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JP2018205452A - 光学装置および表示装置 - Google Patents

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JP2018205452A
JP2018205452A JP2017109013A JP2017109013A JP2018205452A JP 2018205452 A JP2018205452 A JP 2018205452A JP 2017109013 A JP2017109013 A JP 2017109013A JP 2017109013 A JP2017109013 A JP 2017109013A JP 2018205452 A JP2018205452 A JP 2018205452A
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color
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章夫 深瀬
Akio Fukase
章夫 深瀬
矢野 邦彦
Kunihiko Yano
邦彦 矢野
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】明るいカラー画像を提供することができ、かつ、小型化や低コスト化に適した光学装置および表示装置を提供すること。
【解決手段】光学装置150は、第1表示パネル21と、第2表示パネル22と、第1表示パネル21から出射された光と第2表示パネル22から出射された光とを合成する合成光学系60とを有している。第1表示パネル21は、第1発光素子を備えた複数の第1画素の各々から第1色光L1を出射し、第2表示パネル22は、第2発光素子を備えた複数の第2画素と、第3発光素子を備えた複数の第3画素とを備えており、複数の第2画素の各々から第1色光L1と異なる波長域の第2色光L2を出射し、複数の第3画素の各々から第1色光L1および第2色光L2と異なる波長域の第3色光L3を出射する。
【選択図】図4

Description

本発明は、光学装置および表示装置に関するものである。
複数の画素の各々に電界発光素子、有機エレクトロルミネッセンス素子等の発光素子を備えた3つの表示パネルと、ダイクロイックプリズムとを有し、3つの表示パネルの各々から出射された色光をダイクロイックプリズムで合成した後、投射光学系を介して投射する投射型表示装置が提案されている(特許文献1、2参照)。
また、複数の画素の各々から青色光を出射する液晶パネルからなる表示パネルと、一部の画素に設けた発光ダイオードから赤色光を出射し、他の画素に設けた発光ダイオードから緑色光を出射する表示パネルと、ダイクロイックプリズムとを有し、2つの表示パネルの各々から出射された色光をダイクロイックプリズムで合成した後、投射光学系を介して投射する投射型表示装置が提案されている(特許文献3参照)。
特開2000−066301号公報 特開2004−062108号公報 特開平6−141262号公報
特許文献1、2に記載の表示装置では、3つの表示パネルを用いているため、3つの表示パネル分の配線や駆動用基板が必要である。また、3つの表示パネルを用いているため、組み立てに多大な手間がかかる。それ故、小型化や低コスト化が困難である。また、特許文献3に記載の表示装置では、液晶パネルを用いているため、光源を必要とする。それ故、小型化や低コスト化が困難である。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、明るいカラー画像を提供することができ、かつ、小型化や低コスト化に適した光学装置および表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る光学装置の一態様は、各々が第1発光素子を備えた複数の第1画素を備え、前記複数の第1画素の各々から第1色光を出射する第1表示パネルと、各々が第2発光素子を備えた複数の第2画素、および各々が第3発光素子を備えた複数の第3画素を備え、前記複数の第2画素の各々から前記第1色光と異なる波長域の第2色光を出射し、前記複数の第3画素の各々から前記第1色光および前記第2色光と異なる波長域の第3色光を出射する第2表示パネルと、前記第1表示パネルから出射された光と前記第2表示パネルから出射された光とを合成する合成光学系と、を有することを特徴とする。
本発明に係る光学装置では、複数の表示パネルから出射された色光を合成光学系で合成するため、明るいカラー画像を提供することができる。また、第1表示パネルから出射された第1色光と、第2表示パネルから出射された第2色光および第3色光とを合成光学系で合成するため、表示パネルが2つで済む。従って、組み立てを効率よく行うことができる。また、第1表示パネルおよび第2表示パネルはいずれも発光素子を備えた表示パネルであるため、液晶パネルと違って、光源等を必要としない。それ故、本発明に係る光学装置を表示装置に用いた場合、明るいカラー画像を提供することができ、かつ、表示装置の小型化や低コスト化を図ることができる。
本発明において、前記第1発光素子、前記第2発光素子、および前記第3発光素子は、有機エレクトロルミネッセンス素子である態様を採用することができる。
本発明において、前記第1色光のピーク波長は、前記第2色光のピーク波長および前記第3色光のピーク波長より短波長である態様を採用することができる。一般に、短波長を出射する表示パネルは、長波長を出射する表示パネルより、同一条件で駆動した際、寿命が短い傾向にある。従って、1つの色光を出射する第1表示パネルから短波長の光を出射すれば、第1色光、第2色光および第3色光の輝度を等しくした場合でも、第1表示パネルに対する負荷を軽減することができる。それ故、第1表示パネルの寿命を延ばすことができる。
本発明において、前記第1発光素子は、一重項励起子および三重項励起子のうちの一方の励起子によって発光し、前記第2発光素子および前記第3発光素子は、一重項励起子および三重項励起子のうちの他方の励起子によって発光する態様を採用することができる。かかる態様によれば、第2発光素子および第3発光素子を形成する工程において、使用する材料を共通化しやすい。
本発明において、前記第2色光のピーク波長と前記第3色光のピーク波長との波長差は、前記第1色光のピーク波長と前記第2色光のピーク波長との波長差、および前記第1色光のピーク波長と前記第3色光のピーク波長との波長差より小さい態様を採用することができる。かかる態様によれば、例えば、合成光学系において、第1色光を透過および反射の一方を行い、波長が近い第2色光および第3色光を透過および反射の他方を行うことになるので、合成光学系に用いるダイクロイックミラー等を適正に設計するのが容易である。また、ダイクロイックミラー等の光学特性を最適化しやすいので、光量のロスを低減することができる。
