[go: up one dir, main page]

JP4811283B2 - 自動車用ウエザストリップ構造 - Google Patents

自動車用ウエザストリップ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4811283B2
JP4811283B2 JP2007015112A JP2007015112A JP4811283B2 JP 4811283 B2 JP4811283 B2 JP 4811283B2 JP 2007015112 A JP2007015112 A JP 2007015112A JP 2007015112 A JP2007015112 A JP 2007015112A JP 4811283 B2 JP4811283 B2 JP 4811283B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
bottom wall
flange
vehicle
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007015112A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008179282A (ja
Inventor
政博 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2007015112A priority Critical patent/JP4811283B2/ja
Publication of JP2008179282A publication Critical patent/JP2008179282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4811283B2 publication Critical patent/JP4811283B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

本発明は、自動車のドア、ラッゲージ、スライディングルーフ等の車体開口部を開閉する車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールする自動車用ウエザストリップ構造に関するものである。
以下、本発明について、図8に示すように、自動車のドア2と車体開口部周縁6の間をシールするオープニングウエザストリップ10(110)を例に取り説明する。
従来、自動車のドア2と車体開口部周縁6との間のシールは、図10に示すように、ドア2におけるドアフレーム等の外周のリテーナー4に取付けられるドアウエザストリップ160と、ドアフレーム等の内周のチャンネル3に取付けられるガラスラン150と、車体開口部周縁6のフランジ7に取付けられるオープニングトリムウエザストリップ110とによりなされる。
なお、上記フランジ7は、車体開口部周縁6を規定しているアウターパネル9と車内側のインナーパネル8等のパネルが接合されて形成されている。
ドア2の外周に取付けられたドアウエザストリップ160は、取付基部161とその上部に一体に形成された中空シール部164とシールリップ部166から構成される。取付基部161は、ドアフレームの外周に設けられたリテーナー4に嵌め込まれてドアフレームに固定される。そして、ドア2閉時にシールリップ部166が車体開口部周縁6の最も車外側の側端に当接し、ドア2の先端と車体開口部周縁6の車外側側端との間をシールする。そのとき、中空シール部164は、車体開口部周縁6のシールリップ部166が当接する部分よりも車内側の膨出部分に当接して、ドア2と車体開口部周縁6との間をシールしている。
車体開口部周縁6には、上記のフランジ7に取付けられたオープニングトリムウエザストリップ110があり、ドアウエザストリップ160が車体開口部周縁6をシールする部分よりもさらに車内側でドア2と車体開口部周縁6との間をシールしている。オープニングトリムウエザストリップ110は、断面略U字形の取付基部としてのトリム部120により上記のフランジ7に取付けられ、その中空シール部130がドアフレーム膨出部2aに当接してシールする。上記トリム部120には、フランジ7を把持するために、金属インサート等の芯材124が埋設され、その断面略U字形の内部にフランジ保持リップを備えている。
しかしながら、フランジ7は車体開口部周縁6を規定しているアウターパネル9の一端部と車内側のインナーパネル8等のパネルの端部が溶接等により接合されて形成されており、アウターパネル6aとインナーパネル8はフランジ7の近傍で空洞を形成している。この空洞を通って、風切り音、タイヤノイズや路面反射音等の騒音が車体開口部周縁6の全周に亘り伝達される。フランジ7はスポット溶接による凹凸や、フランジ7端部の板金の凹凸によりトリム部120の内部との間に隙間が生じる場合もあり、この隙間から上記の騒音が洩れて、車内に伝達されることとなる。
このため、図11に示すように、オープニングウエザストリップ210において、フランジ7の先端での間のシール性を向上させるために、トリム部220の内部に、粘性を有するコーキング部材226やスポンジ材等の軟質材から形成されるコーキング部材226を装着して、そのコーキング部材226の中にフランジ7の先端を挿入するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この場合は、別に成形されたコーキング部材226を断面略U字形のトリム部220内に挿入する手間がかかる。また、粘性を有するコーキング部材226を使用すると、修理等でトリム部220をフランジ7から外す場合に、フランジ7やトリム部220の開口部にコーキング部材226が付着して美観を損なうことがある。スポンジ材等の軟質材から形成されるコーキング部材226を使用すると、図10に示すものと同様に、フランジ7の厚さが変化すると、その厚さの変化に対応してコーキング部材226がフランジ7の先端を完全に包むことができず、十分なシール性を得ることができなかった。
