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JP2008047224A - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents

不揮発性半導体メモリ Download PDF

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JP2008047224A JP2006222436A JP2006222436A JP2008047224A JP 2008047224 A JP2008047224 A JP 2008047224A JP 2006222436 A JP2006222436 A JP 2006222436A JP 2006222436 A JP2006222436 A JP 2006222436A JP 2008047224 A JP2008047224 A JP 2008047224A
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Fumiaki Kuramori
文章 倉盛
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits

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Abstract

【課題】不揮発性半導体メモリにおけるビット線間の寄生容量によるアクセス遅延を抑制する。
【解決手段】ビット選択信号Yjでビット線BLj、BLj+1を選択し、センスアンプ27でデータ線DT0、DT1のレベルに従って選択したメモリセル11のデータを読み出した後、その読み出しデータRD0,RD1をラッチ回路28に保持する。その後、制御信号DCGを“H”にしてNMOS26をオン状態にし、データ線DT0、DT1を接地電位VSSにする。これにより、選択されたビット線BLj、BLj+1の電荷が放電される。その後、隣接するビット線が選択されたとしても。ビット線間の寄生容量PCjによる影響がなくなり、アクセス遅延を起こすことなく次のデータを読み出すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、EPROM(Erasable and Programmable Read-Only Memory)等の不揮発性半導体メモリに関するものである。
特開2005−50423号公報
上記特許文献1には、EPROMにおけるビット線間の寄生容量による読み出しアクセスの遅延を抑制する技術が記載されている。この特許文献1のEPROMでは、読み出し対象となる選択されたメモリセルのオン・オフ状態によってレベルが変化するビット線の電位を増幅する実セルアンプと、比較用の導通状態に設定されたリファレンスセルが接続されたビット線の電位を増幅するリファレンスアンプと、これらの実セルアンプとリファレンスアンプの出力レベルを比較して読み出し信号を出力するセンスアンプを有している。そして、実セルアンプの入力側のビット線と接地電位の間に順方向にダイオード接続されたトランジスタを接続すると共に、リファレンスアンプの入力側のビット線と接地電位の間にも順方向にダイオード接続されたトランジスタを接続している。
このEPROMでは、例えばデータ“0”が書き込まれてオフ状態となったメモリセルを読み出す場合、選択信号で駆動されたトランジスタによってこのメモリセルのドレインが接地電位に接続される。このとき、メモリセルはオフ状態であるので、このメモリセル自体に電流は流れないが、メモリセルのソースが接続されたビット線とドレインが接続されたビット線の間の寄生容量により、このメモリセルのソースが接続されたビット線(即ち、実セルアンプの入力側に接続されるビット線)の電位が接地電位に引かれる。このため、実セルアンプの入力側からビット線に充電電流が流れる。一方、実セルアンプの入力側は、順方向にダイオード接続されたトランジスタによって接地電位に接続されているので、このトランジスタを介して接地電位へ直流電流が流れる。これにより、寄生容量への充電開始時期が早くなり、読み出し遅延時間を減少できるとされている。
しかしながら、前記EPROMでは、センスアンプからの充電初速を速くするための回路であり、動作状態によって変動する選択ビット線の初期電位については考慮されていないため、すべての読み出し動作に対して十分な効果が得られない。
本発明は、電流検出型のセンスアンプを用いた不揮発性半導体メモリにおいて、ビット線間の寄生容量によるアクセス遅延を抑制することを目的としている。
