JP2008094141A - 挟み込み検知用センサーを備えたプロテクター - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車のオートスライドドアやバックドアに取付けられ、ドア閉時に異物を挟み込んだとき、それを検知するセンサーを備えたプロテクターにおいて、センサーに接続されるワイヤーハーネスを保持するCチャンネルを不要部分で切除しなくてもすむようにしてCチャンネルを切除する工具や作業を不要にすると共に、省資源を図る。
【解決手段】プロテクターを挟み込み検知用のセンサー7を備えたプロテクター本体13と、該本体13とは別体のワイヤーハーネス保持用のCチャンネル15とで構成し、Cチャンネル15が備える第2の取付部14がプロテクター本体13の第1の取付部4と共にリヤドア1前端のフランジ2に差込んで取付けられる。
【選択図】図4
【解決手段】プロテクターを挟み込み検知用のセンサー7を備えたプロテクター本体13と、該本体13とは別体のワイヤーハーネス保持用のCチャンネル15とで構成し、Cチャンネル15が備える第2の取付部14がプロテクター本体13の第1の取付部4と共にリヤドア1前端のフランジ2に差込んで取付けられる。
【選択図】図4
Description
本発明は、自動車のオートスライドドアやバックドアに取付けられ、ドア閉時に異物を挟み込んだとき、それを検知するセンサーを備えたプロテクターに関する。
リヤドアがオートスライド式である図1に示す自動車を例にとっていえば、リヤドア1には一般に、その前端部に異物の挟み込みを検知するセンサーがプロテクターに保持されて設けられており、ドア閉時に異物がドア間に挟み込まれると、センサーがそれを検知してリヤドア1の閉じ操作を停止し、或いは反転して開く方向に動作させるようになっている。
センサーを保持するプロテクターは通常、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーTPO製で、図2に示すように、内側に保持リップ3を備えてリヤドア1前端部のフランジ2に差込んで取付けられ、芯金10を埋設したU形断面の取付部4と、該取付部4に一体形成され、ドア閉時にフロントドア5に当たってフロントドア5との間をシールする中空状のシール部6と、感圧センサー7が挿通して保持される保持部8を有し、感圧センサー7はリヤドア下端部においてワイヤーハーネス9(図3参照)に接続されている。このワイヤーハーネス9は通常、図1に示すように下端からプロテクターに沿い一定高さ立上がって車両後方に曲げられ、プロテクターより離脱してリヤドア1のドアパネル内に通されるようになっており、プロテクターに沿って立上がる立上がり部分は、図3に示すように取付部4に一体形成されたCチャンネル11に保持されるようになっている。
Cチャンネル11は、ワイヤーハーネス9が車両後方に曲げられる箇所より上方のワイヤーハーネス9を保持する必要がない部分では、リヤドア1のドアインナーパネル1aとの干渉を避けるために切除されている(特許文献1)。
特開2006−88859号
プロテクターのCチャンネルを切除するには、そのための工具や作業が必要となり、また切除した不要部分は廃棄していた。
本発明は、自動車のオートスライドドアやバックドアに取付けられ、ドア閉時に異物を挟み込んだとき、それを検知するセンサーを備えたプロテクターにおいて、センサーに接続されるワイヤーハーネスを保持するCチャンネルを不要部分で切除しなくてもすむようにしてCチャンネルを切除する工具や作業を不要にし、更には省資源と不要部分の廃棄不要による環境の向上を図ることを目的とする。
本発明は、自動車のオートスライドドアやバックドアに取付けられ、ドア閉時に異物を挟み込んだとき、それを検知するセンサーを備えたプロテクターにおいて、ドアのフランジに取付けられる第1の取付部と、該取付部に一体形成される、上記センサーの保持部とを有するプロテクター本体と、該プロテクター本体とは別体をなし、上記センサーの下端に接続されるワイヤーハーネスを所定の高さまでプロテクター本体に沿わせて保持するCチャンネルからなり、該Cチャンネルが第2の取付部を有し、上記プロテクター本体の第1の取付け部がCチャンネルの第2の取付部と共に上記フランジに取付けられることを特徴とする。
本発明は、ワイヤーハーネスを保持するCチャンネルをセンサーを保持するプロテクターとは別体に形成してワイヤーハーネスを保持するのに必要な箇所に取付けられるようにしたもので、ワイヤーハーネスを保持する必要がない箇所で従来行われてきたCチャンネルの切除作業が不要となり、その分、コストの低減を図ることができ、また切除した不要部分を廃棄することもなくなるので、省資源となり、廃棄による環境問題も解消することができる。
本発明の実施形態のプロテクターは、ワイヤーハーネス9が保持される部分以外、すなわち図1に示すようにワイヤーハーネス9が所定の高さまで立上がって車両後方向きに曲げられ、プロテクターより離脱する範囲までの部分以外は図2に示す従来のプロテクターと同一構造となっている。そのため同一のこの構造部分については説明を省略し、以下にはワイヤーハーネス9が保持される部分のプロテクターについて図面により説明する。図中、図3に示すプロテクターと同一構造部分には同一符号を付した。
図4は、図1のB−B線における図3に対応した箇所のプロテクターの断面を示すもので、該プロテクター12は、プロテクター本体13と、該本体13とは別体をなすワイヤーハーネス保持用のCチャンネル15よりなっており、以下、これらについて説明する。
プロテクター本体13は、図2に示すプロテクターと同じ構造となっている。すなわち内側に保持リップ3を備え、リヤドア1前端部のフランジ2に差込んで取付けられるU形断面の第1の取付部4と、該取付部4に一体形成され、ドア閉時にフロントドア5に当たってフロントドア5との間をシールする中空状のシール部6と、感圧センサー7が挿通して保持される保持部8を有し、感圧センサー7はリヤドア下端部においてワイヤーハーネス9に接続されている。
