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JP2007232768A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2007232768A JP2006050783A JP2006050783A JP2007232768A JP 2007232768 A JP2007232768 A JP 2007232768A JP 2006050783 A JP2006050783 A JP 2006050783A JP 2006050783 A JP2006050783 A JP 2006050783A JP 2007232768 A JP2007232768 A JP 2007232768A
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JP2006050783A
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Tetsuo Ishizuka
哲男 石塚
Osamu Udo
修 宇土
Junichiro Samejima
淳一郎 鮫島
Masato Kobayashi
正人 小林
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

【課題】装置の小型化や低コスト化が可能であり、しかも放射ノイズの影響を十分低減することが可能な画像形成装置を提供することを課題とする。
【解決手段】電源回路によってDC電圧を画像形成手段に供給して画像を形成する画像形成装置において、前記電源回路は、AC電源に接続された一次側AC電源部と、二次側電源トランスを備えた二次側DC電源部とを備え、前記一次側AC電源部と二次側DC電源部との間に、グランド電位に接続された放射ノイズ遮蔽部材を配置するように構成して課題を解決した。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子写真方式等を採用した複写機やプリンター等の画像形成装置に関し、特にAC電源の一次側電源と、DC電源の二次側電源とを実装した電源回路を備えた画像形成装置に関するものである。
特開平5−27487号公報 特開2002−218755号公報
従来、この種の電子写真方式等を採用した複写機やプリンター等の画像形成装置としては、例えば、単一の感光体ドラムを備え、当該単一の感光体ドラム上にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)等の各色に対応した画像露光を順次施すことによって、当該感光体ドラムの表面にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)等の各色に対応した画像の静電潜像を形成するとともに、上記感光体ドラムの表面に順次形成されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)等の各色に対応した画像の静電潜像を、対応する色の現像器によって順次現像することでトナー像を形成し、当該感光体ドラム上に順次形成されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を、中間転写ベルト上に多重に一次転写した後、当該中間転写ベルトから記録用紙上に一括して二次転写し、定着器によって定着することにより、フルカラーの画像を形成するように構成した、所謂“4サイクル方式" の画像形成装置が種々提案されており、実際に製品化されている。
かかる画像形成装置においては、5Vや12V、あるいは24V等の直流の低電圧を、各種の画像形成部材を駆動する駆動モーター等に供給するために、低電圧供給電源(LVPS)が用いられている。この低電圧供給電源(LVPS)は、電源インレットから供給される100VのAC電源を一次電源回路に入力するとともに、当該一次電源回路に設けられたスイッチング素子によってON/OFFし、二次電源回路に設けられたトランスにより変圧した後に整流して、直流の低電圧を各種の画像形成部材を駆動する駆動モーター等に供給するように構成されている。
このように構成される低電圧供給電源(LVPS)は、内部のトランスから放射ノイズが外部に放射され、当該放射ノイズが電源コードへ伝播し易いという問題点を有していた。
そこで、かかる問題点を解決し得る技術としては、例えば、特開平5−27487号公報や特開2002−218755号公報等に開示されたものが既に提案されている。
上記特開平5−27487号公報に係る画像形成装置は、電子写真プロセスに従って画像を形成する画像形成装置において、AC電力を装置本体に取り入れる為のAC電源,前記AC電源から低圧DC出力を得るDC電源,電子写真プロセスにより画像形成を行う為の高圧電源,装置本体の各信号を制御するDCコントローラおよび各種センサを1枚の基板上に納めた複合電源基板を備え、前記AC電源,前記DC電源,前記高圧電源をそれぞれ独立に配置するように構成したものである。