本発明の不揮発性半導体メモリは、平行に配置された複数のワード線、該ワード線に交差して交互に配置された複数のドレイン線とソース線、及びこれらのワード線とドレイン線とソース線の各交差箇所に設けられ制御ゲート電極とドレイン電極とソース電極がそれぞれ対応するワード線とドレイン線とソース線に接続された複数の不揮発性メモリセルを有し、該ドレイン線が第1の電位に接続されたメモリセルアレイと、前記複数のソース線の中から選択信号で指定されたソース線を選択してデータ線に接続する選択回路と、データ読み出し動作開始時に所定時間だけ前記データ線を第2の電位に接続して前記選択したソース線を充電する充電回路と、前記所定時間の経過後に前記データ線に流れる電流に基づいて前記選択したソース線に対応する不揮発性メモリセルのデータを読み出して保持するデータ出力回路と、前記不揮発性メモリセルのデータを読み出した後で前記データ線を前記第1の電位に接続して前記選択したソース線の電荷を放電する放電回路とを備えたことを特徴としている。
本発明では、選択したソース線に対応する不揮発性メモリセルに記憶されたデータをデータ線に流れる電流に基づいて読み出して保持するデータ出力回路と、この不揮発性メモリセルのデータを読み出した後でデータ線を第1の電位に接続して、選択したソース線の電荷を放電する放電回路を有している。これにより、データ読み出し後、読み出したソース線に保持されている電荷が放電されるので、次に読み出すソース線に対するソース線間の寄生容量の影響が抑制され、アクセス遅延を抑制することができるという効果がある。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1を示すEPROMの構成図である。
このEPROMは、データを記憶するためのメモリセルアレイ10を有している。メモリセルアレイ10は、平行に配置された複数のワード線(但し、この図では1本のみを記載)WLi(i=0〜m)と、これに交差して配置された複数のドレイン線DLj(j=0〜n)を有している。更に、各ドレイン線DLj,DLj+1の間には、ソース線SLjが平行に配置されている。
各ワード線WLi、ドレイン線DLj及びソース線SLjの交差箇所には、メモリセル11−jeが配置され、各ワード線WLi、ドレイン線DLj+1及びソース線SLjの交差箇所には、メモリセル11−jdが配置されている。以下、構成要素を具体的に指定する場合以外は、i,j等の添え字は省略する。
メモリセル11は、周囲から絶縁された浮遊ゲート電極を有する電界効果トランジスタで、制御ゲート電極、ドレイン電極及びソース電極は、それぞれ対応するワード線WL、ドレイン線DL及びソース線SLに接続されている。メモリセル11は、未書き込み状態(データ“1”)では浮遊ゲート電極に電荷が存在せず閾値電圧が低くなっており、ワード線WLで選択されたときはオン状態となる。また、制御ゲート電極に高電圧を印加して書き込みを行う(データ“0”)と、浮遊ゲート電極に電荷が蓄積されて閾値電圧が上昇し、メモリセル11はオフ状態となる。これにより、電源を切断しただけでは浮遊ゲート電極の電荷が放電されず、記憶内容が保存されるようになっている。
各ドレイン線DLjは、それぞれNチャネルMOSトランジスタ(以下、「NMOS」という)12−jを介して接地電位VSSに接続されている。また、偶数番目のNMOS12のゲートには、ドレイン選択信号DSEが共通に与えられ、奇数番目のNMOS12のゲートには、ドレイン選択信号DSOが共通に与えられている。また、ワード線WLiには、ワード選択信号Wiが共通に与えられるようになっている。
各ソース線SLjは、それぞれNMOS13−jを介してビット線BLjに接続されている。なお、各NMOS13のゲートには、選択信号SSが共通に与えられ、この選択信号SSによって、このメモリセルアレイ10が選択されてビット線BLに接続されるようになっている。各ビット線BLは、配線抵抗R(例えば、992Ω)と共通電位GNDとの間の浮遊容量C(例えば、0.33pF)の他、隣接するビット線との間の寄生容量PC(例えば、1.102pF)を有している。
ビット線BL0は、NMOS21−0を介してノードN0に接続され、ビット線BLnは、NMOS22−nを介してノードN1に接続されている。また、ビット線BL1〜BLn−1は、それぞれNMOS21−1〜21−n−1とNMOS22−1〜22−n−1を介して、ノードN0,N1に接続されている。そして、NMOS21−jとNMOS22−j+1のゲートに、ビット選択信号Yjが与えられるようになっている。