本発明において、前記合成光学系は、前記第1色光を透過し、前記第2色光および前記第3色光を反射するダイクロイックミラーを備えている態様を採用することができる。本発明において、前記合成光学系は、前記第1色光を反射し、前記第2色光および前記第3色光を透過するダイクロイックミラーを備えている態様を採用してもよい。
本発明において、前記合成光学系は、前記第1色光を反射し、前記第2色光および前記第3色光を透過する第1ダイクロイックミラーと、前記第1色光を透過し、前記第2色光および前記第3色光を反射する第2ダイクロイックミラーと、を備えている態様を採用してもよい。
本発明において、前記第2画素および前記第3画素は、前記第1画素よりサイズが大きい態様を採用することができる。かかる態様によれば、第2発光素子、および第3発光素子に大きな負荷をかけずに、第2色光および第3色光の輝度を高めることができる。
本発明に係る光学装置は、前記合成光学系から出射された光を導光して観察者の面に向けて出射する導光系を有する表示装置に用いることができる。
本発明に係る光学装置は、前記合成光学系から出射された光を投射する投射光学系を有する表示装置に用いてもよい。
本発明の実施形態1に係る表示装置の外観の一例を模式的に示す説明図である。 図1に示す表示部の光学系の構成を模式的に示す斜視図である。 図2に示す表示部を第3方向からみた平面図である。 図2等に示す光学装置を第3方向からみたときの説明図である。 図4に示す表示パネルの説明図である。 図2等に示す合成光学系に用いたダイクロイックミラーの透過率−波長特性を示すグラフである。 図2等に示す第1表示パネルから出射される第1色光のスペクトラムを示す説明図である。 図2等に示す第2表示パネルから出射される第2色光および第3色光のスペクトラムを示す説明図である。 図4等に示す合成光のスペクトラムを示す説明図である。 本発明の実施形態4に係る光学装置を第3方向からみたときの説明図である。 図10に示す合成光学系に用いたダイクロイックミラーの透過率−波長特性を示すグラフである。 図10に示す第1表示パネルから出射される第1色光のスペクトラムを示す説明図である。 図10に示す第2表示パネルから出射される第2色光および第3色光のスペクトラムを示す説明図である。 図10に示す合成光Lbのスペクトラムを示す説明図である。 本発明の実施形態6に係る光学装置を第3方向Yからみたときの説明図である。 本発明の実施形態7に係る表示装置の外観の一例を模式的に示す説明図である。 図16に示す表示装置を右側からみた側面図である。 本発明の実施形態8に係る表示装置の説明図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図において、は、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材の数や縮尺を異ならしめてある。
[実施形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る表示装置100の外観の一例を模式的に示す説明図である。図1に示す表示装置100は、シースルー型のアイグラスディスプレイ等の頭部装着型表示装置として構成されており、テンプル111、112を左右に備えたフレーム110を有している。表示装置100は、後述する表示部10がフレーム110に支持されており、表示部10から出射された画像を使用者に虚像として認識させる。本実施形態において、表示装置100は、表示部10として、左眼用の表示部101と、右眼用の表示部102とを備えている。左眼用の表示部101と右眼用の表示部102とは同一の構成をもって左右対称に配置されている。
以下の説明では、左眼用の表示部101を中心に説明し、右眼用の表示部102については説明を省略する。なお、以下の説明では、左右方向を第1方向Xとし、前後方向を第2方向Zとし、上下方向を第3方向Yとして説明する。また、第1方向Xの一方側(左側)にX1を付し、第1方向Xの他方側(右側)にX2を付し、第2方向Zの一方側(後側)にZ1を付し、第2方向Zの他方側(前側)にZ2を付し、第3方向Yの一方側(上側)にY1を付し、第3方向Yの他方側(下側)Y2に付して説明する。ここで、左眼用の表示部101と右眼用の表示部102とは対称に配置されているため、左眼用の表示部101とで表示部102とは、第1方向Xの一方側X1と他方側X2とが左右で反転する。
(表示部10の全体構成)
図2は、図1に示す表示部10の光学系の構成を模式的に示す斜視図である。図3は、図2に示す表示部10を第3方向Yからみた平面図である。なお、図2および図3には、赤色光、緑色光、および青色光に対応する部分に(R)、(G)、(B)を付してある。また、各表示パネル20から出射される色光Lのうち、観察者の眼Eに画像光L0として入射する有効光束のみを図示してある。また、有効光束として、表示パネル20の中央の画素から出射される有効光束を実線で示し、表示パネル20の一方側の端部の画素から出射された有効光束を長い破線で示し、表示パネル20の他方側の端部の画素から出射された有効光束を点線で示してある。
図2および図3に示すように、表示装置100の表示部10(表示部101)は、複数の色光を合成して出射する光学装置150と、光学装置150から出射された合成光Lbを出射部58に導く導光系30とを有している。光学装置150は、複数の表示パネル20と、複数の表示パネル20から出射された色光を合成する合成光学系60とを有している。表示装置100において、合成光学系60と導光系30との間には、投射レンズ系70が配置されており、合成光学系60から出射された合成光Lbは、投射レンズ系70を介して導光系30に入射する。投射レンズ系70は、正のパワーを有する1つのコリメートレンズによって構成されている。
導光系30は、合成光Lbが入射する透光性の入射部40と、第1方向Xの一方端51側が入射部40に接続された透光性の導光部50とを備えており、本実施形態において、入射部40と導光部50とは、一体の透光性部材に構成されている。
