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JP2008507853A - 横方向成長活性領域を有する窒化物ベースのトランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

横方向成長活性領域を有する窒化物ベースのトランジスタ及びその製造方法 Download PDF

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JP2008507853A
JP2008507853A JP2007523541A JP2007523541A JP2008507853A JP 2008507853 A JP2008507853 A JP 2008507853A JP 2007523541 A JP2007523541 A JP 2007523541A JP 2007523541 A JP2007523541 A JP 2007523541A JP 2008507853 A JP2008507853 A JP 2008507853A
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Abstract

垂直成長領域と横方向成長領域と融合領域とを有する第1のIII族窒化物層を含む高電子移動度トランジスタ及びその製造方法を提供する。III族窒化物チャネル層が、第1のIII族窒化物層上に設けられ、III族窒化物バリア層が、このIII族窒化物チャネル層上に設けられている。ドレインコンタクトとソースコンタクトとびゲートコンタクトとが、そのバリア層上に設けられている。ゲートコンタクトは、第1のIII族窒化物層の横方向成長領域上のバリア層の一部分上に配置され、そのソースコンタクト及び/又はドレインコンタクトのうちの一方の少なくとも一部分は、第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上のバリア層の一部分上に配置されている。

Description

本発明は、横方向成長活性領域を有する窒化物ベースのトランジスタ及びその製造方法に関し、より詳細には、窒化物ベースの活性層を組み込んだ高電子移動度トランジスタ及びその製造方法並びに半導体デバイス及びその製造方法に関する。
本発明は、高電力用途、高温用途、及び/又は高周波数用途について適したものにすることが可能な半導体材料から形成されるトランジスタに関する。シリコン(Si)やガリウムヒ素(GaAs)などの材料は、より低電力な用途及び(Siの場合における)より低周波数の用途のための半導体デバイスにおいて広範な用途を見出してきている。しかしこれらの、もっとよく知られている半導体材料は、これらの比較的小さなバンドギャップ(bandgap)(例えば、室温においてSiでは1.12eVであり、GaAsでは1.42eV)及び/又は比較的小さな破壊電圧のために、より高電力な用途及び/又は高周波数用途ではあまり適していないこともある。
Si及びGaAsが提示する困難を考慮に入れて、高電力、高温、及び/又は高周波数の用途及びデバイスにおける関心は、炭化ケイ素(室温においてアルファSiCでは2.996eV)やIII族窒化物(例えば、室温においてGaNでは3.36eV)などの大きなバンドギャップの半導体材料へと向かってきている。これらの材料は、一般的にガリウムヒ素及びシリコンに比べてより高い電界破壊強度及びより高い電子飽和速度を有する。
高電力用途及び/又は高周波数用途についての特別に関心のある半導体デバイスは、HEMT(High Electron Mobility Transistor;高電子移動度トランジスタ)であり、このHEMTは、MODFET(modulation doped field effect transistor;変調ドープ電界効果トランジスタ)としても知られている。2DEG(two−dimensional electron gas;2次元電子ガス)が異なるバンドギャップエネルギーを有する2つの半導体材料のヘテロ接合において形成され、またここではバンドギャップの小さい方の材料がより高い電子親和性を有するので、これらのデバイスは、いくつかの状況下で動作上の利点をもたらす可能性がある。この2DEGは、非ドープの(「意図的にドープされていない」)バンドギャップの小さい方の材料における蓄積層であり、例えば、1013キャリア/cmを超える非常に高いシート電子濃度を含む可能性がある。さらに、バンドギャップの大きい方の半導体中で発生する電子は、2DEGに移動し、イオン化された不純物散乱の低下に起因した高電子移動度を可能にする。
高キャリア濃度と高キャリア移動度のこの組合せは、HEMTに非常に大きな相互コンダクタンスをもたらすことが可能であり、高周波数用途ではMESFET(metal−semiconductor field effect transistor;金属半導体電界効果トランジスタ)に優る強力な性能の利点をもたらすこともある。
米国特許第5,192,987号明細書 米国特許第5,296,395号明細書 米国特許第6,316,793号明細書 米国出願第09/904,333号明細書 米国仮出願第60/290,195号明細書 米国特許出願第10/102,272号明細書 米国特許第Re.34,861号明細書 米国特許第4,946,547号明細書 米国特許第5,200,022号明細書 米国特許第6,218,680号明細書 米国特許第5,210,051号明細書 米国特許第5,393,993号明細書 米国特許第5,523,589号明細書 米国特許第5,592,501号明細書 米国特許出願第10/707,898号明細書 米国特許出願第10/102,272号明細書 米国特許第6,706,114号明細書 米国特許第6,686,261号明細書 米国特許第6,621,148号明細書 米国特許第6,608,327号明細書 米国特許第6,602,764号明細書 米国特許第6,602,763号明細書 米国特許第6,586,778号明細書 米国特許第6,582,986号明細書 米国特許第6,570,192号明細書 米国特許第6,545,300号明細書 米国特許第6,521,514号明細書 米国特許第6,489,221号明細書 米国特許第6,486,042号明細書 米国特許第6,462,355号明細書 米国特許第6,380,108号明細書 米国特許第6,376,339号明細書 米国特許第6,261,929号明細書 米国特許第6,255,198号明細書 米国特許第6,177,688号明細書 米国特許第6,051,849号明細書 米国特許出願第10/752,970号明細書 米国特許出願第 号(整理番号第5308−413号)明細書 米国特許出願第 号(整理番号第5308−392号)明細書 米国特許出願第10/617,843号明細書 Shen etal., "High-Power Polarization-Engineered GaN/AlGaN/GaN HEMTs Without Surface Passivation," IEEE Electron Device Letters, Vol.25, No.1, pp. 7-9, January 2004
窒化ガリウム/窒化アルミニウムガリウム(GaN/AlGaN)材料系で製造される高電子移動度トランジスタは、前述の高破壊電界、これらの大きなバンドギャップ、大きな伝導帯オフセット、及び/又は高飽和電子ドリフト速度を含む材料特性の組合せのために、大量のRF(radio frequency;無線周波数)電力を生成してしまう可能性を有する。2DEG中のこれらの電子の主要な部分は、AlGaN中の極性に起因するものである。
GaN/AlGaN系におけるHEMTについては、すでに実証されてきている。AlGaN/GaNのHEMT構造及び製造方法については説明されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。同一出願人による、参照により本明細書に組み込まれているSheppard等に対する特許文献3は、半絶縁性炭化ケイ素基板と、この基板上の窒化アルミニウムバッファ層と、このバッファ層上の絶縁性窒化ガリウム層と、この窒化ガリウム層上の窒化アルミニウムガリウムバリア層と、この窒化アルミニウムガリウム活性構造上のパッシベーション層とを有するHEMTデバイスについて説明している。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、横方向成長活性領域を有する窒化物ベースの高電子移動度トランジスタ及びその製造方法並びに半導体デバイス及びその製造方法を提供することにある。
本発明の実施形態は、垂直成長領域と横方向成長領域と融合領域とを有する第1のIII族窒化物層を含む高電子移動度トランジスタ及び/又は高電子移動度トランジスタの製造方法を提供している。III族窒化物チャネル層が、第1のIII族窒化物層上に設けられ、III族窒化物バリア層が、このIII族窒化物チャネル層上に設けられる。ドレインコンタクトとソースコンタクトとゲートコンタクトとが、このバリア層上に設けられている。このゲートコンタクトは、第1のIII族窒化物層の横方向成長領域上のバリア層の一部分上に配置され、このソースコンタクト及び/又はこのドレインコンタクトのうちの一方の少なくとも一部分は、第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上のバリア層の一部分上に配置されている。
本発明のさらなる実施形態においては、ゲートコンタクトが配置される横方向成長領域は、少なくとも2次元電子ガスの空乏領域が、予想される動作条件の下でゲートコンタクトから延びている限り、ドレインコンタクトに向かって延びている。ゲートコンタクトが配置される横方向成長領域は、電界強度が、少なくとも予想される動作条件の下でゲートコンタクトのドレイン側端部(edge)における電界強度の50%であるポイントまでは、ドレインコンタクトに向かって延びていてもよい。ゲートコンタクトが配置される横方向成長領域は、少なくとも電界強度が、予想される動作条件の下でゲートコンタクトのドレイン側端部における電界強度よりも1桁の大きさだけ小さいポイントまでは、ドレインコンタクトに向かって延びていてもよい。ゲートコンタクトが配置される横方向成長領域は、少なくとも電界強度が予想される動作条件の下でゲートコンタクトのドレイン側端部における電界強度よりも2桁の大きさだけ小さいポイントまでは、ドレインコンタクトに向かって延びていてもよい。
本発明の追加の実施形態においては、ゲートコンタクトが配置される横方向成長領域は、ドレインコンタクトが第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、ドレインコンタクトに向かって延びているが、ドレインコンタクトまで延びてはいない。さらに、ソースコンタクトは、第1のIII族窒化物層の融合領域にまたがって延びるようにバリア層上に配置されて、第1のIII族窒化物層の2つの横方向成長領域間をブリッジすることができる。第1のIII族窒化物層は、半絶縁性であってもよく、あるいは絶縁性であってもよい。
本発明のさらに他の実施形態においては、ゲートコンタクトが設けられる横方向成長領域は、ソースコンタクトの下からドレインコンタクトの下まで延びている。本発明の他の実施形態においては、ゲートコンタクトが設けられる横方向成長領域は、ゲートコンタクトの下からドレインコンタクトの下まで延びている。追加の実施形態においては、ゲートコンタクトが設けられる横方向成長領域は、ゲートコンタクトの下からドレインコンタクトの下に向かって延びているが、ドレインコンタクトの下まで延びてはいなくてもよい。一部の実施形態においては、ゲートコンタクトが設けられる横方向成長領域は、ソースコンタクトの下からドレインコンタクトの下に向かって延びているが、ドレインコンタクトの下まで延びてはいなくてもよい。本発明の一部の実施形態においては、ゲートコンタクトが設けられる横方向成長領域は、ソースコンタクトからドレインコンタクトまでの大部分の距離延びている。
本発明の実施形態においては、ゲートコンタクトが配置される横方向成長領域は、ドレインコンタクトが第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるようにドレインコンタクトに向かって延びているが、ドレインコンタクトまで延びてはいない。他の実施形態においては、ゲートコンタクトが配置される横方向成長領域は、ドレインコンタクトまで延びているが、ドレインコンタクトを超えて延びてはいない。さらに他の実施形態においては、ゲートコンタクトが配置される横方向成長領域は、ドレインコンタクトの少なくとも一部分が、ゲートコンタクトが配置される横方向成長領域上に配置されるように、ドレインコンタクトの端部を超えて延びている。
