JP2007271543A - 時刻修正制御装置及び時刻修正制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】時刻修正制御装置の年月日及び時分秒を修正することにより高精度な内部時刻の時刻修正を図ると共に、消費電力の低減化を実現する。
【解決手段】受信したGPS信号に含まれている時分秒情報で示される時分秒と計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出し、この算出された時間差が予め定められている時間差よりも大きい場合は、受信された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、予め定められている時間差よりも小さい場合は、受信された時分秒情報を用いて、計時される時分秒を修正する。
【選択図】図1
【解決手段】受信したGPS信号に含まれている時分秒情報で示される時分秒と計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出し、この算出された時間差が予め定められている時間差よりも大きい場合は、受信された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、予め定められている時間差よりも小さい場合は、受信された時分秒情報を用いて、計時される時分秒を修正する。
【選択図】図1
Description
本発明は時刻修正制御装置及び時刻修正制御方法に関する。
GPS(Global Positioning System)衛星は、高度2万km、傾斜角約55度の6軌道を周る周回衛星である。当該GPS衛星の数は、GPS受信機の受信範囲の拡大や受信状態の地域差の減少等による理由により増加してきた。現在、GPS衛星は28衛星が作動している。
GPS衛星からは、GPS信号が送信される。ここで、GPS信号とはGPS衛星から送信される無線信号のことである。当該GPS衛星が送信しているGPS信号の周波数は基本的には1575.42MHz(名称:L1波)である。この周波数に民間用のC/Aコード(Coarse/acquisition code)と呼ばれる信号が乗せられている。ここで、C/Aコードとは、擬似雑音符号であるPRNコード(Pseudo Random Noise Code)で符号化されているコードのことをいう。当該C/Aコードは、複数のGPS衛星(例えば、現在は28個)にそれぞれ異なるC/Aコードが割り当てられている。したがって、それぞれの衛星に固有のC/Aコードで逆拡散することで、衛星毎に信号を分離受信することができる。
また、C/Aコードは1023ビットの信号を1msの周期(即ち、1.023MHz)で繰り返し送信される。このC/Aコードの20周期分をひとかたまりとして1ビットとするデータが航法データである。ここで、航法データとは、GPS衛星の軌道情報、時刻情報等が含まれているデータのことをいう。
当該航法データに含まれる時刻情報には、時分秒情報であるHOW(Handover word)データと年月日情報であるWN(Week Number)データとがある。HOWデータは、航法データの各サブフレームに含まれており、6秒毎に各GPS衛星から送信される。また、WNデータは、航法データのサブフレーム1にのみ含まれており、30秒毎に各GPS衛星から送信される。
この航法データに含まれる時刻情報を利用して、時刻修正制御装置の内部時刻を修正する技術が知られている。例えば、複数の測位用衛星(GPS衛星)より送信された信号(GPS信号)を受信して、受信点の位置と時刻とを高精度に求めることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−178870号公報
しかしながら、上記の技術では、航法データを構成している複数のサブフレームのうちの一つのサブフレームの受信に6秒以上の時間を要する。よって、複数のサブフレームの全てを受信しようとするならば、その分、受信時間が長時間になり、したがって時刻修正制御装置の消費電力も大きくなる。
また、時刻修正制御装置の電池切れ、ユーザの誤設定及びプログラムのエラー等の理由により、内部時刻がリセット又は停止する場合がある。この場合、内部時刻はGPS信号に含まれる時刻情報と一定以上のずれ(時間差)を生じる。この時間差は、年月日単位となるおそれもある。したがって、時分秒だけでなく年月日を修正することにより、高精度な内部時刻の修正を図ると共に、消費電力を低減化する必要があった。
また、時刻修正制御装置の電池切れ、ユーザの誤設定及びプログラムのエラー等の理由により、内部時刻がリセット又は停止する場合がある。この場合、内部時刻はGPS信号に含まれる時刻情報と一定以上のずれ(時間差)を生じる。この時間差は、年月日単位となるおそれもある。したがって、時分秒だけでなく年月日を修正することにより、高精度な内部時刻の修正を図ると共に、消費電力を低減化する必要があった。
そこで、本発明の課題は、高精度な内部時刻の時刻修正を図ると共に、消費電力の低減化を実現することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明の時刻修正制御装置(例えば、図1の時計装置100)は、
GPS信号を受信する受信手段(例えば、図1の受信部19;図6のS101)と、
時刻を計時する時計手段(例えば、図1の計時部18)と、
前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれている時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得手段(例えば、図1の信号処理CPU20;図6のS103、S107)と、
この取得手段により取得した時分秒情報で示される時分秒と前記時計手段により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出手段(例えば、図1のCPU12;図6のS104)と、
この算出手段により算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較手段(例えば、図1のCPU12;図6のS105)と、
この比較手段による比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得手段により取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計手段により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得手段により取得された時分秒情報を用いて、前記時計手段により計時される時分秒を修正する時刻修正制御手段(例えば、図1のCPU12;図6のS107、S108、S110)と、
を備えたことを特徴とする。
GPS信号を受信する受信手段(例えば、図1の受信部19;図6のS101)と、
時刻を計時する時計手段(例えば、図1の計時部18)と、
前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれている時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得手段(例えば、図1の信号処理CPU20;図6のS103、S107)と、
