JP2007148176A - トナー濃度制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】二成分現像剤を用いて現像する現像装置と、トナー補給装置と、感光体上に基準パターンを作像する基準パターン作像手段と、感光体上に作像された基準パターンの濃度を検知する基準濃度パターン検知手段と、プリント画像の画像面積を計算する画像面積計算手段と、現像装置内の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置と、その現像剤のトナー濃度制御を行うトナー濃度制御装置に上限値及び/又は下限値を有するトナー濃度制御装置とを具備する画像形成装置において、前記トナー濃度制御装置は、印刷された画像の画像面積の積算値に基づいて、前記トナー濃度制御装置の上限値及び/又は下限値を決定する。
【選択図】 図7
Description
二成分現像装置は、通常、内部に複数の磁極を有する磁石体からなるマグネットローラを備え、回転可能に支持された円筒状の現像剤担持体である現像スリ−ブを有している。この現像スリ−ブ表面にトナーを付着させた磁性キャリアを担持しながら像担持体との対向部である現像領域に搬送して、二成分現像剤からなる磁気ブラシにて現像を行うものである。二成分現像装置においては、磁性キャリアとトナーとを撹拌混合することで帯電を行うので、トナーの帯電性が安定し、比較的安定した良好な画像が得られる。しかしながら、キャリア劣化や現像剤中のトナーが消費されてトナー濃度が変動するため、トナーと磁性キャリアの混合比が変動するといった欠点がある。トナーと磁性キャリアの混合比の変動を抑制するためには、トナー濃度制御装置を備え、必要に応じてトナーを補給してこの変動を抑制する必要がある。
一方、一成分現像装置は、現像剤担持体表面に担持したトナーを現像領域に搬送して現像を行うものである。二成分現像装置のように、キャリア劣化やトナー濃度制御装置を備えなければならないという欠点は有しないが、帯電性が安定しにくいという欠点をもっている。
しかしながら、これら方法によって経時・環境のトナー濃度上昇(低下)をある程度押さえることは可能だが、これらのバラツキ以外に、トナー濃度センサ自体の感度バラツキやセンサの取り付けバラツキがあり、これらがバラツクと、所望の値にトナー濃度のリミッターを効かせることができなくなる。
例えば、特許文献2においては、初期剤装填時のトナー濃度センサの出力値Vtiに合わせて基準値Vrefの上限値VrefH及び下限値VrefLを決定するようにしている。しかしながら、この方法では、制御電圧Vcntが固定であるため、初期剤のトナー濃度を、トナー濃度上限値、又はトナー濃度下限値にした場合、それぞれトナー濃度上限側、又はトナー濃度下限側でのセンサ感度が寝ているところ、すなわちトナー濃度の変化に対しセンサ感度の良くない領域L(図11)を使うことになってしまい、各種のバラツキに対して精度が低くなってしまう。また、前記のようなバラツキを低減できたとしてもトナー濃度でリミッターをかけた場合、そのときの現像剤の帯電レベルによって、画像濃度が異なることがある。
このような現像剤を画像濃度一定で制御すると、低画像面積でトナー濃度が上昇するため、トナー濃度リミッターを固定値でかけると画像濃度が著しく薄くなる。この状態を続けると、現像剤の帯電が上昇することによって現像剤の流動性が悪化し、トナー濃度誤検知が発生し、さらにトナー濃度低め制御となるような現象が発生することがある。
ところが、磁性キャリアは小粒径になるほど磁化が小さくなり像担持体へのキャリア付着が発生し易い。このキャリア付着には2種類あり、カウンターチャージに起因するエッジ部へのキャリア付着(以下、「エッジ部キャリア付着」と称する。)と、静電誘導に起因する高濃度画像部へのキャリア付着(以下、「ベタ部キャリア付着」と称する。)とがある。