また、上記特開2002−218755号公報に係るノイズ低減方法は、着脱可能に構成されており、入力されたAC電圧をスイッチング方式によってDC電圧に変換して出力する電源ユニットを有する電子機器において、前記電源ユニットから発生される放射ノイズを低減させるノイズ低減方法であって、前記電源ユニットに、前記電子機器へDC電圧を供給するためのコネクタと、GND接続用の端子とを設け、前記GND接続用の端子を、前記電子機器の電気回路のGND端子と共に、前記電子機器の機構部分を構成する導電性部材に接続するように構成したものである。
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記特開平5−27487号公報に係る画像形成装置の場合には、AC電源、DC電源、高圧電源、DCコントローラをそれぞれ独立に配置するように構成して、ノイズの影響や干渉が無くなるようにしたものであるが、AC電源、DC電源、高圧電源、DCコントローラをそれぞれ独立に配置する必要があるため、装置のサイズが大型化するとともに、コストアップを招くという問題点を有していた。
また、上記特開2002−218755号公報に係るノイズ低減方法の場合には、電源ユニットに、電子機器へDC電圧を供給するためのコネクタと、GND接続用の端子とを設け、前記GND接続用の端子を、前記電子機器の電気回路のGND端子と共に、前記電子機器の機構部分を構成する導電性部材に接続するように構成したものであるが、AC電源コードが電源ユニットに直接接続されているため、電源ユニットに設けられたGND接続用の端子を、単に導電性部材に接続したのみでは、電源コードを介して外部に放射される放射ノイズの影響を十分低減することができないという問題点を有していた。
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、装置の小型化や低コスト化が可能であり、しかも放射ノイズの影響を十分低減することが可能な画像形成装置を提供することにある。
すなわち、請求項1に記載された発明は、電源回路によってDC電圧を画像形成手段に供給して画像を形成する画像形成装置において、
前記電源回路は、AC電源に接続された一次側AC電源部と、二次側電源トランスを備えた二次側DC電源部とを備え、前記一次側AC電源部と二次側DC電源部との間に、グランド電位に接続された放射ノイズ遮蔽部材を配置したことを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項2に記載された発明は、前記放射ノイズ遮蔽部材は、ヒートシンクを兼用していることを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置である。
この発明によれば、装置の小型化や低コスト化が可能であり、しかも放射ノイズの影響を十分低減することが可能な画像形成装置を提供することができる。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としての“4サイクル" 方式のカラー複合機を示す構成図である。なお、このカラー複合機は、複写機やプリンター、あるいはファクシミリとしての機能を兼ね備えている。
このカラー複合機は、図2に示すように、その複合機本体1の上部に画像読取装置としてのスキャナー2を備えているとともに、図示しないネットワークを介して図示しないパーソナルコンピュータ等と接続されている。また、上記カラー複合機は、その複合機本体1の右側面に、当該カラー複合機で画像が形成された用紙に対して、穿孔処理や綴じ処理等の後処理を行う後処理装置3が装着されている。
そして、上記カラー複合機は、スキャナー2で読み取った文書の画像を複写したり、パーソナルコンピュータから送られてきた画像データに基づいてプリントしたり、電話回線を介して画像データを送受信するファクシミリとして機能するようになっている。
図2において、1はカラー複合機の本体を示すものであり、このカラー複合機本体1の上部には、図示しない原稿を一枚ずつ分離した状態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)4と、当該自動原稿搬送装置4によって搬送される原稿の画像を読み取るスキャナー2が配設されている。なお、上記自動原稿搬送装置4は、プラテンカバーとしても機能するようになっている。上記スキャナー2は、図示しないプラテンガラス上に載置された原稿を光源5によって照明し、原稿からの反射光像を、フルレートミラー6及びハーフレートミラー7、8及び結像レンズ9からなる縮小光学系11を介してCCD等からなる画像読取素子10上に走査露光して、この画像読取素子10によって原稿の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るようになっている。
