁部28cは、アウタハウジング17への嵌合完了時に該アウタハウジング17の底壁部17cの各ゴム栓収容凹部19に挿入されたゴム栓18を保持するようになっている。そして、図6に示すように、アウタハウジング17の各電線挿通孔21と各ゴム栓18及びスペーサ28の各電線挿通孔33を貫通した各電線20は、インナハウジング12の各端子収容室13に収容された各雌端子14の一対の圧接刃14b,14b間に圧接接続され、各端子収容室13と各電線20とは各ゴム栓18及びパッキン24によりそれぞれシールされるようになっている。
【0010】
上記構成の防水コネクタ10を組み付ける場合には、図8(a)に示すように、まず、コネクタハウジング11の外側を成すアウタハウジング17の底壁部17cの内側の各ゴム栓収容凹部19にコネクタハウジング嵌合方向よりゴム栓18をそれぞれ挿入してセットすると共に、パッキン24をアウタハウジング17の内壁部17aのパッキン受部25に挿入してセットする。
【0011】
その後で、図8(b)に示すように、アウタハウジング17の内壁部17aにスペーサ28の胴体部28aを嵌め込み、アウタハウジング17の内壁部17aの各係止孔23にスペーサ28の胴体部28aの各係止爪32を係止させる。このアウタハウジング17の内壁部17aの各係止孔23とスペーサ28の胴体部28aの各係止爪32との係止により、アウタハウジング17の底壁部17cにより各ゴム栓18が抜け止めされると共に、スペーサ28の鍔部28bの斜めの先端によりパッキン24が抜け止めされ、コネクタハウジング全体の防水性をより一段と向上させることができる。
【0012】
次に、図8(c)に示すように、アウタハウジング17の底壁部17cの各電線挿通孔21より各ゴム栓18とスペーサ28の底壁部28cの各電線挿通孔33に電線20を外側からそれぞれ貫通させる。次に、図8(d)に示すように、各電線20をコネクタハウジング11の内側を成すインナハウジング12の各端子収容室13に収容した雌端子14の一対の圧接刃14b,14bに圧接接続させる。
【0013】
次に、図8(e)に示すように、スペーサ28の胴体部28a内にインナハウジング12を嵌め込み、アウタハウジング17の内壁部17aの各係止孔23にインナハウジング12の箱部12aの各係止爪15を係止させることにより、防水コネクタ10の組み付けが完了する。この際に、スペーサ28の胴体部28aの上下壁の内面に突出した各突起29によりインナハウジング12の箱部12aの後端縁及び各端子収容室13に収容された雌端子14の箱部14aの後端縁がそれぞれロックされ、かつ各突起29が外側に変形することがないので、各端子収容室13からの雌端子14の脱落が確実に防止される。しかも、スペーサ28により各雌端子14の保持と各ゴム栓18の保持が同時にできるため、ゴム栓抜け止め専用部品が必要なく、構成部品の部品点数の削減を図って低コスト化を図ることができる。さらに、スペーサ28が該スペーサ28自身の各係止爪32のアウタハウジング17の各係止孔23への係止とインナハウジング12の各係止爪15のアウタハウジング17の各係止孔23への係止とにより二重にロックされるため、各ゴム栓18及びパッキン24の脱落を確実に防止することができ、防水の信頼性をより一段と向上させることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記先行技術の防水コネクタ10では、図8(b)に示すように、アウタハウジング17のゴム栓収容凹部19に予めゴム栓18が収容されているため、図8(b)〜図8(c)に示す電線20をアウタハウジング17の電線挿通孔21及びスペーサ28の電線挿通孔33に貫通させる電線挿通時と、図8(d)〜図8(e)に示す電線20をスペーサ28の電線挿通孔33及びアウタハウジング17の電線挿通孔21に対して摺動させてインナハウジング12をアウタハウジング17の内部に嵌合されたスペーサ28に嵌め込むハウジング嵌合時に、ゴム栓18と電線20との摺動摩擦により電線20が図9に示すように座屈し易く、ワイヤハーネスの製造に支障を来す虞があった。即ち、電線20の電線挿通作業時及びインナハウジング12をアウタハウジング17側に嵌め込むハウジング嵌合作業時に、ゴム栓18と電線20の摺動摩擦による作業負荷が大きくなって防水コネクタ10の組付作業性が悪くなる虞がある。
【0015】