入射部40は、合成光学系60から出射された合成光Lbが入射する入射面41と、入射面41から入射した合成光Lbを入射面41との間で反射する反射面42とを備えている。入射面41は、第2方向Zの一方側Z1に向いた平面、非球面、または自由曲面等からなり、投射レンズ系70を介して合成光学系60と対向している。投射レンズ系70は、入射面41の第1方向Xの他方側X2の端部411との間隔が入射面41の第1方向Xの一方側X1の端部412との間隔より広くなるように斜めに配置されている。入射面41には反射膜等が形成されていないが、臨界角以上の入射角で入射した光を全反射する。従って、入射面41は透過性および反射性を備えている。反射面42は、入射面41に対して第2方向Zの他方側Z2に位置する面からなり、第1方向Xの他方側X2の端部422が第1方向Xの一方側X1の端部421より入射面41から離間するように斜めに配置されている。従って、第3方向Yからみたとき、入射部40は略三角形状を有している。反射面42は、平面、非球面、または自由曲面等からなる。反射面42については、反射膜等が形成されておらず、臨界角以上の入射角で入射した光を全反射する構成を採用することができる。また、反射面42は、アルミニウム、銀、マグネシウム、クロム等を主成分とする反射性の金属層が形成されている構成を採用することができる。
導光部50は、一方端51(一方側X1の端部)から第1方向Xの他方端52側(他方側X2の端部)に向けて延在する第1面56(第1反射面)と、第1面56に対して第2方向Zの一方側Z1で第1面56と平行に対向して第1方向Xの一方端51側から他方端52側に向けて延在する第2面57(第2反射面)と、第2面57の入射部40から離間する部分に設けられた出射部58とを備えている。第1面56と入射部40の反射面42とは斜面43を介して繋がっている。第1面56と第2面57との第2方向Zの厚さ(導光部50の第2方向Zの寸法)は、入射部40の第2方向Zの寸法より薄い。第1面56および第2面57は、導光部50と外界(空気)との屈折率差に基づいて、臨界角以上の入射角で入射した光を全反射する。このため、第1面56および第2面57には反射膜等が形成されていない。
出射部58は、導光部50の厚さ方向の第2面57側の一部に構成されている。出射部58では、第3方向Yからみたときに第2面57に対する法線方向から第1方向Xの一方側X1に傾いた複数の部分反射面55が互いに平行に第1方向Xに沿って配置されている。出射部58は、第2面57のうち、複数の部分反射面55に第1方向Xで重なる部分であり、第1方向Xにおいて所定の幅を有する領域である。複数の部分反射面55は各々、誘電体多層膜からなる。また、複数の部分反射面55のうちの少なくとも1つが、誘電体多層膜と、アルミニウム、銀、マグネシウム、クロム等主成分とする反射性の金属層(薄膜)との複合層であってもよい。部分反射面55が金属層を含んでいる構成の場合、部分反射面55の反射率を高める効果や、部分反射面55の透過率および反射率の入射角依存性や偏光依存性を適正化できるという効果がある。なお、出射部58については、回折格子やホログラム等の光学素子を設けた態様であってもよい。
(光学装置150の構成)
図4は、図2等に示す光学装置150を第3方向Yからみたときの説明図である。図5は、図4に示す表示パネル20の説明図であり、図5の上段(a)には、第1表示パネル21の構成を模式的に示してあり、図5の下段(b)には、第2表示パネル22の構成を模式的に示してある。図6は、図2等に示す合成光学系60に用いたダイクロイックミラー611の透過率−波長特性を示すグラフである。
図2、図3および図4に示すように、光学装置150は、2つの表示パネル20(第1表示パネル21および第2表示パネル22)を有している。第1表示パネル21は、図5の上段(a)に示す第1発光素子260を備えた第1画素26を複数備えており、複数の第1画素26の各々から第1色光L1を出射する。第2表示パネル22は、図5の下段(b)に示す第2発光素子270を備えた第2画素27、および図5の下段(b)に示す第3発光素子280を備えた第3画素28を各々、複数備えている。第2表示パネル22は、複数の第2画素27の各々から第1色光L1と異なる波長域の第2色光L2を出射し、複数の第3画素28の各々から第1色光L1および第2色光L2と異なる波長域の第3色光L3を出射する。
合成光学系60は、第1表示パネル21の出射面、および第2表示パネル22の出射面に対して斜めに配置された1つのダイクロイックミラー611を備えたダイクロイックプリズム61によって構成されている。ダイクロイックプリズム61は、投射レンズ系70に対向する出射面616と、出射面616に平行に対向する第1入射面614と、出射面616と第1入射面614との間に形成された第2入射面615と、第2入射面615に平行に対向する端面613とを有している。第3方向Yからみたとき、ダイクロイックミラー611は、出射面616と端面613とが交わる角と、第1入射面614と第2入射面615が交わる角とを結ぶ対角線上に形成されている。
第1表示パネル21は、第1入射面614に平行に配置され、第2表示パネル22は、第2入射面615に平行に配置されている。ダイクロイックミラー611は、第1表示パネル21から出射された第1色光L1を透過して出射面616から出射する一方、第2表示パネル22から出射された第2色光L2および第3色光L3を反射して出射面616から出射する。従って、出射面616からは、第1表示パネル21から出射され色光(第1色光L1)と、第2表示パネル22から出射され色光(第2色光L2および第3色光L3)とを合成した合成光Lbが投射レンズ系70に出射される。
このように構成した光学装置150において、第1色光L1、第2色光L2、および第3色光L3は各々、3原色の色光(赤色光(R)、緑色光(G)、および青色光(B)のいずれかに対応する。本形態において、第1表示パネル21から出射される第1色光L1のピーク波長は、第2表示パネル22から出射される第2色光L2のピーク波長および第3色光L3のピーク波長より短波長である。すなわち、第1表示パネル21から出射される第1色光L1は青色光(B)である。また、第2表示パネル22から出射される第2色光L2は緑色光(G)であり、第2表示パネル22から出射される第3色光L3は赤色光(R)である。
本実施形態において、青色光(B)は、ピーク波長が400nmから500nmまでの間に位置する光であり、緑色光(G)は、ピーク波長が500nmから580nmまでの間に位置する光であり、赤色光(R)は、ピーク波長が580nmから780nmまでの間に位置する光である。従って、ダイクロイックミラー611は、例えば、図6に示す反射率−波長特性を有しており、透過領域と反射領域との境界が500nmから520nmの波長領域に位置する。
(発光素子の構成)
