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JP2009074327A - 強化床材及び強化床材の製造方法 - Google Patents

強化床材及び強化床材の製造方法 Download PDF

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JP2009074327A
JP2009074327A JP2007246557A JP2007246557A JP2009074327A JP 2009074327 A JP2009074327 A JP 2009074327A JP 2007246557 A JP2007246557 A JP 2007246557A JP 2007246557 A JP2007246557 A JP 2007246557A JP 2009074327 A JP2009074327 A JP 2009074327A
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Masaki Fukui
雅基 福井
Morihei Yasui
森平 安井
Terukazu Inoue
輝一 井上
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】 優れた防湿性を維持しつつ、キャスターの使用等に対しても充分な耐傷性と強度を発揮することが出来るとともに、紙間剥離や化粧単板のせん断破壊が生じ難い強化床材を提供する。
【解決手段】 木質基材1の表層部を形成する木質繊維板1aの表面に、耐熱性及び防湿性を有する樹脂シートを芯材として、この上下面に上側紙層と下側紙層を接着剤により積層一体化させた防湿シート状物2を熱硬化性樹脂接着剤4bを介して積層接着していると共に、この防湿シート状物2の表面に、弾性を有する熱硬化性樹脂接着剤4aを介して化粧突板3を積層接着してなり、ワゴン等のキャスターによる荷重がかかっても、紙間剥離や化粧突板3内でのせん断破壊等が発生しない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、防湿性及び耐傷性に優れた強化床材とその製造方法に関するものである。
従来から、床材や化粧板等に防湿性を付与するには、例えば、特許文献1に記載されているように、ポリエチレン等の防湿性を有する熱可塑性樹脂フィルムの上下面に紙を一体化してなる「ポリサンド紙」と称される防湿シートを使用し、この防湿シートを介して木質基材の表面に化粧単板を積層、接着することが行われている。
また、特許文献2には、パーティクルボードや合板等の基材の表面に熱硬化性樹脂含浸紙の積層体を一体に接着してなる化粧板において、上記熱硬化性樹脂含浸紙の積層体の任意の層間に水蒸気透過度の低い樹脂フィルムを介在させることにより、防湿機能を発揮させるように構成した防湿性積層体が記載されている。
特開平10−211674号公報 特開昭61−160248号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の床材や化粧板によれば、木質基材の表面と化粧単板の裏面とに接着される上側紙層と下側紙層が10〜20μmと薄い場合には問題ないが、20μmを超えると、接着剤の浸透していない層が発生する。特に、床材に優れた表面硬度を付与するために木質基材の少なくとも表層部を比重が0.4〜1.0の硬質木質繊維板によって形成し、この硬質木質繊維板の表面に上記防湿シート状物を介して化粧単板を貼着してなる場合において、この床材上でワゴン等のキャスターによる荷重がかかると、接着剤が浸透していない上下紙層で紙間剥離が発生し、化粧単板が剥がれてしまうという問題があった。
なお、上記防湿シートの上下紙間に介在させている樹脂シートは、一般的に熱可塑性樹脂からなり、熱可塑性樹脂フィルムを溶融させるような高温をかけると、防湿性能が低下するので、通常は、冷圧貼着されるの一般的である。この場合、使用される接着剤中に含まれる水分を飛ばす必要があるため、接着剤の塗布量をできる限り少なくし、また、熱圧プレスを行う場合においても水分によるパンクの発生を防止するために接着剤の塗布量を極力絞るのが一般的である。従って、上述したように、20μm以上の厚みを有する紙を使用すると、接着剤の浸透していない層が発生することになる。
