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JP2008084471A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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JP2008084471A
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泰一 小崎
Noboru Shibata
昇 柴田
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Abstract

【課題】誤書き込み率の低減を図った半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】電気的書き換え可能な直列接続された複数の不揮発性メモリセルと、その両端部をそれぞれビット線及びソース線に接続するための第1及び第2の選択ゲートトランジスタとを有するNANDセルユニットを配列してメモリセルアレイが構成されかつ、前記NANDセルユニット内に前記第1及び第2の選択ゲートトランジスタにそれぞれ隣接してダミーセルが挿入された半導体記憶装置において、前記ダミーセルはメモリセルの消去状態より高いしきい値電圧状態に設定される。
【選択図】図7

Description

この発明は、電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを用いて構成される半導体記憶装置(EEPROM)に係り、特にNAND型フラッシュメモリの誤書き込み率低減技術に関する。
電気的書き換えが可能でかつ、高集積化が可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)として、NAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリでは、複数のメモリセルを隣接するもの同士でソース/ドレイン拡散層を共有する形で直列接続して、NANDセルユニットを構成する。NANDセルユニットの両端はそれぞれ、選択ゲートトランジスタを介してビット線及びソース線に接続する。この様なNANDセルユニット構成により、NOR型と比べて単位セル面積が小さくかつ大容量記憶が可能となる。
NAND型フラッシュメモリのメモリセルは、半導体基板にトンネル絶縁膜を介して形成された電荷蓄積層(浮遊ゲート)とその上にゲート間絶縁膜を介して積層された制御ゲートとを有し、浮遊ゲートの電荷蓄積状態によりデータを不揮発に記憶する。具体的には、浮遊ゲートに電子を注入したしきい値電圧の高い状態を例えばデータ“0”、浮遊ゲートの電子を放出させたしきい値電圧の低い状態をデータ“1”として、2値データ記憶を行う。最近は、書き込みしきい値分布を細分化して、4値等の多値記憶も行われている。
NAND型フラッシュメモリのデータ書き込みは、選択ワード線に沿って配列された全メモリセルを1ページ(或いはその半分を1ページ)として、ページ単位で行われる。具体的に書き込みは、選択ワード線に書き込み電圧Vpgmを与えて、セルチャネルから浮遊ゲートにFNトンネリングにより電子を注入するという動作として行われる。この場合、ビット線から書き込みデータ“0”,“1”に応じてNANDセルチャネルの電位が制御される。
即ち、“0”書き込みの場合は、ビット線にVssを与えて、これをオンさせた選択ゲートトランジスタを介して選択セルのチャネルまで転送する。このとき、選択セルでは浮遊ゲートとチャネル間に大きな電界がかかって、浮遊ゲートに電子が注入される。一方、“1”書き込みの場合は、ビット線にVddを与えて、NANDセルチャネルをVdd−Vth(Vthは選択ゲートトランジスタのしきい値電圧)まで充電してフローティング状態にする。このとき、セルチャネルがワード線からの容量結合により電位上昇して、浮遊ゲートへの電子注入が禁止される。
Vpgmが与えられた“1”書き込みセル(書き込み禁止セル)で、セルチャネルの昇圧が不十分であると、浮遊ゲートへの電子注入が生じ、望ましくないしきい値変動が生じる。非選択ワード線には通常、書き込み電圧Vpgmより低い書き込みパス電圧(中間電圧)Vpassを与えて、“1”書き込みの場合に非選択セルのチャネルをブーストして浮遊ゲートへの電子注入を生じないようにしている。これらの非選択セルでも、セルチャネルの昇圧が不十分であると、誤書き込みが生じる。
これまで、NAND型フラッシュメモリにおいて“1”書き込みセルや非選択セルでの誤書き込みを抑制するための書き込み時のチャネル電圧制御方式として、次のようなものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
(1)“1”書き込み時、NANDセルユニット内の全チャネルをフローティング状態にして、ワード線からの容量結合によりチャネルをブーストするセルフブースト(Self−Boost:SB)方式。この方式では、書き込み電圧Vpgmを与える選択ワード線以外の非選択ワード線には、Vpgmより低い書き込みパス電圧(中間電圧)Vpassを与える。