ノードN0,N1には、それぞれデータ線DT0,DT1が接続されている。データ線DT0は、それぞれNMOS25−0,26−0を介してセンスレベルCSV(例えば、0.9V)と接地電位VSSに接続されると共に、センスアンプ(AMP)27−0に接続されている。また、データ線DT1は、それぞれNMOS25−1,26−1を介してセンスレベルCSVと接地電位VSSに接続されると共に、センスアンプ27−1に接続されている。NMOS25−0,25−1のゲートには、プリチャージ用の制御信号PCGが与えられ、NMOS26−0,26−1のゲートには、ディスチャージ用の制御信号DCGが与えられている。また、この制御信号DCGは、センスアンプ27−0,27−1に対する動作制御信号として与えられるようになっている。
センスアンプ27−0,27−1は、データ線DT0,DT1に流れ出す電流を検出して、このデータ線DT0,DT1に接続されて選択されたメモリセルのデータを読み出すもので、その出力側には、それぞれラッチ回路(LAT)28−0,28−1が接続されている。ラッチ回路28−0,28−1は、ラッチ信号LABに従ってセンスアンプ27−0,27−1の読み出しデータRD0,RD1を保持し、出力信号OUT0,OUT1として出力するものである。
なお、制御信号PCGは、読み出し動作時にビット線BLが選択されたときに、最初の一定時間だけ“H”になって選択されたビット線BLをセンスレベルCSVに充電するための信号である。ラッチ信号LABは、センスアンプ27の出力が安定したと想定されるタイミングで、このセンスアンプ27から出力される読み出しデータRDを、ラッチ回路28に保持させるために“L”となるパルス信号である。制御信号DCGは、選択されたビット線BLの電荷を放電させると共にセンスアンプ27を動作させるための信号である。即ち、制御信号DCGは、制御信号PCGの立ち上がりで“L”となってセンスアンプ27を動作させると共にNMOS26をオフにし、ラッチ信号LABが立ち上がった時点で“H”となってセンスアンプ27を停止させると共にNMOS26をオンにしてビット線BLの電荷を放電させるようになっている。
図2は、図1の動作を示す信号波形図である。以下、この図2を参照しつつ、図1の動作を説明する。
ここでは、先ず、本発明の効果を明確にするために、放電用のNMOS26−0,26−1と、ラッチ回路28−0,28−1が無い場合の動作について説明する。
例えば、データ“1”が記憶されたメモリセル11−1dを読み出す場合、選択信号SS、ワード選択信号W0及びドレイン選択信号DSEを“H”にすると共に、ビット選択信号Y0を“H”に設定する。更に、一定時間だけ制御信号PCGを“H”にすると、ビット選択信号Y0で選択されたビット線BL0,BL1が、センスレベルCSV近くまで充電される。このとき、メモリセル11−1dはデータ“1”(オン状態)であるので、ビット線BL1はこのメモリセル11−1dを介して接地電位VSSに接続され、その電位は低下する。ビット線BL1に流れる電流は、データ線DT1を介してセンスアンプ27−1で検出され、メモリセル11−1dの記憶内容が読み出しデータRD1として出力される。
引き続いてデータ“0”が記憶された隣接するメモリセル11−2eを読み出す場合、ビット選択信号Y2を“H”にすると共に、制御信号PCGを一定時間だけ“H”にする。これにより、ビット線BL2,BL3が選択されてセンスレベルCSV近くまで充電される。このとき、前回選択されていたビット線BL1は、まだセンスレベルCSVの近傍にとどまっている。しかし、実際には、ビット線BL2との間の寄生容量PC1による結合の影響を受け、ビット線BL1のレベルはCSV+αまで上昇する。その後、ビット線BL1の電荷は、図1中の点線で示すように、メモリセル11−1dを介して接地電位VSSへリークを開始する。このとき、ビット線BL1のレベルが高いため、リーク電流は大きい。このリーク電流の影響は、ビット線BL1,BL2間の寄生容量PC1を介してビット線BL2へ伝わり、このビット線BL2にも、点線で示すようなリーク電流が発生する。このリーク電流の影響により、ビット線BL2の期待値“0”の判定が遅延し、アクセス遅延が発生する。
次に、本発明の特徴である放電用のNMOS26−0,26−1と、ラッチ回路28−0,28−1がある場合の動作について説明する。
データ“1”が記憶されたメモリセル11−1dを読み出す場合、選択信号SS、ワード選択信号W0及びドレイン選択信号DSEを“H”にする。このとき、制御信号DCGは“L”となり、NMOS26はオフ状態となり、センスアンプ27は動作状態となる。
更に、一定時間だけ制御信号PCGを“H”にすると、ビット選択信号Y0で選択されたビット線BL0,BL1が、データ線DT0,DT1を介してセンスレベルCSV近くまで充電される。
