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JP2009127442A - 排ガス浄化装置 - Google Patents

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JP2009127442A
JP2009127442A JP2007300424A JP2007300424A JP2009127442A JP 2009127442 A JP2009127442 A JP 2009127442A JP 2007300424 A JP2007300424 A JP 2007300424A JP 2007300424 A JP2007300424 A JP 2007300424A JP 2009127442 A JP2009127442 A JP 2009127442A
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Masatoshi Tamai
正俊 玉井
Yasutoshi Ueda
泰稔 上田
Katsuhisa Kojima
勝久 小嶋
Masaya Kato
雅也 加藤
Morio Kagami
守男 加賀見
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Environmental Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Environmental Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】集塵フィルタ装置を高温にすることなく、かつ捕集効率の低下を最小限に抑えて、PMの除去が可能であり、耐久性の向上を図るとともに、電極の再生を行うことが可能な排ガス浄化装置を提供することにある。
【解決手段】外殻1内に沿って配置され、集塵極及び集塵フィルタ層からなる集塵フィルタ装置2と、集塵フィルタ装置2の内側に形成され、PMを含む排ガスが流れる排ガス通路7と、排ガス通路7を横切る方向に互いに先端を離した状態で設置され、電圧が印加されたときに集塵フィルタ装置2との間に排ガス流と直交する方向に2次流れを誘起形成するイオン風30を発生させる放電電極40とを備えた排ガス浄化装置50において、集塵フィルタ装置2と外殻1との間には、酸化触媒11を塗布したヒータ10が設けられ、ヒータ10を加熱することにより、集塵フィルタ装置2で捕集した排ガス中PMを燃焼させるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン等の排ガス中に含まれる粒子状物質(パティキュレートマター、以下PMという)などの除去を行う排ガス浄化装置に関する。
図6は、特許文献1(WO2005/021161号公報)に開示された電気式集塵装置の例を示す概略断面図である。
図6において、集塵装置100は、筒状の外殻1と、放電極主部4及び放電極放電部3からなる放電電極40と、集塵極及び集塵フィルタ層からなる集塵フィルタ装置2とを備えている。放電電極40は、高圧導線5a及び碍子5を介して高電圧発生装置20に接続されている。また、碍子5は、碍子室6内に収納されている。
上記外殻1は筒状に形成され、その内部はPMを含む排ガスが流れる排ガス通路7となっており、排ガスは、排ガス通路7を放電電極40に沿って、図6中の矢印のように流れるようになっている。このため、放電電極40は、排ガス通路7の中央を排ガス流の方向に沿って延在する放電極主部4と、該放電極主部4から排ガス通路7を横切って集塵フィルタ装置2の側に向かって延びる刺状に形成された複数の放電極放電部3とから構成されている。
このような集塵装置100においては、高電圧発生装置20からの高電圧を、高圧導線5aを介して放電電極40に印加すると、放電極主部4及び複数の放電極放電部3から集塵フィルタ装置2の集塵極に向けて飛び出すイオンに誘起されたイオン風が生じる。これによって、排ガス流中に含まれるPMの大部分は集塵極を通り、該PMはガスとともに集塵極の外側に配置された集塵フィルタ層に導かれ、該集塵フィルタ層にてPMの大部分が捕集され、浄化ガスになる。
WO2005/021161号公報
一般に、ディーゼルエンジン等の排ガス中のPMを除去して浄化処理を行うには、黒煙除去装置であるディーゼルパティキュレートフィルタ(以下、DPFという)が利用されている。しかしながら、かかるDPFには、次のような問題点がある。