なお、上記のオープニングウエザストリップ210は、上記のように、車体のドア2の開口である車体開口部周縁6の全周に装着される場合が多く、車体開口部周縁6のフランジ7は、その部位によって厚さが異なる。即ち、フランジ7は、車体を構成するパネルの先端が接合されて形成されるが、接合されるパネルの数は、部位によって1枚から5枚程度まで変化し、その厚さは2mmから8mm程度まで変化する。
このため、トリム部220が、フランジ7を挟持するための補強用の金属インサート等を芯材として埋設された断面略U字形である場合、部位によって挿入力が大きくなったり、フランジ7の把持力が小さくなったりする場合があった。
また、金属インサートにより重量が増加し、車両の軽量化の要請を満足しなくなっていた。
そのため、図12に示すように、オープニングウエザストリップ310にトリム部320とシール部330を設け、トリム部320に埋設された金属インサート等の芯材を無くし、柔軟性を増加させ、両面接着テープ325を使用してフランジ7に装着することも行なわれている(例えば、特許文献3参照。)。
この場合は、オープニングウエザストリップ310のトリム部(取付基部)320において、車外側側壁322の内面に両面接着テープ325を取付けて、トリム部320内にフランジ7を挿入するとともにフランジ7の車外側の側面に両面接着テープを圧着させることができる。
一方。図13に示すように、フランジ7に取付けられたオープニングウエザストリップ410の取り付け部分を見栄えを良くするために車内側に取付けられた内装部材440で覆うことが行われている(例えば、特許文献4及び特許文献5参照。)。この場合には、内装部材440の先端は、中空シール部430の根元部分に当接し、内装部材440と中空シール部430の間に隙間が生じないようにしている。そうすると、フランジ7に対して取付基部420が倒れやすくなり、フランジ7の先端が取付基部420から離れて、騒音が漏れやすくなったり、中空シール部430が倒れて、シール性が低下したり、両面接着テープを使用する場合は、両面接着テープを剥がす方向に力がかっかたりする。
実開昭54−31622号公報 特開2001−151035号公報 実開昭55−65209号公報 特開平8−2344号公報 特開平8−58489号公報
このため、本発明は、フランジの先端がウエザストリップの取付基部から離れにくく、フランジの保持力が確保できる自動車用ウエザストリップ構造を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車の車体開口部開閉部材と自動車の車体開口部周縁との間をシールするウエザストリップ構造において、
車体開口部周縁の車内側に、先端がウエザストリップに当接する内装部材が取付けられ、
ウエザストリップは、車体開口部周縁に設けられているフランジに取付けられる取付基部と、取付基部に一体的に設けられ、車体開口部開閉部材に当接して車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールするシール部を有し、
取付基部は、少なくとも車外側側壁と底壁を有し、車外側側壁の車内側面はフランジの側面に固着又は当接され、
フランジの先端が底壁に当接するとともに、フランジの先端が底壁に当接する底壁の位置よりも車内側の位置で、かつ、底壁と車外側側壁との連絡部から離れた位置の底壁の外面に突起部を形成し、突起部は内装部材の先端部から若干中心部方向の部分の内装部材の裏面に当接することを特徴とする自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項1の本発明では、車体開口部周縁の車内側に、先端がウエザストリップに当接する内装部材が取付けられているため、ウエザストリップの取付基部とフランジの取り付け部分を隙間なく内装部材で覆うことができ、車内側からみた見栄えが良い。
ウエザストリップは、車体開口部周縁に設けられているフランジに取付けられる取付基部と、取付基部に一体的に設けられ、車体開口部開閉部材に当接して車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールするシール部を有している。このため、ウエザストリップは取付基部によりフランジの所定位置に確実に取付けられ、車体開口部開閉部材の閉時に、シール部が車体開口部開閉部材に当接して、車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールすることができる。
取付基部は、少なくとも車外側側壁と底壁を有し、車外側側壁の車内側面はフランジの側面に固着又は当接されているため、フランジに車外側側壁と底壁を取付けることでウエザストリップを保持し、フランジの肉厚が変化しても取付時に必要な力や、保持力に変動がなく、確実に取付けることができる。
フランジの先端が底壁に当接するため、フランジの所定位置に確実にウエザストリップを取付けることができる。また、フランジの先端から騒音が漏れることを防止できる。
フランジの先端が底壁に当接する底壁の位置よりも車内側の位置で、かつ、底壁と車外側側壁との連絡部から離れた位置の底壁の外面に突起部を形成し、突起部は内装部材の先端部から若干中心部方向の部分の内装部材の裏面に当接する。このため、底壁の先端がフランジの先端を包むように働き、常に底壁がフランジの先端に押圧されるように力が働くため、フランジの先端が底壁から離れにくくフランジ先端のシール性を向上させることができる。
請求項2の本発明は、突起部は、底壁の外面に形成され、リップ状又は中空状である自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項2の本発明では、突起部は、底壁の外面に形成されたため、ウエザストリップを成形するときに同時に形成することができ製造が容易であるとともに、内装部材の裏面に当接することにより確実に底壁をフランジの先端に押圧することができる。
突起部がリップ状の場合は、柔軟に底壁を押圧することができ、突起部が中空状である場合は、幅広く底壁を押圧することができる。