カラー複写機では、ベタ均一性を良くするためにキャリア抵抗を低くしているが、ベタ部キャリア付着は、画像ベタ部の現像ポテンシャルが大きすぎるとキャリアに静電誘導された電荷で画像ベタ部にキャリアが付着してしまう。また、キャリアの抵抗を上げると、静電誘導を低減できるためベタ部キャリア付着を防止できるが、これは上述のエッジ部キャリア付着の防止策と相反する方向にある。
また、ベタ部キャリア付着の防止は、現像ポテンシャル及び地肌ポテンシャルの選定即ち設定電界の調整によってもある程度の低減は可能ではあるが、これらの調整特性は、画像濃度、地汚れに対しても影響が大きいため、キャリア付着のみで決定できないことが多い。
・現像ポテンシャルが大きいほど生じやすい。
・トナー濃度が低いほど生じやすい。
・地肌ポテンシャルが大きいほど生じ。
・キャリア抵抗が低いほど生じやすい。
・キャリア飽和磁化が低いほど生じやすい。
・現像主極、P2極(主極のすぐ下流の極)の磁力が小さいほど生じやすい。
・現像主極とP2極の合成磁力が小さいほど生じやすい。
・現像主極とP2極の磁束密度が同じでも、両極の距離が離れていると生じやすい。
これを防ぐために、従来からトナー濃度下限リミッターを設けて、ある値以下にトナー濃度が低下しないような装置が提案されてきた(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、特許文献3の方法では、トナー濃度下限リミッターは固定値であるため低画像面積が続いてキャリアの抵抗が低くなり、その後に高画像面積が続いてトナー濃度が低下した場合と、もともと高画像面積が続いてキャリアの抵抗が高いままでトナー濃度が低下した場合と、同じトナー濃度でリミッターをかけてしまう。そのため、ベタキャリア付着に余裕を持たせるトナー濃度(TC)高めリミッターに設定すると、高画像が続いた場合には不用なほど高TCでリミッターがかかり、トナー帯電量Q/Mが低下し、トナー飛散などの問題が生じる。
本発明のトナー濃度制御装置は、像担持体と、像担持体を帯電する帯電装置と、帯電された像担持体を露光して静電潜像を形成する露光装置と、二成分現像剤を用いて静電潜像を現像する現像装置と、現像装置にトナーを補給するトナー補給装置とを具備する画像形成装置に用いられるトナー濃度制御装置であって、像担持体上に基準パターンを作像する基準パターン作像手段と、像担持体上に作像された基準パターンの濃度を検知する基準濃度パターン検知手段と、プリント画像の画像面積を計算する画像面積計算手段と、現像装置内の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置と、その現像剤のトナー濃度制御を行う上限値及び/又は下限値を有するトナー濃度制御装置において、前記トナー濃度制御装置は、印刷された画像の画像面積の積算値に基づいて、前記トナー濃度制御装置の上限値及び/又は下限値を決定することを特徴とする。
また、本発明のトナー濃度制御装置は、プリント画像の積算値に基づいて、低画像面積が続いた場合には、前記トナー濃度制御装置のトナー濃度の下限値を上げることを特徴とする。
また、本発明のトナー濃度制御装置は、プリント画像の積算値に基づいて、低画像面積が続いた場合には、前記トナー濃度制御装置のトナー濃度の上限値を上げることを特徴とする。
また、本発明のトナー濃度制御装置は、前記トナー濃度制御装置のトナー濃度制御の上限値及び/又は下限値の変更量の総量に限界値を設けていることを特徴とする。
また、本発明のトナー濃度制御装置によれば、プリント画像の積算値に基づいて、低画像面積が続いた場合には、トナー濃度制御装置のトナー濃度の下限値を上げるようにしたので、低画像面積が続いて膜削れが進行して、その後に高画像面積をとってトナー濃度が低下したような場合でも、トナー濃度を下げすぎないことで、ベタキャリア付着を防ぐことが可能になった。
また、本発明のトナー濃度制御装置によれば、プリント画像の積算値に基づいて、低画像面積が続いた場合には、トナー濃度制御装置のトナー濃度の上限値を上げるようにしたので、低画像面積が続いた場合にはトナー濃度上限リミッターを上げるようにしたので、リミッターにかかってQ/Mが上昇しすぎるような現象を低減することが可能となった。