この取得手段により取得した時分秒情報で示される時分秒と前記時計手段により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出手段(例えば、図1のCPU12;図6のS104)と、
この算出手段により算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較手段(例えば、図1のCPU12;図6のS105)と、
この比較手段による比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得手段により取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計手段により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得手段により取得された時分秒情報を用いて、前記時計手段により計時される時分秒を修正する時刻修正制御手段(例えば、図1のCPU12;図6のS107、S108、S110)と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明の時刻修正制御装置(例えば、図1の時計装置100)は、
航法データを構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信手段(例えば、図1の受信部19;図6のS101)と、
時刻を計時する時計手段(例えば、図1の計時部18)と、
前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得手段(例えば、図1の信号処理CPU20;図6のS103、S107)と、
この取得手段により取得した前記複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報で示される時分秒と前記時計手段により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出手段(例えば、図1のCPU12;図6のS104)と、
この算出手段により算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較手段(例えば、図1のCPU12;図6のS105)と、
この比較手段による比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得手段により取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計手段により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得手段により取得された前記複数のサブフレームのうちの第1のサブフレーム内の時分秒情報を用いて、前記時計手段により計時される時分秒を修正する時刻修正制御手段(例えば、図1のCPU12;図6のS107、S108、S110)と、
を備えたことを特徴とする。
航法データを構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信手段(例えば、図1の受信部19;図6のS101)と、
時刻を計時する時計手段(例えば、図1の計時部18)と、
前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得手段(例えば、図1の信号処理CPU20;図6のS103、S107)と、
この取得手段により取得した前記複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報で示される時分秒と前記時計手段により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出手段(例えば、図1のCPU12;図6のS104)と、
この算出手段により算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較手段(例えば、図1のCPU12;図6のS105)と、
この比較手段による比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得手段により取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計手段により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得手段により取得された前記複数のサブフレームのうちの第1のサブフレーム内の時分秒情報を用いて、前記時計手段により計時される時分秒を修正する時刻修正制御手段(例えば、図1のCPU12;図6のS107、S108、S110)と、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明の時刻修正制御装置(例えば、図1の時計装置100)は、
航法データを構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信手段(例えば、図1の受信部19;図7のS201)と、
時刻を計時する時計手段(例えば、図1の計時部18)と、
前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのうちの第1のサブフレームかそれ以外の他のサブフレームか否かを判定する判定手段(例えば、図1のCPU12;図7のS202、S205)と、
この判定手段による判定の結果、前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが第1のサブフレームであると判定された場合は、当該第1のサブフレーム内の年月日情報と時分秒情報とを用いて前記時計手段の年月日と時分秒とを修正し、他方、前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが前記他のサブフレームであると判定された場合は、当該他のサブフレーム内の時分秒情報を用いて前記時計手段の時分秒を修正する時刻修正制御手段(例えば、図1のCPU12;図7のS202−S204;図7のS205−S207)と、
を含むことを特徴とする。
航法データを構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信手段(例えば、図1の受信部19;図7のS201)と、
時刻を計時する時計手段(例えば、図1の計時部18)と、
前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのうちの第1のサブフレームかそれ以外の他のサブフレームか否かを判定する判定手段(例えば、図1のCPU12;図7のS202、S205)と、
この判定手段による判定の結果、前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが第1のサブフレームであると判定された場合は、当該第1のサブフレーム内の年月日情報と時分秒情報とを用いて前記時計手段の年月日と時分秒とを修正し、他方、前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが前記他のサブフレームであると判定された場合は、当該他のサブフレーム内の時分秒情報を用いて前記時計手段の時分秒を修正する時刻修正制御手段(例えば、図1のCPU12;図7のS202−S204;図7のS205−S207)と、
