JP2008178667A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸水性ポリマー10を含んで構成される吸収体3を備えた吸収性物品1であって、吸水性ポリマー10のボルテックス法による吸水速度が20秒以下、2.0kPaでの加圧下通液速度が60ml/min以上である。好ましくは、吸水性ポリマー10の遠心脱水法による生理食塩水の吸水量が20g/g以上である。
【選択図】図2
Description
図1には、本発明の第1実施形態としての使い捨ておむつが示されている。図2は、図1におけるI−I線断面図である。尚、図2では、図1において破断していた部分を破断していない状態で示している。
吸水性ポリマー10は、ボルテックス法(VORTEX法)による吸水速度が20秒以下、好ましくは5〜20秒、更に好ましくは5〜15秒である。ボルテックス法は吸水性ポリマーが強制的に液体にさらされるときの液の固定能力を示す方法として知られている。該吸水速度が20秒を超えると、吸収体表面に液が長く留まることになるので漏れが生じたり、また表面からの水分の蒸発が多くなり、あるいは肌を濡らすことになるので、かぶれのおそれがある。尚、本発明においてはボルテックス法による吸水速度の評価を、時間を測定することで評価しているため、測定時間が短いほど吸水速度が速いとみなされる。ボルテックス法による吸水速度は次のようにして測定する。
100mLのガラスビーカーに、生理食塩水(イオン交換水を用いた0.9重量%塩化ナトリウム水)50mLとマグネチックスターラーチップ(中央部直径8mm、両端部直径7mm、長さ30mmで、表面がフッ素樹脂コーティングされているもの)を入れ、ビーカーをマグネチックスターラー(アズワン製HPS−100)に載せる。マグネチックスターラーの回転数を600±60rpmに調整し、生理食塩水を攪拌させる。測定試料である吸水性ポリマー2.0gを、攪拌中の食塩水の渦の中心部で液中に投入し、JIS K 7224(1996)に準拠して該吸水性ポリマーの吸水速度(秒)を測定する。具体的には、吸水性ポリマーのビーカーへの投入が完了した時点でストップウォッチをスタートさせ、スターラーチップが試験液に覆われた時点(渦が消え、液表面が平らになった時点)でストップウォッチを止め、その時間(秒)をボルテックス法による吸水速度として記録する。測定はn=5測定し、上下各1点の値を削除し、残る3点の平均値を測定値とした。尚、これらの測定は23±2℃、湿度50±5%で行い、測定の前に試料を同環境で24時間以上保存した上で測定する。
即ち、製品から表面シート、裏面シート及び被覆シート等を取り除き、1)吸水性ポリマーのみの状態、又は2)吸水性ポリマーと繊維状物(吸水性ポリマーと共に吸収体を構成する繊維成分)との混合体のみの状態にする。前記1)の場合、得られた吸水性ポリマーはそのまま各種評価に用いることができる。前記2)の場合、篩を用いて、前記混合体を吸水性ポリマーと繊維状物とに分ける。この篩分け操作は、吸水性ポリマーは通すが繊維状物は通さない篩を用い、篩の上に載置された混合体を手で擦りながら吸水性ポリマーのみを篩い落とした後、篩い落とされた吸水性ポリマーを、篩の上に残っている繊維状物と共に再び篩にかけることにより行われる。少なくとも5枚以上の製品から斯かる篩分け操作によって取り出された吸水性ポリマーを、各種評価に用いる。
また、上記通液速度の好ましい上限値を上記のように500ml/minとすることは、特に、吸収体中の親水性繊維の割合が50重量%未満である場合に有効である。即ち、吸収体3中の親水性繊維の割合が50重量%未満である場合に、吸水性ポリマー10の上記通液速度の値が500ml/minを越えると、該吸収性ポリマー10が十分液を吸収しないうちに体液が吸収体3中を拡散して該吸収体3の端部に達し、漏れが生じ易くなるところ、吸水性ポリマー10の上記通液速度を500ml/min以下に調整することで、吸収体3の端に液が達し易くなるという不都合が起こりづらくなる。