また、本発明のトナー濃度制御装置によれば、トナー濃度制御装置のトナー濃度の上限値及び/又は下限値の変更量の総量には限界値を設けるようにしたので、上述のトナー濃度制御が続いても、補正を最適値にとどめることができた。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置の転写装置を拡大した図である。転写装置105としては、無端状の転写ベルト105aを支持ローラに架け渡し、転写ベルト105aを介して支持ローラに押し当てて配置する構成にしている。基準濃度パターンセンサ(Pセンサ)121は、転写ベルト105a上に形成された基準パターンの濃度を検知する。
このように構成された画像形成装置100では、回転する感光体5の表面は帯電装置により一様に帯電された後、画像情報に基づいて露光装置104のレ−ザ−光線等を照射され、感光体5上に静電潜像を形成する。感光体5上に形成された静電潜像により帯電したトナーを付着させることでトナー像を形成して可視像化する。一方、転写紙Pは給紙搬送装置により給紙トレイ109より給紙され、次いで感光体5と転写装置105とが対向する転写部に搬送される。そして転写装置105により、転写紙Pに感光体5上のトナー像とは逆極性の電荷を付与することで、感光体5上に形成されたトナー像を転写紙Pへ転写する。次いで、転写紙Pは、感光体5から分離され、定着装置106に送られ、トナーを転写紙Pに定着することで画像が得られる。その後、排紙ローラ111により画像形成装置100外の排紙トレイに排出される。
感光体ユニット1は、帯電・クリーニング工程を1つのユニットに収め、各色間で共通の構成となっている。感光体5への帯電は、帯電ローラ4Aにより行われる。帯電ローラ4Aの上部に取り付けられた帯電クリーニングローラ4Bは、帯電ローラ4Aをクリーニングする。感光体5上の未転写トナーは、クリーニングブレ−ド3Cとクリーニングブラシ3Aにより回収され、廃トナー搬送コイル3B側へと送られる。廃トナーは廃トナー搬送コイル3Bより、廃トナー排出口まで搬送されて、図示しない廃トナーボトルにより回収される。
現像ユニット2は、新品時の構成は各色共通になっており、画像形成装置100に装着後、画像形成装置100本体に別に備えられたトナーカートリッジ6から各色のトナーが補給されると、それぞれ独立したユニットになる。トナーが補給された後の現像ユニット2は、互換性がなくなり各色間の入れ替えはできなくなる。各感光体ユニット1と各現像ユニット2は、必要時には、各々のストッパ−を解除することによりユニットごと交換できる構成になっている。
現像ユニット2のトナー濃度は、トナー濃度センサ2Cと、図2の基準濃度パターンセンサ(Pセンサ)121により確認される。トナー濃度センサ2Cは、インダクタンスセンサであり、トナーとキャリアが混合した現像剤の透磁率を測定することで、トナーとキャリアの割合からトナー濃度を検出している。トナー濃度が所定値以下の場合は、トナーカートリッジ6内からトナーが現像ユニット2に補給されるようになっている。
上記構成の現像装置においては、搬送スクリュー(左)2A及び搬送スクリュー(右)2Bが回転することにより、現像剤収容部内の現像剤が攪拌され、トナーと磁性キャリアとが互いに逆極性に摩擦帯電される。この現像剤は、回転駆動する現像ローラ2Dの現像スリーブの周面に供給され、供給された現像剤は現像スリーブの周面に担持され、現像スリーブの回転によって、その回転方向に搬送される。次いで、この搬送された現像剤は、ドクターブレード2Eによって量を規制され、規制後の現像剤が感光体5と現像ローラ2Dとが対向する現像領域に運ばれる。この現像領域で現像剤中のトナーが、感光体5表面の静電潜像に静電的に移行し、その静電潜像がトナー像として可視像化される。
図5は、トナー濃度制御装置の構成を示した図である。