請求項3の本発明は、突起部は、底壁の外面の車内側側端に形成された自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項3の本発明では、突起部は、底壁の外面の車内側側端に形成されたため、底壁の側端に押し上げ力を与えることができ、底壁でフランジの先端を包み込むように押圧することができ、確実に先端をシールすることができる。
請求項4の本発明は、自動車の車体開口部開閉部材と自動車の車体開口部周縁との間をシールするウエザストリップ構造において、
車体開口部周縁の車内側に、先端がウエザストリップに当接する内装部材が取付けられ、
ウエザストリップは、車体開口部周縁に設けられているフランジに取付けられる取付基部と、取付基部に一体的に設けられ、車体開口部開閉部材に当接して車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールするシール部を有し、
取付基部は、少なくとも車外側側壁と底壁を有し、車外側側壁の車内側面はフランジの側面に固着又は当接され、
フランジの先端が底壁に当接するとともに、内装部材の裏面に突起部を形成し、突起部は、フランジの先端が底壁に当接する底壁の位置よりも車内側の位置で、かつ、底壁と車外側側壁との連絡部から離れた位置に対応する底壁の外面に当接する自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項4の本発明では、フランジの先端が底壁に当接するとともに、内装部材の裏面に突起部を形成し、突起部は、フランジの先端が底壁に当接する底壁の位置よりも車内側の位置で、かつ、底壁と車外側側壁との連絡部から離れた位置に対応する底壁の外面に当接する。このため、底壁の先端がフランジの先端を包むように働き、常に底壁がフランジの先端に押圧されるように力が働くため、フランジの先端が底壁から離れにくくフランジ先端のシール性を向上させることができる。
請求項5の本発明は、突起部は、内装部材の裏面に形成され、山状である自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項5の本発明では、突起部は、内装部材の裏面に形成され、山状であるため、山状の頂部で底壁をフランジに押圧することができるとともに、突起部が形成された内装部材の部分を突起部が補強することができ、さらに、内装部材に乗員が衝突したときの衝撃を突起部の撓みでより一層吸収することができる。
請求項6の本発明は、突起部は、スポンジ材またはソリッド材で形成された自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項6の本発明では、突起部がスポンジ材で形成された場合は、柔軟に底壁をフランジの先端に押圧することができ衝撃吸収性が高く、ソリッド材で形成された場合は、強く底壁を押圧することができシール性が高い。
請求項7の本発明は、取付基部は、断面が略L字形又は略U字形に形成された自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項7の本発明では、取付基部の断面が略L字形に形成された場合は、フランジの側面に車外側側壁が取付けられるので、フランジの肉厚が変化しても取付力が変化することなく、ウエザストリップを取付けることができる。
取付基部の断面が略U字形に形成された場合は、フランジを断面略U字形の両側の側壁で確実に保持することができる。
請求項8の本発明は、車外側側壁は、両面接着テープでフランジの車外側側面に接着されている自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項8の本発明では、車外側側壁は、両面接着テープでフランジの車外側側面に接着されているため、両面接着テープをフランジの側壁に圧着するのみで、容易にウエザストリップを取付けることができる。車外側側壁とフランジの側壁を接着するため、フランジの肉厚の変化にかかわらず、安定して接着することができる。また、両面接着テープを貼着する面積も大きく、強固に取付基部を接着することができる。
請求項9の本発明は、底壁の内面に、コーキング部材が取付けられている自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項9の本発明では、底壁の内面に、コーキング部材が取付けられているため、フランジの先端を確実に包み込むことができ、フランジの先端から車室内に騒音等が進入することを防止することができる。
請求項10の本発明は、車外側側壁と底壁の内部にインサート部材が埋設された自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項10の本発明では、車外側側壁と底壁の内部にインサート部材が埋設されたため、車外側側壁をフランジの側面に取付けると、底壁の位置が安定して、フランジの先端に強く当接することができ、シール性を確保することができる。また、フランジへの装着後に底壁部分が変形することが少なく、底壁が車外側側壁との連絡部を中心に回動して撓むことが無く、フランジの先端と底壁との間のシール性を確保することができる。また、底壁と車外側側壁を同じ材料で形成することができ、押出成形が容易である。さらに、インサート部材は伸縮性が小さく、ウエザストリップをフランジに装着するときに、フランジに対して伸びが少なく、ウエザストリップの一部がフランジから浮上がったり、ウエザストリップにシワが寄ったりすることが無い。
請求項11の本発明は、ウエザストリップのシール部は、中空状に形成された自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項11の本発明では、ウエザストリップのシール部は中空状に形成されたため、ドア閉時にドアフレーム又は車体開口部周縁に確実に当接して、シール性を確保することができる。
請求項12の本発明は、車体開口部開閉部材はドアであり、ウエザストリップは、オープニングトリムウエザストリップである自動車用ウエザストリップ構造である。
請求項12の本発明では、車体開口部開閉部材はドアであり、ウエザストリップは、オープニングウエザストリップであるため、車体開口部周縁とドアとの間を確実にシールすることができるとともに、車内に侵入する騒音を確実に防止することができる。