加圧下通液速度は、特開2003−235889号公報に記載されている測定方法及び測定装置を利用して測定される。具体的には以下の手順で2.0kPaでの加圧下通液速度を測定する。これらの測定は23±2℃、湿度50±5%で行い、測定の前に試料を同環境で24時間以上保存した上で測定する。
200mLのガラスビーカーに、測定試料である吸水性ポリマー0.32±0.005gを膨潤するに十分な量の生理食塩水(イオン交換水を用いた0.9重量%塩化ナトリウム水)、例えば吸水性ポリマーの飽和吸収量の5倍以上の生理食塩水に浸して30分間放置する。
別途、垂直に立てた円筒(内径25.4mm)の開口部の下端に、金網(目開き150μm、株式会社三商販売のバイオカラム焼結ステンレスフィルター30SUS)と、コック(内径2mm)付き細管(内径4mm、長さ8cm)とが備えられた濾過円筒管を用意し、コックを閉鎖した状態で該円筒管内に、膨潤した測定試料を含む上記ビーカーの内容物全てを投入する。コックを開いて濾過円筒管内の液面を60mLの目盛り線より5cm上に調整する。次いで、目開きが150μmで直径が25mmである金網を先端に備えた直径2mmの円柱棒を濾過円筒管内に挿入して、該金網と測定試料とが接するようにし、更に測定試料に2.0kPaの荷重が加わるようおもりを載せる。この状態で1分間放置した後、コックを開いて液を流し、濾過円筒管内の液面が60mLの目盛り線から40mLの目盛り線に達する(つまり20mLの液が通過する)までの時間(T1)(秒)をストップウォッチで計測する。計測された時間T1(秒)を用い、次式から2.0kPaでの加圧下通液速度を算出する。尚、式中、T0(秒)は、濾過円筒管内に測定試料を入れないで、生理食塩水20mlが金網を通過すのに要する時間を計測した値である。
加圧下通液速度(ml/min)=20×60/(T1−T0)
測定は5回行い(n=5)、上下各1点の値を削除し、残る3点の平均値を測定値とした。
吸水性ポリマーの飽和吸水量及び遠心脱水法による吸水量の測定はそれぞれ次のようにして行う。これらの測定は23±2℃、湿度50±5%で行い、測定の前に試料を同環境で24時間以上保存した上で測定する。
飽和吸水量の測定は、JIS K 7223(1996)に準拠して行う。ナイロン製の織布(メッシュ開き250、三力製作所販売、品名:ナイロン網、規格:250×メッシュ巾×30m)を幅10cm、長さ40cmの長方形に切断して長手方向中央で二つ折りにし、両端をヒートシールして幅10cm(内寸9cm)、長さ20cmのナイロン袋を作製する。測定試料である吸水性ポリマー1.00gを精秤し、作製したナイロン袋の底部に均一になるように入れる。試料の入ったナイロン袋を生理食塩水(イオン交換水を用いた0.9重量%塩化ナトリウム水)に1時間浸漬させる。1時間後、ナイロン袋を生理食塩水から取り出し、1時間垂直状態に吊るして水切りした後、該ナイロン袋の重量を測定する。目的とする飽和吸水量は次式から算出される。
生理食塩水の飽和吸水量(g/g)=(a−b−c)/c ;式中、aは吸水後の試料及びナイロン袋の総重量(g)、bはナイロン袋の吸水前(乾燥時)の重量(g)、cは試料の吸水前(乾燥時)の重量(g)を表す。測定は5回行い(n=5)、上下各1点の値を削除し、残る3点の平均値を測定値とした。
前記(飽和吸水量の測定方法)において、水切りした後のナイロン袋を遠心脱水器内で脱水する。脱水条件は、143G(800rpm)で10分間とする。脱水後、試料の重量を測定し、次式に従って目的とする吸水量を算出する。