複写機やプリンターなどの画像形成装置では、画像濃度を維持するために、印刷領域外にトナーのテストパターンを作成し、パターンの付着量を検出することにより付着量が最適になるように画像形成条件を制御する必要があり、特にフルカラー機においては、濃度階調性や色再現性を保つため、高濃度部から低濃度部までを検出する必要がある。
また、高濃度部から低濃度部までを検出する場合、階調を得るために複数のトナー像パターンを作成する必要がある。複数のトナー像パターンの作成方法としては、像担持体上の回転方向に現像バイアスや露光エネルギーを可変して作像し、濃度センサの位置にトナー像パターンが到達したら、順次濃度を検出していく。といった方法が一般的である。この場合検出時間が長くなるため、頻繁に検出を行えず、所定時間や所定プリント枚数間隔で実施する。
(S1)プリント開始:コピーボタンを押下するかPCからプリントデータが送信されたらプリントjobを開始する。
(S2)プリントjobが開始されたらポリゴンモータをONする。ポリゴンモータが定常状態となったら、感光体駆動モータ、現像ローラ駆動モータ、転写ベルト駆動モータ、をONし、帯電バイアス、現像バイアス、転写バイアスがそれぞれ印加される。
(S3)FGATE ON:露光スタンバイとなったら副走査ゲート信号FGATEがONする。
(S4)濃度センサ出力を読み込み:トナー濃度センサ(以後、「Tセンサ」という。)出力を読み込むTセンサは現像の搬送スクリュー部に配置されており、付近の透磁率に比例した値が出力される。透磁率は図11に示すようにトナー/キャリア混合比に反比例した値が出力される。
(S5)FGATE OFF:一枚目の画像部露光が終了すると、FGATEがOFFする。
(S6)画素数読み込み完了:LD制御部にて、露光した画素数をカウントする。
(S7)画素密度判定:600×600dpiであるか1200×1200dpiであるかの解像度を判定する。
(S8)画像面積を算出:画像面積=画素数÷画素密度(600dpiの場合は、6002 ÷2.542 )
(S9)画像面積の積算を算出:n(プリント枚数カウンターからのA4・1枚当たりの面積に換算した枚数)=0からのp(画像面積の積算)を算出する。
(S10)mを計算する:m=p/n
(S11)トナー補給量の算出:トナー補給量=Tセンサ比例係数×(Tセンサ出力値Vti−Tセンサ目標値Vref)+画像面積比例係数×画像面積
ここで、Vrefは、例えば、現像バイアスを変化させて階調を作ったトナー像の反射濃度から現像能力(γ)を計算しその値にある一定の係数を乗じた係数にする。
基本的に、Vti−Vrefが0になるまでトナー補給するor補給しない。
Vrefに電位により上下限値を設ける(VrefH,VrefL)ことで、この値に相当する範囲内のトナー濃度に制御することが可能となる。
(S12)m・トナー補給量を不揮発メモリに記憶する。
(S13)プリントjob終了判定:プリントjobが終了であればモータ類停止動作に入る。Jobが終了でなければ、次のプリントでS3〜S12を繰り返す。
(S14)モータ類停止:以上が終了したら、帯電バイアス、現像バイアス、転写バイアスをOFFし、ポリゴンモータ、感光体駆動モータ、現像ローラ駆動モータ、転写ベルト駆動モータをOFFする。
(S15)プリントjob開始
(S16)プリント1枚毎に、枚数カウンターnをカウントupする。この実施例では枚数カウンターはA4換算で計算する。(例:A3・1枚の場合n=n+2、A4・3枚の場合、n=n+3)
また、図示されていないが、現像装置交換時にはn=0とする。
(S17)nが(A4相当で)1000枚より少ない場合には、そのままプリントjob終了判断に行く。
(S18)nが1000枚以下の場合には、図6で計算したm(平均画像面積比率=p/n)が1%以下かどうかの判断を行う。m≧1%の場合には、プリントjob終了判断に行く。
(S19)VrefL(トナー濃度下限値)は(図示されていない)現像装置交換時にVrefL=5V設定される。VrefLは補正される毎に小さくなるため、無制限に小さくすると、トナー濃度下限を設ける意味がないため、本実施例では4Vより小さい場合には、それ以上の補正を行わない。