ワイヤーハーネス9を保持するCチャンネル15は第2の取付部14を一体に有しており、該取付部14はプロテクター本体13の第1の取付部4と共に上記フランジ2に差込んで取付けられるようになっている。
上述のワイヤーハーネス9は通常、Cチャンネル取付け後、該Cチャンネル15に押し込んで取付けられるが、Cチャンネル15に取付けておいてから、該Cチャンネル15の第2の取付部14をプロテクター本体13の第1の取付部4と共にフランジ2に差込んで取付けるようにすることも可能である。
Cチャンネル15はプロテクター13と同じ材質、例えばゴム又は熱可塑性エラストマーTPE等の樹脂であってもよいし、異なった材質、例えば鋼、アルミ、ステンレスなどの金属であってもよい。
Cチャンネル15のフランジ2への取り付けは、図4に示すように第2の取付部14を第1の取付部4と共にフランジ3に差込むだけでも可能であるが、取付けが確実に行えるように、例えばフランジ2に接着剤で接着したり、図5に示すようにフランジ2と第2の取付部14にあけた孔にクリップ17を押し込んで止着したり、ボルトを通して止着してもよいし、図6に示すように、第2の取付部18を断面J形状に形成してフランジ2に差込んで取付けられるようにしてもよい。またCチャンネル15が鋼製である場合にはフランジ2に溶接にて取付けることもできる。
上記実施形態は、図1に示す自動車のオートスライド式リヤドアの前端部に取付けられるプロテクターに関するものであるが、図7に示すようにバックドア19の左右両側に取付けられるセンサー保持用のプロテクター21についてもワイヤーハーネス9の保持部が同様に構成される。
1・・リヤドア
2・・フランジ
3・・保持リップ
4・・取付部
5・・フロントドア
6・・中空状のシール部
7・・感圧センサー
8・・保持部
9・・ワイヤーハーネス
11・・Cチャンネル
12・・プロテクター
13・・プロテクター本体
14、18・・第2の取付部
15・・Cチャンネル
17・・クリップ
19・・バックドア
2・・フランジ
3・・保持リップ
4・・取付部
5・・フロントドア
6・・中空状のシール部
7・・感圧センサー
8・・保持部
9・・ワイヤーハーネス
11・・Cチャンネル
12・・プロテクター
13・・プロテクター本体
14、18・・第2の取付部
15・・Cチャンネル
17・・クリップ
19・・バックドア
Claims (1)
- 自動車のオートスライドドア1やバックドア19に取付けられ、ドア閉時に異物を挟み込んだとき、それを検知するセンサー7を備えたプロテクター12において、ドア1、19のフランジ2に取付けられる第1の取付部4と、該取付部4に一体形成される、上記センサー7の保持部8とを有するプロテクター本体13と、該プロテクター本体13とは別体をなし、上記センサー7の下端に接続されるワイヤーハーネス9を所定の高さまでプロテクター本体13に沿わせて保持するCチャンネル15からなり、該Cチャンネル15が第2の取付部14、18を有し、上記プロテクター本体13の第1の取付け部4がCチャンネル15の第2の取付部14、18と共に上記フランジ2に取付けられることを特徴とする挟み込み検知用センサーを備えたプロテクター。
Priority Applications (1)
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JP2006274985A JP2008094141A (ja) | 2006-10-06 | 2006-10-06 | 挟み込み検知用センサーを備えたプロテクター |
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JP2009003353U Continuation JP3152469U (ja) | 2009-05-22 | 2009-05-22 | 挟み込み検知用センサーを備えたプロテクター |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262781A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 自動車のフランジ部挟持用ゴム製品 |
US20110126470A1 (en) * | 2009-12-01 | 2011-06-02 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Wire harness protector and touch sensor assembly |
JP2014104858A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Nishikawa Rubber Co Ltd | センサー付きウェザーストリップの取付構造 |
US8991898B2 (en) | 2011-10-05 | 2015-03-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Opening/closing body structure for vehicle |
-
2006
- 2006-10-06 JP JP2006274985A patent/JP2008094141A/ja active Pending
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JP2014104858A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Nishikawa Rubber Co Ltd | センサー付きウェザーストリップの取付構造 |
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