図7は、図4等に示す第1表示パネル21から出射される第1色光L1のスペクトラムを示す説明図であり、図7の上段(a)にダイクロイックミラー611に入射する前のスペクトラムを示し、図7の下段(b)にダイクロイックミラー611を透過した後のスペクトラムを示してある。図8は、図2等に示す第2表示パネル22から出射される第2色光L2および第3色光L3のスペクトラムを示す説明図であり、図8の上段(a)にダイクロイックミラー611に入射する前のスペクトラムを示し、図8の下段(b)にダイクロイックミラー611を反射した後のスペクトラムを示してある。
図5に示す第1発光素子260、第2発光素子270および第3発光素子280は各々、有機エレクトロルミネッセンス素子である。従って、第1表示パネル21および第2表示パネル22のいずれにおいても、基板250の一方面に複数層の絶縁膜251が形成されており、絶縁膜251の層間を利用して配線や駆動素子が形成されており、絶縁膜251に対して基板250とは反対側に第1発光素子260、第2発光素子270および第3発光素子280が形成されている。本形態において、第1発光素子260、第2発光素子270および第3発光素子280は各々、画素電極(陽極)としての第1電極291、正孔輸送層292、発光層293、電子輸送層294、および共通電極(陰極)としての第2電極295等が積層された構造を有している。また、第1電極291と正孔輸送層292との間には正孔注入層が形成されることもある。
本実施形態において、第1発光素子260(第1画素26)、第2発光素子270(第2画素27)および第3発光素子280(第3画素28)は各々、蛍光あるいはりん光を出射する。すなわち、第1発光素子260、第2発光素子270および第3発光素子280において、電子と正孔とが再結合して励起状態が形成された際の一重項励起子によって発光が発生する場合、蛍光が出射される。また、電子と正孔とが再結合して励起状態が形成された際の三重項励起子、および一重項励起子の項間交差によって形成された三重項励起子によって発光が発生する場合、りん光が出射される。
正孔輸送層292は、各種p型の高分子材料や、各種p型の低分子材料を単独または組み合わせて用いることができる。例えば、N,N’−ジ(1−ナフチル)−N,N’−ジフェニル−1,1’−ジフェニル−4,4’−ジアミン(NPD)、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(3−メチルフェニル)−1,1’−ジフェニル−4,4’−ジアミン(TPD)等のテトラアリールベンジジン誘導体、テトラアリールジアミノフルオレン化合物またはその誘導体(アミン系化合物)等が用いられる。
電子輸送層294としては、2,9−ジメチル−4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン(BCP)等のフェナントロリン誘導体、トリス(8−キノリノラト)アルミニウム(Alq3)等の8−キノリノールなしいその誘導体を配位子とする有機金属錯体などのキノリン誘導体、アザインドリジン誘導体、オキサジアゾール誘導体、ペリレン誘導体、ピリジン誘導体、ピリミジン誘導体、キノキサリン誘導体、ジフェニルキノン誘導体、ニトロ置換フルオレン誘導体等が用いられる。
正孔注入層としては、銅フタロシアニンや、4,4’,4’’−トリス(N,N−フェニル−3−メチルフェニルアミノ)トリフェニルアミン(m−MTDATA)、N,N’−ビス−(4−ジフェニルアミノ−フェニル)−N、 N’−ジフェニル−ビフェニル−4−4’−ジアミン等が用いられる。
発光層293において、ホストとしては、アントラセン誘導体、ナフタセン誘導体、ペリレン誘導体、ジスチリルベンゼン誘導体、ジスチリルアミン誘導体、トリス(8−キノリノラト)アルミニウム錯体(Alq)等のキノリノラト系金属錯体、トリアリールアミン誘導体、オキサジアゾール誘導体、シロール誘導体、ジカルバゾール誘導体、オリゴチオフェン誘導体、ベンゾピラン誘導体、トリアゾール誘導体、ベンゾオキサゾール誘導体、ベンゾチアゾール誘導体等が用いられる。
また、発光層293において、赤色用のドーパントとしては、テトラアリールジインデノペリレン誘導体等のペリレン誘導体、ユーロピウム錯体、ベンゾピラン誘導体、ローダミン誘導体、ベンゾチオキサンテン誘導体、ポルフィリン誘導体、ナイルレッド、2−(1,1−ジメチルエチル)−6−(2−(2,3,6,7−テトラヒドロ−1,1,7,7−テトラメチル−1H,5H−ベンゾ(ij)キノリジン−9−イル)エテニル)−4H−ピラン−4H−イリデン)プロパンジニトリル(DCJTB)、4−(ジシアノメチレン)−2−メチル−6−(p−ジメチルアミノスチリル)−4H−ピラン(DCM)等が用いられる。また、赤色燐光材料としては、赤色の燐光を発するものであれば特に限定されず、例えば、イリジウム、ルテニウム、白金、オスミウム、レニウム、パラジウム等の金属錯体が挙げられ、これら金属錯体の配位子の内の少なくとも1つがフェニルピリジン骨格、ビピリジル骨格、ポルフィリン骨格等を持つもの等が用いられる。
青色用のドーパントとしては、ジスチリルジアミン系化合物等のジスチリルアミン誘導体、フルオランテン誘導体、ピレン誘導体、ペリレンおよびペリレン誘導体、アントラセン誘導体、ベンゾオキサゾール誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、ベンゾイミダゾール誘導体、クリセン誘導体、フェナントレン誘導体、ジスチリルベンゼン誘導体、テトラフェニルブタジエン、4,4’−ビス(9−エチル−3−カルバゾビニレン)−1,1’−ビフェニル(BCzVBi)、ポリ[(9.9−ジオクチルフルオレン−2,7−ジイル)−コ−(2,5−ジメトキシベンゼン−1,4−ジイル)]、ポリ[(9,9−ジヘキシルオキシフルオレン−2,7−ジイル)−オルト−コ−(2−メトキシ−5−{2−エトキシヘキシルオキシ}フェニレン−1,4−ジイル)]、ポリ[(9,9−ジオクチルフルオレン−2,7−ジイル)−コ−(エチルニルベンゼン)]等が用いられる。また、青色燐光材料としては、青色の燐光を発するものであれば、特に限定されず、例えば、イリジウム、ルテニウム、白金、オスミウム、レニウム、パラジウム等の金属錯体等が用いられる。
緑色用のドーパントとしては、キナクリドン誘導体等のキナクリドンおよびその誘導体、9,10−ビス[(9−エチル−3−カルバゾール)−ビニレニル]−アントラセン、ポリ(9,9−ジヘキシル−2,7−ビニレンフルオレニレン)、ポリ[(9,9−ジオクチルフルオレン−2,7−ジイル)−コ−(1,4−ジフェニレン−ビニレン−2−メトキシ−5−{2−エチルヘキシルオキシ}ベンゼン)]、ポリ[(9,9−ジオクチル−2,7−ジビニレンフルオレニレン)−オルト−コ−(2−メトキシ−5−(2−エトキシルヘキシルオキシ)−1,4−フェニレン)]等が用いられる。また、緑色燐光材料としては、緑色の燐光を発するものであれば特に限定されず、例えば、例えば、イリジウム、ルテニウム、白金、オスミウム、レニウム、パラジウム等の金属錯体が挙げられる。中でも、これら金属錯体の配位子の内の少なくとも1つが、フェニルピリジン骨格、ビピリジル骨格、ポルフィリン骨格等を持つものが好ましい。