(2)“1”書き込み時の選択セルのチャネルのみを他から分離してブーストするローカルセルフブースト(Local Self−Boost:LSB)方式。これは、ソース線側のメモリセルから順番に書き込みを行うシーケンシャル書き込みを前提とし、選択ワード線の両隣の非選択ワード線に、中間電圧Vpassより低いチャネル分離用電圧Visoを与え、その他の非選択ワード線に中間電圧Vpassを与えることにより、行われる。
(3)同様に、ソース線側のメモリセルから順番に書き込みを行うシーケンシャル書き込みを前提とする、消去領域セルフブースト(Erase Area Self−Boost:EASB)方式。これは、“1”書き込み時のブーストチャネル領域を、既書き込みセル領域と、選択セルを含む未書き込みセル領域とに分離する。そのため、選択ワード線のソース線側に隣接する非選択ワード線に、Vpassより十分に低いチャネル分離用電圧Visoを与える。
これらのチャネル電圧制御方式を適用した場合にも、更にNAND型フラッシュメモリの微細化が進んだ場合に問題になるのは、選択ゲートトランジスタ(特にソース線側の選択ゲートトランジスタ)に隣接するセルでの誤書き込みである。データ書き込み時、ソース線側の選択ゲートトランジスタはゲート電圧0Vのオフ状態とされるが、これに隣接する非選択セルにパス電圧Vpassが与えられたとき、選択ゲートトランジスタのドレイン端でゲート誘導ドレインリーク電流GIDL(Gate−Induced Drain Leakage )電流が発生し、隣接する非選択セルの浮遊ゲートに電子が注入されるという誤書き込みが生じる(例えば、非特許文献1参照)。ビット線側の選択ゲートトランジスタに隣接するセルでも、同様の誤書き込みが生じることが知られている。
選択ゲートトランジスタに隣接するセルについてのこのような誤書き込みストレスは、そのセルが書き込み電圧Vpgmが与えられた“1”書き込みセルである場合にも生じる。しかし、この“1”書き込み選択セルの誤書き込みストレスは、そのページが選択された場合のみであるのに対し、選択ゲートトランジスタに隣接するセルに書き込みパス電圧Vpassが与えられる状態での誤書き込みストレスは、NANDセルブロック内の他のページが選択された場合の全てについてかかるので、この書き込みパス電圧Vpassによる誤書き込みストレスの方が問題になる。
上述したGIDL電流に起因する誤書き込みを抑制するには、選択ゲートトランジスタの隣に、データ記憶に利用されないダミーセルを配置する方式が一定程度有効になる。この様なダミーセルを挿入する方式は、NANDセルユニット内のデータ記憶に供されるメモリセルの書き込みや消去特性の位置依存性を弱くして、NANDセルユニット内でデータ状態を均一化する技術として提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、このダミーセル方式を採用したとしても、例えばデザインルール60nm以下という微細化したNAND型フラッシュメモリでは、GIDL電流に起因する誤書き込みが未だ問題になる。
特開2004−185690号公報 特開2004−127346号公報 Jae−Duk Lee et al."A NEW PROGRAMMING DISTURBANCE IN NAND FLASH MEMORY BYSOURCE/DRAIN HOT−ELECTRONS GENERATED BY GIDL CURRENT", NVSMW2006,p.31−33
この発明は、誤書き込み率の低減を図った半導体記憶装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様によると、電気的書き換え可能な直列接続された複数の不揮発性メモリセルと、その両端部をそれぞれビット線及びソース線に接続するための第1及び第2の選択ゲートトランジスタとを有するNANDセルユニットを配列してメモリセルアレイが構成されかつ、前記NANDセルユニット内に前記第1及び第2の選択ゲートトランジスタにそれぞれ隣接してダミーセルが挿入された半導体記憶装置において、
前記ダミーセルはメモリセルの消去状態より高いしきい値電圧状態に設定される。
この発明によると、誤書き込み率の低減を図った半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施の形態によるNAND型フラッシュメモリの全体構成の概略であり、図2はそのメモリセルアレイ100の等価回路を示す。NAND型フラッシュメモリの基本単位であるNANDセルユニット(NANDストリング)NUは、直列接続された複数のメモリセルMC0−MC63とその両端に配置された二つの選択トランジスタSG1,SG2を基本構成とする。
但しこの実施の形態では、選択ゲートトランジスタSG1,SG2にそれぞれ隣接して、データ記憶を行わないダミーセルMDD,MDSが挿入されている。ダミーセルMDD,MDSはアクセスができない他、他のメモリセルMC0−MC63と同様に構成されている。
NANDセルユニットNUは、その一端が選択トランジスタSG1を介してビット線BLに接続され、他端が選択トランジスタSG2を介して、メモリアレイ100内で共通のソース線CELSRCに接続されている。
1つのメモリセルは、シリコン基板のP型ウェルに形成されたN型ソース/ドレイン拡散層を有し、電荷蓄積層としての浮遊ゲートと制御ゲートの積層ゲート構造を有する。この浮遊ゲートに保持する電荷量を書き込み動作、消去動作で変化させることにより、メモリセルのしきい値を変化させて、1ビットのデータ、あるいは多ビットのデータを記憶させる。