その後、制御信号PCGは“L”となる。このとき、メモリセル11−1dはオン状態であるので、ビット線BL1はこのメモリセル11−1dを介して接地電位VSSに接続され、その電位は低下する。ビット線BL1に流れる電流は、データ線DT1を介してセンスアンプ27−1で検出され、メモリセル11−1dの記憶内容が読み出しデータRD1として出力される。
センスアンプ27−1から出力される読み出しデータRD1が安定したタイミングで、ラッチ信号LABが出力され、読み出しデータRD1はラッチ回路28−1に保持され、出力信号OUT1として出力される。
ラッチ信号LABが“H”に戻ると、今度は制御信号DCGが“H”となる。これにより、NMOS26がオン状態となり、センスアンプ27の動作は停止する。NMOS26がオン状態となることにより、データ線DT0,DL1が接地電位VSSに接続され、選択されているビット線BL0,BL1が接地電位VSS近くまで放電される。このとき、読み出しデータRD1は既にラッチ回路28−1に保持されているので、出力信号OUT1は変化しない。
引き続いてデータ“0”が記憶された隣接するメモリセル11−2eを読み出す場合、ビット選択信号Y2を“H”にして、同様の読み出し動作が行われる。このとき、選択されたビット線BL2に隣接するビット線BL1は、接地電位VSS近くまで放電されているので、ビット線BL2との間の寄生容量PC1による結合の影響があっても、その電位がCSV以上に上昇することは無い。また、ビット線BL1のレベルは低いので、リーク電流は小さく抑えられる。従って、アクセス遅延を生ずることなく、ビット線BL2の期待値“0”の判定ができる。
以上のように、この実施例1のEPROMは、センスアンプ27で読み出した読み出しデータRD0,RD1を保持するラッチ回路28と、読み出しデータRD0,RD1をラッチ回路28に保持した後、選択されたビット線BLの電荷をデータ線DT0,DL1を介して放電するためのNMOS26を有している。これにより、読み出しが終了したビット線BLの電荷が放電されるので、次に読み出しを行うビット線BLに対するビット線間の寄生容量PCによる電流が抑制され、アクセス遅延を生ずることなく正しいデータを読み出すことが出来るという利点が有る。
図3は、本発明の実施例2を示すEPROMの構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このEPROMは、図1においてデータ線DT1,DL2に設けていたディスチャージ用のNMOS26−0,26−1に代えて、各ビット線BLjに対して、それぞれディスチャージ用のNMOS29−jを設けたものである。即ち、NMOS29−jのドレインはビット線BLjに接続され、ソースは接地電位VSSに接続され、ゲートにはディスチャージ用の制御信号DCGが共通に与えられるようになっている。その他の構成は、図1と同様である。
このEPROMの動作は、制御信号DCGが“H”になったときに、すべてのビット線BLjがNMOS29−jを介して接地電位VSSに接続され、一斉にディスチャージされること以外は、図1のEPROMと同様であり、同様の利点がある。
図4は、本発明の実施例3を示すEPROMの構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このEPROMは、図1中のディスチャージ用のNMOS26−0,26−1とラッチ回路28−0,28−1を削除すると共に、ビット選択信号Yjで選択されたビット線対に隣接するビット線をディスチャージするための放電回路30を設けたものである。
放電回路30は、各ビット線BLjに対して設けられたディスチャージ用のNMOS31−j,32−jで構成されている。即ち、NMOS31−j,32−jのドレインはビット線BLjに接続され、ソースは接地電位VSSに接続されている。一方、NMOS31−jのゲートにはビット選択信号Yj−2が与えられ、NMOS32−jのゲートにはビット選択信号Yj+1が与えられるようになっている。その他の構成は、図1と同様である。
図5は、図4の動作を示す信号波形図である。以下、この図5を参照しつつ、図4の動作を説明する。
例えば、データ“1”が記憶されたメモリセル11−1dを読み出す場合、選択信号SS、ワード選択信号W0及びドレイン選択信号DSEを“H”にすると共に、ビット選択信号Y0を“H”に設定する。これにより、ビット線BL0,BL1が選択され、それぞれデータ線DT0,DL1に接続される。このとき、ビット線BL0,BL1に隣接するビット線BL2は、ビット選択信号Y0でオン状態となったNMOS31−2を介して接地電位VSSに接続される。