遠心脱水法による吸水量(g/g)=(a’−b−c)/c ;式中、a’は遠心脱水後の試料及びナイロン袋の総重量(g)、bはナイロン袋の吸水前(乾燥時)の重量(g)、cは試料の吸水前(乾燥時)の重量(g)を表す。測定は5回行い(n=5)、上下各1点の値を削除し、残る3点の平均値を測定値とした。
2.0kPaでの加圧下通液速度が前記範囲にある吸水性ポリマーを得るためには、例えば吸水性ポリマーの粒子内部及び表面の架橋密度を調整したり、架橋密度に勾配を設けたり、吸水性ポリマーの粒子形状を調整したりすればよい。特に、本出願人の先の出願に係る特許第2721658号公報に記載の陰イオン界面活性剤を分散剤として用いた逆相懸濁重合重合法を採用することで、所望の加圧下通液速度を有する吸水性ポリマーが得られる。
また、ボルテックス法による吸水速度が前記範囲にある吸水性ポリマーを得ることは、吸水性ポリマーの表面形状(本発明では、表面形状をかさ密度で評価する)や粒子径を制御することで可能となる。即ち、本発明に用いられる吸水性ポリマーのかさ密度は、通液性を確保しかつ吸収速度を高める観点から、0.5〜0.8g/cm3が好ましく、0.55〜0.7g/cm3がより好ましい。
ここで、ポリアミノ酸とは、アミノ酸の単独重合体、アミノ酸と他の単量体成分の共重合体、又は複数種のアミノ酸の共重合体である。主鎖とは、重合体の架橋部を除いた部分である。ポリアミノ酸は、主鎖に親水性を示すアミド結合を有しているため、ポリアミノ酸を主鎖とする吸水性ポリマーは液の濡れ性が高い。液の濡れ性が高い吸水性ポリマーを用いることにより、液吸収性が高い、より具体的には、吸収速度が速い、液の拡散面積が小さい、といった特長を有する吸収性物品を得ることが可能となる。
尚、下層31は液透過性を有していなくてもよい。下層31に液透過性を付与しない場合の下層31の形成材料としては、例えば、液不透過性又は撥水性で且つ透湿性の裏面シート4として使用可能なもの(後述する)を用いることができる。
おむつ1は、全体として股下部に相当する長手方向中央部が括れた砂時計状の形状となっている。表面シート2及び裏面シート4はそれぞれ、吸収体3の左右両側縁及び前後両端部から外方に延出している。表面シート2は、その幅方向Sの寸法が、裏面シート4の幅方向の寸法より小さくなっている。おむつ1は、展開型のおむつであり、長手方向Lの一方の端部においては、その両側縁部に一対のファスニングテープFTが取り付けられている。また、他方の端部においては、裏面シート4上にランディングテープLTが取り付けられている。
裏面シート4としては、この種のおむつにおいて従来用いられている各種のものを用いることができ、液不透過性又は撥水性で且つ透湿性のものが好ましく用いられる。裏面シート4としては、例えば、上述した立体ギャザー形成用のシート材60として使用可能なものを用いることができる。また、裏面シート4の幅を吸収体の幅と同程度にして該吸収体の非肌当接面側に配置し、更に、該裏面シート4の非肌当接面側に、不織布や不織布とフィルムとの積層体等を、おむつの外形を構成するシートとして設けてもよい。
尚、非肌当接面は、おむつ装着時に着衣側(装着者の肌側とは反対側)に向けられる面である。また、以下、肌当接面という語句を使用することがあるが、肌当接面は、おむつ装着時に装着者の肌側に向けられる面である。
(1)吸水性ポリマー10と繊維長70mm以上、好ましくは80mm以上の長繊維の繊維状物とを含み、これらの含有重量比が、(吸水性ポリマー/繊維状物)=1以上、好ましくは3以上である繊維混合体(吸収体)。
(2)気流に乗せた吸水性ポリマー10及び繊維状物をネット上に落下堆積させる方法(エアレイド法)により、両者を混合してなる繊維混合体(吸収体)で、且つ両者の含有重量比が、(吸水性ポリマー/繊維状物)=1以上、好ましくは4以上である繊維混合体(吸収体)。
また、低坪量領域12における吸水性ポリマー10の分布量は、好ましくは150g/m2以下、更に好ましくは50〜150g/m2である。