上記スキャナー2によって読み取られた原稿の反射光像は、例えば、赤(R)、緑 (G)、青(B)(各8bit)の3色の反射率データとして画像処理装置12(IPS)に送られ、この画像処理装置12では、原稿の画像データに対して、必要に応じて、シェーデイング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の処理を含め、後述するように所定の画像処理が施される。また、この画像処理装置12は、図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる画像データに対しても、所定の画像処理を行なうようになっている。
そして、上記画像処理装置12で所定の画像処理が施された画像データは、同じく画像処理装置12によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各8ビット)の4色の画像データに変換され、画像露光装置としてのROS(Raster Output Scanner)13に送られ、この画像露光装置としてのROS13では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各8ビット)の4色の画像データに応じてレーザービームLBによる画像露光が順次行われる。なお、カラー複合機では、カラー画像に限らず、白黒の画像のみを形成しても勿論良い。
ところで、上記カラー複合機本体1の内部には、中央よりもやや左側の位置に、像担持体としての感光体ドラム14が矢印方向に沿って回転可能に配設されている。この感光体ドラム14としては、例えば、表面にOPC等の感光体層が被覆された導電性円筒体からなるものが用いられ、図示しない駆動手段により、矢印方向に沿って所定のプロセススピードで回転駆動される。
このカラー複合機は、例えば、プロセススピードが約160mm/secと、同様の機種においては、比較的高く設定されており、生産性の高いものとなっている。なお、上記カラー複合機のプロセススピードは、例えば、白黒モードの場合には、160mm/secよりも速く設定しても勿論良い。
上記感光体ドラム14の表面は、当該感光体ドラム14の真下近傍に配置された帯電手段としての帯電ロール15によって所定の電位に帯電された後、感光体ドラム14の斜め下方の離れた位置に配置された画像露光装置としてのROS13(Raster Output Scanner)によって、レーザービーム(LB)による画像露光が施され、画像情報に応じた静電潜像が形成される。上記ROS13では、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応した画像データに基づいた画像露光が順次行なわれる。上記感光体ドラム13上に形成された静電潜像は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の現像器16Y、16M、16C、16Kを周方向に沿って配置した回転式の現像装置16によって現像され、対応する色のトナー像となる。
上記回転式の現像装置16には、図2及び図3に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの現像器16Y、16M、16C、16Kが、回転軸を中心にして回転する回転フレームの周方向に沿って所定の角度を成すように装着されている。また、上記イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの現像器16Y、16M、16C、16Kは、前記回転フレームの回転位置を、当該回転フレームに設けられたスリット(図示せず)の位置によって検出して制御することにより、各現像器16Y、16M、16C、16Kの開口部に設けられた現像ロール17を、感光体ドラム14と対向する現像位置に停止させ、感光体ドラム14上に形成された静電潜像を対応する色のトナーによって現像するように構成されている。
さらに、上記イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各現像器16Y、16M、16C、16Kには、当該各現像器16Y、16M、16C、16Kに隣接するように、トナーカートリッジ18Y、18M、18C、18Kが装着されており、当該トナーカートリッジ18Y、18M、18C、18Kから対応する色のトナーを各現像器16Y、16M、16C、16Kに所定のタイミングで供給することによって、各現像器16Y、16M、16C、16K内のトナー濃度を調整することが可能となっている。
この実施の形態では、図2及び図3に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つのトナーカートリッジ18Y、18M、18C、18Kのうち、トナーの消費量が最も多い黒(K)色のトナーカートリッジ18Kが、他の色のトナーカートリッジ18Y、18M、18Cに比べて大きく形成されており、当該黒(K)色のトナーカートリッジ18Kには、多くの量のトナーを収容することができるように構成されている。