NANDセルユニットNU内の各メモリセルMC0−MC63及びダミーセルMDD,MDSの制御ゲートは別々のワード線WL0−WL63及びダミーワードWLDD,WLDSに接続され、選択ゲートトランジスタSG1,SG2のゲートはそれぞれ選択ゲート線SGD,SGSに接続される。
ワード線WL0−WL63、ダミーワード線WLDD,WLDS及び選択ゲート線SGD,SGSを共有するNANDセルユニットの集合は、データ一括消去の単位となるブロックBLKを構成する。通常図示のように、ビット線の方向に複数のブロックBLKi,BLKi+1,…が配列される。
NAND型フラッシュメモリは、種々の動作をコマンド入力を伴って実現している。たとえば、書き込み動作においては、データロードコマンドを入出力回路1からコマンドレジスタ2にラッチし、書き込み先アドレスを入出力回路1を介してアドレスレジスタ3にラッチし、続いて、書き込みデータを入出力回路1を介してセンスアンプ回路(兼書き込み回路)30にロードする。この後、書き込み実行コマンドを入出力回路1を介してコマンドレジスタ2にラッチすると、内部で自動的に書き込み動作が開始される。
即ち書き込み実行コマンドが入力されると、シーケンス制御回路4が動作を開始する。シーケンス制御回路4は、書き込み動作においては、書き込み動作に必要な電圧の制御や、書き込みパルス印加動作やベリファイ読み出し動作のタイミング制御、所望の書き込み動作が終了するまで書き込みパルス印加動作とベリファイ読み出し動作を繰り返す制御など行う。
高電圧発生回路5は、シーケンス制御回路4に制御されて、書き込み電圧Vpgm、書き込みパス電圧Vpassその他、ロウ系の信号駆動回路20やページバッファ制御回路6に必要な高電圧(昇圧電圧)を発生する。
ロウ系の信号駆動回路20は、ワード線電圧を制御する、NANDセルユニット内のワード線数に等しい数のCGデコーダ・ドライバ26と、ドレイン側選択ゲート線SGDを制御するSGDドライバ22、ソース側選択ゲート線SGSを制御するSGSドライバ23、ダミーワード線WLDD,WLDSを駆動するCGD,CGSドライバ24,25、及びブロックデコーダ用の昇圧電源電圧VRDECを出力するためのVRDECドライバ21を有する。これらのドライバ21−26は、メモリセルアレイ100の複数のブロックで共有される。
NAND型フラッシュメモリでは、選択されたNANDセルユニットの複数のワード線に対して複数の電圧を用いて動作させることが必要であるため、ロウアドレスの中で、NANDセルユニット内のワード線を選択するページアドレスが、CGデコーダ・ドライバ26のそれぞれに入力されている。
メモリセルアレイ100の各ブロックのワード線端部には、ブロック選択機能を持つ狭義のロウデコーダ10が配置されている。ロウデコーダ10は、アドレスレジスタ3からブロックアドレスを受けてこれをデコードするブロックデコーダ11と、このブロックデコーダ11の出力により共通に制御されて書き込み、消去及び読み出しに必要な電圧を選択ブロック内のワード線や選択ゲート線に伝達するための転送トランジスタアレイ12とを有する。ブロックデコーダ11には、転送トランジスタアレイ12の共通ゲートTGに所望の電圧を出力するためのレベルシフト回路が含まれる。
転送トランジスタアレイ12の各一端は、ドライバ21−26の出力に接続され、他端はセルアレイ100内のワード線、ダミーワード線及び選択ゲート線に接続される。例えば、書き込みパルス印加動作においては、選択ワード線に書き込み電圧Vpgm(20V程度)を印加する必要がある。このとき転送トランジスタ12の共通ゲートTGには、VRDECドライバ21から供給されるVpgm+Vt(Vtは転送トランジスタ12のしきい値相当の電圧)が印加される。
NAND型フラッシュメモリは、書き込みと消去にFNトンネル電流を用いる。特に書き込み動作においては、NOR型メモリセルと異なり、1つのメモリセルのしきい値シフトに必要な電流が微小であるため同時に多数のメモリセルを書き込むことができる。したがって、書き込み、読み出しの一括処理単位のページ長を、2kByteや4kByteと大きくすることができる。ページバッファを構成するセンスアンプ回路30内のセンスユニットSAも、ページ長と同数含まれている。
カラムデコーダ7は、例えば書き込みデータをロードする場合には、アドレスレジスタ3から送られるカラムアドレスをデコードして、入出力回路1と選択されたセンスユニットSAを接続して、カラムアドレス毎の書き込みデータをセンスアンプ回路30にセットする。読み出し動作においては、その逆であり、一括してページバッファ30に読み出したデータを、カラムアドレスに従って選択されたセンスユニットSAから入出力回路1に出力する。
図1では省略しているが、実際には入出力回路1とページバッファ30の間には、所定のサイクルでデータの入出力を実現するための回路が組み込まれている。
図2は、偶数番のビット線BLeと隣接する奇数番のビット線BLoとが一つのセンスアンプSAを共有する例を示している。書き込みまたは読み出し時、選択信号SELe,SELoにより、偶数番ビット線BLeと奇数番ビット線BLoは勢選択的にセンスアンプSAに接続される。このとき非選択ビット線は、シールド線として機能させることにより、ビット線間の干渉が防止される。