本発明のウエザストリップの取付基部は、フランジの先端が底壁に当接するため、フランジの所定位置に確実にウエザストリップを取付けることができる。また、フランジの先端から騒音が漏れることを防止できる。また、フランジの先端が底壁に当接する位置よりも車内側の位置で、ウエザストリップの底壁の外面又は、内装部材の裏面に突起部を形成し、突起部は内装部材の裏面又は底壁の外面に当接するため、底壁の先端がフランジの先端を包むように働き、常に底壁がフランジの先端に押圧されるように力が働くため、フランジ先端のシール性を向上させることができる。
本発明の実施の形態を、オープニングウエザストリップ10を例にとり説明する。本発明は、オープニングウエザストリップ10以外にも、スライディングルーフウエザストリップ、ラッゲージウエザストリップ、バックドアウエザストリップ等の自動車の車体開口部と、その開口部を閉じて車体開口部周縁6との間をシールする開閉部材に使用される、シール部と取付基部を有するウエザストリップに使用することができる。
本発明の実施の形態を、図1〜図9に基づき説明する。
図1は、本発明の第1に実施の形態であるオープニングウエザストリップ10が図8に示す車体開口部周縁6に装着された状態の、図9におけるA−A線に沿った部分の断面図である。図2は、同様に本発明の第2に実施の形態であるオープニングウエザストリップ10の図1と同様の断面図である。
図3〜図6は、同様にそれぞれ本発明の第3〜第6の実施の形態であるオープニングウエザストリップ10の図1と同様の断面図である。図7は、本発明の第6の実施の形態の内装部品の先端部の断面図である。
図8は自動車のドアを開いた状態において、オープニングウエザストリップ10の車体開口部周縁6への取付状態を示す車体の後方からみた斜視図である。図9は、車体開口部周縁6に装着されるオープニングウエザストリップ10の全体の正面図である。
図8に示すように、自動車の車体1は、車体開口部を有し、その車体開口部は、車体開口部開閉部材であるドア2により開閉される。車体開口部の周囲は、車体開口部周縁6を形成し、車体開口部周縁6は車体を構成するアウターパネル9やインナーパネル8等のパネル部材の端部が溶接されて、フランジ7(図1参照)を形成している。このフランジ7に車体開口部周縁6とドア2との間をシールする本件発明のウエザストリップとしてのオープニングウエザストリップ10が装着される。
フランジ7は、車体1の車体開口部周縁6の部位により溶接されるパネルの数が1枚〜5枚程度まで変化するためその厚さが車体の部位により変化する。
オープニングウエザストリップ10は、押出成形により直線状に成形される。この直線状に形成された1本のオープニングウエザストリップ10は、図9に示すように、車体開口部周縁6の形状に沿って、環状となるようにフランジ7に装着される。装着は、オープニングウエザストリップ10の一方の端末から順次、フランジ7に装着され、装着が完了すると、他方の端末が一方の端末と接合することとなる。この端末は、図9に示すように、接続部11により型接合されて環状に形成されていてもよい。
また、オープニングウエザストリップ10の端末同士を装着前に接着剤で接着して環状にしてもよい。
環状に形成すると、装着することが容易となる。
次に、図1に基づき、第1の実施の形態のオープニングウエザストリップ10について説明する。
オープニングウエザストリップ10は、フランジ7に取付けられる、断面略L字形の取付基部としてのトリム部20と、トリム部20に一体的に形成され、ドア2のドアフレーム膨出部2aに当接して、ドア2と車体開口部周縁6との間をシールするシール部としての中空状の中空シール部30を有する。
トリム部20は、車外側側壁21、底壁23からなる断面略L字形をなしている。トリム部20は、フランジ7の肉厚の変化の柔軟に対応できるため、底壁23は所定の幅を有している。トリム部20の車外側側壁21と底壁23は一体的に連続して形成されている。本実施の形態では、フランジ7を挟持する挟持力を補強する金属板や硬質合成樹脂等で形成されたインサート部材(芯材)が埋設されていない。このためオープニングウエザストリップ10を軽量化することができる。
車外側側壁21は断面が略平板状に形成され、車外側側壁21の車内側面には両面接着テープ27が貼着されている。オープニングウエザストリップ10は、両面接着テープ27によりフランジ7の車外側側面に接着される。
両面接着テープ27を使用すると、フランジ7の車外側の面に接着するのみで装着できるため、フランジ7の厚さが変化しても装着方法は同じであり、フランジ7への接着力は変化せず、装着が容易である。また、車外側側壁21に両面接着テープ27を貼着すると、貼着面積も大きく、強固にトリム部20を接着することができる。
両面接着テープ27をスポンジ材で形成し、肉厚を厚くしたり、車外側側壁21の両面接着テープ27を接着する車外側側壁内面21dをスポンジ材で形成したりすると、フランジ7の側面に形成されたスポット痕等の凹凸に合わせてスポンジ材が容易に変形して両面接着テープ27を密着させることができる。
車外側側壁21の車内側面の底壁23寄りの部分には突部21cを設けてもよい。この突部21cに沿って両面接着テープ27の側端を貼着すると両面接着テープ27の位置決めをすることができる。
車外側側壁21の底壁23との連絡部は、底壁23と一体に硬質の材料で形成することができる。この場合は、連絡部の剛性が増加して、オープニングウエザストリップ10をフランジ7に装着したときに、フランジ7の先端に押されて、底壁23が連絡部を中心にフランジ7の先端から離れる方向に、即ち、図1における下方に回動することを防止することができる。
車外側側壁21の先端には、スポンジ材から形成された先端部21bが一体的に形成されている。先端部21bは、車外側側壁21がフランジ7に装着されると、アウターパネル9の屈曲した部分に当接して、アウターパネル9とオープニングウエザストリップ10の間をシールすることができる。
先端部21bのスポンジ材は、先端部21bから車外側側壁21の両面接着テープ27が貼着される面まで延長して形成することができる。この場合は、上記したようにフランジ7の側面に形成されたスポット痕等の凹凸をより一層吸収することができる。