このような問題点を無くすために、防湿シートの上下面に紙間強化紙といった紙を使用することも検討されている。紙間強化紙とは、紙に予めラテックスやアクリルエマルジョン等の熱可塑性樹脂を含浸させておくことにより、紙間剥離を低減させた紙である。木質基材が比較的軟らかい合板である場合には、この木質基材上に該防湿シートを介して化粧突板を貼着してなる床板として一定の効果を奏する事ができるものの、上述したように木質基材の表層部が硬質木質繊維板等によって形成されている場合には、この木質基材上に上記防湿シートを介して化粧突板を積層接着してなる床材の該化粧突板上にワゴン等のキャスターによる荷重がかかると、防湿シートにせん断破壊力が激しく作用して、紙間強化紙の程度の強度では、紙間剥離を防ぐことが困難である。
一方、上記特許文献2によれば、熱硬化性樹脂含浸紙の積層体の任意の層間に水蒸気透過度の低い樹脂フィルムを中間層として介在させているので、この中間層によって防湿効果が期待できると共に、紙間剥離の発生を無くすことができるが、熱硬化性樹脂含浸紙の積層体の任意の層間に上記水蒸気透過度の低い樹脂フィルムを中間層として介在させる際に、中間層にクッション的な機能を発揮する層が全く存在しないため、キャスターによる連続的な荷重が作用すると、化粧突板の内部でせん断破壊が生じるといった問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、優れた防湿性を維持しつつ、キャスターの使用等に対しても充分な耐傷性と強度を発揮することが出来るとともに、紙間剥離や化粧単板のせん断破壊が生じ難い強化床材とこの強化床材の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の強化床材は、請求項1に記載したように、少なくとも、表層部が比重0.4〜1.0の硬質木質繊維板からなる木質基材と、熱硬化性樹脂接着剤を含浸硬化させている下側紙層と、耐熱性及び防湿性を有する熱可塑性樹脂シートと、熱硬化性樹脂接着剤を含浸硬化させている上側紙層と、化粧突板とを順次、積層一体化してなる構造を有している。
このように構成した強化床材において、請求項2に係る発明は、上側紙層は30〜50μmの厚みを有していると共に、この上側紙層に含浸硬化されている熱硬化性樹脂接着剤は弾性を有する接着剤であって、この接着剤を該上側紙層の全体に亘って含浸硬化させていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、上記強化床材の製造方法であって、少なくとも表層部が比重0.4〜1.0の硬質木質繊維板からなる木質基材の表面に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して木質基材の表面に耐熱性及び防湿性を有する熱可塑性樹脂シートの上下面に上側紙層と下側紙層を接着剤により積層一体化させた防湿シート状物を載置し、さらに、この防湿シート状物上に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して防湿シート状物の表面に化粧突板を載置することによって、木質基材と防湿シート状物と化粧突板とからなる積層体を形成し、この積層体を熱圧することによって、上記上側紙層及び上記下側紙層それぞれに上記熱硬化性樹脂接着剤を含浸硬化させると共に、これらの熱硬化性樹脂接着剤によって、木質基材の表面に、防湿シート状物を介して化粧突板を積層一体化させることを特徴とする。
請求項4の発明に係る発明は、少なくとも表層部が比重0.4〜1.0の硬質木質繊維板からなる木質基材の表面に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して木質基材の表面に、耐熱性及び防湿性を有する熱可塑性樹脂シートの上下面に上側紙層と下側紙層を接着剤により積層一体化させた防湿シート状物を載置することにより、木質基材と防湿シート状物とからなる中間積層体を形成し、この中間積層体を熱圧することによって防湿シート状物の下側紙層に上記熱硬化性樹脂接着剤を全体に亘って含浸硬化させると共に木質基材表面に防湿シート状物を一体に接着させる第一熱圧工程と、熱圧された中間積層体を冷却する冷却工程と、冷却された中間積層体上に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して中間積層体に化粧突板を載置することにより最終積層体を形成し、この最終積層体を熱圧することによって防湿シート状物の上側紙層に中間積層体上に塗布した上記熱硬化性樹脂接着剤を含浸硬化させると共に防湿シート状物上に化粧突板を一体に接着させる第二熱圧工程とからなることを特徴とする。
さらに、請求項5に係る発明は、請求項3及び請求項4の強化床材の製造方法の発明において、上側紙層は30〜50μmの厚みを有していると共に、この上側紙層に含浸硬化される熱硬化性樹脂接着剤は弾性を有する接着剤であって、この接着剤を上側紙層の全体に亘って含浸硬化させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、木質基材の少なくとも表層部を比重が0.4〜1.0の硬質木質繊維板により形成しているので、この木質基材上に防湿シート状物を介して化粧突板を一体に積層してなる床材に落下物や家具の移動等による凹み等の発生を防止するための強度を付与しておくことができるばかりでなく、木質基材と化粧突板との間に介在する上記防湿シート状物における樹脂シートによって表面から木質基材内に湿気が侵入するのを防止できて寸法安定性を保持し得るものである。さらに、これらの樹脂シートと共に防湿シート状物を形成している上側紙層及び下側紙層には、全体に亘って熱硬化性樹脂を含浸硬化させているので、上記木質基材の表層部に硬質木質繊維板を使用したことによって防湿シート状物にせん断破壊力が集中的に作用した場合も、上下紙層の紙間剥離を防ぐことができる。
さらに、防湿シート状物は、樹脂シートが接着剤により上側紙層及び下側紙層と一体化されているので、樹脂シートとして様々なシートを必要に応じて選定することができる。さらに、樹脂シートと上側紙層に含浸硬化させる接着剤を組み合わせることにより、様々な効果を期待できる。例えば、樹脂シートとして、硬質な樹脂シートを選定した場合は強化層として作用し、軟質な樹脂シートを選定した場合はクッション層として作用する。さらに、突板を熱圧プレスした場合に劣化しないきわめて高い融点を有する硬質な樹脂シートも使用することが出来るため、効率的に生産できる強化床材を提供できる。
また、請求項2の発明によれば、上記防湿シート状物の上側紙層は30〜50μmの厚みを有していると共に上側紙層と上記化粧単板とを接着させている上記熱硬化性樹脂接着剤は弾性を有する接着剤であって、この接着剤を上側紙層の全体に亘って含浸硬化させているので、ワゴンや椅子等のキャスターにより連続的且つ長期的な荷重がかかった場合も、その荷重を弾性的に吸収して上下紙層、化粧単板その他どの部分においても、紙間剥離や層間破壊等のせん断破壊を生じる恐れがない優れた強化床材を提供することができる。
上記強化床材の製造方法としては、請求項3に記載したように、少なくとも表層部が比重0.4〜1.0の硬質木質繊維板からなる木質基材の表面に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して木質基材の表面に耐熱性及び防湿性を有する樹脂シートの上下面に上側紙層と下側紙層を接着剤により積層一体化させた防湿シート状物を載置し、さらに、この防湿シート状物上に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して防湿シート状物の表面に化粧突板を重ねることによって、木質基材と防湿シート状物と化粧突板とからなる積層体を形成し、この積層体を熱圧するものであるから、上側紙層及び下側紙層それぞれに熱硬化性樹脂接着剤を含浸硬化させることができるので、上下紙層の紙間剥離が生じ難い紙層に形成することが出来ると同時に、これらの熱硬化性樹脂接着剤を介して、木質基材、防湿シート状物、化粧突板を強固に積層一体化してなる防湿性及び耐傷性に優れた強化床材を効率よく製造することが出来る。
