JP2007269894A - 高分子発光材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の高分子発光材料は、下記一般式(1)で表されるイリジウム錯体から導かれる構造単位を含む重合体からなることを特徴とする。
(Z1、C1およびC2で形成される環は、その環に直接結合した少なくとも一つのフッ素
原子などを有する。さらにZ1、C1およびC2で形成される環、Z2、C3およびNで形成
される環、ならびにZ3およびNで形成される環の少なくとも一つは重合性官能基或いは
重合性官能基を有する置換基を有する。)
【選択図】なし
Description
なお、本明細書での「オルトメタル化」とは、一般式(1)でのZ1を含む環において
、配位原子を有する置換基の結合位置に対してオルト位のC−H結合が、分子内反応で金属−炭素結合を含むキレート環を生成する反応をいう。
また、真空蒸着法には大型の設備が必要となり、その条件も厳密な制御が必要とされるなど、簡便な製造方法とは言えない。
[1] 下記一般式(1)で表されるイリジウム錯体から導かれる構造単位を含む重合体からなることを特徴とする高分子発光材料。
成するための原子群を表す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
Z2は炭素原子C3および窒素原子Nとともに五員または六員の含窒素複素環を完成するための原子群を表す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
Z1、C1およびC2で形成される環は、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基
、−OH、−SX1、−OCOX2、−COOX3、−SiX4X5X6、−NH2、−NHX7、−NX8X9(ここで、X1〜X9は炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐のアルキル基、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基、または、炭素数7〜21のアラルキル基を表し、X1〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、および、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基からなる群から選ばれる原子または基を少なくとも一つ有してもよい。Z2、C3およびNで形成される環、Z3およびNで形成される環についても同じ
である。
フッ素原子または炭素数1〜6の分岐を有してもよいフルオロアルキル基を有する。
さらにZ1、C1およびC2で形成される環、Z2、C3およびNで形成される環、ならび
にZ3およびNで形成される環の少なくとも一つは重合性官能基或いは重合性官能基を有
する置換基を有する。)
[2] 上記一般式(1)において、Z1、C1およびC2で形成される環が、ベンゼン
、ナフタレン、ビフェニル、テルフェニル、ピリジン、キノリン、イソキノリン、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾトリアゾール、ピラゾール、イソオキサゾールおよびベンゾピラゾールからなる群から選ばれる一種の化合物の環骨格を有していることを特徴とする上記[1]に記載の高分子発光材料。
る一種の化合物の環骨格を有していることを特徴とする上記[1]または[2]に記載の高分子発光材料。
完成するための原子群を表す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
Z3は窒素原子Nとともに五員または六員の含窒素複素環を完成するための原子群を表
す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
かつ、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−OH、−SX1、−OCOX2、−COOX3、−SiX4X5X6、−NH1、−NHX7、−NX8X9(ここで、X1〜X9は炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐のアルキル基、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基、または、炭素数7〜21のアラルキル基を表し、X1〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、および、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基からなる群から選ばれる原子または基を少なくとも一つ有してもよい。Z3およびNで形成される
環についても同じである。
−SX1、−OCOX2、−COOX3、−SiX4X5X6、−NH2、−NHX7、−NX8
X9(ここで、X1〜X9は炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐のアルキル基、炭素
数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基、または、炭素数7〜21のアラルキル基を表し、X1〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、あるいは、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基を表す。
フッ素原子または炭素数1〜6の分岐を有してもよいフルオロアルキル基を有する。
さらにZ1、C1およびC2で形成される環、ならびにZ3およびNで形成される環の少なくとも一つは、その環に直接結合した、重合性官能基または重合性官能基を有する置換基を有するか、あるいは、R1〜R16の少なくとも一つは重合性官能基または重合性官能基