本発明の追加の実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、ゲートコンタクトが配置される第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、ドレインコンタクトが第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるようにドレインコンタクトに向かって延びているが、ドレインコンタクトまで延びてはいない。さらなる実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、ゲートコンタクトが配置される第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、ドレインコンタクトまで延びているが、ドレインコンタクトを超えて延びてはいない。さらに他の実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、ゲートコンタクトが配置される第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、ドレインコンタクトの少なくとも一部分が第2の横方向成長領域上に配置されるようにドレインコンタクトの端部を超えて延びている。
本発明の他の実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、第2の横方向成長領域は、ドレインコンタクトが第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるようにドレインコンタクトに向かって延びているが、ドレインコンタクトまで延びてはいない。さらなる実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、第2の横方向成長領域は、ドレインコンタクトまで延びているが、ドレインコンタクトを超えて延びてはいない。一部の実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域の上に配置され、第2の横方向成長領域は、ドレインコンタクトの少なくとも一部分が第2の横方向成長領域上に配置されるようにドレインコンタクトの端部を超えて延びている。
本発明のさらに他の実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、ソースコンタクトの一部分は、第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域上に配置される。追加の実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、ソースコンタクトは、第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域まで延びているが第2の横方向成長領域を超えて延びてはいない。他の実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、ソースコンタクトは、ソースコンタクトが第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域まで延びてはいない。
本発明の一部の実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域上に配置され、ソースコンタクトの一部分は、第2の横方向成長領域上に配置される。他の実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域の上に配置され、ソースコンタクトは、第2の横方向成長領域まで延びているが、第2の横方向成長領域を超えて延びてはいない。さらに他の実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域の上に配置され、ソースコンタクトは、ソースコンタクトが第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように第2の横方向成長領域まで延びてはいない。
本発明の追加の実施形態においては、ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域が、第1の横方向成長領域からドレインコンタクトに向かって延びている。ソースコンタクトの一部分が、第1の横方向成長領域上に配置される。さらなる実施形態においては、ソースコンタクトは、第1の横方向成長領域まで延びているが、第1の横方向成長領域を超えて延びてはいない。さらに他の実施形態においては、ソースコンタクトは、ソースコンタクトが第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように第1の横方向成長領域まで延びてはいない。
本発明のさらに他の実施形態においては、トランジスタは、基板をさらに含み、第1のIII族窒化物層は、この基板上に設けられる。この基板は、トレンチを含んでいてもよく、横方向成長領域は、このトレンチ上に延びている。基板は、炭化ケイ素基板であってもよく、トレンチは、この炭化ケイ素基板の結晶面に垂直又は平行に位置合わせすることができる。例えば、炭化ケイ素基板の結晶面は、
Figure 2008507853
系列(family)の面又は
Figure 2008507853
系列の面のうちの1つの面であってもよい。マスク層がトレンチ中に設けられてもよい。本発明の他の実施形態においては、マスクパターンがこの基板上に与えられ、横方向成長領域は、このマスクパターン上まで延びている。
本発明の実施形態においては、横方向成長領域は、実質的に垂直の成長側壁を有する。他の実施形態においては、横方向成長領域は、台形の成長側壁を有する。
本発明の個々の実施形態においては、第1のIII族窒化物層は、その中に深いレベルの不純物を有する窒化ガリウム層を含んでいる。
本発明のさらなる実施形態においては、ソースコンタクト、ゲートコンタクト、及びドレインコンタクトはそれぞれ、複数のコンタクトフィンガ(contact finger)を含み、横方向成長領域は、垂直成長領域によって分離された複数の横方向成長領域を含み、各ゲートコンタクトフィンガは、これらの複数の横方向成長領域のうちの対応する1つの領域上に設けられる。
本発明のさらに他の実施形態においては、トレンチは、複数のトレンチを含み、ソースコンタクト、ゲートコンタクト及びドレインコンタクトはそれぞれ、複数のコンタクトフィンガを含み、各ゲートコンタクトフィンガは、複数のトレンチのうちの対応する1つのトレンチ上に配置される。
本発明の実施形態は、少なくとも1つの垂直成長領域及び少なくとも1つの横方向成長領域を有するIII族窒化物層をその上に有する炭化ケイ素ダイと、この炭化ケイ素ダイ上の少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタとを含む半導体デバイスと、この半導体デバイスの製造方法とを提供する。横方向成長領域は、この少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタに対応する炭化ケイ素ダイの領域を実質的に超えて延びてはいない。
本発明のさらなる実施形態においては、少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタは、複数のゲートフィンガを含み、横方向成長領域は、少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタのゲートフィンガのうちの各ゲートフィンガの下に配置された複数の横方向成長領域を含んでいる。少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタは、複数のIII族窒化物トランジスタを含んでいてもよく、少なくとも1つの横方向成長領域は、複数のIII族窒化物トランジスタのうちの各トランジスタに対応する複数の横方向成長領域を含んでいてもよい。
本発明の個々の実施形態においては、炭化ケイ素ダイは、炭化ケイ素ウェーハの一部分である。この炭化ケイ素ウェーハは、主要平面を含んでいてもよく、少なくとも1つの横方向成長領域は、この主要平面と垂直又は平行な垂直成長領域との境界を有していてもよい。少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタは、窒化ガリウムベースの高電子移動度トランジスタ(HEMT)を含んでいてもよい。
本発明のさらなる実施形態においては、炭化ケイ素ダイ上の少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタは、少なくとも1つの横方向成長領域を有する、ダイの領域以外のダイの領域中に設けられる。炭化ケイ素ダイ上の少なくとも1つのキャパシタ、抵抗及び/又はインダクタが、少なくとも1つの横方向成長領域を有する、ダイの領域以外のダイの領域中に設けられてもよい。
本発明の追加の実施形態においては、少なくとも1つの横方向成長領域は、炭化ケイ素基板の結晶面と垂直又は平行に位置合わせされた垂直成長領域との境界を有する。炭化ケイ素基板の結晶面は、
Figure 2008507853
系列の面又は
Figure 2008507853
系列の面のうちの1つの面であってもよい。
次に本発明について、以降で本発明の実施形態が示される添付図面を参照してより十分に説明することにする。しかし、本発明は、多数の異なる形態で実施されてもよく、本明細書に記載している実施形態だけに限定されるものと解釈すべきではない。正確に言えばこれらの実施形態は、この開示が、十分で完全であり本発明の範囲を当業者に対して十分に伝えることになるようにするために提供されている。これらの図面中において、各層及び各領域の寸法及び相対的な寸法は、明確に示すために誇張されていることもある。要素又は層が、他の要素又は層に対して「上に存在し」、「接続されており」、又は「結合されている」と称されるときには、この要素又は層は、この他の要素又は層に対して直接に上にあり、接続され、又は結合されていてもよく、あるいは介在する要素又は層が存在していてもよいことが理解されよう。対照的にある要素が、他の要素又は層に対して「直接に上に存在し」、「直接に接続されており」、又は「直接に結合されている」と称されるときには、介在する要素又は層は存在していない。同様な参照番号は、全体を通して同様な要素を意味している。本明細書中で使用されるように用語「及び/又は」は、これらの関連するリストアップされた項目のうちの1つ又は複数の任意及びすべての組合せを含んでいる。
これらの用語、すなわち第1、第2などを本明細書中で使用して、様々な要素、構成要素、領域、層及び/又は部分について説明することができるが、これらの要素、構成要素、領域、層及び/又は部分は、これらの用語によって限定されるべきものではないことが理解されよう。これらの用語は、単に1つの要素、構成要素、領域、層又は部分を他の領域、層又は部分から区別するためだけに使用される。したがって、以下で説明している第1の要素、構成要素、領域、層又は部分は、本発明の教示を逸脱することなく、第2の要素、構成要素、領域、層又は部分と称することができる。
さらに、「下側の」又は「底部の」、及び「上側の」又は「上部の」などの相対的な用語を本明細書中で使用して、これらの図面中で示されるような他の要素に対する1つの要素の関係を説明することができる。相対的な用語は、これらの図面中に示される方向に加えて、このデバイスの異なる方向を包含することを意図していることが理解されよう。例えば、これらの図面中のデバイスが、ひっくり返されたときには、他方の要素の下側に存在するものと説明される要素は、次いで他方の諸要素の上側に方向づけられるはずである。したがってこの例示の用語「下側」は、この図面の特定の方向に応じて「下側」及び「上側」の両方の方向を包含する可能性がある。同様に、これらの図面の一方におけるデバイスがひっくり返される場合には、他の要素の「下方」又は「下側」として説明される要素は、次いでこれら他の要素の「上方」に方向づけられるはずである。したがって、これらの例示の用語「下方」又は「下側」は、上側の方向も下側の方向も包含する可能性がある。
本発明の実施形態は、本明細書中では本発明の理想化された実施形態の概略図である断面図に関して説明される。したがって、例えば、製造方法及び/又は許容範囲の結果としてのこれらの図の形状からの変動が予想されるべきである。このようにして、本発明の実施形態は、本明細書中に示されるこれらの特定の領域の形状だけに限定されるものと解釈すべきではなく、例えば、製造からもたらされる形状の偏差を含むべきものである。例えば、長方形として示される注入された領域は、一般的に注入された領域から注入されていない領域への2値的な変化ではなくて、そのエッジにおける注入濃度の、丸みを帯びた又は曲線の特徴、及び/また傾斜を有することになる。同様に、注入により形成される埋込領域は、この注入が行われる埋込領域とその表面の間の領域に何らかの注入をもたらす可能性がある。したがって、これらの図面中で示される諸領域は、概略的な性質のものであり、これらの形状は、デバイスの領域の正確な形状を示すことが意図されてはおらず、本発明の範囲を限定することは意図されてはいない。
本発明の実施形態は、横方向に成長させられた活性領域を有するIII族窒化物ベースのトランジスタと、このトランジスタの製造方法を提供する。