本実施形態において、第1発光素子260、第2発光素子270、および第3発光素子280は各々、例えば、以下の構造を有している。
第1発光素子260
正孔輸送層292=40nm
発光層293=8質量%の青色用ドーパントを含むホスト材(15nm)
電子輸送層294=25nm
第2発光素子270
正孔輸送層292=40nm
発光層293=10質量%の緑色用ドーパントを含むホスト材(15nm)
電子輸送層294=25nm
第3発光素子280
正孔輸送層292=40nm
発光層293=1.5質量%の赤色用ドーパントを含むホスト材(15nm)
電子輸送層294=25nm
本実施形態において、有機エレクトロルミネッセンス素子を、光共振器を備えたトップエミッション型として構成する場合、第1電極291に対して基板250の側にアルミニウム等の反射層296が形成され、第2電極295は、マグネシウム−銀合金からなる厚さが10nmのハーフミラー層によって構成される。また、図5では、第1発光素子260、第2発光素子270、および第3発光素子280において、各層を同一の厚さで表してあるが、第1電極291や発光層293等の膜厚を調整して、第2電極295と反射層296との間等の光学長が調整される。本形態において、波長域は以下の関係にある。
第1色光L1(B)<第2色光L2(G)<第3色光L3(R)
従って、第1電極291や発光層293等の厚さは、以下の関係にある。
第1発光素子260<第2発光素子270<第3発光素子280
このように構成した第1表示パネル21から出射される第1色光L1(B)のスペクトラムは図7の上段(a)に示す通りであり、ピーク波長は470nmである。第2表示パネル22から出射される第2色光L2(G)のスペクトラムは図8の上段(a)に示す通りであり、ピーク波長は540nmである。第2表示パネル22から出射される第3色光L3(R)のスペクトラムは図8の上段(a)に示す通りであり、ピーク波長は612nmである。
(基本動作)
図9は、図4等に示す合成光Lbのスペクトラムを示す説明図である。表示装置100において、第1表示パネル21および第2表示パネル22を駆動すると、第1表示パネル21は合成光学系60に向けて第1色光L1(B)を出射し、第1色光L1(B)がダイクロイックミラー611を透過した後のスペクトラムは、図7の下段(b)に示す通りである。第2表示パネル22は合成光学系60に向けて第2色光L2(G)および第3色光L3(R)を出射し、第2色光L2(G)および第3色光L3(R)がダイクロイックミラー611を透過した後のスペクトラムは、図8の下段(b)に示す通りである。
そして、第1色光L1(R)、第2色光L2(G)、および第3色光L3(B)は、合成光学系60によって合成され、合成光学系60から出射された合成光Lbは、投射レンズ系70を介して導光系30の入射部40に入射する。合成光Lbのスペクトラムは、例えば、図9に示す通りである。
入射部40から入射した平行光からなる合成光Lbは、入射面41で屈折し、反射面42に向かう。次に、合成光Lbは、反射面42で反射されて再び、入射面41に向かう。その際、入射面41には、合成光Lbが臨界角以上の入射角で入射するため、合成光Lbは、入射面41で導光部50に向けて反射され、導光部50に向かう。なお、入射部40では、平行光なる合成光Lbが入射面41に入射する構成になっているが、入射面41および反射面42を自由曲面等によって構成し、非平行光なる合成光Lbが入射面41に入射した後、反射面42と入射面41との間で反射する間に平行光に変換される構成を採用してもよい。この場合、投射レンズ系70を省略することができる。
導光部50では、合成光Lbが第1面56と第2面57との間で反射して第1方向Xの一方側X1から他方側X2に進行する。そして、部分反射面55に入射した合成光Lbの一部は、部分反射面55で反射して出射部58から観察者の眼Eに向けて出射される。また、部分反射面55に入射した合成光Lbの残りは、部分反射面55を透過し、第1方向Xの他方側X2で隣り合う次の部分反射面55に入射する。このため、複数の部分反射面55の各々において、第2方向Zの一方側Z1に反射した合成光Lbは、出射部58から観察者の眼Eに向けて出射される。
従って、観察者は、第1表示パネル21から出射された第1色光L1(B)と、第2表示パネル22から出射された第2色光L2(G)および第3色光L3(R)とを合成したカラー画像を認識することができる。このように構成した表示装置100において、観察者が認識する画像は、第1方向Xに沿う方向が水平方向Hであり、第3方向Yに沿う方向が垂直方向Vである。また、外界の光は、外界から導光部50に入射した光は、導光部50に入射した後、部分反射面55を透過して観察者の眼Eに到達する。このため、観察者は、外界の景色等をシースルーでみることができる。
(本実施形態の主な効果)
以上説明したように、本実施形態においては、第1表示パネル21から出射された第1色光L1と、第2表示パネル22から出射された第2色光L2および第3色光L3とを合成光学系60で合成するため、2つの表示パネル20(第1表示パネル21および第2表示パネル22)で明るいカラー表示を提供することができる。また、表示パネル20が2つで済むため、組み立てを効率よく行うことができる。さらに、表示パネル20が2つで済むため、合成光学系60は、1つのダイクロイックミラー611を備えればよい。また、第1表示パネル21および第2表示パネル22はいずれも発光素子を備えた表示パネルであるため、液晶パネルと違って、光源等を必要としない。それ故、表示装置100の小型化、軽量化、低コスト化を図ることができる。
また、第1色光L1のピーク波長は、第2色光L2のピーク波長および第3色光L3のピーク波長より短波長である。すなわち、第1色光L1は青色光(B)であり、第2色光L2および第3色光L3は各々、緑色光(G)および赤色光(R)である。一般に、短波長を出射する発光素子は、長波長を出射する発光素子より、同一条件で駆動した際、寿命が短い傾向にある。従って、1つの色光を出射する第1表示パネル21から短波長の光を出射すれば、第1色光L1、第2色光L2および第3色光L3の輝度を等しくした場合でも、第1表示パネル21に対する負荷を軽減することができる。それ故、第1表示パネル21の寿命を延ばすことができる。