すなわち、経時的に、DPFでは、フィルタの目詰まりによる圧力損失が上昇し、定期的に目詰まりの除去再生を行わないと、フィルタの目詰まりにより排気側に負荷が掛かり燃料消費率が上昇するとともに、エンジン出力の低下を来たす、などの悪影響を及ぼすことになる。しかも、このフィルタの目詰まりがさらに進行すると、エンジン停止の事態が発生するおそれがある。
そこで、先行技術として、上記特許文献1のような、PMを低圧力損失で処理可能な電気式集塵装置が採用されている。しかしながら、この電気式集塵装置には、電極の再生について次のような問題がある。
すなわち、上記電気式集塵装置100においては、集塵フィルタ装置2にて捕集されたPMは、定期的に除去して集塵フィルタ装置2を再生する必要がある。この再生の手段としては、通常次のような方法が用いられている。
集塵フィルタ装置2の多孔質部にヒータを設け、捕集したPMを当該ヒータの加熱により燃焼焼却して電極の再生を実施しているが、PMを燃焼させるには500℃以上の高温にする必要があり、装置の耐久性に問題がある。また、このようなPMが集塵フィルタ装置2の集塵極や集塵フィルタ層に付着すると、捕集効率の低下が避けられなくなる。その結果、下流側に位置する碍子5の表面が残存PMで経時的に汚れてしまい、絶縁が保持できなくなって、所定の電圧を安定して印加できなくなる。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、集塵フィルタ装置を高温にすることなく、かつ捕集効率の低下を最小限に抑えて、PMの除去が可能であり、耐久性の向上を図るとともに、電極の再生を行うことが可能な排ガス浄化装置を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、筒形状をなす外殻と、前記外殻内に沿って配置され、集塵極及び集塵フィルタ層からなる集塵フィルタ装置と、前記集塵フィルタ装置の内側に形成され、粒子状物質を含む排ガスが流れる排ガス通路と、前記排ガス通路中に該排ガス通路を横切る方向に互いに先端を離した状態で設置され、電圧が印加されたときに前記集塵フィルタ装置との間に前記排ガス流と直交する方向に2次流れを誘起形成するイオン風を発生させる放電電極とを備えた排ガス浄化装置において、前記集塵フィルタ装置と前記外殻との間には、酸化触媒を塗布したヒータが設けられ、前記ヒータを加熱することにより、前記集塵フィルタ装置で捕集した前記排ガス中の粒子状物質を燃焼させるように構成されている。
本発明において、前記集塵フィルタ装置は、横断面形状が円形または多角形の筒状体であることが好ましい。
また、本発明は、筒形状をなす外殻と、前記外殻内に沿って配置され、集塵極及び集塵フィルタ層からなる集塵フィルタ装置と、前記集塵フィルタ装置の内側に形成され、粒子状物質を含む排ガスが流れる排ガス通路と、前記排ガス通路中に該排ガス通路を横切る方向に互いに先端を離した状態で設置され、電圧が印加されたときに前記集塵フィルタ装置との間に前記排ガス流と直交する方向に2次流れを誘起形成するイオン風を発生させる放電電極とを備えた排ガス浄化装置において、前記集塵フィルタ装置と前記外殻との間には、空間部が設けられ、前記空間部には、前記集塵フィルタ装置の上流側から下流側に向けて圧縮空気を噴出させる噴出ノズルが設けられている。
本発明において、前記集塵フィルタ装置は、横断面形状が円形または多角形の筒状体であり、前記噴出ノズルは、前記空間部の周方向に間隔を置いて複数個配設されていることが好ましい。
さらに、本発明は、筒形状をなす外殻と、前記外殻内に沿って配置され、集塵極及び集塵フィルタ層からなる集塵フィルタ装置と、前記集塵フィルタ装置の内側に形成され、粒子状物質を含む排ガスが流れる排ガス通路と、前記排ガス通路中に該排ガス通路を横切る方向に互いに先端を離した状態で設置され、電圧が印加されたときに前記集塵フィルタ装置との間に前記排ガス流と直交する方向に2次流れを誘起形成するイオン風を発生させる放電電極とを備えた排ガス浄化装置において、前記集塵フィルタ層が、酸化触媒を塗布したヒータで構成され、前記ヒータを加熱することにより、前記集塵フィルタ層で捕集した前記排ガス中の粒子状物質を燃焼させるように構成されている。
本発明において、前記集塵フィルタ装置は、横断面形状が円形または多角形の筒状体であることが好ましい。