本発明の実施形態は、III族窒化物ベースのデバイスなど窒化物ベースのHEMT中における使用に適応させることができる。本明細書中で使用されるように、用語「III族窒化物」は、窒素と、周期律表のIII族中の元素、通常はアルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、及び/又はインジウム(In)との間で形成されるこれらの半導体化合物のことを意味する。この用語はまた、AlGaNやAlInGaNなど、三元化合物及び四元化合物のことも意味する。当業者によってよく理解されるように、III族の諸元素は窒素と化合して、二元化合物(例えば、GaN)、三元化合物(例えば、AlGaN、AlInN)、及び四元化合物(例えば、AlInGaN)を形成することができる。これらの化合物はすべて、1モルの窒素が全体で1モルのIII族元素と結合されるという実験式を有する。したがって、式中で0≦x≦1となるAlGa1−xNなどの化学式を多くの場合に使用してこれらの化合物を記述する。
本発明の実施形態を利用することができるGaNベースのHEMTに適した構造は、それだけには限定されないが、例えば、その開示が、その全体において参照により本明細書に組み込まれている、同一出願人による特許文献3、"ALMINUM GALLIUM NITRIDE/GALLIUM NITRIDE HIGH ELECTRON MOBILITY TRANSISTORS HAVING A GATE CONTACT ON A GALLIUM NITRIDE BASED CAP SEGMENT AND METHODS OF FABRICATING SAME"についての2001年7月12日に出願された特許文献4、"GROUP III NITRIDE BASED HIGH ELECTRON MOBILITY TARNSISTOR (HEMT) WITH BARRIER/SPACER LAYER"についての2001年5月11日に出願された特許文献5、Smorchkova等に対する"GROUP-III NITRIDE BASED HIGH ELECTRON MOBIRITY TRANSISTOR (HEMT) WITH BARRIER/ SPACER LAYER"という名称の特許文献6、及び/又は非特許文献1に説明されているこれらの構造を含んでいる。
図1は、本発明に係る窒化物ベースのトランジスタの一実施形態を説明するための概略構成図である。図1に示されるように、III族窒化物ベースのトランジスタを形成することができる基板10が設けられている。本発明の個々の実施形態においては、基板10は、例えば、4Hポリタイプの炭化ケイ素とすることができる半絶縁性の炭化ケイ素(SiC)基板であってもよい。他の炭化ケイ素の候補のポリタイプは、3Cポリタイプ、6Hポリタイプ、及び15Rポリタイプを含んでいる。この用語「半絶縁性」は、絶対的な意味ではなく、記述的に使用される。本発明の個々の実施形態においては、炭化ケイ素バルク結晶は、室温で約1×10Ω−cm以上の抵抗率を有する。
オプションとしてのバッファ層、核生成層及び/又は遷移層(図示せず)は、基板10上に設けることができる。例えば、AlNバッファ層は、炭化ケイ素基板とそのデバイスの残りの部分との間の適切な結晶構造の遷移を提供するように設けることができる。適切なSiC基板は、例えばノースカロライナ州、ダラム市のCree,Inc.すなわち本発明の譲受人によって製造され、製造するための方法については、例えば、その内容が、その全体において参照により本明細書に組み込まれている特許文献7、特許文献8、特許文献9、及び特許文献10中に説明されている。同様に、III族窒化物のエピタキシャル成長のための方法については、例えば、その内容が、やはりその全体において参照により本明細書に組み込まれている特許文献11、特許文献12、特許文献13、及び特許文献14中に説明されている。
炭化ケイ素が、本発明の実施形態における基板材料であってもよいが、本発明の実施形態は、サファイア、窒化アルミニウム、窒化アルミニウムガリウム、窒化ガリウム、シリコン、GaAs、LGO、ZnO、LAO、InP、ダイヤモンドなどや、これらの組合せなど、適切な任意の基板を利用することもできる。例えば、その開示が、まるでその全体が記載されているかのように本明細書に組み込まれている2004年1月22日に出願の"SILICON CARBIDE ON DIAMOND SUBSTRATES AND RELATED DEVICES AND METHODS"という名称の特許文献15中に説明されるような基板を利用することもできる。実施形態においては、適切なバッファ層が形成されてもよい。
図1に戻ると、トレンチ12が、基板10内に設けられている。バッファ層が設けられる場合、トレンチ12は、これらのバッファ層へと、又はこれらのバッファ層を貫通して、あるいはその両方で延びていてもよい。第1のIII族窒化物層15が、基板10上に設けられ、トレンチ12上で延びている。第1のIII族窒化物層15は、このトレンチ12上に延び、融合領域(coalescence region)18中で交わる横方向成長領域(部分)16を有する。横方向成長領域16は、垂直成長領域(部分)から延び、破線17及び19によって示されるようにトレンチ12の側壁上からほぼ開始される。したがって、破線17及び19は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域と横方向成長領域16とを分割する。第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16は、垂直成長領域よりも低い転位欠陥密度を有する可能性がある。
トレンチ12は、横方向成長領域16が、開口部又はキャビティ上でカンチレバー型に固定される(cantilever)ようにトレンチ12が充填する前に、横方向成長領域16が融合するように十分に深くなっているべきである。したがって、トレンチ12の深さは、トレンチ12の幅に依存することになる。さらに、トレンチ12の幅は、本明細書中で説明しているようにその活性領域と、ゲートコンタクト34と、ソースコンタクト32及び/又はドレインコンタクト36に対する関係を有する横方向成長領域16を提供するのに十分に広くなっているべきである。本明細書中で使用されるように、用語「活性領域」は、ゲートコンタクト34がその上に設けられる、ソースコンタクト32とドレインコンタクト36との間の領域のことを意味する。例えば、GaN層では、本発明の一部の実施形態においては、このトレンチは、約8μm幅で少なくとも4μmの深さであってもよい。したがって、この横方向及び垂直の成長速度がほぼ同じである場合には、第1のIII族窒化物層15のこれらのカンチレバー型(cantilevered)部分16は、低品質の多結晶GaNがトレンチ12を充填することになる前に融合領域18中で交わることになる。トレンチ12内の成長は、トレンチ12の底部にマスクを形成することにより抑制することができる。さらに、カンチレバー型成長においては、トレンチ12に対応するキャビティは、第1のIII族窒化物層15の形成後に残るので、この所望の横方向成長領域をもたらすような狭いトレンチを設けることが有利なこともある。動作中に、熱は、一般的にトランジスタの高電界領域中で生成されるので、このようなことが起こる可能性がある。この高電界領域がキャビティ上にある場合には、基板10を介しての熱放散は、低減させることができる。
トレンチ12は、基板10の結晶面に垂直又は平行に延びている。例えば、トレンチ12は、炭化ケイ素基板の
Figure 2008507853
系列の面又は
Figure 2008507853
系列の面のうちの1つの面に平行又は垂直に延びていてもよい。本発明の個々の実施形態においては、トレンチ12は、基板10を提供する炭化ケイ素ウェーハの主要平面に平行又は垂直に延びている。トレンチ12は、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16の垂直の側壁成長をもたらすようにこの結晶構造に関して方向づけられてもよい。例えば、この側壁成長は、基板10の表面に対してほぼ垂直であってもよい。トレンチ12は、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16の台形の側壁成長をもたらすようにこの結晶構造に関して方向づけられてもよい。例えば、この側壁成長は、基板10の表面に対して斜めになっていてもよい。
第1のIII族窒化物層15は、絶縁性又は半絶縁性のIII族窒化物層であってもよい。第1のIII族窒化物層15は、GaN層などの窒化ガリウムベースの層であり、十分な深いレベルのドーパントを組み込んで絶縁性動作を実現している。例えば、第1のIII族窒化物層15は、FeをドープしたGaN層であってもよい。
チャネル層20は、第1のIII族窒化物層15上に設けられている。チャネル層20は、第1のIII族窒化物層15上に堆積させることができる。このチャネル層20は、MOCVDによって、又はMBEやHVPEなど当業者に知られている他の方法によって堆積させられてもよい。チャネル層20は、チャネル層20のバンドギャップが、バリア層30のバンドギャップよりも小さいことを仮定すれば、式中で0≦x≦1となるAlGa1−xNなどのIII族窒化物である。本発明のある種の実施形態においては、x=0であり、これはチャネル層20がGaNであることを示している。チャネル層20は、また、INGaN、AlInGaNなどの他のIII族窒化物であってもよい。チャネル層20は、非ドープ(「意図的にドープされていないもの」)であってもよい。チャネル層20はまた、GaN、AlGaNなどの超格子又は組合せなどの多層構造であってもよい。
バリア層30は、チャネル層20上に設けられている。チャネル層20は、バリア層30のバンドギャップよりも小さいバンドギャップを有していてもよい。バリア層30は、チャネル層20上に堆積させることができる。本発明のある種の実施形態においては、バリア層30は、AlN、AlInN、AlGaN及び/又はAlInGaNである。バリア層30は複数の層を含んでいる。例えば、バリア層30は、AlN層上の約25nmのAlGaNを伴う約1nmのAlNであってもよい。本発明のある種の実施形態によるバリア層の例については、その開示がまるで十分に本明細書中に記載されているかのように参照により本明細書に組み込まれている、"GROUP-III NITRIDE BASED HIGH ELECTRON MOBILITY TRANSISTOR (HEMT) WITH BARRIER/SPACER LAYER"という名称のSmorchkova等に対する特許文献16中に説明されている。
バリア層30は、III族窒化物であってもよく、チャネル層20のバンドギャップよりも大きなバンドギャップを有する。したがって、本発明のある種の実施形態においては、バリア層30は、AlGaN、AlInGaN及び/又はAlN、あるいはその各層の組合せである。他の材料が、バリア層30のために使用されてもよい。例えば、ZnGeN、ZnSiN及び/又はMgGeNが使用されてもよい。
ソースコンタクト32とゲートコンタクト34とドレインコンタクト36とが、バリア層30上に設けられている。ゲートコンタクト34は、ショットキーゲートコンタクトであってもよい。ソースコンタクト32とドレインコンタクト36は、オームコンタクトであってもよい。III族窒化物トランジスタのソースコンタクトとドレインコンタクトとゲートコンタクトのための材料及び形成については、当業者に知られており、したがって、本明細書中では詳細には説明していない。
ゲートコンタクト34は、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16上に配置された領域中のバリア層30上に設けられている。ゲートコンタクト34が配置される横方向成長領域16は、2次元電子ガスの空乏層領域が、少なくともゲートコンタクト34の端部から予想される動作条件下でドレイン側まで延びている限り、ドレインコンタクト36に向かって距離「d」だけ延びている。例えば、ゲートコンタクト34とドレインコンタクト36の間の3.0μmのギャップ、0.25μmの長さのゲートコンタクト34、ならびにゲートコンタクト34とソースコンタクト32の間の1.0μmのギャップを有する窒化ガリウムベースのデバイスでは、距離「d」は、約1.5μmであってもよい。より低い転位欠陥密度を有する第1のIII族窒化物層15の部分上にこのゲートコンタクト及び高電界領域を配置することにより、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16上に形成される各層の領域は、より低い転位密度を有する可能性があり、したがって、このデバイスのゲートの漏れを低下させることができる。さらに、横方向成長領域16は、活性領域上と活性領域下と活性領域中の各領域中の転位に関連したエネルギーレベルにおけるトラッピングを低下させていることもある。
本発明のある種の実施形態においては、その上にゲートコンタクト34が配置される横方向成長領域16は、少なくとも電界が、予想される動作条件下でゲートコンタクト34のドレイン側端部における電界の強度よりも少なくとも50%少ない強度を有するポイントまではドレインコンタクト36に向かって延びている。本発明のさらなる実施形態においては、その上にゲートコンタクト34が配置される横方向成長領域16は、少なくとも電界が、予想される動作条件下でゲートコンタクト34のドレイン側端部における電界の強度よりも1桁少ない大きさの強度を有するポイントまでドレインコンタクト36に向かって延びている。本発明のある種の実施形態においては、その上にゲートコンタクト34が配置される横方向成長領域16は、少なくとも電界が、予想される動作条件下でゲートコンタクト34のドレイン側端部における電界の強度よりも少なくとも2桁少ない大きさの強度を有するポイントまでドレインコンタクト36に向かって延びている。