なお、本実施形態では、短波長を出射する発光素子は、長波長を出射する発光素子より、同一条件で駆動した際、寿命が短い傾向にあるとして、1つの色光を出射する第1表示パネル21から短波長の青色光(B)を出射する構成を採用したが、使用する材料等によって、青色光(R)以外の色光を出射する発光素子の寿命が短い場合、寿命の短い発光素子を備えた表示パネルから1つの色光を出射するように構成してもよい。例えば、緑色光(G)を出射する発光素子の寿命が短い等の事情がある場合、第1色光L1、第2色光L2、および第3色光L3と、青色光(B)、緑色光(G)、および赤色光(R)との対応を以下のように設定してもよい。
第1色光L1=緑色光(G)
第2色光L2=青色光(B)
第3色光L3=赤色光(R)
また、赤色光(R)を出射する発光素子の寿命が短い等の事情がある場合、第1色光L1、第2色光L2、および第3色光L3と、青色光(B)、緑色光(G)、および赤色光(R)との対応を以下のように設定してもよい。
第1色光L1=赤色光(R)
第2色光L2=青色光(B)
第3色光L3=緑色光(G)
[実施形態2]
上記実施形態1では、第1色光L1、第2色光L2、および第3色光L3と、青色光(B)、緑色光(G)、および赤色光(R)との対応を、各色光の波長(寿命)に基づいて設定したが、発光メカニズムの違いに基づいて、第1色光L1、第2色光L2、および第3色光L3と、青色光(B)、緑色光(G)、および赤色光(R)との対応を設定してもよい。例えば、第1発光素子260は、一重項励起子および三重項励起子のうちの一方の励起子によって発光し、第2発光素子270および第3発光素子280は、一重項励起子および三重項励起子のうちの他方の励起子によって発光する態様を採用してもよい。より具体的には、第1発光素子260が一重項励起子によって青色光(B)の蛍光(第1色光L1(B))を出射し、第2発光素子270および第3発光素子280が各々、三重項励起子によって、緑色光(G)のりん光(第2色光L(G))、および赤色光(R)のりん光(第3色光L(R))を出射するように構成してもよい。
この場合、第1発光素子260、第2発光素子270、および第3発光素子280は各々、例えば、以下の構造を有している。
第1発光素子260
正孔輸送層292=40nm
発光層293(蛍光材料)
=8質量%の青色用ドーパントを含むホスト材(15nm)
電子輸送層294=25nm
第2発光素子270
正孔輸送層292=40nm
発光層293(りん光材料)
=10質量%の緑色用ドーパントを含むホスト材(15nm)
電子輸送層294=25nm
第3発光素子280
正孔輸送層292=40nm
発光層293(りん光材料)
=1.5質量%の赤色用ドーパントを含むホスト材(15nm)
電子輸送層294=25nm
このように構成した場合、第2発光素子270および第3発光素子280を形成する工程において、使用する材料を共通化しやすいという利点がある。
[実施形態3]
実施形態2では、第1色光L1、第2色光L2、および第3色光L3と、青色光(B)、緑色光(G)、および赤色光(R)との対応を発光メカニズムに基づいて設定したが、単純な蛍光および熱活性型遅延蛍光のいずれの発光メカニズムであるかに基づいて、第1色光L1、第2色光L2、および第3色光L3と、青色光(B)、緑色光(G)、および赤色光(R)との対応を蛍光およびりん光とによって設定してもよい。
例えば、第1発光素子260については、第1色光L1として、単純な蛍光からなる青色光(B)を出射し、第2発光素子270および第3発光素子280については、第2色光L2および第3色光L3として、熱活性型遅延蛍光からなる緑色光(G)および赤色光(R)を出射するように構成してもよい。かかる構成の場合、熱活性型遅延蛍光では、発光効率が極めて高いので、第2表示パネル22に形成された第2発光素子270および第3発光素子280に対する負荷を軽減することができる。従って、第2表示パネル22に形成された第2発光素子270および第3発光素子280から高い輝度で色光を出射させても、第2表示パネル22の寿命を延ばすことができるという利点がある。
[実施形態4]
図10は、本発明の実施形態4に係る光学装置150を第3方向Yからみたときの説明図である。図11は、図10に示す合成光学系60に用いたダイクロイックミラー611の透過率−波長特性を示すグラフである。図12は、図10に示す第1表示パネル21から出射される第1色光L1のスペクトラムを示す説明図であり、図12の上段(a)にダイクロイックミラー611に入射する前のスペクトラムを示し、図12の下段(b)にダイクロイックミラー611を反射した後のスペクトラムを示してある。図13は、図10に示す第2表示パネル22から出射される第2色光L2および第3色光L3のスペクトラムを示す説明図であり、図13の上段(a)にダイクロイックミラー611に入射する前のスペクトラムを示し、図13の下段(b)にダイクロイックミラー611を透過した後のスペクトラムを示してある。図14は、図10に示す合成光Lbのスペクトラムを示す説明図である。なお、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
上記実施形態1において、合成光学系60(ダイクロイックプリズム61)に用いたダイクロイックミラー611は、第1色光L1を透過し、第2色光L2および第3色光L3を反射する特性を備えていた。これに対して、本実施形態においては、図10に示すように、合成光学系60(ダイクロイックプリズム61)に用いたダイクロイックミラー611が、第1色光L1を反射し、第2色光L2および第3色光L3を透過する。このため、第1表示パネル21は第2入射面615に平行に対向するように配置され、第2表示パネル22は第1入射面614に平行に対向するように配置されている。本形態において、第1色光L1を赤色光(R)とし、第2色光L2を青色光(B)とし、第3色光L3を緑色光(G)としてある。従って、図10に示す合成光学系60に用いたダイクロイックミラー611の透過率−波長特性は、図11に示す通りであり、透過領域と反射領域との境界が590nmから600nmの波長領域に位置する。従って、ダイクロイックミラー611は、第1色光L1(R)を反射し、第2色光L2(B)および第3色光L3(G)を透過する。
かかる実施形態において、第1発光素子260、第2発光素子270、および第3発光素子280は各々、例えば、以下の構造を有している。
第1発光素子260
正孔輸送層292=40nm
発光層293=1.5質量%の赤色用ドーパントを含むホスト材(15nm)
電子輸送層294=25nm
第2発光素子270
正孔輸送層292=40nm
