JP2007031617A - 熱収縮性フィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ビニル芳香族炭化水素と共役ジエン系炭化水素とからなる1種または2種類以上のブロック共重合体水添物と、ビニル芳香族炭化水素と脂肪族不飽和カルボン酸エステルとの共重合体を主成分として配合してなる混合樹脂において、該混合樹脂の損失弾性率(E”)のピーク温度が−45℃から50℃の温度範囲内に少なくとも1つ存在するとともに、該混合樹脂を延伸してなるフィルムにおいて、80℃×10秒での熱収縮率が少なくとも一方向において20%以上であることを特徴とする熱収縮性フィルム。
【選択図】なし
Description
しかしながら、これらのビニル芳香族炭化水素と共役ジエンからなるブロック共重合体とその水添物は、自然収縮性、低温収縮性、透明性及び耐溶剤性等の物性バランスが十分でなく、これらの文献にはそれらを改良する方法に関して開示されていない。
即ち、本発明は
1.ビニル芳香族炭化水素と共役ジエン系炭化水素とからなる1種以上のブロック共重合体水添物と、ビニル芳香族炭化水素と脂肪族不飽和カルボン酸エステルとの共重合体を主成分として配合してなる混合樹脂において、該混合樹脂の損失弾性率(E”)のピーク温度が45℃から50℃の温度範囲内に少なくとも1つ存在するとともに、該混合樹脂を延伸してなるフィルムの80℃×10秒での熱収縮率が少なくとも一方向において20%以上であることを特徴とする熱収縮性フィルム、
2.上記1に記載のビニル芳香族炭化水素と共役ジエン系炭化水素とからなる少なくとも1種のブロック共重合体水添物において、損失弾性率(E”)のピーク温度が−40℃から40℃の温度範囲内に少なくとも1つ存在することを特徴とする熱収縮性フィルム、
3.延伸フイルムの引張弾性率が、15000kgf/cm2以上であることを特徴とする上記1または2に記載の熱収縮性フィルム、
4.上記1〜3のいずれかに記載の混合樹脂に、可塑剤及び/又は粘着付与樹脂を1〜10重量部の範囲で添加したことを特徴とする熱収縮性フィルム、
に関する。
水添物と、ビニル芳香族炭化水素と脂肪族不飽和カルボン酸エステルとの共重合体を主成分として配合してなる混合重合体は、損失弾性率のピークを特定範囲に調整することによって、フィルムの剛性、自然収縮性が優れており、耐溶剤性が良好な熱収縮性フィルムを得ることができる。
本発明のフィルムの損失弾性率のピークが−45〜50℃の温度範囲に少なくとも1つ存在すれば、上記温度範囲以外に複数のピークが存在しても良い。例えば上記範囲内に1つピークが存在し、さらに−45℃以下と50℃以上に各々1ピークが存在しても良い。
上記構成の混合樹脂に損失弾性率のピークを特定範囲に持たせるには、構成する各樹脂の少なくとも1種の樹脂に同じような特性を持たせることが必要である。従って、本フィルムを構成する樹脂の少なくとも1種に損失弾性率のピークが−45〜50℃の温度範囲内に持っているビニル芳香族炭化水素と共役ジエン系炭化水素とからなるブロック共重合体水添物であることが必要となる。
(A−B)n、A−(B−A)n 、B−(A−B)n+1
[(A−B)k]m+1−X、[(A−B)k−A]m+1−X
[(B−A)k]m+1−X、[(B−A)k−B]m+1−X
(上式において、セグメントAはビニル芳香族炭化水素単独重合体及び/又はビニル芳香族炭化水素と共役ジエンからなる共重合体、セグメントBは共役ジエン単独重合体及び/又はビニル芳香族炭化水素と共役ジエンからなる共重合体である。Xは例えば四塩化ケイ素、四塩化スズ、1,3ビス(N,N−グリシジルアミノメチル)シクロヘキサン、エポキシ化大豆油等のカップリング剤の残基または多官能有機リチウム化合物等の開始剤の残基を示す。n、k及びmは1以上の整数、一般的には1〜5の整数である。また、Xに複数結合しているポリマー鎖の構造は同一でも、異なっていても良い。)で表される線状ブロック共重合体水添物やラジアルブロック共重合体水添物、或いはこれらのポリマー構造の任意の混合物が使用できる。また、上記一般式で表されるラジアルブロック共重合体水添物において、更にA及び/又はBが少なくとも一つXに結合していても良い。
水添前のブロック共重合体は、例えば、炭化水素溶媒中で有機アルカリ金属化合物等の開始剤を用いてビニル芳香族炭化水素及び共役ジエンを重合することにより得ることができる。