(S20)4Vより大きい場合には、さらにVrefLを−0.2Vして小さくする。
(S21)VrefL補正を行った場合は、枚数カウンターn=0とする。
(S22)VrefL補正を行った場合は、画像面積比率積算カウンターm=0とする。
(S23)プリントjobが終了したところで、VrefL補正も終了とする。
(S24)プリントjob開始
(S25)プリント1枚毎に、枚数カウンターnをカウントupする。この実施例では枚数カウンターはA4換算で計算する。(例:A3・1枚の場合n=n+2、A4・3枚の場合、n=n+3)
また、図示されていないが、現像装置交換時にはn=0とする。
(S26)nが(A4相当で)1000枚より少ない場合には、そのままプリントjob終了判断に行く。
(S27)nが1000枚以下の場合には、図6で計算したm(平均画像面積比率=p/n)が1%以下かどうかの判断を行う。m≧1%の場合には、プリントjob終了判断に行く。
(S28)VrefH(トナー濃度上限値)は(図示されていない)現像装置交換時にVrefH=3V設定される。VrefHは補正される毎に小さくなるため、無制限に小さくすると、トナー濃度上限を設ける意味がないため、本実施例では2Vより小さい場合には、それ以上の補正を行わない。
(S29)2Vより大きい場合には、さらにVrefHを−0.2Vして小さくする。
(S30)VrefH補正を行った場合は、枚数カウンターn=0とする。
(S31)VrefH補正を行った場合は、画像面積比率積算カウンターm=0とする。
(S32)プリントjobが終了したところで、VrefH補正も終了とする。
(S201)プリントjob開始:コピーボタンを押下するかPCから印刷データが送信されたら印刷開始する。
(S202)モータ類起動:印刷が開始されたら、ポリゴンモータをONする。ポリゴンモータが定常状態となったら、感光体駆動モータ、現像ローラ駆動モータ、転写ベルト駆動モータをONし、帯電バイアス、現像バイアス、転写バイアスがそれぞれ印加される。
(S203)FGATE ON:露光スタンバイとなったら、副走査ゲート信号(FGATE)がONする。
(S204)トナー補給量を読み込み
(S205)トナー補給モータのON時間を算出:トナー補給モータのON時間sec=トナー補給量mg/単位時間当たりの補給能力mg/sec
(S206)トナー補給モータをONする
(S207)トナー補給モータのON時間経過
(S208)トナー補給モータをOFFする:S205で計算した時間の間トナー補給モータをONする。補給されたトナーは現像搬送経路内に供給されキャリアと混合されながらマグネットローラ上へ搬送される。
(S209)プリントjob終了判定:印刷が終了であればモータ類停止動作に入る。印刷が終了でなければ、次のプリントでS203〜S208を繰り返す。
(S210)モータ類停止:帯電バイアス、現像バイアス、転写バイアスをOFFし、ポリゴンモータ、感光体駆動モータ、現像ローラ駆動モータ、転写ベルト駆動モータをOFFする。
(S301)モータ類起動:濃度制御は電源投入時や所定枚数プリント後に実施される。濃度制御が実行されたら、ポリゴンモータをONする。ポリゴンモータが定常状態となったら、感光体駆動モータ、現像ローラ駆動モータ、転写ベルト駆動モータ、をONし、帯電バイアス、現像バイアス、転写バイアスがそれぞれ印加される。
(S302)トナー補給量を読み込み
(S303)画像面積を読み込み
(S304)現像モータをONする
(S305)トナー像濃度検知パターン作成開始:濃度検知用トナー像パターンを作成する。濃度検知パターンの作成例として主走査15mm×副走査10mmのパターンを各々間隔5mm空けて各色5個作成する。
(S306)トナー像濃度検知パターンがフォトセンサ位置に到達したか判定
(S307)フォトセンサ出力読み込み