を含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明の時計部(例えば、図1の計時部18)を備えている時刻修正制御装置(例えば、図1の時計装置100)に用いられる時刻修正制御方法は、
GPS信号を受信する受信ステップ(例えば、図1の受信部19;図6のS101)と、
前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれている時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得ステップ(例えば、図1の信号処理CPU20;図6のS103、S107)と、
この取得ステップにより取得した時分秒情報で示される時分秒と前記時計部により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出ステップ(例えば、図1のCPU12;図6のS104)と、
この算出ステップにより算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較ステップ(例えば、図1のCPU12;図6のS105)と、
この比較ステップによる比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得ステップにより取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計部により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得ステップにより取得された時分秒情報を用いて、前記時計部により計時される時分秒を修正する時刻修正制御ステップ(例えば、図1のCPU12;図6のS107、S108、S109)と、
を含むことを特徴とする。
GPS信号を受信する受信ステップ(例えば、図1の受信部19;図6のS101)と、
前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれている時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得ステップ(例えば、図1の信号処理CPU20;図6のS103、S107)と、
この取得ステップにより取得した時分秒情報で示される時分秒と前記時計部により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出ステップ(例えば、図1のCPU12;図6のS104)と、
この算出ステップにより算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較ステップ(例えば、図1のCPU12;図6のS105)と、
この比較ステップによる比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得ステップにより取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計部により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得ステップにより取得された時分秒情報を用いて、前記時計部により計時される時分秒を修正する時刻修正制御ステップ(例えば、図1のCPU12;図6のS107、S108、S109)と、
を含むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明の時計部(例えば、図1の計時部18)を備えている時刻修正制御装置(例えば、図1の時計装置100)に用いられる時刻修正制御方法は、
航法データを構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信ステップ(例えば、図6のS101)と、
前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得ステップ(例えば、図6のS103、S107)と、
この取得ステップにより取得した前記複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報で示される時分秒と前記時計部により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出ステップ(例えば、図6のS104)と、
この算出ステップにより算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較ステップ(例えば、図6のS105)と、
この比較ステップによる比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得ステップにより取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計部により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得ステップにより取得された前記複数のサブフレームのうちの第1のサブフレーム内の時分秒情報を用いて、前記時計部により計時される時分秒を修正する時刻修正制御ステップ(例えば、図6のS107、S108、S110)と、
を備えたことを特徴とする。
航法データを構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信ステップ(例えば、図6のS101)と、
前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得ステップ(例えば、図6のS103、S107)と、
この取得ステップにより取得した前記複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報で示される時分秒と前記時計部により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出ステップ(例えば、図6のS104)と、
この算出ステップにより算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較ステップ(例えば、図6のS105)と、
この比較ステップによる比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得ステップにより取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計部により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得ステップにより取得された前記複数のサブフレームのうちの第1のサブフレーム内の時分秒情報を用いて、前記時計部により計時される時分秒を修正する時刻修正制御ステップ(例えば、図6のS107、S108、S110)と、
を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明の時計部(例えば、図1の計時部18)を備えている時刻修正制御装置(例えば、図1の時計装置100)に用いられる時刻修正制御方法は、
航法データを構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信ステップ(例えば、図7のS201)と、
前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのうちの第1のサブフレームかそれ以外の他のサブフレームか否かを判定する判定ステップ(例えば、図7のS202、S205)と、
この判定ステップによる判定の結果、前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが第1のサブフレームであると判定された場合は、当該第1のサブフレーム内の年月日情報と時分秒情報とを用いて前記計時部の年月日と時分秒とを修正し、他方、前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが前記他のサブフレームであると判定された場合は、当該他のサブフレーム内の時分秒情報を用いて前記計時部の時分秒を修正する時刻修正制御ステップ(例えば、図7のS202−S204;図7のS205−S207)と、
を含むことを特徴とする。
航法データを構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信ステップ(例えば、図7のS201)と、
前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのうちの第1のサブフレームかそれ以外の他のサブフレームか否かを判定する判定ステップ(例えば、図7のS202、S205)と、
この判定ステップによる判定の結果、前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが第1のサブフレームであると判定された場合は、当該第1のサブフレーム内の年月日情報と時分秒情報とを用いて前記計時部の年月日と時分秒とを修正し、他方、前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが前記他のサブフレームであると判定された場合は、当該他のサブフレーム内の時分秒情報を用いて前記計時部の時分秒を修正する時刻修正制御ステップ(例えば、図7のS202−S204;図7のS205−S207)と、
を含むことを特徴とする。
請求項1、4に記載の発明によれば、取得手段により取得した時分秒情報で示される時分秒と時計手段により計時された時刻情報の時分秒との時間差が、予め定められている時間差よりも大きい場合は、取得手段により取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、時計手段により計時される年月日と時分秒とを修正することができる一方で、予め定められている時間差よりも小さい場合は、取得手段により取得された時分秒情報を用いて、時計手段により計時される時分秒を修正することができる。このために、前記時間差が大きくて、時計手段により計時される時刻の信頼性が低い場合には、時分秒のみでなく、年月日までも修正し、他方、前記時間差が小さくて、時計手段により計時される時刻の信頼性が高い場合には、年月日は修正することなく、時分秒のみ修正することができ、前記時間差に応じた高精度な修正が可能となる。
請求項2、5に記載の発明によれば、取得手段により取得した時分秒情報で示される時分秒と時計手段により計時された時刻情報の時分秒との時間差が、予め定められている時間差よりも大きい場合は、取得手段により取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、時計手段により計時される年月日と時分秒とを修正することができる一方で、予め定められている時間差よりも小さい場合は、取得手段により取得された複数のサブフレームのうちの第1のサブフレーム内の時分秒情報を用いて、時計手段により計時される時分秒を修正することができる。
請求項3、6に記載の発明によれば、判定手段による判定の結果、受信手段により受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが第1のサブフレームであると判定された場合は、当該第1のサブフレーム内の年月日情報と時分秒情報とを用いて時計手段の年月日と時分秒とを修正することができる一方で、受信手段により受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが他のサブフレームであると判定された場合は、当該他のサブフレーム内の時分秒情報を用いて時計手段の時分秒を修正することができる。これにより、第1のサブフレームでも、また、第2〜第5のいずれかの他のサブフレームでも、6秒以下で時分秒情報を受信することができるので、時刻修正の高速化と共に時刻修正制御装置の消費電力の低減化を実現することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る第1の実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
(第1の実施の形態)
図1〜図7を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。先ず、図1及び図2を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1に本実施の形態の時計装置100の構成を示す。図2(a)に、ROM17の記憶構成を示す。図2(b)に、記憶部15の記憶構成を示す。図2(c)に、RAM16の記憶構成を示す。図1に示すように、時計装置100は、本体部10と、受信ユニット11と、を備えて構成される。また、本体部10は、CPU12と、表示部13と、操作部14と、記憶部15と、ROM16と、RAM17と、計時部18と、を備えて構成される。
図1〜図7を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。先ず、図1及び図2を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1に本実施の形態の時計装置100の構成を示す。図2(a)に、ROM17の記憶構成を示す。図2(b)に、記憶部15の記憶構成を示す。図2(c)に、RAM16の記憶構成を示す。図1に示すように、時計装置100は、本体部10と、受信ユニット11と、を備えて構成される。また、本体部10は、CPU12と、表示部13と、操作部14と、記憶部15と、ROM16と、RAM17と、計時部18と、を備えて構成される。
CPU12は、ROM17に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM16に展開し、RAM16に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。特にROM17には、第1の時刻修正プログラムが記憶される。
CPU12は、後述する第1の時刻修正プログラムとの協働により、GPS信号を取得して時計装置100の内部時刻を修正する。
表示部13は、小型液晶ディスプレイ等により構成され、例えば計時部18で計時する内部時刻等をデジタル表示する。