また、高坪量領域11と低坪量領域12との吸水性ポリマー10の分布量差は、好ましくは50〜150g/m2、更に好ましくは50〜100g/m2である。
また、繊維混合体33の平面視における高坪量領域11の形状は、図4に示すような楕円形形状に制限されず、円形や長方形、正方形などの多角形、またそれらの集合体、ストライプ形状、チェック形状等でも良い。
また、低坪量領域12における吸水性ポリマー10の分布量は、好ましくは100g/m2以下、更に好ましくは50〜100g/m2である。
また、高坪量領域11と低坪量領域12との吸水性ポリマー10の分布量差は、好ましくは50〜200g/m2、更に好ましくは50〜100g/m2である。
また、低坪量領域12における吸水性ポリマー10の分布量は、好ましくは150g/m2以下、更に好ましくは50〜150g/m2である。
また、高坪量領域11と低坪量領域12との吸水性ポリマー10の分布量差は、好ましくは50〜150g/m2、更に好ましくは50〜100g/m2である。
例えば、図4及び図5に示す如き吸収体〔吸収体の排泄ポイント(吸収体の中央部)に高坪量領域が形成されている吸収体〕を製造する場合、所望の高坪量領域の形状及び大きさ(面積)に対応する凹部がドラム表面に形成されている以外は公知の積繊ドラムと同様に構成されている、積繊ドラムが好ましく用いられる。具体的には、常法に従って製造された繊維混合体の前駆体(繊維ウエブ)を一方向に搬送させ、該積繊ドラムを周方向に回転させつつ搬送中の該前駆体に当接させた状態で、該積繊ドラムに吸収性ポリマーと繊維状物とを混合させた状態で導入し、該前駆体に所望の形状及び大きさの高坪量領域を形成する。
製品では、赤く着色した生理食塩水で遠心保持量を測定し、断面を画像処理し、赤みの度合いで吸水ポリマーの偏在を確認する。
例えば前記実施形態では、本発明の吸収性物品の適用例の一つとして展開型の使い捨ておむつを挙げたが、例えばパンツ型の使い捨ておむつ、生理用ナプキン、パンティライナ、失禁ライナ、吸収パッド(尿取りパッド)等にも適用できる。
前述した一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
次の手順で吸水性ポリマーAを製造した。水酸化ナトリウム水溶液を用いて中和したアクリル酸に、アゾ系開始剤及びエポキシ系架橋剤(ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ナガセ化成(株)製、商品名「デナコールEX−810」)水溶液を加えて均一溶液とし、モノマー/開始剤水溶液を得た。得られた溶液を、別途調製した分散剤/有機溶媒/水混合液中に加熱・攪拌状態で滴下した。滴下完了後、さらに加熱・攪拌を継続し、重合終了後に生成物を分別し、減圧下に乾燥することにより、不定形で顆粒状ゲルの部分架橋アクリル酸(ナトリウム)重合体粒子を得た。この重合体粒子を所定水分率に調整し、デナコールEX−810の存在下追架橋し、乾燥することにより、吸水性ポリマーが得られる。吸水性ポリマーのボルテックス法による吸水速度、加圧下通液速度、遠心保持量、飽和吸水量の調整は、反応温度、滴下時間、滴下終了後の加熱・攪拌時間、後架橋の程度等を適宜調整することにより行なうことができる。最後に、アエロジル(合成シリカ、日本アエロジル社製、アエロジル200)を、得られた吸水性ポリマーに対して0.5重量%添加し、よく混ぜる。得られた吸水性ポリマーをJIS Z 8801で規定された東京スクリーン社製の標準篩で分級し、平均粒径200μmの吸水性ポリマーAを得た。