また重合開始剤としては、一般的に共役ジエン及びビニル芳香族化合物に対しアニオン重合活性があることが知られている脂肪族炭化水素アルカリ金属化合物、芳香族炭化水素アルカリ金属化合物、有機アミノアルカリ金属化合物等を用いることができる。アルカリ金属としてはリチウム、ナトリウム、カリウム等が挙げられ、好適な有機アルカリ金属化合物としては、炭素数1から20の脂肪族及び芳香族炭化水素リチウム化合物であって、1分子中に1個のリチウムを含む化合物や1分子中に複数のリチウムを含むジリチウム化合物、トリリチウム化合物、テトラリチウム化合物が挙げられる。
共役ジエンとしては、1対の共役二重結合を有するジオレフィンであり、例えば1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエンなどであるが、特に一般的なものとしては1,3−ブタジエン、イソプレンなどが挙げられる。これらは1種のみならず2種以上混合使用してもよい。
水添反応は一般的に0〜200℃、より好ましくは30〜150℃の温度範囲で実施される。水添反応に使用される水素の圧力は0.1〜15MPa、好ましくは0.2〜10MPa、更に好ましくは0.3〜7MPaが推奨される。また、水添反応時間は通常3分〜10時間、好ましくは10分〜5時間である。水添反応は、バッチプロセス、連続プロセス、或いはそれらの組み合わせのいずれでも用いることができる。本発明において、水添前のブロック共重合体を製造する際の重合温度は一般的に−10℃〜150℃、好ましくは40℃〜120℃である。重合に要する時間は条件によって異なるが、通常は10時間以内であり、特に好適には0.5〜5時間である。また、重合系の雰囲気は窒素ガスなどの不活性ガスなどをもって置換するのが望ましい。重合圧力は、上記重合温度範囲でモノマー及び溶媒を液層に維持するに充分な圧力の範囲で行えばよく、特に制限されるものではない。更に重合系内には触媒及びリビングポリマーを不活性化させるような不純物、例えば水、酸素、炭酸ガス等が混入しないよう留意する必要がある。
本発明のブロック共重合体水添物に組み込まれているビニル芳香族炭化水素のブロック率は20〜100重量%、好ましくは25〜98重量%、更に好ましくは30〜93重量%である。ブロック率が20〜100重量%の範囲にあっては、剛性と伸びのバランスに優れる。
上記のような粘弾性特性を持った樹脂を少なくとも1種配合することによって本発明のフィルムは良好な収縮仕上がり性を得ることが出来るのである。次に本発明のフィルムの構成樹脂であるビニル芳香族炭化水素と脂肪族不飽和カルボン酸エステルとの共重合体について説明する。
前記ビニル芳香族炭化水素と脂肪族不飽和カルボン酸エステルとの共重合体のメルトフローレート(以後MFRと記す)[JISK−6870に準拠し、G条件(温度200℃、荷重5Kg)で測定]は成形加工の点から0.1〜20g/10min、好ましくは1〜10g/10minが推奨される。
本発明のフィルムは損失弾性率特性を満たしていれば、上記に示した特定の損失弾性率を持ったビニル芳香族炭化水素と共役ジエン系炭化水素からなるブロック共重合体水添物と、ビニル芳香族炭化水素と脂肪族不飽和カルボン酸エステルとの共重合体以外の重合体を配合しても良い。
また、必要に応じてスチレン−ブタジエン共重合体水添物混合物体以外にもスチレン系重合体を配合することもできる。本発明において最も好適に用いられるスチレン系重合体はポリスチレン(GPPS)である。収縮仕上がり性、低温収縮性を低下させない範囲でポリスチレンを混合することによってフィルムの更なる剛性の向上も期待できる。
本発明のフィルムにおいてビニル芳香族炭化水素と共役ジエン系炭化水素とからなる1種または2種類以上のブロック共重合水添物と、ビニル芳香族炭化水素と脂肪族不飽和カルボン酸エステルとの共重合体を配合してなる混合樹脂の配合量はフィルム全体の50重量%以上、より好ましくは70重量%以上あることが好ましい。上記混合樹脂が50重量%未満では、本フィルムに上記に示した特性を付与させることが困難となるからである。
b)ジエチルフタレート、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート、ジイソデシルフタレート、ジシクロヘキシルフタレート等の芳香族エステル系が挙げられる。
c)ポリ(1、4−エチレンアジペート)、ポリ(1、4−エチレンサクシネート)等の脂肪族ポリエステル系が挙げられる。
d)トリクレジルホスフェート、トリフエニルホスフェート等のリン酸エステル系。また、粘着付与樹脂としては以下のものを例示することができる。