底壁23は、略平板状に形成され、ソリッド材で車外側側壁21から底壁23の先端まで連続して一体的に形成されている。
底壁23の内面にフランジ7が当接している。フランジ7は複数のパネルの先端が接合されて形成され、その先端は、最も車外側のアウターパネル9から延設された物が最も長く形成され、底壁23に当接している。フランジ7の先端の他の部分は、底壁23の内面に接触するか若干隙間がある程度で底壁23と対面している。
底壁23の外面には底壁リップ24が形成されている。底壁リップ24はフランジ7の先端の最も長い部分、即ちアウターパネル9が底壁23の内面に当接する位置よりも車内側の底壁23の外面の位置から車内方向に斜めに延設されている。底壁リップ24は、内装部材であるガーニッシュ40に当接している。
ガーニッシュ40は、ガーニッシュ取付部43に組み付けられたクリップ45等でインナーパネル8に取付けられ、その先端であるガーニッシュ先端部41は、オープニングウエザストリップ10のトリム部20と中空シール部30の境界の凹部に嵌めこまれている。このため、オープニングウエザストリップ10とフランジ7の取付け部分を隙間なくガーニッシュ50で覆うことができ、見栄えが良い。
ガーニッシュ40は、ガーニッシュ先端部41から若干中心部方向の部分では、トリム部20を覆うようにガーニッシュウエザストリップカバー部42が形成されている。底壁リップ24は、このガーニッシュウエザストリップカバー部42の内面に当接する。このため、底壁リップ24が底壁23を押し上げるように働き、フランジ7との当接部分を中心に、底壁23の先端がフランジ7の先端を包むように働く。従って、常に底壁23がフランジ7の先端に押圧されるように力が働くため、フランジ7が底壁23から離れることなく、フランジ7の先端のシール性を向上させることができる。
底壁リップ24は、ゴム又は熱可塑性エラストマーのスポンジ材又はソリッド材で形成することができる。底壁リップ24がスポンジ材で形成された場合は、柔軟に底壁23をフランジ7の先端に押圧することができ衝撃吸収性が高い。底壁リップ24が、ソリッド材で形成された場合は、強く底壁23をフランジ7に押圧することができシール性が高い。
車外側側壁21の外面にはシール部としての中空シール部30が一体的に設けられている。中空シール部30は、車外側側壁21の外面に断面形状が略楕円形の中空状のスポンジ材で形成される。スポンジ材はスポンジゴム、スポンジ熱可塑性エラストマー等を使用する。中空シール部30は、ドア閉時に例えば、ドア2のドアフレーム膨出部2aに当接してドア2と車体開口部周縁6の間をシールする。
シール部としては、中空シール部30の代わりに中空状ではなく、リップ状のシール部を車外側側壁21の外面に設けてもよい。
フランジ7に第1の実施の形態のオープニングウエザストリップ10を装着するときは、まず、オープニングウエザストリップ10のトリム部20をフランジ7に対して斜めに位置させて、フランジ7のアウターパネル9の先端を底壁23に当接させる。この場合は、トリム部20に車内側側壁22が存在しないため、フランジ7をトリム部20に対して斜めに倒して挿入することができる。
このとき、フランジ7の最も車外側のアウターパネル9が他のパネルよりも若干長いためその先端を底壁23に当接させる。そのとき、車外側側壁21の突部21cにアウターパネル9の側面が当接するとともに、両面接着テープ27がアウターパネル9の側面に接着する。
次に、本発明の第2の実施の形態を図2に基づき説明する。第2の実施の形態は、底壁23に形成された底壁リップ24が第1の実施の形態と異なり、異なる点を中心に説明し、第1の実施の形態と同様な部分は説明を省略する。
第2の実施の形態において、底壁リップ24は、底壁23の外面の車内側側端に形成され、車外方向に斜めに延設されている。このため、底壁リップ24は、ガーニッシュ40のガーニッシュウエザストリップカバー部42の内面に当接して底壁23の先端を押し上げる。底壁23の先端を押し上げるため、底壁23を押し上げる力が強く、フランジ7の先端を包み込むように押圧することができ、確実に先端をシールすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態を図3に基づき説明する。第3の実施の形態は、底壁23に形成された底壁リップ24と取付基部31内にインサート部材28が埋設された点が第1の実施の形態と異なり、異なる点を中心に説明し、第1の実施の形態と同様な部分は説明を省略する。
第3の実施の形態において、底壁リップ24は、底壁23の車内側側端の端面からガーニッシュウエザストリップカバー部42方向に湾曲して形成されている。このため、底壁リップ24は、ガーニッシュ40のガーニッシュウエザストリップカバー部42の内面に当接して弾力的に撓むことができ、フランジ7の先端に確実に当接して、底壁23の先端を押し上げることができ、確実に先端をシールすることができる。
車外側側壁21と底壁23の内部に断面L字形のインサート部材28が埋設されている。このため、車外側側壁21をフランジ7の側面に取付けると、フランジ7への装着後に底壁23が変形することが少なく、底壁23が車外側側壁21との連絡部を中心に回動して撓むことが無く、底壁23の位置が安定して、フランジ7の先端に強く当接することができ、フランジ7の先端と底壁23との間のシール性を確保することができる。
さらに、インサート部材28は伸縮性が小さく、オープニングウエザストリップ10をフランジ7に装着するときに、フランジ7に対して伸びが少なく、オープニングウエザストリップ10の一部がフランジ7から浮上がったり、オープニングウエザストリップ10の中空シール部30にシワが寄ったりすることが無い。
次に、本発明の第4の実施の形態を図4に基づき説明する。第4の実施の形態は、底壁23の外面に形成された突起部の形状と、底壁23の内面にコーキング部材が取付けられた点が第1の実施の形態と異なり、異なる点を中心に説明し、第1の実施の形態と同様な部分は説明を省略する。