なお、このように、木質基材と防湿シート状物と化粧突板との積層体を熱圧プレスによって同時に一体に固着する方法によることなく、請求項4に記載したように、まず、少なくとも表層部が比重0.4〜1.0の硬質木質繊維板からなる木質基材の表面に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して木質基材の表面に耐熱性及び防湿性を有する樹脂シートの上下面に上側紙層と下側紙層を接着剤により積層一体化させた防湿シート状物を載置することにより木質基材と防湿シート状物とからなる中間積層体を形成し、この中間積層体を熱圧することによって防湿シート状物の下側紙層に上記熱硬化性樹脂接着剤を全体に亘って含浸硬化させると共に木質基材表面に防湿シート状物を一体に接着させる第一熱圧工程と、熱圧された中間積層体を冷却する冷却工程と、冷却された中間積層体上に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して中間積層体に化粧突板を載置することにより最終積層体を形成し、この最終積層体を熱圧することによって防湿シート状物の上側紙層に中間積層体上に塗布した上記熱硬化性樹脂接着剤を含浸硬化させると共に防湿シート状物上に化粧突板を一体に接着させる第二熱圧工程によって、この強化床材を製造してもよい。
これらの強化床材の製造方法においては、上側紙層を30〜50μmの厚みとし、この上側紙層に含浸硬化される熱硬化性樹脂接着剤を弾性を有する接着剤とし、この接着剤を上側紙層の全体に亘って含浸硬化させることにより、効率的に耐キャスター性に優れた床材を製造することが出来る。
次に、本発明の具体的な実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1は強化床材Aの簡略断面図で、強化床材Aは、一定厚みを有する木質基材1の表面(上面)に防湿シート状物を介して化粧突板3を積層一体化してなる構造を有する。
上記木質基材1としては、合板やパーティクルボード、OSB等の木質板状体1bの表面に比重が0.4〜1.0の硬質な木質繊維板1aを貼着してなる板材が使用されるが、木質基材1の全体を木質繊維板によって形成しておいてもよく、要するに、少なくとも表層部が比重0.4〜1.0の硬質木質繊維板1aからなる木質基材1であればよい。
上記のような硬質木質繊維板1aとしては、一般的な比重0.4〜0.8の中比重木質繊維板(以下、MDFという)や比重0.8〜1.0のハードボード(以下、HDFという)のうち、上述したように比重が0.4〜1.0の木質繊維板を使用する。なお、比重が0.4以下の木質繊維板は、化粧突板3の表面から衝撃を受けた場合には、凹みや傷が生じやすくなって表面からの衝撃を受けた場合には、凹みや傷が生じやすくなって表面の耐傷性の高い床材を得ることができなく、また、比重が1.0を超えるHDFを使用した場合には、湿気によって厚さ方向の膨潤が大きくなるため好ましくない。また、これらのMDFやHDFへの樹脂含浸により、木質繊維板1aの少なくとも表面及び全層が硬質化されている木質基材1を使用してもよい。
また、木質繊維板1aは、使用している結合剤の種類により。例えば該結合剤としてユリアメラミン樹脂を使用したものをUタイプ、メラミン樹脂を使用したものをMタイプ、フェノール樹脂を使用したものがPタイプといわれるが、どのようなタイプであっても使用することが出来る。しかしながら、特に、床材の用途に使用する場合には、上記タイプのうち、のうちUタイプのものは湿気に対して膨れやすいため、避けるべきである。さらに、上記以外に結合剤としては、イソシアネート系化合物や、ポリオール系化合物等の結合剤を使用した硬質木質繊維板も採用できる。なお、好適にはワックス等の撥水剤が内添されている硬質木質繊維板が使用される。
また、上記MDFやHDFは、使用している木質繊維の種類により、針葉樹系と広葉樹系とに分けられるが、一般的には針葉樹系の木質繊維に比べて広葉樹系の木質繊維は、水分に対する寸法安定性に優れているため、広葉樹系の木質繊維からなるMDFやHDFを使用することが望ましい。