を有する置換基を表す。)
[5] 前記イリジウム錯体が、下記一般式(6)〜(9)のいずれかで表されることを特徴とする上記[1]に記載の高分子発光材料。
Z3は窒素原子Nとともに五員または六員の含窒素複素環を完成するための原子群を表
す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ
基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、および、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基からなる群から選ばれる原子または基を少なくとも一つ有してもよい。Z3およびNで形成される
環についても同じである。
X9(ここで、X1〜X9は炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐のアルキル基、炭素
数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基、または、炭素数7〜21のアラルキル基を表し、X1〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、あるいは、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基を表す。
さらにZ2、C3およびNで形成される環、ならびにZ3およびNで形成される環の少な
くとも一つは、その環に直接結合した、重合性官能基または重合性官能基を有する置換基を有するか、あるいは、R17〜R32の少なくとも一つは重合性官能基または重合性官能基を有する置換基を表す。)
[6] Z3およびNで形成される環が、置換基を有してもよいピリジン、ピロリジン、
ピロリン、ピペリジン、ピリミジン、インドール、アザインドール、カルバゾール、インダゾール、ノルハルマン、ハルマン、アニリン、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、ピラゾール、ピロール、ベンズイミダゾール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾセレナゾール、ベンゾチアジアゾール、イソオキサゾール、イソチアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、アントラニル、トリアジン、ベンズイソオキサゾール、ピラジン、キノリン、ベンゾキノリン、アクリジン、チアゾリン、キヌクリジン、イミダゾリン、オキサゾリン、チアゾリン、およびイソキノリンからなる群より選ばれる一種の化合物の環骨格を有していることを特徴とする上記[1]〜[5]のいずれかに記載の高分子発光材料。
[10] 上記[8]に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた面発光光源。
本発明に係る高分子発光材料は、特定のイリジウム錯体から導かれる構造単位を含む重合体からなる。このような材料では、イリジウム錯体の三重項励起状態からの発光が得られる。上記高分子発光材料は、さらに、ホール輸送性の重合性化合物および電子輸送性の重合性化合物からなる群から選択される少なくとも1種の重合性化合物から導かれる構造単位を含む重合体からなることが好ましい。
<イリジウム錯体から導かれる構造単位を含む重合体>
本発明に用いられる重合体は、上記式(1)〜(9)のいずれかで表されるイリジウム錯体を含む単量体を重合して得られる。上記重合体において、上記イリジウム錯体の単量体は、1種単独で、または2種以上を組み合わせて用いてもよい。本明細書において、上
記重合体には、上記錯体の単独重合体、および2種以上の該錯体の共重合体も含む。
式中、Z1は炭素原子C1およびC2とともに五員または六員の炭素環または複素環を完
成するための原子群を表す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
Z3は窒素原子Nとともに五員または六員の含窒素複素環を完成するための原子群を表
す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
ニル、ピリジン、キノリン、イソキノリン、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾトリアゾール、ピラゾール、イソオキサゾールおよびベンゾピラゾールからなる群から選ばれる一種の化合物の環骨格を有していることが好ましい。
Z2、C3およびNで形成される環が、イミダゾール、チアゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、セレナゾール、オキサゾール、ピロール、ピラゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、キノリンおよびイソキノリンからなる群から選ばれる一種の化合物の環骨格を有していることが好ましい。
また、Z3およびNで形成される環が、置換基を有してもよいピリジン、ピロリジン、
ピロリン、ピペリジン、ピリミジン、インドール、アザインドール、カルバゾール、インダゾール、ノルハルマン、ハルマン、アニリン、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、ピラゾール、ピロール、ベンズイミダゾール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾセレナゾール、ベンゾチアジアゾール、イソオキサゾール、イソチアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、アントラニル、トリアジン、ベンズイソオキサゾール、ピラジン、キノリン、ベンゾキノリン、アクリジン、チアゾリン、キヌクリジン、イミダゾリン、オキサゾリン、チアゾリン、およびイソキノリンからなる群より選ばれる一種の化合物の環骨格を有していることが好ましい。