さらに、図1に示されるように、その上にゲートコンタクト34が配置される横方向成長領域16は、ドレインコンタクト36が、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に配置されるように、ドレインコンタクト36に向かって延びているが、ドレインコンタクト36までは延びていない。さらに、ソースコンタクト32は、バリア層30上に第1のIII族窒化物層15の融合領域18にまたがって延びるように配置されて、第1のIII族窒化物層15の2つの横方向成長領域16の間をブリッジ(bridge;跨る)することができる。
横方向成長領域16は、ゲートコンタクト34とドレインコンタクト36との間の位置まで延びるように示されているが、他の構成もまた利用することができる。例えば、その上にゲートコンタクト34が設けられる横方向成長領域16は、ソースコンタクト32の下からドレインコンタクト36の下まで延びることができる。また、その上にこのゲートコンタクト34が設けられる横方向成長領域16は、このゲートコンタクト34の下からドレインコンタクト36の下まで延びることができる。また、その上にゲートコンタクト34が設けられる横方向成長領域16は、ゲートコンタクト34の下からドレインコンタクト36の下に向かって延びているがドレインコンタクト36の下までは延びていなくてもよい。また、その上にゲートコンタクト34が設けられる横方向成長領域16は、ソースコンタクト32の下からドレインコンタクト36の下に向かって延びているが、ドレインコンタクト36の下までは延びていなくてもよい。また、その上にゲートコンタクト34が設けられる横方向成長領域16は、ソースコンタクト32からドレインコンタクト36までの大部分の距離延びていてもよい。
本発明の実施形態は、トレンチ12にまたがって延びる横方向成長領域16をもたらすカンチレバー型成長に関して図1に示されているが、本発明の他の実施形態においては、マスク上のエピタキシャル横方向過成長、又はIII族窒化物層15中のトレンチの側壁からのPENDEO−エピタキシャル(pendeo−epitaxial)成長もまた、実現することができる。したがって、例えば、基板10中にトレンチをエッチングするのでなく、マスクパターンを基板10上に設け、このマスク上に第1のIII族窒化物層15を横方向に成長させることができる。しかし、このような場合には、このマスクによるIII族窒化物層15の汚染を回避するために注意を払う必要があることがある。例えば、第1のIII族窒化物層15がGaNであり、マスクがSiOである場合、このマスクからのシリコンは、このGaNを汚染して、GaNを導電性にドープしてしまうこともある。しかし、ダイヤモンド又は他の熱伝導材料のマスクを利用することもできる。このようにして、埋込み導電性層が、意図せずに生成される可能性がある。
さらなる例としては、PENDEO−エピタキシャル成長が利用される場合には、III族窒化物層15が基板10上に設けられ、このIII族窒化物層15中にトレンチ12が形成されてもよい。この場合には横方向成長領域16は、第1のIII族窒化物層15中のこれらのトレンチ12の側壁から成長させられるはずである。
カンチレバー型成長、PENDEO−エピタキシャル成長、及び/又はエピタキシャル横方向過成長についての方法は、当業者に知られており、本明細書中ではさらに説明する必要はない。しかし、このような成長の例については、例えば、その開示が、まるで本明細書中に十分に記載されているかのように参照により本明細書に組み込まれている特許文献17、特許文献18、特許文献19、特許文献20、特許文献21、特許文献22、特許文献23、特許文献24、特許文献25、特許文献26、特許文献27、特許文献28、特許文献29、特許文献30、特許文献31、特許文献32、特許文献33、特許文献34、特許文献35、及び特許文献36において説明されている。
図2は、本発明に係る窒化物ベースのトランジスタの平面図で、複数のゲートフィンガとソースフィンガとドレインフィンガとを有するトランジスタの部分平面図である。図2から分かるように、複数のゲートコンタクト34が、対応するソースコンタクト32とドレインコンタクト36との間に設けられる。ゲートコンタクト34は、ゲート金属相互接続34’によって一緒に接続され、ドレインコンタクト36は、ドレインコンタクト相互接続36’によって一緒に接続され、ソースコンタクト32は、当業者に知られている方法を利用して、他の相互接続金属層(図示せず)において一緒に接続される。このトランジスタの活性区域は、図2に示されるように、分離エッジ40によって横方向に定義され、ここで電流は、分離エッジ40によって定義される領域内の諸端子間を名目上流れる。分離エッジ40は、例えば、注入された領域又はメサ終端によって実現することができる。これらのトレンチ12は、分離エッジ40を超えて延びていてもよく、横方向成長のエッジ効果がこのデバイスの活性領域には実質的に広がらないようにするために、分離エッジ40を超えてある十分な距離延びていてもよい。例えば、数ミクロンの距離が十分なこともある。
トレンチ12は、ソースコンタクト32とドレインコンタクト36の間などの活性デバイス領域中に設けられてもよく、図2に示されるようにソースコンタクト32の下に延びている。したがって、トレンチ12は、基板10のすべての領域中に設けられる必要はなく、このより低い転位密度が最も多くの利点をもたらし得る領域だけに限定することもできる。例えば、トレンチ12は、ゲートフィンガ34を相互接続するゲート相互接続34’の下に、あるいはソースコンタクト32又はドレインコンタクト36の各フィンガを相互接続するソース又はドレイン相互接続36’の領域の下に延びている可能性があるが、その必要はない。したがって、トレンチ12は、活性領域よりも幾分広くてもよいが、例えば、抵抗、キャパシタ又はインダクタを含めて、例えば、受動デバイスや個別デバイスなど他のデバイスを形成することができる他の区域まで延びるほど大きい必要はない。
図3は、本発明に係る実施形態によるダイを含むウェーハを示す平面図である。図3から分かるように、ダイ110は、図1及び/又は2を参照して以上で説明したようなトランジスタを作製するためにトレンチが形成される特定の領域120を有していてもよい。領域120は、全体のダイ110よりも小さくてもよい。したがって、炭化ケイ素ダイ上に少なくとも1つのトレンチと少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタを有する炭化ケイ素ダイが設けられる。トレンチは、III族窒化物トランジスタの活性領域に対応する炭化ケイ素ダイの領域中にのみ配置される。横方向成長領域上に形成されない他のトランジスタを含めて、他のデバイスは、領域120の外側の、ダイ110の他の領域中に設けることができる。さらに、複数のトランジスタを実現する複数のトレンチが、領域120中に設けられてもよい。また、ウェーハ100は、複数のチップを提供するためにその後に単一化することができる複数のダイ100を有するものとしても示されているが、ウェーハ100は、このウェーハがこのダイを実現するような単一のダイであってもよい。さらに、複数の領域120が、単一のダイ110中に設けられてもよい。
ダイ110の領域120中のこれらのトレンチは、ウェーハ100の主要平面又は副平面に対して位置合わせすることができる。これらのトレンチは、ウェーハ100の主要平面に垂直又は平行に位置合わせされる。
図4A乃至図4Dは、本発明に係る窒化物ベースのトランジスタの製造方法を説明するための工程図(その1)である。図4A乃至4D及び図1は、第1のIII族窒化物層のカンチレバー型成長を利用したトランジスタの製造工程を示している。しかし、上述したように、ELOやPENDEO−エピタキシャル成長などの他の横方向成長方法を利用することもできる。さらに、本発明の実施形態によるトランジスタの製造については、炭化ケイ素基板及びGaNの第1のIII族窒化物層に関して説明されることになるが、他の材料を前述のように利用することもできる。他の材料又は成長方法が利用される場合、本明細書中で説明される製造における修正が、異なる材料及び/又は成長技法の観点から必要となることもある。かかる修正については、本開示を考慮すれば当業者には明らかなはずであり、したがって、本明細書中ではさらに説明しないことにする。例えば、以下で説明するように、カンチレバー型成長は、成長中の原材料を変更することにより、エピタキシャル成長炉中の連続的なプロセスにおいてエピタキシャル層を現位置で形成するために実現することができる。しかし、PENDEO−エピタキシャル成長が利用される場合には、III族窒化物層が先ず基板上に形成され、この炉から取り出され、マスクされエッチングされ、次いで、この炉に戻されて、残りの諸層を成長させる。したがって、カンチレバー型成長を使用する方が、少ない製造ステップを実現することができる。
図4Aに戻ると、半絶縁性炭化ケイ素基板などの基板10は、その中にトレンチ12を形成している。このトレンチ12は、基板10上にマスクを形成しパターン形成し、このパターン形成されたマスクを利用して基板10をエッチングし、その後にこのパターン形成されたマスクを取り除くことにより形成することができる。例えば、基板10が炭化ケイ素である場合、反応性イオンエッチング(reactive ion etch)を使用して基板10をエッチングすることができる。他のエッチング方法を利用することもできる。上述したように、マスクは、トレンチが基板10の結晶面に位置合わせされるようにするためにこのウェーハ平面に位置合わせすることができる。さらに、位置合わせマークも基板10中にエッチングして、そのために、例えば、オームコンタクト及び/又はゲートコンタクトの後続の製造をトレンチ12に対して位置合わせすることができる。後続のGaNベースの層は透明であり、それによってこれらの位置合わせマークは、後続の製造ステップにおいて使用するためのその後に形成された層を介して目に見えるので、かかる位置合わせマークを基板10中に設けることができる。
図4Bには、GaN層などの第1のIII族窒化物層15の成長が示されている。一般的には、第1のIII族窒化物層15には、SiC基板とGaNの第1層の場合には、AlNなど薄い核生成層の堆積が先行するはずである。絶縁特性を有するGaN層は、例えば、MOCVD(metal organic chemical vapor deposition;有機金属化学気相成長法)によって成長させられてもよく、Feなどの十分に深いレベルのドーパントをこの層中に添加してGaN層に絶縁特性を与える。深いレベルのドーパントを添加するための方法については、例えば、その開示が、まるで本明細書中に十分に記載されているかのように参照により本明細書に組み込まれている2004年1月7日に出願の"CO-DOPING FOR FERMI LEVEL CONTROL IN SEMI-INSULATING GROUP III NITRIDES"という名称の特許文献37中に説明されている。カンチレバー型III族窒化物を成長させる方法は、以上で説明され当業者に知られており、したがって本明細書中でさらに説明する必要はない。
第1のIII族窒化物層15がトレンチ12上で融合(coalesce)した後に、この深いレベルのドーパント源は中断され、図4Cに示されるように、第1のIII族窒化物層15上にチャネル層20を成長させることができる。この融合領域18は、第1のIII族窒化物層15上にその後に形成される各層へと、又は各層を介してあるいはその両方で延びていなくてもよい。上述した例においては、Fe源を中断し、GaN層を現位置でFeドープされたGaN層上に成長させることができる。同様に、これらの原材料は、変更することができバリア層30をチャネル層20上に成長させることができる。例えば、AlをGaN原材料に追加することができ、AlGaNをバリア層30として成長させることができる。かかる各層は、上述したように、MOCVDによって形成することができる。他の成長方法を利用することもできる。したがって、本発明の実施形態においては、第1のIII族窒化物層15とチャネル層20とバリア層30は、追加の成長ステップ、マスクステップ及び/又はエッチングステップについての必要性なしに連続したプロセスで形成することができる。
図4Dには、ソースコンタクト32及びドレインコンタクト36についてのオームコンタクトの形成が示されている。これらのコンタクトは、例えば、従来の方法を利用してオームコンタクト材料を堆積させパターン形成することにより形成することができる。オームコンタクトを形成する特定の方法は、トランジスタデバイスの構造に依存することもある。例えば、これらのコンタクトは、埋込層中に又は再成長層上に形成することができる。さらに、アニール、又はソースコンタクト32及びドレインコンタクト36を形成する他の処理が実現されてもよい。例えば、カプセル化層を設けて、コンタクトアニール中の損傷からバリア層30を保護することもできる。III族窒化物デバイス用のオームコンタクトの形成は、当業者に知られており、したがって、本明細書中でさらに説明する必要はない。オームコンタクトは、例えば、上述したように基板10中でエッチングされた位置合わせマークを利用してパターン形成することができる。