このセンスアンプ方式の場合は、図2のワード線WL1が選択された場合について示しているが、1ワード線と全偶数番ビット線BLeにより選択されるメモリセルが同時書き込みまたは読み出しの単位である1ページ(偶数ページ)を構成し、1ワード線と全奇数番ビット線BLoにより選択されるメモリセルが同時書き込みまたは読み出しの単位である他の1ページ(奇数ページ)を構成する。
これに対して、図3は、全ビット線にセンスアンプSAを配置した例を示している。この方式では、1ワード線に沿って配列された全メモリセルの集合が1ページとなる。
図4は、4値データ記憶方式を適用した場合のメモリセルのしきい値状態とデータの関係を示す。この例では、一つのメモリセルに記憶する2ビットデータを、二つのロウアドレスに割り付けている。すなわち、下位ビット(Lower Bit)は、下位ページが選択された場合に読み出しされるデータである。上位ビット(Upper Bit)は、上位ページが選択された場合に読み出されるデータである。
しきい値が負の消去状態Eがデータ“11”であり、しきい値の順に並ぶ正しきい値の書き込み状態A,B,Cにそれぞれデータ“10”,“00”,“01”が割り付けられる。
このようなデータの割付法における書込み方法の一例を図5と図6に示す。図5は、下位ページデータ書き込み法である。データ“11”の消去状態Eにあるメモリセルに対して、選択的に“0”書き込みを行うことにより、データ“10”のしきい値状態Aを得る。このとき“1”書き込みセルは、しきい値がシフトせず、データ“11”状態を保持する。
図6は、上位ページ書き込みの様子を示す。上位ページデータが、データ“11”のセルに対する“0”書き込みである場合には、データ状態EからCまで(即ちデータ“11”からデータ“01”まで)、しきい値をシフトさせる。上位ページデータが、データ“10”のセルに対する“0”書き込みである場合、データ状態AからBまで(即ちデータ“10”からデータ“00”まで)、しきい値をシフトさせる。“1”書き込みデータの場合には、それぞれのデータ“11”及び“10”のしきい値分布を維持する。
この4値データ記憶方式では、下位ページ書き込みを上位ページ書き込みに先行させることが必要となる。
4値記憶書き込みでは、上述のように、3つの書き込みしきい値状態を作る必要があり、2値記憶方式に比べて高いしきい値状態への書き込みが必要である。したがって、しきい値をシフトさせない“1”書き込み状態での誤書込みを十分に抑制することが要求される。
データ書き込みは、選択ブロックの全メモリセルを一括消去した後、ページ毎に行われる。例えば、ソース線CELSRC側の選択ゲート線SGDに近いワード線WL0から順にワード線選択を行い、偶数ページと奇数ページを別々に、或いはこれらを1ページとして同時に書き込みを行う。
この実施の形態では、データ書き込みに際して、選択ゲート線SGS,SGDにそれぞれ最も近いワード線WL0,WL63が選択された場合の“1”書き込みセル(書き込み禁止セル)でのGIDL電流による誤書き込みを防止することを主眼とする。そのために、選択ゲートトランジスタSG2,SG1に隣接して挿入されたダミーセルMDS,MDDについて、他のメモリセルMC0−MC63の消去状態のしきい値電圧より高いしきい値電圧に設定するという処理を行う。
具体的には、次のような消去アルゴリズムが用いられる。
[第1の消去アルゴリズム]
データ消去は基本的に、選択ブロック内のダミーセルを含む全セルの一括消去動作と、過消去状態を解消するためのソフトプログラム動作とを含む。一括消去動作は、選択ブロックのダミーワード線を含む全ワード線を0Vとし、セルアレイが形成されたp型ウェルに正の昇圧された消去電圧Vera(=18〜20V)を印加して行われる。これにより、選択ブロックの全メモリセルで浮游ゲートの電子が放出された負のしきい値状態(消去状態)が得られる。
この消去動作では通常、しきい値分布の下限値制御は行われず、従って消去状態は、過消去状態のセルを含む。そこで更に全メモリセルについて、弱い書き込み条件即ち通常の書き込み電圧Vpgm(=15〜20V)より低い書き込み電圧Vspgm(=10〜15V)を用いるソフトプログラムを行って、過消去状態を解消させる。
第1の消去アルゴリズムでは、上述した消去シーケンスに続いて、ダミーセルについてそのしきい値電圧を例えば正の所定値範囲に収めるような書き込みシーケンスを行う。
図7は、第1の消去アルゴリズムを示している。
消去電圧Veraの初期値を設定し(ステップS1)、選択ブロックの全メモリセルを消去する(ステップS2)。次いで消去ベリファイを行う(ステップS3)。消去ベリファイは、NANDセルユニットの全メモリセルが負のしきい値電圧(約−0.8V)まで消去されているか否かを確認する動作として行われる。
具体的に消去ベリファイは、全ワード線に0Vを与え、ソース線CELSRCからビット線BL側にセル電流を流して、ビット線が0.8Vまで充電されるか否かを検出する。0.8Vまで充電されれば、NANDセルユニット内の全メモリセルがしきい値電圧−0.8V以下であることが確認される。
全NANDセルユニットの消去が行われていない場合には、消去電圧Veraをステップアップして(ステップS4)、再度消去を行う(ステップS2)。
