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JP2007016614A - スクリュ圧縮機 - Google Patents

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JP2007016614A
JP2007016614A JP2005196173A JP2005196173A JP2007016614A JP 2007016614 A JP2007016614 A JP 2007016614A JP 2005196173 A JP2005196173 A JP 2005196173A JP 2005196173 A JP2005196173 A JP 2005196173A JP 2007016614 A JP2007016614 A JP 2007016614A
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Akitaka Hagiwara
亮任 萩原
Takeshi Niimura
新村  剛
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

【課題】省エネ、及び異常状態を招くことなく吐出圧力を所望圧力に保つことを可能としたスクリュ圧縮機を提供する。
【解決手段】吐出温度及び吐出圧力を示す信号を入力され、吸気調節弁11の開閉を制御するとともに、インバータ16を介して圧縮機本体10のモータ18の回転数を制御する制御部19を備え、制御部19により上記回転数が予め定めた最低回転数よりも高い場合、回転数制御を行い、上記回転数が上記最低回転数以下の場合、吸気調節弁11を開閉させて吐出圧力を所望圧力に保つスクリュ圧縮機1において、予め定めたモータ18の回転数と吐出温度との関係を表す吐出温度関数により得られる吐出温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた吐出温度帯域よりも吐出温度が低い場合、上記最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記吐出温度帯域よりも吐出温度が高い場合、上記最低回転数を予め定めた値だけ増大させる構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インバータを介して電力供給を受けるモータを駆動部とし、吸気調節弁を介してガスが吸い込まれるスクリュ圧縮機に関するものである。
従来、インバータ及び吸気調節弁を用いたスクリュ圧縮機は公知である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−54578号公報
特許文献1には、吐出圧力に保つために、スクリュロータを駆動するモータの回転数を予め定めた設定値を下限値とし、上記回転数がこれよりも高い場合には、インバータを介して上記回転数を制御し、上記回転数が上記設定値に達すると吸気調節弁を開閉し、吸気量を調節するようにしたスクリュ圧縮機が開示されている。
上述したように、上記回転数が低下した場合に、吸気調節弁による吸気量の調節に切換えるようにするのは、スクリュロータの回転数が低下するにつれて、圧縮ガスの吸込み側への漏洩量が増大し、エネルギーロスが増大するとともに、吸込温度が上昇し、その結果、吐出温度が異常上昇し、スクリュロータ同士の接触による破損事故につながるスクリュロータの膨張を招くという危険性が増大するからである。
特許文献1に記載のスクリュ圧縮機の場合、モータの下限値である上記設定値は固定された値となっている。ところが、スクリュ圧縮機の各部の寸法、特にスクリュロータに関係する寸法には、その製作精度、組立精度は必ずしも一定でなく、機差がある。また、作動状態の違いによっても上記寸法についての経時的な変化も異なる。さらに、上記寸法はスクリュ圧縮機周囲の雰囲気温度にも依存する。このため、上記設定値を固定値としているが故に、上記設定値が機差、作動状態の違いに応じて、正しく設定されていない場合には、吐出温度が異常上昇し、スクリュ圧縮機の緊急停止という事態が発生するという問題がある。
本発明は、斯かる従来の問題をなくすことを課題としてなされたもので、省エネを図りつつ、異常状態を招くことなく吐出圧力を所望圧力に保つことを可能としたスクリュ圧縮機を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、第1発明は、吐出温度及び吐出圧力を示す信号を入力され、吸込流路に介設された吸気調節弁の開閉を制御するとともに、インバータを介して圧縮機本体のモータの回転数制御をする制御部を備え、この制御部により上記モータの回転数が予め定めた最低回転数よりも高い場合には上記回転数制御を行い、上記回転数が上記最低回転数以下の場合には、上記吸気調節弁を開閉させることにより吐出圧力を所望圧力に保つスクリュ圧縮機において、予め定めた上記モータの回転数と吐出流路における吐出温度との関係を表す吐出温度関数により得られる吐出温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた吐出温度帯域よりも吐出温度が低い場合には、上記最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記吐出温度帯域よりも吐出温度が高い場合には、上記最低回転数を予め定めた値だけ増大させる構成とした。
第2発明は、吐出温度及び吐出圧力を示す信号を入力され、吸込流路に介設された吸気調節弁の開閉を制御するとともに、インバータを介して圧縮機本体のモータの回転数制御をする制御部を備え、この制御部により上記モータの回転数が予め定めた最低回転数よりも高い場合には上記回転数制御を行い、上記回転数が上記最低回転数以下の場合には、上記吸気調節弁を開閉させることにより吐出圧力を所望圧力に保つスクリュ圧縮機において、予め定めた下方吐出温度よりも吐出温度が低い場合には、上記最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記下方吐出温度に比して高温の予め定めた上方吐出温度よりも吐出温度が高い場合には、上記最低回転数を予め定めた値だけ増大させる構成とした。
第3発明は、吐出温度及び吐出圧力を示す信号を入力され、吸込流路に介設された吸気調節弁の開閉を制御するとともに、インバータを介して第1段、第2段圧縮機本体の各モータの回転数制御をする制御部を備え、この制御部により上記モータの回転数が予め定めた最低回転数よりも高い場合には上記回転数制御を行い、上記回転数が上記最低回転数以下の場合には、上記吸気調節弁を開閉させることにより吐出圧力を所望圧力に保つスクリュ圧縮機において、予め定めた上記第2段圧縮機本体のモータの回転数と吐出流路における吐出温度との関係を表す吐出温度関数により得られる吐出温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた吐出温度帯域よりも吐出温度が低い場合には、上記第2段圧縮機本体のモータの上記最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記吐出温度帯域よりも吐出温度が高い場合には、上記第2段圧縮機本体のモータの上記最低回転数を予め定めた値だけ増大させる構成とした。
第4発明は、第3発明の構成に加えて、第1段、第2段圧縮機本体間の中間流路における中間温度を示す信号を入力され、予め定めた上記第1段圧縮機本体のモータの回転数と上記中間温度との関係を表す中間温度関数により得られる中間温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた中間吐出温度帯域よりも中間温度が低い場合には、上記第1段圧縮機本体のモータの上記最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記中間温度帯域よりも中間温度が高い場合には、上記第1段圧縮機本体のモータの上記最低回転数を予め定めた値だけ増大させる構成とした。
第5発明は、吐出温度及び吐出圧力を示す信号を入力され、吸込流路に介設された吸気調節弁の開閉を制御するとともに、インバータを介して第1段、第2段圧縮機本体の各モータの回転数制御をする制御部を備え、この制御部により上記モータの回転数が予め定めた最低回転数よりも高い場合には上記回転数制御を行い、上記回転数が上記最低回転数以下の場合には、上記吸気調節弁を開閉させることにより吐出圧力を所望圧力に保つスクリュ圧縮機において、予め定めた下方吐出温度よりも吐出温度が低い場合には、上記第2段圧縮機本体の最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記下方吐出温度に比して高温の予め定めた上方吐出温度よりも吐出温度が高い場合には、上記第2段圧縮機本体の最低回転数を予め定めた値だけ増大させる構成とした。
第6発明は、第5発明の構成に加えて、第1段、第2段圧縮機本体間の中間流路における中間温度を示す信号を入力され、予め定めた下方中間温度よりも中間温度が低い場合には、上記第1段圧縮機本体の最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記下方中間温度に比して高温の予め定めた上方中間温度よりも中間温度が高い場合には、上記第1段圧縮機本体の最低回転数を予め定めた値だけ増大させる構成とした。