上記感光体ドラム14の表面には、形成する画像の色に応じて、帯電・露光・現像の各工程が、所定回数だけ繰り返される。上記回転式の現像装置16は、対応する色の現像器16Y、16M、16C、16Kの現像ロール17が、感光体ドラム14と対向する現像位置に移動する。例えば、フルカラーの画像を形成する場合、感光体ドラム14の表面には、帯電・露光・現像の各工程が、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応して4回繰り返され、当該感光体ドラム14の表面には、イエロー (Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応したトナー像が順次形成される。
また、モノクロの画像を形成する場合には、感光体ドラム14の表面に、帯電・露光・現像の各工程が、黒(K)色に対応して1回だけ行われ、当該感光体ドラム14の表面には、黒(K)色に対応したトナー像のみが形成される。
上記感光体ドラム14上に順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン (C)、黒(K)の各色のトナー像は、感光体ドラム14の外周に中間転写体としての中間転写ベルト19が当接した一次転写位置において、当該中間転写ベルト19上に互いに重ね合わされた状態で、一次転写ロール20によって一次転写される。なお、モノクロの画像を形成する場合には、感光体ドラム14の表面に、黒(K)色のトナー像が一次転写ロール20によって1回のみ一次転写される。
上記中間転写ベルト19上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像は、二次転写ロール21によって、所定のタイミングで給紙される記録媒体としての記録用紙22上に二次転写位置において一括して二次転写される。
上記記録用紙22は、カラー複合機本体1の下部に複数段配設された給紙トレイ23、24、25のいずれかから所定サイズ及び所望の材質のものが、ナジャーロール26、フィードロール27及びリタードロール28によって一枚ずつ分離された状態で、搬送ロール29を備えた用紙搬送路30を介して給紙される。そして、上記給紙トレイ23、24、25のいずれかから給紙された記録用紙22は、レジストロール31で一旦停止され、中間転写ベルト19上の画像と同期して、当該レジストロール31によって中間転写ベルト19の二次転写位置へと搬送される。なお、上記中間転写ベルト19から記録用紙22上にトナー像を二次転写する際に、当該中間転写ベルト19上には、現像剤としてのトナーや、トナーの外添剤等が付着して残留する場合がある。
上記中間転写ベルト19は、図2及び図3に示すように、複数のロールによって張架されているとともに、感光体ドラム14の表面に一次転写位置で当接されており、所定のプロセススピード(約160mm/sec)で回転駆動するように構成されている。中間転写ベルト19は、例えば、ポリイミド樹脂等の合成樹脂によって無端ベルト状に形成されている。この中間転写ベルト19は、ドライブロール32と、感光体ドラム14上に形成されたトナー像を中間転写ベルト19上に転写する一次転写ロール20と、センサーロール33と、張力調整ロール34と、二次転写ロール21に中間転写ベルト19を介して当接するバックアップロール35とによって、所定の張力で張架されている。
また、上記中間転写ベルト19は、上記の如く、複数のロール20、32〜35によって張架されているが、この実施の形態では、カラー複合機本体1の小型化を図るため、中間転写ベルト19が張架される断面形状が、偏平な細長い略二等辺三角形状となるように構成されている。
さらに、上記中間転写ベルト19のセンサーロール33と対向する位置には、中間転写ベルト6上に形成された濃度検出用パターンとしてトナーのテストパッチの濃度を検出する反射型フォトセンサからなる濃度検出手段としての自動濃度検出(ADC)センサー36が配設されている。
そして、上記各色のトナー像が転写された記録用紙22は、図2及び図3に示すように、定着器37の加熱ロール38及び加圧ベルト(又は加圧ロール)39によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、搬送ロール40によって、画像形成面を下にして第1の排出トレイとしてのフェイスダウントレイ41に排出するための第1の用紙搬送路42を介して、当該第1の用紙搬送路42の出口に設けられた排出ロール43によって、複合機本体1の上部に設けられたフェイスダウントレイ41上に排出される。
また、上記の如く画像が形成された記録用紙22を、画像形成面を上にして排出する場合には、図2に示すように、画像形成面を上にして第2の排出トレイとしてのフェイスアップトレイ44に排出するための第2の用紙搬送路45を介して、当該第2の用紙搬送路45の出口に設けられた排出ロール46によって、複合機本体1の側部(図中、左側面)に設けられるフェイスアップトレイ44上に排出される。
なお、上記カラー複合機本体1の右側面には、上述したように後処理装置3が装着されており、カラー複合機によって画像が形成された記録用紙22に対して、穿孔処理や綴じ処理等の後処理を施す場合には、定着器37によってトナー像が定着された記録用紙22を、排出ロール47によって排出するとともに、フェイスダウントレイ41を構成する搬送ユニット48の内部に設けられた用紙搬送路49を介して、後処理装置3へと搬送し、当該後処理装置3によって後処理を施すように構成されている。