図9は、4値記憶の場合について、第1の消去アルゴリズムにおけるデータしきい値分布の変化を示している。データ消去前は、データ状態E,A,B及びCに分布している。消去では、しきい値電圧分布の下限値は規定しないから、全NANDセルユニットの消去がパスすると、負の広いしきい値分布のデータ状態E0が得られる。
データ消去がパスしたら、次に過消去状態を解消するため、ソフトプログラム用書き込み電圧Vspgmの初期値を設定して(ステップS5)、ソフトプログラムを行う(ステップS6)。ソフトプログラムは、選択ブロックのダミーワード線を含む全ワード線に書き込み電圧Vspgmを与えて、ダミーセルを含む全メモリセルで浮游ゲートに電子を注入させる動作として行われる。
次いで、インテリジェントソフトプログラム(ITSP)ベリファイを行う(ステップS7)。これは、消去状態NANDセルユニットのうち所定個数が消去ベリファイレベル−0.8Vを越えたことを確認する動作として行われる。具体的には、消去ベリファイと同様の動作で、NANDセルユニット内のセルしきい値電圧が約−0.8Vを越えた結果セル電流が流れない、従ってビット線が充電されないNANDセルユニット数をカウントする。
即ち、図9に示すITSPベリファイレベルSPV0(=−0.8V)を、所定個数越えたことをもって、ベリファイパスとする。ベリファイがフェイルの場合は、プログラム電圧Vspgmをステップアップして(ステップS8)、ソフトプログラムを繰り返す(ステップS6)。
ITSPベリファイのステップS7がパスしたら、次に、先のベリファイレベルSPV0より少し高いしきい値レベルであるベリファイレベルSPV1(例えば、−0.4V)を設定して、全セルがそのしきい値レベル以下に分布していることを確認するソフトプログラム(SP)ベリファイを行う(ステップS9)。
このベリファイでは、全ワード線に0.4Vを与え、ソース線CELSRCからビット線に流れるセル電流によりビット線電位が0.8Vまで充電されたことを検出してパスとする。これにより、全セルがしきい値電圧−0.4V以下になっているかことを確認することができる。
ビット線充電レベルが不十分の場合即ち、セルしきい値上限値がベリファイレベルSPV1を越えている場合には、SPベリファイはフェイル(消去失敗)として、ステップS1に戻って最初から消去動作からやり直す。
通常のデータ消去アルゴリズムは、SPベリファイステップS9がパスすればシーケンスは終わる。この実施の形態ではこの後更に、ダミーセルMDD,MDSに対する書き込みを行う。即ち、書き込み電圧Vpgmの初期値を設定し(ステップS10)、選択ブロック内のダミーワード線WLDD及びWLDSでの書き込みを行う(ステップS11)。図7では、1ワード線の全セルを1ページとして同時書き込みを行う場合、例えば図3のセンスアンプ方式の場合を示している。
具体的には、ダミーワード線WLDD及びWLDSに書き込み電圧Vpgmを与え、残りの全ワード線に書き込みパス電圧Vpassを与え、ビット線からはNANDセルチャネルにVssを与える。これにより、ダミーワード線WLDD,WLDSに沿ったダミーセルで浮游ゲートに電子が注入される。
書き込み後、ダミーワード線WLDD,WLDSについてそれぞれ書き込みベリファイを行う(ステップS13)。例えば、選択されたダミーワード線のセルが所定のしきい値下限値であるベリファイレベルSPV2まで書かれたか否かを確認する。書き込みベリファイでは、ダミーワード線にベリファイ電圧を印加し、他のワード線には適当な読み出しパス電圧を印加して、プリチャージされたビット線の放電状態を検出する。これらの書き込みステップS11及びベリファイステップS12は、通常のNAND型フラッシュメモリのデータ書き込みと同様である。
書き込みが不十分であれば、書き込み電圧Vpgmをステップアップして(ステップS12)、書き込みベリファイがパスするまで書き込みを行う(ステップS11)。
このダミーワード線での書き込みにより、ダミーセルについて、他のセルよりしきい値電圧の高い図9に示すデータ状態Dを得ることができる。またこの書き込みベリファイでは、例えばデータ状態A,B,Cのベリファイ電圧VA,VB,VC等を用いることもできる。またこのダミーセル書き込みは、ステップアップ電圧ΔVpgmを通常の書き込み時より大きくしたラフな書き込みとして、図9に破線で示したように、ダミーセルの書き込み状態Dを、より広いしきい値分布としてよい。
図8は、基本的に図7の消去アルゴリズムと同様であるが、ダミーワード線にセルに対する書き込みを、奇数ページ書き込みと偶数ページ書き込みにより行う場合、即ち図2に示す共有センスアンプ方式の場合の消去アルゴリズムを示している。
図8のステップS1からS9までの消去動作とソフトプログラム動作は、図7と同じである。この後、ダミーワード線WLDD,WLDSについて、偶数ページ書き込みのステップS20−S23と、奇数ページ書き込みのステップS14−S27を順次行う。これにより、図7の場合と同様の結果を得ることができる。
以上のように、選択ゲートトランジスタに隣接して挿入されたダミーセルの状態を、他のメモリセルの消去状態より高いしきい値電圧レベルに設定することによって、データ書き込み時の誤書き込み率を低減することが可能になるが、その詳細は、次の第2の消去アルゴリズムを説明した後に、まとめて説明する。
[第2の消去アルゴリズム]