ゲートコンタクト34は、図1に示されるように形成することもできる。ゲートコンタクト34は、例えば、従来方法を利用してショットキーコンタクト材料を堆積させパターン形成することにより形成することができる。III族窒化物デバイスのためのゲートコンタクト34の形成は、当業者に知られており、したがって、本明細書中でさらに説明する必要はない。ゲートコンタクト34は、例えば、上述したように基板10中にエッチングされた位置合わせマークを利用してパターン形成することができる。
オームコンタクト及びゲートコンタクトを形成するための適切な任意の方法は、本明細書中で説明している横方向成長領域に対する位置合わせを行いながら利用することができる。例えば、以上で参照された米国特許、特許出願及び/又は公開、ならびにその開示が、まるで本明細書中に十分に記載されているかのように参照により組み込まれている、2004年5月20日に出願された"METHODS OF FABRICATING NITRIDE-BASED TRANSISTORS HAVING REGROWN OHMIC CONTACT REGIONS AND NITRIDE-BASED TRANSISTORS HAVING REGROWN OHMIC CONTACT REGIONS"という名称の特許文献38、2004年7月23日に出願された"METHODS OF FABRICATING NITRIDE-BASED TRANSISTORS WITH A CAP LAYER AND A RECESSED GATE"という名称の特許文献39、及び2003年7月11日に出願された"NITRIDE-BASED TRANSISTORS AND METHODS OF FABRICATION THEREOF USING NON-ETCHED CONTACT RECESSES"という名称の特許文献40中に説明されているような方法及び/又は構造を利用することができる。
図5乃至図15は、本発明に係る窒化物ベースのトランジスタのさらに他の実施形態を説明するための概略構成図で、横方向成長領域16及び融合領域18に関するソースコンタクト32とドレインコンタクト36とゲートコンタクト34の異なる配置構成を示している。
図5に示したさらに他の実施形態において、ドレインコンタクト36は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に設けられ、かつ、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界17まで延びており、実質的にはこの境界17を越えていない。したがって、図5における半導体デバイスの活性領域は、単一の横方向成長領域16中に実現されている。
図6に示したさらに他の実施形態において、ドレインコンタクト36は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に設けられ、かつ、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界17を越えて延びている。したがって、図6における半導体デバイスの活性領域は、単一の横方向成長領域16中に実現されている。
図7に示したさらに他の実施形態において、ドレインコンタクト36は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に設けられているが、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界17までは延びていない。ソースコンタクト32は、融合領域18をブリッジ(bridge;跨る)してはいない。ゲートコンタクト34は、ドレインコンタクト36に隣接した横方向成長領域16上に設けられている。したがって、図7における半導体デバイスの活性領域は、2つの隣接した横方向成長領域16と、この横方向成長領域16のうちの一方に隣接した垂直成長領域に実現されている。
図8に示したさらに他の実施形態において、ドレインコンタクト36は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に設けられ、かつ、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界17まで延びているが、この境界17を越えて延びてはいない。また、ソースコンタクト32は、融合領域18をブリッジしてはいない。ゲートコンタクト34は、ドレインコンタクト36に隣接した横方向成長領域16上に設けられている。したがって、図8における半導体デバイスの活性領域は、2つの隣接した横方向成長領域16中に実現されている。
図9に示したさらに他の実施形態において、ドレインコンタクト36は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に設けられ、かつ、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界17を越えて延びている。また、ソースコンタクト32は、融合領域18をブリッジしてはいない。ゲートコンタクト34は、ドレインコンタクト36に隣接した横方向成長領域16上に設けられている。したがって、図9における半導体デバイスの活性領域は、2つの隣接した横方向成長領域16中に実現されている。
図10に示したさらに他の実施形態において、ドレインコンタクト36は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に設けられているが、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界17まで延びてはいない。また、ソースコンタクト32は、融合領域18をブリッジしてはいない。ゲートコンタクト34は、ソースコンタクト32に隣接した横方向成長領域16上に設けられている。したがって、図10における半導体デバイスの活性領域は、2つの隣接した横方向成長領域16と、この横方向成長域16のうちの一方に隣接した垂直成長領域に実現されている。
図11に示したさらに他の実施形態において、ドレインコンタクト36は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に設けられ、かつ、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界17まで延びているが、この境界17を越えては延びてはいない。また、ソースコンタクト32は、融合領域18をブリッジしてはいない。ゲートコンタクト34は、ソースコンタクト32に隣接した横方向成長領域16上に設けられている。したがって、図11における半導体デバイスの活性領域は、2つの隣接した横方向成長領域16中に実現されている。
図12に示したさらに他の実施形態において、ドレインコンタクト36は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に設けられ、かつ、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界17を越えて延びている。また、ソースコンタクト32は、融合領域18をブリッジしてはいない。ゲートコンタクト34は、ソースコンタクト32に隣接した横方向成長領域16上に設けられている。したがって、図12における半導体デバイスの活性領域は、2つの隣接した横方向成長領域16中に実現されている。
図13に示したさらに他の実施形態において、ドレインコンタクト36は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に設けられているが、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界17まで延びてはいない。また、ソースコンタクト32は、融合領域18をブリッジしてはいない。ゲートコンタクト34は、両方の横方向成長領域16上に設けられ、融合領域18をブリッジする。したがって、図13における半導体デバイスの活性領域は、2つの隣接した横方向成長領域16と、この横方向成長領域16のうちの一方に隣接した垂直成長領域に実現されている。
図14に示したさらに他の実施形態において、ドレインコンタクト36は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に設けられ、かつ、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界17まで延びているが、この境界17を越えては延びてはいない。また、ソースコンタクト32は、融合領域18をブリッジしてはいない。ゲートコンタクト34は、両方の横方向成長領域16上に設けられ、融合領域18をブリッジする。したがって、図14における半導体デバイスの活性領域は、2つの隣接した横方向成長領域16中に実現されている。
図15に示したさらに他の実施形態において、ドレインコンタクト36は、第1のIII族窒化物層15の垂直成長領域上に設けられ、かつ、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界17を越えて延びている。また、ソースコンタクト32は、融合領域18をブリッジしてはいない。ゲートコンタクト34は、両方の横方向成長領域16上に設けられ、融合領域18をブリッジする。したがって、図15における半導体デバイスの活性領域は、2つの隣接した横方向成長領域16中に実現されている。
図1及び図5乃至図15に示された実施形態は、ゲートコンタクト34とソースコンタクト32とドレインコンタクト36との配置関係の変化を示しているが、追加の変化を実現することもできる。例えば、図7乃至図15に示される実施形態には、ソースコンタクト32が、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界19まで延びているが、この境界19を越えて延びていないソースコンタクト32を設けることもできる。同様に、図7乃至図15に示される実施形態には、第1のIII族窒化物層15の横方向成長領域16と垂直成長領域間の境界19まで延びていないソースコンタクト32を設けることもできる。
本発明の実施形態は、特定のHEMT構造に関して示されてきているが、III族窒化物の横方向成長領域上へのゲートの形成を可能にすることができる他の構造を実現することもできる。例えば、ゲートとバリア層との間に絶縁性層を設けて、MISHEMTを実現することができる。したがって、本発明の実施形態は、本明細書中で説明されている特定のトランジスタ構造だけに限定されるものと解釈すべきではない。
さらに本発明の実施形態は、製造ステップの特定のシーケンスに関して説明されているが、依然として本発明の技術的範囲内に含まれるようにしながら、異なるステップのシーケンスを利用することもできる。したがって、本発明の実施形態は、本明細書中で説明される特定のステップのシーケンスだけに限定されるものと解釈すべきではない。
図面及び明細書中には、本発明の典型的な実施形態が開示されてきており、また特定の用語が使用されているが、これらの用語は、一般的な、また説明の意味だけで使用されており、限定する目的では使用されていない。本発明の技術的範囲については、添付の特許請求の範囲中に記載されている。
本発明に係る窒化物ベースのトランジスタの一実施形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタの平面図である。 本発明に係る実施形態によるダイを含むウェーハを示す平面図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタの製造方法を説明するための工程図(その1)である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタの製造方法を説明するための工程図(その2)である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタの製造方法を説明するための工程図(その3)である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタの製造方法を説明するための工程図(その4)である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタの他の実施形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタのさらに他の実施形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタのさらに他の実施形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタのさらに他の実施形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタのさらに他の実施形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタのさらに他の実施形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタのさらに他の実施形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタのさらに他の実施形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタのさらに他の実施形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタのさらに他の実施形態を説明するための概略構成図である。 本発明に係る窒化物ベースのトランジスタのさらに他の実施形態を説明するための概略構成図である。