また、図8(e)に示すように、各ゴム栓18はアウタハウジング17の底壁部17cと各ゴム栓収容凹部19の周りの周壁部17dとで完全に包囲されるように覆われているため、防水コネクタ10の組付時に、ゴム栓18のゴム栓収容凹部19への装着の有無(欠品)をアウタハウジング17の外部から確認することが難しかった。
【0016】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、組付作業性の向上を図ることができる小型で多極の防水コネクタを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、コネクタハウジングに端子収容室と該端子収容室に連通するゴム栓収容室をそれぞれ形成し、このゴム栓収容室に電線挿通孔を形成したゴム栓を圧入により収容自在にすると共に、前記端子収容室に電線を接続した端子を収容自在にして前記端子収容室と前記電線とを前記ゴム栓でシール自在にした防水コネクタにおいて、前記コネクタハウジングに前記ゴム栓収容室を複数形成すると共に、この各ゴム栓収容室に対向する前記リヤホルダの一壁部に電線挿通孔をそれぞれ形成し、このリヤホルダの各電線挿通孔に前記電線の外径よりも大きな内径の電線挿通孔が形成された前記ゴム栓を該リヤホルダの内側に突出するようにそれぞれ一体に形成すると共に、これら各ゴム栓の基端部同士を前記リヤホルダの一壁部の外側に形成された各電線挿通孔に連通する凹状の溝部を介してそれぞれ連結するように一体に形成し、これら各ゴム栓を一体に形成した前記リヤホルダを前記コネクタハウジングのゴム栓収容室側に装着した際に、該各ゴム栓のシール部を前記コネクタハウジングの各ゴム栓収容室の一部で圧縮自在にしたことを特徴とする。
【0018】
この防水コネクタでは、電線の外径よりも大きな内径の電線挿通孔が形成された複数のゴム栓をリヤホルダに一体にそれぞれ突出形成したので、電線を各ゴム栓の電線挿通孔に貫通させて該電線の端部に端子を接続させ、該端子をコネクタハウジングの各端子収容室に収容させた後で、リヤホルダをコネクタハウジングのゴム栓収容室側に嵌め込んで装着する際に、各ゴム栓の電線挿通孔に対する電線の挿通性が良くなって電線の座屈の発生が防止され、防水コネクタの組付作業性が向上する。即ち、ワイヤハーネスの製造が容易となる。また、複数のゴム栓を一体に形成したリヤホルダをコネクタハウジングのゴム栓収容室側に装着した際に、該各ゴム栓のシール部をコネクタハウジングの各ゴム栓収容室の一部で圧縮自在にしたので、各ゴム栓の装着忘れがなくなって、コネクタハウジングの各ゴム栓収容室と各ゴム栓との間、及び、各ゴム栓と電線との間のシールが容易かつ確実に行われてシール性が向上する。特に、複数のゴム栓の基端部同士をリヤホルダの一壁部の外側に形成された各電線挿通孔に連通する凹状の溝部を介してそれぞれ連結するように一体に形成したので、リヤホルダの一壁部に複数のゴム栓がより強固に固着され、複数のゴム栓の電線挿通孔に各電線を貫通させる場合でもリヤホルダから各ゴム栓が抜け落ちて外れることがない。これにより、シール性に優れた多極の防水コネクタが簡単かつ短時間で組み付けられて全体の組付作業性がより一段と向上する。
【0019】
請求項2の発明は、請求項1記載の防水コネクタであって、前記ゴム栓収容室の内径をAとし、前記ゴム栓の電線挿通孔の内径をBとし、前記ゴム栓の前記シール部の外径をCとし、前記電線の外径をDとした場合に、A<C−B+Dの関係を満たすようにそれぞれ形成したことを特徴とする。
【0020】
この防水コネクタでは、コネクタハウジングのゴム栓収容室の内径をAとし、ゴム栓の電線挿通孔の内径をBとし、ゴム栓のシール部の外径をCとし、電線の外径をDとした場合に、A<C−B+Dの関係を満たすようにそれぞれ形成したので、ゴム栓の電線挿通孔に対する電線の挿通性及びシール性が良くなって防水コネクタの組付作業性及び防水性能が向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
図1は本発明の一実施形態の防水コネクタの組み付け前の状態を示す断面図、図2は同防水コネクタに用いられるリヤホルダにゴム栓を一体成形する前の断面図、図3は同ゴム栓を一体成形したリヤホルダの断面図、図4は同リヤホルダの背面図、図5は同防水コネクタの組み付け完了状態を示す断面図である。