第4の実施の形態において、底壁23の外面の外面には突起部として中空状の底壁中空突起部26が形成されている。底壁中空突起部26は、断面が円弧状でガーニッシュ40のガーニッシュウエザストリップカバー部42の内面に当接して、底壁23を押し上げる。底壁中空突起部26の中心である先端は、フランジ7の最も長い先端であるアウターパネル9の先端が底壁23又はコーキング部材に当接する位置よりも車内側の位置に形成されている。このため、底壁中空突起部26が底壁23の先端側を押し上げることができるため、フランジ7の先端を包み込むように押圧することができ、確実に先端をシールすることができる。また、底壁中空突起部26が中空形状であるため、リップ状と比べて底壁23を押し上げる力が強く、強くシールすることができる。
底壁23の内面には、コーキング部材であるコーキングスポンジ25が貼着されている。コーキング部材としては、スポンジ材以外でも柔軟性があり、フランジ7の先端を包み込んでシールすることができるものであればよい。コーキングスポンジ25は、少なくともフランジ7の最も長い先端であるアウターパネル9の先端が進入することができるように形成されている。フランジ7の他の先端であるインナーパネル8の先端も当接することが好ましい。
このため、トリム部20をフランジ7に装着した後に、フランジ7の先端がコーキングスポンジ25の表面に埋入して、フランジ7の先端を包んで離れることが無く、フランジ7の先端から騒音や雨水が洩れることが無く、シール性を確保することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態を図5に基づき説明する。第5の実施の形態は、トリム部20が断面略U字形に形成された点が第1の実施の形態と異なり、異なる点を中心に説明し、第1の実施の形態と同様な部分は説明を省略する。
第5の実施の形態において、トリム部20は、車外側側壁21、車内側側壁22と底壁23からなる断面略U字形に形成され、車外側側壁21と車内側側壁22の内面には斜め内側に延設された車外側保持リップ21aと車内側保持リップ22aがそれぞれ延設されている。
フランジ7は、トリム部20の内部に挿入され、その両側面を車外側保持リップ21aと車内側保持リップ22aで保持されるため、フランジ7を確実に保持してシールすることができる。また、底壁23の外面には、底壁リップ24が形成されているため、底壁23をフランジ7の先端に押圧することができるとともに、車内側側壁22の車内側保持リップ22aをフランジ7の側面に押圧し、フランジ7との間のシール性を向上させることができる。
次に、本発明の第6の実施の形態を図6と図7に基づき説明する。第6の実施の形態は、突起部が底壁23の外面ではなく、ガーニッシュ40の先端部分であるガーニッシュウエザストリップカバー部42の内面にガーニッシュ突起部44が形成されている点が第1の実施の形態と異なり、異なる点を中心に説明し、第1の実施の形態と同様な部分は説明を省略する。
ガーニッシュ40の先端部分であるガーニッシュウエザストリップカバー部42の内面に裾野を引いた山状のガーニッシュ突起部44が形成されている。ガーニッシュ突起部44の山状の頂点の部分は、フランジ7の先端の最も長い部分が底壁23の内面に当接する位置よりも車内側の位置に対応するガーニッシュウエザストリップカバー部42の部分に形成されている。そのため、ガーニッシュ40を取付けたときに、ガーニッシュ突起部44は底壁23の車内側の先端部分に当接して、底壁23の先端を押し上げることができ、確実にフランジ7の先端をシールすることができる。
ガーニッシュ突起部44は、図7に示すようにガーニッシュウエザストリップカバー部42の内面を覆うように裾野を広く形成した場合には、ガーニッシュウエザストリップカバー部42をガーニッシュ突起部44が補強することができ、さらに、ガーニッシュ40に乗員が衝突したときの衝撃をより一層吸収することができる。ガーニッシュ突起部44をスポンジ材等の柔軟性を有するものである場合は、より一層衝撃吸収力が強い。
オープニングウエザストリップ10において、第1〜第6の実施の形態はともに、中空シール部30は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーのスポンジ材で形成され、トリム部20は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーのソリッド材または微発泡材で形成され、トリム部20の硬質の材料の部分は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーのソリッド材で形成されると、耐候性のよい製品を得ることができる。また、この場合は、オープニングウエザストリップ10は全体としてオレフィン系でありそのまま一緒に粉砕等を行い、リサイクルして使用することができる。
次に、オープニングウエザストリップ10の製造方法を説明する。
このオープニングウエザストリップ10は、押出成形により成形され、トリム部20を構成するソリッドゴムと中空シール部30を構成するスポンジゴムを押出成形機で一体に押出すことができる。
インサート部材28をトリム部20に埋設するときは、トリム部20と中空シール部30と同時に押出成形する。
オープニングウエザストリップ10の成形においては、成形材料は、ソリッド材または微発泡材の場合は、合成ゴム、熱可塑性エラストマーが使用され、例えば合成ゴムではEPDMゴム、熱可塑性エラストマーではオレフィン系エラストマー等が使用される。スポンジ材としてとしては、上記EPDMゴム、熱可塑性エラストマーを発泡させて使用する。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫、発泡が行われる。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、押出成形と同時にあるいは押出成形の後に加熱されて発泡して、冷却され固化される。その後所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