上述の第1の消去アルゴリズムは、従来の消去アルゴリズムに対して、ダミーセルの書き込みシーケンスを追加したものとなっている。これに対して第2の消去アルゴリズムは、消去後のソフトプログラムシーケンス内で、ダミーセルに対して他のセルより高いしきい値状態を書き込むようにする。以下に具体的に説明する。
図10は第2の消去アルゴリズムを示している。ステップS1−S4の消去シーケンスは、先の第1の消去アルゴリズムと変わらない。これにより、図11に示すように、ダミーセルを含む全メモリセルが消去状態E0に設定される。
消去ベリファイがパスしたら、次にソフトプログラムを行うが、このときメモリセルに対する書き込み電圧Vspgm1とダミーセルに対する書き込み電圧Vspgm2の初期値を別々に設定し(ステップS31)、選択ブロック内の全セルに対して同時にソフトプログラムを行う(ステップS32)。
図12は、このソフトプログラム時の内部電圧波形を示している。即ちこのソフトプログラムは、選択ブロックのワード線WL0−WL63には書き込み電圧Vspgm1(=10〜15V)を、ダミーワード線WLDD,WLDSにはVpgm1より高い書き込み電圧Vspgm2(=16〜20V)を与え、ビット線側選択ゲート線SGDにVsgdを与えてNANDセルチャネルにVssを転送する。
これにより、NANDセル内のダミーセルを含む全メモリセルで浮游ゲートに電子を注入させる動作が行われる。Vpgm1<Vpgm2であるので、ダミーセルのしきい値上昇が他のメモリセルのそれより大きい。
次いで、インテリジェントソフトプログラム(ITSP)ベリファイを行う(ステップS33)。これは、先の第1の消去アルゴリズムと同様に、消去状態NANDセルユニットのうち所定個数が例えば消去ベリファイレベル−0.8Vを越えたことを確認する動作として行われる。
即ち、図11に示すITSPベリファイレベルSPV0(=−0.8V)を、所定個数のNANDセルユニットが越えたことをもって、ベリファイパスとする。ベリファイがフェイルの場合は、プログラム電圧Vspgm1/Vspgm2をステップアップして(ステップS34)、ソフトプログラムを繰り返す(ステップS32)。
ITSPベリファイのステップS33がパスしたら、次にソフトプログラムベリファイを行う(ステップS35)。このソフトプログラムベリファイは、ワード線WL0−WL63のメモリセルのしきい値分布が、図11に示すように、ITSPベリファイレベルSPV0より少し高いベリファイレベルSPV1以下にあることと、ダミーワード線WLDD,WLDSのダミーセルのしきい値分布がSPV1より更に高いベリファイレベルSPV2以下にあることを同時に確認する動作として行われる。
第1の消去アルゴリズムにおけるソフトプログラムベリファイ時のダミーセルのベリファイ電圧SPV2は、しきい値分布の下限値を判定するものであるのに対し、この第2の消去アルゴリズムにおいては、ソフトプログラムベリファイ時のダミーセルのベリファイ電圧SPV2は、メモリセルのベリファイ電圧SPV1と同様に、しきい値分布の上限値を判定するものである点で異なる。
図13はこのソフトプログラムベリファイ動作時の内部電圧波形を示し、図14は一つのNANDセルユニットに着目して、そのバイアス状態とセル電流Icellの流れる様子を示している。
選択ゲート線SGD,SGSにはそれぞれ選択ゲートトランジスタを十分にオンさせる電圧Vsgd,Vsgs(或いは共通の読み出しパス電圧Vread、例えば約4V)を与え、ワード線WL0−WL63には、しきい値上限値SPV1(例えば−0.5V)を確認するためのベリファイ電圧Vspv1(約0.5V)を、ダミーワード線WLDD,WLDSにはしきい値SPV2(例えば2V)を確認するためのベリファイ電圧Vspv2(約3V)を与え、ソース線CELSRCにVddを与えて、ソース線CELSRCからビット線BLにセル電流Icellを流す。
これにより、ビット線が例えば約1Vまで充電されたことを検出すれば、ベリファイパスとする。このとき図11に示すように、メモリセルはしきい値分布上限値がほぼSPV1=−0.5V以下であり、ダミーセルのしきい値分布上限値がほぼSPV2=2V以下であることが確認される。
メモリセルのしきい値分布上限値がSPV1を越えているか、ダミーセルのしきい値上限値がSPV2を越えている場合には、ビット線が所定レベルまで充電されない。従って適当な判定レベルでソフトプログラムベリファイステップS35をフェイル(即ち消去失敗)とし、この場合は再度消去シーケンスに戻ってやり直す。
第2の消去アルゴリズムは、第1の消去アルゴリズムにおけるようなダミーセルに対する追加の書き込みシーケンスを必要としないため、第1の消去アルゴリズムよりも高速性能が得られるという利点がある。
以上、二つの消去アルゴリズムを説明したが、いずれも選択ゲートトランジスタに隣接して挿入されたダミーセルの状態を、他のメモリセルの消去状態より高いしきい値電圧レベルに設定する。これにより、データ書き込み時の誤書き込み率を低減することが可能になることを、次に具体的に説明する。ここでは、書き込み時のチャネル電圧制御方式として、一つのEASB方式を適用した場合を説明する。