操作部14は、時計装置100に各種機能を実行させる為のキー、ボタン等で構成される。これらのキー、ボタン等が操作された時には、対応するスイッチの操作信号がCPU12に出力される。
記憶部15は、データの読み書き可能なフラッシュメモリ等により構成される。記憶部15は、図2(b)に示すように、全GPS衛星を識別する衛星番号(衛星番号ID−1〜ID−N、但しnは全衛星数)と、アルマナックデータと、時間閾値と、自装置位置データとを、それぞれ衛星番号エリア151と、アルマナックデータエリア152と、時間閾値エリア153と、自装置位置データエリア154とに、記憶する。ここで、アルマナックデータとは、GPS衛星の概略軌道情報のことをいう。また、時間閾値とは、GPS衛星より取得した時分秒時刻情報と内部時刻の時分秒との時間差の閾値のことをいう。
RAM16は、各種情報を格納する揮発性のメモリであり、各種プログラム、データを展開するワークエリアを有する。図2(c)に示すように、RAM16には、可視衛星の衛生番号(衛星番号ID−m,…,ID−p:後述する全衛星番号ID−1〜ID−nのうちのそれぞれ一つ)と、衛星番号の各GPS衛星の仰角(仰角θ1〜θq、但し、qは可視衛星数)と、選択した可視衛星の一つの衛星番号(ID−r:衛星番号ID−m,…,ID−pのうちの一つ)と、時間差と、時分秒情報と、年月日情報と、第1の時刻修正プログラムとを、可視衛星の衛生番号エリア161と、仰角エリア162と、衛生番号エリア163と、時間差エリア164と、時分秒情報エリア165と、年月日情報エリア166と、第1の時刻修正プログラムエリア167に記憶展開される。
ROM17は、情報を読み込み可能に記憶するメモリである。図2(a)に示すように、ROM17は、第1の時刻修正プログラムと、全GPS衛星のC/Aコードとを、第1の時刻修正プログラムエリア171と、C/Aコードエリア172とに記憶する。
計時部18は、図示しない発振回路部から入力される信号を計数して、内部時刻等を得る。そして当該内部時刻をCPU12に出力する。ここで、内部時刻とは、計時部18で計時される現在時刻のことをいう。
受信ユニット11は、受信部19、信号処理部20と、ROM21と、RAM22と、を備えて構成される。
受信部19は、図示しないアンテナ、ミキサ、受信チャネル等により構成される。受信部19は、図示しないアンテナによりGPS信号を受信する。そして、当該受信したGPS信号を増幅し、搬送波よりも十分に低い中間周波数帯の信号に周波数変換する。また、受信部19は少なくとも1つの受信チャネルより構成される。ここにいう受信チャネルは、GPS衛星の1個からGPS信号を受信するチャネルとする。例えば、受信チャネルが16チャネルの場合は、16チャネル毎にGPS衛星が1個ずつ割り当てられる。本実施例では、1チャネルのみが動作するものとして説明する。
信号処理CPU20は、DSP(Digital Signal Processor)等により構成され、受信処理を行う。ここで、受信処理とは、受信部19で受信されたGPS信号から航法データを復調し、当該航法データをCPU12へ転送する処理のことである。
次に、航法データを復調する処理について説明する。まず、予め受信しようとする衛星のC/AコードがROM16のC/Aコードエリア172に記憶されているものとする(以下、記憶されているC/Aコードを記憶C/Aコードとする)。そして、記憶C/Aコードが読み出され、当該記憶C/AコードとGPS衛星から受信したC/Aコードとの位相同期をとる。そして、位相同期が取れた後に、逆拡散を行う。当該逆拡散により航法データの復調が可能となる。
信号処理CPU20は、ROM22に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM21に展開し、RAM21に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。例えば、ROM22には航法データを復調するプログラムが記憶されている。
例えば、受信部19よりGPS信号が送信されてきたこと等をトリガとして、ROM22から航法データを復調するプログラムが読み出される。そして、当該読み出された航法データを復調するプログラムがRAM21に展開され、展開された航法データを復調するプログラムと信号処理CPU20との協働により航法データを復調する処理が実行される。
次に、図3を参照して、航法データについて説明する。図3(a)は航法データのフレーム構造を示した図である。航法データの1サイクルは、フレームという単位で呼ばれる。1フレームは1500ビットであり、これを送信するには30秒の時間がかかる。フレームは5つのサブフレーム(各300ビット)から構成されており、サブフレーム1から順番に送信を始め、サブフレーム5を送信し終わると再びサブフレーム1の送信に戻る。
次に、図3(b)及び図4にサブフレームの簡易構成図を示す。
5つのサブフレームのうち、サブフレーム1〜3は送信している衛星自身のクロック補正情報や軌道情報(エフェメリスデータ)が含まれている(図4参照)。サブフレーム4,5については、全衛星が同じ内容を送信しており、その内容は軌道上のすべてのGPS衛星(最大32衛星)の概略軌道情報(アルマナックデータ)や電離層補正情報となっている(図4参照)。これらのデータはデータ量が多いため、さらにページ単位に分割されてサブフレームに収容される。即ち、図3(a)に示すように、サブフレーム4、5より送信されるデータはそれぞれ1〜25ページに分割されており、フレームごとに異なるページの内容が順番に送られる。全てのページ内容を送信するには25フレームを必要とし、航法データの全情報を得るには12分30秒かかる。
5つのサブフレームのうち、サブフレーム1〜3は送信している衛星自身のクロック補正情報や軌道情報(エフェメリスデータ)が含まれている(図4参照)。サブフレーム4,5については、全衛星が同じ内容を送信しており、その内容は軌道上のすべてのGPS衛星(最大32衛星)の概略軌道情報(アルマナックデータ)や電離層補正情報となっている(図4参照)。これらのデータはデータ量が多いため、さらにページ単位に分割されてサブフレームに収容される。即ち、図3(a)に示すように、サブフレーム4、5より送信されるデータはそれぞれ1〜25ページに分割されており、フレームごとに異なるページの内容が順番に送られる。全てのページ内容を送信するには25フレームを必要とし、航法データの全情報を得るには12分30秒かかる。
サブフレームの内容は、図3(b)及び図4に示すようにワードという単位に分割されている。1ワードは30ビットで1サブフレームには10ワードに対応し、各ワードは24ビットのデータ部とパリティチェック用の6ビットから構成される。各サブフレームの先頭はTLM(telemetry)ワード、続けてHOWが記述されている。TLMワードには同期用のパターン、HOWにはGPS信号の時刻情報が含まれている。
GPS信号における時刻は、1週間を単位として管理されている。週始めは毎週日曜日の0時(土曜日の24時)で、時刻はそれからの経過時間(TOW(time of week))で表される。HOWにはこの経過時間を1.5秒単位で表した数が含まれており、受信機が現在時刻を知る手がかりを与える。また、それぞれの週には番号がつけられており、1980年1月6日00:00:00に始まる週が週番号0とされている。これより1週間経つごとに週番号WNが1増加され、例えば、2004年10月10日に始まる週の週番号は1292である。