b)αピネン重合体、βピネン重合体、ジペンテン重合体、テルペン−フェノール重合体、αピネン−フェノール共重合体等のポリテルペン系樹脂が挙げられる。
c)シクロペンタジエン−イソプレン−(1、3−ペンタジエン)−(1−ペンテン)の共重合体、(2−ペンテン)−ジシクロペンタジエンの共重合体、1、3−ペンタジエン主体の樹脂等のC5系石油樹脂が挙げられる。
d)インデン−スチレン−メチルインデン−αメチルスチレン共重合体等のC8、C10系のタール系石油樹脂が挙げられる。
e)ジシクロペンタジエン主体の樹脂等のDCPD系石油樹脂、およびa)〜e)の部分水添品や完全水添品が挙げられる。
また、本発明のフィルムでは、上記に示した可塑剤もしくは粘着付与樹脂以外にも目的に応じて各種の添加剤、例えば、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、安定剤、着色剤、帯電防止剤、滑剤、無機フィラー等を各用途に応じて適宜添加できる。
延伸温度はフィルムを構成している樹脂の軟化温度や熱収縮性フィルムの要求用途によって変える必要があるが、概ね60〜130℃、好ましくは80〜120℃の範囲で制御される。延伸倍率は、フィルム構成組成、延伸手段、延伸温度、目的の製品形態に
応じて1.5〜6倍の範囲で適宜決定される。また、1軸延伸にするか2軸延伸にするかは目的の製品の用途によって決定される。
また、延伸した後フィルムの分子配向が緩和しない時間内に速やかに、当フィルムの冷却を行うことも、収縮性を付与して保持する上で重要な技術である。
本発明のフィルムは80℃×10秒の熱収縮率が少なくとも一方向において20%以上であることが好ましい。収縮率が20%未満の場合、収縮フィルムとして実用的な機能を発揮しずらい。
(1)スチレン含有量
スチレン含有量は、紫外分光光度計(装置名:UV−2450;島津製作所)を用いて測定した。
(2)水添率
水添率は核磁気共鳴装置(装置名:DPX−400;ドイツ国、BRUKER社製)で測定した。
(3)貯蔵弾性率及びtanδピーク温度:株式会社ユービーエム製粘弾性測定解析装置DVE−V4を用い、振動周波数35Hz、昇温速度3℃/minの条件で、厚さ2mmの試験片を用い、温度−50℃〜150℃の範囲を測定して求めた。
(4)曇り度:ASTMD1003に準拠(試験片厚さ0.04mm)して測定した。曇り度が低い程、良い透明性を示す。
(6)熱収縮率:延伸フィルムを80℃の温水中に10秒間浸漬し、次式より算出した。
熱収縮率(%)=(L1−L2 )/L1 ×100、但し、L1 :収縮前の長さ(延伸方向)、L2:収縮後の長さ(延伸方向)。
(7)自然収縮率:延伸フィルムを35℃で3日間放置し、次式より算出した。
自然収縮率(%)=(L3−L4 )/L3 ×100、但し、L3 :放置前の長さ(延伸方向)、L4:放置後の長さ(延伸方向)。
(8)耐溶剤性:酢酸エチルとイソプロピルアルコールの比率が40/60の23℃の溶剤中に4cm×4cm(タテ×ヨコ)の延伸フィルムを浸漬し、収縮開始までの時間を目視で計測した。判定基準は、○5秒以上、×は5秒未満。
(芳香族炭化水素と共役ジエン系炭化水素からなるブロック共重合体水添物の調整)
水添ブロック共重合体の調製において、モノマーはシクロヘキサンで濃度25重量%に希釈したものを使用した。
また、水添触媒は、窒素置換した反応容器に乾燥、精製したシクロヘキサン1リットルを仕込み、ビス(η5−シクロペンタジエニル)チタニウムジクロリド100ミリモルを添加し、十分に攪拌しながらトリメチルアルミニウム200ミリモルを含むn−ヘキサン溶液を添加して、室温にて約3日間反応させた水添触媒を使用した。
脂肪族不飽和カルボン酸エステル−スチレン共重合体は、スチレン84重量%とn−ブチルアクリレート16重量%の共重合体(以後、共重合体Aと記載する)を使用した。
スチレン82重量%とブタジエン18重量%とからなるブロック共重合体水添物(損失弾性率のピーク温度:−40℃および30℃)30重量%、スチレン75重量%とブタジエン25重量%とからなるブロック共重合体(損失弾性率のピーク温度:−35℃および104℃)40重量%、共重合体Aを30重量%の混合樹脂を押出機で溶融押出しし、溶融体をキャストロールで冷却し総厚み200μmの未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを91℃の温度雰囲気のテンタ−延伸設備内でTD方向に5倍延伸して、約40μmの熱収縮性フィルムを得た。