明治フードマテリア(株)製、重合度1200(数平均分子量18万、重量平均分子量82万)のNa塩型ポリグルタミン酸(PGA‐Na)を酸性条件下沈殿回収することにより酸型ポリグルタミン酸(PGA‐H)とした。こうして得られたPGA‐H 100重量部と水酸化ナトリウム28重量部とを水728重量部に溶解し、さらに架橋剤としてデナコールEX‐810(ナガセケムテックス(株)製)9.7重量部を加えた後、70℃で16時間加熱した。続いて凍結乾燥を行った後、ミキサーにより粒径850μm以下まで粉砕し、さらに70℃で3.5時間乾燥した。その後、篩による分級を行い粒子状の吸水性ポリマーを得た。こうして得られた吸水性ポリマーに、アエロジル200(日本アエロジル(株)製)を該吸水性ポリマーに対して0.5重量%添加し、よく混合させることにより、目的の吸水性ポリマーB(ポリアミノ酸を主鎖とする吸水性ポリマー)を得た。
前記吸水性ポリマーBの製造において、後架橋の時間を短くして架橋を弱めた以外は吸水性ポリマーBの製造と同様の手順で吸水性ポリマーを製造し、これを吸水性ポリマーCとした。
前記吸水性ポリマーBの製造において後架橋の時間を長くして架橋を強めた以外は吸水性ポリマーBの製造と同様の手順で吸水性ポリマーを製造し、これを吸水性ポリマーDとした。
アクリル酸系ポリマーからなる市販の吸水性ポリマー(サンダイヤ株式会社、DS−50TS)を吸水性ポリマーEとした。
アクリル酸系ポリマーからなる市販の吸水性ポリマー(サンダイヤ株式会社、SK701)を吸水性ポリマーFとした。
アクリル酸系ポリマーからなる市販の吸水ポリマー(サンダイヤ株式会社、IM930)を吸水ポリマーGとした。
前記吸水性ポリマーAを用いて図2に示す第1実施形態の吸収体3を次の手順で作製した。まず、上下層30,31それぞれとして坪量100g/m2、厚み0.8mmのフラッフパルプ(ウエアーハウザーNB416)からなる層を用い、上層30と下層31との間に7.0gの吸水性ポリマーAを均一に散布し(吸水性ポリマーAの分布量115g/m2)、次いでその上面を坪量16g/m2のティッシュで被覆すると共に、下面を坪量16g/m2のティッシュで被覆して、長さ470mm、幅165mmの吸収体3を作製した。
そして、こうして作製した吸収体3を吸収体として用いて使い捨ておむつを次の手順で作製した。表面シートとして花王(株)製のリリーフ尿取りパッドの表面シート(長さ540mm、幅210mm)を用い、裏面シートとして花王(株)製のリリーフ尿取りパッドの裏面シート(長さ540mm、幅210mm)を用い、該裏面シートの中央部に上記のように作製した吸収体3を配置し、該吸収体3の周囲において該表面シート及び該裏面シートを粘着剤で接合し、立体ギャザーを具備しておらず、且つ図1に示す如き展開状態において平面視で長方形形状の使い捨ておむつを作製した。
実施例1において、吸収体3の構成を図17に示す第9実施形態と同様にした以外は実施例1と同様にして使い捨ておむつを作製し、これを実施例2のサンプルとした。実施例2においては、パルプ層34として坪量200g/m2、厚み0.8mmのフラッフパルプ(ウエアーハウザーNB416)からなる層を用い、該パルプ層34の肌当接面上に7.0gの吸水性ポリマーAを均一に散布し(吸水性ポリマーAの分布量115g/m2)、次いでその全体を坪量16g/m2のティッシュで被覆して吸収体3を作製し、これを吸収体として用いた。
実施例1において、吸収体3の構成を図4及び図5に示す第3実施形態と同様にした以外は実施例1と同様にして使い捨ておむつを作製し、これを実施例3のサンプルとした。実施例3においては、高坪量領域11は、図4に示す吸収体3の平面視において、該吸収体3の中央部(排泄ポイント近傍)に100mm×150mmの縦長の長方形形状の領域として形成され、該高坪量領域11の長手方向が吸収体3の長手方向と一致している。