上述の如く、本発明に係る排ガス浄化装置は、筒形状をなす外殻と、前記外殻内に沿って配置され、集塵極及び集塵フィルタ層からなる集塵フィルタ装置と、前記集塵フィルタ装置の内側に形成され、粒子状物質を含む排ガスが流れる排ガス通路と、前記排ガス通路中に該排ガス通路を横切る方向に互いに先端を離した状態で設置され、電圧が印加されたときに前記集塵フィルタ装置との間に前記排ガス流と直交する方向に2次流れを誘起形成するイオン風を発生させる放電電極とを備えたものであって、前記集塵フィルタ装置と前記外殻との間には、酸化触媒を塗布したヒータが設けられ、前記ヒータを加熱することにより、前記集塵フィルタ装置で捕集した前記排ガス中の粒子状物質を燃焼させるように構成され、具体的には、前記集塵フィルタ装置は、横断面形状が円形または多角形の筒状体であるので、ヒータの表面に塗布した酸化触媒の作用により、排ガス中のNOが酸化してNOとなり、このNOがPMと接触すると、燃焼開始温度が250〜350℃となる。
したがって、PMを燃焼させるのに500℃以上の高温にする必要がある従来技術に比べて、約250〜150℃低い温度でPMを完全燃焼させことができる。これにより、装置の耐久性が向上し、PMが低温でも完全燃焼させることが可能になるので、残存PMは少なく、捕集効率の低下を防止できるとともに、電極を再生することができる。
また、本発明は、上記排ガス浄化装置において、前記集塵フィルタ装置と前記外殻との間には、空間部が設けられ、前記空間部には、前記集塵フィルタ装置の上流側から下流側に向けて圧縮空気を噴出させる噴出ノズルが設けられ、具体的には、前記集塵フィルタ装置は、横断面形状が円形または多角形の筒状体であり、前記噴出ノズルは、前記空間部の周方向に間隔を置いて複数個配設されているので、汎用の噴出ノズルから圧縮空気を噴出するのみで、集塵フィルタ装置に付着したPMを簡単に除去できるとともに、燃焼させることなく集塵フィルタ装置の電極再生が可能となる。
さらに、本発明は、上記排ガス浄化装置において、前記集塵フィルタ層が、酸化触媒を塗布したヒータで構成され、前記ヒータを加熱することにより、前記集塵フィルタ層で捕集した前記排ガス中の粒子状物質を燃焼させるように構成され、具体的には、前記集塵フィルタ装置は、横断面形状が円形または多角形の筒状体であるので、集塵フィルタ層を構成するヒータの表面に塗布した酸化触媒の作用により、排ガス中のNOが酸化してNOとなり、このNOがPMと接触すると、燃焼開始温度が250〜350℃となる。よって、上記発明と同様、PMを燃焼させるのに500℃以上の高温にする必要がある従来技術に比べて、約250〜150℃低い温度でPMを完全燃焼させことができる。これにより、装置の耐久性が向上し、PMが低温でも完全燃焼させることが可能になるので、残存PMは少なく、捕集効率の低下を防止できるとともに、電極を再生することができる。
以下、本発明に係る排ガス浄化装置について、図面を参照しながら、その実施形態に基づき詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1(A)は本発明の第1実施形態に係る排ガス浄化装置を示す概略断面図、(B)は(A)におけるZ部拡大図である。図2は集塵フィルタ装置の第1例を示す図1のA矢視図、図3は集塵フィルタ装置の第2例を示す図1のA矢視図である。
図1〜図3において、本実施形態の排ガス浄化装置50は、筒状の外殻1と、放電極主部4及び放電極放電部3からなる放電電極40と、集塵極2a及び集塵フィルタ層2bからなる集塵フィルタ装置2とを備えている。そして、放電電極40は、碍子室6内に配置された高圧導線5a及び碍子5を介して図示しない高電圧発生装置(図6参照)に接続されている。なお、集塵極2aは、PMを通過させる開口を備えた導電性の金網などの導電性素材で形成され、集塵フィルタ層2bは、積層した金網、ポーラスなセラミックスなどの通気性を有する素材で形成されている。
上記外殻1は、横向きに配置する円筒状に形成されている。外殻1の内部は、PMを含む排ガスが矢印のように流れる排ガス通路7となっており、該排ガス通路7の中央部には、放電電極40が配置されている。この放電電極40は、排ガス通路7の中央に位置し、排ガス通路7の軸方向に沿って延在する放電極主部4と、該放電極主部4から排ガス通路7を横切って集塵フィルタ装置2の側に向かって延びる刺状に形成された複数の放電極放電部3とから構成されている。
これら放電極放電部3は、図1に示すように、上流側から下流側にかけて、放電極主部4の軸心方向に沿って一定の間隔を置いて設けられ、かつ放電極主部4の軸心方向の同一位置では、図2及び図3に示すように、互いに先端を離した状態で放電極主部4の外周面に一定の間隔を開けて放射状に配置されている。本実施形態では、同一位置で4つの放電極放電部3が設けられており、90度間隔に配置されている。