【0025】
図1及び図5に示すように、防水コネクタ1のコネクタハウジング2は前後が開口した合成樹脂製の略四角筒状になっていて、前側が図示しない相手コネクタが嵌め込まれるフード部3になっている。また、コネクタハウジング2の中央には複数(上下2段でかつ左右3段)の四角筒状の端子収容室4をそれぞれ一体形成してある。さらに、コネクタハウジング2の後側には各端子収容室4に連通する円筒状のゴム栓収容室5をそれぞれ一体形成してあり、該各ゴム栓収容室5側のコネクタハウジング2の外周部には後述する合成樹脂製のリヤホルダ6を嵌合自在にしてある。
【0026】
コネクタハウジング2のフード部3側の上面には、図示しない相手コネクタの係止孔(係止部)に係脱される係止爪(係止部)3aを一体突出形成してある。また、コネクタハウジング2の各端子収容室4の下側の略中央には、後述する電線8に接続された雌端子(端子)9を係止するランス(可撓性係止腕)4aを一体突出形成してある。さらに、コネクタハウジング2の各端子収容室4と各ゴム栓収容室5との境には仕切壁を兼ねた円板環状のリブ(一部)5aをそれぞれ一体突出形成してあると共に、該コネクタハウジング2の各ゴム栓収容室5側の上下面壁の両側には、係止爪(係止部)5bをそれぞれ一体突出形成してある。
【0027】
図1〜図5に示すように、リヤホルダ6は合成樹脂により有底の略箱形になっていて、その底壁部(一壁部)6aには大径で複数(上下2段でかつ左右3段)の電線挿通孔6bをそれぞれ形成してある。また、このリヤホルダ6の底壁部6aの外側には各電線挿通孔6bを連結するように連通する凹状の溝部6cをそれぞれ形成してある。さらに、リヤホルダ6の周壁部6dのコネクタハウジング2のゴム栓収容室5側の各係止爪5bに対向する位置には、該各係止爪5bを係脱する係止孔(係止部)6eを形成してある。
【0028】
また、図3,図4に示すように、リヤホルダ6の各電線挿通孔6bには電線8の外径Dよりも大きな内径Bの電線挿通孔7aが形成されたゴム栓7を該リヤホルダ6の底壁部6aの内側に突出するようにそれぞれ一体に形成してある。即ち、リヤホルダ6をモールド成形した後、このリヤホルダ6の内,外面側に図示しないゴム成形型を配置して、このゴム成形型のキャビティ内に図示しない溶融ゴム材を流し込んでリヤホルダ6に複数のゴム栓7を一体突出形成する。図3及び図4中、符号Nはゴム材注入口を示し、符号Mはガス抜き口を示す。この際に、各ゴム栓7の基端部7b同士はリヤホルダ6の底壁部6aの外側に形成された各電線挿通孔6bに連通する凹状の溝部6cを介してそれぞれ連結するように一体に形成される。この連結部分を図中符号7cで示す。
【0029】
コネクタハウジング2の各ゴム栓収容室4内に収容されるゴム栓7の電線挿通孔7aの内径Bは電線8の外径Dよりも大きくなっている(B>D)と共に、該各ゴム栓7のシール部7dの外周は凹凸状になっている。そして、図3に示すように、コネクタハウジング2の各ゴム栓収容室5の内径をAとし、各ゴム栓7の電線挿通孔7aの内径をBとし、各ゴム栓7のシール部7dの外径をCとし、電線8の外径をDとした場合に、A<C−B+Dの関係を満たすようにそれぞれ形成されている。
【0030】
さらに、図3に示すように、リヤホルダ6の係止孔6eから各ゴム栓7のシール部7dの先端までの距離Eは、コネクタハウジング2の各リブ(一部)5aから各係止爪5bまでの距離Fより大きくなっている(E>F)。これにより、複数のゴム栓7を一体に形成したリヤホルダ6をコネクタハウジング2の各ゴム栓収容室5側に嵌め込んで装着した際に、各ゴム栓7のシール部7dをコネクタハウジング2の各端子収容室4と各ゴム栓収容室5の一部である仕切壁を兼ねたリブ5aで圧縮するようにしてある。その結果、コネクタハウジング2の各ゴム栓収容室5側にリヤホルダ6を装着した時に、該各ゴム栓収容室5と各ゴム栓7間は隙間なくシールされ、また、各ゴム栓7の電線挿通孔7aと電線8間は隙間なくシールされるようになっている。
【0031】
雌端子9は、相手コネクタの雄端子が挿通して接触する箱部9aと、この箱部9aの後部に一体形成され、電線8を圧着接続する一対の電線接続部9b,9bとを備えている。この雌端子9の箱部9aの後端は該雌端子9がコネクタハウジング2の各端子収容室4に収容される際にランス4aにより係止されるようになっている。
【0032】