押出されたオープニングウエザストリップ10は、所定寸法に切断されて、環状に接続されてもよく、自動車の車体開口縁のフランジ7に取付けられる。
本発明の第1の実施の形態であるオープニングウエザストリップが車体開口部周縁に装着された状態の断面図である。 本発明の第2の実施の形態であるオープニングウエザストリップが図9におけるA−A線に沿った部分のフランジに装着された状態の断面図である。 本発明の第3の実施の形態であるオープニングウエザストリップの図2と同様の断面図である。 本発明の第4の実施の形態であるオープニングウエザストリップの図2と同様の断面図である。 本発明の第5の実施の形態であるオープニングウエザストリップの図2と同様の断面図である。 本発明の第6の実施の形態であるオープニングウエザストリップの図2と同様の断面図である。 本発明の第6の実施の形態であるガーニッシュの先端の断面図である。 自動車の側面の後方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態であるオープニングウエザストリップの正面図である。 従来のドアと車体開口部周縁との間のシール構造を示す断面図である。 従来の他のオープニングウエザストリップを自動車の開口縁に取付けた状態における一部断面図である。 従来の他のウエザストリップを自動車の開口縁に取付けた状態における一部断面図である。 従来の他のオープニングウエザストリップを自動車の開口縁に取付けた状態における一部断面図である。
符号の説明
6 車体開口部周縁
7 フランジ
10 オープニングウエザストリップ(ウエザストリップ)
20 トリム部(取付基部)
21 車外側側壁
22 車内側側壁
23 底壁
24 底壁リップ
25 コーキングスポンジ(コーキング部材)
26 底壁中空突起部
27 両面接着テープ
30 中空シール部(シール部)
40 ガーニッシュ
42 ガーニッシュウエザストリップカバー部
44 ガーニッシュ突起部

Claims (12)

  1. 自動車の車体開口部開閉部材と自動車の車体開口部周縁との間をシールするウエザストリップ構造において、
    上記車体開口部周縁の車内側に、先端がウエザストリップに当接する内装部材が取付けられ、
    該ウエザストリップは、上記車体開口部周縁に設けられているフランジに取付けられる取付基部と、該取付基部に一体的に設けられ、上記車体開口部開閉部材に当接して上記車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールするシール部を有し、
    上記取付基部は、少なくとも車外側側壁と底壁を有し、該車外側側壁の車内側面は上記フランジの側面に固着又は当接され、
    上記フランジの先端が上記底壁に当接するとともに、上記フランジの先端が上記底壁に当接する上記底壁の位置よりも車内側の位置で、かつ、上記底壁と車外側側壁との連絡部から離れた位置の上記底壁の外面に突起部を形成し、該突起部は上記内装部材の先端部から若干中心部方向の部分の上記内装部材の裏面に当接することを特徴とする自動車用ウエザストリップ構造。
  2. 上記突起部は、底壁の外面に形成され、リップ状又は中空状である請求項1に記載の自動車用ウエザストリップ構造。
  3. 上記突起部は、底壁の外面の車内側側端に形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用ウエザストリップ構造。
  4. 自動車の車体開口部開閉部材と自動車の車体開口部周縁との間をシールするウエザストリップ構造において、
    上記車体開口部周縁の車内側に、先端がウエザストリップに当接する内装部材が取付けられ、
    該ウエザストリップは、上記車体開口部周縁に設けられているフランジに取付けられる取付基部と、該取付基部に一体的に設けられ、上記車体開口部開閉部材に当接して上記車体開口部開閉部材と車体開口部周縁との間をシールするシール部を有し、
    上記取付基部は、少なくとも車外側側壁と底壁を有し、該車外側側壁の車内側面は上記フランジの側面に固着又は当接され、
    上記フランジの先端が上記底壁に当接するとともに、上記内装部材の裏面に突起部を形成し、該突起部は、上記フランジの先端が上記底壁に当接する上記底壁の位置よりも車内側の位置で、かつ、上記底壁と車外側側壁との連絡部から離れた位置に対応する上記底壁の外面に当接することを特徴とする自動車用ウエザストリップ構造。
  5. 上記突起部は、内装部材の裏面に形成され、山状である請求項4に記載の自動車用ウエザストリップ構造。
  6. 上記突起部は、スポンジ材またはソリッド材で形成された請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ構造。
  7. 上記取付基部は、断面が略L字形又は略U字形に形成された請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ構造。
  8. 上記車外側側壁は、両面接着テープで上記フランジの車外側側面に接着されている請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ構造。
  9. 上記底壁の内面に、コーキング部材が取付けられている請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ構造。
  10. 上記車外側側壁と上記底壁の内部にインサート部材が埋設された請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ構造。
  11. 上記ウエザストリップのシール部は、中空状に形成された請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ構造。
  12. 上記車体開口部開閉部材はドアであり、上記ウエザストリップは、オープニングトリムウエザストリップである請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ構造。