更に、一定時間だけ制御信号PCGを“H”にすると、選択されたビット線BL0,BL1がセンスレベルCSV近くまで充電される。このとき、メモリセル11−1dはオン状態であるので、ビット線BL1はこのメモリセル11−1dを介して接地電位VSSに接続され、その電位は低下する。ビット線BL1に流れる電流は、データ線DT1を介してセンスアンプ27−1で検出され、メモリセル11−1dの記憶内容が読み出しデータRD1として出力される。
引き続いてデータ“0”が記憶された隣接するメモリセル11−2eを読み出す場合、ビット選択信号Y2を“H”にすると共に、制御信号PCGを一定時間だけ“H”にする。これにより、ビット線BL2,BL3が選択されてセンスレベルCSV近くまで充電される。このとき、前回選択されていた隣接するビット線BL1は、ビット選択信号Y2でオン状態となったNMOS32−1を介して接地電位VSSに接続される。従って、ビット線BL2は、隣接するビット線BL1との間の寄生容量PC1による結合の影響を受けることがない。そして、ビット線BL2からデータ線DT0を通して読み出され、センスアンプ27−0で検出されたメモリセル11−2e記憶内容が読み出しデータRD0として出力される。
以上のように、この実施例3のEPROMは、読み出し時に、選択されたビット線対に隣接するビット線を放電する放電回路30を有している。これにより、読み出し対象のビット線に隣接するビット線BLの電荷が放電されるので、読み出しを行うビット線BLとの間の寄生容量PCによるリーク電流が抑制され、アクセス遅延を生ずることなく正しいデータを読み出すことが出来るという利点が有る。
図6は、本発明の実施例4を示すEPROMの構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このEPROMの回路構成は、ドレイン線DLjが接続される電位と、データ線DT0,DT1がプリチャージとディスチャージ時に接続される電位が異なる他は、図1と同一構成である。即ち、各ドレイン線DLjは、それぞれNMOS12−jを介してセルドレインレベルCDV(例えば、0.9V)に接続されている。また、データ線DT0,DT1は、それぞれNMOS25−0,25−1を介して接地電位VSSに接続されると共に、NMOS26−0,26−1を介してセルドレインレベルCDVに接続されている。なお、このEPROMでは、センスアンプ27−0,27−1は、データ線D0,D1から流れ込む電流を検出することにより、選択されたメモリセル11のデータを読み出すようになっている。
図7は、図6の動作を示す信号波形図である。
このEPROMでは、センスアンプ27を制御する制御信号DCGは、新しいデータの読み出し開始時に“L”となり、ラッチ信号LABによってこのセンスアンプ27の読み出しデータRD0,RD1がラッチ回路28に保持されるまで“L”を維持し、その後“H”に戻る。制御信号DCGが“H”に戻ると、センスアンプ27の動作は停止すると共に、NMOS26がオン状態となり、データ線DT0,DT1がセルドレインレベルCDVに接続される。これにより、ビット選択信号Yjで選択されているビット線BLがセンスレベルCDVに充電される。このとき、センスアンプ27の読み出しデータRD0,RD1は、ラッチ回路28に保持されており、このラッチ回路28から正常な出力信号OUT0,OUT1が出力される。
次の選択アドレスに切り替わると、制御信号DCGは再び“L”となり、センスアンプ27が活性化されて読み出し動作が行われる。このとき、前回選択されたビット線BLは、セルドレインレベルCDVに充電されているので、制御信号PCGによってデータ線DT0,DT1が接地電位VSSにディスチャージされても、ビット線間の寄生容量PCによる結合の影響で電位がVSS−αまで低くなることはなく、リーク電流が抑制され、アクセス遅延を生ずることなく正しいデータを読み出すことが出来るという利点が有る。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(1) 図1等にはメモリセルアレイ10を1つだけ図示しているので、このメモリセルアレイ10のソース線SLとビット線BLが1対1に対応しているが、複数のメモリセルアレイ10を並列に接続することができる。この場合、メモリセルアレイ毎に設けられた選択信号SSによって1つのメモリセルアレイ10が選択されてビット線BLに接続されることになる。
(2) 図1等のメモリセルアレイ10は、偶数番目と奇数番目のメモリセルを同時にアクセスするように構成しているが、1つのメモリセルを選択する構成のメモリセルアレイにも同様に適用可能である。
(3) 図3及び図4のEPROMでも、図6と同様に、メモリセルアレイ10のドレイン線DLと放電用のNMOS29,31,32のソースをセルドレインレベルCDVに接続し、プリチャージ用のNMOS25のソースを接地電位VSSに接続し、流れ込む電流によってデータを読み出すセンスアンプを用いて構成することができる。