木質基材1の表面に防湿シート状物2を介して積層一体化してなる上記化粧突板3としては、天然木質材からなる厚さ0.15〜1.0mm程度の薄い木質突板を使用するが、その樹種は限定されることなく、また、乾燥単板でもよいし、いわゆる濡れ単板であってもよい。ただし、後述するように、本発明の強化床材Aを製造するには、木質基材1上に防湿シート状物2を介して化粧突板3を接着するための熱硬化性樹脂接着剤4aの塗布量を多く必要とするため、好適には0.35〜0.6mm厚程度の化粧突板3が使用される。なお、この化粧突板3の表面に溝加工や浮造り加工、或いは着色や塗装を施してもよい。
化粧突板3を木質基材1の硬質木質繊維1aの表面に一体に積層接着させる上記防湿シート状物2としては、表面処理した樹脂シート2cの上下面に上側紙層2aと下側紙層2bとをサンドイッチ状に接合一体化した3層構造の構造を有する。この貼り合わせには、一般的なドライラミネーターが好適に使用される。上下に接着力改善表面処理された樹脂シート2cに溶剤系の接着剤を塗布し、樹脂シート2cの表面にビニル系接着剤やウレタン系接着剤等の接着剤を塗布し、乾燥させ、溶媒を蒸発させた後に加熱した後に上側紙層2aを積層させ、ニップロールで圧着一体化を行う。さらに、樹脂シート2cの裏面側にも同じ工程で下側紙層2bを積層一体化させる。この場合、接着力改善表面処理とは、樹脂シート2cの接着力改善表面処理として一般的に行われるコロナ放電処理やプラズマ放電処理である。さらに、これらの接着力改善表面処理を行うため、樹脂シートの選択の幅が広くなり、一般的な熱融着で3層構造になっているポリサンド紙に比べると安定的な生産が可能になる。
この防湿シート状物2は、上記木質基材1の木質繊維板1a上に重ね合わせる下側紙層2bを熱硬化性樹脂接着剤によって一体に接着させていると共に、上側紙層2aの上面を化粧突板3の下面に熱硬化性樹脂接着剤4aによって、一体に接着させることにより、木質基材1の木質繊維板1a上に防湿シート状物2を介して化粧突板3が一体に積層接着していると共に、防湿シート状物2の上下紙層2a、2bには、上記熱硬化性樹脂接着剤4a、4bがそれぞれ全体(全層)に亘って含浸硬化されている強化床材Aを構成している。
上記樹脂シート2cとしては、ドライラミネート法により上下紙層2a、2bと積層一体化されるため、高密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリアミド等の150〜200度以上の耐熱温度を有する、耐熱性に優れた樹脂シートの選定が可能である。なお、樹脂シート2cはこれらに限定されるものでなく、化粧突板3を貼着する熱圧プレスの温度(100〜130℃)と圧力(0.8〜1.5MPa)に耐え、接着力改善表面処理により強接着が可能な樹脂シートであれば、どのようなものでも使用できる。
この樹脂シート2cの上下に層着されている上下紙層2a、2bとしては、20〜50μm程度のクラフト紙、薄葉紙、チタン紙等が用いられる。さらに好適には、ラテックスや合成樹脂等を含浸硬化させた紙間強化シート状物が使用される。ただし、この紙間強化シート状物は、上記熱硬化性樹脂接着剤4a、4bの含浸を阻害しない程度に紙間強化されている必要がある。
防湿シート状物2の上下紙層2a、2bに含浸硬化すると共に、この防湿シート状物2を介して木質基材1の木質繊維板1a上に化粧突板3を一体に積層、接着させている上記熱硬化性樹脂接着剤4a、4bとしては、熱硬化特性を有していればどのような接着剤でも使用可能であり、例えば、尿素メラミン系樹脂、ポリエステル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、メラミン系樹脂やイソシアネート系樹脂及びこれらの変性物を単独又は混合した接着剤等が好適に使用できる。
木質基材1の表層部を形成している木質繊維板1a上に防湿シート状物2の下側紙層2bを接着させる熱硬化性樹脂接着剤4bとしては、耐傷性を向上させるために比較的固めの尿素メラミン系樹脂を接着することができ、耐キャスター性を向上させるためには、弾性を有する酢酸ビニル系樹脂やラテックス系樹脂及びこれらの変性物を単独又はメラミン樹脂等と適宜混同した弾性を有する熱硬化性樹脂接着剤を使用することが望ましい。
