JP2007205676A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気調和機の室内機2は、室内熱交換器6と、室内熱交換器6を収納する内部空間75と内部空間75に吸い込まれる空気が通る内部吸込み口79とを有する前面グリル74と、前面パネル72と、送風ファン5と、フィルター8とを備える。内部吸込み口79を覆うように前面グリル74に取り付けられて、前面グリル74との間に内部吸込み口79よりも小さい断面積を有する空気通路92を形成し、空気通路92へ吸い込まれる空気が通る前部吸込み口94を有する。送風ファン5は、外部から前部吸込み口94を通って空気通路92へ吸い込まれ、空気通路92から内部吸込み口79を通って内部空間75へと吸い込まれる空気の流れを生成する。フィルター8は、空気通路92において前面グリル74と前面パネル72との間に亘って設けられる。
【選択図】図2
Description
本発明の課題は、フィルターを小型化することができる空気調和機の室内機を提供することにある。
この空気調和機の室内機では、パネル部は、内部吸込み口の前方に内部吸込み口の高さ方向寸法よりも小さな距離を隔てて設けられているため、パネル部と本体ケーシングとの間に形成される空気通路の断面積が、内部吸込み口よりも小さくなっている。そして、フィルターが本体ケーシングとパネル部とに亘って設けられることにより、フィルターを小型化することができる。
この空気調和機の室内機では、フィルターが本体ケーシングに固定され、フィルターの先端が本体ケーシングの表面から離れてパネル部に当接することにより、本体ケーシングとパネル部との間に亘ってフィルターが設けられる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機1の室内機2を図1に示す。この空気調和機1の室内機2は、室内の壁面に設置されており、室外に設置される室外機3と冷媒配管4によって繋がれている。この室内機2と室外機3とは、図示しない冷媒回路を構成している。
室内機2の側面断面図を図2に示す。室内機2は、送風ファン5と、室内熱交換器6と、ケーシング7と、フィルター8とを備えている。
送風ファン5は、中心軸が水平方向に平行になるように配置されたクロスフローファンである。送風ファン5は、長細い円筒形状を有しており、その周面には羽根が設けられている。送風ファン5は、図示しないファンモータによって回転駆動されて空気流を生成する。送風ファン5は、側面視において室内機2の概ね中央に位置している。
室内熱交換器6は、通過する空気との間で熱交換を行う。室内熱交換器6は、側面視において逆V字型の形状を有しており、送風ファン5の上方および前方を覆うように配置される。室内熱交換器6は、第1熱交換部61、第2熱交換部62、第3熱交換部63を有する。
第2熱交換部62は、平坦な板状の外形を有しており、送風ファン5の前部上方に配置されている。第2熱交換部62は、後側が上方に位置し前側が下方に位置するように傾斜して配置されており、その上端部は第1熱交換部61の上端部に繋がっている。
第3熱交換部63は、平坦な板状の外形を有しており、送風ファン5の前方に配置されている。第3熱交換部63は、鉛直方向に沿って配置されており、その上端部は第2熱交換部62の下端部に繋がっている。第3熱交換部63の下端部は、送風ファン5の下端部と概ね同じ高さに位置している。
ケーシング7は、図3に示すように、水平方向に長い外形を有しており、本体ケーシング71と前面パネル72とを有している。
本体ケーシング71は、送風ファン5や室内熱交換器6を収容する内部空間75を有しており、底フレーム73と前面グリル74とを有する。
底フレーム73は、送風ファン5及び室内熱交換器6を支持する樹脂製の部材である。底フレーム73の前後方向の中央部には、送風ファン5を収納するファン収納部76が設けられている。底フレーム73の底面前部には、室内へ吹き出される空気が通る吹出し口77が設けられており、底フレーム73の内部には、吹出し口77とファン収納部76とを連通させる吹き出し通路78が設けられている。
前面パネル72は、前面グリル74の前側に設けられ前面グリル74の前方を覆う樹脂製の部材であり、前側表面が比較的平坦な形状となっている。前面パネル72は、内部吸込み口79の前方を覆うように前面グリル74に取り付けられており、本体ケーシング71との間に空気通路92を形成する。前面パネル72は、内部吸込み口79の前方に内部吸込み口79の高さ方向寸法よりも小さな距離を隔てて設けられているため、空気通路92は鉛直方向に細長い形状の空間となっている。このため、空気通路92の断面積(空気の流れ方向に垂直な平面における断面)は、内部吸込み口79の面積よりも小さくなっている。また、前面パネル72には、前部吸込み口94が設けられている。前部吸込み口94は、外部から空気通路92へと吸い込まれる空気が通る開口である。前部吸込み口94は、前面パネル72の前面上部に設けられており、内部吸込み口79よりも上方に位置している。また、前部吸込み口94の下方には、後述するフィルター8の先端が係止する第2係止爪95が設けられている。第2係止爪95は、フィルター8の先端の上方への移動を規制する。なお、前面パネル72の下部や側面には開口は設けられておらず、空気通路92の下方および側方は閉じられている。
フィルター8は、通過する空気を清浄化する部材であり、柔軟な樹脂製のフレームを有している。フィルター8は、本体ケーシング71に取り付けられていない状態においては、平坦な板状の外形を有しており、屈曲させて本体ケーシング71に取り付けることによって、図2に示す形状となる。このフィルター8は、第1フィルター部82と第2フィルター部83とを有している。