図15は、ビット線BLにVddを与えた“1”書き込み時であって、ワード線WLnが選択された場合のNANDセルユニット内の電圧印加条件を示している。ビット線側選択ゲート線SGDには選択ゲートトランジスタがオンする電圧Vsgdを与え、ソース線側選択ゲート線SGSは0Vとし、選択ワード線WLnに書き込み電圧Vpgm(例えば15〜20V)、その両隣の非選択ワード線WLn−1,WLn+1に書き込みパス電圧VpassL(例えば8V)、更に一つソース線側の隣の非選択ワード線WLn−2に電圧Vgp(例えば4V)、更に一つソース線側の隣の非選択ワード線WLn−3にチャネル分離用電圧Viso(例えば1V)を与え、残りの非選択ワード線及びダミーワード線WLDD,WLDSにパス電圧Vpass(>VpassL)またはVpassLを与える。
これにより、NANDセルチャネル領域は、ワード線WLn−3のセルMCn−3を境として二つのブーストチャネル領域に分離されてそれらが独立にブーストされる。書き込み電圧Vpgmが与えられた選択セルMCnと、チャネル分離用電圧Visoが与えられた非選択セルMCn−3の間は、Vpgm>VpassL>Vgp>Visoのように順次低くなる駆動電圧が印加されるので、その間のチャネル領域の電界分布は緩いものとなる。これにより、選択セルでのVpgmストレスによる誤書き込みは起こりにくい。これは、このEASB方式の基本的特長である。
次に、選択ワード線がソース線CELSRC側のダミーワード線WLDSの隣のワード線WL0である場合を考える。このとき、図16及び図17に示すように、ワード線WL0に書き込み電圧Vpgmが、その隣のダミーワード線WLDSにパス電圧Vpassがそれぞれ与えられる。
図16は、ダミーワード線WLDS下のダミーセルMDSのしきい値電圧が負の消去状態Eにある場合を示している。このとき、選択ゲートトランジスタSG2のドレイン端でのGIDL電流による起因する電子がダミーセルのチャネルを通り、その隣の選択セルMC0の浮遊ゲートにホットエレクトロン注入される可能性がある。
これに対して、図17は、ダミーセルMDSが他のメモリセルの消去状態よりしきい値が高い、例えば図11のデータ状態Dにある場合を示している。この場合、パス電圧Vpassにより選択ゲートトランジスタSG2のドレイン端でたとえGIDLが起ったとしても、ダミーセルMDSがオンしなければ、選択セルMC0まで電子電流が流れず、選択セルMC0での誤書き込みは生じない。
具体的にダミーセルMDSが、図16では消去状態Eにあり、図17ではデータ状態Cにある場合について、256ブロックのランダムデータ書き込みの実験を行った結果を説明する。ダミーワード線WLDSのパス電圧をVpass=8.48Vとし、ダミーセルがデータ状態E(しきい値電圧が0V以下)の場合、ダミーワード線WLDSと選択ゲート線SGSの間のチャネル電位は約10Vとなる。一方ダミーセルがデータ状態C(しきい値電圧3V以下)の場合は、ダミーワード線WLDSと選択ゲート線SGSの間のチャネル電位は約5Vとなる。
選択ワード線WL0での書き込みフェイル数(不良ビット数)を測定した結果、図16のケースでは49であるのに対し、図17のケースでは7であり、この実施の形態により誤書き込み率が低減されることが確認された。
ビット線側のダミーワード線WLDS(ダミーセルMDD)に隣接するワード線WL63(セルMC63)が選択された場合も同様の効果が期待できる。実験によれば、ビット線側選択ゲート線SGDの電圧Vsgdがあるレベル以上になると、選択ゲートトランジスタSG1のドレイン端でGIDL電流が発生することが確認されている。
従って、選択ゲート線SGDに最も近いワード線WL63が選択された場合に、GIDLに起因する誤書き込みが生じる可能性がある。しかし、選択ゲート線SGD側のダミーセルMDDを他のセルより高いしきい値状態に設定すれば、オンしてもそのチャネル抵抗を大きいものとすることができ、選択ワード線WL63での誤書き込みを防止することが可能になる。
なおチャネル電圧制御方式は、上述のEASB方式に限られない。図18はこの発明に適用可能なチャネル電圧制御方式を、ワード線WLnが選択された場合についてまとめて示している。
通常のセルフブースト(SB)方式では、選択ワード線WLnに隣接する非選択ワード線に与える書き込みパス電圧VpassLに対し、その他の非選択ワード線に与えるパス電圧は、VpassLとする場合と、これとは異なるパス電圧Vpass(>VpassL)とする場合がオプションとして用意される。更に図では省略したが、他のオプションとしてダミーワード線WLDD,WLDSにVgpを与える場合もある。
消去領域セルフブースト(EASB)方式は、EASB(1),EASB(2)の二つを示している。EASB(2)が上に説明した例であり、EASB(1)は、チャネル分離用電圧Viosを与える非選択ワード線位置がEASB(2)より選択ワード線WLnに近い例を示している。非選択ワード線やダミーワード線に与える電圧の他のオプションは、SB方式と同様に用意される。
ローカルセルフブースト(LSB)方式もLSB(1),LSB(2)の二つの例を示している。これらは、選択ワード線の隣接非選択ワード線に与えるパス電圧をVgpとするか、VpassLとするかの違いである。非選択ワード線WLn−2,WLn+2に与えるチャネル分離用電圧はViso,Vgpのいずれかを選択できる。その他非選択ワード線に与える電圧のオプションは、上のSB方式、EASB方式と同様である。
図18の最右欄には、SB方式でワード線WL0が選択された場合を示している。