さらに、防湿シート状物2の上側紙層2aと化粧突板3とを接着させる熱硬化性樹脂接着剤4aとしては、強化床材Aの耐クラック性能と耐キャスター性能を向上させるために、弾性を有する熱硬化性樹脂接着剤を使用することが好ましく、特に、酢酸ビニル系樹脂やラテックス系樹脂に、アクリル系樹脂、メラミン系樹脂やイソシアネート系樹脂及びこれらの変性物を単独又は混合した熱硬化性樹脂を添加した上記接着剤が好適に使用される。この場合、熱硬化性樹脂接着剤4aと熱硬化性樹脂接着剤4bは、同じ組成の接着剤でもよく、別な組成の接着剤でもよい。
次に、上記のように構成した強化床材Aの製造方法について述べる。図2は、その一つの実施例であり、同図(イ)に示すように、表層部に、比重0.4〜1.0の木質繊維板1aを一体に設けている木質基材1の表面にロールコーターによって、熱硬化性樹脂接着剤4bを全面に亘って塗布したのち、耐熱性及び防湿性を有する樹脂シート2cの上下面に上側紙層2aと下側紙層2bを接着剤により積層一体化させた防湿シート状物2を載置する。さらに、この防湿シート状物2の上側紙層2aに熱硬化性樹脂接着剤4aを塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤4aを介して防湿シート状物2上に化粧突板3を積み重ねることによって、木質基材1と防湿シート状物2と化粧突板3とからなる積層体A'を得る。
木質基材1の木質繊維板1aの表面と、防湿シート状物2の上側紙層2aにそれぞれ塗布する上記熱硬化性樹脂接着剤4a、4bの塗布量は、防湿シート状物2a、2bの紙厚によって異なるが、上下紙層2a、2b内に、全体にわたって含浸させ、かつ、木質基材1の木質繊維板1aとの接着及び化粧突板3との接着を全面的に確実に行わせるため、上下紙層2a、2bが、30μm程度の薄葉紙であれば、75g/m2程度、50μm程度のクラフト紙からなる場合は、130g/m2程度の接着剤を塗布する必要がある。
次いで、この積層体A'を熱圧プレス機の上下プレス盤内に挿入して、温度100〜130℃、圧力0.3〜1.5MPaの熱圧条件でもって30〜90秒間、熱圧プレスする。この際、木質基材1の木質繊維板1aの表面、及び、防湿シート状物2の上側紙層2a上に塗布している熱硬化性樹脂接着剤4aの塗布量が多いため、含まれている水分によって、パンクが発生することがある。このパンクを防止するために、熱圧プレスを2段階に分けて行うことも行うことが望ましい。すなわち、最初に温度100〜130℃、圧力0.2〜0.5MPaの熱圧条件でもって10〜30秒程度のプレススケジュールでもってA’を熱圧プレスすることにより、熱硬化性樹脂接着剤4a、4bの接着剤中の水分を水蒸気として飛ばした後、続いて温度100〜130℃、圧力0.8〜1.5MPaの熱圧条件でもって30〜60秒程度のプレススケジュールでもって、A’を熱圧プレスする。
この熱圧プレスによって、熱硬化性樹脂接着剤4a、4bが防湿シート状物2の上下紙層2a、2bに全体(全層)に亘って含浸したのち硬化するとともに、これらの熱硬化性樹脂接着剤4a、4bによって木質基材1の木質繊維板1aの表面に防湿シート状物2を介して化粧突板3が積層接着して図2(ロ)に示すように強化床材を得る。この強化床材Aはこのまま床材として使用してよいが、その表面に浮造り加工や塗装を施すことが好適に行われる。
このような化粧加工において、着色を施す場合に、その着色剤としては特に限定されないが、有機顔料や無機顔料等の顔料系着色剤や、染料系着色剤が好適に使用される。また、塗装による化粧加工の場合においても、その塗装材料は特に限定されないが、熱硬化性樹脂や紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂等の様々な塗料を使用することが出来る。特に、床用の塗装用塗料としては、好適にはVOCの問題が少ない無溶剤系の紫外線硬化型アクリレート樹脂が好適に使用することが出来る。
図3は、本発明の強化床材Aの別な製造方法を示すもので、まず、同図(イ)に示すように、表層部に比重0.4〜1.0の木質繊維板1aを一体に設けている木質基材1の表面にロールコーターによって、熱硬化性樹脂接着剤4bを全面に亘って塗布した後、防湿シート状物2を重ねることにより、木質基材1と防湿シート状物2からなる中間積層体A1を得る。