Claims (103)

  1. 垂直成長領域と、隣接する前記垂直成長領域間の横方向成長領域と、隣接する前記横方向成長領域間の融合領域を有する第1のIII族窒化物層と、
    該第1のIII族窒化物層上に設けられたIII族窒化物チャネル層と、
    該III族窒化物チャネル層上に設けられたIII族窒化物バリア層と、
    該III族窒化物バリア層上に設けられたドレインコンタクトと、
    前記III族窒化物バリア層上に設けられたソースコンタクトと、
    前記III族窒化物バリア層上に設けられたゲートコンタクトと
    を備え、前記ゲートコンタクトは、前記第1のIII族窒化物層の横方向成長領域上の前記III族窒化物バリア層の一部分上に配置され、前記ソースコンタクト及び/又は前記ドレインコンタクトのうちの一方の少なくとも一部分は、前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上の前記III族窒化物バリア層の一部分上に配置されていることを特徴とする高電子移動度トランジスタ。
  2. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、少なくとも2次元電子ガスの空乏領域が、予想される動作条件下で前記ゲートコンタクトから延びている限り、前記ドレインコンタクトに向かって延びていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  3. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、少なくとも電界強度が、予想される動作条件下で前記ゲートコンタクトのドレイン側端部における電界強度の50%であるポイントまでは、前記ドレインコンタクトに向かって延びていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  4. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、少なくとも電界強度が、予想される動作条件下で前記ゲートコンタクトのドレイン側端部における電界強度よりも1桁の大きさだけ小さいポイントまでは、前記ドレインコンタクトに向かって延びていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  5. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、少なくとも電界強度が、予想される動作条件下で前記ゲートコンタクトのドレイン側端部における電界強度よりも2桁の大きさだけ小さいポイントまでは、前記ドレインコンタクトに向かって延びていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  6. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトが前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトに向かって延びているが、前記ドレインコンタクトまで延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  7. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトまで延びているが、前記ドレインコンタクトを超えて延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  8. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトの少なくとも一部分が、前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトの端部を超えて延びていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  9. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ゲートコンタクトが配置される前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトが、前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトに向かって延びているが、前記ドレインコンタクトまで延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  10. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ゲートコンタクトが配置される前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトまで延びているが、前記ドレインコンタクトを超えて延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  11. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ゲートコンタクトが配置される前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトの少なくとも一部分が、前記第2の横方向成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトの端部を超えて延びていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  12. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトが、前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトに向かって延びているが、前記ドレインコンタクトまで延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  13. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトまで延びているが、前記ドレインコンタクトを超えて延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  14. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトの少なくとも一部分が前記第2の横方向成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトの端部を超えて延びていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  15. 前記ソースコンタクトは、前記第1のIII族窒化物層の前記融合領域にまたがって延びる前記III族窒化物バリア層上に配置されて、前記第1のIII族窒化物層の2つの横方向成長領域の間をブリッジすることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  16. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ソースコンタクトの一部分は、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  17. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ソースコンタクトは、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域まで延びているが、前記第2の横方向成長領域を超えて延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  18. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ソースコンタクトは、前記ソースコンタクトが前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域まで延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  19. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記ソースコンタクトの一部分は、前記第2の横方向成長領域上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  20. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記ソースコンタクトは、前記第2の横方向成長領域まで延びているが、前記第2の横方向成長領域を超えて延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  21. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記ソースコンタクトは、前記ソースコンタクトが前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記第2の横方向成長領域まで延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  22. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記第1の横方向成長領域から前記ドレインコンタクトに向かって延び、前記ソースコンタクトの一部分は、前記第1の横方向成長領域上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  23. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記第1の横方向成長領域から前記ドレインコンタクトに向かって延び、前記ソースコンタクトは、前記第1の横方向成長領域まで延びているが、前記第1の横方向成長領域を超えて延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  24. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記第1の横方向成長領域から前記ドレインコンタクトに向かって延び、前記ソースコンタクトは、前記ソースコンタクトが前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記第1の横方向成長領域まで延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  25. 前記第1のIII族窒化物層が半絶縁性又は絶縁性であることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  26. ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、前記ソースコンタクトの下から前記ドレインコンタクトの下まで延びていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  27. ゲートコンタクトが設けられる前記横方向成長領域は、前記ゲートコンタクトの下から前記ドレインコンタクトの下まで延びていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  28. 前記ゲートコンタクトが設けられる前記横方向成長領域は、前記ゲートコンタクトの下から前記ドレインコンタクトの下に向かって延びているが、前記ドレインコンタクトの下まで延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  29. 前記ゲートコンタクトが設けられる前記横方向成長領域は、前記ソースコンタクトの下から前記ドレインコンタクトの下に向かって延びているが、前記ドレインコンタクトの下まで延びてはいないことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  30. 前記ゲートコンタクトが設けられる前記横方向成長領域は、ソースコンタクトから前記ドレインコンタクトまでの大部分の距離延びていることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  31. 基板をさらに備え、前記第1のIII族窒化物層は、前記基板上に設けられることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  32. 前記基板は、トレンチを含み、前記横方向成長領域は、前記トレンチ上に延びていることを特徴とする請求項31に記載の高電子移動度トランジスタ。