スチレン82重量%とブタジエン18重量%とからなるブロック共重合体水添物(損失弾性率のピーク温度:−40℃および30℃)40重量%、スチレン80重量%とブタジエン20重量%とからなるブロック共重合体(損失弾性率のピーク温度:−82℃および109℃)30重量%、共重合体Aを30重量%の混合樹脂とした以外は実施例1と同様な方法で熱収縮性フィルムを得た。
スチレン82重量%とブタジエン18重量%とからなるブロック共重合体水添物(損失弾性率のピーク温度:−40℃および30℃)35重量%、スチレン75重量%とブタジエン25重量%とからなるブロック共重合体(損失弾性率のピーク温度:−35℃および104℃)30重量%、共重合体Aを30重量%、ポリスチレン樹脂5重量%の混合樹脂とし、延伸温度を110℃とした以外は実施例1と同様な方法で熱収縮性フィルムを得た。
スチレン82重量%とブタジエン18重量%とからなるブロック共重合体水添物(損失弾性率のピーク温度:−40℃および30℃)50重量%、共重合体Aを50重量%の混合樹脂とした以外は実施例1と同様な方法で熱収縮性フィルムを得た。
スチレン70重量%とブタジエン30重量%とからなるブロック共重合体水添物(損失弾性率のピーク温度:−22℃および110℃)50重量%、共重合体Aを50重量%の混合樹脂とした以外は実施例1と同様な方法で熱収縮性フィルムを得た。
スチレン80重量%とブタジエン20重量%とからなるブロック共重合体(損失弾性率のピーク温度:−82℃および109℃)50重量%、SC008 50重量%の混合樹脂とした以外は実施例1と同様な方法で熱収縮性フィルムを得た。このフィルムは自然収縮性、フィルム弾性率は良好なものの、十分な収縮仕上がり性を得ることが出来なかった。
共重合体Aを単身とした以外は実施例1と同様な方法で熱収縮性フィルムを得た。このフィルムは自然収縮性、フィルム弾性率は良好なものの、耐破断性および収縮仕上がり性において実用上問題を生じた。
スチレン82重量%とブタジエン18重量%とからなるブロック共重合体水添物(損失弾性率のピーク温度:−40℃および30℃)50重量%とスチレン75重量%とブタジエン25重量%とからなるブロック共重合体(損失弾性率のピーク温度:−35℃および104℃)50重量%の混合樹脂とした以外は実施例1と同様な方法で熱収縮性フィルムを得た。このフィルムは収縮仕上がり性はほぼ良好であったが、フィルム弾性率、自然収縮性において実用上問題を生じた。
実施例1と同様な混合樹脂とし、延伸温度を125℃とした以外は実施例1と同様な方法で熱収縮性フィルムを得た。このフィルムは80℃×10秒の収縮率が15%以下となり、収縮トンネル内の収縮仕上がり性が不良であった。
結果は表1にまとめてあるが、損失弾性率のピーク温度は混合物のため、ピーク温度がシフトしている。
表1の実施例1〜5は熱収縮性フィルムとして優れた物性を有し、かつ低い自然収縮性、高い弾性率を有していることが分かる。特にビニル芳香族炭化水素と共役ジエン系炭化水素とからなるブロック共重合体水添物を配合物は、耐溶剤性が格段に改良されている。
Claims (4)
- ビニル芳香族炭化水素と共役ジエン系炭化水素とからなる1種以上のブロック共重合体水添物と、ビニル芳香族炭化水素と脂肪族不飽和カルボン酸エステルとの共重合体を主成分として配合してなる混合樹脂において、該混合樹脂の損失弾性率(E”)のピーク温度が45℃から50℃の温度範囲内に少なくとも1つ存在するとともに、該混合樹脂を延伸してなるフィルムの80℃×10秒での熱収縮率が少なくとも一方向において20%以上であることを特徴とする熱収縮性フィルム。
- 請求項1に記載のビニル芳香族炭化水素と共役ジエン系炭化水素とからなる少なくとも1種のブロック共重合体水添物において、損失弾性率(E”)のピーク温度が−40℃から40℃の温度範囲内に少なくとも1つ存在することを特徴とする熱収縮性フィルム。
- 延伸フイルムの引張弾性率が、15000kgf/cm2以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱収縮性フィルム。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の混合樹脂に、可塑剤及び/又は粘着付与樹脂を1〜10重量部の範囲で添加したことを特徴とする熱収縮性フィルム。
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