また、実施例3の高坪量領域11は、吸水性ポリマーA及びフラッフパルプ(ウエアーハウザーNB416)から形成されており、該高坪量領域11における吸水性ポリマーAの分布量は200g/m2であり、該高坪量領域11における吸水性ポリマーAとパルプとの含有比率は、重量比で、(吸水性ポリマーA/パルプ)=1/1である。一方、実施例3の吸収体3における高坪量領域11以外の領域である低坪量領域12は、吸水性ポリマーA及びフラッフパルプ(ウエアーハウザーNB416)から形成されており、該低坪量領域12における吸水性ポリマーAの分布量は100g/m2であり、該低坪量領域12における吸水性ポリマーAとパルプとの含有比率は、重量比で、(吸水性ポリマーA/パルプ)=1/2である。
実施例1において、吸水性ポリマーAに換えて吸水性ポリマーBを用いた以外は実施例1と同様にして使い捨ておむつを作製し、これを実施例4のサンプルとした。
実施例2において、吸水性ポリマーAに換えて吸水性ポリマーCを用いた以外は実施例2と同様にして使い捨ておむつを作製し、これを実施例5のサンプルとした。
実施例3において、吸水性ポリマーAに換えて吸水性ポリマーBを用いた以外は実施例3と同様にして使い捨ておむつを作製し、これを実施例6のサンプルとした。
実施例1において、吸水性ポリマーAに換えて吸水性ポリマーDを用いた以外は実施例1と同様にして使い捨ておむつを作製し、これを実施例7のサンプルとした。
実施例1において、吸水性ポリマーAに換えて吸水性ポリマーEを用いた以外は実施例1と同様にして使い捨ておむつを作製し、これを比較例1のサンプルとした。
実施例1において、吸水性ポリマーAに換えて吸水性ポリマーFを用いた以外は実施例1と同様にして使い捨ておむつを作製し、これを比較例2のサンプルとした。
実施例1において、吸水性ポリマーAに換えて吸水性ポリマーGを用いた以外は実施例1と同様にして使い捨ておむつを作製し、これを比較例3のサンプルとした。
作製した各使い捨ておむつ(製品)について、以下の方法により、製品厚み、モレ値、表面液流れ距離、吸収速度、液拡散面積をそれぞれ評価した。これらの結果を下記表2及び表3に示す。尚、これらの評価は全て23℃50%RHの環境で行った。
使い捨ておむつ上に5cm×5cmの大きさのアクリル板を載せ、更にその上に重りを載せ、2.5g/cm2の荷重が加わった状態下に測定する。測定には、キーエンス社のLK080クラス2レーザー変位計を用いた。測定点数は5点の平均とし、20%以上測定値が振れた場合はそのデータを削除し、別の測定値を追加した。測定に用いた使い捨ておむつは、広げた状態で予め250g/cm2の荷重を12時間掛けて、しわを伸ばした状態としておいた。
傾斜角度45°の台の平滑な表面上に使い捨ておむつを、表面シート側を上面にし且つ腹側を上にして固定する。次いで、この使い捨ておむつに対して、腹側端部から長手方向260mm、幅方向中央の位置に赤色2号で着色した生理食塩水(イオン交換水を用いた0.9重量%食塩水)50gを注入速度5g/秒で注入し、注入直後に生理食塩水が表面シート上を流れた最も長い距離(mm)を測定する。生理食塩水の注入後10分間放置した後、上記と同様の操作を行い、おむつの端部からモレが生じるまで該操作を繰り返す。モレが生じた注入回数から1を引いた数をモレ値とする。表面液流れ距離が短いほど、また、繰り返し吸収する回数を示すモレ値が大きいほど、高評価となる。