また、上記カラー複合機において、フルカラー等の両面コピーをとる場合には、図2に示すように、片面に画像が定着された記録用紙22を、排出ロール43等によってフェイスダウントレイ41上にそのまま排出せずに、切替ゲートによって搬送方向を切り替え、排出ロール47へと導くとともに、排出ロール47によって記録用紙22の後端を挟持している間に、排出ロール47を一旦停止させた後に逆転して、当該排出ロール47によって両面用の用紙搬送路50へと搬送する。そして、この両面用の用紙搬送路50では、当該搬送路50に沿って設けられた搬送ローラ51により、記録用紙22の表裏が反転された状態で、再度レジストロール31へと搬送され、今度は、当該記録用紙22の裏面に画像が転写・定着された後、第1の用紙搬送路42又は第2の用紙搬送路45を介して、フェイスダウントレイ41又はフェイスアップトレイ44のいずれかに排出される。
図2中、52は所望の記録用紙22を給紙する手差しトレイを、53は感光体ドラム14の表面をクリーニングするクリーニング装置を、54は中間転写ベルト19の表面をクリーニングするクリーニング装置を、55はクリーニング装置54で除去されたトナーを回収する回収ボックスをそれぞれ示している。
なお、上記クリーニング装置54は、最終色のトナー像が通過するまで、中間転写ベルト19の表面から離間しており、当該最終色のトナー像が通過した後に、中間転写ベルト19の表面に当接するように構成されている。
ところで、この実施の形態では、電源回路によってDC電圧を画像形成手段に供給して画像を形成する画像形成装置において、前記電源回路は、AC電源に接続された一次側AC電源部と、二次側電源トランスを備えた二次側DC電源部とを備え、前記一次側AC電源部と二次側DC電源部との間に、グランド電位に接続された放射ノイズ遮蔽部材を配置するように構成されている。
すなわち、この実施の形態に係るカラー複合機では、図3に示すように、画像形成手段としての感光体ドラム14や中間転写ベルト19を駆動するための駆動モーター61や、回転式の現像装置16を駆動するための駆動モーター62が用いられており、これらの駆動モーター61及び駆動モーター62に12Vや24V等のDC電圧を供給する電源回路としての低電圧供給電源(LVPS)63を備えている。この低電圧供給電源(LVPS)63は、図3及び図4に示すように、カラー複合機本体1内の右側面の近傍に配設されている。
上記低電圧供給電源(LVPS)63は、図1に示すように、平面矩形状の大きな絶縁基盤64を備えており、この絶縁基盤64の外周に金属製のフレーム65が取り付けられている。上記絶縁基盤64下端の一方の角部には、電源コードインレット(GFI)66がビス67止めによって取り付けられており、当該電源コードインレット(GFI)66には、100VのAC電源に接続された図示しない電源コードが装着されるようになっている。
上記電源コードインレット(GFI)66から供給される100VのAC電圧は、絶縁基盤64の下端部に回路基盤が配設された一次側のAC電源回路68に入力されるとともに、当該一次側AC電源回路68に設けられたスイッチング素子によってON/OFFされる。上記スイッチング素子によってON/OFFされた電圧は、二次側のDC電源回路69のトランス70に印加される。また、上記二次側DC電源回路69のトランス70によって記変圧された電圧は、整流回路によって整流された後、12Vや24V等のDC低電圧として、駆動モーター61及び駆動モーター62に供給されるように構成されている。
上記トランス70を備えた二次側DC電源回路69は、図1に示すように、ヒートシンクの機能を兼ね備えた放射ノイズ遮蔽部材71の内部に配設されている。上記放射ノイズ遮蔽部材71は、二次側DC電源回路69のトランス70等から放射される放射ノイズを遮蔽することにより、電源コードや二次側のハーネス等を介して、制御回路や他の電子機器に影響を及ぼすのを防止するためのものである。
この実施の形態では、電源コードや二次側のハーネス等が、二次側DC電源回路69の両側面及び前面に配設されるため、放射ノイズ遮蔽部材71は、その両側面及び前面に放射される放射ノイズを遮蔽するように構成されている。
即ち、上記放射ノイズ遮蔽部材71は、アルミニウム等の金属板によって構成されており、二次側DC電源回路69の左右の両側に配設された左右の側面板72、73と、二次側DC電源回路69の前面を覆う天井板74とから、上下の端面75、76が開口された直方体型の筒状に形成されている。また、上記放射ノイズ遮蔽部材71は、グランド電位に接続されている。なお、図1中、符号79は放射ノイズ遮蔽部材71を絶縁基盤64に固定するビスを示しており、これらのビス79のうちのいずれか1つを介してグランド電位に接続されている。
なお、上記低電圧供給電源(LVPS)63は、図1に示すように、取り付け用のフレーム77、78によってカラー複合機本体1に取り付けられている。