このような排ガス浄化装置50においては、図示しない高電圧発生装置からの高電圧を、高圧導線5aを介して放電電極40に印加することで、放電極主部4及び複数の放電極放電部3から外殻1の内側に位置する集塵フィルタ装置2の集塵極2aに向けてイオンが飛び出し、該イオンに誘起されたイオン風30が生じる。このイオン風30によって、排ガス流中に含まれるPMの大部分は集塵極2aを通り、ガスとともに集塵極2aの外側に配置された集塵フィルタ層2bに導かれ、該集塵フィルタ層2bにてPMの大部分が捕集され、浄化ガスとして下流側に導かれることになる。
また、本発明の第1実施形態に係る排ガス浄化装置50において、集塵フィルタ装置2の外周と外殻1の内周との間には、図1及び図2に示すように、図示しない電源に接続されたヒータ10が設けられている。このため、集塵フィルタ装置2は、横断面形状が円形の筒状体であり、外殻1の内周との間に空間を形成して配置されている。あるいは、集塵フィルタ装置2は、図3に示すように、横断面形状が多角形(本実施形態では四角形)の筒状体であり、角部を除き外殻1の内周との間に空間を形成して配置されている。
一方、上記ヒータ10は、軸方向長さが集塵フィルタ装置2とほぼ同じ大きさのロッド状部材を用いて形成され、集塵フィルタ装置2の外周に沿って間隔を置いて複数本配置されている。また、ヒータ10の外表面には、酸化触媒11が塗布されている。ここで、酸化触媒11の機能とは、白金、パラジウムなどの触媒作用により、排ガス中のNOが酸化してNOとなり、このNOがPMと接触すると、PM中の燃焼温度が250〜350℃の低温となるものである。
このように、第1実施形態の排ガス浄化装置50では、横断面形状が円形または多角形の筒状体の集塵フィルタ装置2と円筒状の外殻1との間であって、集塵フィルタ装置2の外周に沿って間隔を置いて複数本のヒータ10が設けられ、かつ、これらヒータ10の表面に酸化触媒11が塗布されており、ヒータ10を加熱することにより、集塵フィルタ装置2で捕集したPMを燃焼させているため、ヒータ10の表面に塗布した酸化触媒11の作用により、PMは250〜350℃の低温で燃焼する。
したがって、PMを燃焼させるのに500℃以上の高温が必要となる従来技術に比べて、約250〜150℃も低い温度で、排ガス中のPMを完全燃焼させことができる。これにより、排ガス浄化装置50の耐久性が向上し、PMが低温でも完全燃焼でき、捕集効率の低下も防止できることから、残存PMの少ない浄化ガスが得られる。
[第2実施形態]
図4は本発明の第2実施形態に係る排ガス浄化装置を示す概略断面図である。
図4において、本実施形態の排ガス浄化装置50では、横断面形状が円形または多角形の筒状体である集塵フィルタ装置2の外周と、円筒状の外殻1の内周との間に空間部13が設けられている。そして、この空間部13の上流側には、集塵フィルタ装置2の上流側から下流側に向けて圧縮空気14aを噴出させるように構成された複数の噴出ノズル14が設けられている。
また、これら噴出ノズル14は、空間部13の周方向に一定の間隔を置いて配設されており、分配管15、供給管16及び開閉弁17を介して圧縮空気源18に接続されている。なお、分配管15及び供給管16は、連結部材19によって外殻1に取付けられている。
その他の構成は上記第1実施形態と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示されている。
このように、本発明の第2実施形態の排ガス浄化装置50においては、集塵フィルタ装置2と外殻1との間に空間部13が設けられ、この空間部13に複数の噴出ノズル14が周方向に一定の間隔を置いて配設されているため、圧縮空気源18からの圧縮空気14aが、開閉弁17を開くことにより供給管16及び分配管15を通して噴出ノズル14に送られ、該噴出ノズル14から空間部13内に集塵フィルタ装置2の上流側から下流側に向けて均等に噴出されることになる。したがって、本実施形態の排ガス浄化装置50によれば、燃焼させることなく低温のままで、集塵フィルタ装置2にて捕集されたPMを簡単に除去でき、集塵フィルタ装置2の迅速な清掃によって、集塵フィルタ装置2の再生が可能となる。
[第3実施形態]
図5は本発明の第3実施形態に係る排ガス浄化装置を示す概略断面図である。
図5において、本実施形態の排ガス浄化装置50では、集塵極21a及び集塵フィルタ層21bからなる集塵フィルタ装置21を備えており、集塵フィルタ層21bは、酸化触媒を塗布したヒータで構成されている。その他の構成は上記第1実施形態と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示されている。