使い捨ておむつを平面状に拡げ、表面シートを上に向けて水平面上に固定した状態で、吸収体の中心部における該表面シート上に、円筒状の注入部の付いたアクリル板をのせ、更にそのアクリル板上に錘をのせ、吸収体の中心部に対して、1.6kPaの荷重を加える。アクリル板に設けられた注入部は、内径36mmの円筒(高さ53mm)状をなし、アクリル板には、長手方向の1/3の部分、幅方向の中心軸に、該円筒状注入部の中心軸線が一致し、該円筒状注入部の内部とアクリル板の表面シート対向面との間を連通する内径36mmの貫通孔が形成されている。次いで、円筒状注入部の中心軸が吸収体の平面視における中心部と一致するようにアクリル板を配置し、150gの生理食塩水(イオン交換水を用いた0.9重量%食塩水)を、円筒状注入部から注入し、使い捨ておむつに吸収させる。生理食塩水がおむつの表面に到達した時点から150gの全量がおむつに吸収されるまでの時間(秒)を計測し、これを加圧下における液の吸収時間とした。注入した生理食塩水の量、すなわち150gを吸収時間で除して吸収速度(g/秒)を算出した。この吸収速度の値が大きいほど、吸収速度が速く、高評価となる。
使い捨ておむつを平面状に拡げ、表面シートを上に向けて水平面上に固定した状態で、吸収体の中心部における該表面シートに対して生理食塩水(イオン交換水を用いた0.9重量%食塩水)150gを注入速度5g/秒で注入し、7分間放置する。その後、吸収体上の輪郭を透明シートに写し取って記録する。得られた画像を、画像解析処理ソフト(Image−Pro plus,Media Cybernetics社)を用いて処理し、液拡散面積(cm2)を求めた。この液拡散面積の値が小さいほど、高評価となる。
また、ポリアミノ酸を主鎖とする吸水性ポリマーである吸水性ポリマーCBを用いた実施例4及び6は、他の実施例に比して特に液拡散面積の値が小さく、見た目の不快感の軽減や濡れている面との接触が小さく肌を快適な状態に保つことができるという効果が得られやすいことがわかる。
2 表面シート
3 吸収体
30 上層
31 下層
33 繊維混合体
34 吸収層
35 吸水性ポリマー層
4 裏面シート
6,7 弾性部材
10 吸水性ポリマー
60 立体ギャザー形成用のシート材
61 接合部(基端部)
FT ファスニングテープ
LT ランディングテープ
Claims (10)
- 吸水性ポリマーを含んで構成される吸収体を備えた吸収性物品であって、前記吸水性ポリマーのボルテックス法による吸水速度が20秒以下、2.0kPaでの加圧下通液速度が60ml/min以上である吸収性物品。
- 前記吸水性ポリマーの遠心脱水法による吸水量が20g/g以上である請求項1記載の吸収性物品。
- 前記吸水性ポリマーがポリアミノ酸を主鎖とするものである請求項1又は2記載の吸収性物品。
- 前記吸収体が、液透過性を有する上層と、該上層の非肌当接面側に配される下層とを有し、該上層と該下層とにより前記吸水性ポリマーを挟持している請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品。
- 前記吸収体が、前記吸水性ポリマーと繊維状物との繊維混合体を有する請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品。
- 前記吸収体の排泄ポイントは、該吸収体の他の部位に比して前記吸水性ポリマーが高坪量で配されている請求項1〜5の何れかに記載の吸収性物品。
- 前記吸収体の周縁部又は長手方向両側部は、該吸収体の排泄ポイントを除く他の部位に比して前記吸水性ポリマーが高坪量で配されている請求項1〜6の何れかに記載の吸収性物品。
- 前記吸収体は、前記吸水性ポリマーが高坪量で配されている高坪量領域と、該吸水性ポリマーが該高坪量領域よりも低坪量で配されている低坪量領域とを有しており、前記高坪量領域と前記低坪量領域とが該吸収体の長手方向及び/又は幅方向に交互に配されている請求項1〜7の何れかに記載の吸収性物品。
- 前記吸水性ポリマーが、前記吸収体の肌当接面側に偏倚している請求項1又は2記載の吸収性物品。
- 前記吸収体の上方に立ち上がることができる立体ギャザーを備えており、該立体ギャザーが前記吸水性ポリマーを含む請求項1〜9の何れかに記載の吸収性物品。
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