Z1、C1およびC2で形成される環は、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基
、−OH、−SX1、−OCOX2、−COOX3、−SiX4X5X6、−NH2、−NHX7、−NX8X9(ここで、X1〜X9は炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐のアルキル基、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基、または、炭素数
7〜21のアラルキル基を表し、X1〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、および、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基からなる群から選ばれる原子または基を少なくとも一つ有してもよい。これらの原子または基は、上記環に直接結合していることが好ましい。これらの基の具体例は後述のとおりである。Z2、C3およびNで形成される環、Z3およびNで形
成される環についても同じである。
フッ素原子または炭素数1〜6の分岐を有してもよいフルオロアルキル基を有する。具体的には例えばフッ素原子そのもの、トリフルオロメチル基及びペンタフルオロエチル基等を挙げることができる。当該置換はZ1、C1およびC2で形成される環に二つ以上あって
も良く、その場合二つの置換基は同じであってもそれぞれ違っていてもかまわない。
にZ3およびNで形成される環の少なくとも一つは重合性官能基或いは重合性官能基を有
する置換基を有する。
る置換基以外の場合は、各々独立に水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−OH、−SX1、−OCOX2、−COOX3、−SiX4X5X6、−NH2、−NHX7、−NX8X9(ここで、X1〜X9は炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐のアルキル基、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基、または、炭素数7〜21のアラルキル基を表し、X1〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又
はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、あるいは、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基を表す。
ここで、X1〜X9は置換基を有していてもよく、置換基の例として、ハロゲン原子、シアノ基、アルデヒド基、アミノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、カルボキシル基、スルホン酸基、ニトロ基等を挙げることができる。これらの置換基は、さらにハロゲン原子、メチル基等によって置換されていてもよい。
シルチオ基、オクチルチオ基、フェニルチオ基、2−メチルフェニルチオ基、4−tert−ブチルフェニルチオ基を挙げることができる。
。
−COOX3の例としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、tert
−ブトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基等を挙げることができる。
ニルシリル基等を挙げることができる。
−NHX7の例としては、N−メチルアミノ基、N−エチルアミノ基、N−ベンジルア
ミノ基、N−フェニルアミノ基等を挙げることができる。
らびにZ3およびNで形成される環の少なくとも一つは、その環に直接結合した、重合性
官能基または重合性官能基を有する置換基を有するか、あるいは、R1〜R16の少なくと
も一つは重合性官能基または重合性官能基を有する置換基を表す。一般式(6)〜一般式(9)において、さらにZ2、C3およびNで形成される環、ならびにZ3およびNで形成
される環の少なくとも一つは、その環に直接結合した、重合性官能基または重合性官能基を有する置換基を有するか、あるいは、R17〜R32の少なくとも一つは重合性官能基または重合性官能基を有する置換基を表す。これらのうちで、Z3およびNで形成される環が
重合性官能基または重合性官能基を有する置換基を有することが好ましい。
まず、特許文献1に記載された方法等により、所望する配位子誘導体を得る。ついで、該配位子誘導体と、塩化イリジウムなどのイリジウム化合物(0.5当量)とを、2−エトキシエタノールなどの溶媒中で反応させる。次いで、得られたイリジウム2核錯体と、Z3に相当する含窒素複素環化合物及びシアン化カリウムなどのシアノ基源を溶媒中で加
熱した後、精製して式で表されるイリジウム錯体を得ることができる。
上記重合体の重合方法は、ラジカル重合、カチオン重合、アニオン重合、および付加重合のいずれでもよいが、ラジカル重合が好ましい。
<キャリア輸送性の重合性化合物から導かれる構造単位を有する重合体>
本発明に用いられる重合体は、1種または2種以上の上記イリジウム錯体の単量体と共に、ホール輸送性の重合性化合物および電子輸送性の重合性化合物からなる群より選択される少なくとも1種の重合性化合物を含む単量体を共重合して得られる重合体であることが好ましい。なお、本明細書において、ホール輸送性の重合性化合物および電子輸送性の重合性化合物を併せて、キャリア輸送性の重合性化合物ともいう。
が得られる。
上記重合性官能基は、ラジカル重合性、カチオン重合性、アニオン重合性、付加重合性、および縮合重合性の官能基のいずれであってもよい。これらのうちで、ラジカル重合性の官能基は、重合体の製造が容易であるため好ましい。