JP2007015112A 2007-01-25 2007-01-25 自動車用ウエザストリップ構造 Expired - Fee Related JP4811283B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007015112A JP4811283B2 (ja) 2007-01-25 2007-01-25 自動車用ウエザストリップ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007015112A JP4811283B2 (ja) 2007-01-25 2007-01-25 自動車用ウエザストリップ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008179282A JP2008179282A (ja) 2008-08-07
JP4811283B2 true JP4811283B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=39723518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007015112A Expired - Fee Related JP4811283B2 (ja) 2007-01-25 2007-01-25 自動車用ウエザストリップ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4811283B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5087592B2 (ja) 2009-07-14 2012-12-05 本田技研工業株式会社 車両用ドアの下部構造
JP5447107B2 (ja) * 2010-04-05 2014-03-19 豊田合成株式会社 ウエザストリップ
JP6059925B2 (ja) * 2012-09-13 2017-01-11 豊田合成株式会社 ドアウエザストリップ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04300746A (ja) * 1991-03-29 1992-10-23 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd シールリップ付ウエルトボディサイドウエザーストリップ
JPH0683498U (ja) * 1993-05-12 1994-11-29 愛知機械工業株式会社 サイドウインド部のウエザーストリップ構造
JP2001334883A (ja) * 2000-05-29 2001-12-04 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd ウェザーストリップ
JP4092991B2 (ja) * 2002-09-10 2008-05-28 豊田合成株式会社 ウエザストリップの取付構造
JP4529818B2 (ja) * 2005-06-30 2010-08-25 豊田合成株式会社 自動車用ウエザストリップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008179282A (ja) 2008-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4529818B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
US20070024084A1 (en) Weather strip
US20070199247A1 (en) Weather strip for motor vehicle
JP4375273B2 (ja) 自動車用ガラスラン
JP2006281823A (ja) 自動車用ガラスラン
JP2007090987A (ja) 自動車用ガラスラン
JP2006347485A (ja) 自動車用ガラスラン
JP2006182251A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP2006182090A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP4811283B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ構造
JP4375072B2 (ja) 自動車用ガラスラン
JP5447147B2 (ja) 自動車用ルーフサイドウエザストリップ
JP2007062532A (ja) 自動車用ドアウエザストリップ
JP4529817B2 (ja) 自動車用ウエザストリップの取付方法
JP2009202817A (ja) 自動車用可動ルーフパネルのシール構造
JP4529980B2 (ja) 自動車用ウエザストリップの取付方法
JP4370574B2 (ja) 自動車用ガラスラン
JP4577137B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP4868252B2 (ja) ガラスランの取付け構造
JP2006205846A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP4458484B2 (ja) 自動車用ガラスラン
JP2007152977A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP4407560B2 (ja) 自動車用ガラスラン
JP5655665B2 (ja) 自動車用ドアウエザストリップ
JP2012030656A (ja) 自動車用オープニングトリムウエザストリップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110726

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4811283

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees