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JP2006527392A - 2d/3dデータプロジェクタ - Google Patents

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JP2006527392A JP2006508440A JP2006508440A JP2006527392A JP 2006527392 A JP2006527392 A JP 2006527392A JP 2006508440 A JP2006508440 A JP 2006508440A JP 2006508440 A JP2006508440 A JP 2006508440A JP 2006527392 A JP2006527392 A JP 2006527392A
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Abstract

本解決策は、投影される画像を有する少なくとも1つのマイクロディスプレイと、少なくとも1つの光源チップを備える少なくとも1つの光源ユニットと、マイクロディスプレイの画像をターゲットに投影するための集束光ユニットと、を備え、前記光源ユニットは少なくとも1つのビーム形成要素をさらに備え、前記少なくとも1つのビーム形成要素は三次元構成に配置された複数の表面を備え、前記複数の表面のうち少なくとも1つは微細構造の光学部品を備えるデータプロジェクタを含む、2D/3Dデータプロジェクタに関する。

Description

本発明は、投影によって画像を表示するための装置に関する。
現在の機動性の傾向では、消費者の要求が携帯電話、携帯情報端末、音楽および映像再生機、ラップトップPC、ヘッドマウントディスプレイなどのより小型の携帯機器へと向かっている。より小型化され、より高機能になると、超小型装置によって十分に大きな視覚映像を表示しうるかという根本的な問題が生じる。装置自身を大型化せずに固定スクリーンを大型化することはできないので、小型の装置からの視覚映像を好都合に提供するための唯一の方法は、データプロジェクタを用いてそれらを投影することである。しかしながら、現行のデータプロジェクタは、大型であり性能的にも非効率的である。
市販のデータプロジェクタは、白熱バルブまたはアーク灯のような高輝度広帯域光源を用いている。これらの光源は、本質的に低効率であり熱を生じるが、大量のエネルギを消費し、冷却装置を必要とする。データプロジェクタの光源としてのLEDの使用も提案されている。しかしながら、これらの解決策では十分な光学効率が得られない。これらのシステムにおいて、光源は外部効率が低いだけでなく、光線の大部分はコリメーション系で失われる。また、これらの解決策は依然として大型で、高消費電力により費用がかかり、また広く用いられているバッテリ技術ではそれらを作動させることができない。
多くの消費者にとって興味深い他の画像投影の問題としては、三次元(3D)投影がある。現行のデータプロジェクタは、本質的にフルカラーの3D画像を表示することができず、またそのように設計された特別な装置は高価かつ稀有である。3D対応の装置が一般的に使用されるようになれば、メディア業界による3Dの映画、ゲーム、およびその他の娯楽の提供が増加することになる。
本発明の目的は、小型、安価で消費電力が少なく、また二次元(2D)と三次元(3D)のどちらも投影できる改良型データプロジェクタを提供することにある。本発明の1つの側面によれば、データプロジェクタであって、投影される画像を有する少なくとも1つのマイクロディスプレイと、少なくとも1つの光源チップを備える少なくとも1つの光源ユニットと、マイクロディスプレイの画像をターゲットに投影するための集束光ユニットと、を備え、前記光源ユニットは少なくとも1つのビーム形成要素をさらに備え、前記少なくとも1つのビーム形成要素は三次元構成に配置された複数の表面を備え、前記複数の表面のうち少なくとも1つは微細構造の光学部品を備える、データプロジェクタが提供される。
本発明の好適な実施態様は、従属請求項において説明される。
本発明の方法およびシステムは、様々な利点を提供する。前記データプロジェクタは良好な出力効率を有し、前記プロジェクタの画像は良好な明るさも有する。前記データプロジェクタは、小型、軽量化が可能であり、また耐久性を持たせることができる。前記データプロジェクタは、2Dおよび3D両方の画像をユーザーが自由に切り換えて表示することができる。
実施形態の詳細な説明
以下、本発明を好適な実施態様および添付図面を参照して詳細に説明する。
プロジェクタの効率は、スペクトル損失(広域帯光源を用いた場合)、光源の内部効率の低さによる損失、光源(例えば、LEDによる)の外部効率の低さによる損失、光収集損失(コリメーション系損失)、集積損失(複数の光線を結合した場合)、色分解損失(光の赤色、緑色、および青色への分割に用いたダイクロイックミラーにおける損失)、偏光損失(LC−マイクロディスプレイを用いた場合)、例えば充填率(ピクセル間の間隙)の低さによるマイクロディスプレイ自身の反射または透過損、色の組合せ損失(例えばX−cubeまたはダイクロイックミラーを用いた場合)、および投影レンズ(レンズ面上の反射損失)における損失、などの損失によって低下する。
いずれの側面においても、光損失が最小限に抑えられることが極めて重要である。また、光源の内外の量子効率を最大化できることが望ましい。光は、空間変調器として機能するマイクロディスプレイの有効領域にのみ導かれなければならない。光学要素およびマイクロディスプレイにおける損失は、最小限に抑えられなければならない。
スペクトル損失は、光源として白熱バルブまたはアーク灯を用いた場合に生じる。それらは非常に広い波長帯域を有する光を発し、電力の大部分は熱に変換される。例えば、LED(発光ダイオード)光源を用いれば、必要とする波長帯域(赤色、緑色、および青色)のためにだけ光を発生させることが可能であるため、この問題を回避することができる。
LEDの全効率は、内部量子効率および外部効率によって決まる。内部量子効率は、装置内で生じた光子の数に対する外部回路を流れる電子の数の割合である、と定義される。外部量子効率は、LEDから放射される光子の数に対する内部的に発生した光子の数の割合を意味する。内部量子効率は、特定の材料、波長および構造のLEDチップによってほぼ100%、例えば99%にすることができる。しかしながら、発生した光の大部分は、半導体から放射されずにLEDチップ自身に吸収される。これは、全反射によって大部分の光をチップ内に閉じ込めてしまう、LEDチップと周辺の材料との間の屈折率の大きな差異によって生じる。外部効率は、従来のLEDに対してl/(4n)≒1/50(ここで、n=3.5が半導体の屈折率である)ほどにしかなりえない。より高性能なLEDの設計では、ごくわずかの内部光しか逃がさないことを特徴としている。これらの特徴には、LDE上の半球状のまたは円錐形の半導体ドーム、粗面処理、透明の基材および上層部、および光子のリサイクルが挙げられる。共振キャビティLEDは、精密共振器における自発的な排出の量子電気力学的な改良を用いている。これらの方法により、最大30%の外部効率を可能にしているが、それでも最適な状態をはるかに下回っている。提案されたさらに別の方法では、半導体チップを先端を切り取って逆さまにしたピラミッド状に切断して、55%の外部効率を達成している。
光収集損失は、低い外部効率とともに投影装置における最も顕著な光損失を示す。LEDからの光の大部分は、凸レンズまたは全反射に基づく反射体あるいは金属被覆した反射体を用いて平行にすることができる。概して、これは円形対称性を有する比較的コンパクトな光線を形成する。しかしながら、マイクロディスプレイは角胴形を有することがあるので、この円形光線は理想的ではない。この形状差異のために、光の大部分が失われている。これらの解決策ではまた、口径食、すなわち、マイクロディスプレイ全体にわたる不均等な光の強度が生じる。それに加えて、現在の光収集およびコリメーション技術では、光学システム全体に対して光線のコリメーションを最適化できない。
集積損失、色分解損失、および色の組合せ損失は、事実上改善が困難である。それらは、ダイクロイックミラー、X−cubesおよびビームスプリッタを慎重に選択することによって最小限に抑えることができる。LCDまたはLCoSマイクロディスプレイを用いた場合、その偏光損失は50%以上の損失という顕著な結果となる。この損失の一部は、光源とマイクロディスプレイとの間に偏光変換器を用いることにより回避することができる(JP2003287719)。マイクロディスプレイは、マイクロディスプレイのタイプ、変調率、および、例えば充填率の低さ(ピクセル間の間隙)によるマイクロディスプレイ自身における反射および散乱に依存する内部損失を有する。LCDマイクロディスプレイを用いた場合、充填率の低さによる損失は概して20%乃至40%である。充填率の低さによる損失は、アクティブ型ピクセルエリアを介して光を導く液晶パネルの前および任意にその後ろにいわゆるマイクロレンズアレイ(MLA)を付加することによって減じることができる。LCoSおよびDMDマイクロディスプレイは、LCDマイクロディスプレイよりも実質的により十分な充填率を有する。
投影レンズにおける損失は、反射防止被覆レンズを用いることにより最小限に抑えられることができる。この損失を許容するか、または、より高価なレンズを用いるかは、コストの問題である。
光源チップ:
本発明のデータプロジェクタは、可視域において機能する1つ以上の狭帯域光源チップを備えることが可能である。この光源チップは、例えばLED、OLED、または量子ウエルLEDチップなどを備えることができる。各狭帯域光源チップの帯域幅は、可視域全体と比較すると狭く(400ナノメートル乃至750ナノメートル)、例えばその帯域幅は1ナノメートルから150ナノメートル以上にまで変化しうるが、とりわけその帯域幅は、10ナノメートルから50ナノメートルまでになりうる。データプロジェクタは、全て同じ波長帯域の光を放射する1つ以上の光源チップを備えることができる。カラープロジェクタにおいて、光源チップは異なる帯域の光を供給する。概して、光源チップは、赤色、緑色、および青色の光を同時に供給することが可能である。
光源ユニット:
本発明のプロジェクタは、1つ以上の光源ユニットを備える。光源ユニットは、革新的なビーム形成要素と一体化される1つ以上の光源チップを備える。ビーム形成要素の機能は、光源チップの外部効率を増すことと、特別に設計された強度分布および発散角度を有する外部結合された光線を供給することである。
ビーム形成要素は、マイクロディスプレイに均一な照明を供給する。図1Aは、LEDなどの光源102を従来の光学配置(図1には図示せず)に用いた場合のマイクロディスプレイ104上の照明光線106を示す。図に示されるように、光106の本質的部分がマイクロディスプレイ104に当たっていない。さらに、この照明は均一でなく、口径食を生じる(異なるハッチングで示す)。
図1Bは、図1Aと同じ部分において本発明の光源ユニット108を用いた場合のマイクロディスプレイ104上の照明光線110を示す。光線110の形状は、マイクロディスプレイ104を最適に充填するようにほぼ矩形である。それに加えて、マイクロディスプレイは、口径食が最小限に抑えられるように均等に照明される。
光学システム内の光損失を考慮するための最も重要なパラメータは、エタンデュ(etendue)である。任意の形状の表面に対して、その一般形式におけるエタンデュは、(屈折率nを有する材料からの光として)次のように定義される。
Figure 2006527392
光学システム全体を通じたエタンデュの保存は、光学システムが損失のないことを意味する。さらに、このエタンデュは、いずれの光学的構成によっても減じることができない。従って、特定の要素におけるエタンデュの増加をできる限り少なくするように光学システムを設計することが重要である。表面を通過する全光束は、次のように計算することができる。
Figure 2006527392
小型の携帯型プロジェクタアプリケーションでは、プロジェクタを十分小型にするために最小のマイクロディスプレイを用いなければならない。概して、この制約によって対角線が0.5cmから1.5cmまでのマイクロディスプレイがもたらされる。これらの小型マイクロディスプレイのエタンデュは、LEDチップ自身の本来のエタンデュに比較的近い。LEDチップのための市販の光収集およびコリメーション系構造は、本来のLEDチップのエタンデュをそれほど良好に保たず、光がマイクロディスプレイに当たらないために実質的な光の量が失われ、それに加えて、残りの光が非常に幅の広い開口角度を有することがある。開口角度が広すぎると光の一部が光学領域から伝播し、またLCD、LCoS、偏光ビームスプリッタ、およびフィルタなどでの損失が開口角度の増加によって増えるので、光の損失が生じる。また、多くのプロジェクタの構成において開口角度が広くなると、コントラスト比も減少する。
図2Aおよび2Bは、慎重に設計された光線の発散角度の分布の効果を示す。図2Aは、現在の光コリメーション系構造による典型的な状況を示す。最も効率的なプロジェクタの構成では、光源ユニット202とマイクロディスプレイ204との間、および/またはマイクロディスプレイ204と集束対物レンズ206との間にいくつかの光学要素210を必要とする。図2Aに見られるように、マイクロディスプレイの大きさおよび/または対物レンズおよび他の光学要素の大きさを増加させない場合、光線の発散による不可避の実質的な損失が生じる。
図2Bは、本発明の光源ユニット208の状況を表す。光源チップのエタンデュは、実質的により良好に保たれる。それに加えて、発散角度分布は、損失がプロジェクタの長さ全体で最小限に抑えられるように設計される。光線の開口角度が減少すれば、マイクロディスプレイ204、偏光要素、X−cubes、ダイクロイックミラー、レンズ、回折要素などにおける透過損は減少する。本発明の1つの主要な効果は、光線の開口角度が最小限に抑えられることにより、従来の解決策よりも他の光学要素における損失がより少なくなることである。
本発明の光源ユニットは、マイクロディスプレイに対する要件を満たすと同時に、全体の光線の発散を最小限に抑えるように入力光線の強度と角度分布とを変形させるという、理想的なエタンデュおよび全光束を保つ構成に近い。主たる設計原理は、個々の要素に対する特別な要件が同様に満たされ、しかしエタンデュができる限り保たれることである。最適化のパラメータには、領域、光強度分布、およびプロジェクタのすべての位置における光線発散が挙げられる。効果を示す主な数値は、「光源が消費する電力により除されるプロジェクタからの光束」の比率である。また、照明の均一性およびコントラストなどの二次的な基準もある。上述の方程式により、設計において最適化の可能性が十分となる。
本発明の光源ユニットは、ビーム形成要素と一体化された1つ以上の光源チップを備える。光源ユニットの一実施態様では、ビーム形成要素と一体化された1つの光源チップを備える。光源ユニットの別の実施態様は、それぞれ同じ波長帯域の光を供給する複数の光源チップを備え、それぞれがそれ自身のビーム形成要素と一体化される。ビーム形成要素は、光線が所望の光線を同時に形成するように設計される。これらの光源サブユニットは、それらが特定の装置アセンブリにおいて有効でありうる単一のユニットを備えるように単一のユニットに一体化することができる。組み合わせたビーム形成要素は、ユニット全体の機能を高める共通のビーム形成要素をさらに有することができる。
光源ユニットのさらに別の実施態様は、複数の狭帯域光源を備え、そのいくつかまたはそれぞれが異なる狭波長帯域で機能している。概して光源ユニットは、例えば、赤色、緑色、および青色のLEDを備える。各光源は、ビーム形成要素と一体化される。ビーム形成要素は、光線が所望の光線を同時に形成するように設計される。これらの光源サブユニットは、それらが単一のユニットを備えるように単一のユニットに一体化することができる。例えば、光源ユニットは、赤色、緑色、および青色のLEDが2つずつになるように6つのLEDチップを備えることが可能である。組み合わせたビーム形成要素は、ユニット全体の性能を高める共通のビーム形成要素をさらに有することができる。
本発明の光源ユニットにおいて、光源チップは、ビーム形成要素に一体化される。これは、光源チップが実質的に透明な材料によって囲まれることを意味する。異なる屈折率を有する部品を光源チップの構造に基づいて備えることができる。透明な材料の屈折率は、チップおよび透明な材料の辺縁からの反射を最小限に減じ、従って光源チップの外部効率を増すように選択される。概して、透明な材料の屈折率は、できる限り利用可能な材料および製造プロセスを有する光源チップの屈折率にできる限り近づくように適合させる。本発明の一実施態様において、光源チップの外部効率をさらに増すために、回折格子を光源チップと透明な材料との間の光源チップの表面上に形成する。
本発明の一実施態様において、光源チップは、反射金属表面に載置される。金属層は、下方向へ放射された光を上方向へ反射する。この金属層の他の機能は、あらゆる熱を追い出すことである。エタンデュを減じるために、金属ミラーを光源チップのいくつかの部分の表面上に被着させることもできる。例えば、エタンデュを減じるために、表面に実装されたLEDチップの上面に金属を被覆することができる。
ビーム形成要素は、1つまたは複数の光源チップを囲み、それに応じて屈折率を適合させた透明な材料を備える。ビーム形成要素は、回折、屈折、または反射型である微細構造の光学部品を備えた少なくとも1つの表面を備える。概して全ての要素は、ビーム形成要素が単一のユニットを備えるように一体化される。また、ビーム形成要素のいくつかの要素を他の要素に一体化させないことも可能である。また、屈折および回析要素上に無反射コーティングを施すことも可能である。ビーム形成要素は、実質的に透明な材料によって部分的に、または完全に充填することが可能である。
図3Aは、ビーム形成要素と一体化される光源チップ302を備える光源ユニットの一実施態様を示す。ビーム形成要素320は、その屈折率が光源チップ302のそれに近い透明な材料306を備える。透明な材料の上面は、特定の形状およびテクスチャを有する。ビーム形成要素は、少なくとも1つの回折要素308を備える。任意に、屈折要素310を備えることも可能である。光源チップ302は、反射金属層304上に載置され、下方向へ放射された光を反射する。
図3Bは、透明な材料306が直線状の側面を有する矩形ブロック状であること以外は、図3Aのそれとほぼ同様の構造を示す。これは、回析および屈折要素のない状況を示す。光源チップから上方向へ伝播する効率的な光線を得ることが目的である。図3Bでは、遮断材料と空気との間の屈折率の差により、チップからほぼ上方向に放射される光312だけが全反射を回避することができる。それに加えて、外部結合された光線は、透明な材料と空気との辺縁に実質的に発散される。つまり、光源の外部効率が非常に低く、外部からの光線は顕著に発散する。
回折要素308は、1つの回折表面パターンを有する。この表面は、光源チップからその領域への大部分の光が所望の方向に回析するように最適化された局所的な回折領域を備える。例えば、好適な2つの部分か、またはブレーズドプロファイルを用いることによって、例えば、所望の方向に回析した光の95%を得ることが可能である。光源チップの大きさが表面の点から光源チップまでの距離と比較して小さくなるほど、指向性がより良好になる。外部からの光線の方向は、好適な設計、および表面上で変化する様々な回折パターンを用いることによって予め定められた設計にすることができる。周期、形状およびパターン、変調度および使用率は、所望の機能を最良に果たすように設定することができる。概して、光源チップの真上の表面では屈折するだけである一方、他の場所の表面では回折する。
図3Cに示されるビーム形成要素の他の一実施態様において、光源チップ302は、反射体カップ内に沈められる。図3Cはまた、透明な材料が、ほぼ矩形の形状となることができ、その表面が回折領域および任意に屈折領域をも備えることを示す。
図3Dは、ビーム形成要素が、反射要素も含む実施態様を示す。光源チップ302から側面に放射される光は、ミラー314から所望の方向へ反射される。このミラーは、平面状、放物線状、楕円状、球形、または、他の何らかの形状にすることができる。任意に、回折要素はミラーの表面上にあってもよい。ミラー314および金属層304は、単一のユニットを備えることができる。また、ミラー314は、透明な材料306に一体化することもできる。
図3Eは、ミラーが透明な材料316の辺縁で全反射を用いることにより構成される、ビーム形成要素の別の実施態様を示す。反射光は、表面318を介して所望の方向に導かれる。この表面318は、回折および屈折要素を含むことができる。
図3Fは、ビーム形成要素のさらに別の実施態様を示す。上部壁320に加えて、透明な材料306の側壁322およびミラー化された表面314は、回折および/または屈折表面パターンも有することができる。この回折および/または屈折表面パターンは、上述の設計原理に基づいて局所的に最適化されている。側壁322は、垂直すなわち90°に向けるか、または外側にある程度の角度、例えば、15乃至35°の角度をつけることができる。
図3Gは、ビーム形成要素のさらに別の実施態様を示す。LEDチップ302はミラー化された基材304に載置され、透明な材料306に囲まれる。この透明な材料の表面は、屈折および/または回折微細構造326を含み、第2の透明な材料324によってさらに囲まれる。ミラー化された表面314は、屈折および/または回折構造を備えることができる。
図3Hおよび3Iは、図3Gに示される微細構造の実施態様を示す。図3Hにおいて、微細構造326は、第1の透明な材料306と第2の透明な材料324との間の屈折率の差異を用いることによって形成される。図3Iにおいて、この微細構造は、第1の透明な材料306と第2の透明な材料324との間に第3の透明な材料330を備える。この第3の透明な材料には、例えば、空気、接着剤、ゲルなどがあるが、第1および第2の透明な材料の屈折率とは異なる屈折率を有するあらゆる材料を用いることができる。この構造では光を2度屈折させるので、図3Hに示すように1度だけの屈折の場合よりも大きな偏向角が可能である。また、第1および第2の透明な材料は、同じ屈折率を有することができる。
光源ユニットの一実施態様では、赤色、緑色、および青色を有する3つの光源チップを備える。3つのチップは、全て同じビーム形成要素と一体化される。少なくとも1つの回折要素を備えるビーム形成要素は、概して1つの色に対して最適化される。本実施態様において、最適化は、3色全てに対して同時に行われる。以下のいくつかの光学的構成において、この解決策は、極めてコンパクトな装置を提供する。
ビーム形成要素の前記実施態様は、非常に単純な例である。本構造は、示された実施態様のみに制限されるものではなく、アプリケーションによっては非常に複雑になりうる。このビーム形成要素の構造は、装置全体の光学システムを考慮に入れた前記設計原理に基づいて、非常に慎重に設計しなければならない。ビーム形成要素は、既知の大量生産方法によって容易に大量生産できることが要求される。これには、設計の段階で予め考慮しなければならない、いくつかの制約および制限が加えられる。
必要とされる屈折および反射要素のための幾何学的形状は、従来の光学設計方法を用いることにより計算することができる。Zemax(Zemax Development社、サンディエゴ、カリフォルニア州、米国)のような光学設計ソフトウェア、またはTracePro(Lambda Research社、シンシナティ、オハイオ州、米国)のようなレイトレーシングソフトウェアを、シミュレーションに用いることができる。基本的に、必要とされる回折要素の幾何学的パラメータは、非常にシンプルな状況において分析的に解決することができる。しかしながら、この分析的な解決策は、通常より高速かつよりシンプルな数値モデリングと比較して、非常に複雑である。回折格子の数値モデリングは、例えば、GSOLVER(Grating Solver Development社、アレン、テキサス州、米国)ソフトウェアを用いることにより可能になる。GSOLVERは、平面波照明に対する任意の格子構造の回折効率を解決するための、ハイブリッドRigorous Coupled Wave Analysisおよびモード解析を用いた全三次元ベクトルコードを用いる。熟練者は、自身のより高度なモデリングツールを構築するために、市販のソフトウェアに加えて、従来のプログラムツールを用いることができる。
マイクロディスプレイ:
マイクロディスプレイは、LCD(液晶表示装置)、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)、または、LCoS(反射型液晶パネル)ベースの空間変調器または他の利用可能なマイクロディスプレイ、例えば、MEMSベースの光空間変調器を備えることができる。
LCDまたはLCoSは、1度に1つの偏光状態しか用いることができない。LCDマイクロディスプレイでは、有効なピクセル間の間隙によって20%乃至40%の損失が生じる。より良好な解決策では、LCD、すなわちMLA−LCDを備えたマイクロレンズアレイ(MLA)を用いる。マイクロディスプレイの前(および、場合により後ろ)のマイクロレンズアレイは、有効なピクセル領域だけを介して光を案内する。LCDまたはMLA−LCDは、DMDおよびLCoSマイクロディスプレイが反射型であるために、透過型マイクロディスプレイの構成において用いなければならない。
一方、LCDはまた、ミラーを液晶画面の後ろに配置することができるので、反射型の構成において用いることもできる。このマイクロディスプレイは、生のビデオ画像または静止画像を生成することができる。
集束ユニット:
集束ユニットは、ターゲットに1つまたは複数のマイクロディスプレイの画像領域を投影する。このターゲット(図示せず)は、例えば、壁、紙、書籍、スクリーンなどのユーザーがイメージを投影したいと望むあらゆる表面とすることができる。この集束ユニットは、例えば、単一のレンズ、フレネルレンズ、単一のミラー、回折光学要素、ハイブリッド屈折−回折要素、または前記要素を組み合わせたものを備えることができる。集束ユニットは、一組のレンズを備えることが好ましい。集束ユニット内の要素は、反射損失を減じるために無反射コーティングを有することが可能である。
仮想ディスプレイアプリケーションにおいて、1つまたは複数の画像領域は、その前面または後ろに配置することができる仮想平面部に投影される。例えば、仮想ディスプレイ眼鏡において、プロジェクタは、イメージを眼鏡の表面上ではなく、例えば2メートル前方の仮想平面部上に形成するように、画像を半反射型眼鏡に投影する。
モノクロプロジェクタのアーキテクチャ:
図4Aは、波長帯域を1つだけ用いたデータプロジェクタの一実施態様を示す。このデータプロジェクタは、上述の単色光源ユニット402、透過型マイクロディスプレイ404、および集束ユニット406を備える。光源ユニット402は、マイクロディスプレイに光を供給する。マイクロディスプレイ404の画像は、集束ユニット406を介してターゲットに投影される。
図4Bは、光源ユニット402を1つだけ用いたデータプロジェクタの別の実施態様を示す。データプロジェクタは、光源ユニット402と、集束ユニット406を介してターゲットに光を反射するDMDマイクロディスプレイ410に光線を導く任意のミラー408とを備える。
図4Cは、光源ユニット402を1つだけ用いたデータプロジェクタのさらに別の実施態様を示す。データプロジェクタは、光源ユニット402、偏光ビームスプリッタ414、LCoSマイクロディスプレイ412、および集束ユニット406を備える。光線の他の偏光状態では、偏光ビームスプリッタによってマイクロディスプレイに反射される。LCoSマイクロディスプレイは、所望のピクセルからの光が再び偏光ビームスプリッタを通過してターゲットに投影されるように、光線の偏光を調整する。偏光ビームスプリッタ414とマイクロディスプレイ412との間に、達成可能なコントラスト比を増加させる4分の1波長板416を任意に配置することも可能である。コントラスト比は、光源ユニット402と偏光ビームスプリッタ414との間に任意にプレ偏光器418を用いることによって向上させることもできる。
LCD、MLA−LCD、またはLCoSベースのマイクロディスプレイを用いた場合、他の偏光方向、すなわち50%の光が失われる。図5に示される実施態様において、この損失は回避される。光源ユニット502からの光線は、偏光ビームスプリッタ504に導かれ、光線は、双方とも2方向に分割され、1つだけの直線的に分極された光を備える。両光線は、独立したLCDマイクロディスプレイ506および508を照明する。光線は、ミラー510および512、および第2の偏光ビームスプリッタ514を用いて再び結合される。マイクロディスプレイの画像は、集束ユニット516によってターゲットに投影される。このようにして、両偏光状態が用いられる。
図6は、透過型LCDパネルの代わりに2つのLCoSマイクロディスプレイを用いた、前述の実施態様の別の変更態様を示す。光源ユニット602からの光線は、偏光ビームスプリッタ604において2つの光線に分割される。両光線は、独立したマイクロディスプレイ606および608で反射され、マイクロディスプレイの偏光変調に基づいて、マイクロディスプレイの所望のピクセルからの光は、集束ユニット610に導かれる。コントラスト比を向上させるために、4分の1波長板612および614を任意に用いることができる。
図5および図6に示される実施態様は、プロジェクタが2Dおよび3Dモードで作動する場合に特に有効である。本実施態様は、同じ画像(2Dモード)、または、ステレオペア(3Dモード)を形成する2つの独立した画像により駆動されることができる2台の独立したマイクロディスプレイを含む。
さらに、図7および8は、両方の光の偏光状態を保つ2つの実施態様を示す。図7において、光源ユニット702からの光線は、偏光ビームスプリッタ704によって2つの直線的に分極される光線に分割される。反射ビームは、LCDマイクロディスプレイ706の半分を照明する。偏光ビームスプリッタからの透過ビームは、ミラー708で反射され、2分の1波長板710を介してマイクロディスプレイ706の他の半分に伝播する。マイクロディスプレイは、集束ユニット712を用いることによりそれからターゲットに投影される。2分の1波長板710は、光線がマイクロディスプレイ706を通過できるように、光線の偏光状態を90°回転させるために用いられる。マイクロディスプレイ706が、偏光方向が互いに垂直である2枚の独立した液晶表示パネルを備えている場合、2分の1波長板710は不要である。
基本的に、図8は、反射型LCoSマイクロディスプレイのための同様の実施態様を示す。光源ユニット802からの光線は、第1の偏光ビームスプリッタ804によって2つの直線的に分極された光線に分割される。図4Cのように、第1のビームスプリッタからの反射ビームの偏光は、LCoSマイクロディスプレイ806の前半部によって調整される。マイクロディスプレイの所望のピクセルからの光は、再びビームスプリッタ804を通過し、集束ユニット808に伝播する。第1の偏光ビームスプリッタ804からの透過ビームは、第2の偏光ビームスプリッタ810によってマイクロディスプレイ806の後半部へ反射される。同様に、この光は、マイクロディスプレイによって調整されてターゲットに投影される。これは、偏光ビームスプリッタ804および810の偏光方向が互いに垂直であるので可能である。図7および図8の実施態様は、非常にコンパクトであるが、それでも光の両方の偏光状態を保つ。
カラープロジェクタのアーキテクチャ:
概して、3つの波長帯域、すなわち、赤色、緑色、および青色が、投影に用いられる。複数の波長帯域を用いた場合、マイクロディスプレイは本質的にモノクロであるため、異なる波長帯域は、異なるマイクロディスプレイ、1つのマイクロディスプレイの異なる領域、または異なる連続の時勢を有する同じマイクロディスプレイによって変調される。
カラープロジェクタの一実施態様では、カラー画像をターゲットにおいて同時に形成するように互いに整列配置される3つの単色プロジェクタを備える。この実施態様は、3つの集束ユニットを含むが、高価である。より良好な解決策では、集束ユニットのない3つの単色プロジェクタを用いるために、互いに光線を結合し、その結合した光線を共通の集束ユニットに導く。3つの光線の組合せは、例えば、X−cubeまたはダイクロイックミラーを用いて行うことができる。
図9Aは、図4Aの実施態様に基づいて、3つの単色プロジェクタ(赤色902R、緑色902G、および青色902B)をカラープロジェクタを形成するためにX−cubeを用いることによって結合する、実施態様を示す。光源ユニット902Rからの光は、LCDマイクロディスプレイ904を照明する。X−cube906は、3つの光線を集束ユニット908によってターゲットに投影される1つの光線に結合する。
図9Bは、X−cubeの代わりに2つのダイクロイックミラー910および912を光線の結合に用いる、図9Aとほぼ同様の実施態様を示す。
図9Aおよび9Bのカラープロジェクタは、図4Aに示される3つの単色プロジェクタからの光線を結合することによって構成される。同様に、このカラープロジェクタは、他の上述の形態の3つの単色プロジェクタを結合して構築することができる。例えば、図4B、4C、5、6、7、および8に示される単色カラープロジェクタは、同様な方法のカラープロジェクタを構築するために用いることができる。
上述のカラープロジェクタのアーキテクチャでは、複数の異なるマイクロディスプレイ(または異なる領域の同じマイクロディスプレイ)が必要であった。図10Aは、1つだけのマイクロディスプレイを用いた一実施態様を示す。3つの異なる光源ユニット1002B、1002G、および1002Rは、赤色、緑色、および青色の光線でマイクロディスプレイ1004を照明する。異なるピクセルを介して異なる色の光線を導くマイクロディスプレイの前部には、ビームステアリング要素1006がある。任意に、光線の発散を減じるためにマイクロディスプレイの後ろに別のビームステアリング要素1008がある。ビームステアリング要素は、例えばマイクロレンズアレイ、レンズ状のシートまたはマイクロプリズムアレイとすることができる。ビームステアリング要素は、マイクロディスプレイと一体化することができる。マイクロディスプレイからの画像は、集束ユニット1010によってターゲットに投影される。ターゲット上のピクセルの量は、マイクロディスプレイのピクセルの量の1/3である。
図10Bは、以前の解決策の別の実施態様を表す。その構造は他の態様と同様であるが、3つの独立した光源ユニット1002B、1002G、および1002Rが、赤色、緑色、および青色の光源チップを備え、3色全てに対して良好な効率を有するように設計された光源ユニット1012に置き換えられている。本発明の一実施様態では、図5、6、7、または8の変更を保つ観念を伴う図10Aまたは図10Bに示される構成を組み合わせる。
上述のように、迅速に連続する1つの色に一度に照明することによって、カラープロジェクタにおいて1つだけのマイクロディスプレイを用いることが可能である。この解決策は、実質的に装置の構成を簡素化する。有効なスクリーンは、少なくとも60Hzのリフレッシュレートが必要であるので、全色を17msの時間で表示しなければならない。これは、3色を用いる場合に1色ごとの照明時間が5.7msであることを意味する。マイクロディスプレイは、応答時間が十分に短かくなければならない。DMDベースのマイクロディスプレイは、ミリ秒以下の十分な応答時間を有する。LCoSマイクロディスプレイの応答時間は、これも十分な数ミリ秒、例えば、2.2msである。市販のLCD応答時間は概して16msであるが、より高速なものがすでに開発されている。2、3年の内に、LCDの応答時間は、十分な7msの範囲に短縮されると考えられる。LEDが急速にパルスモードに駆動される場合、全体の平均光強度は、それらを同じ平均電力によってDCモードにした場合と同じにすることができることは公知である。従って、LEDをパルシングすることは、システムの出力効率とシステムの絶対的な光強度のどちらにも悪影響を与える。
全色が連続的に同じマイクロディスプレイを用いるカラープロジェクタの光学的構成は、1色の光源ユニットが3色光源ユニットに置き換えられる、図4A、4B、4C、5、6、7、および8に示される単色プロジェクタの構成と同じである。三色光源ユニットの一実施態様は、赤色、緑色、および青色の光源チップを備え、全3色に対して良好な効率を有するように設計された本発明の光源ユニットである。3色光源ユニットの別の実施態様では、その光線が、例えば、X−cubeまたは2つのダイクロイックミラーを用いて結合される3つの単色光源ユニットを備える。単色プロジェクタおよび三色光源のこれらの上述の組合わせによるいくつかの好適な実施態様を、以下の図に示す。
図11は、連続的な照明を用いたカラープロジェクタの一実施態様を示す。3つの光源ユニット1102B、1102G、および1102Rからの赤色、緑色、および青色の光線は、X−cube1104において結合される。図5に示すように、光線は、偏光ビームスプリッタ1106に導かれ、そこで2方向に分割され、双方が1つだけの直線的に分極された光を有する。両光線は、独立したLCDマイクロディスプレイ1108および1110を照明する。光線は、ミラー1112および1114、および第2の偏光ビームスプリッタ1116を用いて再び結合される。マイクロディスプレイの画像は、集束ユニット1118によってターゲットに投影される。
図12は、連続的な照明を用いたカラープロジェクタの別の実施態様を表す。3つの光源ユニット1202B、1202G、および1202Rからの赤色、緑色、および青色の光線は、X−cube1204において結合される。図6に示すように、光線は、偏光ビームスプリッタ1206において2つの光線に分割される。両光線は、独立したLCoSマイクロディスプレイ1208および1210で反射され、マイクロディスプレイの偏光変調に基づいて、マイクロディスプレイの所望のピクセルからの光は、集束ユニット1212に導かれる。図11および図12における実施態様では、コンパクトな装置構成を有する2D/3Dの切り替えが可能なカラープロジェクタを提供する。
図13は、連続的な照明を用いたカラープロジェクタのさらに別の実施態様を示す。3つの光源ユニット1302B、1302G、および1302Rからの赤色、緑色、および青色の光線は、X−cube1304において結合される。図7に示すように、光線は、偏光ビームスプリッタ1306によって2つの直線的に分極された光線に分割される。反射ビームは、第1のLCDマイクロディスプレイ1308を照明する。偏光ビームスプリッタからの透過ビームは、ミラー1310からの第2のLCDマイクロディスプレイ1312へ反射される。マイクロディスプレイ1308および1312は、集束ユニット1314を用いてターゲットに投影される。
図14Aは、連続的な照明を用いたカラープロジェクタのさらに別の実施態様を示す。3つの光源ユニット1402B、1402G、および1402Rからの赤色、緑色、および青色の光線は、X−cube1404において結合される。図8のように、光線は、第1の偏光ビームスプリッタ1406によって2つの直線的に分極された光線に分割される。第1のビームスプリッタ1406からの反射ビームの偏光は、LCoSマイクロディスプレイ1408の前半部によって調整される。マイクロディスプレイの所望のピクセルからの光は、再びビームスプリッタ1406を通過し、集束ユニット1410に伝播する。第1の偏光ビームスプリッタ1406からの透過ビームは、第2の偏光ビームスプリッタ1412によってマイクロディスプレイ1408の後半部へ反射される。同様に、この光は、マイクロディスプレイによって調整されてターゲットに投影される。これは、
偏光ビームスプリッタ1406および1412の偏光方向が互いに垂直であるので可能である。
図13および14Aに示した本発明の実施態様は、2D投影に対してのみ好適である。しかしながら、集束ユニット1314および1410をビームスプリッタを有する集束ユニットに置き換えることによって、この実施態様は2Dおよび3D両方の投影に対して好適になる。これを、図14Bおよび14Cに示す。図14Bは、2Dおよび3D両方の投影機能を有するように改良した図14Aの実施態様を示す。全反射プリズム1414および1416が、集束ユニット1410の後に加えられる。このプリズムは、偏光眼鏡を介して見たときに互いに3D画像を生成するように、垂直な偏光状態を有する両光線をターゲット上の同じ位置に導く。
図14Cは、集束ユニットを備えたビームスプリッタの別の実施態様を示す。集束ユニット1410は、ビームスプリッタの後ろに配置される2つの集束ユニット1418および1420に置き換えられる。この解決策によって、投影されたスクリーンの周縁部は、図14Bに示される実施態様よりもより鮮明であると考えられる。ビームスプリッタは、プリズムの代わりにミラーを用いることによって提供することができる。
図15は、連続的な照明を備えたカラープロジェクタの実施態様を示し、図14に示される実施態様と同様であるが、X−cubeおよび3つの独立した光源ユニットが、赤色、緑色、および青色の光源チップを備え、3色全てに対して良好な効率を有するように設計された1つの光源ユニット1502に置き換えられている。
図16は、その代わりに、連続的な照明を備えたカラープロジェクタの一実施態様を示し、図14に示される実施態様と同様であるが、X−cubeが2つのダイクロイックミラー1602および1604に置き換えられている。
図17は、連続的な照明を用いたカラープロジェクタの一実施態様を示す。3つの光源ユニット1702B、1702G、および1702Rからの赤色、緑色、および青色の光線は、X−cube1704において結合される。図4Bに示すように、任意のミラー1706は、集束ユニット1710を介してターゲットに光を反射するDMDマイクロディスプレイ1708に光線を導く。
上述のカラープロジェクタの実施態様において用いられた色は、赤色、緑色、および青色であったが、これらの色に限らず、可視域のいずれかの3色であってよい。例えば、他の色の選択は、シアン、黄色、およびマゼンタであってもよい。また、いくつかのアプリケーションでは、2色で十分である。場合によっては、4色以上を用いることが有効な場合がある。このような多色の組合せは、例えばダイクロイックミラーを用いることによって可能である。上述の光学的構成に対する変更態様を本発明の範囲において行えることは、明らかである。上述の構成は、可能な実施態様の例として挙げた。アプリケーションに基づいて、上述の基本的なレイアウトに光学要素を加えることによって、投影の質に影響を及ぼすことが可能である。例えば、ミラー、回折要素、レンズ、光学フィルタ、偏光変換器、4分の1および2分の1波長板などは、本発明の基本的な観念を変えることなく加えることができる。それに加えて、光学要素は、同様の機能を有する他の要素に置き換えることができ、例えば、ミラーは、全反射プリズムに置き換えることができる。多くの要素は、それらが単一のユニットを構成するように互いに一体化することができる。アプリケーションによっては、例えば、光学要素間に透明な材料を用いることによって全ての要素を互いに一体化することが望ましい。上述のマイクロディスプレイは、好適な機能性を有する他の空間変調器に置き換えることができる。
本発明のデータプロジェクタは、様々な投影機構に用いることができる。最も直接的な機構には、プロジェクタが画像を、例えば、銀幕、壁、紙などを用いることが可能な表面に投影する直射がある。投影画像は、同じ側の表面に照明して眺める。特定のアプリケーションでは、直射の半反射または拡散表面とすることができる半透明の表面での使用に有効である。別の形態の投影には、プロジェクタが、半透明の拡散表面を照明し、照明された表面の反対側から眺める逆投影がある。さらに別の投影の形態には、1つまたは複数のマイクロディスプレイを仮想平面部に投影する仮想スクリーン投影がある。
3D投影:
上述の実施態様のいくつかでは、光線は、別々に変調される2つの垂直な偏光状態に分割されていた。これによって、別々にマイクロディスプレイを制御して異なる画像を有する両偏光を投影することが可能になる。したがって、同じプロジェクタを備えた2Dおよび3D画像を投影することが可能である。3D画像を見る場合には、偏光眼鏡が必要である。上述の直射において、偏光は、投影表面からの反射において保たれなければならない。これは、例えば、メタルバック蛍光面を用いることによって達成することができる。逆投影の機構において、偏光は、概して特別な配置またはスクリーン材料を用いることなく保たれる。図18は、逆投影の一例として3D投影機構を示す。データプロジェクタ1802は、偏光眼鏡1806を介して見る逆投影スクリーン1804に、異なる偏光状態を有する2つの画像を投影する。
電気回路は、VLSI要素(超大規模集積回路)、FPGA要素(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、好ましくは、例えば、ASIC回路技術(特定用途向け集積回路)による独立した電子部品を備える回路基板上のハードウェアによって提供することができる。自動データ処理は、コンピュータによって行うか、好ましくは、プロセッサ内で動作するソフトウェアによって行われる。
本発明に記載の投影方法およびデータプロジェクタは、特に以下での使用に好適である。
−テレビの代替物
−コンピュータモニタの代替物
−ビデオプロジェクタ
−スライドプレゼンタ/スライドプロジェクタ
−仮想ディスプレイプロジェクタ
また、本発明の解決策は、以下の付属品として、または一体化させて用いることができる。
−携帯電話
−DVDおよび他のメディア再生機
−ビデオカメラ
−デジタルカメラ
−携帯情報端末
−ラップトップコンピュータ
−携帯型およびデスクトップ型のゲーム用機器
−テレビ会議用機器
−ヘッドマウントディスプレイ
−軍用ディスプレイ
−家庭、ホテル、レストラン、車、飛行機、船、およびその他の車両、事業所、例えば病院、図書館などの公共建築物など、およびその他の場所におけるマルチメディア機器
−所望の対象物の3D視覚を提供するためのレイトレーシング、CAD、3Dモデリング、3Dが可能なグラフィックスカード、3D動画及びゲームなどの3D画像ソフトウェアおよびハードウェアとともに使用される上述のいずれか
−低消費電力、小型、および低価格が重要な側面である他のいずれの装置
全般的に見て、本発明は、非常に小型のプロジェクタ構成、省エネルギー、より低コストをもたらし、現存の装置よりも高い耐久性を提供する。
本発明は、添付図面を参照して実施例に関して上述しているが、本発明は、それらに制限されることなく、添付の請求の範囲内でいくつかの点において変更できることは明らかである。
従来の光学装置によるマイクロディスプレイの照明を示す。 本発明の光学配置によるマイクロディスプレイの照明を示す。 従来の光学配置によるビームの発散を示す。 本発明の光学配置によるビームの発散を示す。 光源と一体化されたビーム形成要素を示す。 ビーム形成要素を用いない場合の光線の形跡を示す。 光源と一体化されたビーム形成要素の断面図を示す。 光源と一体化されたビーム形成要素の断面図を示す。 光源と一体化されたビーム形成要素の断面図を示す。 光源と一体化されたビーム形成要素の断面図を示す。 ビーム形成要素のさらに別の実施態様を示す。 図3Gに示される微細構造の実施態様を示す。 図3Gに示される微細構造の実施態様を示す。 透過型LCDマイクロディスプレイを備えた単色プロジェクタを示す。 反射型DMDマイクロディスプレイを備えた単色プロジェクタを示す。 反射型LCoSマイクロディスプレイを備えた単色プロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いた2D/3DLCD−プロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いた2D/3DLCoS−プロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いたLCD−プロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いたLCoS−プロジェクタを示す。 X−cubeビーム結合器を備えたカラープロジェクタを示す。 ダイクロイックミラービーム結合器を備えたカラープロジェクタを示す。 ビーム案内要素および3つの光源ユニットを備えたカラープロジェクタを示す。 ビーム案内要素および1つの光源ユニットを備えたカラープロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いたX−cubeビーム結合器および液晶マイクロディスプレイを備えた2D/3Dカラープロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いたX−cubeビーム結合器およびLCoSマイクロディスプレイを備えた2D/3Dカラープロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いたX−cubeビーム結合器および液晶マイクロディスプレイを備えたカラープロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いたX−cubeビーム結合器およびLCoSマイクロディスプレイを備えたカラープロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いたX−cubeビーム結合器およびLCoSマイクロディスプレイを備えた2D/3Dカラープロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いたX−cubeビーム結合器およびLCoSマイクロディスプレイを備えた2D/3Dカラープロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いた1つの光源ユニットおよびLCoSマイクロディスプレイを備えたカラープロジェクタを示す。 両方の偏光状態を用いたダイクロイックミラービーム結合器およびLCoSマイクロディスプレイを備えたカラープロジェクタを示す。 連続的な照明を用いたカラープロジェクタの一実施態様を示す。 両方の状態が、それぞれの視覚に対して垂直な偏光フィルターを有するめがねを通して眺める独立した画像を有するように両方の偏光状態を用いた3Dカラープロジェクタを示す。

Claims (31)

  1. 少なくとも1つのマイクロディスプレイと、
    少なくとも1つの光源チップと、
    前記光源チップの周りの半球を実質的に囲むように配設される光学的に透過性のビーム形成要素と、
    を備え、前記ビーム形成要素は、前記光源チップから前記半球内への実質的にすべての光を、実質的に均一な照度をもって前記マイクロディスプレイに向かって導くよう配置され、前記ビーム形成要素は、少なくとも1つの回折あるいは屈折表面パターンを備える、データプロジェクタ。
  2. 前記データプロジェクタが、光源として少なくとも1つの緑色LEDと、少なくとも1つの青色LEDと、少なくとも1つの赤色LEDとを備える、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  3. 前記データプロジェクタが、前記マイクロディスプレイとして、LCD,LCoS,DMD,MLA LCD,MLA LCoSディスプレイなどを備える、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  4. 前記データプロジェクタが、前記ビーム形成要素と前記マイクロディスプレイとの間に光の放射をより効率的に導くための光学ユニットをさらに備え、前記光学ユニットはレンズ、ミラー、フレネルレンズ、回折要素、マイクロレンズアレイ、x−cube、または他の光学要素、またはこれらの1組、またはこれらのいずれかの組み合わせである、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  5. 前記データプロジェクタが、前記マイクロディスプレイと前記集束ユニットとの間に、光の放射をより効果的に導くための光学ユニットをさらに備え、前記光学ユニットは、レンズ、ミラー、フレネルレンズ、回折要素、マイクロレンズアレイ、x−cube、または他の光学要素、またはこれらの1組、またはこれらのいずれかの組み合わせである、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  6. 前記データプロジェクタが、各光源からの光線を異なる偏光を持つ2本の光線に分割するための手段をさらに備え、前記マイクロディスプレイは、前記2本の光線の各光線が導かれる独立した部品に分割されるか、または、前記2本の光線の各光線が導かれる2つの独立したマイクロディスプレイを用いる、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  7. 前記データプロジェクタが、前記マイクロディスプレイの後ろで各光源の前記2本の光線を合成するための手段をさらに備える、請求項6に記載のデータプロジェクタ。
  8. 各ビーム形成要素における透明材料の屈折率が、対応する前記光源チップの屈折率に等しいか、またはほぼ等しい、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  9. 各ビーム形成要素が、対応する光源チップと一体化される、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  10. 前記画像が、ビデオ画像である、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  11. 前記データプロジェクタが、携帯型電子装置の一部である、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  12. 前記2つの異なる偏光が、ステレオペアを形成する独立した画像を投影し、偏光眼鏡で見ることにより3D効果を可能にする、請求項6に記載のデータプロジェクタ。
  13. ターゲットが仮想平面である、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  14. テレビ、コンピュータモニタ、ビデオプロジェクタ、スライドプレゼンタ/スライドプロジェクタ、仮想ディスプレイプロジェクタに用いられる、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  15. 携帯電話、DVDまたは他のメディア再生機、ビデオカメラ、デジタルカメラ、携帯情報端末、ラップトップコンピュータ、携帯型またはデスクトップ型のゲーム用機器、テレビ会議用機器、ヘッドマウントディスプレイ、家庭、ホテル、レストラン、車、飛行機、船、およびその他の車両におけるマルチメディア機器、事業所、公共建築物およびその他の場所におけるマルチメディア機器、軍用ディスプレイの付属品となるか、またはこれらと一体化される、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  16. 前記少なくとも1つの光源ユニットが、エタンデュを保ち、光子損失を最小限に抑え、また前記マイクロディスプレイ上に所望の投影形状および均一の照明を提供するように操作可能である、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  17. 前記ビーム形成要素が、発光ダイオードを備える、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  18. 前記ビーム形成要素が、少なくとも1つの回折要素を備える、請求項1に記載のデータプロジェクタ。
  19. データの投影方法であって、
    エタンデュ(etendue)を保ち光子損失を最小限に抑えつつ、少なくとも1つのマイクロディスプレイを照明するための少なくとも1つの光源ユニットの少なくとも1つの光源チップを作動させるステップであって、所望の投影形状を提供するための照明を形成する光線と、前記光源チップの周りの半球を実質的に囲む三次元構成に配置された複数の表面を用いる実質的に均一の照明とを備え、前記複数の表面のうちの前記少なくとも1つの光学屈折面が、少なくとも1つの回折あるいは屈折表面パターンを備える、ステップと、
    前記マイクロディスプレイの照明から生じる所望の画像の焦点を合わせるステップと、
    前記焦点があわせられた画像をターゲットへ投影するステップと、
    を備えるデータの投影方法。
  20. 前記少なくとも1つの光源チップが、LED(発光ダイオード)を備える、請求項19に記載の方法。
  21. 前記少なくとも1つの光源チップの光出力が、約1ナノメートル乃至約150ナノメートルの帯域幅を有する、請求項19に記載の方法。
  22. 前記少なくとも1つの光源チップの光出力が、約10ナノメートル乃至約50ナノメートルの帯域幅を有する、請求項19に記載の方法。
  23. 前記少なくとも1つの光源チップが反射面に載置される、請求項19に記載の方法。
  24. 前記少なくとも1つの光源チップが、熱を追い出すために反射金属面に載置される、請求項19に記載の方法。
  25. 前記ビーム形成要素が、少なくとも1つの回折要素を備える、請求項19に記載の方法。
  26. 前記ビーム形成要素が、屈折要素および反射要素を備える、請求項19に記載の方法。
  27. 前記ビーム形成要素が反射要素を備える、請求項19に記載の方法。
  28. 前記少なくとも1つの光源ユニットが、赤色、緑色および青色光を出力する少なくとも3つの光源チップを備え、前記少なくとも3つの光源チップが、前記ビーム形成要素と一体化され、前記ビーム形成要素が、赤色、緑色および青色に対して同時に最適化される少なくとも1つの回折要素を備える、請求項19に記載の方法。
  29. 前記マイクロディスプレイが、LCD(液晶表示装置)、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)、LCoS(反射型液晶パネル)ベースの空間変調器、およびLCDを備えたマイクロレンズアレイ(MLA)のうちの少なくとも1つを備える、請求項19に記載の方法。
  30. 前記焦点を合わせるステップが、単一のレンズ、フレネルレンズ、単一のミラー、回折光学要素、およびハイブリッド屈折−回折要素のうちの少なくとも1つを用いるステップを含む、請求項19に記載の方法。
  31. 三次元構成に配置された複数の表面を備え、前記複数の表面の少なくとも1つが、微細構造の光学部品を備える、ビーム形成要素。
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