第7発明は、吐出温度及び吐出圧力を示す信号を入力され、吸込流路に介設された吸気調節弁の開閉を制御するとともに、インバータを介して第1段、第2段圧縮機本体双方にギアを介して取り付けられたモータの回転数を制御する制御部を備え、この制御部により上記モータの回転数が予め定めた最低回転数よりも高い場合には上記回転数制御を行い、上記回転数が上記最低回転数以下の場合には、上記吸気調節弁を開閉させることにより吐出圧力を所望圧力に保つスクリュ圧縮機において、第1段、第2段圧縮機本体間の中間流路における中間温度を示す信号を入力され、予め定めた上記モータの回転数と上記中間温度との関係を表す中間温度関数により得られる中間温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた中間温度帯域よりも中間温度が低い場合には、上記モータの上記最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、吐出温度が予め定めた上記モータの回転数と吐出流路における吐出温度との関係を表す吐出温度関数により得られる吐出温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた吐出温度帯域以下であり、かつ、上記中間温度帯域よりも中間温度が高い場合には、上記モータの上記最低回転数を予め定めた値だけ増大させる構成とした。
本発明に係るスクリュ圧縮機によれば、必要に応じ圧縮機本体を駆動するモータの最低回転数が更新され、圧縮機本体それぞれの経年劣化やばらつき等により一様でない圧縮機本体の性能に応じてモータ回転数の幅広い範囲で安定的に省エネを図りつつ、異常状態を招くことなく吐出圧力を所望圧力に保つことが可能になる。また、最低回転数自体を下げることのできる場合には、幅広い回転数制御が可能になる等の効果を奏する。
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るスクリュ圧縮機1を示し、互いに噛み合う雌雄一対の図示しないスクリュロータを収容した圧縮機本体10の一方には吸気調節弁11が介設された吸込流路12が接続され、他方には温度検出器13及び圧力検出器14が設けられた吐出流路15が接続されている。また、上記スクリュロータはインバータ16を介して電源17から電力供給を受けるモータ18により駆動される。さらに、温度検出器13から検出された吐出温度Tdを示す温度信号及び圧力検出器14から検出された吐出圧力Pdを示す圧力信号を受け、これらに基づき吸気調節弁11を開閉させるための制御信号を出力し、インバータ16に対してモータ18の回転数Nを調節するための制御信号を出力する制御部19が設けられている。
この制御部19には、所望の吐出圧力Pdoが予め入力され、さらに圧縮機本体10の緊急停止のような異常事態が生じることがないように予め定められたモータ18の最低回転数N_lowが入力されている。そして、この制御部19により、最低回転数N_lowを下限値として、検出された吐出圧力Pdが所望の吐出圧力Pdoよりも高い場合にはモータ18の回転数Nを下げ、検出された吐出圧力Pdが所望の吐出圧力Pdoよりも低い場合には上記回転数を上げるようにインバータ16を介してモータ18の回転数が制御される。モータ18の回転数Nが低下してゆき、最低回転数N_lowに達すると、制御部19による吐出圧力維持は吸気調節弁11の開閉制御に切換えられる。即ち、検出された吐出圧力Pdが所望の吐出圧力Pdoよりも高い場合には、吸気調節弁11が閉じられ、検出された吐出圧力Pdが所望の吐出圧力Pdo以下の場合には、吸気調節弁11が開かれる。
一方、吐出温度Tdはスクリュ圧縮機1の周囲の雰囲気に大きく依存し、雰囲気温度が低い場合、スクリュ圧縮機1が水冷式であれば、冷却水の温度が低く、冷却効率が良くなっている等の場合、逆の場合に比して吐出温度Tdは低くなる。また、吐出温度Tdは機差に影響され、スクリュ圧縮機1が良好な状態にある場合、そうでない場合に比して吐出温度Tdは低くなる。この吐出温度Tdが低くなる場合、モータ18の回転数Nの下限値に余裕が生じることになり、この余裕に応じて最低回転数N_lowをより低い値にすることが可能となる。そこで、スクリュ圧縮機1においては、経験則的に求められたモータ18の回転数Nの変数として吐出温度を表す吐出温度関数により得られる吐出温度にチャタリング防止のための、即ち、最低回転数が極度に頻繁に変化することがないようにするための温度幅を持たせた吐出温度帯域よりも検出された吐出温度Tdが低い場合には、最低回転数N_lowを予め定めた値だけ減少させる一方、吐出温度帯域よりも検出された吐出温度Tdが高い場合には、最低回転数N_lowを予め定めた値だけ増大させるようにしてある。即ち、このスクリュ圧縮機1においては、最低回転数N_lowは固定値ではなく、モータ18が回転数Nのときの検出された吐出温度Tdが予め求められた回転数Nのときの経験則的に予期される吐出温度Tdに比して高いか否かにより変えられる可変値となっている。
なお、上記温度幅は、試験運転等を通じて経験則的に定めてもよい。或いは、この温度幅は、圧縮比、断熱動力をパラメータとして含みモータ18の回転数Nと吐出温度Tdとの関係を表す吐出温度関数Td(N)を求め、この吐出温度関数Td(N)に基づき定めてもよい。或いは、この温度幅は一定値としても良く、また、実測の温度と絶えず吐出温度の限界値と比較するフィードバック対応で決定されても良く、その定め方は限定されるものではない。
次に、最低回転数N_lowを増減させる制御フローの一例について、図2を参照しつつ説明する。
制御部19には、経験則的に定められた最低回転数N_lowの初期値と、モータ18の回転数Nと吐出温度との関係を表す吐出温度関数Td(N)全体をチャタリング防止のために定めた所定の温度幅ΔT_lowだけ低温側である下方にずらした下方吐出温度関数Td_low(N)と、吐出温度関数Td(N)全体をチャタリング防止のために定めた所定の温度幅ΔT_highだけ高温側である上方にずらした上方吐出温度関数Td_high(N)とが予め入力されている。
そして、スクリュ圧縮機1の作動開始とともに制御部19による制御がスタートし、ステップ1(S1)で、タイマーにより一定時間経過するのを待って、次のステップに進む。このステップは処理ステップが時間間隔を開けずに続くのを避け、チャタリングを防止するために設けられたものである。
ステップ2(S2)で、その時点でのモータ18の回転数Nの下で検出されたTdが下方吐出温度関数Td_low(N)により定められた値よりも小さいか否か判断され、下方吐出温度関数Td_low(N)を基準として判断する限りにおいて、YESの場合には、モータ18の回転数Nの下限値に余裕があるということでステップ3(S3)に進み、NOの場合には、モータ18の回転数Nの下限値に余裕がないということでステップ4(S4)に進む。
ステップ3で、現時点での最低回転数N_lowを若干下げるために定められた漸減単位回転数ΔN_lowだけ現時点での最低回転数N_lowから減じた値を新たに最低回転数N_low((N_low−ΔN_low)→N_low)とした後、ステップ1に戻る。
一方、ステップ4で、上方吐出温度関数Td_high(N)を基準に判断しても、モータ18の回転数Nの下限値に余裕がなく、現状のままでは危険性があるか否かを調べるために、その時点でのモータ18の回転数Nの下で検出された吐出温度Tdが上方吐出温度関数Td_high(N)により定められる値よりも大きいか否か判断され、YESの場合には、モータ18の回転数Nの下限値に余裕がなく、現状のままでは危険性があるということでステップ5(S5)に進み、NOの場合には、モータ18の回転数Nの下限値に余裕があり、現状のままで問題がないということでステップ1に戻る。
ステップ5で、現時点での最低回転数N_lowを若干上げるために定められた漸増単位回転数ΔN_highだけ現時点での最低回転数N_lowに加えた値を新たに最低回転数N_low((N_low+ΔN_high)→N_low)とした後、ステップ1に戻る。
スクリュ圧縮機1が作動している間は、上述した制御フローが繰り返され、必要に応じ最低回転数N_lowが更新され、圧縮機本体10それぞれの経年劣化やばらつき等により一様でない圧縮機本体10の性能に応じてモータ回転数の幅広い範囲で安定的に省エネを図りつつマシーントラブルを生じることなく吐出圧力の変動を抑制し、適正運転が続けられる。
なお、モータ18の回転数Nの関数である下方吐出温度関数Td_low(N),上方吐出温度関数Td_high(N)に代えて、経験則的に定めた一定値である下方吐出温度Td_low,上方吐出温度Td_highを採用してもよい。
図3は本発明の第2実施形態に係るスクリュ圧縮機2を示し、図3において図1に示すスクリュ圧縮機1と互いに共通する部分については同一番号を付し、説明を省略する。
このスクリュ圧縮機2では、吸気調節弁11の一次側の吸込流路12の部分に吸込みフィルタ21及び吸込みサイレンサ22が設けられ、吐出流路15にクーラ23及び吐出サイレンサ24が設けられ、最低回転数N_lowについては、上記同様に必要に応じて適宜更新される。ただし、クーラ23の冷却能力を考慮して、下方吐出温度関数Td_low(N)及び上方吐出温度関数Td_high(N)にいては、スクリュ圧縮機1の場合に比して低温側にずれたものとなる。
図4は本発明の第3実施形態に係るスクリュ圧縮機3を示し、上述したスクリュ圧縮機1及び2と互いに共通する部分については同一番号を付し、説明を省略する。
このスクリュ圧縮機3は、2段形になっており、第1段圧縮機本体10Lと第2段圧縮機本体10Hとを備え、この両者は中間クーラ31が介設された中間流路32により接続されている。即ち、第1段圧縮機本体10Lの図示しない吐出口と第2段圧縮機本体10Hの図示しない吸込口とが中間流路32を介して連通している。また、第1段圧縮機本体10Lのモータ18Lはインバータ16Lを介して電源17に接続され、第2段圧縮機本体10Hのモータ18Hはインバータ16Hを介して電源17に接続されている。さらに、中間クーラ31と第2段圧縮機本体10Hとの間には、温度検出器33が設けられており、これにより検出された中間温度Tmを示す信号が制御部19に入力されている。
そして、最低回転数N_lowの更新の制御フローについては、図2に示す制御フローがそのまま第1段圧縮機本体10L、第2段圧縮機本体10Hのそれぞれに適用される。ただし、制御フローにおける回転数Nは第1段圧縮機本体10L側の制御においてはモータ18Lの回転数を、第2段圧縮機本体10H側の制御においてはモータ18Hの回転数をそれぞれ表すものとする。また、第1段圧縮機本体10L側の制御に関しては、モータ18Lの回転数と中間温度Tmとが第2段圧縮機本体10H側のモータ18Hの回転数と吐出温度Tdのそれぞれに対応し、予め下方吐出温度関数Td_low(N),上方吐出温度関数Td_high(N)に対応する下方中間温度関数Tm_low(N),上方中間温度関数Tm_high(N)が求められ、この両関数が制御部19に入力されている。したがって、ステップ2及び4においては、検出された中間温度Tmと下方中間温度関数Tm_low(N),上方中間温度関数Tm_high(N)のそれぞれとの間で高低の比較が行われる。さらに、この場合においても、クーラ23の冷却能力を考慮して、下方吐出温度関数Td_low(N)及び上方吐出温度関数Td_high(N)にいては、クーラ23を設けていないスクリュ圧縮機2に対応する2段形のスクリュ圧縮機の場合に比して低温側にずれたものとなる。
なお、必ずしも上述したように第1段圧縮機本体10L及び第2段圧縮機本体10Hそれぞれの最低回転数N_lowを更新する必要はなく、例えば、第1段圧縮機本体10Lの最低回転数N_lowのみを更新するようにしてもよい。
この場合、上述した第1段圧縮機本体10Lについての制御フローにしたがってもよいが、図5に示す制御フローにしたがって第1段圧縮機本体10Lの最低回転数N_lowを更新するようにしてもよい。
この制御フローでは、モータ18L,モータ18HそれぞれのNの関数ではなく、固定値として、モータ18Lの回転数Nの関数である上記下方中間温度関数Tm_low(N)に対応して固定値である下方中間温度Tm_lowが採用され、モータ18Hの回転数Nの関数である上記上方吐出温度関数Td_high(N)に対応して固定値である上方吐出温度Td_highが採用され、これらの値が予め制御部19に入力されている。また、モータ18Lの最低回転数N_lowも予め制御部19に入力されている。
そして、図2に示す制御フローと同様にモータ18Lの最低回転数N_lowが更新されるようになっている。ただし、この場合には、ステップ2で下方中間温度Tm_lowを基準とし、検出された中間温度Tmがこれよりも低いか否か判断され、ステップ4では上方吐出温度Td_highを基準とし、検出された吐出温度Tdがこれよりも高いか否か判断される。
図6は本発明の第4実施形態に係るスクリュ圧縮機4を示し、上述したスクリュ圧縮機3と互いに共通する部分については同一番号を付し、説明を省略する。
このスクリュ圧縮機4では、スクリュ圧縮機3における吸気調節弁11に代えて二つのガス流出ポートを有する吸気調節弁11aが設けられており、吸気調節弁11aに放気サイレンサ41が介設された放気流路42が接続している。また、吐出流路15には、スクリュ圧縮機3における配置順序とは異なり、第2段圧縮機本体10H側から順番に、温度検出器13,吐出サイレンサ24,圧力検出器14及びクーラ23が設けられている。さらに、吐出サイレンサ24と圧力検出器14との間における吐出流路15の部分から分岐して吸気調節弁11aに至るバイパス流路43が設けられ、この部分から吐出ガスの一部をバイパス流路43,吸気調節弁11a及び放気流路42を介して大気放出可能となっている。
このスクリュ圧縮機4についても、スクリュ圧縮機3に関する上述した最低回転数N_lowの更新のための制御フローが適用されることは勿論である。
なお、図2及び5のステップ1を図示する位置に代えて、ステップ3及びステップ5の後に移してもよい。
図7は本発明の第5実施形態に係るスクリュ圧縮機5を示す。上述したスクリュ圧縮機1〜4と共通する部分については、同一番号を付している。
図7に示すスクリュ圧縮機5は、上述のスクリュ圧縮機3,4と同様に、2段形になっており、第1段圧縮機本体10Lと第2段圧縮機本体10Hとを備え、この両者は中間クーラ31が介設された中間流路32により接続されている。そして、上述のスクリュ圧縮機3,4と同様に、第1段圧縮機本体10Lの図示しない吐出口と第2段圧縮機本体10Hの図示しない吸込み口とが中間流路32を介して連通している。
なお、上述のスクリュ圧縮機3,4では、第1圧縮機本体10Lはモータ18L、インバータ16L、また第2圧縮機本体10Hはモータ18H、インバータ16Hを備えていた。即ち、スクリュ圧縮機3,4では、第1圧縮機本体10L、第2圧縮機本体10Hの各々が、独立した駆動源を有していた。これに対して、このスクリュ圧縮機5では、スクリュ圧縮機3,4とは異なり、第1段圧縮機本体10Lと第2段圧縮機本体10Hは1段ピニオンギア43L、2段ピニオンギア43Hとブルギア44を介してモータ18に接続され、そのモータ18はインバータ16を介して電源17に接続されている。すなわち、第1段圧縮機本体10Lと第2段圧縮機本体10Hはともに同一の駆動源であるモータ18によって駆動されるよう構成されている。
さらに、上述のスクリュ圧縮機3,4と同様に、第1段圧縮機本体10Lと中間クーラ31との間に温度検出器33が設けられ、第2段圧縮機本体10Hとクーラ23の間、さらに詳しくは、第2段圧縮機本体10Hと吐出サイレンサ24の間に温度検出器13が設けられている。そして、温度検出器33により検出された中間温度Tmを示す信号、温度検出器13により検出された吐出温度Tdを示す信号のそれぞれが制御部19に入力されている。
なお、上述のスクリュ圧縮機3,4と同様に、予め、下方吐出温度関数Td_low(N)、上方吐出温度関数Td_high(N)、下方中間温度関数Tm_low(N)、上方中間温度関数Tm_high(N)が求められ、これらの各関数が制御部19に入力されている。
このスクリュ圧縮機5における最低回転数N_lowの更新制御フローについては図8に示す通りである。ステップ1(S1)については図2の説明と同じであるため、その説明を割愛する。
ステップ2(S2)で、その時点でのモータ18の回転数Nの下で検出された吐出温度Tdが上方吐出温度関数Td_high(N)により定められた値よりも大きいか否かが判断される。ここで、YESの場合には吐出温度Tdでの判断においてモータ18の回転数の下限に余裕がないということでステップ3(S3)に進み、NOの場合には、吐出温度Tdでの判断においてモータ18の回転数の下限に余裕があるということでステップ4(S4)に進む。
ステップ3(S3)で、その時点でのモータ18の回転数Nの下で検出された中間温度Tmが下方中間温度関数Tm_low(N)により定められた値よりも小さいか否かが判断される。ここで、YESの場合には、上記の通り、ステップ2(S2)における吐出温度Tdでの判断ではモータ18の回転数に余裕がないとみなした一方で、ここステップ3(S3)における中間温度Tmでの判断ではモータ18の回転数には余裕があるとみなす。この場合、ステップ3(S3)における中間温度Tmでの判断の方に重きをおき、現在の下限回転数に比してモータの回転数を下げることができる条件が揃ったとみなし、ステップ5(S5)に進む。一方、NOの場合には中間温度Tmでの判断および吐出温度Tdでの判断の双方において余裕がないため、モータの下限回転数を変化させることができない状態とみなし、ステップ1(S1)に戻る。なお、この際、この後の各段の圧縮機のどちらかの段の吐出温度(中間温度Tmか吐出温度Td)が運転上危険領域(運転に不都合な領域)となった場合、保護装置が働くよう構成することが望ましい。
ステップ5(S5)で現時点での最低回転数N_lowを若干下げるために定められた漸減単位回転数ΔN_lowだけ現時点での最低回転数N_lowから減じた値を新たに最低回転数N_low((N_low−ΔN_low)→N_low)とした後、ステップ1(S1)に戻る。
即ち、ステップ(S5)は、予め定めたモータ18の回転数と第1段、第2段圧縮機本体間の中間流路32における中間温度Tmとの関係を表す中間温度関数により得られる中間温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた中間温度帯域よりも中間温度Tmが低い場合であるといえる。そしてその場合に、モータ18の最低回転数N_lowを予め定めた値ΔN_lowだけ減少させたことになる。
一方、ステップ4(S4)でも、ステップ3(S3)と同様に、中間温度Tmが下方中間温度関数Tm_low(N)により定められた値よりも小さいか否かが判断される。ここで、YESの場合には中間温度Tmでの判断および吐出温度Tdでの判断の双方において余裕があるということで、現在の下限回転数に比してモータ18の回転数を下げることができる条件が揃ったとみなし、ステップ5(S5)に進む。NOの場合には吐出温度Tdでの判断では余裕があるが中間温度Tmでの判断では余裕がないという状態であるとみなし、ステップ6に進む。
ステップ6で上方中間温度関数Tm_high(N)を基準に判断しても、モータ18の回転数Nの下限値に余裕がなく、現状のままでは危険性があるか否かを調べるために、その時点でのモータ18の回転数Nの下で検出された中間温度Tmが上方中間温度関数Tm_high(N)により定められる値よりも大きいか否か判断される。ここでYESの場合にはモータ18の回転数に余裕がなく、現状のままでは危険性があるということでステップ7(S7)に進み、NOの場合には、モータ18の回転数Nに余裕があり、現状のままで問題がないということでステップ1(S1)に戻る。
ステップ7(S7)で現時点での最低回転数N_lowを若干上げるために定められた漸増単位回転数ΔN_highだけ現時点での最低回転数N_lowに加えた値を新たに最低回転数N_low((N_low+ΔN_high)→N_low)とした後、ステップ1(S1)に戻る。
ステップ7(S7)は、吐出温度Tdが予め定めた上記モータ18の回転数と吐出流路における吐出温度との関係を表す吐出温度関数により得られる吐出温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた吐出温度帯域以下であり、且つ、中間温度帯域よりも中間温度Tmが高い場合であるといえる。そして、その場合に、モータ18の最低回転数N_lowを予め定めた値ΔN_highだけ増加させたこととなる。
スクリュ圧縮機5が作動している間は、上述した制御フローが繰り返される。このように、必要に応じ最低回転数N_lowが更新されることにより、第1段圧縮機本体10L、第2段圧縮機本体10Hそれぞれの経年劣化や性能のばらつきなどに応じてモータの回転数の幅広い範囲で安定的に省エネルギーを図りつつ、マシントラブルを生じることなく吐出圧力の変動を抑制し、適正な運転を続けることができる。
なお、モータ18の回転数Nの関数である下方中間温度関数Tm_low(N)、上方中間温度関数Tm_high(N)、下方吐出温度関数Td_low(N)、上方吐出温度関数Td_high(N)に代えて、経験則的に定めた一定値を採用しても良い。
なお、図8のステップ1(S1)を、図示する位置に代えて、図8のステップ5(S5)およびステップ7(S7)の後に移しても良い。
なお、本発明はオイルフリースクリュ圧縮機に適用することが望ましい。
本発明の第1実施形態に係るスクリュ圧縮機の全体構成を示す図である。 図1に示すスクリュ圧縮機のモータの最低回転数の更新のための制御フローを示す図である。 本発明の第2実施形態に係るスクリュ圧縮機の全体構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るスクリュ圧縮機の全体構成を示す図である。 図4に示すスクリュ圧縮機のモータの最低回転数の更新のための制御フローを示す図である。 本発明の第4実施形態に係るスクリュ圧縮機の全体構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係るスクリュ圧縮機の全体構成を示す図である。 図7に示すスクリュ圧縮機のモータの最低回転数の更新のための制御フローを示す図である。
符号の説明
1〜4 スクリュ圧縮機
10 圧縮機本体
10L 第1段圧縮機本体
10H 第2段圧縮機本体
11,11a 吸気調節弁
12 吸込流路
13 温度検出器
14 圧力検出器
15 吐出流路
16,16L,16H インバータ
17 電源
18,18L,18H モータ
19 制御部
21 吸込みフィルタ
22 吸込みサイレンサ
23 クーラ
24 吐出サイレンサ
31 中間クーラ
32 中間流路
33 温度検出器
41 放気サイレンサ
42 放気流路
43 バイパス流路
43L 1段ピニオンギア
43H 2段ピニオンギア
44 ブルギア
N モータの回転数
N_low モータの最低回転数
ΔN_low 漸減単位回転数
ΔN_high 漸増単位回転数
Pdo 所望の吐出圧力
Td(N) 吐出温度関数
Td_low(N) 下方吐出温度関数
Td_high(N) 上方吐出温度関数
Td_low 下方吐出温度
Td_high 上方吐出温度
Tm 中間温度
Tm_low(N) 下方中間温度関数
Tm_high(N) 上方中間温度関数
Tm_low 下方中間温度
Tm_high 上方中間温度
ΔT_low チャタリング防止のための温度幅
ΔT_high チャタリング防止のための温度幅

Claims (7)

  1. 吐出温度及び吐出圧力を示す信号を入力され、吸込流路に介設された吸気調節弁の開閉を制御するとともに、インバータを介して圧縮機本体のモータの回転数制御をする制御部を備え、この制御部により上記モータの回転数が予め定めた最低回転数よりも高い場合には上記回転数制御を行い、上記回転数が上記最低回転数以下の場合には、上記吸気調節弁を開閉させることにより吐出圧力を所望圧力に保つスクリュ圧縮機において、
    予め定めた上記モータの回転数と吐出流路における吐出温度との関係を表す吐出温度関数により得られる吐出温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた吐出温度帯域よりも吐出温度が低い場合には、上記最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記吐出温度帯域よりも吐出温度が高い場合には、上記最低回転数を予め定めた値だけ増大させることを特徴とするスクリュ圧縮機。
  2. 吐出温度及び吐出圧力を示す信号を入力され、吸込流路に介設された吸気調節弁の開閉を制御するとともに、インバータを介して圧縮機本体のモータの回転数制御をする制御部を備え、この制御部により上記モータの回転数が予め定めた最低回転数よりも高い場合には上記回転数制御を行い、上記回転数が上記最低回転数以下の場合には、上記吸気調節弁を開閉させることにより吐出圧力を所望圧力に保つスクリュ圧縮機において、