くとも一つの重合性官能基或いは重合性官能基を有する置換基と同義であり、好ましい範囲も同じである。
上記ホール輸送性の重合性化合物としては、具体的には、下記一般式(E1)〜(E6)で表される化合物が好ましく、共重合体におけるキャリア移動度が高いため、下記式(E1)〜(E3)で表される化合物がより好ましい。
のいずれかで表される化合物と、上記電子輸送性の重合性化合物として、上記式(E7)、(E12)〜(E14)のいずれかで表される化合物とを、上記イリジウム錯体と組み合わせて共重合させることがより好ましい。このような高分子発光材料は、高い発光効率および高い最高到達輝度を有し、耐久性にも優れる。
上記式(E1)〜(E15)で表される重合性化合物は、公知の方法によって製造することができる。
<有機エレクトロルミネッセンス素子>
本発明に係る高分子発光材料は、有機EL素子の材料として好適に用いられる。上記有機EL素子は、陽極と陰極とに挟まれた1層または2層以上の有機高分子層を含み、該有機高分子層の少なくとも1層に、上記高分子発光材料が含まれる。本発明に係る高分子発光材料は、簡便な塗布法で発光層を成膜でき、素子の大面積化が図れる。
るが、通常、好ましくは1nm〜5μm、より好ましくは5nm〜1μm、特に好ましくは10nm〜500nmであることが望ましい。
<用途>
本発明に係る有機EL素子は、公知の方法で、マトリックス方式またはセグメント方式による画素として画像表示装置に好適に用いられる。また、上記有機EL素子は、画素を形成せずに、面発光光源としても好適に用いられる。
[実施例]
[合成例1]イリジウム錯体(C1)の合成
元素分析: 計算値(C30H19F4IrN4) C,51.20;H,2.72;N,7.96. 測定値 C,51.65;H,2.51;N,7.79.
質量分析(FAB+): 704(M+).
[合成例2]イリジウム錯体(C7)の合成
元素分析: 計算値(C38H25F2IrN4) C,59.44;H,3.28;N,7.30. 測定値 C,59.65;H,3.17;N,7.11.
質量分析(FAB+): 768(M+).
[合成例3]イリジウム錯体(C11)の合成
元素分析: 計算値(C43H28F6IrN4) C,56.95;H,3.11;N,6.18. 測定値 C,57.22;H,3.09;N,6.40.
質量分析(FAB+): 907(M+).
[実施例1]共重合体(I)の合成
密閉容器に、イリジウム錯体(C1)80mg、上記式(E1)で表される化合物460mg、および上記式(E7)で表される化合物460mgを入れ、脱水トルエン(9.9mL)を加えた。次いで、V−601(和光純薬工業(株)製)のトルエン溶液(0.1M、198μL)を加え、凍結脱気操作を5回繰り返した。真空のまま密閉し、60℃で60時間撹拌した。反応後、反応液をアセトン500mL中に滴下し、沈殿を得た。さらにトルエン−アセトンでの再沈殿精製を2回繰り返した後、50℃で一晩真空乾燥して、共重合体(I)を得た。共重合体(I)の重量平均分子量(Mw)は36200、分子量分布指数(Mw/Mn)は2.81であった。ICP元素分析および13C−NMR測定
の結果から見積もった共重合体におけるm/(m+n)の値は0.035であった。また、共重合体(I)において、x/nの値は、0.45であり、y/nの値は、0.55であった。
[実施例2]共重合体(II)の合成
イリジウム錯体(C1)の代わりにイリジウム錯体(C7)を用いた他は、実施例1と同様にして共重合体(II)を得た。共重合体(II)の重量平均分子量(Mw)は30400、分子量分布指数(Mw/Mn)は2.66であった。ICP元素分析および13C−NMR測定の結果から見積もった共重合体におけるm/(m+n)の値は0.040であった。また、共重合体(II)において、x/nの値は、0.43であり、y/nの値は、0.57であった。
[実施例3]共重合体(III)の合成
イリジウム錯体(C1)の代わりにイリジウム錯体(C11)を、上記式(E1)で表される化合物の代わりに上記式(E2)を、上記式(E7)で表される化合物の代わりに上記式(E14)で表される化合物を用いた他は、実施例1と同様にして共重合体(III)を得た。共重合体(III)の重量平均分子量(Mw)は32000、分子量分布指数(Mw/Mn)は2.75であった。ICP元素分析および13C−NMR測定の結果から見積もった共重合体におけるm/(m+n)の値は0.035であった。また、共重合体(III)において、x/nの値は、0.50であり、y/nの値は、0.50であった。
[実施例4]有機EL素子の作製および発光特性の評価
ITO付き基板(ニッポ電機(株)製)を用いた。これは、25mm角のガラス基板の一方の面に、幅4mmのITO(酸化インジウム錫)電極(陽極)が、ストライプ状に2本形成された基板であった。
最大発光外部量子効率は5.5%、最高輝度は2500cd/m2であった。また初期
輝度100cd/m2で電流値を一定にして通電して連続発光し、強制劣化させた際、輝
度が半減するまで、1500時間であった。
[実施例5]有機EL素子の作製および発光特性の評価
共重合体(I)の代わりに共重合体(II)を用いたほかは、実施例4と同様にして、
有機EL素子を作製し、発光色などの測定を行った。
最大発光外部量子効率は5.7%、最高輝度は3500cd/m2であった。また初期
輝度100cd/m2で電流値を一定にして通電して連続発光し、強制劣化させた際、輝
度が半減するまで、1900時間であった。
[実施例6]有機EL素子の作製および発光特性の評価
共重合体(I)の代わりに共重合体(III)を用いたほかは、実施例4と同様にして、有機EL素子を作製し、発光色などの測定を行った。
最大発光外部量子効率は4.4%、最高輝度は5100cd/m2であった。また初期
輝度100cd/m2で電流値を一定にして通電して連続発光し、強制劣化させた際、輝
度が半減するまで1600時間であった。
2: 陽極