また、上記放射ノイズ遮蔽部材71は、図5に示すように、一次側AC電源回路68側に放射される放射ノイズのみを遮蔽すれば良い場合は、平板状の放射ノイズ遮蔽部材71を一次側AC電源回路68と二次側DC電源回路69との間に立設するように構成すれば良い。
さらに、上記放射ノイズ遮蔽部材71は、図6に示すように、二次側DC電源回路69の両側に放射される放射ノイズを遮蔽する必要がある場合は、平板状の放射ノイズ遮蔽部材71を二次側DC電源回路69の左右両側に立設するように構成すれば良い。
以上の構成において、この実施の形態に係るカラー複合機では、次のようにして、装置の小型化や低コスト化が可能であり、しかも放射ノイズの影響を十分低減することが可能となっている。
すなわち、この実施の形態に係るカラー複合機では、図2及び図3に示すように、カラー複合機本体1内の右側面近傍に、低電圧供給電源(LVPS)63が配設されている。この低電圧供給電源(LVPS)63は、一次側AC電源回路68と二次側DC電源回路69とから構成されており、当該二次側DC電源回路69のトランス70等からは、外部に放射ノイズが放射される。
そこで、この実施の形態では、図1に示すように、二次側DC電源回路69の左右両側面及び前面を覆い、グラング電位に接続された放射ノイズ遮蔽部材71が設けられているので、この放射ノイズ遮蔽部材71によって、電源コードや二次側のハーネス等に放射されるノイズを遮蔽することができ、制御回路や他の電子機器に影響を及ぼすのを防止することができる。
また、上記放射ノイズ遮蔽部材71は、ヒートシンクとしての機能を兼ね備えており、二次側DC電源回路69から放出される熱を効果的に外部に放出することができる。また、この放射ノイズ遮蔽部材71は、その上下両端面が開口されているため、カラー複合機本体1内の熱の対流によって、放射ノイズ遮蔽部材71の下端の開口部から流入し、上端の開口部から流出する空気の流れによって、放射ノイズ遮蔽部材71の内部に配設される二次側DC電源回路69を効率良く冷却することができる。
また、上記実施の形態では、二次側DC電源回路69を放射ノイズ遮蔽部材71で覆うだけで良いので、装置の小型化や低コスト化が可能である。
図1はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としての“4サイクル" 方式のカラー複合機の要部を示す斜視構成図である。 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としての“4サイクル" 方式のカラー複合機を示す構成図である。 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としての“4サイクル" 方式のカラー複合機の画像形成部を示す構成図である。 図4はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としての“4サイクル" 方式のカラー複合機本体の内部を示す右側面図である。 図5はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としての“4サイクル" 方式のカラー複合機本体の要部を示す構成図である。 図6はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としての“4サイクル" 方式のカラー複合機本体の要部を示す構成図である。
符号の説明
1:カラー複合機本体、61、62:駆動モーター、63:低電圧供給電源(LVPS)、64:絶縁基盤、66:電源コードインレット(GFI)、68:一次側のAC電源回路、69:二次側のDC電源回路、70:トランス、71:放射ノイズ遮蔽部材。

Claims (2)

  1. 電源回路によってDC電圧を画像形成手段に供給して画像を形成する画像形成装置において、
    前記電源回路は、AC電源に接続された一次側AC電源部と、二次側電源トランスを備えた二次側DC電源部とを備え、前記一次側AC電源部と二次側DC電源部との間に、グランド電位に接続された放射ノイズ遮蔽部材を配置したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記放射ノイズ遮蔽部材は、ヒートシンクを兼用していることを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。
JP2006050783A 2006-02-27 2006-02-27 画像形成装置 Withdrawn JP2007232768A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010210861A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2017098512A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 回路基板及び電子機器

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