本発明の実施例1を示すEPROMの構成図である。 図1の動作を示す信号波形図である。 本発明の実施例2を示すEPROMの構成図である。 本発明の実施例3を示すEPROMの構成図である。 図4の動作を示す信号波形図である。 本発明の実施例4を示すEPROMの構成図である。 図6の動作を示す信号波形図である。
符号の説明
10 メモリセルアレイ
11 メモリセル
12,13,21,22,25,26,29,31,32 NMOS
27 センスアンプ
28 ラッチ回路
BL ビット線
DL ドレイン線
DT データ線
SL ソース線
WL ワード線

Claims (5)

  1. 平行に配置された複数のワード線、該ワード線に交差して交互に配置された複数のドレイン線とソース線、及びこれらのワード線とドレイン線とソース線の各交差箇所に設けられ制御ゲート電極とドレイン電極とソース電極がそれぞれ対応するワード線とドレイン線とソース線に接続された複数の不揮発性メモリセルを有し、該ドレイン線が第1の電位に接続されたメモリセルアレイと、
    前記複数のソース線の中から選択信号で指定されたソース線を選択してデータ線に接続する選択回路と、
    データ読み出し動作開始時に所定時間だけ前記データ線を第2の電位に接続して前記選択したソース線を充電する充電回路と、
    前記所定時間の経過後に前記データ線に流れる電流に基づいて前記選択したソース線に対応する不揮発性メモリセルのデータを読み出して保持するデータ出力回路と、
    前記不揮発性メモリセルのデータを読み出した後で前記データ線を前記第1の電位に接続して前記選択したソース線の電荷を放電する放電回路とを、
    備えたことを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  2. 平行に配置された複数のワード線、該ワード線に交差して交互に配置された複数のドレイン線とソース線、及びこれらのワード線とドレイン線とソース線の各交差箇所に設けられ制御ゲート電極とドレイン電極とソース電極がそれぞれ対応するワード線とドレイン線とソース線に接続された複数の不揮発性メモリセルを有し、該ドレイン線が第1の電位に接続されたメモリセルアレイと、
    前記複数のソース線の中から選択信号で指定されたソース線を選択してデータ線に接続する選択回路と、
    データ読み出し動作開始時に所定時間だけ前記データ線を第2の電位に接続して前記選択したソース線を充電する充電回路と、
    前記所定時間の経過後に前記データ線に流れる電流に基づいて前記選択したソース線に対応する不揮発性メモリセルのデータを読み出して保持するデータ出力回路と、
    前記不揮発性メモリセルのデータを読み出した後で前記複数のソース線を前記第1の電位に接続して該ソース線の電荷を放電する放電回路とを、
    備えたことを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  3. 平行に配置された複数のワード線、該ワード線に交差して交互に配置された複数のドレイン線とソース線、及びこれらのワード線とドレイン線とソース線の各交差箇所に設けられ制御ゲート電極とドレイン電極とソース電極がそれぞれ対応するワード線とドレイン線とソース線に接続された複数の不揮発性メモリセルを有し、該ドレイン線が第1の電位に接続されたメモリセルアレイと、
    前記複数のソース線の中から選択信号で指定されたソース線を選択してデータ線に接続する選択回路と、
    選択信号で指定されたソース線に隣接するソース線を前記第1の電位に接続して該ソース線の電荷を放電する放電回路と、
    データ読み出し動作開始時に所定時間だけ前記データ線を第2のレベルに接続して前記選択したソース線を充電する充電回路と、
    前記所定時間の経過後に前記データ線に流れる電流に基づいて前記選択したソース線に対応する不揮発性メモリセルのデータを読み出すデータ出力回路とを、
    備えたことを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  4. 前記第1の電位は接地電位であり、前記第2の電位は前記不揮発性メモリセルのデータを判定するためのセンスレベルであることを特徴とする請求項1、2または3記載の不揮発性半導体メモリ。
  5. 前記第1の電位は前記不揮発性メモリセルのデータを判定するためのセンスレベルであり、前記第2の電位は接地電位であることを特徴とする請求項1、2または3記載の不揮発性半導体メモリ。
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