  33. 前記基板は、炭化ケイ素基板を含み、前記トレンチは、前記炭化ケイ素基板の結晶面に垂直又は平行に延びていることを特徴とする請求項32に記載の高電子移動度トランジスタ。
  34. 前記炭化ケイ素基板の前記結晶面は、
    Figure 2008507853
    系列の面又は
    Figure 2008507853
    系列の面のうちの1つの面であることを特徴とする請求項33に記載の高電子移動度トランジスタ。
  35. 前記トレンチ中のマスク層をさらに備えることを特徴とする請求項32に記載の高電子移動度トランジスタ。
  36. 前記基板上のマスクパターンをさらに備え、前記横方向成長領域は、前記マスクパターン上に延びていることを特徴とする請求項31に記載の高電子移動度トランジスタ。
  37. 前記横方向成長領域は、実質的に垂直な成長側壁を有することを特徴とする請求項33に記載の高電子移動度トランジスタ。
  38. 前記横方向成長領域は、台形の成長側壁を有することを特徴とする請求項33に記載の高電子移動度トランジスタ。
  39. 前記第1のIII族窒化物層は、その中に深いレベルの不純物を有する窒化ガリウム層を含むことを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  40. 前記深いレベルの不純物は、Feを含むことを特徴とする請求項39に記載の高電子移動度トランジスタ。
  41. 前記ソースコンタクト、前記ゲートコンタクト及び前記ドレインコンタクトはそれぞれ、複数のコンタクトフィンガを備え、前記横方向成長領域は、垂直成長領域によって分離された複数の横方向成長領域を備え、各ゲートコンタクトフィンガは、前記複数の横方向成長領域のうちの対応する1つの領域上に設けられることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  42. 前記トレンチは、複数のトレンチを備え、前記ソースコンタクトと前記ゲートコンタクトと前記ドレインコンタクトはそれぞれ、複数のコンタクトフィンガを備え、各ゲートコンタクトフィンガは、前記複数のトレンチのうちの対応する1つのトレンチ上に配置されていることを特徴とする請求項32に記載の高電子移動度トランジスタ。
  43. 少なくとも1つの垂直成長領域と少なくとも1つの横方向成長領域とを有するIII族窒化物層をその上に有する炭化ケイ素ダイと、
    前記炭化ケイ素ダイ上の少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタと
    を備え、前記少なくとも1つの横方向成長領域は、前記少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタに対応する、前記炭化ケイ素ダイの領域を実質的に超えて延びてはいないことを特徴とする半導体デバイス。
  44. 前記少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタは、複数のゲートフィンガを備え、前記少なくとも1つの横方向成長領域は、前記少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタの前記ゲートフィンガのうちの各フィンガの下に配置された複数の横方向成長領域を含むことを特徴とする請求項43に記載の半導体デバイス。
  45. 前記少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタは、複数のIII族窒化物トランジスタを含み、前記少なくとも1つの横方向成長領域は、前記複数のIII族窒化物トランジスタのうちの各トランジスタに対応する複数の横方向成長領域を含むことを特徴とする請求項43に記載の半導体デバイス。
  46. 前記炭化ケイ素ダイは、炭化ケイ素ウェーハの一部分を含むことを特徴とする請求項43に記載の半導体デバイス。
  47. 前記炭化ケイ素ウェーハは、主要平面を含み、前記少なくとも1つの横方向成長領域は、前記主要平面に垂直又は平行である垂直成長領域との境界を有することを特徴とする請求項46に記載の半導体デバイス。
  48. 前記少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタは、窒化ガリウムベースの高電子移動度トランジスタ(HEMT)を含むことを特徴とする請求項43に記載の半導体デバイス。
  49. 前記少なくとも1つの横方向成長領域を有する前記ダイの前記領域以外の前記ダイの領域中の前記炭化ケイ素ダイ上の少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタをさらに備えていることを特徴とする請求項43に記載の半導体デバイス。
  50. 前記少なくとも1つの横方向成長領域を有する前記ダイの前記領域以外の前記ダイの領域中の前記炭化ケイ素ダイ上の少なくとも1つのキャパシタと、抵抗及び/又はインダクタをさらに備えていることを特徴とする請求項43に記載の半導体デバイス。
  51. 前記少なくとも1つの横方向成長領域は、前記炭化ケイ素基板の結晶面に垂直又は平行に位置合わせされた垂直成長領域との境界を有することを特徴とする請求項43に記載の半導体デバイス。
  52. 前記炭化ケイ素基板の前記結晶面は、
    Figure 2008507853
    系列の面又は
    Figure 2008507853
    系列の面のうちの1つの面であることを特徴とする請求項51に記載の半導体デバイス。
  53. 垂直成長領域と、隣接する前記垂直成長領域間の横方向成長領域と、隣接する前記横方向成長領域間の融合領域を有する第1のIII族窒化物層を形成するステップと、
    前記第1のIII族窒化物層上にIII族窒化物チャネル層を形成するステップと、
    前記III族窒化物チャネル層上にIII族窒化物バリア層を形成するステップと、
    前記III族窒化物バリア層上にドレインコンタクト及びソースコンタクトを形成するステップと、
    前記III族窒化物バリア層上にゲートコンタクトを形成するステップと
    を含み、前記ゲートコンタクトは、前記第1のIII族窒化物層の横方向成長領域上の前記バリア層の一部分上に配置されるように形成され、前記ソースコンタクト及び/又は前記ドレインコンタクトのうちの一方の少なくとも一部分は、前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上の前記バリア層の一部分上に配置されることを特徴とする高電子移動度トランジスタの製造方法。
  54. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、少なくとも2次元電子ガスの空乏領域が、予想される動作条件下で前記ゲートコンタクトから延びている限り、前記ドレインコンタクトに向かって延びていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  55. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、少なくとも電界強度が、予想される動作条件下で前記ゲートコンタクトのドレイン側端部における電界強度の50%であるポイントまでは、前記ドレインコンタクトに向かって延びていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  56. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、少なくとも電界強度が、予想される動作条件下で前記ゲートコンタクトのドレイン側端部における電界強度よりも1桁の大きさだけ小さいポイントまでは、前記ドレインコンタクトに向かって延びていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  57. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、少なくとも電界強度が、予想される動作条件下で前記ゲートコンタクトのドレイン側端部における電界強度よりも2桁の大きさだけ小さいポイントまでは、前記ドレインコンタクトに向かって延びていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  58. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトが前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトに向かって延びているが、前記ドレインコンタクトまで延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  59. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトまで延びているが、前記ドレインコンタクトを超えて延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  60. 前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトの少なくとも一部分が、前記ゲートコンタクトが配置される前記横方向成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトの端部を超えて延びていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  61. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ゲートコンタクトが配置される前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトが、前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトに向かって延びているが、前記ドレインコンタクトまで延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  62. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ゲートコンタクトが配置される前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトまで延びているが、前記ドレインコンタクトを超えて延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  63. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ゲートコンタクトが配置される前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトの少なくとも一部分が、前記第2の横方向成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトの端部を超えて延びていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  64. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトが、前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトに向かって延びているが、前記ドレインコンタクトまで延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  65. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトまで延びているが、前記ドレインコンタクトを超えて延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  66. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記第2の横方向成長領域は、前記ドレインコンタクトの少なくとも一部分が前記第2の横方向成長領域上に配置されるように、前記ドレインコンタクトの端部を超えて延びていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  67. 