以上実施形態の防水コネクタ1を組み付ける場合には、図3に示すように、リヤホルダ6に一体に形成された各ゴム栓7の電線挿通孔7aに電線8をその外側(外部)からそれぞれ貫通させる。次に、図1に示すように、各電線8の端部に雌端子9の一対の電線接続部9b,9bを加締め等により圧着接続させる。
【0033】
そして、図1の矢印で示すように、各電線8に接続された雌端子9をコネクタハウジング2の各端子収容室4内に収容してランス4aで係止させる、次に、リヤホルダ6をコネクタハウジング2の各ゴム栓収容室5側に嵌め込んでコネクタハウジング2の各係止爪5bにリヤホルダ6の係止孔6eを係止させることにより、コネクタハウジング2の各ゴム栓収容室5内にゴム栓7が押圧状態で収容される。これにより、各ゴム栓7で各電線8がシールされた防水コネクタ1の組み付けが完了する。
【0034】
このように、コネクタハウジング2の各ゴム栓収容室5側にリヤホルダ6を嵌め込みにより装着自在にし、このリヤホルダ6に電線8の外径Dよりも大きな内径Cの電線挿通孔7aが形成された複数のゴム栓7を一体に突出形成し、かつ、各ゴム栓収容室5の内径をAとし、各ゴム栓7の電線挿通孔7aの内径をBとし、各ゴム栓7のシール部7dの外径をCとし、電線8の外径をDとした場合に、A<C−B+Dの関係を満たすようにそれぞれ形成したので、電線8を各ゴム栓7の電線挿通孔7aに貫通させて該電線8の端部に雌端子9を接続させ、該雌端子9をコネクタハウジング2の各端子収容室4に収容させた後で、リヤホルダ6をコネクタハウジング2の各ゴム栓収容室5側に嵌め込んで装着する際に、各ゴム栓7の電線挿通孔7aに対する電線8の挿通性及びシール性が良くなって該電線8の座屈の発生を防止することができ、防水コネクタ1の組付作業性及び防水性能を向上させることができる。即ち、各電線8が束ねられて構成されるワイヤハーネスの製造を容易にすることができる。
【0035】
また、各ゴム栓7を一体に形成したリヤホルダ6をコネクタハウジング2の各ゴム栓収容室5側に装着した際に、該各ゴム栓7のシール部7dをコネクタハウジング2の各ゴム栓収容室5の一部であるリブ5aで圧縮自在にしたので、各ゴム栓7の装着忘れを容易かつ確実に検知することができると共に、コネクタハウジング2の各ゴム栓収容室5と各ゴム栓7との間、及び、各ゴム栓7と各電線8との間のシールを容易かつ確実に行うことができてシール性を向上させることができる。
【0036】
さらに、複数のゴム栓7の基端部7b同士をリヤホルダ6の底壁部6aの外側に形成された各電線挿通孔6bに連通する凹状の溝部6cを介してそれぞれ連結するように一体に形成したので、リヤホルダ6の底壁部6aに複数のゴム栓7をより強固に固着することができ、複数のゴム栓7の電線挿通孔7aに各電線8を外部から貫通させる場合でもリヤホルダ6の底壁部6bの大径の各電線挿通孔6bから各ゴム栓7が抜け落ちて外れることがない。これにより、シール性に優れた多極の防水コネクタ1を簡単かつ短時間で組み付けることができて全体の組付作業性をより一段と向上させることができる。即ち、各電線8が束ねられて構成されるワイヤハーネスの製造が容易となって全体の組付作業性がより一段と向上する。
【0037】
尚、前記実施形態によれば、圧着端子に電線を圧着接続する場合について説明したが、端子は圧着端子に限らず、圧接端子に電線を圧接接続する場合にも前記実施形態を適用できることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、コネクタハウジングのゴム栓収容室側にリヤホルダを装着自在にし、このリヤホルダに電線の外径よりも大きな内径の電線挿通孔が形成された複数のゴム栓を一体にそれぞれ突出形成したので、電線を各ゴム栓の電線挿通孔に貫通させて該電線の端部に端子を接続させ、該端子をコネクタハウジングの各端子収容室に収容させた後で、リヤホルダをコネクタハウジングのゴム栓収容室側に嵌め込んで装着する際に、各ゴム栓の電線挿通孔に対する電線の挿通性が良くなって電線の座屈の発生を防止することができ、防水コネクタの組付作業性を向上させることができる。即ち、ワイヤハーネスの製造を容易にすることができる。
【0039】