第2フィルター部83は、第1フィルター部82の前側部分と一体に繋がっており、第1フィルター部82と所定角度を成している。第1フィルター8と第2フィルター8とは、上部吸込み口91の前側端部と対向する位置近傍において繋がっている。第2フィルター部83は、前面グリル74の表面から離れて空気通路92を横切るように設けられており、前面グリル74と前面パネル72との間に亘って設けられている。このため、フィルター8は、前側部分が前面グリル74の表面から離れるように屈曲した外形を有している。なお、第2フィルター8の前端部すなわちフィルター8の前端部は、前面グリル74の表面から離れて前面パネル72の内面に当接している。また、第2フィルター部83の前端部は、上部吸込み口91の下方に位置していると共に、内部吸込み口79の上部に対向している。第2フィルター8の前端部は、前面パネル72に設けられた第2係止爪95に下方から係止している。また、第2フィルター部83の下面であって第1フィルター部82との接続部近傍部分には、リブ81が設けられており、リブ81は前面グリル74に設けられた第1係止爪93に上方から係止している。
この空気調和機1の室内機2では、フィルター8が内部吸込み口79を覆うように前面グリル74の表面に沿って設けられるのではなく、前面グリル74の表面から離れて空気通路92を横切るように前面グリル74と前面パネル72とに亘って設けられている。このため、フィルター8は、内部吸込み口79を覆うように設けられる場合よりも小さくなっている。これにより、この空気調和機1では、フィルター8を小型化することができる。
また、フィルター8を小型化することができることにより、フィルター8に必要な材料を削減することができ、コストを削減することができる。
(A)
上記の実施形態では、第1フィルター部82と第2フィルター部83とが一体とされているが、第1フィルター部82と第2フィルター部83とが別体とされてもよい。ただし、部品点数削減や取付工数削減の観点からは、第1フィルター部82と第2フィルター部83とは一体とされることが望ましい。
上記の実施形態では、フィルター8は前面グリル74側に固定されているが、前面パネル72側に固定されてもよい。
(C)
上記の実施形態では、平坦な板状のフィルター8を屈曲させて本体ケーシング71に取り付けているが、フィルター8が本体ケーシング71に取り付けられていない状態において屈曲した形状となっていてもよい。
2 室内機
5 送風ファン(送風装置)
6 室内熱交換器(熱交換器)
8 フィルター
71 本体ケーシング
72 前面パネル(パネル部)
75 内部空間
79 内部吸込み口
82 第1フィルター部
83 第2フィルター部
91 上部吸込み口(第2外部吸込み口)
92 空気通路
94 前部吸込み口(第1外部吸込み口)
Claims (4)
- 通過する空気との間で熱交換を行う熱交換器(6)と、
前記熱交換器(6)を収納する内部空間(75)と、前記内部空間(75)に吸い込まれる空気が通る内部吸込み口(79)とを有する本体ケーシング(71)と、
前記内部吸込み口(79)を覆うように前記本体ケーシング(71)に取り付けられて前記本体ケーシング(71)との間に前記内部吸込み口(79)よりも小さい断面積を有する空気通路(92)を形成し、前記空気通路(92)へ吸い込まれる空気が通る第1外部吸込み口(94)を有するパネル部(72)と、
外部から前記第1外部吸込み口(94)を通って前記空気通路(92)へ吸い込まれ、前記空気通路(92)から前記内部吸込み口(79)を通って前記内部空間(75)へと吸い込まれる空気の流れを生成する送風装置(5)と、
前記空気通路(92)において前記本体ケーシング(71)と前記パネル部(72)との間に亘って設けられるフィルター(8)と、
を備える空気調和機(1)の室内機(2)。 - 前記本体ケーシング(71)は、外部から前記内部空間(75)に吸い込まれる空気が通る第2外部吸込み口(91)を有しており、
前記フィルター(8)は、前記第2外部吸込み口(91)に沿って設けられる第1フィルター部(82)と、前記第1フィルター部(82)と一体に繋がっており前記空気通路(92)において前記本体ケーシング(71)と前記パネル部(72)との間に亘って設けられる第2フィルター部(83)とを有する、
請求項1に記載の空気調和機(1)の室内機(2)。 - 前記内部吸込み口(79)は、前記本体ケーシング(71)の前面に設けられており、
前記パネル部(72)は、前記内部吸込み口(79)の前方に前記内部吸込み口(79)の高さ方向寸法よりも小さな距離を隔てて設けられている、
請求項1または2に記載の空気調和機(1)の室内機(2)。 - 前記フィルター(8)は、前記本体ケーシング(71)に固定されており、
前記フィルター(8)の先端は、本体ケーシング(71)の表面から離れて設けられ前記パネル部(72)に当接している、
請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機(1)の室内機(2)。
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CN107208926A (zh) * | 2015-01-30 | 2017-09-26 | 大金工业株式会社 | 空调室内机 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001041561A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-16 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
JP2003042471A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の空気清浄装置 |
JP2003074896A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-12 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和機 |
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- 2006-02-03 JP JP2006027402A patent/JP4857794B2/ja not_active Expired - Fee Related
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