前記ソースコンタクトは、前記第1のIII族窒化物層の前記融合領域にまたがって延びる前記III族窒化物バリア層上に配置されて、前記第1のIII族窒化物層の2つの横方向成長領域間をブリッジすることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  68. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ソースコンタクトの一部分は、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域上に配置されていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  69. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ソースコンタクトは、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域まで延びているが、前記第2の横方向成長領域を超えて延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  70. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記ソースコンタクトは、前記ソースコンタクトが前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域まで延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  71. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記ソースコンタクトの一部分は、前記第2の横方向成長領域上に配置されていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  72. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記ソースコンタクトは、前記第2の横方向成長領域まで延びているが、前記第2の横方向成長領域を超えて延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  73. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域と、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域との上に配置され、前記ソースコンタクトは、前記ソースコンタクトが前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記第2の横方向成長領域まで延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  74. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記第1の横方向成長領域から前記ドレインコンタクトに向かって延び、前記ソースコンタクトの一部分は、前記第1の横方向成長領域上に配置されていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  75. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記第1の横方向成長領域から前記ドレインコンタクトに向かって延び、前記ソースコンタクトは、前記第1の横方向成長領域まで延びているが、前記第1の横方向成長領域を超えて延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  76. 前記ゲートコンタクトは、第1の横方向成長領域上に配置され、前記第1の横方向成長領域に隣接した第2の横方向成長領域は、前記第1の横方向成長領域から前記ドレインコンタクトに向かって延び、前記ソースコンタクトは、前記ソースコンタクトが前記第1のIII族窒化物層の垂直成長領域上に配置されるように、前記第1の横方向成長領域まで延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  77. 前記第1のIII族窒化物層が半絶縁性又は絶縁性であることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  78. 第1のIII族窒化物層を形成ステップは、深いレベルのドーパントが添加されたGaNベースの層を形成するステップを含むことを特徴とする請求項77に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  79. 前記深いレベルのドーパントは、Feを含むことを特徴とする請求項78に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  80. 前記ゲートコンタクトが設けられる前記横方向成長領域は、前記ソースコンタクトの下から前記ドレインコンタクトの下に向かって延びていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  81. 前記ゲートコンタクトが設けられる前記横方向成長領域は、前記ゲートコンタクトの下から前記ドレインコンタクトの下まで延びていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  82. 前記ゲートコンタクトが設けられる前記横方向成長領域は、前記ゲートコンタクトの下から前記ドレインコンタクトの下に向かって延びているが、前記ドレインコンタクトの下まで延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  83. 前記ゲートコンタクトが設けられる前記横方向成長領域は、前記ソースコンタクトの下から前記ドレインコンタクトの下に向かって延びているが、前記ドレインコンタクトの下まで延びてはいないことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  84. 前記ゲートコンタクトが設けられる前記横方向成長領域は、ソースコンタクトから前記ドレインコンタクトまでの大部分の距離延びていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  85. 前記第1のIII族窒化物層は、基板上に設けられ、前記方法は前記基板中にトレンチを形成することをさらに含み、前記横方向成長領域が前記トレンチ上に延びていることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  86. 前記基板は、炭化ケイ素基板を含み、トレンチを形成することは、前記炭化ケイ素基板の結晶面に垂直又は平行に延びているトレンチを形成するステップを含むことを特徴とする請求項85に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  87. 前記炭化ケイ素基板の前記結晶面は、
    Figure 2008507853
    系列の面又は
    Figure 2008507853
    系列の面のうちの1つの面であることを特徴とする請求項86に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  88. 前記トレンチ中にマスク層を形成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項85に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  89. 前記横方向成長領域は、実質的に垂直な成長側壁を有することを特徴とする請求項86に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  90. 前記横方向成長領域は、台形の成長側壁を有することを特徴とする請求項86に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  91. 前記第1のIII族窒化物層は、基板上に設けられ、前記方法は、前記基板上にマスクパターンを形成するステップをさらに含み、第1のIII族窒化物層を形成するステップは、前記横方向成長領域が前記マスクパターン上に延びているように前記基板及び前記マスクパターン上に第1のIII族窒化物層を形成するステップを含むことを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  92. 前記ソースコンタクト、前記ゲートコンタクト及び前記ドレインコンタクトはそれぞれ、複数のコンタクトフィンガを備え、前記横方向成長領域は、垂直成長領域によって分離された複数の横方向成長領域を備え、各ゲートコンタクトフィンガは、前記複数の横方向成長領域のうちの対応する1つの領域上に設けられることを特徴とする請求項53に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  93. 前記トレンチは、複数のトレンチを備え、前記ソースコンタクト、前記ゲートコンタクト、及び前記ドレインコンタクトはそれぞれ、複数のコンタクトフィンガを備え、各ゲートコンタクトフィンガは、前記複数のトレンチのうちの対応する1つのトレンチ上に配置されることを特徴とする請求項85に記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  94. 少なくとも1つの垂直成長領域と少なくとも1つの横方向成長領域とを有するIII族窒化物層を炭化ケイ素ダイ上に形成するステップと、
    前記炭化ケイ素ダイ上に少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタを形成するステップと
    を有し、前記少なくとも1つの横方向成長領域は、前記少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタに対応する、炭化ケイ素ダイの領域を実質的に超えて延びてはいないことを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
  95. 前記少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタは、複数のゲートフィンガを備え、前記少なくとも1つの横方向成長領域は、前記少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタの前記ゲートフィンガのうちの各フィンガの下に配置された複数の横方向成長領域を含むことを特徴とする請求項94に記載の半導体デバイスの製造方法。
  96. 前記少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタは、複数のIII族窒化物トランジスタを含み、前記少なくとも1つの横方向成長領域は、前記複数のIII族窒化物トランジスタのうちの各トランジスタに対応する複数の横方向成長領域を含むことを特徴とする請求項94に記載の半導体デバイスの製造方法。
  97. 前記炭化ケイ素ダイは、炭化ケイ素ウェーハの一部分を含むことを特徴とする請求項94に記載の半導体デバイスの製造方法。
  98. 前記炭化ケイ素ウェーハは、主要平面を含み、前記少なくとも1つの横方向成長領域は、前記主要平面に垂直又は平行である垂直成長領域との境界を有することを特徴とする請求項97に記載の半導体デバイスの製造方法。
  99. 前記少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタは、窒化ガリウムベースの高電子移動度トランジスタ(HEMT)を含むことを特徴とする請求項94に記載の半導体デバイスの製造方法。
  100. 前記少なくとも1つの横方向成長領域を有する前記ダイの前記領域以外の前記ダイの領域中の前記炭化ケイ素ダイ上に少なくとも1つのIII族窒化物トランジスタを形成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項94に記載の半導体デバイスの製造方法。
  101. 前記少なくとも1つの横方向成長領域を有する前記ダイの前記領域以外の前記ダイの領域中の前記炭化ケイ素ダイ上に少なくとも1つのキャパシタと、抵抗及び/又はインダクタを形成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項94に記載の半導体デバイスの製造方法。
  102. 前記少なくとも1つの横方向成長領域は、前記炭化ケイ素基板の結晶面に垂直又は平行に位置合わせされた垂直成長領域との境界を有することを特徴とする請求項94に記載の半導体デバイスの製造方法。
  103. 前記炭化ケイ素基板の前記結晶面は、
    Figure 2008507853
    系列の面又は
    Figure 2008507853
    系列の面のうちの1つの面であることを特徴とする請求項101に記載の半導体デバイスの製造方法。
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