5つのサブフレームには、航法データが分担されて収容されている。以下、サブフレームの一部の事項を説明する。
航法データのサブフレーム1には、航法データを送信している衛星自体の状態を表す数値やクロック補正係数が収められている。図5に示すように、先頭のTLMワード、HOWに続き、上述した週番号WN、測距精度URA、衛星健康状態SVhealthの各ワードが記述される。
航法データのサブフレーム1には、航法データを送信している衛星自体の状態を表す数値やクロック補正係数が収められている。図5に示すように、先頭のTLMワード、HOWに続き、上述した週番号WN、測距精度URA、衛星健康状態SVhealthの各ワードが記述される。
測距精度URAは、その衛星により擬似距離(受信機の時計の進みによる誤差が加わって測定されたGPS衛星と受信機との間の距離)を測定した場合の測距精度の目安で、15の場合は何らかの異常があることを意味する。
衛星健康状態SVhealthは、衛星の状態を示すコードで、0以外の場合は何らかの異常があることを示す。
衛星健康状態SVhealthは、衛星の状態を示すコードで、0以外の場合は何らかの異常があることを示す。
サブフレーム2、3には、各衛星の軌道情報が格納されている。これらの軌道情報はエフェメリスと呼ばれ、任意の時刻におけるGPS衛星の位置を計算できるようになっている。
全GPS衛星分の概略軌道情報はアルマナックデータと呼ばれる。当該アルマナックデータは、サブフレーム4のページ2〜5及び7〜10、サブフレーム5のページ1〜24に収めされており、合計32ページで32機のGPS衛星に対応する。また、高度100km以上に分布する電離層には電波を遅延させる働きがあり、その遅延量を補正するための情報はサブフレーム4のページ18に収められている。
全GPS衛星分の概略軌道情報はアルマナックデータと呼ばれる。当該アルマナックデータは、サブフレーム4のページ2〜5及び7〜10、サブフレーム5のページ1〜24に収めされており、合計32ページで32機のGPS衛星に対応する。また、高度100km以上に分布する電離層には電波を遅延させる働きがあり、その遅延量を補正するための情報はサブフレーム4のページ18に収められている。
次に図6を参照して、時計装置100の動作を説明する。図6に、第1の時刻修正処理の流れを示す。第1の時刻修正処理は、GPS信号に基づいて、時計装置100の内部時刻を修正する処理である。
例えば、時計装置100において、第1の時刻修正処理の実行指示が操作部14を介して入力されたこと等をトリガとして、ROM17から第1の時刻修正処理プログラムが読み出される。そして、当該読み出された第1の時刻修正プログラムがRAM16に展開され、展開された第1の時刻修正プログラムとCPU12との協働により第1の時刻修正処理が実行される。
まず、GPS信号の受信が開始される(ステップS101)。ここで、GPS信号の受信開始動作について説明する。時計装置100は、各種データから当該時計装置100が受信可能な複数の候補GPSを予測する。ここで、各種データとは、記憶部15から読み出したアルマナックデータ、計時部18から取得した内部時刻データ及び時計装置100の自装置位置データのことをいう。
次に、記憶部15の衛星番号エリア151から衛星番号が参照され、衛星番号のうち、予測された候補衛星に対応する衛星番号と、これに対応する仰角とが、RAM16の衛星番号エリア161と仰角エリア162にそれぞれ格納される。そして、RAM16の衛星番号エリア161に格納された衛星番号のGPS衛星(候補衛星)のうち、最も仰角の大きい未選択のGPS衛星が一つ選択される。選択された衛星番号は、一つの衛星番号としてRAM16の1つの衛星番号エリア163に格納される。ここで、仰角とは、GPS衛星と時計装置100がある地上とのなす角度のことをいう。
次に、選択された1つのGPS衛星のC/Aコード172をROM17のC/Aコードエリア17から読み出す(以下、ROM17に記憶されているC/Aコードを記憶C/Aコードとする)。次に、選択された1つのGPS衛星から航法データを受信し、そのC/Aコードを取得する。そして、記憶C/Aコードと受信したC/Aコードとの比較照合を行う。当該記憶C/Aコードと受信C/Aコードとの比較照合が一致した場合、GPS信号の受信が開始されたものとする。
次に、記憶部15の衛星番号エリア151から衛星番号が参照され、衛星番号のうち、予測された候補衛星に対応する衛星番号と、これに対応する仰角とが、RAM16の衛星番号エリア161と仰角エリア162にそれぞれ格納される。そして、RAM16の衛星番号エリア161に格納された衛星番号のGPS衛星(候補衛星)のうち、最も仰角の大きい未選択のGPS衛星が一つ選択される。選択された衛星番号は、一つの衛星番号としてRAM16の1つの衛星番号エリア163に格納される。ここで、仰角とは、GPS衛星と時計装置100がある地上とのなす角度のことをいう。
次に、選択された1つのGPS衛星のC/Aコード172をROM17のC/Aコードエリア17から読み出す(以下、ROM17に記憶されているC/Aコードを記憶C/Aコードとする)。次に、選択された1つのGPS衛星から航法データを受信し、そのC/Aコードを取得する。そして、記憶C/Aコードと受信したC/Aコードとの比較照合を行う。当該記憶C/Aコードと受信C/Aコードとの比較照合が一致した場合、GPS信号の受信が開始されたものとする。
そして、GPS衛星からの航法データのサブフレーム1〜5のいずれか1つのHOWデータを受信したか否かが判別される(ステップS102)。航法データのサブフレーム1〜5のHOWデータが受信されない場合(ステップS102;NO)、ステップS102へ移行される。航法データのサブフレーム1〜5のHOWデータが受信された場合(ステップS102;YES)、受信したHOWデータから時分秒情報が取得される(ステップS103)。
次いで、取得された時分秒情報と時刻装置18の内部時刻の時分秒との時間差が算出される(ステップS104)。そして、算出された時間差が時間閾値よりも大きいか否かが判別される(ステップS105)。ここで、時間閾値とは、例えば1時間とする。算出された時間差が時間閾値よりも小さい場合(ステップS105;NO)、受信したHOWデータから時分秒情報が取得される(ステップS109)。そして取得された時分秒情報に基づいて、内部時刻の時分秒が修正される(ステップS110)。
算出された時間差が時間閾値よりも大きい場合(ステップS105;YES)、サブフレーム1のHOWデータとWNデータとが受信されたか否かが判別される(ステップS106)。サブフレーム1のHOWデータとWNデータとが受信された場合(ステップS106;YES)、HOWデータとWNデータとから時分秒情報と年月日情報とが取得される(ステップS107)。ここで、WNデータから年月日情報を取得する際、WNデータから年月日情報への変換が行われる。例えば、WNデータが1292の場合、年月日情報は2004年10月10日に始まる週となる。取得された時分秒情報と年月日情報とに基づいて、内部時刻の時分秒と年月日とが修正される(ステップS108)。ステップS108、ステップS109の実行後、第1の時刻修正処理は終了する。