次いで、この中間積層体A1を熱圧プレス機の上下プレス盤間に挿入して上記実施例における強化床材Aの製造時と同じプレススケジュールでもって熱圧プレスすることにより、熱硬化性樹脂接着剤4bを防湿シート状物2の下側紙層2bの全体(全層)に亘って含浸させるとともに硬化させると共に、この熱硬化性樹脂接着剤4bによって、木質基材1の木質繊維板1aの表面に防湿シート状物2を一体に積層接着する。この熱圧プレスによる木質基材1と防湿シート状物2との接着処理を第一熱圧工程とする。第一熱圧工程後は、熱圧された中間積層体を冷却する冷却工程により、35℃以下、好ましくは30℃以下に中間積層体を冷却養生する。
しかる後、図3(ロ)に示すように、この中間積層体A1における防湿シート状物2の上側紙層2a上にロールコーターによって、熱硬化性樹脂接着剤4aを全面に亘って均一に塗布し、この熱硬化性樹脂接着剤4aを介して化粧突板3を防湿シート状物2上に重ね合わせることにより、最終積層体A’’を形成する。
こうして得られた最終積層体A’’を、上記中間積層体A1に対する熱圧プレス工程として、第二熱圧プレス工程を行うことにより、図3(ハ)に示すように強化床材Aを得ることができる。この場合、第二熱圧プレス工程も上記と同様に、最終積層体A’’を熱圧プレス機の上下プレス盤間に挿入して、上記実施例における強化床材Aの製造時と同じプレススケジュールの条件でもって熱圧プレスすることにより、熱硬化性樹脂接着剤4aを防湿シート状物2の上側紙層2aの全体(全層)に亘って含浸させるとともに硬化させると共に、この熱硬化性樹脂接着剤4aによって、防湿シート状物2の表面に化粧突板3を一体に積層接着する。
得られた強化床材Aは、前記製造方法によって得られた強化床材Aと略同一の物性を有し、その化粧突板3の表面に上記同様に任意の化粧加工を施して優れた外観と安定した品質を有する強化床材を得ることができる。次に、本発明の具体的な実施例を示す。
〔実施例1〕
厚み9mmで5層構成のラワン合板の表面に変性酢酸ビニル系接着剤をロールコーターで65g/m2塗布した。この表面に厚み2.7mmで比重が0.8の木質繊維板を積層し、冷圧プレスにより積層接着し、木質基材を得た。この木質基材の表面に尿素メラミン系樹脂100重量部に対してSBR系樹脂を15重量部添加してなる樹脂固形分率50%の熱硬化性樹脂接着剤をロールコーターにより、75g/m2塗布した。次いで、軟化点130℃の高密度ポリエチレン樹脂シートの上下面にコロナ放電処理を行い、この上下面それぞれに厚さ30μmで目付量30g/m2の薄葉紙をウレタン系接着剤でドライラミネートし積層一体化した3層の防湿シート状物を上記熱硬化性樹脂接着剤の層上に重ねた後、この防湿シート状物上に尿素メラミン系樹脂100重量部に対して、ラテックス系樹脂を50重量部添加してなる樹脂固形分率50%の熱硬化性樹脂接着剤をロールコーターによって、75g/m2塗布した。
しかる後、この熱硬化性樹脂接着剤の層上に化粧突板を載置し、直ちに平板熱圧プレス機により、120℃、0.5MPaの熱圧を15秒間行い、続いて、120℃、0.8MPaの熱圧を45秒間行うプレススケジュールでもって熱圧プレスすることにより、強化床材を得た。こうして得られた強化床材における化粧突板の表面に無機顔料形の水系着色剤で着色した後、ドライヤーで乾燥させ、アクリレート系の紫外線硬化型樹脂で透明塗膜層を化粧突板表面に形成した。
この強化床材に対して、耐キャスター試験を行った。試験の結果、上下紙層での紙間剥離や単板でのせん断破壊等は確認されなかった。また、試験後の試験体の表面観察を行ったが、全く問題なかった。この耐キャスター試験とは、25kgの重りを載せた単輪の鉄キャスターを強化床材の同一箇所を通過するように300mmの距離を往復運動させる試験である。移動スピードは、2秒/一往復である。
〔実施例2〕
上記実施例1の木質基材表面に塗布した熱硬化性樹脂接着剤を赤色に着色し、防湿シート状物上に塗布した熱硬化性樹脂接着剤を青色に着色した以外は、実施例1と全く同じ製法で強化床材を得た。この強化床材を断面観察したところ、防湿シート状物の下側紙層は全体(全層)が赤色であり、上側紙層は全体(全層)が青色に着色されているのが確認できた。
〔比較例〕
