JP2009173217A - 自動二輪車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前輪18を操舵自在に支持するヘッドパイプ12から後斜め下方に延びるメインフレーム13を備える自動二輪車10において、メインフレーム13に車体を持ち上げるためのグリップ部36が設けられる。一方の手でグリップ部36を掴んで持ち上げることで、車体前部が持ち上げやすくなるとともに車体前部が安定し、車体後部も他方の手で支えること安定する。
【選択図】図1
Description
自動二輪車の車体フレームFは、前部フレームFfと後部フレームFrとからなり、後部フレームFrを構成する左右一対のシートレール11,11の後端に車幅方向に延びるようにテールフレーム13が渡されて取付けられ、このテールフレーム13の左右の側壁にグラブレールGが取付けられている。グラブレールGは、平面視が前方に開いたコの字形の部材であり、シートSの後端部を、後ろ及び左右から囲むように配置されている。
本発明の目的は、自動二輪車の車体前部を容易に且つ安定に持ち上げられるようにすることにある。
グリップ部を掴んで持ち上げることで車体前部が持ち上げやすくなるとともに車体前部が安定し、更に、車体後部も他方の手で支えることで安定する。
また、剛性の高いメインフレームにグリップ部が設けられることで、車体を持ち上げたときに作用する荷重による車体の変形が抑えられる。
作用として、グリップ部がメインフレームに沿うことで、グリップ部がメインフレームの車幅方向に突出しにくくなる。
また、車体後部を持ち上げるときは、シートの下部に設けられた後部グリップ部を、例えば、一方の手で握って行う。持ち上げるときに他方の手ではグリップ部又は車体前部の他の部分を支える。
後部グリップ部を掴んで持ち上げることで車体後部が持ち上げやすくなるとともに車体後部が安定し、更に、車体前部も他方の手で支えることで安定する。
作用として、グリップ部がメインフレームにおけるヘッドパイプの直後に設けられることで、自動二輪車の車体前部が持ち上げやすくなる。
また、一人がメインフレーム側のグリップ部を掴み、もう一人が後部グリップ部を掴んで二人で自動二輪車全体を安定に持ち上げることもできる。
図1は本発明に係る自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、骨格となる車体フレーム11(ヘッドパイプ12、ヘッドパイプ12から後方斜め下方に延びるメインフレーム13、メインフレーム13の後端から一体に後方斜め上方に延びるリヤフレーム14、メインフレーム13の後端から一体に下方に延びるピボットプレート16からなる。)が車体中央に配置され、ヘッドパイプ12に操舵自在にフロントフォーク17が取付けられ、フロントフォーク17の下端に前輪18、上端にバーハンドル21がそれぞれ取付けられ、メインフレーム13にエンジン22が取付けられ、エンジン22に備えるシリンダヘッド23の上部に吸気装置(キャブレタ、エアクリーナ等からなる。不図示。)、下部に排気装置26がそれぞれ接続され、リヤフレーム14にシートポスト27を介してシート28が取付けられ、ピボットプレート16にピボット軸31を介してスイングアーム32が上下スイング自在に取付けられ、スイングアーム32の後端に後輪33が取付けられ、スイングアーム32とリヤフレーム14とにリヤクッションユニット34が渡されて取付けられている。なお、符号35はフロントフォーク17に取付けられたヘッドランプである。
グリップ部36は、例えば、車体前部を右又は左に移動させて方向を大きく転換させたり、大きい段差を乗り越えたりするときに使用する部分であり、メインフレーム13のヘッドパイプ12に近い上面に設けられた前部脚部36aと、この前部脚部36aの後方でメインフレーム13の上面に設けられた後部脚部36bと、これらの前部脚部36a及び後部脚部36bのそれぞれの上端を繋ぐ把持部36cとからなる。
ドライブシャフト57は、その後端が、スイングアーム32の後端に一体に形成されたギヤケース61内のギヤを介して後輪33に連結され、車軸62はギヤケース61に片持ちばり状に取付けられて後輪33を回転自在に支持する。
図中の符号71はフロントフォーク17の上部に取付けられたメータ、72,72はシート28の後部に設けられたウインカである。
(a)はシート28及びシート28周りの平面図であり、シート28の下部を構成するシートフレーム53の後部に後部グリップ部54が取付けられていることを示している。
後部グリップ部54は、シートフレーム53の側面53a,53aに取付けられたストレート部54a,54aと、これらのストレート部54a,54aの後端を一体に繋ぐ円弧部54bとからなる。
このように、後部グリップ部54をU字形状にすることで、後部グリップ部54に手が掛けられる範囲を広くすることができ、使い勝手を向上させることができる。
例えば、自動二輪車10を掴んで階段75を昇る場合は、グリップ部36を一方の手で握って車体前部を持ち上げ、前輪18を階段75から浮かせた状態にして、上の段に移動させる。このとき、後輪33は接地した状態にあり、他方の手を後部グリップ部54又は他の車体後部の部分に掛けて車体が左右に振れないように支える。このとき、バーハンドル21及び前輪18が左右に振れないようにハンドルロックされている。
また、一人がメインフレーム13側のグリップ部36を掴み、もう一人が後部グリップ部54を掴んで二人で自動二輪車全体を安定に持ち上げることもできる。
(a),(b)において、メインフレーム13の前部上部に一体に、把持部81aが車幅方向に延びるようにグリップ部81が設けられたことを示している。
ヘッドランプ35は、光源としての3個のLED95が縦に並べて設けられている。
Claims (5)
- 前輪を操舵自在に支持するヘッドパイプから後斜め下方に延びるメインフレームを備える自動二輪車において、
前記メインフレームに車体を持ち上げるためのグリップ部が設けられていることを特徴とする自動二輪車。 - 前記グリップ部は、前記メインフレームに沿って設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
- 請求項1又は請求項2に記載の自動二輪車は、運転者が着座するシートを備え、このシートは、前記メインフレームの後端から後方斜め上方に延びるリヤフレームにシートポストを介して取付けられ、前記シートの下部に後部グリップ部が設けられていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項3に記載の自動二輪車は、エンジンと、このエンジンに接続された排気管及びマフラとを備え、これらの排気管及びマフラは、前記リヤフレームの下方に配置されることを特徴とする自動二輪車。
- 前記グリップ部は、前記ヘッドパイプの直後に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の自動二輪車。
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