以上、本実施の形態によれば、信号処理CPU20により取得した時分秒情報で示される時分秒と計時部18により計時された時刻情報の時分秒との時間差が、予め定められている時間差よりも大きい場合は、信号処理CPU20により取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、計時部18により計時される年月日と時分秒とを修正することができる一方で、予め定められている時間差よりも小さい場合は、信号処理CPU20により取得された時分秒情報を用いて、計時部18により計時される時分秒を修正することができる。このために、前記時間差が大きくて、時計部18により計時される時刻の信頼性が低い場合には、時分秒のみでなく、年月日までも修正し、他方、前記時間差が小さくて、計時部18により計時される時刻の信頼性が高い場合には、年月日は修正することなく、時分秒のみ修正することができ、前記時間差に応じた高精度な修正が可能となる。
また、信号処理CPU20により取得した時分秒情報で示される時分秒と計時部18により計時された時刻情報の時分秒との時間差が、予め定められている時間差よりも大きい場合は、信号処理CPU20により取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、計時部18により計時される年月日と時分秒とを修正することができる一方で、予め定められている時間差よりも小さい場合は、信号処理CPU20により取得された複数のサブフレームのうちの第1のサブフレーム内の時分秒情報を用いて、計時部18により計時される時分秒を修正することができる。
(第2の実施の形態)
図7を参照して、本発明に係る第2の実施の形態を説明する。図7に第2の時刻修正処理の流れを示す。
図7を参照して、本発明に係る第2の実施の形態を説明する。図7に第2の時刻修正処理の流れを示す。
本実施の形態の装置構成は、第1の実施の形態と同様に時計装置100を用い、同様な部分には同一の符号を付している。また、その詳細な説明を援用し、異なる部分について以下説明する。
時計装置100において、ROM17に第2の時刻修正プログラムが記憶される。
図7を参照して、本実施の形態における時計装置100で実行される第2の時刻修正処理を説明する。第2の時刻修正処理は、GPS信号の航法データのサブフレーム1を受信した場合に、内部時刻の年月日と時分秒とを修正する処理である。
例えば、時計装置100において、第2の時刻修正処理の実行指示が操作部14を介して入力されたこと等をトリガとして、ROM17から第2の時刻修正処理プログラムが読み出される。そして、当該読み出された第2の時刻修正プログラムがRAM16に展開され、展開された第2の時刻修正プログラムとCPU12との協働により第2の時刻修正処理が実行される。
まず、GPS衛星が捕捉される(ステップS201)。そして、GPS衛星からの航法データのサブフレーム1が受信されたか否かが判別される(ステップS202)。GPS衛星から航法データのサブフレーム1が受信された場合(ステップS202;YES)、サブフレーム1のHOWデータから時分秒情報及びサブフレーム1のWNデータから年月日情報が取得される(ステップS203)。ここで、WNデータから年月日情報を取得する際、WNデータから年月日情報への変換が行われる。例えば、WNデータが1292の場合、年月日情報は2004年10月10日に始まる週となる。そして、取得された時分秒情報と年月日情報とに基づいて、内部時刻の時分秒と年月日とが修正される(ステップS204)。
ステップS202において、GPS衛星から航法データのサブフレーム1が受信されない場合(ステップS202;NO)、サブフレーム2〜5のいずれか1つのHOWデータが受信された否かが判別される(ステップS205)。サブフレーム2〜5のHOWデータが受信された場合(ステップS205;YES)、サブフレーム2〜5のHOWデータから時分秒情報が取得される(ステップS206)。サブフレーム2〜5のHOWデータが受信されない場合(ステップS205;NO)、ステップS202へ移行される。
ステップS206の実行後、取得された時分秒情報に基づいて、内部時刻の時分秒が修正される(ステップ207)。ステップS204とステップS207の実行後、第2の時刻修正処理は終了する。
以上、本実施の形態によれば、CPU12による判定の結果、受信部19により受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが第1のサブフレームであると判定された場合は、当該第1のサブフレーム内の年月日情報と時分秒情報とを用いて時計手段の年月日と時分秒とを修正することができる一方で、受信部19により受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが他のサブフレームであると判定された場合は、当該他のサブフレーム内の時分秒情報を用いて時計手段の時分秒を修正することができる。これにより、第1のサブフレームでも、また、第2〜第5のいずれかの他のサブフレームでも、6秒以下で時分秒情報を受信することができるので、時刻修正の高速化と共に時計装置100の消費電力の低減化を実現することができる。
また、上記の実施の形態においては表示部13を設けたが、これを設けず、外部の表示装置やコンピュータ等任意のハードウエアに現在時刻情報を出力する時計装置としても良い。
また、内部時刻の修正において、補正値の修正を含んだ構成としてもよい。ここで、補正値とは、GPS信号が時計装置100に到達するまでに生じる誤差量と、時計装置100の内部制御処理時間の誤差量と、うるう秒による誤差量と、を含んだ誤差量のことをいう。例えば、GPS信号が時計装置100に到達するまでに生じる誤差量は0.07秒、時計装置100の内部制御処理時間の誤差量は0.03秒、うるう秒による誤差量は14秒とする。この場合、補正値は14.1秒となる。この補正値は予め記憶部15に記憶されているものとする。そして、当該補正値を読み出して、ステップS108、S110、S204、S207において当該補正値を含んだ修正処理を行ってもよい。例えば、補正値が14.1秒の場合、GPS信号から取得した時刻情報から14.1秒を引き算した補正を行うこととなる。
また、上記の実施の形態においては、1チャネルでGPS信号を受信する構成としたが、複数チャネルでGPS信号を受信する構成としてもよい。この場合、少なくとも3チャネル以上でGPS信号を受信するものとする。3チャネル以上でGPS信号を受信することにより、時計装置100の時刻修正だけでなく、位置の確定を行うことができる。
その他、上記の実施の形態における時計装置100の細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
10 本体部
11 受信ユニット
12 CPU
13 表示部
14 操作部
15 記憶部
16 RAM
17 ROM
18 計時部
19 受信部
20 信号処理CPU
21 RAM
22 ROM
100 時計装置
11 受信ユニット
12 CPU
13 表示部
14 操作部
15 記憶部
16 RAM
17 ROM
18 計時部
19 受信部
20 信号処理CPU
21 RAM
22 ROM
100 時計装置
Claims (6)
- GPS信号を受信する受信手段と、
時刻を計時する時計手段と、