3: ホール輸送層
4: 発光層
5: 電子輸送層
6: 陰極
Claims (10)
- 下記一般式(1)で表されるイリジウム錯体から導かれる構造単位を含む重合体からなることを特徴とする高分子発光材料。
成するための原子群を表す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
Z2は炭素原子C3および窒素原子Nとともに五員または六員の含窒素複素環を完成するための原子群を表す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
Z3は窒素原子Nとともに五員または六員の含窒素複素環を完成するための原子群を表
す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
Z1、C1およびC2で形成される環は、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基
、−OH、−SX1、−OCOX2、−COOX3、−SiX4X5X6、−NH2、−NHX7、−NX8X9(ここで、X1〜X9は炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐のアルキル基、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基、または、炭素数7〜21のアラルキル基を表し、X1〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、および、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基からなる群から選ばれる原子または基を少なくとも一つ有してもよい。Z2、C3およびNで形成される環、Z3およびNで形成される環についても同じ
である。
但し、Z1、C1およびC2で形成される環は、その環に直接結合した少なくとも一つの
フッ素原子または炭素数1〜6の分岐を有してもよいフルオロアルキル基を有する。
さらにZ1、C1およびC2で形成される環、Z2、C3およびNで形成される環、ならび
にZ3およびNで形成される環の少なくとも一つは重合性官能基或いは重合性官能基を有
する置換基を有する。) - 上記一般式(1)において、Z1、C1およびC2で形成される環が、ベンゼン、ナフタ
レン、ビフェニル、テルフェニル、ピリジン、キノリン、イソキノリン、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾトリアゾール、ピラゾール、イソオキサゾールおよびベンゾピラゾールからなる群から選ばれる一種の化合物の環骨格を有していることを特徴とする請求項1に記載の高分子発光材料。 - 上記一般式(1)において、Z2、C3およびNで形成される環が、イミダゾール、チアゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、セレナゾール、オキサゾール、ピロール、ピラゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、キノリンおよびイソキノリンからなる群から選ばれる一種の化合物の環骨格を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の高分子発光材料。
- 前記イリジウム錯体が、下記一般式(2)〜(5)のいずれかで表されることを特徴とする請求項1に記載の高分子発光材料。
完成するための原子群を表す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
Z3は窒素原子Nとともに五員または六員の含窒素複素環を完成するための原子群を表
す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
Z1、C1およびC2で形成される環は、その環に直接結合した原子または基であって、
かつ、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−OH、−SX1、−OCOX2、−COOX3、−SiX4X5X6、−NH1、−NHX7、−NX8X9(ここで、X1〜X9は炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐のアルキル基、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基、または、炭素数7〜21のアラルキル基を表し、X1〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、および、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基からなる群から選ばれる原子または基を少なくとも一つ有してもよい。Z3およびNで形成される
環についても同じである。
R1〜R16はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−OH、
−SX1、−OCOX2、−COOX3、−SiX4X5X6、−NH2、−NHX7、−NX8
X9(ここで、X1〜X9は炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐のアルキル基、炭素
数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基、または、炭素数7〜21のアラルキル基を表し、X1〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、あるいは、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基を表す。
但し、Z1、C1およびC2で形成される環は、その環に直接結合した少なくとも一つの