発光層293=8質量%の青色用ドーパントを含むホスト材(15nm)
電子輸送層294=25nm
第3発光素子280
正孔輸送層292=40nm
発光層293=10質量%の緑色用ドーパントを含むホスト材(15nm)
電子輸送層294=25nm
このように構成した第1表示パネル21から出射される第1色光L1(R)のスペクトラムは図12の上段(a)に示す通りであり、ピーク波長は612nmである。第1表示パネル21から出射される第1色光L1(R)がダイクロイックミラー611を反射した後のスペクトラムは図12の下段(b)に示す通りである。第2表示パネル22から出射された第2色光L2(B)のスペクトラムは図13の上段(a)に示す通りであり、ピーク波長は469nmである。第2表示パネル22から出射される第3色光L3(G)のスペクトラムは図13の上段(a)に示す通りであり、ピーク波長は542nmである。第2表示パネル22から出射された第2色光L2(B)、および第2表示パネル22から出射された第3色光L3(G)がダイクロイックミラー611を透過した後のスペクトラムは図13の下段(b)に示す通りである。そして、第1色光L1(R)、第2色光L2(G)、および第3色光L3(B)は、合成光学系60によって合成され、合成光学系60から出射された合成光Lbのスペクトラムは、例えば、図14に示す通りである。
[実施形態5]
第1表示パネル21から出射される第1色光L1、第2表示パネル22から出射される第2色光L2、および第2表示パネル22から出射される第3色光L3と、青色光(B)、緑色光(G)、および赤色光(R)との対応については、ピーク波長が近い2つの色光を第2表示パネル22から出射し、2つの色光からピーク波長が離れた1つの色光を第1表示パネル22から出射するように構成してもよい。すなわち、第2色光L2のピーク波長と第3色光L3のピーク波長との波長差は、第1色光L1のピーク波長と第2色光L2のピーク波長との波長差、および第1色光L1のピーク波長と第3色光L3のピーク波長との波長差より小さい。このように構成すれば、合成光学系60に用いるダイクロイックミラー611等を適正に設計するのが容易である。また、ダイクロイックミラー611の光学特性等を最適化しやすいので、光量のロスを低減することができる。
例えば、青色光(B)のピーク波長と緑色光(G)のピーク波長との波長差と、緑色光(G)のピーク波長と赤色光(R)のピーク波長との波長差を比較した際、青色光(B)のピーク波長と緑色光(G)のピーク波長との波長差が、緑色光(G)のピーク波長と赤色光(R)のピーク波長との波長差より大きい場合、以下のように設定する。
第1色光L1=青色光(B)
第2色光L2=緑色光(G)
第3色光L3=赤色光(R)
これに対して、青色光(B)のピーク波長と緑色光(G)のピーク波長との波長差と、緑色光(G)のピーク波長と赤色光(R)のピーク波長との波長差を比較した際、青色光(B)のピーク波長と緑色光(G)のピーク波長との波長差が、緑色光(G)のピーク波長と赤色光(R)のピーク波長との波長差より小さい場合、以下のように設定する。
第1色光L1=赤色光(R)
第2色光L2=青色光(B)
第3色光L3=緑色光(G)
[実施形態6]
図15は、本発明の実施形態6に係る光学装置150を第3方向Yからみたときの説明図である。なお、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
上記実施形態1〜4において、合成光学系60は、ダイクロイックミラー611によって、第1表示パネル21および第2表示パネル22の一方から出射された色光を透過し、他方から出射された色光を反射した。これに対して、本実施形態では、図15に示すように、第1表示パネル21から出射された色光(第1色光L1)を反射し、第2表示パネル22から出射された色光(第2色光L2および第3色光L3)を透過する第1ダイクロイックミラー618と、第1表示パネル21から出射された色光(第1色光L1)を透過し、第2表示パネル22から出射された色光(第2色光L2および第3色光L3)を反射する第2ダイクロイックミラー619とを有している。
例えば、第1ダイクロイックミラー618は、第1表示パネル21から出射された青色光(B)の第1色光L1(B)を反射し、第2表示パネル22から出射された緑色光(G)の第2色光(L2(G))、および赤色光(R)の第3色光L3(R)を透過する。これに対して、第2ダイクロイックミラー619は、第1表示パネル21から出射された青色光(B)の第1色光L1(B)を透過し、第2表示パネル22から出射された緑色光(G)の第2色光(L2(G))、および赤色光(R)の第3色光L3(R)を反射する。
このように構成した場合も、2つの表示パネル(第1表示パネル21および第2表示パネル22)によってカラー画像を観察者に認識させることができる。
[実施形態7]
図16は、本発明の実施形態7に係る表示装置100の外観の一例を模式的に示す説明図である。図17は、図16に示す表示装置100を右側からみた側面図である。図1に示す表示装置100では、表示パネル20および合成光学系60(ダイクロイックプリズム61)を観察者の耳側に配置し、耳側から鼻側に向けて合成光Lbを導いた。これに対して、本実施形態では、図16および図17に示すように、表示パネル20、および合成光学系60(ダイクロイックプリズム61)、および投射レンズ系70が眼前の上方に配置し、導光部50が上方から下方に延在している。このため、上方から下方に向けて合成光Lbを導いて眼Eに向けて出射する。従って、本実施形態では、上下方向が第1方向Xに相当し、前後方向が第2方向Zに相当し、左右方向が第3方向Yに相当する。また、第1方向Xの一方側X1(導光部50の一方端51側)は上側に相当し、第1方向Xの他方側X2(導光部50の他方端52側)は下側に相当する。また、画像の垂直方向Vは、第1方向Xに相当し、画像の水平方向Hは、第3方向Yに相当する。
このように構成した表示装置100の表示部101において、表示パネル20の各画素から出射された色光Lは、各色に対応する光がダイクロイックプリズム61で合成された後、合成光Lbは、入射部40を介して導光部50に入射する。そして、合成光Lbは、導光部50において、第2方向Zで対向する第1面56と第2面57との間で反射しながら第1方向Xの一方端51側から他方端52側に進行し、出射部58から第2方向Zの一方側Z1に向けて出射される。従って、観察者は、第1方向Xに沿う垂直方向V、および第3方向Yに沿う水平方向Hの画像を認識することができる。
[実施形態8]