    予め定めた下方吐出温度よりも吐出温度が低い場合には、上記最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記下方吐出温度に比して高温の予め定めた上方吐出温度よりも吐出温度が高い場合には、上記最低回転数を予め定めた値だけ増大させることを特徴とするスクリュ圧縮機。
  3. 吐出温度及び吐出圧力を示す信号を入力され、吸込流路に介設された吸気調節弁の開閉を制御するとともに、インバータを介して第1段、第2段圧縮機本体の各モータの回転数制御をする制御部を備え、この制御部により上記モータの回転数が予め定めた最低回転数よりも高い場合には上記回転数制御を行い、上記回転数が上記最低回転数以下の場合には、上記吸気調節弁を開閉させることにより吐出圧力を所望圧力に保つスクリュ圧縮機において、
    予め定めた上記第2段圧縮機本体のモータの回転数と吐出流路における吐出温度との関係を表す吐出温度関数により得られる吐出温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた吐出温度帯域よりも吐出温度が低い場合には、上記第2段圧縮機本体のモータの上記最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記吐出温度帯域よりも吐出温度が高い場合には、上記第2段圧縮機本体のモータの上記最低回転数を予め定めた値だけ増大させることを特徴とするスクリュ圧縮機。
  4. 第1段、第2段圧縮機本体間の中間流路における中間温度を示す信号を入力され、予め定めた上記第1段圧縮機本体のモータの回転数と上記中間温度との関係を表す中間温度関数により得られる中間温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた中間吐出温度帯域よりも中間温度が低い場合には、上記第1段圧縮機本体のモータの上記最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記中間温度帯域よりも中間温度が高い場合には、上記第1段圧縮機本体のモータの上記最低回転数を予め定めた値だけ増大させることを特徴とする請求項3に記載のスクリュ圧縮機。
  5. 吐出温度及び吐出圧力を示す信号を入力され、吸込流路に介設された吸気調節弁の開閉を制御するとともに、インバータを介して第1段、第2段圧縮機本体の各モータの回転数制御をする制御部を備え、この制御部により上記モータの回転数が予め定めた最低回転数よりも高い場合には上記回転数制御を行い、上記回転数が上記最低回転数以下の場合には、上記吸気調節弁を開閉させることにより吐出圧力を所望圧力に保つスクリュ圧縮機において、
    予め定めた下方吐出温度よりも吐出温度が低い場合には、上記第2段圧縮機本体の最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記下方吐出温度に比して高温の予め定めた上方吐出温度よりも吐出温度が高い場合には、上記第2段圧縮機本体の最低回転数を予め定めた値だけ増大させることを特徴とするスクリュ圧縮機。
  6. 第1段、第2段圧縮機本体間の中間流路における中間温度を示す信号を入力され、予め定めた下方中間温度よりも中間温度が低い場合には、上記第1段圧縮機本体の最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、上記下方中間温度に比して高温の予め定めた上方中間温度よりも中間温度が高い場合には、上記第1段圧縮機本体の最低回転数を予め定めた値だけ増大させることを特徴とする請求項5に記載のスクリュ圧縮機。
  7. 吐出温度及び吐出圧力を示す信号を入力され、吸込流路に介設された吸気調節弁の開閉を制御するとともに、インバータを介して第1段、第2段圧縮機本体双方にギアを介して取り付けられたモータの回転数を制御する制御部を備え、この制御部により上記モータの回転数が予め定めた最低回転数よりも高い場合には上記回転数制御を行い、上記回転数が上記最低回転数以下の場合には、上記吸気調節弁を開閉させることにより吐出圧力を所望圧力に保つスクリュ圧縮機において、
    第1段、第2段圧縮機本体間の中間流路における中間温度を示す信号を入力され、予め定めた上記モータの回転数と上記中間温度との関係を表す中間温度関数により得られる中間温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた中間温度帯域よりも中間温度が低い場合には、上記モータの上記最低回転数を予め定めた値だけ減少させる一方、吐出温度が予め定めた上記モータの回転数と吐出流路における吐出温度との関係を表す吐出温度関数により得られる吐出温度にチャタリング防止のための温度幅を持たせた吐出温度帯域以下であり、かつ、上記中間温度帯域よりも中間温度が高い場合には、上記モータの上記最低回転数を予め定めた値だけ増大させることを特徴とするスクリュ圧縮機。
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