このように、第3実施形態に係る排ガス浄化装置50では、集塵フィルタ装置21の集塵フィルタ層21bが、酸化触媒を塗布したヒータで構成されており、該ヒータを加熱することにより、集塵フィルタ層21bで捕集した排ガス中のPMを燃焼させているため、当該ヒータの表面に塗布した酸化触媒の作用により、PMは250〜350℃の低温で燃焼し、より簡単な構造で上記第1実施形態と同様の効果が得られる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更及び変形が可能である。
例えば、既述の実施形態では、酸化触媒11がヒータ10のみに塗布されているが、集塵フィルタ装置2の集塵フィルタ層や外殻1の内周面にも塗布することが可能である。
(A)は本発明の第1実施形態に係る排ガス浄化装置を示す概略断面図、(B)は(A)におけるZ部拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る酸化触媒の第1例を示す図1のA矢視図である。 本発明の第1実施形態に係る酸化触媒の第2例を示す図1のA矢視図である。 本発明の第2実施形態に係る排ガス浄化装置を示す概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係る排ガス浄化装置を示す概略断面図である。 従来の電気式集塵装置の例を示す概略断面図である。
符号の説明
1 外殻
2 集塵フィルタ装置
2a 集塵極
2b 集塵フィルタ層
3 放電極放電部
4 放電極主部
5a 高圧導線
7 排ガス通路
10 ヒータ
11 酸化触媒
13 空間部
14 噴出ノズル
14a 圧縮空気
15 分配管
16 供給管
17 開閉弁
18 圧縮空気源
21 集塵フィルタ装置
21a 集塵極
21b 集塵フィルタ層
30 イオン風
40 放電電極
50 排ガス浄化装置

Claims (6)

  1. 筒形状をなす外殻と、前記外殻内に沿って配置され、集塵極及び集塵フィルタ層からなる集塵フィルタ装置と、前記集塵フィルタ装置の内側に形成され、粒子状物質を含む排ガスが流れる排ガス通路と、前記排ガス通路中に該排ガス通路を横切る方向に互いに先端を離した状態で設置され、電圧が印加されたときに前記集塵フィルタ装置との間に前記排ガス流と直交する方向に2次流れを誘起形成するイオン風を発生させる放電電極とを備えた排ガス浄化装置において、
    前記集塵フィルタ装置と前記外殻との間には、酸化触媒を塗布したヒータが設けられ、前記ヒータを加熱することにより、前記集塵フィルタ装置で捕集した前記排ガス中の粒子状物質を燃焼させるように構成されていることを特徴とする排ガス浄化装置。
  2. 前記集塵フィルタ装置は、横断面形状が円形または多角形の筒状体であることを特徴とする請求項1に記載の排ガス浄化装置。
  3. 筒形状をなす外殻と、前記外殻内に沿って配置され、集塵極及び集塵フィルタ層からなる集塵フィルタ装置と、前記集塵フィルタ装置の内側に形成され、粒子状物質を含む排ガスが流れる排ガス通路と、前記排ガス通路中に該排ガス通路を横切る方向に互いに先端を離した状態で設置され、電圧が印加されたときに前記集塵フィルタ装置との間に前記排ガス流と直交する方向に2次流れを誘起形成するイオン風を発生させる放電電極とを備えた排ガス浄化装置において、
    前記集塵フィルタ装置と前記外殻との間には、空間部が設けられ、前記空間部には、前記集塵フィルタ装置の上流側から下流側に向けて圧縮空気を噴出させる噴出ノズルが設けられていることを特徴とする排ガス浄化装置。
  4. 前記集塵フィルタ装置は、横断面形状が円形または多角形の筒状体であり、前記噴出ノズルは、前記空間部の周方向に間隔を置いて複数個配設されていることを特徴とする請求項3に記載の排ガス浄化装置。
  5. 筒形状をなす外殻と、前記外殻内に沿って配置され、集塵極及び集塵フィルタ層からなる集塵フィルタ装置と、前記集塵フィルタ装置の内側に形成され、粒子状物質を含む排ガスが流れる排ガス通路と、前記排ガス通路中に該排ガス通路を横切る方向に互いに先端を離した状態で設置され、電圧が印加されたときに前記集塵フィルタ装置との間に前記排ガス流と直交する方向に2次流れを誘起形成するイオン風を発生させる放電電極とを備えた排ガス浄化装置において、
    前記集塵フィルタ層が、酸化触媒を塗布したヒータで構成され、前記ヒータを加熱することにより、前記集塵フィルタ層で捕集した前記排ガス中の粒子状物質を燃焼させるように構成されていることを特徴とする排ガス浄化装置。
  6. 前記集塵フィルタ装置は、横断面形状が円形または多角形の筒状体であることを特徴とする請求項5に記載の排ガス浄化装置。
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