図18は、本発明の実施形態8に係る表示装置300の説明図である。実施形態1〜6では、頭部装着型の表示装置100の表示部10に用いられる光学装置150を中心に説明したが、光学装置150は、図18に示すように、プロジェクターと称せられる投射型の表示装置300に用いてもよい。かかる表示装置300は、合成光学系60から出射された合成光Lbをスクリーン等の被投射部材390に拡大投射する投射光学系310を有している。
[実施形態8]
上記実施形態では、第1表示パネル21と第2表示パネル22とが同一サイズであったが、第2表示パネル22が第1表示パネル21よりサイズが大きい態様を採用してもよい。この場合、第2表示パネル22に形成した第2画素27(第2発光素子270)、および第3画素28(第3発光素子280)のサイズを第1表示パネル21に形成した第1画素26(第1発光素子210)より大きくすることができる。このため、第2発光素子270、および第3発光素子280に大きな負荷をかけずに、第2色光L2および第3色光L3の輝度を高めることができる。
[実施形態9]
上記実施形態では、第1発光素子260、第2発光素子270、および第3発光素子280が各々、異なる色光を出射したが、第1発光素子260、第2発光素子270、および第3発光素子280から出射された白色光を第1画素26、第2画素27、および第3画素28に設けたカラーフィルターによって着色し、各色の色光を出射する態様を採用してもよい。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、第1発光素子260、第2発光素子270、および第3発光素子280として、色光を基板250とは反対側に向けて出射するトップエミッション型の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた場合を例示したが、色光を基板250側から出射するボトムエミッション型の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた態様を採用してもよい。
上記実施の形態では、表示パネル20において、複数の画素が各々、発光素子として、有機エレクトロルミネッセンス素子を備えた場合を例示したが、発光素子として、発光ダイオード等を備えている場合に本発明を適用してもよい。
10、101、102…表示部、20…表示パネル、21…第1表示パネル、22…第2表示パネル、26…第1画素、27…第2画素、28…第3画素、30…導光系、40…入射部、41…入射面、42…反射面、50…導光部、55…部分反射面、56…第1面、57…第2面、58…出射部、60…合成光学系、61…ダイクロイックプリズム、70…投射レンズ系、100、300…表示装置、110…フレーム、111、112…テンプル、150…光学装置、614…第1入射面、615…第2入射面、250…基板、260…第1発光素子、270…第2発光素子、280…第3発光素子、291…第1電極、292…正孔輸送層、293…発光層、294…電子輸送層、295…第2電極、296…反射層、310…投射光学系、390…被投射部材、611…ダイクロイックミラー、613…端面、616…出射面、618…第1ダイクロイックミラー、619…第2ダイクロイックミラー、E…眼、L0…画像光、L1…第1色光、L2…第2色光、L3…第3色光、Lb…合成光。

Claims (11)

  1. 各々が第1発光素子を備えた複数の第1画素を備え、前記複数の第1画素の各々から第1色光を出射する第1表示パネルと、
    各々が第2発光素子を備えた複数の第2画素、および各々が第3発光素子を備えた複数の第3画素を備え、前記複数の第2画素の各々から前記第1色光と異なる波長域の第2色光を出射し、前記複数の第3画素の各々から前記第1色光および前記第2色光と異なる波長域の第3色光を出射する第2表示パネルと、
    前記第1表示パネルから出射された光と前記第2表示パネルから出射された光とを合成する合成光学系と、
    を有することを特徴とする光学装置。
  2. 請求項1に記載の光学装置において、
    前記第1発光素子、前記第2発光素子、および前記第3発光素子は有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする光学装置。
  3. 請求項2に記載の光学装置において、
    前記第1色光のピーク波長は、前記第2色光のピーク波長および前記第3色光のピーク波長より短波長であることを特徴とする光学装置。
  4. 請求項2に記載の光学装置において、
    前記第1発光素子は、一重項励起子および三重項励起子のうちの一方の励起子によって発光し、
    前記第2発光素子および前記第3発光素子は、一重項励起子および三重項励起子のうちの他方の励起子によって発光することを特徴とする光学装置。
  5. 請求項2に記載の光学装置において、
    前記第2色光のピーク波長と前記第3色光のピーク波長との波長差は、前記第1色光のピーク波長と前記第2色光のピーク波長との波長差、および前記第1色光のピーク波長と前記第3色光のピーク波長との波長差より小さいことを特徴とする光学装置。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の光学装置において、
    前記合成光学系は、前記第1色光を透過し、前記第2色光および前記第3色光を反射するダイクロイックミラーを備えていることを特徴とする光学装置。
  7. 請求項1から5までの何れか一項に記載の光学装置において、
    前記合成光学系は、前記第1色光を反射し、前記第2色光および前記第3色光を透過するダイクロイックミラーを備えていることを特徴とする光学装置。
  8. 請求項1から5までの何れか一項に記載の光学装置において、
    前記合成光学系は、前記第1色光を反射し、前記第2色光および前記第3色光を透過する第1ダイクロイックミラーと、前記第1色光を透過し、前記第2色光および前記第3色光を反射する第2ダイクロイックミラーと、を備えていることを特徴とする光学装置。
  9. 請求項1から8までの何れか一項に記載の光学装置において、
    前記第2画素および前記第3画素は、前記第1画素よりサイズが大きいことを特徴とする光学装置。
  10. 請求項1から9までの何れか一項に記載の光学装置を備えた表示装置であって、
    前記合成光学系から出射された光を導光して観察者の面に向けて出射する導光系を有することを特徴とする表示装置。
  11. 請求項1から9までの何れか一項に記載の光学装置を備えた表示装置であって、
    前記合成光学系から出射された光を投射する投射光学系を有することを特徴とする表示装置。
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