実施の形態によるNAND型フラッシュメモリの構成を示す図である。 同フラッシュメモリのメモリセルアレイとセンスアンプ回路構成を示す図である。 他のセンスアンプ回路構成をセルアレイと共に示す図である。 同NAND型フラッシュメモリの4値記憶の場合のデータ状態を示す図である。 下位ページ書き込みのデータ遷移を示す図である。 上位ページ書き込みのデータ遷移を示す図である。 実施の形態の第1の消去アルゴリズムの一例を示す図である。 第1の消去アルゴリズムの他の例を示す図である。 第1の消去アルゴリズムによるデータ遷移を示す図である。 第2の消去アルゴリズムを示す図である。 第2の消去アルゴリズムによるデータ遷移を示す図である。 第2の消去アルゴリズムにおけるソフトプログラム時の内部電圧波形を示す図である。 同じくソフトプログラムベリファイ時の内部電圧波形を示す図である。 同じくソフトプログラムベリファイ時のNANDセルユニットのバイアス状態を示す図である。 ワード線WLnが選択された場合のEASB方式による書き込み時のNANDセルユニットの電圧印加条件を示す図である。 同じくワード線WL0が選択された場合のその近傍での電圧印加条件を、ダミーセルMDSがデータ状態Eの場合について示す図である。 同じくワード線WL0が選択された場合のその近傍での電圧印加条件を、ダミーセルMDSがデータ状態Cの場合について示す図である。 他のチャネルブースト方式を含めて、書き込み時のワード線、ダミーワード線の電圧印加条件をまとめて示す図である。
符号の説明
1…I/Oバッファ、2…コマンドレジスタ、3…アドレスレジスタ、4…コントローラ、5…高電圧発生回路、6…ページバッファドライバ、7…カラムデコーダ、10…ロウデコーダ、11…ブロックデコーダ、12…転送トランジスタアレイ、20…ワード線/選択ゲート線ドライバ、30…センスアンプ回路(ページバッファ)、100…メモリセルアレイ、SA…センスアンプ、NU…NANDセルユニット、MC0−MC63…メモリセル、SG1,SG2…選択ゲートトランジスタ、MDD,MDS…ダミーセル、WL0−WL63…ワード線、WLDD,WLDS…ダミーワード線、SGD,SGS…選択ゲート線、BLe,BLo…ビット線。

Claims (5)

  1. 電気的書き換え可能な直列接続された複数の不揮発性メモリセルと、その両端部をそれぞれビット線及びソース線に接続するための第1及び第2の選択ゲートトランジスタとを有するNANDセルユニットを配列してメモリセルアレイが構成されかつ、前記NANDセルユニット内に前記第1及び第2の選択ゲートトランジスタにそれぞれ隣接してダミーセルが挿入された半導体記憶装置において、
    前記ダミーセルはメモリセルの消去状態より高いしきい値電圧状態に設定される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. NANDセルユニット内の全メモリセル及びダミーセルは、データ書き込みに先立って一括消去された後、ソフトプログラムにより過消去状態を解消した所定しきい値電圧分布の消去状態に設定され、
    前記NANDセルユニット内のダミーセルは、前記ソフトプログラムに続く書き込みにより、他のメモリセルより高いしきい値状態に設定される
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. NANDセルユニット内の全メモリセル及びダミーセルは、データ書き込みに先立って一括消去された後、ソフトプログラムにより過消去状態を解消した所定のしきい値電圧分布の消去状態及びそれより高いしきい値状態に同時に設定される
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 前記ソフトプログラムは、全メモリセル及びダミーセルに書き込み電圧Vspgmを印加して同時書き込みを行う書き込み動作と、全メモリセル及びダミーセルにベリファイ電圧を印加してソース線からビット線にセル電流を流してビット線充電を検出することにより書き込み状態を確認するベリファイ動作とにより行われ、
    前記ダミーセルの書き込みは、ダミーセルに書き込み電圧Vpgmを、他のメモリセルに書き込みパス電圧を印加して、ダミーセルに書き込みを行う書き込み動作と、ダミーセルにベリファイ電圧を印加し、他のメモリセルに読み出しパス電圧を印加してビット線放電を検出してダミーセルの書き込み状態を確認するベリファイ動作とにより行われる
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  5. 前記ソフトプログラムは、全メモリセルに対して第1の書き込み電圧Vspgmを、ダミーセルに第2の書き込み電圧Vspgm2(>Vspgm)を印加して、これらに同時書き込みを行う書き込み動作と、全メモリセルに第1のベリファイ電圧Vspv1を、ダミーセルに第2のベリファイ電圧Vspv2(>Vspv1)を印加して、ソース線からビット線からビット線にセル電流を流してビット線充電を検出することにより、全メモリセルとダミーセルの書き込み状態を同時に確認するベリファイ動作とにより行われる
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
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