また、複数のゴム栓を一体に形成したリヤホルダをコネクタハウジングのゴム栓収容室側に装着した際に、該各ゴム栓のシール部をコネクタハウジングの各ゴム栓収容室の一部で圧縮自在にしたので、ゴム栓の装着忘れを容易かつ確実に検知することができると共に、コネクタハウジングの各ゴム栓収容室と各ゴム栓との間、及び、ゴム栓と電線との間のシールを容易かつ確実に行うことができてシール性を向上させることができる。特に、複数のゴム栓の基端部同士をリヤホルダの一壁部の外側に形成された各電線挿通孔に連通する凹状の溝部を介してそれぞれ連結するように一体に形成したので、リヤホルダの一壁部に複数のゴム栓をより強固に固着することができ、複数のゴム栓の電線挿通孔に各電線を貫通させる場合でもリヤホルダから各ゴム栓が抜け落ちて外れることがない。これにより、シール性に優れた多極の防水コネクタを簡単かつ短時間で組み付けることができて全体の組付作業性をより一段と向上させることができる。
【0040】
請求項2の発明によれば、ゴム栓収容室の内径をAとし、ゴム栓の電線挿通孔の内径をBとし、ゴム栓のシール部の外径をCとし、電線の外径をDとした場合に、A<C−B+Dの関係を満たすようにそれぞれ形成したので、ゴム栓の電線挿通孔に対する電線の挿通性及びシール性が良くなって防水コネクタの組付作業性及び防水性能をより一段と向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の防水コネクタの組み付け前の状態を示す断面図である。
【図2】上記防水コネクタに用いられるリヤホルダにゴム栓を一体成形する前の断面図である。
【図3】上記ゴム栓を一体成形したリヤホルダの断面図である。
【図4】上記ゴム栓を一体成形したリヤホルダの背面図である。
【図5】上記防水コネクタの組み付け完了状態を示す断面図である。
【図6】先行技術の防水コネクタの組み付け前の状態を示す断面図である。
【図7】上記先行技術の防水コネクタの組み付け前の状態を一部断面で示す斜視図である。
【図8】(a)は上記先行技術の防水コネクタの組み付け前の状態を示す断面図、(b)は同防水コネクタのアウタハウジングにスペーサを嵌合した状態を示す断面図、(c)は同アウタハウジングとスペーサに電線を貫通させた状態を示す断面図、(d)は同電線をインナハウジングの端子収容室に収容された端子に接続した状態を示す断面図、(e)は同防水コネクタの組み付け完了状態を示す断面図である。
【図9】上記先行技術の防水コネクタのインナハウジングをアウタハウジングの内部に嵌合されたスペーサに嵌め込む前の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 防水コネクタ
2 コネクタハウジング
4 端子収容室
5 ゴム栓収容室
5a リブ(一部)
6 リヤホルダ
6a 底壁部(一壁部)
6b 電線挿通孔
6c 凹状の溝部
7 ゴム栓
7a 電線挿通孔
7b 基端部
7d シール部
8 電線
9 雌端子(端子)
Claims (2)
- コネクタハウジングに端子収容室と該端子収容室に連通するゴム栓収容室をそれぞれ形成し、このゴム栓収容室に電線挿通孔を形成したゴム栓を圧入により収容自在にすると共に、前記端子収容室に電線を接続した端子を収容自在にして前記端子収容室と前記電線とを前記ゴム栓でシール自在にした防水コネクタにおいて、
前記コネクタハウジングに前記ゴム栓収容室を複数形成すると共に、この各ゴム栓収容室に対向する前記リヤホルダの一壁部に電線挿通孔をそれぞれ形成し、このリヤホルダの各電線挿通孔に前記電線の外径よりも大きな内径の電線挿通孔が形成された前記ゴム栓を該リヤホルダの内側に突出するようにそれぞれ一体に形成すると共に、これら各ゴム栓の基端部同士を前記リヤホルダの一壁部の外側に形成された各電線挿通孔に連通する凹状の溝部を介してそれぞれ連結するように一体に形成し、これら各ゴム栓を一体に形成した前記リヤホルダを前記コネクタハウジングのゴム栓収容室側に装着した際に、該各ゴム栓のシール部を前記コネクタハウジングの各ゴム栓収容室の一部で圧縮自在にしたことを特徴とする防水コネクタ。 - 請求項1記載の防水コネクタであって、
前記ゴム栓収容室の内径をAとし、前記ゴム栓の電線挿通孔の内径をBとし、前記ゴム栓の前記シール部の外径をCとし、前記電線の外径をDとした場合に、A<C−B+Dの関係を満たすようにそれぞれ形成したことを特徴とする防水コネクタ。
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