前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれている時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得手段と、
この取得手段により取得した時分秒情報で示される時分秒と前記時計手段により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出手段と、
この算出手段により算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得手段により取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計手段により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得手段により取得された時分秒情報を用いて、前記時計手段により計時される時分秒を修正する時刻修正制御手段と、
を備えたことを特徴とする時計修正制御装置。 - 航法データを構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信手段と、
時計を計時する時計手段と、
前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得手段と、
この取得手段により取得した前記複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報で示される時分秒と前記時計手段により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出手段と、
この算出手段により算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較手段と、
この比較手段による比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得手段により取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計手段により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得手段により取得された前記複数のサブフレームのうちの第1サブフレーム内の時分秒情報を用いて、前記時計手段により計時される時分秒を修正する時刻修正制御手段と、
を備えたことを特徴とする時刻修正制御装置。 - 航法データ構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信手段と、
時刻を計時する時計手段と、
前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのうち第1のサブフレームかそれ以外の他のサブフレームか否かを判定する判定手段と、
この判定手段による判定の結果、前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが第1のサブフレームであると判定された場合は、当該第1のサブフレーム内の年月日情報と時分秒情報とを用いて前記時計手段の年月日と時分秒とを修正し、他方、前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが前記他のサブフレームであると判定された場合は、当該他のサブフレーム内の時分秒情報を用いて前記時計手段の時分秒を修正する時刻修正制御手段と、
を備えたことを特徴とする時刻修正制御装置。 - 時計部を備えている時刻修正制御装置に用いられる時刻修正制御方法は、
GPS信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれている時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得ステップと、
この取得ステップにより取得した時分秒情報で示される時分秒と前記時計部により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出ステップと、
この算出ステップにより算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較ステップと、
この比較ステップによる比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得ステップにより取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計部により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得ステップにより取得された時分秒情報を用いて、前記時計部により計時される時分秒を修正する時刻修正制御ステップと、
を含むことを特徴とする時刻修正制御方法。 - 時計部を備えている時刻修正制御装置に用いられる時刻修正制御方法は、
航法データを構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報と年月日情報との少なくとも一方の情報を取得する取得ステップと、
この取得ステップにより取得した前記複数のサブフレームのいずれかのサブフレーム内の時分秒情報で示される時分秒と前記時計部により計時された時刻情報の時分秒との時間差を算出する算出ステップと、
この算出ステップにより算出された時間差と予め定められている時間差とを比較する比較ステップと、
この比較ステップによる比較の結果、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも大きい場合は、前記取得ステップにより取得された年月日情報と時分秒情報との双方の情報を用いて、前記時計部により計時される年月日と時分秒とを修正し、他方、前記算出された時間差が前記予め定められている時間差よりも小さい場合は、前記取得ステップにより取得された前記複数のサブフレームのうちの第1のサブフレーム内の時分秒情報を用いて、前記時計部により計時される時分秒を修正する時刻修正制御ステップと、
を含むことを特徴とする時刻修正制御方法。 - 時計部を備えている時刻修正制御装置に用いられる時刻修正制御方法は、
航法データを構成する複数のサブフレームを含むGPS信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれている複数のサブフレームのうちの第1のサブフレームかそれ以外の他のサブフレームか否かを判定する判定ステップと、
この判定ステップによる判定の結果、前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが第1のサブフレームであると判定された場合は、当該第1のサブフレーム内の年月日情報と時分秒情報とを用いて前記計時部の年月日と時分秒とを修正し、他方、前記受信ステップにより受信されたGPS信号に含まれているサブフレームが前記他のサブフレームであると判定された場合は、当該他のサブフレーム内の時分秒情報を用いて前記計時部の時分秒を修正する時刻修正制御ステップと、
を含むことを特徴とする時刻修正制御方法。
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