フッ素原子または炭素数1〜6の分岐を有してもよいフルオロアルキル基を有する。
さらにZ1、C1およびC2で形成される環、ならびにZ3およびNで形成される環の少なくとも一つは、その環に直接結合した、重合性官能基または重合性官能基を有する置換基を有するか、あるいは、R1〜R16の少なくとも一つは重合性官能基または重合性官能基
を有する置換基を表す。) - 前記イリジウム錯体が、下記一般式(6)〜(9)のいずれかで表されることを特徴とする請求項1に記載の高分子発光材料。
Z3は窒素原子Nとともに五員または六員の含窒素複素環を完成するための原子群を表
す。形成される環はさらに別の環と縮合環を形成しても良い。
Z2、C3およびNで形成される環は、その環に直接結合した原子または基であって、かつ、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−OH、−SX1、−OCOX2、−
COOX3、−SiX4X5X6、−NH2、−NHX7、−NX8X9(ここで、X1〜X9は炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐のアルキル基、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基、または、炭素数7〜21のアラルキル基を表し、X1
〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ
基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、および、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基からなる群から選ばれる原子または基を少なくとも一つ有してもよい。Z3およびNで形成される
環についても同じである。
R17〜R32はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−OH、−SX1、−OCOX2、−COOX3、−SiX4X5X6、−NH2、−NHX7、−NX8
X9(ここで、X1〜X9は炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐のアルキル基、炭素
数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基、または、炭素数7〜21のアラルキル基を表し、X1〜X9はそれぞれ同一であっても異なっていてもよい。)、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数1〜22の直鎖、環状もしくは分岐アルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アルキル基、あるいは、炭素数6〜21のアリール基、炭素数2〜20のヘテロアリール基もしくは炭素数7〜21のアラルキル基又はそれらの水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたハロゲン置換アリール基、ハロゲン置換ヘテロアリール基もしくはハロゲン置換アラルキル基を表す。
但し、R17〜R32の少なくとも一つはフッ素原子または炭素数1〜6の分岐を有してもよいフルオロアルキル基を表す。
さらにZ2、C3およびNで形成される環、ならびにZ3およびNで形成される環の少な
くとも一つは、その環に直接結合した、重合性官能基または重合性官能基を有する置換基を有するか、あるいは、R17〜R32の少なくとも一つは重合性官能基または重合性官能基を有する置換基を表す。) - Z3およびNで形成される環が、置換基を有してもよいピリジン、ピロリジン、ピロリ
ン、ピペリジン、ピリミジン、インドール、アザインドール、カルバゾール、インダゾール、ノルハルマン、ハルマン、アニリン、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、ピラゾール、ピロール、ベンズイミダゾール、ベンゾトリアゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾセレナゾール、ベンゾチアジアゾール、イソオキサゾール、イソチアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、アントラニル、トリアジン、ベンズイソオキサゾール、ピラジン、キノリン、ベンゾキノリン、アクリジン、チアゾリン、キヌクリジン、イミダゾリン、オキサゾリン、チアゾリン、およびイソキノリンからなる群より選ばれる一種の化合物の環骨格を有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の高分子発光材料。 - 前記重合体が、さらに、ホール輸送性の重合性化合物および電子輸送性の重合性化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の重合性化合物から導かれる構造単位を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の高分子発光材料。
- 陽極と陰極とに挟まれた1層または2層以上の有機高分子層を含む有機エレクトロルミネッセンス素子において、前記有機高分子層の少なくとも1層に、請求項1〜7のいずれかに記載の高分子発光材料を含むことを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 請求項8に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた画像表示装置。
- 請求項8に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた面発光光源。
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