作成したトナー像パターンがセンサの位置に到達したらトナー像濃度を検知する。トナー像濃度は転写ベルトの表面粗さ(正反射率)とトナー像の表面粗さ(正反射率)が異なる性質を持ち、かつトナー像の濃度に相関し、表面粗さ(正反射率)が変化する性質を持つことを利用し、トナー像濃度を類推する。
(S308)画像部作像条件の決定:トナー像濃度が類推されたら、トナー像濃度が適切になるように画像形成条件を決定する。
一例として、トナー像濃度パターンを作成する時に、現像バイアスを可変することで階調を作成し、現像バイアスとトナー像濃度の関係式を得る。この関係式から目標濃度が得られる現像バイアスを算出し画像形成条件とする。また、中間調部、ハイライト部の濃度を適切に保つために階調を露光条件などを可変することにより作成し、中間調部、ハイライト部目標濃度が得られるような露光条件を決定する。又は現像能力(γ)を適正に保つためトナー濃度目標レベルを制御する等の制御でもよい。
(S309)モータ類停止:以上が終了したら、帯電バイアス、現像バイアス、転写バイアスをOFFし、ポリゴンモータ、感光体駆動モータ、現像ローラ駆動モータ、転写ベルト駆動モータをOFFする。
2 現像ユニット
2A 搬送スクリュー(左)
2B 搬送スクリュー(右)
2C トナー濃度センサ(Tセンサ)
2D 現像ローラ
2E ドクタ−ブレ−ド
3 クリーニング装置
3A クリーニングブラシ
3B 廃トナー搬送コイル
3C クリーニングブレ−ド
4 帯電装置
4A 帯電ローラ
4B 帯電クリーニングローラ
5 感光体
6 トナーカートリッジ
100 画像形成装置
103 手差しトレイ
104 露光装置
105 転写装置
105a 転写ベルト
105b ベルト駆動ローラ
106 定着装置
107 両面ユニット
108 反転ユニット
109 給紙トレイ
109a 分離給紙部
109b レジストローラ対
111 排紙ローラ対
118 廃トナー収容部
121 基準濃度パターンセンサ(Pセンサ)
122 クリーニングブレ−ド
123 クリーニングバイアスローラ
124 排トナー回収コイル
125 バイアスブラシ(各色毎)
126 搬送バックアップローラ(各色毎)
127 スライドレ−ル
128 紙吸着ローラ
P 転写紙
Claims (4)
- 像担持体と、像担持体を帯電する帯電装置と、帯電された像担持体を露光して静電潜像を形成する露光装置と、二成分現像剤を用いて静電潜像を現像する現像装置と、現像装置にトナーを補給するトナー補給装置とを具備する画像形成装置に用いられるトナー濃度制御装置であって、
像担持体上に基準パターンを作像する基準パターン作像手段と、像担持体上に作像された基準パターンの濃度を検知する基準濃度パターン検知手段と、プリント画像の画像面積を計算する画像面積計算手段と、現像装置内の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置と、その現像剤のトナー濃度制御を行う上限値及び/又は下限値を有するトナー濃度制御装置において、
前記トナー濃度制御装置は、印刷された画像の画像面積の積算値に基づいて、前記トナー濃度制御装置の上限値及び/又は下限値を決定する
ことを特徴とするトナー濃度制御装置。 - 前記トナー濃度制御装置は、プリント画像の積算値に基づいて、低画像面積が続いた場合には、前記トナー濃度制御装置のトナー濃度の下限値を上げる
ことを特徴とする請求項1に記載のトナー濃度制御装置。 - 前記トナー濃度制御装置は、プリント画像の積算値に基づいて、低画像面積が続いた場合には、前記トナー濃度制御装置のトナー濃度の上限値を上げる
ことを特徴とする請求項1に記載のトナー濃度制御装置。 - 前記トナー濃度制御装置は、前記トナー濃度制御装置のトナー濃度制御の上限値及び/又は下限値の変更量の総量に限界値を設けている
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のトナー濃度制御装置。
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