上記実施例2の木質基材表面に塗布した熱硬化性樹脂接着剤の塗布量を50g/m2にし、防湿シート状物上に塗布した熱硬化性樹脂接着剤の塗布量を50g/m2にした以外は実施例2と全く同じ方法で強化床材を得、この強化床材に対して耐キャスター試験を行った。試験の結果、表面観察により、一部で単板の浮きが確認された。単板の浮きの部分を切断し、断面観察を行ったところ、下側紙層の一部で紙間剥離し、単板の浮きが発生していることが確認された。この紙間剥離している部分は、防湿シート状物の下側紙層と樹脂シートの界面で、青色になっていない、つまり熱硬化性樹脂接着剤が含浸硬化されていない部分であった。
優れた防湿性を維持しつつ、キャスターの使用等に対しても充分な耐傷性と強度を発揮することが出来るとともに、紙間剥離や化粧単板のせん断破壊が生じ難い強化床材とこの製造方法を提供する。
強化床材の簡略縦断面図 強化床材の製造方法の一例を示す簡略工程図 強化床材の別の製造方法の一例を示す簡略工程図
符号の説明
A 強化床材
1 木質基材
1a 木質繊維板
2 防湿シート状物
2a 上側紙層
2b 下側紙層
2c 樹脂シート
3 化粧突板
4a、4b 熱硬化性樹脂接着剤

Claims (5)

  1. 少なくとも表層部が比重0.4〜1.0の硬質木質繊維板からなる木質基材と、熱硬化性樹脂接着剤を含浸硬化させている下側紙層と、耐熱性及び防湿性を有する樹脂シートと、熱硬化性樹脂接着剤を含浸硬化させている上側紙層と、化粧突板とを順次、積層一体化してなることを特徴とする強化床材。
  2. 上側紙層は30〜50μmの厚みを有していると共に、この上側紙層に含浸硬化されている熱硬化性樹脂接着剤は弾性を有する接着剤であって、この接着剤を上側紙層の全体に亘って含浸硬化させていることを特徴とする請求項1に記載の強化床材
  3. 少なくとも表層部が比重0.4〜1.0の硬質木質繊維板からなる木質基材の表面に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して木質基材の表面に、耐熱性及び防湿性を有する樹脂シートの上下面に上側紙層と下側紙層を接着剤により積層一体化させた防湿シート状物を載置し、さらに、この防湿シート状物上に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して防湿シート状物の表面に化粧突板を載置することによって、木質基材と防湿シート状物と化粧突板とからなる積層体を形成し、この積層体を熱圧することによって、上記上側紙層及び上記下側紙層それぞれに上記熱硬化性樹脂接着剤を含浸硬化させると共に、これらの熱硬化性樹脂接着剤によって、木質基材の表面に、防湿シート状物を介して化粧突板を積層一体化させることを特徴とする強化床材の製造方法。
  4. 少なくとも表層部が比重0.4〜1.0の硬質木質繊維板からなる木質基材の表面に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して木質基材の表面に、耐熱性及び防湿性を有する樹脂シートの上下面に上側紙層と下側紙層を接着剤により積層一体化させた防湿シート状物を載置することにより、木質基材と防湿シート状物とからなる中間積層体を形成し、この中間積層体を熱圧することによって防湿シート状物の下側紙層に上記熱硬化性樹脂接着剤を全体に亘って含浸硬化させると共に木質基材表面に防湿シート状物を一体に接着させる第一熱圧工程と、熱圧された中間積層体を冷却する冷却工程と、冷却された中間積層体上に熱硬化性樹脂接着剤を塗布したのち、この熱硬化性樹脂接着剤を介して中間積層体に化粧突板を載置することにより最終積層体を形成し、この最終積層体を熱圧することによって防湿シート状物の上側紙層に中間積層体上に塗布した上記熱硬化性樹脂接着剤を含浸硬化させると共に防湿シート状物上に化粧突板を一体に接着させる第二熱圧工程とからなることを特徴とする強化床材の製造方法。
  5. 請求項3及び請求項4の強化床材の製造方法の発明において、上側紙層は30〜50μmの厚みを有していると共に、この上側紙層に含浸硬化される熱硬化性樹脂接着剤は弾性を有する接着剤であって、この接着剤を上側紙層の全体に亘って含浸硬化させることを特徴とする強化床材の製造方法
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